JPH0624602U - 電磁誘導加熱のスチ−ムカ−ラ−の保湿表示装置 - Google Patents

電磁誘導加熱のスチ−ムカ−ラ−の保湿表示装置

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JPH0624602U
JPH0624602U JP951291U JP951291U JPH0624602U JP H0624602 U JPH0624602 U JP H0624602U JP 951291 U JP951291 U JP 951291U JP 951291 U JP951291 U JP 951291U JP H0624602 U JPH0624602 U JP H0624602U
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electromagnetic induction
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良典 才ノ本
正之 林
敏浩 坂本
俊彦 井上
博行 棚池
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Sanso Electric Co Ltd
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Sanso Electric Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、スチームカーラーにヒーターや電
気接点を取りつけることなく、水につけて簡単に加熱で
き、しかも加熱状態や保湿状態がわかって、効率よくカ
ールすることにある。 【構成】 電磁誘導の加熱棒6に、ヨーク10を内装し
て外周部に保湿布11を装着したスチームカーラー1を
加熱自在に挿着するようにしている。そして、上記の電
磁誘導加熱回路14にタイマー16を設けて、所定の加
熱時間の経過にしたがって加熱状態、保湿状態、水分蒸
発状態を段階的に表示する表示装置19を上記タイマー
16に接続し、加熱状態のランプ17、保湿状態のラン
プ18を順次点灯したり、点滅できるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、美容分野における電磁誘導加熱のスチ−ムカ−ラ−の保湿表示装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱式のヘア−カ−ラ−は、ヘア−カ−ラ−にヒ−タ−を内装し、この ヒ−タ−に電源を接続して所定の温度に加熱するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ヘア−カ−ラ−に電気接点が必要であり、電源を直接的にヘア−カ− ラ−に接続して加熱しなければならなかった。また、ヒ−タ−を内装しているた め、ヘア−カ−ラ−が汚れた場合、水洗いに注意を必要とするものであった。特 に、スチ−ムカ−ラ−では、ヘア−カ−ラ−を水に注意深くつける必要があった 。また、ヘア−カ−ラ−の保湿状態を正確に表示するのが難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、電 磁誘導の加熱棒に、ヨ−クを内装して外周部に保湿布を装着したスチ−ムカ−ラ −を加熱自在に挿着するとともに、上記の電磁誘導加熱回路にタイマ−を設けて 、所定の加熱時間の経過にしたがって保湿状態を段階的に表示する表示装置を上 記したタイマ−に接続したことを特徴とする電磁誘導加熱のスチ−ムカ−ラ−の 保湿表示装置を提供するにある。
【0005】
【作用】
本考案によれば、スチ−ムカ−ラ−を電磁誘導で加熱することによって、スチ −ムカ−ラ−にヒ−タ−や電気接点を必要とせずに、特に制約がなく、水につけ て加熱できて、簡単に使用することができる。そして、電磁誘導加熱回路に設け たタイマ−に接続して加熱時間の経過にしたがって保湿状態を段階的に表示する 表示装置によって、スチ−ムカ−ラ−の加熱状態、保湿状態を知ることができ、 髪の水分率をキ−プしながら効率よくカ−ルすることができて、カ−ルを長持ち させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。図1以下は、本考案の一実施例 である。スチ−ムカ−ラ−1の電磁誘導加熱装置2は、図1のように蓋体3を上 方に開閉自在とした装置本体4の一部に円環状のカ−ラ−挿入部5を設け、その 中央部に電磁誘導加熱用の加熱棒6を垂直状に内装しているとともに、その周部 にスチ−ムカ−ラ−1を取り出し可能に挿入して熱効率よく加熱できるようにし ている。
【0007】 上記加熱棒6は、図のようにフエライト磁石の軸芯7のまわりに電磁誘導加熱 用の誘導コイル8をその上下の端部側で密に、中央部で粗いピッチで巻回し、ス チ−ムカ−ラ−1を均一の温度分布に加熱できるようにしている。スチ−ムカ− ラ−1は、図のように所定径の筒状体のもので、蓄熱性の合成樹脂材の筒状体9 に薄鉄板の筒状のヨ−ク10を内装して形成している。そして、その外周面に保 湿用の布材11を装着しているとともに、周辺に一定の間隔でヘア−を巻き取り やすく合成樹脂材のコ−ム部12を取りつけている。そして、スチ−ムカ−ラ− 1を挿入する加熱棒6の下部には、図のようにコイルを1回巻いたサ−チコイル 13を設けており、スチ−ムカ−ラ−1が正常な位置に挿入されたことを検出で きるようにしている。
【0008】 上記スチ−ムカ−ラ−1の電磁誘導加熱用の加熱棒6の電磁誘導加熱回路14 には、図2のようにマイクロコンピュ−タ−15を配設していて、スチ−ムカ− ラ−1の加熱時間をマイクロコンピュ−タ−15に内蔵したタイマ−16で計測 するようにしている。そして、タイマ−16に発光ダイオ−ドのようなランプ1 8、19接続し、スチ−ムカ−ラ−1の加熱状態、使用可能な保湿状態、水分蒸 発状態を図3のように上記各ランプ18、19の表示装置17で順次点灯したり 、点滅したりして外部に分かりやすく表示するようにしている。必要により、ブ ザ−や音声等で報知するようにもできる。
【0009】 大大サイズ、大サイズ、中サイズの各サイズのスチ−ムカ−ラ−1に内装して いるヨ−ク10の加熱温度と電磁誘導加熱回路14の電流検出回路20での電流 値は、図4のような関係にある。そこで、電磁誘導加熱回路14をマイクロコン ピュ−タ−15によって発振回路21、ドライブ回路22を駆動し、スチ−ムカ −ラ−1を加熱するとともに、電流検出回路10で電流を検出して所定の電流と なるようにスチ−ムカ−ラ−1を保湿状態に保温するようにしている。また、そ れぞれのスチ−ムカ−ラ−1の過熱状態となる規定値以下の電流値を検出して電 磁誘導加熱回路14を遮断したり、タイマ−16で各スチ−ムカ−ラ−に対応し た一定時間が経過したときに、電磁誘導加熱回路14を遮断したりして安全処理 を施すようにしている。
【0010】 またさらに、加熱棒6の下方部には、図のように加熱棒6の温度を検出可能に サ−ミスタ−のような温度センサ−23を取り付け、マイクロコンピュ−タ−1 5の所定のプログラム設定等によって加熱棒6の過熱防止を行えるようにしてい る。
【0011】 したがって、たとえば所定のスチ−ムカ−ラ−1を水につけてカ−ラ−挿入部 5に挿入すると、加熱棒6によって電磁誘導で加熱され、タイマ−6によって表 示装置19の加熱状態のランプ17が5〜10秒点灯し、ついで保温状態となっ て保湿状態のランプ18が10秒間点灯し、水分蒸発にしたがって順次点滅して いく。そのため、スチ−ムカ−ラ−1がどの状態にあるかがただちに分かり、保 温されて保湿状態のスチ−ムカ−ラ−1を抜きとって適正に使用することができ る。
【0012】 特に本実施例では、スチ−ムカ−ラ−を加熱棒で均一な温度分布に加熱できる ため、スチ−ムが均一に出て、ヘア−を均一にカ−ルすることができる。
【0013】 なお、加熱棒の誘導コイルの巻き方は、上記実施例の他に、ピッチを均一状と したり、その他のランダムのものとしたり、適宜に行うことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、スチ−ムカ−ラ−にヒ−タ−や電気接点を取 りつける必要がなくなったので、スチ−ムカ−ラ−を容易に水につけて加熱棒に 挿着するだけで熱効率よく電磁誘導加熱でき、簡単に、かつ安全に使用すること ができる。そして、スチ−ムカ−ラ−を加熱棒に挿着すると、タイマ−によって 、スチ−ムカ−ラ−の加熱状態、保湿状態、水分蒸発状態などを表示装置で順次 表示するので、スチ−ムカ−ラ−を適切に使用でき、髪の水分をキ−プしながら 、効率よくカ−ルできてカ−ルを長持ちさせることができる。
【提出日】平成3年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 上記スチームカーラー1の電磁誘導加熱用の加熱棒6の電 磁誘導加熱回路14には、図2のようにマイクロコンピューター15を配設して いて、スチームカーラー1の加熱時間をマイクロコンピューター15に内蔵した タイマーl6で計測するようにしている。そして、タイマー16に発光ダイオー ドのようなランプ17、18を接続し、スチームカーラー1の加熱状態、使用可 能な保湿状態、水分蒸発状態を図3のように上記各ランプ17、18の表示装置19 で順次点灯したり、点滅したりして外部に分かりやすく表示するようにして いる。必要により、ブザーや音声等で報知するようにもできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 大大サイズ、大サイズ、中サイズの各サイズのスチームカ ーラー1に内装しているヨーク10の加熱温度と電磁誘導加熱回路14の電流検 出回路20での電流値は、図4のような関係にある。そこで、電磁誘導加熱回路 14をマイクロコンピューター15によって発振回路21、ドライブ回路22を 駆動し、スチームカーラー1を加熱するとともに、電流検出回路20で電流を検 出して所定の電流となるようにスチームカーラー1を保湿状態に保温するように している。また、それぞれのスチームカーラー1の過熱状態となる規定値以下の 電流値を検出して電磁誘導加熱回路14を遮断したり、タイマー16で各スチー ムカーラーに対応した一定時間が経過したときに、電磁誘導加熱回路14を遮断 したりして安全処理を施すようにしている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 したがって、たとえば所定のスチームカーラー1を水につ けてカーラー挿入部5に挿入すると、加熱棒6によって電磁誘導で加熱され、タ イマー6によって表示装置19の加熱状態のランプ17が5〜10秒点灯し、つ いで保温状態となって保湿状態のランプ18が約1分間点灯し、水分蒸発にした がって順次点滅していく。そのため、スチームカーラー1がどの状態にあるかが ただちに分かり、保温されて保湿状態のスチームカーラー1を抜きとって適正に 使用することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、スチームカーラーにヒーターや電気接点を取 りつける必要がなくなったので、スチームカーラーを容易に水につけて加熱棒に 挿着するだけで熱効率よく電磁誘導加熱でき、簡単に、かつ安全に使用すること ができる。そして、スチームカーラーを加熱棒に挿着すると、タイマーによって 、スチームカーラーの加熱状態、保湿状態、水分蒸発状態などを表示装置で順次 表示するので、スチームカーラーを適切に使用でき、髪に水分を与えながら、効 率よくカールできてカールを長持ちさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部省略した電磁誘導加熱
装置の側断面図、
【図2】同上の電磁誘導加熱回路の概要図、
【図3】同上のスチ−ムカ−ラ−の加熱状態、保湿状態
の表示装置部の一部省略した平面図、
【図4】同上のスチ−ムカ−ラ−のヨ−クの加熱温度と
電磁誘導加熱回路の検出加熱電流の関係図。
【符号の説明】
1…スチ−ムカ−ラ− 6…加熱棒 1
0…ヨ−ク 11…保湿布 14…電磁誘導加熱回路
16…タイマ− 19…表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂本 敏浩 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)考案者 井上 俊彦 兵庫県姫路市青山164番地の1 三相電機 株式会社内 (72)考案者 棚池 博行 兵庫県姫路市青山164番地の1 三相電機 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁誘導の加熱棒に、ヨ−クを内装して
    外周部に保湿布を装着したスチ−ムカ−ラ−を加熱自在
    に挿着するとともに、 上記の電磁誘導加熱回路にタイマ−を設けて、所定の加
    熱時間の経過にしたがって保湿状態を段階的に表示する
    表示装置を上記したタイマ−に接続したことを特徴とす
    る電磁誘導加熱のスチ−ムカ−ラ−の保湿表示装置。
JP951291U 1991-01-31 1991-01-31 電磁誘導加熱のスチームカーラーの保湿表示装置 Expired - Fee Related JP2553514Y2 (ja)

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