JPH06245745A - 真空ベルト乾燥機における固形原料の投入方法及び装置 - Google Patents

真空ベルト乾燥機における固形原料の投入方法及び装置

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JPH06245745A
JPH06245745A JP3017893A JP3017893A JPH06245745A JP H06245745 A JPH06245745 A JP H06245745A JP 3017893 A JP3017893 A JP 3017893A JP 3017893 A JP3017893 A JP 3017893A JP H06245745 A JPH06245745 A JP H06245745A
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carrier
tank
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JP3017893A
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Kenichi Yamada
憲一 山田
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Hisaka Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形原料(3)を真空ベルト乾燥機(15)
の処理槽(1)内に均一、かつ、連続的に投入して真空
乾燥を施す。乾燥工程の生産性向上と真空ポンプのコン
パクト化を図る。 【構成】 真空ベルト乾燥機(15)の処理槽(1)内
に、固形原料(3)とその搬送担持媒体として使用され
た液体(16)とを分離する回転型メッシュベルト(1
7)と受け槽(18)とからなる搬送担持媒体(16)
の分離手段(19)を設け、これに対応して処理(1)
と固形原料(3)の供給用ホッパー(20)との間に、
真空保持用の液面制御装置(30)を組込んだ貯槽(2
1)を設け、かつ、この貯槽(21)から処理槽(1)
に向って延びる固形原料(3)と搬送担持媒体(16)
の併流管路(22)に、固形原料(3)の投入量制御装
置(40)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空ベルト乾燥機におけ
る固形原料の投入方法および装置に関するものであり、
詳細には、食品用固形原料等を真空処理槽内に導入して
真空乾燥を施す真空ベルト乾燥機におる原料の連続供給
手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液状、スラリー状もしくはペースト状に
調合された食品用の原料等を真空乾燥し、顆粒状の乾燥
製品として取出すため、真空ベルト乾燥機が使用されて
いる。以下、図3を参照し真空ベルト乾燥機(15)の
一般的な構造とその作動要領を説明する。真空処理槽
(以下、処理槽と呼称し、参照番号1で表示)の内部
は、コールドトラップと真空ポンプ(2)によって、食
品原料(3)の乾燥中は、10Torr前後の真空度に保持
されている。液状、スラリー状、もしくはペースト状に
調合れた食品原料(3)は、処理槽(1)内の真空度を
低下させないため、処理槽(1)内への導入に先立っ
て、真空ロック機構(14A)を介して処理槽(1)と略
等圧に保持された予備真空槽(4)内に貯溜され、この
後、分散ノズル(8)等の供給手段を利用してバッチ方
式で処理槽(1)内に供給される。処理槽(1)内には
メッシュ状の帯体からなる無端搬送ベルト(5)が回転
可能に軸支されており、この無端搬送ベルト(5)の回
動経路には、食品原料(3)が供給される上流側から下
流側に向って恒率乾燥用の第1加熱プレート(6A)、
同じく恒率乾燥用の第2加熱プレート(6B)、減率乾
燥用の第3加熱プレート(6C)、及び冷却プレート
(7)が順次配設されている。無端搬送ベルト(5)上
に供給された食品原料(3)は、上記第1乃至第3の加
熱プレート(6A)(6B)(6C)からの伝導および
輻射熱で乾燥され、冷却プレート(7)の設置域に到達
する。更に詳細に説明すると、食品原料(3)は第1加
熱プレート(6A)上で第1次の恒率乾燥によって含有
水分の約50%を蒸発させ、固形分濃度50乃至66%
の膨化状態で第2加熱プレート(6B)上に送り出され
る。この後、食品原料(3)には、乾燥水分比率が約4
0%、固形分の濃度が66乃至95%となるように第2
加熱プレート(6B)上で第2次の恒率乾燥が行われ
る。第1次及び第2次の恒率乾燥域から送り出された食
品原料(3)は、後続の第3加熱プレート(6C)上で
減率乾燥され、保有水分の大部分を蒸発させることによ
って、約10%乾燥水分比率と95乃至97%の固形分
濃度を有する硬質の膨化した中間製品として冷却プレー
ト(7)の設置域に到達する。冷却プレート(7)には
チラー水の生成器とその供給管路(10)が接続されて
おり、10乃至20℃の低温チラー水で冷却されること
によって、冷却プレート(7)上に送り出された食品原
料(3)の中間製品は、品温を下げ固形化を完了する。
冷却された食品原料(3)は、無端搬送ベルト(5)の
回動経路の終端で処理槽(1)の上部に取付けられたプ
レクラッシャ(11)によって一次粉砕され、この後、
処理槽(1)の終端下方に取付けられたメインクラッシ
ャ(12)によって二次粉砕されることによって微粒化
した溶解性の高い最終製品(3A)として真空ロック機
構(14)を具えた製品取出しチャンバー(13)内に
堆積する。最終製品(3A)を上記チャンバー(13)
内から取出す際には、処理槽(1)内の真空度を低下さ
せることがないように上記の予備真空槽(4)と同様の
真空ロック機構(14)を利用してバッチ方式でチャン
バー(13)を開閉操作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような真空ベル
ト乾燥機(15)を使用して固形原料、例えばカットさ
れた野菜(3)等を真空乾燥する際に処理槽(1)内が
処理槽外の圧力と無関係に常時一定の真空圧に保持され
ていれば、処理槽(1)と等圧に保持するための予備真
空槽(4)を使用しなくても固形の食品原料(3)を連
続的に処理槽(1)内に供給することができる。しかし
ながら、処理槽(1)内は真空状態(例えば10Torr前
後)に保持されているため、前段に設けられた予備真空
槽(4)を利用して真空圧を調節した後、バッチ方式で
食品原料(3)を処理槽(1)内に供給せざるを得ず、
生産性の低下や原料供給の不均一等の問題が発生してい
た。また、多量の固形食品原料(3)を乾燥処理する場
合、予備真空槽(4)の併用に起因して大きな排気能力
を持った真空ポンプ(2)を設置する必要があり、乾燥
コストの低減と設備費の節減に大幅な制約が認められて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、予備真空槽(4)の設置を必要とせず、し
かも固形原料(3)を連続的に処理槽(1)内に供給す
ることの可能な原料投入手段を提供するものである。こ
のような目的を達成するため、本発明は、更に詳細には
固形原料を所定圧力に減圧された処理槽内に連続的に供
給し真空乾燥するに際し、上記処理槽内への固形原料の
搬送担持媒体として、当該処理槽内の真空度に相当する
飽和温度よりも低温に維持された液体を使用することを
特徴とする真空ベルト乾燥における固形原料の投入方
法、固形原料を所定圧力に減圧された処理槽内に連続的
に供給し真空乾燥するに際し、上記処理槽内への固形原
料の搬送担持媒体として、当該処理槽内の真空度に相当
する飽和温度よりも低温に維持された液体を使用し、処
理槽内に上記搬送担持媒体との混合流として固形原料を
供給した後、処理槽内に設けられた分離手段を利用して
上記固形原料から搬送担持媒体を分離し、搬送担持媒体
を取除かれた後の固形原料から水分を蒸発させながら、
上記搬送担持媒体を処理槽外に排出させ、当該処理槽内
に付設された循環装置に供給することを特徴とする真空
ベルト乾燥機における固形原料の投入方法、真空ベルト
乾燥機の処理槽内に、固形原料とその搬送担持媒体とし
て使用された液体とを分離する回転型メッシュベルトと
受け槽とからなる搬送担持媒体の分離手段を設け、この
分離手段に対応して上記処理槽と上記固形原料の供給用
ホッパーとの間に、真空保持用の液面制御装置を組込ん
だ搬送担持媒体用の貯槽を設け、かつ、この貯槽本体の
下流側あるいは上記貯槽から上記処理槽に向って延びる
固形原料と搬送担持媒体との併流管路に、上記固形原料
の投入量制御装置を組込んだことを特徴とする真空ベル
ト乾燥機における固形原料の投入装置、請求項3に記載
の搬送担持媒体用の液面制御装置が、搬送担持媒体の貯
槽の壁面に装着された圧力センサと、この圧力センサに
接続された液面制御回路と、系外から上記貯槽に向って
延びる搬送担持媒体の供給管路に設けられ上記液面制御
回路から送出される液面検出信号によって比例制御を繰
返す弁装置とによって構成されていることを特徴とする
真空ベルト乾燥機における固形原料の投入装置及び、請
求項3に記載の固形原料の投入量制御装置が、固体原料
と搬送担持媒体との併流管路に設けられ固形原料の有無
を検出するセンサと、このセンサに接続された固形原料
の供給量制御回路と、上記固形原料と搬送担持媒体との
併流管路上で上記センサの下流側に設けられ、上記供給
量制御回路から送出される固形原料の検出信号によって
比例制御を繰返す弁装置とによって構成されていること
を特徴とする真空ベルト乾燥機における固形原料の投入
装置を提供するものである。
【0005】
【作用】処理槽内への固形原料の搬送担持媒体として、
当該処理槽内の真空度に相当する飽和温度よりも低温に
維持された液体を使用する。
【0006】処理槽内に上記搬送担持媒体との混合流と
して固形原料を供給した後、処理槽内に設けられた分離
手段を利用して固形原料と搬送担持媒体を分離し、固形
原料から水分を蒸発させながら分離された搬送担持媒体
を処理槽外に排出させる。処理槽外に排出された搬送担
持媒体は、真空保持用の液面制御装置、並びに固形原料
の投入量制御装置を具えた循環装置に導き、新たに供給
すべき固形原料と混合して再利用する。
【0007】
【実施例】以下、添付の図1及び図2を参照しながら本
発明の二つの具体例を説明する。尚、以下の記述におい
て、従来技術を示す図3と同一の構成部材は同一の参照
番号で表示し重複事項に関しては説明を省略する。
【0008】先ず、図1に示す真空ベルト乾燥機(1
5)においては、処理槽(1)内に、固形原料(3)と
その搬送担持媒体として使用される液体(例えば水で参
照番号16で表示)とを分離するため回転型メッシュベ
ルト(17)と上面開口構造の受け槽(18)とからな
る搬送担持媒体(16)の分離手段(19)を設ける。
そして、この分離手段(19)に対応して、処理槽
(1)と固形原料(3)の供給用ホッパー(20)との
間に、真空保持用の液面制御装置(30)を組込んで搬
送担持媒体(16)用の貯槽(21)を設ける。また、
この貯槽(21)から処理槽(1)に向って延びる固形
原料(3)と搬送担持媒体(16)との併流管路(2
2)に、固形原料(3)の投入量制御装置(40)を組
込む。
【0009】真空保持用の液面制御装置(30)は、処
理槽(1)内への真空吸引によって貯槽(21)内に貯
溜されている搬送担持媒体(16)の液面の高さ(H)
が変動しないように制御する目的で設けられたものであ
り、貯槽(21)の壁面にセンサ本体の検出端を臨ませ
て装着された圧力センサ(31)と、この圧力センサ
(31)に接続された液面制御回路(LIC)と、系外
から上記貯槽(21)に向って延びる搬送担持媒体(1
6)の供給管路(33)に設けれ、上記液面制御回路
(LIC)から送出される液面検出信号によって比例制
御を繰返す弁装置、例えばダイヤフラム弁構体(32)
から構成されている。一方、固形原料(3)の投入量制
御装置(40)は、処理槽(1)内への真空吸引によっ
て貯槽(21)内から搬送担持媒体(16)と固形原料
(3)との混合物が無制限に送り出さないように制御す
る目的で設けられたものであり、固形原料(3)と搬送
担持媒体(16)との併流管路(22)に設けられた固
形原料(3)の有無検出用のセンサ(41)と、このセ
ンサ(41)に接続された固形原料(3)の供給量制御
回路(FIC)と、上記併流管路(22)上で固形原料
(3)の有無検出用のセンサ(41)の下流側に設けら
れ、上記供給量制御回路(FIC)から送出される固形
原料(3)の検出信号によって比例制御を繰返す弁装
置、例えばボール弁構体(42)から構成されている。
【0010】尚、図1において、(23)は、受け槽
(18)と循環ポンプ(P)を結ぶ第1の媒体返送管路
(24)に組込まれた媒体溜めを示し、(28)は上記
循環ポンプ(P)と貯槽(21)の上面開口部との間を
結ぶ第2の返送管路(29)に組込まれた冷却器を示
す。貯槽(21)の下端は円筒状に縮径されており、そ
の内部には、モータ(M)で回転駆動され、固形原料
(3)と搬送担持媒体(16)との混合物を送り出す混
合供給ポンプ、例えばスネークポンプ(25)が回転駆
動可能に軸支されている。また、貯槽(21)の上方に
配置された固形原料(3)の供給用ホッパー(20)に
は、固形原料(3)の定量送り出しを可能にするため、
ロータリーバルブ等の積極送り出し構体(26)が設け
られている。一方、貯槽(21)の上面開口縁には、搬
送担持媒体(16)の液面の高さ(H)を略一定の水準
に維持する目的で、堰等のオーバーフロー構体(27)
が設けられている。
【0011】以下、図1に示す固形原料(3)の投入装
置の作動順序を説明する。
【0012】処理槽(1)内への固形原料(3)の連続
供給を可能にするため、図3に示す予備真空槽(4)を
設ける代りに、固形原料(3)の搬送担持媒体として、
処理槽(1)内の真空度に相当する飽和温度よりも低温
に維持された液体、例えば水(16)を使用する。
【0013】処理槽(1)内に上記搬送担持媒体(1
6)との混合流として固形原料(3)を供給した後、回
転型メッシュベルト(17)を通して搬送担持媒体(1
6)のみを受け槽(18)内に滴下させ、搬送担持媒体
(16)を固形原料(3)から分離する。搬送担持媒体
(16)を分離された後、固形原料(3)は、スクレー
パー(44)により回転型メッシュベルト(17)の表
面から掻落され、無端搬送ベルト(5)上に堆積した状
態で処理槽(1)内を移動し、第1乃至第3の加熱プレ
ート(6A)(6B)(6C)及び冷却プレート(7)
の設置域を通過することによって真空乾燥を施される。
【0014】一方、固形原料(3)から分離された搬送
担持媒体(16)は、循環ポンプ(P)の吸引作用を利
用して媒体溜め(23)内に送り込まれ、この後第1の
媒体返送管路(24)、第2の媒体返送管路(29)、
及び冷却器(28)を通過して貯槽(21)の上面開口
部に導かれ、貯槽(21)内に流下する。このとき、圧
力センサ(31)、液面制御回路(LIC)並びにダイ
ヤフラム構体(32)からなる液面制御装置(30)が
比例制御を繰返し、貯槽(21)内に貯溜されている固
形原料(3)と搬送担持媒体(16)との混合物の液面
の高さ(H)を処理槽(1)内への真空吸引圧と平衡し
た略一定の水準に維持する。
【0015】これと同時に固形原料(3)の有無検出用
センサ(41)、固形原料(3)の供給量の制御回路
(FIC)、並びにボール弁構体(42)からなる固形
原料(3)の投入量制御装置(40)が比例制御を繰返
し、併流管路(22)内を通って処理槽(1)内に供給
される固形原料(3)と搬送担持媒体(16)との混合
物の単位時間当たり流量を、処理槽(1)内への真空吸
引圧と平衡した略一定の水準に維持する。
【0016】一方、図2に示す真空ベルト乾燥機(1
5)においては、図1に示す媒体溜め(23)の代りに
冷却器を内蔵したもの(23A)を使用し、また、第2の
媒体返送管路(29)と併用管路(22)の接合点に、
貯槽(21)から送り出された固形原料(3)と搬送担
持媒体(16)に二次的な混合動作を発生させる目的
で、貯槽(21)の下端管路を吸込側とし、併流管路
(22)の先端部を送り出し側とするエゼクタ型の混合
機(43)を介在させている。
【0017】図2において、真空保持用の液面制御装置
(30)は、図1に示すものと同様に貯槽(21)の壁
面にセンサ本体の検出端を臨ませた状態で装着されてい
るが、固形原料(3)の投入量制御装置(40)の組込
み位置は、図1に示す第1の具体例と若干異なり、貯槽
(21)の本体の下流側、即ち固形原料(3)と搬送担
持媒体(16)の混合物の流出側に固形原料(3)の有
無検出用センサ(41)と、弁装置、例えばボール弁構
体(42)を設置している。しかしながら、搬送担持媒
体(16)の液面制御装置(30)及び固形原料(3)
の供給量制御装置(40)の作動要領と機能は、上記組
込み位置の相違と無関係に図1に示す第1の具体例と同
一である。
【0018】
【発明の効果】処理槽(1)内へ固形原料(3)を定量
供給するとき、処理槽(1)内の真空度に相当する飽和
温度よりも低温に維持された水等の搬送担持媒体(1
6)を併流させることによって、連続供給が可能とな
る。この結果、乾燥工程の生産性が向上するだけでな
く、従来方式で必須の構成要件とされていた予備真空槽
(4)による真空圧の調整が不要となり、大きな排気能
力を持った真空ポンプ(2)の使用が不要となる。即
ち、小容量の真空ポンプ(2)を使用し、処理槽(1)
内のみを所定真空圧に維持すれば良いので、乾燥コスト
の低減に対しても顕著な効果が発揮される。更に、上記
真空度と飽和温度の特定により、固形原料(3)から分
離されるた搬送担持媒体(16)は、処理槽(1)内で
蒸発することなく排出されるため、真空ベルト乾燥機
(15)の乾燥能力を特に高めなくても効率良く真空乾
燥処理を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の具体例を示す真空ベルト乾燥機
と固形原料投入装置の概念図。
【図2】本発明の第2の具体例を示す真空乾燥機と固形
原料投入装置の概念図。
【図3】真空ベルト乾燥機の従来例を示す一部破断正面
図。
【符号の説明】
1 処理槽 3 固形原料 15 真空ベルト 16 搬送担持媒体 17 回転型メッシュベルト 18 受け槽 19 分離手段 20 固形原料供給用ホッパー 21 貯槽 22 併流管路 30 液面制御装置 31 圧力センサ LIC 液面制御回路 32、42 弁装置 40 投入量制御装置 41 固形原料の有無検出用のセンサ FIC 供給量制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形原料を所定圧力に減圧された処理槽
    内に連続的に供給し真空乾燥するに際し、上記処理槽内
    への固形原料の搬送担持媒体として、当該処理槽内の真
    空度に相当する飽和温度よりも低温に維持された液体を
    使用することを特徴とする真空ベルト乾燥における固形
    原料の投入方法。
  2. 【請求項2】 固形原料を所定圧力に減圧された処理槽
    内に連続的に供給し真空乾燥するに際し、上記処理槽内
    への固形原料の搬送担持媒体として、当該処理槽内の真
    空度に相当する飽和温度よりも低温に維持された液体を
    使用し、処理槽内に上記搬送担持媒体との混合流として
    固形原料を供給した後、処理槽内に設けられた分離手段
    を利用して上記固形原料から搬送担持媒体を分離し、搬
    送担持媒体を取除かれた後の固形原料から水分を蒸発さ
    せながら、上記搬送担持媒体を処理槽外に排出させ、当
    該処理槽内に付設された循環装置に供給することを特徴
    とする真空ベルト乾燥機における固形原料の投入方法。
  3. 【請求項3】 真空ベルト乾燥機の処理槽内に、固形原
    料とその搬送担持媒体として使用された液体とを分離す
    る回転型メッシュベルトと受け槽とからなる搬送担持媒
    体の分離手段を設け、この分離手段に対応して上記処理
    槽と上記固形原料の供給用ホッパーとの間に、真空保持
    用の液面制御装置を組込んだ搬送担持媒体用の貯槽を設
    け、かつ、この貯槽本体の下流側あるいは上記貯槽から
    上記処理槽に向って延びる固形原料と搬送担持媒体との
    併流管路に、上記固形原料の投入量制御装置を組込んだ
    ことを特徴とする真空ベルト乾燥機における固形原料の
    投入装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の搬送担持媒体用の液面
    制御装置が、搬送担持媒体の貯槽の壁面に装着された圧
    力センサと、この圧力センサに接続された液面制御回路
    と、系外から上記貯槽に向って延びる搬送担持媒体の供
    給管路に設けられ上記液面制御回路から送出される液面
    検出信号によって比例制御を繰返す弁装置とによって構
    成されていることを特徴とする真空ベルト乾燥機におけ
    る固形原料の投入装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の固形原料の投入量制御
    装置が、固体原料と搬送担持媒体との併流管路に設けら
    れ固形原料の有無を検出するセンサと、このセンサに接
    続された固形原料の供給量制御回路と、上記固形原料と
    搬送担持媒体との併流管路上で上記センサの下流側に設
    けられ、上記供給量制御回路から送出される固形原料の
    検出信号によって比例制御を繰返す弁装置とによって構
    成されていることを特徴とする真空ベルト乾燥機におけ
    る固形原料の投入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114040808A (zh) * 2019-03-13 2022-02-11 梅托克斯技术公司 用于薄膜沉积的固体前体进料系统
US11922968B2 (en) 2018-06-05 2024-03-05 Stats Llc Audio processing for detecting occurrences of loud sound characterized by brief audio bursts

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