JPH06245041A - デジタル複写装置 - Google Patents

デジタル複写装置

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JPH06245041A
JPH06245041A JP2815993A JP2815993A JPH06245041A JP H06245041 A JPH06245041 A JP H06245041A JP 2815993 A JP2815993 A JP 2815993A JP 2815993 A JP2815993 A JP 2815993A JP H06245041 A JPH06245041 A JP H06245041A
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JP
Japan
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image data
image
storage device
shift circuit
digital copying
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JP2815993A
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Inventor
Tadao Hayashi
忠男 林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写装置の条件を意識せずに外部装置からの
画像データを不具合なく用紙に出力できるようにする。 【構成】 イメージプロセッサと記憶装置とに外部装置
から送信される画像データの入力口を設け、その入力口
から入力される画像データを記憶装置の上記入力口とメ
モリとの間あるいはメモリと画像データを出力する出力
口との間等に設けたシフト回路によって主走査方向にシ
フトする。なお、シフト回路が画像データを選択されて
いる用紙の主走査方向の用紙端に対応する量だけ主走査
方向にシフトしたり、外部装置から指示された量だけ主
走査方向にシフトしたりするようにすればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル複写装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写装置においては、画像デー
タを処理する画像処理部(イメージプロセッサ)と、そ
れによる処理後の画像データあるいは外部装置から入力
される画像データを一時的に記憶する記憶装置と、その
記憶装置に記憶された画像データを顕像化する画像出力
装置とを備えたものがある。
【0003】このようなデジタル複写装置では、画像デ
ータの主走査方向のシフトは画像処理部または画像入力
部にて行なわれている。また、外部装置から送信される
画像データの入力口は画像処理部の前段または後段であ
った。例えば、特開平2−33260号公報に見られる
ように、シフト機能は画像入力部にあり、外部装置から
の画像データをインタフェース(I/F)制御部及びバ
ッファメモリを介して表色系に応じて画像処理部の前後
に入力し、その後同期遅延メモリを経て書き込み系へと
送るようにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデジタル複写装置において、表色系によって
は外部装置からの画像データを主走査方向にシフトする
ことができないという問題があった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、外部装置から送信される画像データを用紙に応
じてその用紙端またはその用紙の任意の位置に書き込む
にあたり、オペレータが用紙サイズ及びその基準位置を
意識せずに外部装置から画像データを送信しても各種の
用紙サイズに対応して用紙上の同一の相対位置に画像を
出力することができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、画像データを処理するイメージプロセッ
サと、そのイメージプロセッサによる処理後の画像デー
タあるいは外部装置から入力される画像データを一時的
に記憶する記憶装置と、その記憶装置に記憶された画像
データを顕像化する画像出力装置とを有するデジタル複
写装置において、イメージプロセッサと記憶装置とに外
部装置から送信される画像データの入力口を設けると共
に、記憶装置に画像データを主走査方向にシフトするシ
フト回路を設けたものである。
【0007】さらに、シフト回路が、画像データを選択
されている用紙の主走査方向の用紙端に対応する量だけ
主走査方向にシフトしたり、画像データを外部装置から
指示された量だけ主走査方向にシフトしたりする手段で
あるとよい。また、記憶装置の画像データ入力口と入力
した画像データを格納するメモリとの間にシフト回路を
設けるようにするとよい。この場合、記憶装置の上記メ
モリとその画像データを出力する出力口との間に画像デ
ータの変倍処理を行なう変倍回路を設けてもよい。
【0008】あるいは、記憶装置の画像データを格納す
るメモリとその画像データを出力する出力口との間にシ
フト回路を設けるようにしてもよい。この場合、記憶装
置の上記メモリとシフト回路との間に画像データの変倍
処理を行なう変倍回路を設けることが望ましい。
【0009】
【作用】この発明によるデジタル複写装置によれば、イ
メージプロセッサと記憶装置とに外部装置から送信され
る画像データの入力口を設け、その入力口から入力され
る画像データを記憶装置に設けたシフト回路によって主
走査方向にシフトする。例えば、通常の複写機モードに
対してプリンタモードでは、外部装置からの画像データ
が画像読取装置からの画像データの代りにデータバス上
を通過する。
【0010】そして、外部装置からの画像データが画像
読取装置と同じ表色系の場合、外部装置からの画像デー
タを画像処理部の前に入力し、それを画像処理部によっ
て種々の処理を施した後、記憶装置により一端記憶して
から同期をとって画像出力装置へと送出する。また、外
部装置からの画像データが画像出力装置と同じ表色系の
場合は、外部装置からの画像データを画像処理部の後ろ
に入力し、それを記憶装置により一端記憶した後、同期
をとって画像出力装置へと送出する。
【0011】その際、記憶装置には画像データの主走査
方向へのシフト回路が設けられているので、外部装置か
らの画像データは主走査方向にシフトされる。したがっ
て、オペレータが用紙サイズとその用紙上への書き込み
位置に対応するシフト量をシフト回路にセットすること
によって、外部装置から送信される画像データを用紙上
の所望の位置から書き込むことができる。
【0012】さらに、シフト回路が画像データを選択さ
れている用紙の主走査方向の用紙端に対応する量だけ主
走査方向にシフトするようにすれば、外部装置から送信
される画像データを用紙サイズに関係なく用紙の端部か
ら書き込むことができる。あるいは、画像データを外部
装置から指示された量だけ主走査方向にシフトするよう
にすれば、外部装置から送信される画像データを外部装
置からの指示によって用紙上の任意の位置から書き込む
ことができる。
【0013】なお、シフト回路を記憶装置の画像データ
入力口と入力した画像データを格納するメモリとの間に
設けたり、記憶装置のメモリとその画像データを出力す
る出力口との間に画像データの変倍処理を行なう変倍回
路を設けたりして、シフト回路や変倍回路を記憶装置に
組み込むようにすれば、回路構成が簡略化されるため低
コストを実現できる。
【0014】あるいは、記憶装置の画像データを格納す
るメモリとその画像データを出力する出力口との間にシ
フト回路を設けたり、記憶装置の上記メモリとシフト回
路との間に画像データの変倍処理を行なう変倍回路を設
けたりして、シフト回路や変倍回路を記憶装置に組み込
むようにしても、回路構成の簡略化により低コストを実
現できる。
【0015】また、上述のようにシフト回路を記憶装置
のメモリの後段に設けることにより、外部装置から画像
データを送信した後でも、シフト回路による画像データ
のシフト量を決定するための用紙サイズや外部からの指
示を変更することができる。さらに、シフト回路の前段
に変倍回路を設けたことにより、例えば画像データを縮
小する必要がある場合、その画像データを外部装置から
送信する前に縮小しておかなくてもデータの欠落が生じ
ないという効果も得られる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例を示すデ
ジタル複写装置の上面図である。このデジタル複写装置
において、1は原稿の画像データを読み取るスキャナ
(画像読取部)1であり、その上部に原稿圧板2を備え
ている。
【0017】原稿圧板2は、図示しないプラテンカバー
(コンタクトレンズ)上に載置された原稿に圧力を加
え、そのプラテンカバーに原稿を密着させるための板状
の部材であり、上面には原稿中のエリア及び座標を指定
するための編集装置であるエディタ3が配置されてい
る。
【0018】4は操作部であり、このデジタル複写装置
の動作指定及び使用者とのマンマシンI/Fを行なうた
めの入出力装置である。この操作部4において、5は各
種情報を入力するための各種ハードキーである。6は操
作部4上に配置されたLCDのドットマトリックスによ
る表示器であり、複写機モードにおける設定状態を表示
したり、使用者に対する設定を指示したり、装置の異常
を知らせたりする。
【0019】7は外部機器キーであり、表示器6の表示
内容を複写機表示又は外部機器(アプリケーション)表
示のいずれか一方に切り換えるためのものである。8は
基準位置マークで、エディタ3上の座標基準を表すマー
クである。9は両端にコネクタ9aを有する接続ケーブ
ルであり、それによってこのデジタル複写装置と外部機
器とを接続することにより、スキャナ1で読み取った画
像データを外部機器へ送信したり、外部機器からの画像
データを後述するプリンタへ送信することができる。
【0020】図3はこのデジタル複写装置の全体構成
図、図1はその制御系を示すブロック図である。このデ
ジタル複写装置は図3に示すように、上述したスキャナ
1とプリンタ(画像出力部)21とからなる。また、プ
リンタ21には後述する画像データを顕像化するための
各部の他に、スキャナ1で読み取られた画像データに画
像処理及び画像編集を施すための図1に示すイメージプ
ロセッサ(画像処理部)51,画像処理後の画像データ
を記憶する記憶装置52,それらを制御するシステムコ
ントローラ53をも備えている。
【0021】スキャナ1は、コンタクトガラス11と、
蛍光灯12,CCD13等からなるキャリッジ14と、
画像先端センサ15とを備えている。蛍光灯12は原稿
に光を照射するための光源、CCD13は原稿からの反
射光を読み取って電荷量に変換する光電変換装置であ
り、キャリッジ14の副走査方向への移動によって画像
データを2次元的に読み取る。画像先端センサ15は、
キャリッジ14が原稿画像の先端に達したことを知らせ
るためのものである。
【0022】図1のイメージプロセッサ51は、スキャ
ナ1または外部機器(ホスト55,プリンタ・スキャナ
コントローラ54)からの画像データを画像処理し、外
部機器やプリンタ21に画像データを出力するためのも
のである。記憶装置52は、画像処理後の画像データま
たは外部機器からの画像データを記憶するものである。
その入力部あるいは出力部にはシフト回路を有してお
り、画像データをシステムコントローラ53により設定
されたシフト量だけ主走査方向にシフトする。
【0023】システムコントローラ53は、操作部4,
スキャナ1,プリンタ21,イメージプロセッサ51,
及び外部機器の制御を行ない、使用者が要求する画像デ
ータを入出力できるように各々を制御する。
【0024】さて、スキャナ1で読み取られた画像デー
タはイメージプロセッサ51によって画像処理および編
集加工され、プリンタ21に送られる。プリンタ21に
送られたイメージプロセッサ51からの画像データに従
って、図示しないレーザ光及びレーザドライバが制御さ
れる。
【0025】そのレーザ光は、ポリゴンミラーユニット
22及びミラー23により方向を変えられて感光体ドラ
ム24に照射される。これに先立ち、メインチャージャ
25により感光体ドラム24は帯電しているため、その
表面に潜像(電位の分布による画像)を形成する。この
ときのレーザ光を集光したり補正するためのレンズが、
レンズ26及び27である。
【0026】感光体ドラム24の表面に形成された潜像
は現像装置28により顕像(トナーによって可視化され
たトナー像)化され、用紙上に転写される(後述す
る)。その後、感光体ドラム24の表面はクリーニング
装置29で初期化され、メインチャージャ25により再
び帯電される。
【0027】一方、用紙は用紙カセット30又は31の
いずれか選択されたものから給紙ローラ32,33によ
って給紙され、レジストローラ34に達する。レジスト
ローラ34は、スキャナ1の画像先端センサ15から送
られてくる画像先端信号を基準に、副走査方向への移動
量に応じたタイミングでシステムコントローラ53から
送信されるレジストスタート信号により起動される。
【0028】レジストを通過した用紙は、転写ベルト用
チャージャ35により帯電された転写ベルト36に静電
的に吸着されて搬送される。転写チャージャ37は感光
体ドラム24の表面に形成されたトナー像を用紙上に転
写するため、トナーと反対の電位を与えるものである。
【0029】転写済みの用紙は分離チャージャ38によ
り転写ベルト36から分離され、定着ローラ39及び加
圧ローラ40からなる定着ユニットに達し、そこで転写
紙上のトナー像が定着された後、排紙トレイ41に排紙
されて、1コピーサイクルが終了する。なお、分離後の
転写ベルト36はベルト除電チャージャ42により初期
化される。
【0030】ここで、図1に示した制御系の処理をさら
に詳細に説明する。スキャナ1によって読み込まれた画
像データはイメージプロセッサ51に渡され、そこで編
集加工を施した後記憶装置52にメモリされ、プリンタ
21によって顕像化される。また、スキャナ1によって
読み込まれた画像データはアプリケーションであるプリ
ンタ・スキャナコントローラ54に送信され、そこで同
期がとられてホスト55ヘ送信される。
【0031】ホスト52は、画像データを編集,合成等
のユーザーの好みに応じた加工を施して、再びプリンタ
・スキャナコントローラ54へ送信する。もちろん、プ
リンタ・スキャナコントローラ54へ送信される画像デ
ータはスキャナ1から読み込まれたものだけでなく、ホ
スト55で作成されたものや保持された画像データファ
イルであってもよい。
【0032】ホスト55からプリンタ・スキャナコント
ローラ54へ送信された画像データはイメージプロセッ
サ51に渡され、そこで必要な処理を施された後あるい
は直接記憶装置52に送られ、そこに一時的に記憶され
る。その後、記憶装置52からプリンタ21に送られた
画像データは、一般的な電子写真方式を経てハードコピ
ーとなる。
【0033】さて、これらの画像データの流れや、その
方向を制御しているのがシステムコントローラ53であ
る。このシステムコントローラ53は、スキャナ1,プ
リンタ21,プリンタ・スキャナコントローラ(アプリ
ケーション)54とそれぞれ光ファイバを通してシリア
ル通信をしており、命令,要求,データのやりとりをし
て制御を行なっている。また、イメージプロセッサ51
とのパラレル信号線を通じて画像処理回路にデータを設
定している。
【0034】操作部4は、使用者と直接インタフェース
を行ない、使用者の要求をデータに変換すると共に、シ
ステムコントローラ53との間でシリアルデータを送受
信し、使用者の要求をシステムコントローラ53に伝え
る。エディタ3は編集装置で、使用者の要求を操作部4
に入力するための補助器具であり、操作部4との間でシ
リアル通信を行なっている。
【0035】図4の(a)〜(d)は、それぞれ記憶装
置52内に組み込まれたシフト回路とメモリとの異なる
関係を示すものである。これに対して、図5はホスト5
5から送信される画像データと記憶装置52のメモリ上
に展開される画像データとの関係を示したもので、外側
の四角形はプリンタ21の最大出力可能領域を表してい
る。
【0036】図4の(a)では、シフト回路52bがメ
モリ52aの前段にあり、記憶装置52に入力される画
像データをシフト回路52bによって主走査方向にシフ
トした後、メモリ52aに格納する場合を示している。
この場合、ホスト55からの画像データが図5の(a)
に示すものであれば、シフト回路52bを通過した画像
データはメモリ52a上に同図の(b)に示すように展
開される。いま、プリンタ21の出力用紙サイズをA
4,最大出力可能領域をA3とした場合、図5の(b)
における画像データのシフト量は43.5mm で、用紙上
に出力される画像データは図6に示すようになる。
【0037】図4の(b)では、シフト回路52bがメ
モリ52aの後段にあり、記憶装置52に入力される画
像データをメモリ52aに格納した後、シフト回路52
bによって主走査方向にシフトする場合を示している。
この場合、ホスト55からの画像データが図5の(a)
に示すものであれば、メモリ52aにはそのままの画像
データが展開される。そして、メモリ52a上の画像デ
ータを用紙上に出力する時にはじめて、その画像データ
をシフト回路32bによって主走査方向にシフトする。
したがって、結果的には用紙上に出力される画像データ
は図6に示したものと同様になる。
【0038】図4の(c)では、メモリ52aの後に変
倍回路52cがあり、その後にシフト回路52bがある
場合を示している。この場合、ホスト55から送られる
画像データが図5の(a)に示すものであれば、メモリ
52a上にはそのままの画像データが展開される。そし
て、メモリ52a上の画像データを用紙上に出力する
時、画像データは変倍回路52cの通過によって図5の
(c)に示すように変倍(縮小)され、さらにシフト回
路52bを経て同図の(d)に示すように展開される。
【0039】これに対して、記憶装置32が図4の
(d)に示すような構成の場合、入力される画像データ
に対してシフト回路52bによるシフト処理,メモリ5
2aへの格納,変倍回路52cによる変倍処理の順で処
理を行なうと、図5の(b)に示した画像データを変倍
することになるため、同図の(e)に示すように画像デ
ータが欠落したものが出力されることがある。
【0040】図7は、図4のシフト回路52bの具体的
な回路例を示したものである。システムコントローラ5
3から設定されたシフト量はカウンタ61にロード値と
してセットされ、ライン信号が入力される度にロード値
にリセットされる。カウンタ61は、ドット信号に対応
するカラム信号をクロックとしてカウントし、カウント
値を主走査方向アドレスとしてラインバッファ62に与
える。
【0041】ラインバッファ62は、メモリ52aのア
ドレス値が示す番地にデータ値として入力される画像デ
ータを書き込む。このラインバッファ62は、ライン信
号によってメモリ52aにライン分の画像データをおく
る。このとき、システムコントローラ53から設定され
るシフト量を選択されている用紙の主走査方向の端部と
書き込み最大領域との差に応じた量にすることで、ホス
ト55またはプリンタ・スキャナコントローラ54から
送信される画像データは、用紙端部の位置から出力され
る。
【0042】なお、このように構成されたシフト回路
は、図4の(a)(b)に示したいずれの方式でも実現
可能である。例えば、用紙幅をA4(210mm),書き
込み最大領域をA3(297mm)の時、シフト量を4
3.5mm に応じたドット数「696」とする(ただし書
き込み密度を16ドット/mmとする)と、画像データは
用紙端部から書き込まれることになる。
【0043】このとき、プリンタ・スキャナコントロー
ラ54及びホスト55は用紙サイズを意識せず、送信し
た画像データがそのまま用紙の端部から出力されるもの
として処理することができる。
【0044】これとは別に、ホスト55またはプリンタ
・スキャナコントローラ54がシステムコントローラ5
3にシフト量を指示し、システムコントローラ53がそ
のシフト量をシフト回路52bに設定する方式の場合に
は、用紙サイズはプリンタ21からシステムコントロー
ラ53を介してプリンタ・スキャナコントローラ54及
びホスト55に送信されるため、ホスト55またはプリ
ンタ・スキャナコントローラ54がその値に従ってシフ
ト量を演算し、それをシステムコントローラ53に指示
すればよい。
【0045】このとき、用紙サイズと書き込み最大領域
の差に一定値を加算した値をシフト量とし、それをホス
ト55またはプリンタ・スキャナコントローラ54がシ
ステムコントローラ53に指示することにより、用紙端
部に一定幅の空白領域をもつ画像データを得ることがで
きる。また、一定値を操作することにより、用紙の主走
査方向の奥半分のみに画像データを書き込むなどの編集
も可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、イメージプロセッサと記憶装置とに外部装置から
送信される画像データの入力口を設け、その入力口から
入力される画像データを記憶装置に設けたシフト回路に
よって主走査方向にシフトするので、オペレータが用紙
サイズとその用紙上への書き込み位置に対応するシフト
量をシフト回路にセットすることによって、外部装置か
ら送信される画像データを用紙上の所望の位置から書き
込むことができる。
【0047】さらに、シフト回路が画像データを選択さ
れている用紙の主走査方向の用紙端に対応する量だけ主
走査方向にシフトすることにより、外部装置から送信さ
れる画像データを用紙サイズに係わらず用紙の端部から
書き込むことができる。あるいは、画像データを外部装
置から指示された量だけ主走査方向にシフトすることに
より、外部装置から送信される画像データを外部装置か
らの指示によって用紙上の任意の位置から書き込むこと
ができる。
【0048】なお、シフト回路を記憶装置の画像データ
入力口と入力した画像データを格納するメモリとの間に
設けたり、記憶装置のメモリとその画像データを出力す
る出力口との間に画像データの変倍処理を行なう変倍回
路を設けたりして、シフト回路や変倍回路を記憶装置に
組み込むようにすれば、回路構成の簡略化により低コス
トを実現できる。
【0049】あるいは、記憶装置の画像データを格納す
るメモリとその画像データを出力する出力口との間にシ
フト回路を設けたり、記憶装置の上記メモリとシフト回
路との間に画像データの変倍処理を行なう変倍回路を設
けたりして、シフト回路や変倍回路を記憶装置に組み込
むようにしても、上述と同様に回路構成が簡略化されて
低コストを実現できる。
【0050】また、上述のようにシフト回路を記憶装置
のメモリの後段に設けることにより、外部装置から画像
データを送信した後でも、シフト回路による画像データ
のシフト量を決定するための用紙サイズや外部からの指
示を変更することができる。さらに、シフト回路の前段
に変倍回路を設けたことにより、画像データを外部装置
から送信する前に縮小しなくてもデータの欠落が生じる
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3のデジタル複写装置の制御系を示
すブロック構成図である。
【図2】この発明の一実施例を示すデジタル複写装置の
上面図である。
【図3】図2のデジタル複写装置の全体構成図である。
【図4】図1の記憶装置内に組み込まれたシフト回路と
メモリとの異なる関係を示すブロック図である。
【図5】図1のホストから送信される画像データと記憶
装置のメモリ上に展開される画像データとの関係を示す
説明図である。
【図6】図1のプリンタによる最大出力可能領域(A3
サイズ)とそのプリンタにより選択された用紙(A4サ
イズ)に対して出力された画像データとの関係を示す説
明図である。
【図7】図4のシフト回路の具体的な回路構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 21 プリンタ 51 イメー
ジプロセッサ 52 記憶装置 52a メモリ 52b シ
フト回路 52c 変倍回路 53 システムコントローラ 54 プリンタ・スキャナコントローラ 55 ホ
スト 61 カウンタ 62 ラインバッファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを処理するイメージプロセッ
    サと、該イメージプロセッサによる処理後の画像データ
    あるいは外部装置から入力される画像データを一時的に
    記憶する記憶装置と、その記憶装置に記憶された画像デ
    ータを顕像化する画像出力装置とを有するデジタル複写
    装置において、 前記イメージプロセッサと前記記憶装置とに前記外部装
    置から送信される画像データの入力口を設けると共に、
    前記記憶装置に画像データを主走査方向にシフトするシ
    フト回路を設けたことを特徴とするデジタル複写装置。
  2. 【請求項2】 前記シフト回路が、画像データを選択さ
    れている用紙の主走査方向の用紙端に対応する量だけ主
    走査方向にシフトする手段である請求項1記載のデジタ
    ル複写装置。
  3. 【請求項3】 前記シフト回路が、画像データを外部装
    置から指示された量だけ主走査方向にシフトする手段で
    ある請求項1記載のデジタル複写装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶装置の前記画像データ入力口と
    入力した画像データを格納するメモリとの間に前記シフ
    ト回路を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか一項に記載のデジタル複写装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデジタル複写装置におい
    て、前記記憶装置の前記メモリとその画像データを出力
    する出力口との間に画像データの変倍処理を行なう変倍
    回路を設けたことを特徴とするデジタル複写装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置の画像データを格納するメ
    モリとその画像データを出力する出力口との間に前記シ
    フト回路を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか一項に記載のデジタル複写装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデジタル複写装置におい
    て、前記記憶装置の前記メモリとシフト回路との間に画
    像データの変倍処理を行なう変倍回路を設けたことを特
    徴とするデジタル複写装置。
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