JPH0624451Y2 - 吐水器具支持装置 - Google Patents

吐水器具支持装置

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JPH0624451Y2
JPH0624451Y2 JP1991064685U JP6468591U JPH0624451Y2 JP H0624451 Y2 JPH0624451 Y2 JP H0624451Y2 JP 1991064685 U JP1991064685 U JP 1991064685U JP 6468591 U JP6468591 U JP 6468591U JP H0624451 Y2 JPH0624451 Y2 JP H0624451Y2
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JP
Japan
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water
hose
hole
tip
end portion
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991064685U
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English (en)
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JPH0489162U (ja
Inventor
昇 武田
Original Assignee
株式会社ケーブイケー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面,流し台,シャワ
ールーム等において使用される水栓に関し、さらに詳し
くは先端にシャワーヘッド等の吐水器具が継がれた可撓
性のホースを受止具より引き出し自在に挿通した吐水器
具の支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の吐水器支持装置としては
実公昭50−34181号公報に見られるものがある。
これについて図7に従い説明すると、aは洗面,流し台
等の水平な取付面、bは該取付面に開設された窓孔、c
は該窓孔を被うように取付面a上に固設された受止具、
dはホースeの先端に鼓状の接続具fを介して取付られ
た蛇口で、受止具cに形成された受孔gの内面に該接続
具fが着脱自在に支持されるようにしたものである。一
方、同様に吐水器具を水栓本体の一部に形成された受止
具より引き出し自在なるように構成したものは実公昭6
0−20695号公報にも見られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図7に例示した従来の
吐水器具支持装置は、図示したように受孔gの内周面に
接続具fの外周面が支持されるようにしている。このた
めホースeを引き出して使用しているときに受孔g中に
水の飛沫が飛散して来るとその水は窓孔bから取付面a
の下部に侵入しキャビネット内や床面を濡らすため後始
末が必要になるという問題点があった。また、実公昭6
0−20695号公報の水栓についてもこれと同様の問
題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
しようとするもので、中空筒状の受止具を洗面器等の取
付面上に固定し、該受止具中に引き出し自在なるように
挿通されたホースの先端にシャワーヘッド等の吐水器具
が継がれ、該吐水器具が該受止具の先端部に着脱自在に
支持されるようにした吐水器具支持装置であって、吐水
器具の基端部にスカート部を設けると共に、前記受止具
の先端部に前記ホースの外径と略々同一径の透孔を形成
し、該スカート部が前記受止具の先端部に外嵌すること
により吐水器具が支持されることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】吐水器具を受止具より外してホースを透孔から
引き出したときにも該透孔はホースによって塞がれてい
るので水飛沫が侵入しない。また、使用によってホース
の表面に付着した水滴がホースを収納するときに該透孔
によってふき取られる。吐水器具の表面の水滴もスカー
ト部より受止具の外面に全て流下し該透孔中に入ること
がない。
【0006】
【実施例】この実施例は洗髪用を兼ねた洗面器に吐水状
態がシャワー散水または集中吐水に切換えられるように
した吐水器具を設けてなるもので、これを図1〜図6に
従い説明すると、1は排水管2を有する洗面器、3,4
は給湯用止水栓と給水用止水栓、5は該洗面器1の水平
な取付面6上に設けられたシングルレバー操作型の湯水
混合栓で、該混合栓には前記止水栓3,4からの配管
7,7が配設されている。そして該混合栓に基端部を連
結した可撓性のホース8の先端には吐水器具9が継がれ
ている。
【0007】該吐水器具9は前記したようにシャワー散
水状態と集中吐水状態とがハンドル10の操作によって
切換できるようにしてなるもので、このような切換を可
能とした吐水器具自体は公知であるのでその構造を図2
に従い簡単に説明すれば以下のとおりである。即ち、器
具本体11の吐水部に中心部位に集中吐水口12、周縁
部位にシャワー散水口13を形成したキャップ14が螺
着され、器具本体11内に一体に形成された筒部15に
スピンドル16が螺合され、該スピンドル16の外方突
出端には前記ハンドル10を固着すると共に内端にはビ
ス17によって弁体18,19が固着され、該弁体1
8,19に対向する弁座部20を前記キャップ14に一
体に形成してなるもので、ハンドル10を操作してスピ
ンドル16を進退動させ弁体18または19を弁座部2
0に圧着させることで集中吐水口12またはシャワー散
水口13からの吐水を可能としたものである。
【0008】該吐水器具9はホース8の先端にプラグ2
1を介して回転自在に継がれている。即ち、小径部21
aにホース8の先端を圧入したプラグ21の外周にUパ
ッキン22が外嵌され該プラグ21を吐水器具9の基端
部中で回転自在なるように内装しブシュ23をその開口
端に配置しさらに吐水器具9の端部外周に形成した螺子
部24に締付部材25を螺合し該締付部材25の内周に
形成された内向鍔26によりブシュ23を抜止すると共
に、該締付部材25に一体にスカート部25aを延設す
る。なおスカート部25aの内周面にはスプライン溝を
形成する。一方洗面器1の取付面6に開設した窓孔に受
止具27の基端部27aを挿入し取付面6上にゴムパッ
キン28、下面にゴムパッキン29、座金30を介在さ
せてナット31を該基端部27aに螺合固定する。受止
具27は一方に側斜した中空筒状のものでその先端部寄
りに前記スカート部25aが被る小径筒状部27bが段
部27cを介して形成されている。小径筒状部27bの
外周にはスカート部25a内周面のスプライン溝に合致
するスプライン溝が形成されている。また、該小径筒状
部27bの先端は内向に窄んでいてここにホース8の外
径と同一またはこれより若干大径または若干小径の透孔
32が形成される。なお透孔32の内面は図4に拡大し
て示したように断面円弧状になっている。
【0009】このように構成された吐水器具支持装置で
は、図2に示したように、スカート部25aが小径筒部
27bに外嵌することによって吐水器具9が受止具27
に支持される。このため吐水器具9の表面を伝って流下
する水滴は受止具27の外面に流下することはあっても
透孔32に入ることがない。また、吐水器具9を手持し
てホース8を透孔32から引き出したとき図3に示した
ように、ホース8が該透孔32を閉塞した状態となるの
で使用中の水飛沫が該透孔32に入ることはない。そし
てこの場合該透孔32の内面は円弧状に形成されホース
8の周面に線接触するので図3中破断線で示したように
ホース8はこの透孔32部を中心として自由に屈曲させ
易くホースの折れ曲りによる通水不良が発生し難くでき
ると共にホース8引出し時の摩擦抵抗を軽減できる。ま
た、透孔32をホース8と同径かまたは少し小径にして
透孔32の内面がホース8に圧着するようにすれば収納
時にホース8に付着している水滴までもこの透孔32に
よつてぬぐい取られるようにすることができる。
【0010】図5にこの透孔形態の他の実施例を示すが
このように透孔内面形状は円弧状でなくてもよい。さら
に図6には小径筒部27bの開口縁にゴムまたはナイロ
ン等の低摩擦係数の合成樹脂材で内周部に弾性リップ3
3を有するように一体に形成されたパッキン34を止着
し水滴の払拭作用をより効果的ならしめた例を示す。な
おこの実施例では湯水混合栓5と受止具27とを別体に
構成したものについて示したが受止具27を一体に構成
してもよい。
【0011】
【考案の効果】以上実施例について説明したように、本
考案の吐水器具支持装置は、受止具の先端部にホースの
外径と略々同一径の透孔を形成してなるものであるの
で、吐水器具を手持ちして使用しているときの水飛沫の
飛び込み、およびホースに付着した水滴の侵入が防止で
る。また吐水器具の表面に付いた水滴もスカート部表
面を伝って全て受止具の外面に流下するので、従来のよ
うにキャビネット内や床面を濡らすことなく後始末の手
間が省けるなど使い勝手のよいホース引出式水栓が提供
できる有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吐水器具支持装置の一実施例を示
した外観斜視図。
【図2】図1の要部の縦断面図。
【図3】受止具の縦断面図。
【図4】透孔の拡大縦断面図。
【図5】透孔の他の実施例を示した拡大縦断面図。
【図6】透孔の他の実施例を示した拡大断縦面図。
【図7】従来の吐水器具支持装置の縦断面図。
【符号の説明】
1 洗面器 6 取付面 8 ホース 9 吐水器具 25 締付部材 27 受止具 32 透孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空筒状の受止具を洗面器等の取付面上
    に固定し、該受止具中に引き出し自在なるように挿通さ
    れたホースの先端にシャワーヘッド等の吐水器具が継が
    れ、該吐水器具が該受止具の先端部に着脱自在に支持さ
    れるようにした吐水器具支持装置であって、吐水器具の
    基端部にスカート部を設けると共に、前記受止具の先端
    部に前記ホースの外径と略々同一径の透孔を形成し、該
    スカート部が前記受止具の先端部に外嵌することにより
    吐水器具が支持されることを特徴とした吐水器具支持装
    置。
JP1991064685U 1991-07-19 1991-07-19 吐水器具支持装置 Expired - Lifetime JPH0624451Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991064685U JPH0624451Y2 (ja) 1991-07-19 1991-07-19 吐水器具支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991064685U JPH0624451Y2 (ja) 1991-07-19 1991-07-19 吐水器具支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0489162U JPH0489162U (ja) 1992-08-04
JPH0624451Y2 true JPH0624451Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=31797730

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JP1991064685U Expired - Lifetime JPH0624451Y2 (ja) 1991-07-19 1991-07-19 吐水器具支持装置

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