JPH06243691A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06243691A
JPH06243691A JP2548593A JP2548593A JPH06243691A JP H06243691 A JPH06243691 A JP H06243691A JP 2548593 A JP2548593 A JP 2548593A JP 2548593 A JP2548593 A JP 2548593A JP H06243691 A JPH06243691 A JP H06243691A
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JP
Japan
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output
signal
control signal
pulse
circuit
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Pending
Application number
JP2548593A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Watanabe
靖浩 渡辺
Nobutoshi Toujiyou
伸年 東城
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アクセスタイムの高速化および疑似データの
出力による誤動作の防止を図った半導体メモリを提供す
ることである。 【構成】 本発明に係る半導体記憶装置は、データを記
憶するためのメモリセルアレイ2と、アドレスコードを
デコードして1本のワード線を選択する行選択手段およ
び所定本数のビット線群を同時に選択する列選択手段8
と、リードサイクルの倍周期を有しかつアドレスコード
の変化時に論理レベルが反転するパルス信号を出力する
パルス発生手段14と、パルス信号を所定の時間遅延さ
せる遅延手段12と、パルス信号と遅延手段の出力信号
とを入力し、それら2つの信号の遅延を検出して所定の
制御信号を出力する遅延検出手段16と、所定の制御信
号に応答して関連するメモリセルに保持されているデー
タを読みだして外部に出力する出力手段10とを有する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、特にMOSメモリ回路に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置(以下、半導体メ
モリ)の回路図の一例を図5に示す。まず、図5の装置
の構成について説明する。
【0003】この半導体メモリは、8ビット単位で書込
み/読出しを行う記憶容量2Kビット(256×8ビッ
ト)のEPROMであり、メモリセルアレイ2と、5ビ
ットの行デコーダ4と、3ビットの列デコーダ6と、前
記列デコーダ6からのカラム線C0〜C7により与えら
れるセレクト信号に応答して関連する8つの列を選択す
る列セレクタ回路8と、前記列セレクタ回路8を介し
て、関連するメモリセルに保持されているデータを読出
し、外部へ出力するための出力回路10とにより構成さ
れている。
【0004】前記メモリセルアレイ2は、32本のワー
ド線R0〜R31のいずれかと、64本のビット線B0
〜B63のいずれかとに連結された2048個のメモリ
セルすなわちNチャンネル型MOSトランジスタT0,0
〜T31,63 (以下、トランジスタT0,0 〜T31,63 )に
より構成されている。
【0005】前記列セレクタ回路8は、セレクト・トラ
ンジスタTS0〜TS63 により構成される。前記トランジ
スタTS0〜TS63 のゲートには、前記トランジスタTS0
から順に、前記カラム線がC0〜C7,C0〜…と巡回
的に接続されている。また、前記トランジスタTS0〜T
S63 の電流路の一端は、それぞれ前記ビット線B0〜B
63に接続され、また、前記電流路の多端は、前記トラ
ンジスタTS0から8本づつ接点OT0〜OT7において
合流接続されて、それぞれ前記出力回路10のセンスア
ンプSA0〜SA7に連結されている。つまり、前記列
デコーダ6によりいずれかのカラム線がアサートされる
と、それに関連する8個のセレクト・トランジスタが導
通し、それにより選択された8個のアクセスすべきメモ
リセルのみが前記センスアンプSA0〜SA7とそれぞ
れ電気的に連結されるように構成されている。
【0006】前記出力回路10は、前述のセンスアンプ
SA0〜SA7と、前記センスアンプSA0〜SA7の
後段にそれぞれ接続され、所定の外部制御信号RDEN
に応答して読出されたデータを反転増幅して外部に出力
するバッファアンプBA0〜BA7により構成される。
【0007】図6は、前記センスアンプSA0〜SA7
の一回路例である。トランジスタN11は、ゲートに与
えられた所定の制御信号BIASに応答して入力信号I
Nの電圧レベルをコントロールするためのトランジスタ
であり、トランジスタP11,P12,P15はプルア
ップ・トランジスタである。6つのトランジスタN12
〜15,P13〜14からなるカレントミラー型センス
アンプ本体の後段には、CMOSインバータINV11
が接続されている。信号VREFは、前記カレントミラ
ー型センスアンプの基準電圧となる信号であり、例え
ば、オンセルであるダミーセルにより生成される。
【0008】ここで、前記センスアンプSA0〜SA7
に与えられる外部制御信号PSは、このメモリの非動作
時において、前記センスアンプSA0〜SA7の動作を
禁止してむだな電力消費を回避するための信号であり、
以下のデータ読出し動作の説明においては、前記外部制
御信号PSは前記センスアンプSA0〜SA7を動作可
能にする論理レベルであるものとする。なお、図5の回
路において、書込みに関連する回路は説明の簡略化のた
めに省略した。次に、図7および図8のタイミングチャ
ートを参照しながら、図1の装置におけるデータ読出し
動作について説明する。
【0009】まず、2つの8ビットデータを連続して読
出すときにおける、メモリセルのうちの行デコーダ4に
最も近い第0ビットに位置するメモリセルT0,0 および
1,0 に関連する読出し動作について、図7のタイミン
グチャートを用いて説明する。この場合は、後述のよう
に読出し動作が正常に行われる。ここで、前記メモリセ
ルT0,0 およびT1,0 は、ともにオンセルの状態にある
とする。
【0010】最初に、アドレスコードに応答してワード
線R0およびカラム線C0がアサートされ、選択された
メモリセルT0,0 と前記センスアンプSA0との間に電
流路が形成される。このメモリセルつまりトランジスタ
0,0 はオン状態であるので、前記センスアンプSA0
の入力側の接点OT0には電圧レベル”ロー“が現れ、
これが前記センスアンプSA0により検出される。さら
に、検出されたデータは、前記外部制御信号RDENの
アサートにより動作可能とされた後段の前記バッファア
ンプBA0により反転増幅されて、図7のようにデータ
“1”がデータ出力端D0に出力される。
【0011】続いて、ワード線R1およびカラム線C0
がアサートされ、メモリセルT1,0がアクセスされて、
図3のようにデータ“1”がデータ出力端D0に正常に
出力される。
【0012】次に、2つの8ビットデータを連続して読
出すときにおける、メモリセルのうちの行デコーダ4か
ら最も遠い第7ビットに位置するメモリセルT0,63およ
びT1,63に関連する読出動作について説明する。この場
合、後述するような不具合が生ずる。ここで、前記メモ
リセルT0,63およびT1,63はともにオンセルの状態にあ
るとする。
【0013】前記ワード線R0〜R31は、通常、ポリ
シリコン等の材料を用いて形成されているのでアルミ配
線に比較して大きい抵抗分を有し、さらに、複数のメモ
リセル・トランジスタのゲート容量が連結されているの
で、行デコーダ4の方からは等価的に積分器すなわちパ
ルス遅延器の多段接続回路のようにみえる。従って、前
記行デコーダ4により前記ワード線に印加されるパルス
波形は、ワード線を伝搬するごとに積分されて、立上が
り時間trおよび立下がり時間tfが劣化していく。す
なわち、前記パルス信号は、所定の時間遅延され、この
遅延時間は前記行デコーダ4から遠くになるほど大きく
なる。図8に、ワード線R0,R1それぞれにおける前
記行デコーダ4に最も近い接点S0,0 ,S1,0 および前
記行デコーダ4から最も遠い接点S0,63,S1,63におけ
る波形を示す。
【0014】メモリセルT0,63へのアクセスによりデー
タ出力端D7にデータ“1”が出力された後、メモリセ
ルT0,63にアクセスするためのアドレスコードに変化し
た時点t0 より、メモリセルT0,63に関連する接点S
0,63の電圧レベルは徐々に下降し、一方、次にアクセス
すべきメモリセルT1,63に関連する接点S1,63の電圧レ
ベルは徐々に上昇するので、両方の接点の電位がトラン
ジスタT0,63,T1,63のしきい値より低く、いずれのメ
モリセルも選択されない非選択期間T1が生ずる。する
と、この期間、前記センスアンプSA7のプルアップ・
トランジスタP11,P12により、このセンスアンプ
の入力側すなわち接点OT7はプルアップされ、それに
応答してデータ出力端D7の電位は下降していく。そし
て、前記接点S1,63の電位が十分上昇して初めて、メモ
リセルT1,63への有効なアクセスがなされて、前記接点
OT7の電位は下降を始め、それに応答してデータ出力
端D7の電位は上昇を始め、やがてデータ“1”が出力
される。
【0015】すなわち、前記ワード線が有する抵抗分の
影響が、前記接点OT7においては、有効な電位レベル
“0”の中への無効な電位レベル“1”の信号の発生と
して、前記データ出力端D7においては、有効なデータ
“1”の中への一時的な疑似データすなわち無効なデー
タ“0”の部分の発生として現れる。また、一旦“0”
レベルまで低下した前記データ出力端D7の電位を
“1”レベルまで上昇させるときの前記バッファアンプ
BA7の応答は、前記接点OT7の電位の応答スピード
に比較して緩やかであり、アドレスが変化してからデー
タ出力端D7の電位が安定するまでのむだな時間TACC1
は前記非選択期間t1よりもさらに長くされ、悪影響を
深めている。
【0016】このように、データ出力端D0には、正常
にデータが出力されるが、データ出力端D1〜D7に
は、それぞれ関連するメモリセルまでの行デコーダ4か
らのワード線長に応じた時間幅を有する無効なデータ
“0”が出力した後に、正常なデータが出力される。従
って、データ出力端D1〜D7に出力されるデータが
“1”の場合に、アドレスコードが変化してから、行デ
コータから最も遠いメモリセルにおける前記時間TACC1
だけ経過する間、データ無効期間を設定する必要があ
り、それによりアクセスタイムが劣化されるという不具
合があった。 この問題点は、図1の回路においてのみ
でなく、SRAM等の他の半導体メモリの一般的なビッ
ト構成において発生する。特に、長いワード線を有する
構成によるメモリほど、前記むだな時間TACC1は大きく
なるので、高速化メモリ回路には適さないという問題点
があった。
【0017】また、何等かの理由により、設定された無
効期間よりも長い時間継続する前述のような無効なデー
タが発生した場合、その無効なデータを出力してしま
い、それにより後段に接続される回路の誤動作を生ずる
危険性があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情を
考慮してなされたもので、アクセスタイムの高速化およ
び疑似データの出力による誤動作の防止を図った半導体
メモリを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
手段は、複数のワード線のうちのいづれか1本のワード
線と複数のビット線のうちのいずれか1本のビット線と
に接続されているメモリセルを複数有するメモリセルア
レイと、外部から与えられるアドレスコードに応答し
て、前記複数のワード線のうちから該当するワード線を
選択する行選択手段と、前記アドレスコードに応答し
て、前記複数のビット線のうちから該当する1本のビッ
ト線をまたは同時に2以上の所定本数のビット線を選択
する列選択手段と、リードサイクルの2倍の周期を有し
かつアドレスコードの変化時に論理レベルが反転する位
相を有するパルス信号を発生するパルス発生手段と、前
記パルス発生手段から与えられるパルス信号を所定の時
間遅延して出力する遅延手段と、前記パルス発生手段の
出力パルス信号と前記遅延手段の出力パルス信号とを入
力し、前記2つのパルス信号の論理レベルの一致検出に
応答して有効を示す第1の制御信号を出力する遅延検出
手段と、前記第1の制御信号に応答して、前記選択され
たワード線およびビット線に接続されているメモリセル
に記憶されているデータを読出して外部に出力するため
の出力回路を含む出力手段とを有することを特徴とす
る。
【0020】
【作用】本発明に係る半導体記憶装置において、外部か
ら与えられるアドレスコードに応答して行選択手段およ
び列選択手段によりアクセスすべき1個または2以上の
所定個数のメモリセルが選択され、第1の制御信号に応
答して出力手段により前記選択されたメモリセルに記憶
されているデータが検出され外部に出力される。
【0021】その際、前記遅延検出手段は、パルス発生
手段により与えられるリードサイクルの2倍の周期を有
しかつアドレスコードの変化時に論理レベルが反転する
位相を有するパルス信号と、前記パルス信号を所定の時
間遅延する遅延手段の出力との論理レベルの一致を検出
し、一致の場合のみ前記出力手段を動作可能とするため
の有効を示す前記第1の制御信号を出力する。
【0022】一方、不一致の場合には無効を示す前記第
1の制御信号を出力して、それによりアドレスコードが
変化してから前記所定の期間、前記出力手段を動作禁止
とする。それにより、非選択期間において発生する疑似
信号を最小限の振幅に押さえて、出力手段のデータ出力
端の電位の安定を高速化することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。本発明に係る半導体メモリの回路図の一例を図1に
示す。
【0024】まず、図1の半導体メモリの構成について
説明する。この半導体メモリは、8ビット単位で書込み
/読出しを行う記憶容量2Kビット(256×8ビッ
ト)のEPROMであり、メモリセルアレイ2と、5ビ
ットの行デコーダ4と、3ビットの列デコーダ6と、前
記列デコーダ6からのカラム線C0〜C7により与えら
れる制御信号によりセレクト動作を行う列セレクタ回路
8と、後述の制御信号SENSEと制御信号OTENと
に応答して、選択された8個のメモリセルに保持されて
いるデータを読みだし、外部へ出力するための出力回路
10と、リードサイクルの2倍の周期を有しかつアドレ
スコードの変化時に論理レベルが反転する位相を有する
パルス信号を出力するためのパルス発生回路14と、前
記メモリセルアレイ2のワード線と電気的に等価なパル
ス遅延特性を有し、前記パルス発生回路14から与えら
れるパルス信号を遅延して出力するダミーセルアレイ1
2と、前記パルス発生回路14の出力パルス信号とダミ
ーセルアレイ12の出力パルス信号とを入力とするEX
−NOR回路22よりなる遅延検出回路16と、外部か
ら与えられる所定の外部制御信号PSを反転した信号と
前記遅延検出回路16の出力とを入力とし、前記制御信
号SENSEを出力する論理回路24よりなる制御回路
18と、外部から与えられる所定の制御信号RDENと
前記制御信号SENSEとを入力とし、前記制御信号O
TENを出力するAND回路26よりなる制御回路20
とを有する。
【0025】前記メモリセルアレイ2は、32本のワー
ド線R0〜R31のいずれかと、64本のビット線B0
〜B63のいずれかとに連結された2048個のメモリ
セルすなわちNチャンネル型MOSトランジスタT0,0
〜T31,63 により構成されている。
【0026】前記列セレクタ回路8は、セレクト・トラ
ンジスタTS0〜TS63 により構成される。前記トランジ
スタTS0〜TS63 のゲートには、前記トランジスタTS0
から順に、前記カラム線がC0からC1〜C7,C0〜
…と巡回的に接続されている。また、前記トランジスタ
S0〜TS63 の電流路の一端は、それぞれ前記ビット線
B0〜B63に接続され、また、前記電流路の多端は、
前記トランジスタTS0から8本づつ接点OT0〜OT7
において合流接続されて、それぞれ前記出力回路10の
センスアンプSA0〜SA7に連結されている。つま
り、前記列デコーダ6によりいずれかのカラム線がアサ
ートされると、それに関連する8個の前記セレクト・ト
ランジスタが導通し、選択された8個のアクセスすべき
メモリセルのみが前記センスアンプSA0〜SA7と電
気的に連結されるように構成されている。
【0027】前記出力回路10は、前記制御信号SEN
SEに応答して、関連するメモリセルに記憶されている
データを読出すためのセンスアンプSA0〜SA7と、
前記センスアンプの後段にそれぞれ接続され、前記制御
信号OTENすなわち前記制御信号SENSEおよび前
記外部制御信号RDENの論理積に応答して、前記セン
スアンプSA0〜SA7により読出されたデータをそれ
ぞれ反転増幅して外部に出力するためのバッファアンプ
BA0〜BA7により構成される。前記外部制御信号R
DENは、前記バッファアンプBA0〜BA7の動作を
可能とするための信号である。
【0028】前記外部制御信号PSは、このメモリの非
動作時において、前記遅延検出回路の出力信号の論理状
態にかかわらず前記制御回路18の出力Nの論理レベル
を“0”にし、それにより前記制御信号SENSEの論
理レベルを“0”にし、さらにそれにより、前記外部制
御信号RDENの論理状態にかかわらず前記制御信号O
TENの論理レベルを“0”にして、前記センスアンプ
SA0〜SA7および前記バッファアンプBA0〜BA
7の動作を禁止してむだな電力消費を回避するための信
号であり、以下のデータ読出し動作の説明においては、
前記制御信号PSはそれらの動作を許可する論理レベル
“0”であるものとする。
【0029】前記遅延検出回路16は、アドレスコード
が変化した時点と、その後ワード線のパルス遅延特性に
より過渡的にいずれのワード線も論理レベルが“0”と
なりいずれのメモリセルも選択されないために疑似的な
オフセルを与える期間が終了する時点との間の期間を検
出するための回路である。前記EX−NOR回路22に
より、遅延のない前記パルス発生回路14の出力パルス
信号と前記行デコーダ4から最も遠方にあるメモリセル
のゲートにおける遅延をシュミレートしたダミーセルア
レイ12の出力パルス信号との論理レベルが一致してい
る場合に論理レベル“1”の信号が出力され、一方、不
一致の場合には論理レベル“0”の信号が出力されて前
記出力回路10の動作が禁止される。
【0030】前記ダミーセルアレイ12は、前記メモリ
セルアレイ2のワード線と電気的に等価なパルス遅延特
性を実現するために、前記メモリセルアレイ2の一行分
と同一のマスク・パターンを用いて、前記メモリセルア
レイ2の対応する部分を構成する材料と同一の材料およ
び前記メモリセルアレイ2と同一の製造プロセスにより
形成されるものであり、1本のワード線RD に連結され
た64個のメモリセルすなわちNチャンネル型MOSト
ランジスタTD0〜TD63 を有する。前記ワード線R
D は、接点SD1とSD2との間の部分は前記メモリセルア
レイ2におけるワード線R0〜R31と同一の材料のポ
リシリコンにより形成されており、その範囲の外側の部
分はアルミにより形成されている。なお、前記ワード線
R0〜R31は、行デコーダ4からみて接点S0,0 〜S
31,0より遠方はポリシリコンにより形成されているが、
行デコーダ4と接点S0,0 〜S31,0との間はアルミによ
り形成されているものとする。一方、前記パルス発生回
路14と前記遅延検出回路16とは、アルミ配線AL1
により接続されている。なお、図1の回路において、書
込みに関連する回路は説明の簡略化のために省略した。
【0031】次に、図2のタイミングチャートを参照し
ながら、図1の装置において、2つの8ビットデータを
連続して読出す動作のうち、メモリセルのうちの行デコ
ーダに最も遠い第7ビットに位置するメモリセルT0,63
に記憶されているデータを読出した後、続けてT1,63
読出す動作に関して説明する。なお、前記メモリセルT
0,63およびT1,63は、共にオンセルの状態にあるとす
る。
【0032】まず、メモリセルT0,63へアクセスするリ
ードサイクルにおいてすでに、与えられたアドレスコー
ドに応答して行デコーダおよび列デコーダによりトラン
ジスタT0,63のゲートに連結されているワード線R0お
よびセレクト・トランジスタTS63 に連結されているカ
ラム線C7がアサートされ、オンセルの状態であるメモ
リセルT0,63が選択され、前記センスアンプSA0の入
力側の接点OT7には電圧レベル“ロー”が現れ、これ
が前記センスアンプSA7により検出され、さらに、前
記検出されたデータが前記バッファアンプBA7により
反転増幅されて、データ“1”がデータ出力端D7に出
力されているものとする。
【0033】その後、図2のように、メモリセルT1,63
へアクセスするリードサイクルの開始点において、アド
レスコードが変化すると、与えられたアドレスコードを
デコードする行デコーダにより、トランジスタのT1,63
のゲートに連結されているワード線R1に、このリード
サイクルの全時間幅について論理レベル“1”を有する
パルス信号が出力され、一方先のリードサイクルにおい
て論理レベル“1”であったワード線R0の論理レベル
は“0”となる。
【0034】ここで、前記ワード線R0〜R31は、通
常、ポリシリコン等の材料を用いて形成されているので
アルミ配線に比較して大きい抵抗分を有し、さらに、複
数のメモリセル・トランジスタのゲート容量が連結され
ているので、行デコーダの方からは等価的に積分器すな
わち遅延器の多段接続回路のようにみえる。従って、前
記行デコーダ4により前記ワード線R0,R1に印加さ
れるパルス波形は、ワード線を伝搬するごとに積分され
て、立上がり時間trおよび立下がり時間tfが劣化し
ていく。すなわち、前記パルス信号は、所定の時間遅延
され、この遅延時間は前記行デコーダ4から遠くになる
ほど大きくなる。図2に、ワード線R0,R1それぞれ
における前記行デコーダ4に最も近い接点S0,0 ,S
1,0 および前記行デコーダ4から最も遠い接点S0,63
1,63における波形を示す。
【0035】一方、パルス発生回路14からは、このメ
モリに接続されるMCUから与えられる信号ADRを1
/2分周して生成されるリードサイクルの2倍の周期を
有しかつアドレスコードの変化時に論理レベルが反転す
る位相を有するパルス信号が出力され、前記ワード線R
0〜R31のパルス遅延特性をシュミレートする前記ダ
ミーセルアレイ12からは、前期パルス発生回路14の
出力に対して遅延が与えられたパルス信号が出力され
る。前記2つのパルス信号について、それぞれ接点
A0,SD3における波形を図2に示す。そして、この2
つのパルス信号を入力とする前記EX−NOR回路22
からは、図2のように、前記2つのパルス信号の論理レ
ベルが一致している場合のみ、論理レベル“1”の制御
信号が出力される。
【0036】なお、先のメモリサイクルでアサートされ
たカラム線C7および前記バッファアンプを動作可能に
するための外部制御線RDENは、アサートされたまま
である。
【0037】ここで、図2のように、先のメモリセルT
0,63へのアクセスによりデータ出力端D7にデータ
“1”が出力された後にアドレスコードが変化した時点
0 より、前記メモリセルT0,63に関連する接点S0,63
の電圧レベルは徐々に下降し、一方、次にアクセスすべ
きメモリセルT1,63に関連する接点S1,63の電圧レベル
は徐々に上昇するので、両方の接点の電位がトランジス
タT0,63,T1,63のしきい値より低く、いずれのメモリ
セルも選択されない非選択期間T1が生ずる。すると、
この期間、疑似的にメモリセルがオフセルであるのと同
じ状態になり、図2のように、このセンスアンプの入力
側すなわち接点OT7はセンスアンプに含まれるプルア
ップ・トランジスタによりプルアップされる。しかし、
従来のメモリと異なり本発明においては、前記時点t0
より前記非選択期間T1のほぼ終点付近まで、前記遅延
検出回路16すなわち前記EX−NOR回路22の出力
は論理レベル“0”となり、このパルス信号と論理レベ
ル“0”の前記外部制御信号PSとを入力する制御回路
18は、論理レベル“0”の前記制御信号SENSEを
与えるので、それにより、この間前記センスアンプのセ
ンス動作は禁止される。そして、前記制御信号SENS
Eが論理レベル“1”になってから、前記非選択期間T
1が終了する時点までの期間TD の間振幅が上昇し、そ
の後振幅が減少する波高値の低い疑似信号が、後段の前
記バッファアンプBA7に与えられる。
【0038】また、前記制御信号OTENは、前記時点
0 から前記制御信号SENSEと同様の期間論理レベ
ルが“0”にされ、それにより、前記バッファアンプB
A7は、その間、それまでの出力データ“1”をラッチ
している。そして、この期間が経過すると、前記制御信
号SENSEおよび前記制御信号OTENの論理レベル
が共に“1”になり、それにより動作可能となった前記
バッファアンプBA7は前述のようにセンスアンプSA
7により出力された疑似信号を、反転増幅して出力す
る。その際、従来と異なり、センスアンプSA7により
出力される疑似信号の波高値は十分に低く、その信号に
応答して下降するデータ出力端D7の電位の下降の程度
は非常に小さいものとなる。従って、前記センスアンプ
SA7により出力される信号の電位が降下を始めたさ
い、それに対して電位が上昇するように応答するデータ
出力端D7の電位は、迅速に論理レベル“1”に到達す
るので、本発明においては、アドレスコードが変化して
からデータ出力端D7の電位が安定するまでの時間T
ACC は、従来に比較して短縮される。
【0039】以上の説明のように、本発明においては、
前記ダミーセル12を用ることにより、行デコーダ4よ
り最も長い距離に位置するメモリセルにおいて、関連す
るワード線から与えられる信号が受ける遅延をシュミレ
ートして、この遅延された信号を基に所定の制御信号を
生成し、それにより、前記非選択期間にほぼ等しい期間
において前記出力回路10の動作が不可となるように制
御することにより、前記非選択期間において発生する疑
似信号を最小限の振幅に押さえて、データ出力端D7の
電位の安定を高速化することができる。
【0040】従って、アドレスコードの入力すなわちア
ドレスコードの変化時点からデータ信号の出力が可能と
なる時点までのアクセスタイムが改善され、高速化メモ
リにも適用可能となる。
【0041】また、最も電位の安定の遅い出力端D7の
電位が安定するのを待って、データ信号を出力するた
め、出力端D0〜D7間での読出しのスピード差を吸収
することができる。
【0042】さらに、データ信号に従来のような疑似デ
ータすなわち無効なデータが発生しないため、後段に接
続される回路のラッチのタイミングに余裕ができるの
で、システム設計を容易にし、また、システム誤動作も
回避することができる。
【0043】図3は、前記パルス発生回路14の一回路
例である。この回路は、関連するMCU等から与えられ
るリードサイクルと等しい周期を有しかつアドレスコー
ドの変化時に論理レベルが反転する位相を有する前記外
部制御信号ADRを1/2分周して、前述のようなリー
ドサイクルの1/2の周期を有しかつアドレスコードの
変化時に論理レベルが反転する位相を有するパルス信号
を出力する1/2分周器であり、入力パルス信号を反転
して伝えるインバ−タINV2と、1つの入力端に所定
の外部制御信号RSTが与えられ、この回路の出力を与
える2入力NOR回路30と、前記インバ−タINV2
の出力パルス信号に応答して、前記NOR回路30の出
力を反転して前記NOR回路30の他の入力端に伝える
インバータCI1と、前記インバ−タINV2の出力パ
ルス信号に応答して、前記インバータCI1の出力を反
転して伝えるインバータCI2と、前記インバータCI
2の出力を反転して伝えるインバ−タINV1と、前記
入力パルス信号に応答して前記インバ−タINV1の出
力を反転して前記インバ−タINV1の入力端にフィー
ドバックするインバータCI3と、前記入力パルス信号
に応答して前記インバ−タINV1の出力を反転して前
記インバ−タINV1の入力端にフィードバックするイ
ンバータCI3と、前記入力パルス信号に応答して前記
インバ−タINV1の出力を反転して前記NOR回路3
0の他の入力端に伝えるインバータCI4とにより構成
されている。
【0044】前記外部制御信号RSTは、動作開始直前
まで論理レベル“1”であり、動作開始と共に論理レベ
ル“0”となるリセットパルスであり、動作開始時にこ
の回路の出力を論理レベル“1”にするための信号であ
る。従って、動作開始後は、前記2入力NOR回路30
は、等価的にインバ−タとなる。
【0045】この回路は、2入力NOR回路30および
インバータCI1よりなるラッチと、インバ−タINV
1およびインバータCI3よりなるラッチとが、半クロ
ックごとに交互動作することにより、1/2分周を実行
している。
【0046】図4は、前記センスアンプSA0〜SA7
の一回路例である。トランジスタN11は、ゲートに与
えられた所定の制御信号BIASに応答して入力信号I
Nの電圧レベルをコントロールするためのトランジスタ
であり、トランジスタP11,P12,P15はプルア
ップ・トランジスタである。6つのトランジスタN12
〜15,P13〜14からなるカレントミラー型センス
アンプ本体の後段には、CMOSインバータINV11
が接続されている。信号VREFは、前記カレントミラ
ー型センスアンプの基準電圧となる信号であり、例え
ば、オンセルであるダミーセルにより生成される。ま
た、このメモリの非動作時には、前記外部制御信号PS
により論理レベル“1”にされた前記制御信号SENS
Eにより前記センスアンプSA0〜SA7の動作が禁止
され、むだな電力消費が回避される。
【0047】ここで、前記3つの論理回路22,24,
26は、実施例に示される構成に限らず、他の論理素子
による組合せ回路を用いて構成してもよいし、また、前
記3つの論理回路22,24,26のうちのいずれか2
つをあるいは3つすべてを合体させて構成してもよい。
【0048】また、本発明は、図1の実施例のビット構
成に限らず、他のいかなるビット構成においても実施可
能であり、図1のようなEPROMだけでなく、SRA
M等の他のメモリにおいても実施可能である。
【0049】ここで、図1のメモリの回路構成の代わり
に、全ビット線に一対一にセンスアンプおよびバッファ
アンプを直接接続して、前記セレクト・トランジスタを
センスアンプおよび/またはバッファアンプのいずれか
の部分に挿入しあるいは合体させて、関連する前記カラ
ム線からの制御信号を含む制御信号群により動作制御さ
れるように構成してもよい。また、本発明は上述した各
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明において
は、前記ダミーセル12を設け、ワード線の遅延シュミ
レートにより生成する制御信号を用いて前記出力回路1
0の動作を制御することにより、従来の前記非選択期間
において発生していた疑似信号を最小限の振幅に押さえ
て、データ出力端D7の電位の安定を高速化することが
できる。従って、アドレスコードの入力からデータ信号
を出力するまでのアクセスタイムが改善され、本発明に
かかる回路は、高速化メモリにも適用可能となる。
【0051】さらに、データ信号に従来のような疑似デ
ータが発生しないため、後段に接続される回路のラッチ
のタイミングに余裕ができるので、システム設計を容易
にし、また、システム誤動作も回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体メモリの回路図
である。
【図2】図1の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】図1の回路に用いられるパルス発生回路の一例
を示す回路図である。
【図4】図1の回路に用いられるセンスアンプの一例を
示す回路図である。
【図5】本発明の一実施例に係る半導体メモリの回路図
である。
【図6】図5の回路に用いられるセンスアンプの一例を
示す回路図である。
【図7】図5の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図8】図5の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
2…メモリセルアレイ、 4…行デコーダ、 6…列デコーダ、 8…列セレクタ回路、 10…出力回路、 12…ダミーセルアレイ、 14…パルス発生回路、 16…遅延検出回路、 18…制御回路、 20…制御回路、 22,24,26…論理回路、 AL1…アルミ配線、 B0〜B63…ビット線、 BA0〜BA7…バッファアンプ、 C0〜C7…カラム線、 D0〜D7…データ出力端、 OT0〜OT7…接点、 R0〜R31…ワード線、 RD …ダミー・ワード線、 S0,0 〜S1,63,SD1〜SD3,SA0…接点 SA0〜SA7…センスアンプ、 T0,0 〜T31,63 …メモリセルのNチャネル型MOSト
ランジスタ、 TD0〜TD63 …ダミーセルのNチャネル型MOSトラン
ジスタ、 TS0〜TS63 …セレクト・トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/10 471 7210−4M

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワード線のうちのいづれか1本のワ
    ード線と複数のビット線のうちのいづれか1本のビット
    線とに接続されているメモリセルを複数有するメモリセ
    ルアレイと、 外部から与えられるアドレスコードに応答して、前記複
    数のワード線のうちから該当するワード線を選択する行
    選択手段と、 前記アドレスコードに応答して、前記複数のビット線の
    うちから該当する1本のビット線をまたは同時に2以上
    の所定本数のビット線を選択する列選択手段と、 リードサイクルの2倍の周期を有しかつアドレスコード
    の変化時に論理レベルが反転する位相を有するパルス信
    号を発生するパルス発生手段と、 前記パルス発生手段から与えられるパルス信号を所定の
    時間遅延して出力する遅延手段と、 前記パルス発生手段の出力パルス信号と前記遅延手段の
    出力パルス信号とを入力し、前記2つのパルス信号の論
    理レベルの一致検出に応答して有効を示す第1の制御信
    号を出力する遅延検出手段と、 前記第1の制御信号に応答して、前記選択されたワード
    線およびビット線に接続されているメモリセルに記憶さ
    れているデータを読出して外部に出力するための出力回
    路を含む出力手段とを有することを特徴とする半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】前記出力手段は、前記列選択手段が同時に
    選択するビット線の本数と同数の独立した前記出力回路
    を有し、前記出力回路には、それぞれ同じ本数のかつ同
    時に選択されないビット線が前記列選択手段を介して連
    結されており、 前記列選択手段は、外部から与えられるアドレスコード
    のうちの所定部分のコードをデコードして、該当するカ
    ラム線に所定のセレクト信号を与える列デコーダと、前
    記ビット線と関連する前記出力回路との間に連結された
    列セレクタ手段であって、前記カラム線から与えられる
    前記セレクト信号に応答して電流路が形成される列セレ
    クタ手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】前記列選択手段は、選択すべきビット線に
    関連するカラム線に所定のセレクト信号を出力し、 前記出力手段は、関連するビット線と一対一に直接連結
    された全ビット線の数と同数の互いに独立された出力回
    路であって、前記第1の制御信号および関連するカラム
    線から与えられる前記所定のセレクト信号に応答して、
    関連するメモリセルに記憶されているデータを読出して
    外部に出力するための出力回路を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記出力回路は、関連するメモリセルに記
    憶されているデータを読出すためのセンスアンプ回路
    と、前記センスアンプの出力を増幅して出力するための
    バッファアンプ回路とを有することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記装置は、前記パルス発生手段の出力パ
    ルス信号と外部から与えられる所定の第1の外部制御信
    号とを入力し、前記パルス発生手段の出力パルス信号と
    前記第1の外部制御信号とがいずれも有効を示す場合
    に、有効を示す信号を出力する組合せ論理回路により構
    成される制御手段をさらに有し、 前記第1の制御信号は、前記制御手段により与えられる
    出力信号であることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記装置は、前記パルス発生手段の出力パ
    ルス信号と外部から与えられる第2の外部制御信号およ
    び第3の外部制御信号とを入力し、前記パルス発生手段
    の出力パルス信号と前記第2の外部制御信号とがいずれ
    も有効を示す場合に、有効を示す第2の制御信号を出力
    し、前記パルス発生手段の出力パルス信号と前記第2お
    よび第3の外部制御信号とがいずれも有効を示す場合
    に、有効を示す第3の制御信号を出力する組合せ論理回
    路により構成される第2の制御手段をさらに有し、 前記出力回路は、前記第2の制御信号に応答して関連す
    るメモリセルに記憶されているデータを読出すためのセ
    ンスアンプ回路と、前記第3の制御信号に応答して前記
    センスアンプの出力を増幅して出力するためのバッファ
    アンプ回路とを有することを特徴とする請求項1または
    2に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記装置は、前記パルス発生手段の出力パ
    ルス信号と外部から与えられる第2の外部制御信号およ
    び第3の外部制御信号とを入力し、前記パルス発生手段
    の出力パルス信号と前記第2の外部制御信号とがいずれ
    も有効を示す場合に、有効を示す第2の制御信号を出力
    し、前記パルス発生手段の出力パルス信号と前記第2お
    よび第3の外部制御信号とがいずれも有効を示す場合
    に、有効を示す第3の制御信号を出力する組合せ論理回
    路により構成される制御手段をさらに有し、 前記出力回路は、前記第2の制御信号または前記第2の
    制御信号および前記セレクト信号に応答して関連するメ
    モリセルに記憶されているデータを読出すためのセンス
    アンプ回路と、前記第3の制御信号または前記第3の制
    御信号および前記第2のセレクト信号に応答して前記セ
    ンスアンプの出力を増幅して出力するためのバッファア
    ンプ回路とを有することを特徴とする請求項3に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】前記遅延手段は、前記メモリセルアレイの
    ワード線と電気的に等価なパルス遅延特性を有すること
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】前記メモリセルは、EPROMセルまたは
    EEPROMセルであることを特徴とする請求項1、2
    または6に記載の装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0798729A1 (en) * 1996-03-29 1997-10-01 STMicroelectronics S.r.l. Reference word line and data propagation reproduction circuit, particularly for non-volatile memories provided with hierarchical decoders
KR100436044B1 (ko) * 2001-09-17 2004-06-12 주식회사 하이닉스반도체 더미 파이엑스 드라이버
US7870362B2 (en) 2003-12-29 2011-01-11 Hynix Semiconductor Inc. Semiconductor memory device having advanced tag block

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