JPH06243092A - バスアービタ及び通信機器 - Google Patents

バスアービタ及び通信機器

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JPH06243092A
JPH06243092A JP5171474A JP17147493A JPH06243092A JP H06243092 A JPH06243092 A JP H06243092A JP 5171474 A JP5171474 A JP 5171474A JP 17147493 A JP17147493 A JP 17147493A JP H06243092 A JPH06243092 A JP H06243092A
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JP
Japan
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bus
communication
time
request
occupancy
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Application number
JP5171474A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayama
宏幸 葉山
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信制御LSIのデータ転送時にオーバーラ
ンやアンダーラン等のエラーを低減させることができ、
連続したデータ転送が発生してもCPUの待ち時間を最
小限にすることができるバスアービタ及び通信機器を提
供する。 【構成】 データの送受信を行う複数の通信制御LS
I,メモリ,CPUを有し、かつ複数の通信制御LSI
とメモリとを接続する1つの内部バスを有し、さらに各
通信制御LSIとメモリ間のデータ転送に対して内部バ
スの使用権を調停すべく、各通信制御LSIからのバス
占有要求を受けると共に特定の通信制御LSIにバス占
有許可を与えるバスアービタ14を有する通信機器にお
いて、バスアービタ14は、各通信制御LSIからのバ
ス占有要求のいずれを優先させるかの優先度の設定を、
各通信制御LSIの通信頻度を監視するCPUからの指
令によってダイナミックに変更するようにしたことを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器に用いられる
バスアービタに関する。
【0002】
【従来の技術】LAN(Local Area Network)等の通信
機器の普及は近年著しいものがある。
【0003】これらの通信機器の中には複数の通信ポー
トを持つものも多い。この通信ポートにはイーサネット
(Ethernet)、FDDI(Fiber distributed data inte
r-face) 、シリアル通信等それぞれの用途に応じた通信
制御LSI(Large scaleintegrated circuit)が用いら
れる。
【0004】図11は2つの通信制御用LSIを有する
従来の通信機器の概略構成例である。
【0005】同図に示すように通信機器は、データの送
受信を行う2つの通信制御LSI1、2,メモリ3,C
PU4を有し、かつ2つの通信制御LSI1、2とメモ
リ3とを接続する1つの内部バス5を有し、さらに各通
信制御LSI1、2とメモリ3間のデータ転送に対して
内部バス5の使用権を調停すべく、各通信制御LSI
1、2からの内部バス5を占有する要求(以下バス占有
要求という)を受けると共にいずれか一方の特定の通信
制御LSI1(または2)に内部バス5の占有許可(以
下バス占有許可という)を与えるバスアービタ6を有す
る。
【0006】このような通信機器において、各通信制御
LSI1、2がデータを送受信する時、まずバスアービ
タ6に対してバス占有要求を行い、その後バスアービタ
6からバス占有許可を受けてからメモリ3との間で内部
バス5を介してデータ転送を行う。このとき、各通信制
御LSI1、2からバスアービタ6にバス占有要求が発
せられてから、バス占有許可が与えられて実際にデータ
転送が行われるまで「待ち時間」が発生するので、デー
タのオーバーラン(前の受信データの処理が終了する前
に次の受信データが入力されること)やアンダーラン
(送信データの準備前に送信が行われること)等のエラ
ーが起こるおそれがある。
【0007】そこで、このようなエラーが生じないよう
に各通信制御LSI1、2には後述するFIFO(First
-In First-Out)メモリが内蔵され、受信したデータのバ
ッファリングを行うことができるようにしている場合が
多い。
【0008】ところがFIFOメモリにバッファリング
できるデータの量には限界があり、あまり待ち時間が長
いと、各通信制御LSI1、2にオーバーランやアンダ
ーランが生じるおそれがある。
【0009】ここで図12は図11に示した通信制御L
SIのメモリへのデータ転送のようすを説明するための
説明図である。
【0010】同図において、2つの通信制御LSI1、
2はそれぞれFIFOメモリ7、8を内蔵しており、両
通信制御LSI1、2が同時にデータ受信を行う場合、
内部バス5は共有しているため、例えば一方の通信制御
LSI1がメモリ3に対してデータ転送を行っていると
きは、他方の通信制御LSI2は内部バス5の占有を待
っている状態(占有待ち状態)となり、その間に外部か
ら受信したデータは通信制御LSI2内のFIFOメモ
リ8に一時的に格納されるようになっている。
【0011】ところで、バスアービタ6の優先度(各通
信制御LSI1、2からのバス占有要求のいずれを優先
させるかの優先度)の決定法は、普通「優先度固定方
式」か、または「ローテーション方式」が用いられる。
尚、この「ローテーション方式」は、優先度がローテー
ションするため平均すると各バス占有要求の優先度は同
一となる。
【0012】図13は優先度固定方式を用いた従来のバ
スアービタの概略構成図である。
【0013】同図および図11において、バスアービタ
6は、通信制御LSI1だけからバス占有要求(REQ
1)がある場合には通信制御LSI1にバス占有許可
(ACK1)を与え、通信制御LSI2だけからバス占
有要求(REQ2)がある場合には通信制御LSI2に
バス占有許可(ACK2)を与える。しかしながら両通
信制御LSI1、2から同時にバスアービタ6にバス占
有要求が行われた場合には、通信制御LSI1側のバス
占有要求(REQ1)を優先させてバス占有許可(AC
K1)を通信制御LSI1に与えるようになっている。
【0014】図14はバスアービタを用いた通信機器の
他の従来例である。
【0015】図11に示した通信機器との相違点はCP
Uの指令に基づかず、バスアービタ6が単独で「優先度
固定方式」か、または「ローテーション方式」により内
部バス5の優先度を決定するようになっている点であ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に戻
って、FIFOメモリ7、8の斜線部7a、8aは受信
データの格納量(受信頻度)を示している。同図より通
信制御LSI2のFIFOメモリ8のデータ格納量が、
通信制御LSI1のFIFOメモリ7のデータ格納量に
比べて多くなっている。すなわち通信制御LSI2のF
IFOメモリ8に格納されている未処理のデータの量
が、通信制御LSIのFIFOメモリ7に格納されてい
る未処理のデータの量より多くなっていることを表わし
ている。
【0017】このとき、通信制御LSI2が受信してい
るデータを、通信制御LSI1が受信しているデータよ
りも優先的に処理しなければ、通信制御LSI1側でオ
ーバーランが生じるおそれがある。
【0018】しかしながら、バスアービタ6の優先度決
定の方式として通信制御LSI1側のデータ処理を優先
させる「優先度固定方式」を用いている場合、通信制御
LSI1側の処理は後回しにされてしまいエラーが生じ
てしまうことになる。
【0019】また、「ローテーション方式」の場合でも
常に通信制御LSI2側が優先的に処理されるわけでは
ない。通信制御LSI2側を優先させる固定方式を用い
ているならばこの場合には問題は生じないが、逆に通信
制御LSI1におけるデータ受信頻度が多くなったとき
に同様の問題が発生する。尚、図#8に示した通信機器
においても同様の問題が発生する。
【0020】ここで、図15を参照してバスアービタに
おけるバスアービトレーションの様子を説明する。図1
5は図13に示したバスアービタのバスアービトレーシ
ョンの動作例を示す図である。同図において、(a)は
バースト転送のタイミングを示し、(b)はCPUから
のアクセス要求のタイミングを示し、(c)はCPUの
アクセスのタイミングを示している。
【0021】あるデバイスがバースト転送を行っている
最中に(a)、CPUや他のデバイスから内部バスの占
有要求が行われても、バースト転送が終了するまで待ち
状態となる(b、c)。CPUが緊急性が高い処理を行
っている場合や、他のデバイスが直ぐに転送を行いたい
場合でも、バースト転送終了まで長時間待ち状態にな
り、何等かの異常や障害が発生するおそれがある。
【0022】これを防ぐ方法としては、バースト転送を
止めバス占有時の転送回数を1回とするか、バースト転
送を行う際でも連続転送時間を短く制限するやり方があ
る。しかし、この方法では転送速度が下がってしまうと
いう問題がある。
【0023】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、通信制御LSIのデータ転送時にオーバーランやア
ンダーラン等のエラーを低減させることができ、連続し
たデータ転送が発生してもCPUの待ち時間を最小限に
することができるバスアービタ及び通信機器を提供する
ことにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、データの送受信を行う複数の通信制御LS
I,メモリ,CPUのデバイスを有し、かつ、これらデ
バイスを接続する1つの内部バスを有し、さらに各デバ
イス間のデータ転送に対して内部バスの使用権を調停す
べく、各デバイスからのバス占有要求を受けると共に特
定のデバイスにバス占有許可を与えるバスアービタを有
する通信機器において、各デバイスからのバス占有要求
のいずれを優先させるかの優先度の設定を、各デバイス
の通信頻度を監視するCPUからの指令によってダイナ
ミックに変更するようにしたものである。
【0025】また本発明は、データの送受信を行う複数
の通信制御LSI,メモリ,CPUのデバイスを有し、
かつ、これらデバイスを接続する1つの内部バスを有
し、さらに各デバイス間のデータ転送に対して内部バス
の使用権を調停すべく、各デバイスからのバス占有要求
を受けると共に特定のデバイスにバス占有許可を与える
バスアービタを有する通信機器において、各デバイスの
通信頻度を監視する通信頻度測定部を有すると共に各デ
バイスからのバス占有要求のいずれを優先させるかの優
先度の設定を、通信頻度測定部の測定通信頻度によって
頻度順に割り当てるようにしたものである。
【0026】さらに本発明は、データの送受信を行う複
数の通信制御LSI,メモリ,CPUのデバイスを有
し、かつ、これらデバイスを接続する1つの内部バスを
有し、さらに各デバイス間のデータ転送に対して内部バ
スの使用権を調停すべく、各デバイスからのバス占有要
求を受けると共に特定のデバイスにバス占有許可を与え
るバスアービタを有する通信機器において、各デバイス
は、バス占有要求をバスアービタに対して発するとき、
バス占有要求とバス占有時間とを同時に通知し、バスア
ービタは、そのときのCPUの状態や他デバイスからの
要求頻度条件からバス占有時間のしきい値を定め、バス
占有要求時のバス占有時間がバス占有時間のしきい値よ
りも小さい場合は、バス占有を許可し、バス占有要求時
のバス占有時間がバス占有時間のしきい値よりも大きい
場合は、バス占有を許可せず、バス占有時間のしきい値
がバス占有要求時のバス占有時間よりも大きくなるまで
バス占有を待たせるものである。
【0027】さらにまた本発明は、データの送受信を行
う複数の通信制御LSI,メモリ,CPUのデバイスを
有し、かつ、これらデバイスを接続する1つの内部バス
を有し、さらに各デバイス間のデータ転送に対して内部
バスの使用権を調停すべく、各デバイスからのバス占有
要求を受けると共に特定のデバイスにバス占有許可を与
えるバスアービタを有する通信機器において、連続デー
タ転送終了までの残り時間を表示するタイマを設け、C
PUがデータバスを介してデータアクセスを行うとき、
予めしきい値を定めておき、データアクセスを行う時に
タイマの残り時間がしきい値以下の場合は、CPUは転
送終了までWAIT状態とし連続データ転送終了後、デ
ータバスを介したデータアクセスを行い、データアクセ
ス時にタイマの残り時間がしきい値以上の場合は、CP
Uはその要求を保留して、別の処理を行い連続データ転
送終了後もとの処理に戻ってデータバスを介してデータ
アクセスを行うものである。
【0028】
【作用】上記構成によれば、バスアービタの各デバイス
からのバス占有要求のいずれを優先させるかの優先度の
設定を、各デバイスの通信頻度を監視するCPUからの
指令によってダイナミックに変更するようにしたので、
同時に複数のデバイスからバス占有要求がある場合に
は、最も通信頻度の多いデバイスに優先的に内部バスの
占有許可を与える。
【0029】また、各デバイスの通信頻度を監視する通
信頻度測定部を有すると共に各デバイスからのバス占有
要求のいずれを優先させるかの優先度の設定を、通信頻
度測定部の測定通信頻度によって頻度順に割り当てるよ
うにしたので、各デバイスの通信頻度が変化しても常に
通信頻度数の多い順に内部バスを優先して使用すること
ができる。従って常に最も通信頻度の多いデバイスに内
部バスの使用権が優先的に与えられるので、オーバーラ
ンやアンダーラン等のエラーの発生率を低下させること
ができる。
【0030】さらに、各デバイスがバスアービタに対し
てバス占有要求とバス占有時間とを同時に通知し、バス
アービタはCPUの動作状態等から占有時間のしきい値
を決め、各デバイスが要求する占有時間がしきい値より
大きい場合には、優先度の高い処理が長時間またされる
可能性があるためバス占有要求を受付けないので、優先
度の高い処理が優先的に処理される。各デバイスが要求
する占有時間がしきい値より小さい場合にはバス占有要
求を受付けるので、データの転送速度が低下することが
なくなる。
【0031】さらにまた、連続データ転送終了までの残
り時間がタイマに示され、CPUからのアクセス要求時
に残り時間がしきい値より小さい場合にはCPUは転送
終了まで待ち状態とし、残り時間がしきい値より大きい
場合にはその要求を保留して他の処理を行い、転送終了
後に元の処理に戻るようにしたので、CPUの待ち時間
が減少する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0033】図2は本発明のバスアービタを適用した通
信機器の一実施例の概略構成図であり図1は図2に示し
たバスアービタおよび優先度設定レジスタの動作を説明
するための説明図である。
【0034】図2において、10は例えばRAM(Rando
m Access Memory)からなるメモリであり、内部バス11
に接続されている。内部バス11には2つの通信制御L
SI12、13が接続されており、各通信制御LSI1
1、13にはバスアービタ14が接続されている(これ
らRAM10、各通信制御LSI11〜14はデバイス
に対応している)。
【0035】各通信制御LSI12、13は、それぞれ
FIFOメモリ(図示せず)を内蔵しており、外部から
データを受信したとき、一旦FIFOメモリに格納した
後、内部バス11を介してメモリ10に転送したり、メ
モリ10に記憶されたデータを内部バス11を介して外
部へ送信したりするようになっている。
【0036】各通信制御LSI12、13は、データの
送受信時に、バスアービタ14に対してバス占有要求を
行い、その後バスアービタ14からバス占有許可を受け
てから内部バス11を使用してメモリ10との間でデー
タのやり取りを行うようになっている。
【0037】一方、内部バス11にはCPU15が接続
されており、CPU15はこの内部バス11を介して各
通信制御LSI12、13の通信頻度を監視するように
なっている。通信頻度の監視は例えばFIFOメモリの
データ格納量を測定することにより行われるが、これに
限定されるものではなく、ある決められた時間前から現
在までの送受信フレーム数をカウントする方法や内部バ
ス11を介したデータ転送回数をカウントする方法を用
いてもよい。
【0038】CPU15はさらに優先度設定レジスタ1
6に接続されており、この優先度設定レジスタ16はバ
スアービタ14に接続されている。
【0039】図1において、バスアービタ14は、たと
えば通信制御LSI12だけからバス占有要求(REQ
1)がある場合にはその通信制御LSI12にバス占有
許可(ACK1)を与え、通信制御LSI13だけから
バス占有要求(REQ2)がある場合にはその通信制御
LSI13にバス占有許可(ACK2)を与えるように
なっている。
【0040】ところが、バスアービタ14に両通信制御
LSI12、13から同時にバス占有要求(REQ1、
REQ2)がある場合には、バスアービタ14は調停を
行うようになっており、優先度設定レジスタ16の出力
値を変化させることにより優先度が変わるようになって
いる。
【0041】優先度設定レジスタ16は、CPU15か
らの指令により、レジスタ出力値(Pri信号)として
「1」論理レベルまたは「0」論理レベルを出力するよ
うになっている。
【0042】バスアービタ14は、例えばPri信号が
「0」論理レベルのときには通信制御LSI12側から
のバス占有要求(REQ1)を優先させて、通信制御L
SI12に内部バス11を使用するバス占有許可(AC
K1)を与える。これとは逆にPri信号が「1」論理
レベルのときには通信制御LSI13側からのバス占有
要求(REQ2)を優先させて、通信制御LSI13に
内部バス11を使用するバス占有許可(ACK2)を与
えるようになっている。
【0043】次に実施例の作用を述べる。
【0044】各通信制御LSI12、13は外部からデ
ータを受信すると、まずバスアービタ14に内部バス1
1のバス占有要求(REQ1、REQ2)を行うと共
に、一旦FIFOメモリに受信データを格納する。CP
U15は各通信制御LSI12、13のFIFOメモリ
のデータ格納量を測定する。通信制御LSI12のFI
FOメモリの受信データ格納量が多い場合には優先度設
定レジスタ16から「0」論理レベルのPri信号をバ
スアービタ14に送出させる。バスアービタ14はこの
Pri信号に従って、通信制御LSI12に内部バス1
1のバス占有許可(ACK1)を与える。バスアービタ
14からバス占有許可(ACK1)を受けた通信制御L
SI12は、内部バス11を使用してFIFOメモリに
格納した受信データを、内部バス11を介してメモリ1
0に転送する。メモリ10は通信制御LSI12から転
送された受信データを格納する。
【0045】通信制御LSI12が受信したデータのメ
モリ10への転送が終了したら、CPU15は、優先度
設定レジスタ16から「1」論理レベルのPri信号を
バスアービタ14に送出させる。バスアービタ14はこ
のPri信号に従って、通信制御LSI13に内部バス
11を使用するバス占有許可(ACK2)を与える。バ
スアービタ14からバス占有許可(ACK2)を受けた
通信制御LSI13は、内部バス11を使用してFIF
Oメモリに格納した受信データを、内部バス11を介し
てメモリ10に転送する。メモリ10は通信制御LSI
13が受信したデータを格納して通信機器の動作が終了
する。
【0046】すなわち、使用頻度の多い通信制御LSI
12(または13)が内部バス11を優先的に使用して
メモリ10に受信データを転送する。
【0047】以上において、本実施例では、バスアービ
タ14の各通信制御LSI12、13からのバス占有要
求のいずれを優先させるかの優先度の設定を、各通信制
御LSI12、13の通信頻度を監視するCPU15か
らの指令によってダイナミックに変更するようにしたの
で、同時に2つの通信制御LSI12、13からバス占
有要求がある場合には、最も通信頻度の多い通信制御L
SIに優先的に内部バス11のバス占有許可を与える。
【0048】従って、データ転送におけるオーバーラ
ン、アンダーランの起こる確率が減少し、信頼性の高い
通信機器を実現することができる。また、各通信制御L
SIの内部バス使用権の優先度をCPUにより自由に設
定できるため「ある通信ポートを優先的に処理する」等
の様々な設定が可能になり柔軟なシステムを構築するこ
とができる。
【0049】図3は本発明のバスアービタの他の実施例
を適用した通信機器の概略構成図であり、図4は図3に
示したバスアービタおよび通信頻度測定部の動作を説明
するための説明図である。
【0050】図1および図2に示した実施例との相違点
は、通信頻度測定部の測定に基づいてバスアービタが優
先度を設定する点である。
【0051】図1に示すように通信機器は、データの送
受信を行う2つの通信制御LSI12、13,メモリ1
0を有し、かつ各通信制御LSI12、13とメモリ1
0とを接続する1つの内部バス11を有し、さらに各通
信制御LSI12、13とメモリ10間のデータ転送に
対して内部バス11の使用権を調停すべく、各通信制御
LSI12、13からのバス占有要求を受けると共に特
定の通信制御LSI12(または13)にバス占有許可
を与えるバスアービタ14を有している。この通信機器
において、バスアービタ14は、各通信制御LSI1
2、13の通信頻度を監視する通信頻度測定部17を有
すると共に各通信制御LSI12、13からのバス占有
要求のいずれを優先させるかの優先度の設定を、通信頻
度測定部17の測定通信頻度によって頻度順に割り当て
るようになっている。
【0052】通信頻度の測定の方法としては、ある決め
られた時間前から現在までの送受信フレーム数をカウン
トする方法、内部バス11を介したデータ転送回数をカ
ウントする方法、通信制御LSI12、13内のFIF
Oメモリに格納されているデータ量を測定する方法等が
ある。通信頻度測定部17では、測定結果から通信頻度
の多い通信制御LSI12(または13)からのバス占
有要求の優先度を高くするようにバスアービタ14に対
して指令するようになっている。
【0053】図2において、バスアービタ14は、2つ
のバス占有要求(REQ1、REQ2)を調停してバス
占有許可(ACK1、ACK2)を与えるが、同時にバ
ス占有要求が行われた場合、通信頻度測定部17の出力
値により優先度が変化するようになっている。例えば通
信制御LSI12の通信頻度が高い場合には、通信頻度
測定部17ではPri信号を「0」論理レベルにし、こ
れを受けてバスアービタ14は通信制御LSI12にバ
ス占有許可(ACK1)を与えて内部バス11を優先的
に使用させる。
【0054】これとは逆に通信制御LSI13の通信頻
度が高い場合、通信頻度測定部17ではPri信号を
「1」論理レベルにし、バスアービタ14は通信制御L
SI13にバス占有許可(ACK2)を与えて内部バス
11を優先的に使用させるので、通信頻度の多い順に通
信制御LSI12(または13)に内部バス11の使用
権が与えられる。
【0055】以上において、本実施例においては、各通
信制御LSIの通信頻度を監視する通信頻度測定部を有
すると共に各通信制御LSIからのバス占有要求のいず
れを優先させるかの優先度の設定を、通信頻度測定部の
測定通信頻度によって頻度順に割り当てるようにしたの
で、各通信制御LSIの通信頻度に応じて通信制御LS
Iの内部バス使用権の優先度が自動的に変更されるめ、
データ転送におけるオーバーラン、アンダーランの起こ
る確率が減少し、信頼性の高い通信機器を構成すること
ができる。
【0056】図5は本発明のバスアービタの他の実施例
の概略構成図である。
【0057】図1に示した実施例との相違点は、バス占
有要求時にバスアービタに対してバス占有時間も同時に
通知し、バスアービタではCPUの動作状態等から占有
時間しきい値を決め、要求占有時間がしきい値以上で優
先度の高い処理が長時間待たされる可能性のある場合に
はバス占有要求を受付けないようにしたことにある。
【0058】同図に示すバスアービタは、通信機器内に
組み込まれており、占有時間のしきい値を決定する占有
時間しきい値決定部20と、バス占有要求(デジタル
形式の信号)及びバス占有要求時間(デジタル形式の
信号)を受信するバス占有要求受信部21と、バス占
有要求(デジタル形式の信号)及びバス占有要求時
間(デジタル形式の信号)を受信するバス占有要求受
信部22と、バス占有要求とバス占有要求とを調停
してバス占有要求許可(デジタル形式の信号)或いは
バス占有要求許可(デジタル形式の信号)を出力する
占有要求調停部23とで構成されている。
【0059】バス占有要求受信部21は、占有時間比
較部24と2入力アンドゲート25とからなっている。
占有時間比較部23は、バス占有要求時間と占有時間
のしきい値とを比較し、バス占有要求時間が占有時間
のしきい値より小さいときは、例えば「1」論理レベル
の信号を2入力アンドゲート25の一方の入力端子に出
力し、バス占有要求時間が占有時間のしきい値より大
きいときは、「0」論理レベルの信号を2入力アンドゲ
ート25の一方の入力端子に出力する。2入力アンドゲ
ート25は、その他方の入力端子にバス占有要求が入
力されており、バス占有要求と占有時間比較部24の
出力との論理積を演算して占有要求調停部23に出力す
るようになっている。
【0060】バスアービタは、バス占有要求時間と占有
時間しきい値とを比較し、要求時間がしきい値よりも小
さい場合は、占有要求調停部23にその要求を伝える。
占有要求調停部23では、この要求と他のデバイスから
の要求との調停を行い、バス占有許可を返す。これに対
して、要求時間がしきい値よりも大きい場合は、占有要
求調停部23にその要求を伝えず、その結果バス占有要
求が返ることはない。
【0061】図6を参照してバスアービトレーションの
動作を説明する。
【0062】図6は図5に示したバスアービタのバスア
ービトレーションの動作を示す説明図である。(a)は
バス占有時間のしきい値を示し、(b)は他のデバイス
からのアクセス要求のタイミングを示し、(c)は他の
デバイスからのアクセスのタイミングを示し、(d)は
CPUからのアクセス要求のタイミングを示し、(e)
はCPUのアクセスのタイミングを示している。
【0063】同図(a)〜(e)において、CPUが優
先度の高い処理を行っているときは、CPUが占有時間
のしきい値を小さい値(T1)に設定する。他のデバイ
スからのアクセス要求は占有要求時間がT1より小さい
場合(t1 <T1)にはそのデバイスに対してバス占有
要求が許可されるが、しきい値がT1より大きい場合
(T1<t2 <T2)にはバス占有要求は許可されず、
占有時間のしきい値が大きい値(T2)に変わるまで待
たされる。
【0064】これによりCPUが他の要求によるバス転
送により待たされる時間は、最大でも占有時間しきい値
以下となり(<T1)、優先度の高い処理を行っている
場合、このしきい値を低く設定すれば、大幅に待たされ
ることがなくなる。
【0065】一方、CPUがあまり優先度の高い処理を
行っていない場合、占有しきい値を高く設定すれば、他
の要求は長時間連続でバースト転送を行うことができ、
高速データ転送が可能となる。
【0066】以上において、本実施によれば優先度の高
い処理が、バースト転送によって長時間待たされること
がなくなり、通信機器のシステム全体として、より効率
的な動作を行うことができる。また、優先度の高い処理
が待たされることにより発生する異常を防止することが
でき、より信頼性の高い通信機器のシステムを構築する
ことができる。
【0067】また優先度の高い処理がない場合、長時間
連続したバースト転送によって、高効率な伝送を行うこ
とができる。
【0068】図7は本発明のバスアービタを適用した通
信機器の実施例の概略構成図である。
【0069】本実施例の特徴は、連続データ転送終了ま
での残り時間を示すタイマを設け、CPUからのアクセ
ス要求時、その残り時間があるしきい値以下ならば、従
来と同様にCPUは転送終了まで待ち状態とするが、残
り時間があるしきい値以上ならば、その要求を保留して
別の処理を行い、転送終了後に元の処理に戻るようにし
たことにあり、これによってCPUの待ち時間を減らし
たことにある。
【0070】同図に示すように通信機器はアクセス要求
を行うCPU30と、予めしきい値を決め、CPU30
からのアクセス要求時、バス占有残り時間タイマ値とし
きい値との比較を行い、バス占有要求、ACK信号の送
信及び割込み要求を行うCPUバスアクセス回路31
と、通信用LSI等の他のデバイスからのバス占有時間
よりバス占有残り時間を示すバス占有残り時間タイマ3
2と、CPUバスアクセス回路31や他のデバイスから
のバス占有要求に対して必要に応じてバス占有許可を与
えるバスアービタ33とで構成されている。尚、しきい
値の設定の方法としては、CPU30等からの設定指令
によりダイナミックに変えられるようにしてもよい。
【0071】通信用LSI等のデバイスがバスを占有す
る場合、最初にバス占有時間も指定するようにする。そ
して、バスを占有して転送を行っている最中に、タイマ
がバス占有残り時間(=バス占有時間指定値−転送経過
時間)を示す。バス転送を行っていないときは、このタ
イマ値は「0」となる。
【0072】ここで、図8は図7に示した通信機器のタ
イマ値がしきい値よりも小さい場合の動作を示す説明図
であり、図9は図7に示した通信機器のタイマ値がしき
い値よりも大きい場合の動作を示す。図8、9において
(a)はバースト転送のタイミングを示し、(b)はC
PU30からのアクセス要求のタイミングを示し、
(c)はACK信号のタイミングを示し、(d)は
割込み信号のタイミングを示し、(e)はCPUアクセ
スのタイミングを示している。
【0073】図8(a)〜(e)において、まず、タイ
マ値がしきい値よりも小さい場合は、バースト転送が終
了してから、アクセスを行うようにする。CPU30は
その間、ACK信号が返らないため待ち状態となり、他
の動作を行うことができない。しかし、CPU30の待
ち時間がしきい値を超えることはない。
【0074】一方、タイマ値がしきい値よりも大きい場
合は、図9(a)〜(e)に示すようにバスアクセス回
路はACK信号をただちにCPU30に返して、CPU
30が待ち状態にならないようにし、同時にCPUに対
して割込みを通知しアクセス要求が保留されたことを知
らせる。
【0075】図10は図7に示した通信機器においてア
クセス要求が保留された場合のCPUの動作を示す説明
図である。この例では、CPU30はマルチタスク環境
で動作している。バスアクセス要求が保留されると、バ
スアクセス処理を行っている処理(タスク)をWAIT
状態にし、タスク切換えにより別処理(タスク)に制御
を移す。そして、バースト転送が終了し、保留されてい
たCPU30によるバスアクセスが行われたら、再びタ
スク切換えにより、元の処理(タスク)に戻り、処理を
再開する。
【0076】しきい値をこのタスク切換え時間に定めれ
ば、バス占有残り時間タイマ値がしきい値よりも大きい
場合、その差の時間分だけCPU30は別の処理を行う
ことができる。
【0077】以上において本実施例によれば、CPU待
ち時間が減ったことにより、CPUが有効な動作を行っ
ている時間が増え、その結果通信機器のシステム全体と
しての能率向上につながる。また、CPUによる緊急性
の高い処理が長時間待たされることにより発生する異常
を防止することができ、より信頼性の高い通信機器のシ
ステムを構築することができる。
【0078】尚、本実施例では通信制御LSIの数が2
つの場合で説明したが、これに限定されるものではな
く、通信制御LSIの数が3つ以上の場合であってもよ
い。
【0079】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0080】(1) 通信制御LSIのデータ転送時に、通
信頻度の多い方の通信制御LSIに内部バスの使用権が
与えられるので、オーバーランやアンダーラン等のエラ
ーを低減させることができるバスアービタを実現するこ
とができる。
【0081】(2) 各デバイスが要求する占有時間がしき
い値より大きい場合にはバス占有要求を受付けず、各デ
バイスが要求する占有時間がしきい値より小さい場合に
はバス占有要求を受付けるので、連続したデータ転送が
発生してもCPUの待ち時間を最小限にすることができ
る通信機器を実現することができる。
【0082】(3) 連続データ転送終了までの残り時間が
タイマに示され、CPUからのアクセス要求時に残り時
間がしきい値より小さい場合にはCPUは転送終了まで
待ち状態とし、残り時間がしきい値より大きい場合には
その要求を保留して他の処理を行い、転送終了後に元の
処理に戻るようにしたので、CPUの待ち時間を最小限
にすることができる通信機器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバスアービタおよび優先度設定レジス
タの動作を説明するための説明図である。
【図2】本発明のバスアービタを適用した通信機器の一
実施例の概略構成図である。
【図3】本発明のバスアービタの他の実施例を適用した
通信機器の概略構成図である。
【図4】図3に示したバスアービタおよび通信頻度測定
部の動作を説明するための説明図である。
【図5】本発明のバスアービタの他の実施例の概略構成
図である。
【図6】図5に示したバスアービタのバスアービトレー
ションの動作を示す説明図である。
【図7】本発明のバスアービタを適用した通信機器の実
施例の概略構成図である。
【図8】図7に示した通信機器のタイマ値がしきい値よ
りも小さい場合の動作を示す説明図である。
【図9】図7に示した通信機器のタイマ値がしきい値よ
りも大きい場合の動作を示す説明図である。
【図10】図7に示した通信機器においてアクセス要求
が保留された場合のCPUの動作を示す説明図である。
【図11】2つの通信制御用LSIを有する従来の通信
機器の概略構成例である。
【図12】図11に示した通信制御LSIのメモリへの
データ転送のようすを示す説明図である。
【図13】優先度固定方式を用いた従来のバスアービタ
の概略構成図である。
【図14】バスアービタを用いた通信機器の他の従来例
である。
【図15】図13に示したバスアービタのバスアービト
レーションの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
14 バスアービタ 16 優先度設定レジスタ 17 通信頻度測定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送受信を行う複数の通信制御L
    SI,メモリ,CPUのデバイスを有し、かつ、これら
    デバイスを接続する1つの内部バスを有し、さらに各デ
    バイス間のデータ転送に対して前記内部バスの使用権を
    調停すべく、各デバイスからのバス占有要求を受けると
    共に特定のデバイスにバス占有許可を与えるバスアービ
    タを有する通信機器において、各デバイスからの前記バ
    ス占有要求のいずれを優先させるかの優先度の設定を、
    各デバイスの通信頻度を監視する前記CPUからの指令
    によってダイナミックに変更するようにしたことを特徴
    とするバスアービタ。
  2. 【請求項2】 データの送受信を行う複数の通信制御L
    SI,メモリ,CPUのデバイスを有し、かつ、これら
    デバイスを接続する1つの内部バスを有し、さらに各デ
    バイス間のデータ転送に対して前記内部バスの使用権を
    調停すべく、各デバイスからのバス占有要求を受けると
    共に特定のデバイスにバス占有許可を与えるバスアービ
    タを有する通信機器において、各デバイスの通信頻度を
    監視する通信頻度測定部を有すると共に各デバイスから
    の前記バス占有要求のいずれを優先させるかの優先度の
    設定を、前記通信頻度測定部の測定通信頻度によって頻
    度順に割り当てるようにしたことを特徴とするバスアー
    ビタ。
  3. 【請求項3】 データの送受信を行う複数の通信制御L
    SI,メモリ,CPUのデバイスを有し、かつ、これら
    デバイスを接続する1つの内部バスを有し、さらに各デ
    バイス間のデータ転送に対して前記内部バスの使用権を
    調停すべく、各デバイスからのバス占有要求を受けると
    共に特定のデバイスにバス占有許可を与えるバスアービ
    タを有する通信機器において、各デバイスは、前記バス
    占有要求をバスアービタに対して発するとき、前記バス
    占有要求とバス占有時間とを同時に通知し、前記バスア
    ービタは、そのときのCPUの状態や他デバイスからの
    要求頻度条件からバス占有時間のしきい値を定め、前記
    バス占有要求時のバス占有時間が前記バス占有時間のし
    きい値よりも小さい場合は、バス占有を許可し、前記バ
    ス占有要求時のバス占有時間が前記バス占有時間のしき
    い値よりも大きい場合は、バス占有を許可せず、前記バ
    ス占有時間のしきい値が前記バス占有要求時のバス占有
    時間よりも大きくなるまでバス占有を待たせることを特
    徴とする通信機器。
  4. 【請求項4】 データの送受信を行う複数の通信制御L
    SI,メモリ,CPUのデバイスを有し、かつ、これら
    デバイスを接続する1つの内部バスを有し、さらに各デ
    バイス間のデータ転送に対して前記内部バスの使用権を
    調停すべく、各デバイスからのバス占有要求を受けると
    共に特定のデバイスにバス占有許可を与えるバスアービ
    タを有する通信機器において、前記連続データ転送終了
    までの残り時間を表示するタイマを設け、前記CPUが
    前記データバスを介してデータアクセスを行うとき、予
    めしきい値を定めておき、データアクセスを行う時に前
    記タイマの残り時間が前記しきい値以下の場合は、前記
    CPUは転送終了までWAIT状態とし連続データ転送
    終了後、前記データバスを介したデータアクセスを行
    い、データアクセス時に前記タイマの残り時間が前記し
    きい値以上の場合は、前記CPUはその要求を保留し
    て、別の処理を行い連続データ転送終了後もとの処理に
    戻って前記データバスを介してデータアクセスを行うこ
    とを特徴とする通信機器。
JP5171474A 1992-12-22 1993-07-12 バスアービタ及び通信機器 Pending JPH06243092A (ja)

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JP4-342684 1992-12-22
JP34268492 1992-12-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555501B1 (ko) * 2003-06-26 2006-03-03 삼성전자주식회사 동적으로 버스 점유 우선 순위를 정하는 버스 중재기 및그 버스 중재 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100555501B1 (ko) * 2003-06-26 2006-03-03 삼성전자주식회사 동적으로 버스 점유 우선 순위를 정하는 버스 중재기 및그 버스 중재 방법

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