JP2002091903A - バスシステム - Google Patents

バスシステム

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JP2002091903A
JP2002091903A JP2000280126A JP2000280126A JP2002091903A JP 2002091903 A JP2002091903 A JP 2002091903A JP 2000280126 A JP2000280126 A JP 2000280126A JP 2000280126 A JP2000280126 A JP 2000280126A JP 2002091903 A JP2002091903 A JP 2002091903A
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JP
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master
arbiter
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common
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JP2000280126A
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English (en)
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Yoshiro Gunji
芳郎 郡司
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他のバスマスタのパフォーマンス低下を防止す
ることができるバスシステムを提供する。 【解決手段】刻々と変化する各バスマスタの共有バス占
有時間に応じて、各バスマスタのバス使用優先率を動的
に変化させることにより、各バスマスタの共通バス占有
時間の割合が一定になるようにし、バスアクセス実行時
間が長く、バスアクセス頻度の多い状態となったバスマ
スタによるバスの長期占有を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコントローラ向け共
有バスシステムにおける、バス調停方法の制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロプロセッサシステムやデ
ータ転送装置ではプロセッサやメモリ、入出力装置間で
データのやり取りを行う場合、多くは共有バスが使用さ
れている。共有バスでデータの転送を行う際には、バス
を時分割使用するため、バスの使用権の調停を行う必要
がある。この調停のためには調停装置(アービタ)が必
要になる。データ転送を行う装置(バスマスタ)がアー
ビタに対しバス使用要求を発行し、アービタからバス使
用許可を得てから実際にバスアクセスを実行する。共有
バス上では複数のバスマスタによるバスアクセスを実行
することはできないので、複数のバスマスタからのバス
使用要求が発行された場合には、アービタがこれを調停
して必ずある一つのバスマスタに対してのみバス使用許
可を与えている。
【0003】バスへのアクセス競合を調停するバスアー
ビタの構成方法には、先着順制御方法、巡回順制御方
法、固定優先順制御方法、可変優先順制御方法、これら
を組み合わせた方法など様々あり、システム特性に応じ
てシステム全体のデータ転送やデータ処理などの効率が
最も良くなるようにしている。
【0004】従来のこの種のバス調停方式を使用したバ
ス動作について説明する。図4は従来例を示す概念ブロ
ック図である。図5、図6は図4のバス動作を説明するた
めのタイミング図である。図4の従来例において、共通
バス4に接続された第1バスマスタ1、第2バスマスタ
2、第3バスマスタ3の共通バス4に対するバスアクセ
スの優先度は第3バスマスタ3>第2バスマスタ2>第1
バスマスタ1とする。この状態で各バスマスタ1、2、
3が図5のタイミングで図2のアービタ5に対してバス使
用要求を発行したとする。
【0005】まず、最初の調停点である図4のバス調停1
では、バス使用要求信号BREQ1100のみ発生して
いるので、図4のアービタ5は第1バスマスタ1に対し
てバス使用許可信号BACK1 103のみを、図5のよ
うにバス調停1の後アサート出力する。これを受けて図
4の第1バスマスタ1は共通バス4に対するバスアクセ
スを第1バスマスタ1バスアクセス実行時間だけ実行
し、必要なデータ処理やデータ転送等を行なう。そして
バスアクセス終了時に、バス使用要求信号BREQ1
100を図5のようにディセーブルする。すると図4のア
ービタ5も、第1バスマスタ1に対するバス使用許可信
号BACK1 103を図5のようにディセーブルし、次
の調停ポイントであるバス調停2に移行する。
【0006】バス調停2ではバス使用要求信号BREQ
2 101とBREQ3 102が発生しているので、図
4のアービタ5は第2バスマスタ2と第3バスマスタ3
との間でバス調停を行なうが、バスアクセスの優先順位
が第3バスマスタ3>第2バスマスタ2であるので、第
3バスマスタ3に対してバス使用許可信号BACK31
05のみを、図5のようにバス調停2の後アサート出力
する。これを受けて図4の第3バスマスタ3は共通バス
4に対するアクセスを第3バスマスタ3バスアクセス実
行時間だけ実行し、必要なデータ処理やデータ転送等を
行なう。そしてバス調停3に移る。
【0007】バス調停3ではバス使用要求信号BREQ1
100が発生しているので、図4のアービタ5は第1バ
スマスタ1に対して図5のようにバス使用許可信号BA
CK1103を発行する。しかし、バス調停3後の第1バ
スマスタ1が共有バス4を占有している時に、図5のよ
うにバス使用要求信号BREQ3 102が発行され、バ
ス調停4が発生する場合がある。この時、図4のアービタ
5は第1バスマスタ1と第3バスマスタ3との間でバス調
停を行い、バスアクセスの優先度が第3バスマスタ3>
第1バスマスタ1であるので、図5のように第1バスマス
タ1に対してのバス使用許可信号BREQ1 103をデ
ィセーブルし、第1バスマスタ1のバスアクセスを中断
させ、代わりに第3バスマスタ3に対して図4のバス使用
許可信号BACK3 105を発行する。これを受けて図
4の第3バスマスタ3は共通バス4に対するアクセスを第
3バスマスタ3バスアクセス実行時間だけ実行し、必要
なデータ転送を行う。そして次のバス調停に移る。
【0008】以後このようにして同様の動作が引き続き
行なわれることにより、この従来例でのバスシステム
は、複数のバスマスタ間のバス調停と共通バスに対する
アクセス実行を行なうことができる。
【0009】なお、この種の装置として関連するものに
は例えば特開平9−231165号公報、特開平9−3
30291号公報等が挙げられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバスシ
ステムにおいては、図4の第1バスマスタ1がバスアクセ
ス中にそれよりもバスアクセスの優先度の高い第3バス
マスタ3がバス使用要求信号BREQ3 102を発行す
ると、第1バスマスタ1がバスアクセス中であるにもか
かわらず、第3バスマスタ3にバス使用許可信号BAC
K3 105が発行されるため、第1バスマスタ1のバス
アクセスは中断され、第3バスマスタ3が第3バスマスタ
3バスアクセス実行時間バスを占有し、バスアクセスが
終了するまで、第1バスマスタのバスアクセスは待たさ
れることになり、優先度の高い図4の第3バスマスタ3の
バスアクセス実行時間が長いほど、第1バスマスタ1の
バス待ち時間も長くなる問題がある。
【0011】また、従来のバスシステムにおいて、図6
のように、一時的にでもバスアクセスの優先度が高い図
4の第3バスマスタ3のバスアクセス頻度が高くなる状態
が発生した場合、第3バスマスタ3よりもバスアクセス
の優先度の低い第1バスマスタ1や第2バスマスタ2のバ
スアクセスは、第3バスマスタ3のバスアクセスが発生
するたびに中断させられてしまい、場合によっては優先
率の低いバスマスタは共通バス4にまったくアクセスす
ることができなくなるといった問題もある。
【0012】特に、各バスマスタによる共通バスへのア
クセスが頻発した場合、MPUがバス使用権を取得でき
ずMPUが停止状態に陥ることがある。また、バスマス
タが例えば通信用途として用いられる場合、システム外
の通信装置等からデータが送られてくる。このデータは
共通バスの状態とは無関係に送られてくるため大量のデ
ータ転送時にこのバスマスタがバス使用権を取得できな
い場合、データあふれなど野問題が発生する。
【0013】更に、これらの問題に対し、従来のバス調
停方法によって各バスマスタのバスアクセスの優先度を
制御して解決する場合においても、各バスマスタのバス
アクセス実行時間やアクセス頻度といった各バスマスタ
の特性は考慮されておらず、バスシステム全体として必
ずしも使用効率が最適化されないという問題がある。
【0014】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、他のバスマスタのパフォーマンス低下
を防止することができるバスシステムを提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の実施態様は、上
記目的を達成するため、刻々と変化する各バスマスタの
共有バス占有時間や各バスマスタの使用用途に応じて、
各バスマスタのバス使用優先率を動的に変化させること
により、各バスマスタの共通バス占有時間の割合が一定
になるようにし、更にバスアクセス実行時間が長く、バ
スアクセス頻度の多い状態となったバスマスタのバスの
長期占有によるMPU停止や他のバスマスタのアクセス
不能を防ぐようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態を示したバスシ
ステム概念図である。図1において本発明は、MPU1
4、メモリ15を有する共通バス4に接続され、共通バ
ス4に対してバスアクセスを行う第1バスマスタ1、第2
バスマスタ2、第3バスマスタ3と、前記バスマスタ
1、2、3から共通バス使用要求信号BREQ1(10
0)、BREQ2(101)、BREQ3(102)を受
け、前記バスマスタ1、2、3からのバス使用要求を設
定された優先度に合わせて調停し、前記バスマスタ1、
2、3に対してバス使用許可信号BACK1(10
3)、BACK2(104)、BACK3(105)を発
行するアービタ5と、前記バス使用許可信号103、1
04、105の状態を監視し、前記アービタ5の制御を
行うアービタ制御手段6とにより構成されている。
【0018】図7は図1のバスシステムの動作を説明する
ためのタイミング概念図である。図7において各実線は
それぞれ図1の第1バスマスタ1、第2バスマスタ2、第3
バスマスタ3が発行するアービタ5へのバス使用要求信
号BREQ1(100)、BREQ2(101)、BRE
Q3(102)及び、前記バスマスタ1、2、3に対するア
ービタ5からのバス使用許可信号BACK1(10
3)、BACK2(104)、BACK3(105)のア
サート/ディアサートタイミングである。各信号はロー
アクティブ信号として記載している。図7の下部の2つの
帯は各タイミングでどのバスマスタが共通バス4を占有
しているか、及び各タイミングで設定されているバス使
用優先度を示す。上段の帯が前者を下段の帯が広野を示
している。また、点線はアービタ5がバス調停を行うタ
イミングを示している。
【0019】本実施例での前記バスマスタ1、2、3
は、バスアクセスを行う前に前記アービタ5に対してバ
ス使用要求信号BREQ1(100)、BREQ2(10
1)、BREQ3(102)を発行する。前記アービタ
5によりバス調停が行われ、バス使用許可信号BACK
1(103)、BACK2(104)、BACK3(10
5)の何れか1つがそのバス使用許可信号100、10
1、102に対応した前記バスマスタ1、2、3に発行
され、バス使用許可信号103又は104又は105を
受けた前記バスマスタ1、2、3がバスアクセスを開始
する。前記バスマスタ1、2、3はバスアクセスが終了
すると、バスを開放しバス要求信号100、101、1
02をネゲートする。前記アービタ5はバス要求信号1
00、101、102がネゲートされると、前記バスマ
スタ1、2、3に対するバス使用許可信号103、10
4、105をネゲートする。本発明では、前記バス使用
許可信号103、104、105がアサートされている
時間を、各バスマスタが共通バスを占有しているバスア
クセス時間とする。
【0020】前記アービタ5は、共通バス4に接続さ
れ、前記バスマスタ1、2、3からのバス使用要求信号
100、101、102を受け、予め設定してある優先
度順位に基づき、前記バスマスタ1、2、3に対するバ
ス使用許可信号103、104、105のうちどれか1
つをアサートする。バス調停を行う際の前記優先度順位
は前記アービタ制御手段6により指定され、前記アービ
タ5は前記アービタ制御手段6の指示による優先度順位
に基づき、バスの調停を行う。
【0021】本実施例での前記アービタ制御手段6はア
ービタ5と接続され、前記アービタ5が前記バスマスタ
1、2、3に対して発行するバス使用許可信号100、
101、102を監視し、バス使用許可信号103、1
04、105の状態推移状況からアービタ5がバス調停
を行う際の優先順位を判定し、アービタ5に対してそれ
を指示する。前記アービタ制御手段6の概念図を図9に
示す。図9において、前記アービタ制御手段6はアービ
タ5が発行している前記各バスマスタ1、2、3へのバ
ス使用許可信号103、104、105を監視するバス
使用許可監視手段7と、バス調停時にどのバスマスタに
バス使用許可を与えるかを決めるバス使用優先度の順位
を判断する優先度判断手段8と、前記バス使用優先度を
アービタ5に指示するアービタ指示手段9と、により構
成されている。
【0022】前記バス使用許可監視手段7は、前記アー
ビタ5が前記バスマスタ1、2、3に発行する前記バス
使用許可信号103、104、105をある一定期間一
定周期毎に監視し、各バスマスタ1、2、3に発行され
るバス使用許可信号103、104、105のアサート
時間を比較することにより、前記各バスマスタ1、2、
3がその一定期間中、バスアクセスにより共通バス4を
占有した割合を検知することができる構成とする。更
に、前記バス使用許可監視手段7は前記優先度判断手段
8に定期的に各バスマスタが一定期間中に共通バス4を
占有した割合を監視報告信号106として報告する構成
とする。前記監視報告信号106による報告は一定周期
毎に行われる構成とし、報告が終了した時点で、前記バ
ス使用許可監視手段7が検知した、前記各バスマスタ
1、2、3が、ある一定期間中バスアクセスのために共
通バス4を占有していた割合の情報はクリアされる。そ
の後、新たに前記バス使用許可信号103、104、1
05を監視し始める。このようにバス使用許可信号10
3、104、105の監視は周期的に、ある一定期間行
われる構成とする。このような構成とすることにより、
監視する信号はバス使用許可信号103、104、10
5のみと少なくでき、更に監視する期間が一定期間のた
め保存する情報は少なくてすむため、回路規模を小さく
することが可能である。
【0023】上記とは別のバス使用許可監視手段の実現
方法として、各バスマスタが共通バスを占有できる時間
的上限を設け、何れかのバスマスタの共通バス占有時間
がその上限に達した時点で前記監視報告信号106を発
行する方法がある。この実現方法の場合、特定のバスマ
スタによる共通バスの長期占有を未然に防ぐことが可能
になる。
【0024】本実施例でのバス使用許可監視手段の実現
方法としては前者の周期的監視方法について以下説明す
る。
【0025】前記優先度判断手段8は前記バス使用許可
監視手段7からの定期的に発行される前記監視報告信号
106によってもたらされる、ある一定期間中、前記各
バスマスタ1、2、3が共通バス4を占有した割合の情
報をもとに、前記アービタ5が行うバス調停におけるバ
ス使用優先度を決定する。図2に優先度判断手段8の概
略図を示す。図2において、優先度判断手段8はアービ
タ5が行うバス調停における各バスマスタ1、2、3の
バス使用優先度の基準値を保存する優先度基準保存手段
11と、各バスマスタによる共通バスアクセスが多発し
たことによりMPUが共通バスへアクセスすることが不
能になり、MPUが停止してしまうことを防ぐために、
上記バス使用許可監視手段が共通バスを監視する期間に
MPUが共通バスを占有すべき時間基準を記憶するバス
占有時間計数手段と、通信用、I/O用といった各バスマ
スタの種類、使用用途を判定する自動判定手段と、バス
使用許可監視手段7からの監視報告信号106によりも
たらされるある一定期間中の各バスマスタ1、2、3が
共通バス4を占有した割合の情報を比較し、その比較結
果から前記バスアービタ5が行うバス調停のバス使用優
先度を決定し、前記バスアービタ指示手段9に報告する
割合比較手段10と、により構成させている。
【0026】前記割合比較手段10は、前記バス使用許
可監視手段7から発行される監視報告信号106を受
け、各バスマスタ1、2、3がある一定期間中共通バス
4を占有した割合を比較し、アービタ5が行うバス調停
におけるバス使用優先度を決定する。例えば、図1の第1
バスマスタ1、第2バスマスタ2、第3バスマスタ3のあ
る一定期間中共通バス4を占有した割合の比率が第2バ
スマスタ2>第1バスマスタ1>第3バスマスタ3であっ
た場合、前記割合比較手段10は、各バスマスタのバス
使用優先度を第2バスマスタ2>第1バスマスタ1>第3バ
スマスタ3と決定する。更に、決定したバス使用優先度
を前記アービタ指示手段9に通知するため、優先度判断
信号107を発行する。
【0027】前記優先度基準保存手段11に保存される
アービタ5が行うバス調停における各バスマスタ1、
2、3のバス使用優先度の基準値は、ユーザーにより指
定される。この基準値はユーザによる変更がない限り一
定であり、前記割合比較手段10が各バスマスタの一定
期間にバスを占有していた割合を比較する際の、判断基
準となる。例えば、図1の第1バスマスタ1のバス占有割
合と第2バスマスタ2のバス占有時間の割合とが等しい
場合、この二つのバスマスタ1、2のバス使用優先度が
同一となるのを防ぐ必要がある。この時バス使用優先度
の基準値が第2バスマスタ2>第1バスマスタ1と保存さ
れている場合、前記割合比較手段10はこの基準を参照
し、バス使用優先度を第2バスマスタ2>第1バスマスタ
1と決定する。
【0028】前記バス占有時間計数手段12は、MPU
14が共通バス4を占有すべき時間の割合を保存し、参
照できる機能を有する。この設定値はユーザーにより指
定され変更がない限り一定である。この設定値は前記割
合比較手段10が各バスマスタ1、2、3のバス使用優
先度を判定する際の判断基準となる。例えば、前記バス
使用許可監視手段7によりMPU14の共通バス4占有
時間の割合がバス占有時間計数手段12の設定値より小
さい場合、MPU14のバス使用優先度を設定値より多
くの割合バスを占有しているバスマスタのバス使用優先
度よりも高く設定することにより、MPUのバス占有時
間が一定以上となるようにする。
【0029】前記自動判定手段13は前記バスマスタ
1、2、3の使用用途を認識し、前記割合比較手段10
が各バスマスタのバス使用優先度を判定する判断基準と
なる。例えば、第1バスマスタ1が通信用途等特定用途
用として使用されている場合、前記バス使用許可監視手
段7により第1バスマスタ1のバス占有時間の割合が多
くなった場合、一時的に、第1バスマスタのバス使用優
先度が高くなるよう前記割合比較手段に働きかける。
【0030】前記アービタ指示手段9は、前記優先度判
断手段8から発行される優先度判断信号107を受け、
アービタ5に対してアービタ指示信号108を発行する
構成とする。アービタ指示信号108の発行タイミング
はアービタ5がいずれのバス使用許可信号103、10
4、105もアサートしていない時となるようにする。
そのためアービタ指示手段9は図1に示すように、アー
ビタリクエスト信号109とアービタレディ信号110
を利用してアービタ指示信号108の受け渡しを行う。
まず、アービタリクエスト信号109をアービタ5に対
して発行し、アービタ指示信号108を受け渡しの要求
を行う。アービタリクエスト信号109を受け取ったア
ービタ5は次のバス調停を保留し、バスアクセスの発生
を抑制する。バス調停を保留したアービタ5はアービタ
指示手段9に対して図1のアービタレディ信号110を
発行し、アービタレディ信号110を受け取ったアービ
タ指示手段9は図1のアービタ5に対しアービタ指示信
号108を発行する。前記アービタ指示手段をこのよう
な構成とすることにより、あるバスマスタがバスを使用
している時に優先度が変更されることにより、転送途中
のサイクルが中断されることを防ぎ、バス動作中でもダ
イナミックに前記アービタに設定されているバス使用優
先度を変更することが可能となる。
【0031】前記アービタ指示手段9の別の実施例とし
て図8を示す。図8では前記アービタ指示手段9が各バス
使用許可信号103、104、105のアサート状態を
監視できる構成とする。アービタ指示手段9は前記アー
ビタ指示信号108を、各バス使用許可信号103、1
04、105がすべてディアサートの時に発行する構成
とする。これにより上記と同様に、あるバスマスタがバ
スを使用している時に優先度が変更されることにより誤
動作が発生することはなくなる。
【0032】以上が本発明を実施するのに必要な手段で
ある。
【0033】以下、本発明におけるバスシステムの動作
の詳細を説明する。
【0034】図1において、アービタ5に設定されてい
る各バスマスタ1、2、3のバス使用要求に対するバス
使用優先度の順位の初期値は第3バスマスタ3>第2バス
マスタ2>第1バスマスタ1とし、図2の優先度基準保存
手段11に記憶されている。また、バス使用優先度の低
いバスマスタがバスアクセス中に、そのバスマスタより
もバス使用優先度の高いバスマスタがアービタ5に前記
バス使用要求信号100、101、102を発行した場
合には、一旦バスアクセスを中断し、バス使用権をバス
使用優先度の高いバスマスタに譲ることとする。
【0035】また、図7の下部に示されている監視期間
T1、T2は図1の前記バス使用許可監視手段7が各バス
使用許可信号102、104、105のアサート期間を
監視している期間を示す。
【0036】この状態で、第1バスマスタ1、第2バスマ
スタ2、第3バスマスタ3が共通バス4にバスアクセス
を行うため、バス使用要求信号BREQ1(100)、
BREQ2(101)、BREQ3(102)がそれぞれ
図7に示すタイミングで図1に示すアービタ5に対して発
行されたとする。まずはじめに調停が行われることにな
る図7のバス調停1では、バス使用要求信号BREQ1
(100)のみアサートされているので、図1のアービ
タ5は第1バスマスタ1に対してバス使用許可信号BA
CK1(103)を図7のようにアサートする。バス使
用許可信号BACK1(103)を受け取った第1バスマ
スタ1は共通バス4に対してバスアクセスを行い、必要
なデータ処理やデータ転送を行う。バスアクセスが終了
すると、第1バスマスタ1は共通バス4を開放し、バス
使用要求信号BREQ1(100)を図7のようにディア
サートする。図1のバス使用要求信号BREQ1(10
0)のディアサートを検知したアービタ5は、第1バス
マスタ1に対するバス使用許可信号BACK1(10
3)を、図7のタイミングでディアサートし、次のバス
調停2へ移行する。この時、図1のアービタ制御手段6に
ある図9のバス使用許可監視手段7は、バス使用許可信
号BACK1(103)のアサート時間を検知し、これ
を第1バスマスタ1のバスアクセス時間として認識す
る。図7の実施例では第1バスマスタ1のはじめのバス
アクセスにより、第1バスマスタのアクセス時間はWT1
1となる。
【0037】図7のバス調停2では、バス使用要求信号
BREQ1(100)とBREQ3(102)がアサート
されているため、アービタ5はバス調停を行う。この時
点における優先度は初期値通り、第3バスマスタ3>第1
バスマスタ1であるため、アービタ5は第3バスマスタ
3に対してバス使用許可信号BACK3(105)をア
サートする。バス使用許可信号BACK3(105)を
受けた第3バスマスタ3はバスアクセスを開始するが、
第1バスマスタ1はバス使用許可信号BACK1(10
0)がアサートされないため、バス使用要求信号BRE
Q1(100)をアサートし続け、共通バス4が空状態
となるまで待機する。この時、図1のアービタ制御手段
6にある図9のバス使用許可監視手段7はバス使用許可
信号BACK3(105)のアサート時間を検知し、こ
れを第3バスマスタ3のバスアクセス時間WT31として
認識する。第3バスマスタのバスアクセスが終了後、次
の調停3に移行する。
【0038】調停3では、調停2から引き続き第1バスマ
スタ1によりバス使用要求信号BREQ1(100)が
アサートされている。また、それに加え第2バスマスタ
2によりバス使用要求信号BREQ2(101)がアサ
ートされている。アービタ5はこの時点で設定されてい
る優先度である、第2バスマスタ2>第1バスマスタ1に
従い、第2バスマスタ2に対して、バス使用許可信号B
ACK2(104)をアサートする。バス使用許可信号
BACK2(104)を受けた第2バスマスタ2はバスア
クセスを行い、図1のアービタ制御手段6内の図9のバ
ス使用許可監視手段7は、バス使用許可信号BACK2
(104)のアサート時間(WT21)を第2バスマスタ
2のバスアクセス時間として認識する。第1バスマスタ
1は引き続きバス使用許可信号BREQ1(100)を
アサートし続けることとなる。第2バスマスタ2のバス
アクセス終了後、次の調停4に移行する。
【0039】調停4では、調停3から引き続き第1バスマ
スタ1によりバス使用要求信号BREQ1(100)が
アサートされている。また、それに加え第3バスマスタ
3によりバス使用要求信号BREQ3(102)が再度
アサートされている。アービタ5はこの時点で設定され
ている優先度である、第3バスマスタ3>第1バスマスタ
1に従い、第3バスマスタ3に対して、バス使用許可信
号BACK3(105)をアサートする。バス使用許可
信号BACK3(105)を受けた第3バスマスタ3はバ
スアクセスを行い、図1のアービタ制御手段6内の図9
のバス使用許可監視手段7は、バス使用許可信号BAC
K3(105)のアサート時間(WT32)を第3バスマス
タ3のバスアクセス時間として認識する。第1バスマス
タ1は引き続きバス使用許可信号BREQ1(100)
をアサートし続けることとなる。第3バスマスタ3のバ
スアクセス終了後、次の調停5に移行する。
【0040】図7の実施例でバス調停1からバス調停5の
手前までが図9のバス使用許可監視手段7が図1のバス
使用許可信号103、104、105を監視する1監視
期間T1となっている。バス使用許可監視手段7はこの
期間T1内で各バス使用許可信号103、104、10
5がアサートされた時間の割合を図9の優先度判定手段
8に監視報告信号106として報告する。図7の実施例
では、各バス使用許可信号103、104、105がア
サートされた時間の割合は、BACK1(103):B
ACK2(104):BACK3(105)=WT11:W
T21:(WT31+WT32)である。ここで、仮にWT11
=WT21=WT31=WT32であるとするならば、割合は
BACK1(103):BACK2(104):BACK
3(105)=1:1:2となる。このバス使用許可信号1
03、104、105のアサート時間割合の情報が図9
の監視報告信号106として優先度判定手段8に報告さ
れる。
【0041】次に、監視報告信号106は図9の優先度
判定手段内の図2の割合比較手段10に渡される。図3
は割合比較手段10の動作フローを示した図である。監
視報告信号106を受け取った割合比較手段10は各バ
ス使用許可信号103、104、105のアサートされ
た時間割合を比較する。アサート時間の割合が大きい前
記バス使用許可信号に対応する前記バスマスタのバス使
用優先度を小さく、アサート時間の割合が小さい前記バ
ス使用許可信号に対応する前記バスマスタのバス使用優
先度が大きく設定される。ここで、図7の実施例のよう
にアサート時間割合が同じ前記バス使用許可信号が複数
存在する場合、バス使用優先度が同一となるバスマスタ
が存在することになる。このままだと、同一のバス使用
優先度のバスマスタから同タイミングでバス使用要求が
発生した場合、バス衝突や誤動作が発生する恐れがあ
る。そこで、本実施例では、同一のバス使用優先度が図
1のアービタ5に設定されることを防止するため、図2の
基準優先度保存手段に記憶されている基準バス使用優先
度(ここでは第3バスマスタ>第2バスマスタ>第1バス
マスタ)に従い、バス使用優先度が決定される。図7の
実施例ではバス使用許可信号BACK1(103)とB
ACK2(104)のアサート時間割合が等しくなって
いるが、これらバス使用許可信号103、104に対応
する第1バスマスタ1、第2バスマスタ2の基準バス使用
優先度は第2バスマスタ2>第1バスマスタ1であるの
で、各バスマスタ1、2、3の優先度は第2バスマスタ
2>第1バスマスタ1>第3バスマスタ3となる。この
後、バス占有時間計数手段12によりMPU14の共通
バス4占有時間の割合からその優先度を設定し、更に自
動判定手段13により、特定用途のバスマスタに対する
優先度の設定を行う。このバス使用優先度の情報が、図
2の優先度判断信号107によりアービタ指示手段に伝
えられる。
【0042】図2の優先度判断信号107を受けたアー
ビタ指示手段9は優先度判断手段8により決定されたバ
ス使用優先度を図1のアービタ5に対してアービタ指示
信号108により指示する。本実施例では、アービタ指
示手段9は図2のアービタリクエスト信号109をアー
ビタ5に対して発行し、アービタ指示信号108を受け
渡しの要求を行う。アービタリクエスト信号109を受
け取ったアービタ5は次のバス調停を保留し、バスアク
セスの発生を抑制する。バス調停を保留したアービタ5
はアービタ指示手段9に対して図2のアービタレディ信
号110を発行し、アービタレディ信号110を受け取
ったアービタ指示手段9は図1のアービタ5に対しアー
ビタ指示信号108を発行する。アービタ指示信号10
8を受け取ったアービタ5は以降のバス調停を図1のア
ービタ制御手段6により決定されたバス使用優先度に従
い執り行う。
【0043】図1の実施例では、アービタ制御手段6に
より図7の調停5の手前の直線で示されたタイミングでア
ービタ5のバス使用優先度設定の変更が行われる。図7
の実施例では第3バスマスタ3>第2バスマスタ2>第1
バスマスタ1であった優先順位が第2バスマスタ2>第1
バスマスタ1>第3バスマスタ3の優先順位に変更され
る。その後、次のバス調停5に移行する。
【0044】バス調停5では第1バスマスタ1により継続
してバス使用要求信号BREQ1(100)がアサート
されており、加えて第3バスマスタ3によりバス使用要
求信号BREQ3(102)もアサートされている。ア
ービタ5は第1バスマスタ1と第3バスマスタ3のバス使
用要求に対するバス調停を行うが、この時のアービタに
設定されているバス使用優先度は調停5の手前にて第2バ
スマスタ2>第1バスマスタ1>第3バスマスタ3と変更
されているので、アービタ5は第1バスマスタ1に対し
てバス使用許可信号BACK1(103)をアサートす
る。その後、次のバス調停6に移行する。
【0045】バス調停6では、継続して第3バスマスタ3
からバス使用要求信号BREQ3(102)がアサート
されており、更に第2バスマスタ2よりバス使用要求信
号BREQ2(101)がアサートされている。ここで
のバス使用優先度はバス調停5と同様、第2バスマスタ2
>第1バスマスタ1>第3バスマスタ3であるので、アー
ビタ5は第2バスマスタ2に対してバス使用許可信号B
ACK2(104)をアサートする。
【0046】このように、本実施形態によるバスシステ
ムは、図1のバス使用許可信号103、104、105
の状態を監視し、一定期間毎の各バス使用許可信号10
3、104、105がアサートされる割合によりアービ
タ5がバス調停時にどのバスマスタ1、2、3に共通バ
ス4の使用権を与えるか判断する基準である、各バスマ
スタのバス使用優先度を動的に変更することを可能とす
ることにより、各バスマスタ1、2、3が共通バス4を
占有する割合を一定に保ち、各バスマスタ1、2、3が
共通バス4に一様にアクセスすることができる。これに
より、ある特定の前記バスマスタによる共通バスの長期
占有や、それに伴う優先度の低いバスマスタの長期アク
セス不能といったシステム効率低下を回避することが可
能である。
【0047】また、バス使用優先度の基準値を図2の優
先度基準保存手段11に格納し、割合比較手段10にお
いて、バス使用許可監視手段7で監視したバス使用許可
信号103、104、105のアサート時間の割合を比
較する時の各バス使用優先度の重み付として使用するこ
とにより、バス使用許可監視手段7で監視したバス使用
許可信号103、104、105のアサート時間の割合
が複数個同じ値であった場合、複数のバス使用優先度が
同レベルとなることにより発生するバス衝突や誤動作こ
とを避けることができることを特徴とする。
【0048】また、図9のアービタ指示手段9がアービ
タ5にアービタ指示信号108により変更されたバス使
用優先度を報告する時に、アービタ指示手段9が図9の
アービタリクエスト信号109をアービタ5に通知し、
それを受けたアービタ5が次のバス調停を保留し、バス
アクセスの発生を抑制した後にアービタレディ信号11
0をアービタ指示手段9に通知する。アービタ指示手段
9は、アービタレディ信号110を受け取った後、優先
度判定信号107により変更されたバス使用優先度をア
ービタ5に報告する。これにより、任意のタイミングに
バス使用優先度の変更が発生しても、バス衝突や誤動作
を起こすことなく確実にバス使用優先度の変更を動的に
行うことが可能である。
【0049】以上述べたように、本発明の実施例によれ
ば、システムに含まれる複数のバスマスタがバス調停に
基づき共通バスをアクセスする際に、各バスマスタが行
うバスアクセスのバスアクセス実行時間と各バスマスタ
の共通バスに対するアクセス頻度を監視し、各バスマス
タのバスアクセス実行時間とバスアクセス頻度及びバス
マスタの使用用途、MPUのバス占有時間に応じたバス
使用優先度を動的に設定可能とする手段を設けることに
より、ある特定のバスマスタによるバスの長期占有や、
それに伴うMPU停止や優先度の低いバスマスタの長期
アクセス不能といったシステム効率低下を軽減すること
ができるバスシステムを実現することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、他のバスマスタのパフ
ォーマンス低下を防止することができるバスシステムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バスシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】優先度判定手段8の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】監視報告信号106が優先度判定手段8に発行
された時の優先度判定手段8の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】従来のバスシステムの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】従来のバスシステムの動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図6】従来のバスシステムの問題点を説明するための
タイミングチャートである。
【図7】バスシステムの動作と効果を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図8】アービタ指示信号108をアービタ5に発行す
る方法の一実施形態を示すブロック図である。
【図9】アービタ制御手段6の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…第1バスマスタ、2…第2バスマスタ、3…第3バス
マスタ、4…共通バス、5…アービタ、6…アービタ制
御手段、7…バス使用許可監視手段、8…優先度判定手
段、9…アービタ指示手段、10…割合比較手段、11
…優先度基準保存手段、12…バス占有時間計数手段、
13…自動判定手段、14…MPU、15…メモリ、1
00…共通バス使用要求信号BREQ1、101…共通
バス使用要求信号BREQ2、102…共通バス使用要
求信号BREQ3、103…共通バス使用許可信号BA
CK1、104…共通バス使用許可信号BACK2、1
05…共通バス使用許可信号BACK3、106…監視
報告信号、107…優先度判定信号、108…アービタ
指示信号、109…アービタリクエスト信号、110…
アービタレディ信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通バスに接続された複数のバスマスタ
    が、共通バスに対してバスアクセスを行うコントローラ
    向けのバスシステムにおいて、 共通バスに接続され、外部からの複数のバス使用要求を
    受け、予め決められたバス使用優先度に基づき複数のバ
    ス使用要求の中から、ただ1つを選択し、選択した要求
    の発行者に対してバスの使用許可を発行する共通バス調
    停手段と、 共通バスに接続され、共通バスをアクセスする際に前記
    共通バス調停手段にバス使用要求を発行し、共通バス調
    停手段よりバス使用許可を受けた後、共通バスにバスア
    クセスを行うバスマスタと、 前記共通バス調停手段が前記各バスマスタに発行する前
    記バス使用許可の発行状況を監視することにより、各バ
    スマスタが共通バスを占有している時間の割合を認知
    し、その結果を報告するバス使用許可監視手段と、 前記バス使用許可監視手段が報告する前記バス使用許可
    の発行状況からもたらされる、前記各バスマスタのバス
    占有時間情報と、各バスマスタの使用用途、MPUのバ
    ス占有率から、前記バス使用優先度を判定し、その結果
    を報告する優先度判定手段と、 前記優先度判定手段からの前記バス使用優先度に関する
    報告を受け、前記バス調停手段がバス調停を実行してい
    ない時に、前記バス調停手段にバス使用優先度をダイナ
    ミックに設定するアービタ指示手段とを備えることを特
    徴とするバスシステム。
  2. 【請求項2】 バスマスタの共有バス占有時間や前記各
    バスマスタの使用用途に応じて、前記各バスマスタのバ
    ス使用優先度を判定する優先度判定手段と、該優先度判
    定手段から送られた優先度を動的に変化させるアービタ
    指示手段とを備えたことを特徴とするバスシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100394412C (zh) * 2003-06-26 2008-06-11 三星电子株式会社 动态总线仲裁方法和总线仲裁器
JP2010028428A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Kyocera Mita Corp 画像処理装置
JP2011022814A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Nec Corp 半導体集積回路、情報処理装置およびプロセッサ性能保証方法

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