JPH06242727A - 画像投映装置 - Google Patents

画像投映装置

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JPH06242727A
JPH06242727A JP5017593A JP5017593A JPH06242727A JP H06242727 A JPH06242727 A JP H06242727A JP 5017593 A JP5017593 A JP 5017593A JP 5017593 A JP5017593 A JP 5017593A JP H06242727 A JPH06242727 A JP H06242727A
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JP
Japan
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filter
liquid crystal
image
crystal panel
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP5017593A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Yamaoka
喜樹 山岡
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Axess Corp
Original Assignee
Axess Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数本の光ファイバ10を用いた拡大画像表
紙装置において、元の画像を表示する液晶パネル30の
温度上昇を抑える。 【構成】 光源ユニット40の光源41,41により液
晶パネル30を照明して、液晶パネル30に表示された
画像を光ファイバ10の入光部11に投映する。光源4
1,41と液晶パネル30の間に熱線吸収フィルタ4
2、紫外線カットフィルタ43、熱線反射フィルタ44
を配置する。液晶パネル30のパネル本体31の両面側
に設けられる偏光フィルタ32,33のうち、光源側に
位置する偏光フィルタ33をパネル本体31から離し
て、熱線反射フィルタ44の表面に接着する。偏光フィ
ルタ33が吸収した熱がパネル本体31に伝達するのを
抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを利用した
拡大画像表示装置に用いられる画像投映装置に関する。
【0002】
【従来の技術】拡大画像表示装置として、多数本の光フ
ァイバを用いたものがある。これは、多数本の光ファイ
バを束ね、その一端部を集束して入光部となし、他端部
を拡開して表示部となした画像拡大器を有し、その入光
部に画像を投映することによって表示部に拡大画像を表
示する。画像拡大器の入光部に原画像を投映する画像投
映装置としては、フィルム等の画像素体を入光部に密着
させ、その密着タイプの画像素体に背後から光をダイレ
クトに投射して、画像素体に表示された画像を、光学系
を介することなく入光部に直接投映するするものが、表
示画像のコントラストに優れるとされている。
【0003】ところで、このような光学系を用いないダ
イレクト投映式の画像投映装置では、明るい表示画像を
得るために強力な光源、通常はメタルハライドランプに
より至近距離から画像素体が照明される。一方、画像素
体としては、フィルムに代わって光透過型の液晶パネル
を使用することが本出願人により試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶パ
ネルは熱に弱く、その駆動時の許容温度は車載用でも6
0℃程度に過ぎない。そして、この液晶パネルは、上記
ダイレクト投映式の画像投映装置では、強力なメタルハ
ライドランプにより至近距離から照明され、熱的に極め
て過酷な環境で使用される。そのため、空冷等の様々な
熱対策にもかかわらずその温度上昇を避け得ず、メタル
ハライドランプの光量制限などを余儀無くされていた。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、強力な光源で至近距離から液晶パネルを照明し
た場合にも、液晶パネルの温度上昇を抑えることができ
る画像投映装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像投映
装置は、多数本の光ファイバを束ね、その一端部を集束
して入光部となし、他端部を拡開して表示部となした画
像拡大器の入光部に画像を投映する画像投映装置であっ
て、前記入光部にほぼ接して配置された光透過型の液晶
パネルと、該液晶パネルを背後からダイレクトに照明し
て、液晶パネルに表示された画像を、光学系を介するこ
となく前記入光部に直接投映する光源ユニットとを具備
し、前記液晶パネルはパネル本体の両面側に偏光フィル
タを有し、画像拡大器入光部側の偏光フィルタをパネル
本体に密着固定し、光源ユニット側の偏光フィルタをパ
ネル本体から離して設けてなることを特徴としている。
【0007】
【作用】一般に液晶パネルは、外乱光のカット等を目的
として、パネル本体の両面側にシート状の偏光フィルタ
を配した構成になっている。従来この偏光フィルタはパ
ネル本体の両面に密着固定されている。本発明者の調査
によれば、偏光フィルタは完全な透明でなく比較的暗い
透光体であることから、光源側に位置する偏光フィルタ
が光源ユニットから発せられる熱を吸収して高温とな
り、これがパネル本体の温度上昇の原因の一つになって
いることが分かった。本発明にかかる画像投映装置は、
光源側に位置する偏光フィルタをパネル本体から離し、
その熱がパネル本体に直接伝わらないようにしているの
で、パネル本体の温度上昇を抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の1実施例を示す拡大画像表示装置
の概略構成図、図2は同拡大画像表紙装置に使用された
画像投映装置の断面図である。
【0009】本拡大画像表示装置は、図1に示すよう
に、多数本の光ファイバ10を用いた画像拡大器Aと、
本発明にかかる画像投映装置Bとからなる。画像拡大器
Aにおける多数本の光ファイバ10の一端部は、角柱状
に集束されてアパチュアと呼ばれる入光部11を形成し
ている。他端部は、表示部12であって、表示パネル2
0に水平方向および垂直方向に所定の間隔をあけて開設
された小孔21に挿通されて、表示画面を形成してい
る。
【0010】本発明にかかる画像投映装置Bは、液晶パ
ネル30と光源ユニット40とを用いて画像拡大器Aの
入光部11に原画像を投映する。液晶パネル30は、市
販の液晶装置から取り出したものであって、画像拡大器
Aにおける入光部11の端面に密着固定されている。こ
の液晶パネル30は、図2に示すように、平板状のパネ
ル本体31と、その両面側に配されたシート状の偏光フ
ィルタ32,33とからなる。入光部11の側の偏光フ
ィルタ32は、パネル本体31の表面に接着されて、入
光部11の端面に密着している。反入光部側の偏光フィ
ルタ33は、後述するように、パネル本体31の表面に
接着されず、パネル本体31から離れて設けた光源ユニ
ット40内の熱線反射フィルタ44に接着されている。
【0011】光源ユニット40は、液晶パネル30に光
を照射する2つの光源41,41を有する。光源41,
41は、例えばメタルハライドランプからなる。光源4
1,41と液晶パネル30との間には、熱線吸収フィル
タ42、紫外線カットフィルタ43および熱線反射フィ
ルタ44が間隔をあけて順番に配置されている。液晶パ
ネル30の側に位置する熱線反射フィルタ44は、液晶
パネル30のパネル本体31から離れている。そして、
熱線反射フィルタ44のパネル本体31側の表面には、
液晶パネル30における反入光部側の偏光フィルタ33
が接着されている。
【0012】光源41,41、熱線吸収フィルタ42、
紫外線カットフィルタ43および熱線反射フィルタ44
は、ボックス45内に収容されている。ボックス45の
外側面にはファン46が取り付けられている。ファン4
6は冷却用の空気を光源41,41に当てると共に、光
源41,41と熱線吸収フィルタ42との間、熱線吸収
フィルタ42と紫外線カットフィルタ43との間、紫外
線カットフィルタ43と熱線反射フィルタ44との間、
および熱線反射フィルタ44とパネル本体31との間に
この空気を流通させる。
【0013】本発明にかかる画像投映装置Bは、光源ユ
ニット40内の2つの光源41,41により液晶パネル
30を背後から照明して、液晶パネル30のパネル本体
31に表示された画像を、光学系を介することなく画像
拡大器Aの入光部11に直接投映する。入光部11に直
接投映さた画像は、画像拡大器Aの入光部11と表示部
12との面積比に応じた倍率で拡大されて表示部12に
表示される。
【0014】このとき、光源41,41は多量の熱を生
じる。その熱の一部はファン46による冷却で除去さ
れ、また熱線吸収フィルタ42に吸収され、熱線反射フ
ィルタ44によりカットされる。しかし、かなりの熱が
液晶パネル30に伝わる。液晶パネル30では、光源ユ
ニット40の側に位置する偏光フィルタ33が比較的多
くの熱を吸収するが、その偏光フィルタ33が光源ユニ
ット40における熱線反射フィルタ44の表面に接着さ
れ、液晶パネル30のパネル本体31から離れているの
で、偏光フィルタ33の熱がパネル本体31に伝わり難
い。
【0015】しかも、熱線反射フィルタ44とパネル本
体31との間を流通する冷却用の空気により、偏光フィ
ルタ33およびパネル本体31が強制的に冷却される。
更に、熱線吸収フィルタ42がパネル本体31から離れ
た光源41,41の側に配置され、且つその両面側を流
れる空気により効果的に強制冷却されるので、熱線吸収
フィルタ42に吸収された熱もパネル本体31に伝わり
難い。従って、パネル本体31の温度上昇が抑えられ、
その耐久性が向上すると共に、強力な光を液晶パネル3
0に照射できるようになって表示画像の画質が向上す
る。
【0016】なお、上記実施例では、液晶パネル30に
おける光源側の偏光フィルタ33を光源ユニット40に
おける熱線カットフィルタ44に接着して、熱線カット
フィルタ44を偏光フィルタ33の支持板として利用し
ているが、光源ユニット40内のフィルタとは別の透明
板に偏光フィルタ33を取り付けるようにしてもよい。
光源ユニット40内のフィルタについては、その種類、
枚数、配置位置等を適宜変更することができるが、冷却
効果を高めるために各フィルタの両面側に冷却用の空気
を流通させることが望まれる。
【0017】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明にかかる画像
投映装置は、光学系を使用しないダイレクト投映式の画
像投映装置において、液晶パネルのパネル本体の両面側
に配される偏光フィルタのうち、光源ユニット側の偏光
フィルタをパネル本体から離して設けたので、液晶パネ
ルが熱的に過酷な条件下で使用されるにもかかわらず、
パネル本体の温度上昇を抑えることができる。従って、
液晶パネルの耐久性を高めることができる。また、強力
な光源を使用でき、且つその光源を液晶パネルに接近さ
せることができるようになるので、明るい表示画像を得
ることができる。反光源側の偏光フィルタについては、
これをパネル本体に密着固定し、パネル本体から画像拡
大器の入光部が離れないようにしているので、コントラ
ストの高い表示画像を得ることができる。また、偏光フ
ィルタを省略しないので、偏光フィルタによる画像改善
効果を失うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す拡大画像表示装置の概
略構成図である。
【図2】同拡大画像表紙装置に使用された画像投映装置
の断面図である。
【符号の説明】
A 画像拡大器 B 画像投映装置 10 光ファイバ 11 入光部 12 表示部 20 表紙パネル 30 液晶パネル 31 パネル本体 32,33 偏光フィルタ 40 光源ユニット 41 光源 42 熱線吸収フィルタ 43 紫外線カットフィルタ 44 熱線反射フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の光ファイバを束ね、その一端部
    を集束して入光部となし、他端部を拡開して表示部とな
    した画像拡大器の入光部に画像を投映する画像投映装置
    であって、前記入光部にほぼ接して配置された光透過型
    の液晶パネルと、該液晶パネルを背後からダイレクトに
    照明して、液晶パネルに表示された画像を、光学系を介
    することなく前記入光部に直接投映する光源ユニットと
    を具備し、前記液晶パネルはパネル本体の両面側に偏光
    フィルタを有し、画像拡大器入光部側の偏光フィルタを
    パネル本体に密着固定し、光源ユニット側の偏光フィル
    タをパネル本体から離して設けてなることを特徴とする
    画像投映装置。
  2. 【請求項2】 前記光源ユニットはランプと液晶パネル
    との間に介装された1枚または複数枚の熱遮蔽用のフィ
    ルタを有し、該フィルタの表面に前記光源側の偏光フィ
    ルタを密着固定してなることを特徴とする請求項1に記
    載の画像投映装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタは、その板面に沿って流通
    される空気により強制的に冷却されることを特徴とする
    請求項2に記載の画像投映装置。
JP5017593A 1993-02-15 1993-02-15 画像投映装置 Pending JPH06242727A (ja)

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JP5017593A JPH06242727A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 画像投映装置

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JP5017593A JPH06242727A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 画像投映装置

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JPH06242727A true JPH06242727A (ja) 1994-09-02

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ID=12851868

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JP5017593A Pending JPH06242727A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 画像投映装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107065287A (zh) * 2017-05-24 2017-08-18 厦门天马微电子有限公司 一种显示面板和显示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107065287A (zh) * 2017-05-24 2017-08-18 厦门天马微电子有限公司 一种显示面板和显示装置
CN107065287B (zh) * 2017-05-24 2021-03-02 厦门天马微电子有限公司 一种显示面板和显示装置

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