JPH06241919A - ボトルの残留応力、歪測定方法及び装置 - Google Patents

ボトルの残留応力、歪測定方法及び装置

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JPH06241919A
JPH06241919A JP2880693A JP2880693A JPH06241919A JP H06241919 A JPH06241919 A JP H06241919A JP 2880693 A JP2880693 A JP 2880693A JP 2880693 A JP2880693 A JP 2880693A JP H06241919 A JPH06241919 A JP H06241919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
ccd camera
strain
light emitting
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2880693A
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English (en)
Inventor
Hidenori Kashiwa
英則 栢
Koji Niimi
宏二 新美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP2880693A priority Critical patent/JPH06241919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 プラスチック成形ボトルの残留応力や歪を
非破壊で測定できるようにして、その後同じボトルに対
し引続いて行われる各種物性の測定に支障を来たさない
ようにし、また測定のため内部応力や歪が変化すること
のないようにする。 【構 成】 ボトル1を置く台2の内部に偏光板3と照
明器具4を取付け、ボトル内部に光ファイバースコープ
15を口部1aより挿入する。光ファイバースコープ1
5で取込み、ボトル外部に設けた偏光板16を介してC
CDカメラ17で撮像された画像は、ボトル外部の画像
処理装置10に送られ、二値化及びノイズ処理されたの
ち、モニター11に写し出され、それを観察し、干渉縞
の模様により内部応力、歪を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック成形ボト
ルの残留応力や歪をボトルを破壊することなく測定する
ことのできる方法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術】炭酸飲料その他各種の飲料や調味料の容器
として近年、飽和ポリエステル等よりなるプラスチック
成形ボトルが多用されるようになってきた。こうしたプ
ラスチック成形ボトルやその素材に対しては従来より、
強度や耐用性を知るうえから各種の物性測定が行われて
おり、その一つにボトルの残留応力や歪測定がある。
【0003】一方、プラスチック成形物の残留応力や歪
を測定する装置としては、直交ニコルの原理を用いた歪
検査機が知られる。この検査機は基本的には、図1に示
すように、光源ランプと、偏光子と、検光子よりなっ
て、偏光子と検光子を直交ニコルとし、偏光子と検光子
との間にプラスチック成形物を置いて、干渉縞を観察
し、その数を求めることにより、プラスチック成形物の
残留応力や歪を測定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プラスチック成形ボト
ルは、そのまゝでは上述の歪検査機にかけて残留応力や
歪を測定することができない。そこで、ボトル底部の残
留応力や歪を測定する際には従来、ボトルを胴部におい
て切断してから上述の歪検査機にかけているが、ボトル
を一旦切断してしまうと、その後同じボトルについて引
続き、各種物性の測定を行うことができなくなる。また
ボトルの切断時には、ボトルの取扱いや切断時の負荷に
よって残留応力や歪が変化するおそれもある。
【0005】本発明は、上記の問題を解消することを目
的としてなされたもので、ボトルの残留応力や歪を非破
壊で測定することができる方法及び装置を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明の測定方法は、プラスチック
製ボトルの外側に発光装置を配置すると共に、内側にC
CDカメラを口部を通して挿入し、発光装置とCCDカ
メラの間に配置した偏光装置を通し、CCDカメラで撮
像された画像から干渉縞を観察することにより行うもの
である。
【0007】別の方法は、プラスチック製ボトルの外側
に発光装置を配置すると共に、内側に光ファイバースコ
ープを口部を通して挿入し、発光装置と光ファイバース
コープの間に配置した偏光装置を通して光ファイバース
コープで取出した像をボトル外部に設けたCCDカメラ
で撮像し、その画像から干渉縞を観察することにより行
うものである。
【0008】上記の方法を実施するこめの測定装置は、
プラスチック成形ボトルにその口部を通して挿入される
CCDカメラと、プラスチック成形ボトルの外側にCC
Dカメラと対向して配置される発光装置と、CCDカメ
ラと発光装置のいづれか一方若しくは相方に設けられる
偏光装置と、CCDカメラで撮像された画像のモニター
及び若しくはプリンターとより構成される。
【0009】別の装置は、プラスチック製ボトルの外側
に配置される発光装置と、プラスチック成形ボトルにそ
の口部を通して挿入される光ファイバースコープと、発
光装置と光ファイバースコープのいづれか一方若しくは
相方に設けられる偏光装置と、プラスチック成形ボトル
の外側に配置され、光ファイバースコープで取出した像
を撮像するCCDカメラと、CCDカメラで撮像された
画像のモニター及び若しくはプリンターとより構成され
る。
【0010】
【作用】コンパクトで口部を通してボトル内部に挿入す
ることができるCCDカメラにより、或いは光ファイバ
ースコープで取出した像をボトルの外部のCCDカメラ
で直交ニコルの原理を用いて撮像し、その干渉縞をボト
ル外部でモニターにより或いはプリントアウトした図形
を観察して、縞模様からボトルの残留応力や歪の有無を
分別し、耐ストレスクラッキング性の良、不良を判断す
る。
【0011】
【実施例】ボトル1を置く台2には、内部に偏光板3
を、その下側に照明器具4を取付け、また上側にボトル
内部に口部1aより挿入することができ、偏光板5を備
えたCCDカメラ6をコード7部分で支持するスタンド
8を取付けてCCDカメラ6の高さを調節できるように
してあり、スタンド8にはカメラ6の高さを測定するた
めの定規9が取付けられている。
【0012】カメラ6で撮像した画像は、ボトル外部の
画像処理装置10に送られて二値化及びノイズ処理され
たのち、モニター11に写し出され、かつピデオプリン
ター12より随時プリントアウトされるようにしてあ
る。ボトル底部の内部応力や歪の有無は、モニター11
に写し出された画像、或いはプリントアウトされた図形
の干渉縞の模様から判断される。
【0013】上記実施例は、偏光板を発光装置4とCC
Dカメラ6の相方に設けているが、いづれか一方にのみ
設けてもよい。図3に示す装置は、ボトル内部に光ファ
イバースコープ15を挿入し、光ファイバースコープ1
5で取出した像を偏光板16を介してCCDカメラ17
で撮像し、その画像が画像処理装置10で処理されたの
ち、モニター11に写し出され、或いはビデオプリンタ
ー12より随時プリントアウトされるようになってい
る。
【0014】
【発明の効果】本発明の方法及び装置によれば、口部を
通してボトル内部に挿入したCCDカメラにより、或い
は光ファイバースコープで取出した像をボルト外部のC
CDカメラで直交ニコルの原理を用いて撮像することに
より、ボトルを破壊することなく、ボトルの内部応力や
歪を測定することができるため、その後も引続き同じボ
トルを用いて各種物性の測定を行うことができる。また
従来法のように、切断時にかゝる負荷により内部応力や
歪が変化することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直交ニコルの原理を用いた歪測定方法を示す
図。
【図2】 本発明に係る測定装置の概略図。
【図3】 本発明に係る別の測定装置の概略図。
【符号の説明】
1・・・ボトル 3、5、16・
・・偏光板 4・・・照明器具 6、17・・・
CCDカメラ 8・・・スタンド 10・・・画像
処理装置 11・・・モニター 12・・・ビデ
オプリンター 15・・・光ファイバースコープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製ボトルの外側に発光装置
    を配置すると共に、内側にCCDカメラを口部を通して
    挿入し、発光装置とCCDカメラの間に配置した偏光装
    置を通し、CCDカメラで撮像された画像から干渉縞を
    観察することにより、プラスチック製ボトルの残留応
    力、歪み測定を非破壊で行うことを特徴とする測定方
    法。
  2. 【請求項2】 プラスチック製ボトルの外側に発光装置
    を配置すると共に、内側に光ファイバースコープを口部
    を通して挿入し、発光装置と光ファイバースコープの間
    に配置した偏光装置を通して光ファイバースコープで取
    出した像をボトル外部に設けたCCDカメラで撮像し、
    その画像から干渉縞を観察することによりプラスチック
    製ボトルの残留応力、歪み測定を非破壊で行うことを特
    徴とする測定方法。
  3. 【請求項3】 プラスチック成形ボトルにその口部を通
    して挿入されるCCDカメラと、プラスチック成形ボト
    ルの外側にCCDカメラと対向して配置される発光装置
    と、CCDカメラと発光装置のいづれか一方若しくは相
    方に設けられる偏光装置と、CCDカメラで撮像された
    画像のモニター及び若しくはプリンターとより構成さ
    れ、プラスチック製ボトルの残留応力、歪み測定を非破
    壊で行うことを特徴とする測定装置。
  4. 【請求項4】 プラスチック製ボトルの外側に配置され
    る発光装置と、プラスチック成形ボトルにその口部を通
    して挿入される光ファイバースコープと、発光装置と光
    ファイバースコープのいづれか一方若しくは相方に設け
    られる偏光装置と、プラスチック成形ボトルの外側に配
    置され、光ファイバースコープで取出した像を撮像する
    CCDカメラと、CCDカメラで撮像された画像のモニ
    ター及び若しくはプリンターとより構成され、プラスチ
    ック製ボトルの残留応力、歪み測定を非破壊で行うこと
    を特徴とする測定装置。
JP2880693A 1993-02-18 1993-02-18 ボトルの残留応力、歪測定方法及び装置 Pending JPH06241919A (ja)

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JPH06241919A true JPH06241919A (ja) 1994-09-02

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ID=12258671

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218611A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Sumitomo Bakelite Co Ltd 微細流路を有するプラスチック製品
JP2010008305A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toyo Glass Co Ltd ガラスびんの歪み検査装置
AT510294B1 (de) * 2010-08-26 2012-03-15 Univ Wien Tech Verfahren und vorrichtung zur messung des innendrucks von flaschen, insbesondere sektflaschen

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218611A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Sumitomo Bakelite Co Ltd 微細流路を有するプラスチック製品
JP2010008305A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Toyo Glass Co Ltd ガラスびんの歪み検査装置
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