JPH06241849A - フルイディック流量計 - Google Patents

フルイディック流量計

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JPH06241849A
JPH06241849A JP2688693A JP2688693A JPH06241849A JP H06241849 A JPH06241849 A JP H06241849A JP 2688693 A JP2688693 A JP 2688693A JP 2688693 A JP2688693 A JP 2688693A JP H06241849 A JPH06241849 A JP H06241849A
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fluidic
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JP2688693A
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Hajime Onoda
元 小野田
Hideyuki Oike
英行 大池
Toshiaki Aoki
利昭 青木
Hisashi Isshiki
尚志 一色
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Kimmon Manufacturing Co Ltd
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Kimmon Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外ケースの奥行き寸法が小さく、薄形に構成
することができ、また部品点数の減少と組み立て作業性
の向上を図ることができるフルイディック流量計を提供
することにある。 【構成】 外ケース31を前ケース32と後ケース33
とに2分割し、両ケース32,33を結合して流路本体
15を覆うフルイディック流量計において、前記後ケー
ス33の内面にシール材38を設け、このシール材38
を介して前記流路本体15を前記後ケース33に固定
し、流路本体15の開口部を閉塞し、後ケース33が流
路本体15の蓋体を兼ねたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、噴出ノズルから流路
内に噴出されるガス等の流体の振動現象によって生じる
交番圧力波を検出して流量を検出するフルイディック流
量計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭等に設置され、ガスの流量を計
量するフルイディック流量計は、例えば、特開昭63−
313018号公報、特開平1−250725号公報か
ら公知である。
【0003】フルイディック流量計は、流路の入口側に
噴出ノズルが設けられ、この噴出ノズルから流路に流体
を噴出すると、コアンダ効果によって噴出流体は、例え
ば右側の側壁に沿って流れる。この右側の側壁に流れた
流体の一部は帰還流体となり、この帰還流体の流体エネ
ルギが噴出流体に付与され、噴出流体が左側の側壁に沿
って流れるようになり、今度は左側の側壁に流れた流体
の一部が帰還流体となり、この帰還流体の流体エネルギ
が噴出流体に付与され、噴出流体が再び右側の側壁に沿
って流れるようになる。
【0004】つまり、噴出ノズルから流路内に噴出され
る流体の振動現象によって交番圧力波が生じる。この交
番圧力波を圧電膜センサによって検出し、この周波数か
ら流量を算出して流体の流量を検出している。
【0005】図4は従来のフルイディック流量計を示
し、11は外ケースである。この外ケース11は矩形箱
状の前ケース12と、この前ケース12の開口部を閉塞
する後ケース13とに2分割されている。
【0006】外ケース11の内部にはガス流入口体(図
示しない)とガス流出口体14を一体に設けた流路本体
15が収納されているとともに、前ケース12の上部に
は表示窓16が設けられている。流路本体15の内部に
おける下部には後述するフルイディック素子17が設け
られ、流路本体15の上部には電子回路18および前記
表示窓16に対向する積算表示基板19が設置されてい
る。
【0007】前記フルイディック素子17はダイキャス
ト等によって形成された流路本体15と一体に形成さ
れ、この流路本体15の開口部20はパッキング21を
介して蓋体22によって閉塞することにより、流路23
が構成されている。
【0008】すなわち、流路本体15の開口部20には
蓋体22が複数本の固定ねじ24によって固定されてお
り、流路本体15の底部には微小流量域の計測を行うた
めのフローセンサ25および大流量域の計測を行うため
の圧電膜センサ26が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
に、外ケース11が前ケース12と後ケース13とに2
分割され、この外ケース11の内部に流路本体15を収
納した構造は、流路本体15の開口部20を蓋体22に
よって閉塞して流路23を構成しているため、蓋体22
と後ケース13とが二重構造となり、しかも蓋体22を
流路本体15に固定するための固定ねじ24と頭部が突
出しているため、蓋体22と後ケース13との間に後部
スペース27が必要となる。
【0010】また、流路本体15の底部には微小流量域
の計測を行うためのフローセンサ25と大流量域の計測
を行うための圧電膜センサ26を取付けるための前部ス
ペース28が必要となる。したがって、外ケース11の
奥行き寸法W1 が大きくなり、フルイディック流量計が
大型化し、設置スペースも制限されるという問題があ
る。
【0011】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、外ケースの奥行き寸
法が小さく、薄形に構成することができ、また部品点数
の減少と組み立て作業性の向上を図ることができるフル
イディック流量計を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、前
記目的を達成するために、請求項1は、一側面に開口部
を有し、この開口部をシール材を介して蓋体によって閉
塞して流路を構成する流路本体と、この流路本体に設け
られたフルイディック素子と、前ケースと後ケースとに
2分割され両ケースを結合して前記流路本体を覆う外ケ
ースとから構成されたフルイディック流量計において、
前記後ケースの内面にシール材を設け、このシール材を
介して前記流路本体を前記後ケースに固定し、流路本体
の開口部を閉塞したことにある。
【0013】流路本体が後ケースの内面にシール材を介
して固定され、流路本体の開口部が閉塞されるため、流
路本体の開口部を閉塞する蓋体を後ケースで兼ねること
ができ、流路本体と後ケースとの間にスペースがなくな
り、蓋体も不要となり、その分だけ流量計を薄形に構成
できる。
【0014】請求項2は、一側面に開口部を有し、この
開口部をシール材を有する介して蓋体によって閉塞して
流路を構成する流路本体と、この流路本体に設けられた
フルイディック素子と、前ケースと後ケースとに2分割
され両ケースを結合して前記流路本体を覆う外ケースと
から構成されたフルイディック流量計において、前記前
ケースの内面にシール材を設け、このシール材を介して
前記流路本体を前記前ケースに固定し、流路本体の開口
部を閉塞したことにある。
【0015】流路本体が前ケースの内面にシール材を介
して固定され、流路本体の開口部が閉塞されるため、流
路本体の開口部を閉塞する蓋体を前ケースで兼ねること
ができ、流路本体と前ケースとの間にスペースがなくな
り、蓋体も不要となり、その分だけ流量計を薄形に構成
できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明するが、従来と同一構成部分は同一番号を付して説
明を省略する。
【0017】図1および図2は第1の実施例を示し、3
1は外ケースである。この外ケース31は矩形箱状の前
ケース32と、この前ケース32の開口部を閉塞する後
ケース33とに2分割されている。
【0018】外ケース31の内部にはガス流入口体(図
示しない)とガス流出口体14を一体に設けた流路本体
15が収納されているとともに、前ケース32の上部に
は表示窓16が設けられている。流路本体15の内部に
おける下部には後述するフルイディック素子17が設け
られ、流路本体15の上部には電子回路18および前記
表示窓16に対向する積算表示基板19が設置されてい
る。
【0019】流路本体15の外側壁には複数の突出部3
4が設けられ、これら突出部34には取付け孔35が穿
設されている。また、前記後ケース33の内面には前記
突出部34と対向するボス36が突設され、これらボス
36には前記取付け孔35と対向するねじ穴37が設け
られている。
【0020】さらに、前記後ケース33の内面には流路
本体15の開口部20と対向してコルクラバー等のシー
ル材38が貼着され、流路本体15と後ケース33との
間をシールするようになっている。
【0021】すなわち、後ケース33の内面に流路本体
15の開口部20をシール材38を介して接合し、取付
け孔35に挿通した固定ねじ39をねじ穴37に締め付
けることにより、流路本体15が後ケース33に直接的
に固定されており、流路本体15の開口部20は後ケー
ス33によって閉塞され、流路本体15に流路23が構
成されている。
【0022】また、前記前ケース32の開口縁部には複
数個のねじ穴40が穿設され、このねじ穴40に対向す
る後ケース33の開口縁部には固定ねじ41を挿通され
ている。そして、固定ねじ41をねじ穴40に締め付け
ることにより、前ケース32と後ケース33とが結合さ
れている。
【0023】このように構成されたフルイディック流量
計によれば、後ケース33が流路本体15の開口部20
を閉塞する蓋体を兼ねることができ、後ケース33と流
路本体15との間にスペースがなくなり、流路本体15
の底部に設けられたフローセンサ25と圧電膜センサ2
6の取付けスペースのみとなり、外ケース31の奥行き
寸法W2 が小さくなり、フルイディック流量計が薄形化
し、設置スペースも制限されないという効果がある。
【0024】図3は第2の実施例を示し、外ケース31
を構成する前ケース32の内面には流路本体15の突出
部34と対向するボス36が突設され、これらボス36
には第1の実施例と同様に、突出部34の取付け孔と対
向するねじ穴が設けられている。
【0025】さらに、前記前ケース32の内面には流路
本体15の開口部20と対向してシール材38が貼着さ
れ、流路本体15と前ケース32との間をシールするよ
うになっている。
【0026】すなわち、前ケース32の内面に流路本体
15の開口部20をシール材38を介して接合し、取付
け孔35に挿通した固定ねじ39をねじ穴に締め付ける
ことにより、流路本体15が前ケース32に直接的に固
定されており、流路本体15の開口部20は前ケース3
2によって閉塞され、流路本体15に流路23が構成さ
れている。
【0027】また、前記前ケース32と後ケース33と
は第1の実施例と同様に後ケース33側から固定ねじ4
1によって締め付け固定され、前ケース32と後ケース
33とが結合されている。
【0028】このように構成されたフルイディック流量
計によれば、前ケース32が流路本体15の開口部20
を閉塞する蓋体を兼ねることができ、流路本体15の底
部に設けられたフローセンサ25と圧電膜センサ26の
取付けスペースのみとなり、第1の実施例と同様に外ケ
ース31の奥行き寸法W2 が小さくなり、フルイディッ
ク流量計が薄形化し、設置スペースも制限されないとい
う効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、前ケースもしくは後ケースの内面にシール材を設
け、このシール材を介して流路本体を前ケースもしくは
後ケースに固定し、流路本体の開口部を閉塞することに
よって、前ケースもしくは後ケースが流路本体の開口部
を閉塞する蓋体を兼ねることができる。
【0030】したがって、外ケースの奥行き寸法が小さ
く、薄形に構成することができ、また部品点数の減少と
組み立て作業性の向上を図ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係わるフルイディッ
ク流量計の縦断側面図。
【図2】図1のA部を拡大して示す縦断側面図。
【図3】この発明の第2の実施例に係わるフルイディッ
ク流量計の縦断側面図。
【図4】従来のフルイディック流量計の縦断側面図。
【符号の説明】
15…流路本体、17…フルイディック素子、31…外
ケース、32…前ケース、33…後ケース、38…シー
ル材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一色 尚志 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式会 社金門製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面に開口部を有し、この開口部をシ
    ール材を介して蓋体によって閉塞して流路を構成する流
    路本体と、この流路本体に設けられたフルイディック素
    子と、前ケースと後ケースとに2分割され両ケースを結
    合して前記流路本体を覆う外ケースとから構成されたフ
    ルイディック流量計において、前記後ケースの内面にシ
    ール材を設け、このシール材を介して前記流路本体を前
    記後ケースに固定し、流路本体の開口部を閉塞したこと
    を特徴とするフルイディック流量計。
  2. 【請求項2】 一側面に開口部を有し、この開口部をシ
    ール材を介して蓋体によって閉塞して流路を構成する流
    路本体と、この流路本体に設けられたフルイディック素
    子と、前ケースと後ケースとに2分割され両ケースを結
    合して前記流路本体を覆う外ケースとから構成されたフ
    ルイディック流量計において、前記前ケースの内面にシ
    ール材を設け、このシール材を介して前記流路本体を前
    記前ケースに固定し、流路本体の開口部を閉塞したこと
    を特徴とするフルイディック流量計。
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