JP3302515B2 - 積層型インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

積層型インクジェット式記録ヘッド

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JP3302515B2
JP3302515B2 JP20432694A JP20432694A JP3302515B2 JP 3302515 B2 JP3302515 B2 JP 3302515B2 JP 20432694 A JP20432694 A JP 20432694A JP 20432694 A JP20432694 A JP 20432694A JP 3302515 B2 JP3302515 B2 JP 3302515B2
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和彦 原
芳雄 宮澤
雄次 田中
富士男 赤羽
孝浩 片倉
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノズル開口に連通する
圧力室の一部領域に圧電振動板の薄板を貼設し、この圧
電振動板により圧力室を圧縮してインク滴を発生させる
記録ヘッド、より詳細には圧電振動板,圧力室形成部
材、及び弾性板を一体に積層構成したインクジェット式
記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】圧力発生室を構成している弾性板の一部
領域に圧電振動板を貼着し、圧電振動板のたわみ変位に
より圧力室の容積を変化させてインク滴を発生させるイ
ンクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室の広い面積を
変位させることが可能なため、インク滴を安定して発生
させることができるという特徴を備えている。
【0003】このような記録ヘッドは,図6に示したよ
うに表面に圧電振動板30を有して振動部材を形成する
弾性板31と、圧力発生室32を形成する圧力発生室形
成部材33と、圧力発生室形成部材33の他面を封止す
るとともに、圧力発生室32と流路制限孔34を接続す
る連通孔35と,圧力発生室32とノズル開口41とを
接続する連通孔36とを有する蓋部材37と、蓋部材3
7により一方の面が封止され、また流路制限孔34を介
して各圧力発生室32に連通する共通のインク室38,
及びノズル開口41と圧力発生室32を接続する連通孔
39とを備えた共通のインク室形成板40と、共通のイ
ンク室形成板40の他面を封止するノズル開口41を備
えたノズルプレート42とをそれぞれ順番に積層して一
体に構成されている。
【0004】この記録ヘッドは,圧力発生室32の圧縮
時のインク圧の損失を可及的に小さくするために,共通
のインク室38と圧力発生室32との間にほぼノズル開
口程度の流路抵抗を有する流路制限孔34が設けられて
いて,これの吐出口が圧力発生室32に対向している関
係上,インクカートリッジの交換や,また吐出能力を回
復するために,ノズルプレート42にキャップを被せ,
これを介して負圧を作用させてノズル開口41からイン
クを強制的に排出させた場合に,流路制限孔34からイ
ンク流が高速度で広い圧力発生室32に流れこむ。この
結果,圧力発生室内に渦Cが生じ,この渦に排出しよう
とする気泡が捕捉されていまい,圧力発生室32から気
泡を排出することができないという問題を抱えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、圧力発生室内の気泡を簡単に排除することができる
新規な積層型インクジェット式記録ヘッドを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために第1の発明においては、表面に圧電振動板を有
して振動部材を形成する弾性板、前記弾性板により一方
の面が封止されて圧力発生室を形成する圧力発生室形成
部材、該圧力発生室形成部材の他方を封止するととも
に、前記圧力発生室の両端部において連通する第1、第
2の連通孔を備えた蓋部材、前記圧力発生室へのインク
供給路に流路抵抗を付与する流路制限孔を有するととも
に、前記圧力発生室と連通する第3の連通孔を備えた流
路制限板、前記流路制限孔を介して前記各圧力発生室に
連通する共通のインク室、及び前記圧力発生室に連通す
第4の連通孔とを備えた共通のインク室形成板、前記
共通のインク室形成板の他面を封止するとともに第2、
第3、及び第4の連通孔を介して前記圧力発生室に接続
するノズル開口を備えたノズルプレート、とをそれぞれ
順番に積層して一体に成形してなるインクジェット式記
録ヘッドにおいて、前記流路制限孔は、圧力発生室側が
拡開するように形成され、第1の連通孔は、一端が前記
圧力発生室の一端側に対向する位置で前記圧力発生室に
連通し、他端が前記圧力発生室よりも外側に位置して前
記流路制限孔を介して前記共通のインク室に連通し、前
記蓋部材に形成された第2の連通孔は、前記圧力発生室
の他端に対向する位置で前記圧力発生室に連通するよう
に構成されている。第2の発明においては、表面に圧電
振動板を有して振動部材を形成する弾性板、前記弾性板
により一方の面が封止されて圧力発生室を形成する圧力
発生室形成部材、該圧力発生室形成部材の他方を封止す
るとともに、前記圧力発生室の両端部において連通する
第1、第2の連通孔を備えた蓋部材、前記圧力発生室へ
のインク供給路に流路抵抗を付与する流路制限孔を有す
るとともに、前記圧力発生室と連通する第3の連通孔を
備えた流路制限板、前記流路制限孔を介して前記各圧力
発生室に連通する共通のインク室、及び前記圧力発生室
に連通する第4の連通孔とを備えた共通のインク室形成
板、前記共通のインク室形成板の他面を封止するととも
に第2、第3、及び第4の連通孔を介して前記圧力発生
室に接続するノズル開口を備えたノズルプレート、とを
それぞれ順番に積層して一体に成形してなるインクジェ
ット式記録ヘッドにおいて、第1の連通孔は、その幅が
前記圧力 発生室の幅よりも小さく選択され、一端が前記
圧力発生室の一端側に対向する位置で前記圧力発生室に
連通し、他端が前記圧力発生室よりも外側に位置して前
記流路制限孔を介して前記共通のインク室に連通し、前
記蓋部材に形成された第2の連通孔は、前記圧力発生室
の他端に対向する位置で前記圧力発生室に連通するよう
に構成されている。さらに第3の発明においては、表面
に圧電振動板を有して振動部材を形成する弾性板、前記
弾性板により一方の面が封止されて圧力発生室を形成す
る圧力発生室形成部材、該圧力発生室形成部材の他方を
封止するとともに、前記圧力発生室の両端部において連
通する第1、第2の連通孔を備えた蓋部材、前記圧力発
生室へのインク供給路に流路抵抗を付与する流路制限孔
を有するとともに、前記圧力発生室と連通する第3の連
通孔を備えた流路制限板、前記流路制限孔を介して前記
各圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記圧力
発生室に連通する第4の連通孔とを備えた共通のインク
室形成板、前記共通のインク室形成板の他面を封止する
とともに第2、第3、及び第4の連通孔を介して前記圧
力発生室に接続するノズル開口を備えたノズルプレー
ト、とをそれぞれ順番に積層して一体に成形してなるイ
ンクジェット式記録ヘッドにおいて、前記流路制限孔
は、前記共通のインク室の前記ノズル開口から離れた側
の壁面寄りに形成され、第1の連通孔は、一端が前記圧
力発生室の一端側に対向する位置で前記圧力発生室に連
通し、他端が前記圧力発生室よりも外側に位置して前記
流路制限孔を介して前記共通のインク室に連通し、前記
蓋部材に形成された第2の連通孔は、前記圧力発生室の
他端に対向する位置で前記圧力発生室に連通するように
構成されている。
【0007】
【作用】蓋部材に形成された第1の連通孔は、その一端
が圧力発生室の一端に対向して圧力発生室に直接連通
し、また他端が圧力発生室よりも外側に位置して流路制
限孔に連通するように形成されているので、流路制限孔
と圧力発生室とは必然的に水平方向に食い違った位置で
対向していて、共通のインク室のインクが流路制限孔か
ら高速度で噴出したインクは、第1の連通孔の延びる方
向、つまり水平方向に流れてから圧力発生室に流入し、
これにより圧力発生室での渦の発生が防止される。
【0008】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1,及び図2は本発明の一実施
例を示す分解斜視図と、1つの共通のインク室に接続す
る圧力発生室近傍の構造を示す断面図であって、図中符
号1は、圧電振動板駆動部で、厚さ10μm程度のジル
コニアの薄板からなる弾性板2の表面に、後述する圧力
発生室4に対向するように駆動電極5を形成し,その上
にPZTからなる圧電振動板3、3、3‥‥を固定して
構成されている。
【0009】7は、スペーサで、圧力発生室4を形成す
るのに適した厚さ、例えば150μmのジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板に圧力発生室4、4、4
‥‥形状に一致した通孔6、6、6‥‥を一定ピッチで
穿設して構成されている。
【0010】8は、圧力発生室4の他面を封止する蓋部
材で、圧力発生室4の一端の壁面4a近傍で接続する第
1の連通孔10と,圧力発生室4の他端で連通する第2
の連通孔9とが形成されている。第1の連通孔10、1
0、10‥‥は,図3に示したようにその一端部が圧力
発生室4の壁面4aで連通し,また他端が圧力発生室4
よりも外側に突出していて,圧力発生室4よりも若干狭
く形成されており,また長さが一端に噴流として流れ込
んだ液を他端では層流として流出させることができる程
度,例えば圧力発生室4の全長の1/10程度の長さに
構成されている。
【0011】これら3つの部材1、5、8は、それぞれ
ユニットとして構成され、後述する流路制限板11に取
り付けられている。
【0012】11は、一方の面に上述した各ユニットが
所定の位置に接着剤で固定されるユニット固定板を兼ね
た流路制限板で,第1の連通孔10の端部に近い共通の
インク室19の壁面19aの近傍にノズル開口とほぼ同
等の流路抵抗を備え,第1の連通孔10側が拡開した流
路制限孔12が設けられ、また第2の通孔9に対向する
個所にはノズル開口31と接続する連通孔13が,さら
に図示しないインクタンクと接続して後述する共通のイ
ンク室20にインクを供給するインク供給口14が設け
られている。
【0013】15は、後述する共通インク室構成板18
と流路制限板11とを接合するための熱溶着フィルム
で、共通のインク室19に一致する窓16、及びノズル
開口24,24,24‥‥と圧力発生室4、4、4‥‥
とを接続する連通孔17、17、17‥‥とが穿設され
ている。
【0014】18は、前述の共通のインク室形成板で、
共通のインク室19を形成するに適した厚み、例えば1
50μmのステンレス鋼などの耐蝕性を備えた板材に、
共通のインク室19の形状に対応する略V字状に分岐し
た窓20、20、20‥‥と、圧力発生室4、4、4‥
‥とノズル開口31、31、31‥‥とを接続する連通
孔21、21、21‥‥を穿設して構成されている。
【0015】23はノズルプレートで、圧力発生室4の
一側よりはノズル開口24、24、24‥‥が穿設され
ていて、連通孔9、13、17、21,26を介して各
圧力発生室4、4、4‥‥に接続し,熱溶着フィルム等
の接着層25により共通のインク室形成板18に接着さ
れている。
【0016】なお図中符号27は,圧電振動板3,3,
3‥‥の表面に形成される共通電極を,また29は,各
電極と外部装置とを接続するフレキシブルケーブルをそ
れぞれ示す。
【0017】図4は,上述した圧力発生室4と連通孔1
0との具体例を,それぞれ上下方向に分離して示したも
ので,圧力発生室4は,深さ0.15mm,幅0.33
mm,長さ2mmのサイズの長楕円形として形成されて
おり,また連通孔10は,深さ0.1mm,幅0.2m
mと圧力発生室4のそれよりも若干狭く選択され,また
長さ0.55mmのサイズの直方体状に構成されてお
り,両者は共通のインク室側の端部で連通孔10の長さ
より若干小さい距離0.2mmでラップするように配置
されている。
【0018】このように構成された装置において、圧電
振動板3に駆動信号が印加されると、弾性板2が圧力発
生室4側を凸とするようにたわんで、圧力発生室4を収
縮させる。これにより圧力発生室4のインクが通孔9、
13、17、21を経由してノズル開口24に至り、こ
こからインク滴として吐出される。
【0019】インク滴形成後に駆動信号が除去される
と、圧電振動板3が元の位置に復帰して、圧力発生室4
が膨張する。これによりインク滴の形成により消費され
た分のインクが共通のインク室19から流路制限孔12
を経由して圧力発生室4に流入する。以下、このような
繰り返しにより印字動作が実行される。
【0020】一方,インク吐出性能が悪化した場合やイ
ンクタンクの交換した場合には,図5に示したようにキ
ャップ部材28をノズルプレート23に押し当てて,こ
れに負圧を供給してノズル開口24からインクを強制的
に排出させて,ノズル開口24の目詰まりや,インクタ
ンク交換時に圧力発生室4に侵入した気泡を排除する操
作が行なわれる。
【0021】このような強制的なインクの吸い出しを実
行すると,共通のインク室19のインクが流路制限孔1
2から高速度で噴出するが,流路制限孔12から噴出し
たインクは,圧力発生室4との間に設けられている比較
的長い連通孔10を水平方向に流れ,この連通孔10で
層流となってから圧力発生室4に流れ込む。
【0022】このため,たとえ流路制限孔12近傍で渦
が生じるとしても,圧力発生室4には層流状態のインク
が流れ込むため,図4において矢印により示すように圧
力発生室4には流路制限孔12側からノズル開口24に
向かう1方向の流れだけが存在することになり,圧力発
生室4に侵入した気泡は,この層流に乗せられて連通孔
9に至り,連通孔23,21を通ってノズル開口24か
ら速やかに排出されることになる。
【0023】また流路制限孔12は,共通のインク室1
9の壁面19aに接近して設けられているため,強制的
なインクの排出時においても,共通のインク室19での
インクの流れがインク供給口14から壁面19aに向か
う1方向となるため,共通のインク室19に侵入した気
泡を壁面19a側に引き寄せて圧力発生室4に移動さ
せ,ノズル開口24から外部に排出することが容易にな
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
路制限孔と圧力発生室とは必然的に水平方向に食い違っ
た位置で対向しているため、共通のインク室のインクが
流路制限孔から高速度で噴出しても、圧力発生室との間
に設けられている第1の連通孔により層流化させてから
圧力発生室に流れ込れこませることができて、圧力発生
室の気泡が速やかにノズル開口から排出することができ
る。
【0025】また、流路制限孔と圧力発生室を蓋部材に
形成された第1の連通孔により共通のインク室側にシフ
した位置で接続できて、流路制限孔を可及的に共通の
インク室の壁面に接近させることができるため、共通
のインク室に侵入した気泡を速やかに排除できるばかり
でなく、圧力発生室を延長して流路制限孔を共通のイン
ク室の壁面に接近させる場合に比較して、圧電振動板の
電極の配設スペースが確保しやすく、電極の作り付け作
業の簡素化を図るとともに、短絡等の事故を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】圧力発生室と共通のインク室の接続する流路の
構成を示す図である。
【図4】圧力発生室と,圧力発生室と流路制限孔を接続
する連通孔との具体例を,それぞれ上下方向に分離して
示す図である。
【図5】同上装置において,強制的にインクを排出する
場合のインクの流れを示す図である。
【図6】従来の積層型インクジェット式記録ヘッドの一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 弾性板 3 圧電振動板 7 圧力発生室形成部材 4 圧力発生室 7 圧力発生室形成部材 8 蓋部材 9 第2の連通孔 10 第1の連通孔 11 流路制限板 12 流路制限孔 18 共通のインク室形成板 19 共通のインク室 23 ノズルプレート 24 ノズル開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 芳雄 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 田中 雄次 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 赤羽 富士男 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 片倉 孝浩 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−178926(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に圧電振動板を有して振動部材を形
    成する弾性板、 前記弾性板により一方の面が封止されて圧力発生室を形
    成する圧力発生室形成部材、 該圧力発生室形成部材の他方を封止するとともに、前記
    圧力発生室の両端部において連通する第1、第2の連通
    孔を備えた蓋部材、 前記圧力発生室へのインク供給路に流路抵抗を付与する
    流路制限孔を有するとともに、前記圧力発生室と連通す
    第3の連通孔を備えた流路制限板、 前記流路制限孔を介して前記各圧力発生室に連通する共
    通のインク室、及び前記圧力発生室に連通する第4の
    通孔とを備えた共通のインク室形成板、 前記共通のインク室形成板の他面を封止するとともに
    2、第3、及び第4の連通孔を介して前記圧力発生室に
    接続するノズル開口を備えたノズルプレート、 とをそれぞれ順番に積層して一体に成形してなるインク
    ジェット式記録ヘッドにおいて、前記流路制限孔は、圧力発生室側が拡開するように形成
    され、 第1の連通孔は、一端が前記圧力発生室の一端側に対向
    する位置で前記圧力発生室に連通し、他端が前記圧力発
    生室よりも外側に位置して前記流路制限孔を介して前記
    共通のインク室に連通し、前記蓋部材に形成された第2
    の連通孔は、前記圧力発生室の他端に対向する位置で前
    記圧力発生室に連通している 積層型インクジェット式記
    録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第1の連通孔は、前記圧力発生室の
    全長の略1/10の長さを有する請求項1の積層型イン
    クジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 表面に圧電振動板を有して振動部材を形
    成する弾性板、前記弾性板により一方の面が封止されて圧力発生室を形
    成する圧力発生室形成部材、 該圧力発生室形成部材の他方を封止するとともに、前記
    圧力発生室の両端部において連通する第1、第2の連通
    孔を備えた蓋部材、 前記圧力発生室へのインク供給路に流路抵抗を付与する
    流路制限孔を有するとともに、前記圧力発生室と連通す
    る第3の連通孔を備えた流路制限板、 前記流路制限孔を介して前記各圧力発生室に連通する共
    通のインク室、及び前記圧力発生室に連通する第4の連
    通孔とを備えた共通のインク室形成板、 前記共通のインク室形成板の他面を封止するとともに第
    2、第3、及び第4の連通孔を介して前記圧力発生室に
    接続するノズル開口を備えたノズルプレート、 とをそれぞれ順番に積層して一体に成形してなるインク
    ジェット式記録ヘッドにおいて、 第1の連通孔は、その幅が前記圧力発生室の幅よりも小
    さく選択され、一端が前記圧力発生室の一端側に対向す
    る位置で前記圧力発生室に連通し、他端が前記圧力発生
    室よりも外側に位置して前記流路制限孔を介して前記共
    通のインク室に連通し、前記蓋部材に形成された第2の
    連通孔は、前記圧力発生室の他端に対向する位置で前記
    圧力発生室に連通している 積層型インクジェット式記録
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第1の連通孔は、前記圧力発生室の
    全長の略1/10の長さを有する請求項3の積層型イン
    クジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 表面に圧電振動板を有して振動部材を形
    成する弾性板、 前記弾性板により一方の面が封止されて圧力発生室を形
    成する圧力発生室形成部材、 該圧力発生室形成部材の他方を封止するとともに、前記
    圧力発生室の両端部において連通する第1、第2の連通
    孔を備えた蓋部材、 前記圧力発生室へのインク供給路に流路抵抗を付与する
    流路制限孔を有するとともに、前記圧力発生室と連通す
    る第3の連通孔を備えた流路制限板、 前記流路制限孔を介して前記各圧力発生室に連通する共
    通のインク室、及び前記圧力発生室に連通する第4の連
    通孔とを備えた共通のインク室形成板、 前記共通のインク室形成板の他面を封止するとともに第
    2、第3、及び第4の連通孔を介して前記圧力発生室に
    接続するノズル開口を備えたノズルプレート、 とをそれぞれ順番に積層して一体に成形してなるインク
    ジェット式記録ヘッドにおいて、 前記流路制限孔は、前記共通のインク室の前記ノズル開
    口から離れた側の壁面寄りに形成され、 第1の連通孔は、一端が前記圧力発生室の一端側に対向
    する位置で前記圧力発 生室に連通し、他端が前記圧力発
    生室よりも外側に位置して前記流路制限孔を介して前記
    共通のインク室に連通し、前記蓋部材に形成された第2
    の連通孔は、前記圧力発生室の他端に対向する位置で前
    記圧力発生室に連通している 積層型インクジェット式記
    録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記流路制限孔は、前記第1の連通孔
    他端寄りに形成されて第1の連通孔と前記共通のインク
    室とを接続している請求項5の積層型インクジェット式
    記録ヘッド。
JP20432694A 1994-08-04 1994-08-04 積層型インクジェット式記録ヘッド Expired - Lifetime JP3302515B2 (ja)

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US08/510,996 US5748214A (en) 1994-08-04 1995-08-03 Ink jet recording head
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