JPH06241347A - 流動状態表示機能を備えた弁 - Google Patents

流動状態表示機能を備えた弁

Info

Publication number
JPH06241347A
JPH06241347A JP5522393A JP5522393A JPH06241347A JP H06241347 A JPH06241347 A JP H06241347A JP 5522393 A JP5522393 A JP 5522393A JP 5522393 A JP5522393 A JP 5522393A JP H06241347 A JPH06241347 A JP H06241347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
fluid
impeller
permanent magnet
valve rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5522393A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Maeda
潤一郎 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP5522393A priority Critical patent/JPH06241347A/ja
Publication of JPH06241347A publication Critical patent/JPH06241347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の流動状態(通過状態)を容易に目視で
きる弁を提供する。 【構成】 弁棒の回動操作により弁の開閉をなす非磁性
材料からなる流体弁に於て、該流体弁の内部に設けら
れ、弁の開操作によって流入する流体により回転する前
記弁棒を中心に回転自在に挿嵌された少くとも一部に永
久磁石を有する羽根車と、流体弁外部の弁棒ハウジング
部を中心に回動自在に設けられ、前記羽根車の永久磁石
と対向する位置に永久磁石を備えた指針とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流量を調節する
弁に関し、特に、弁の開度による流体の流動状態が目視
できる流動状態表示機能を備えた弁に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の流量を調節したり、あるいは、流
通を阻止するためには、従来よりバルブ、コックなど色
々な弁が使われている。それらのうち、代表的なもので
は弁箱、及び弁座、さらに弁座に接する弁体で仕切られ
た2つの室で、流体の通過が阻止されている。弁体に連
接する弁棒、及び弁棒に固着されたハンドル車を回転さ
せると弁棒と蓋に設けられたねじにより、弁座と弁体の
間に間隙ができ、そこから流体が流出し、さらにハンド
ル車を任意の量回転することにより、流体の通過量を調
整することができる構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
各種の弁においては、ハンドル車の回転操作量により、
流体の通過量を調整するのであるが、流体がどの程度の
量流れているのか判定できない。極端に言えば、通常弁
は鋳物から出来ている為、中が透視できず弁が閉止して
いるのか、あるいは開放されているのかさえ分からな
い。また大口径の弁ではハンドル車の回転に応じて弁棒
が上下に大きく移動し、弁の開閉状態が目視により判別
できるようにしたものもあるが、元栓が閉上している場
合もある為、果たして流体が流れているのかどうかまで
は知ることができない。一般に弁及び、それに接続する
管類は強度の点から青銅、鍛鋼、鋳鋼を始めとする不透
明な金属でできており、内部の流動状態までは判定し難
い。この為、流体の消費ヶ所である末端の弁を開けた
ら、一般に流体が流れているものと考えるが、それにも
かかわらず流れてないことが相当な時間経過してから判
明することがある。そこで、良く調べてみたらポンプが
停っていたことが実際の現場では良く発生する。
【0004】本発明は、この様な問題点を解消するため
になされたもので、流体の流動状態(通過状態)を容易
に目視できる弁の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る弁は、弁棒の回動操作により弁の開閉
をなす非磁性材料からなる流体弁に於て、該流体弁の内
部に設けられ、弁の開操作によって流入する流体により
回転する前記弁棒を中心に回動自在に挿嵌された少くと
も一部に永久磁石を有する羽根車と、流体弁外部の弁棒
ハウジング部を中心に回動自在に設けられ、前記羽根車
の永久磁石と対向する位置に磁石を備えた指針とから構
成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、弁の開操作により、流体が弁
内部に設けた羽根車を回転させる。この羽根車には永久
磁石が設けてあるため、この永久磁石と対向する位置に
配設した永久磁石を有する指針は、これに追随して回転
する。したがって、弁の開閉だけでなく、実際に流体が
流れているか否かについても目視判別できる。次に、こ
の発明を実施例に基づいて詳しく説明する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例の断面図であ
る。弁は、ディスクバルブであり、弁箱8及び蓋2は非
磁性体である青銅製で、弁の入口と出口に設けためねじ
により他の配管部材と螺着される。図中の矢印は流体の
流れる方向を示している。弁棒1及び蓋2は、右ねじで
螺着されており、弁棒1に固着されたハンドル車12を
回転させること弁棒1に連結された弁体4が上下に動
き、それによって弁体4と弁座6との間が密接し、流体
の通過を阻止する。また逆に前記ハンドル車12を逆方
向に回転させると弁体4と弁座6間に間隙を生じ流体の
通過を制限したり流量を調整する構造となっている。な
お、弁体4の弁座6との接触面には、テフロン製のディ
スクパッキン5が装着されており、弁体4と弁座6を密
接させた時の密閉性を向上させている。さらに弁棒1と
蓋2の摺動部にはパッキン11が設けられ、弁棒4と蓋
2の摺動部より流体が外部へ漏洩するのを防止してい
る。次に、3は前記弁棒1の流体の流路側に回動自在に
挿入された羽根車3で、弁体と弁座6の衝合部にまで下
端が延び、弁が開くと、その開口部から流れる流体が該
羽根車3に当る様になっている。したがって、弁が少し
でも開くと、この羽根車3が回転する。又、この羽根車
3の一方には、その上方に永久磁石7bが取り付けられ
ている。
【0008】次に、9は、この羽根車3の永久磁石7b
と対応する位置に永久磁石7aを取り付けた針形状の指
針で弁蓋2に近接して、該弁蓋2の弁棒受け部に回動自
在に設けられる。したがって、弁が開くと、前記羽根車
3が回転し、この羽根車3の回転に追随して該指針9が
回転するため、流体が流れているか否かを目視すること
ができる。逆に弁が閉止されると、該羽根車3の回転が
止まる為、指針9も停止する。このため、本発明に係る
弁を用いれば、弁操作に於て、弁が開いたかどうかだけ
でなく、それによって実際に流体が流れているか否かが
容易に分る。又、弁の開度による流量増大に伴なって羽
根車3の回転数も増す為、その流量をも概むね推測する
ことができる。
【0009】次に、図2〜図4は第2実施例を示すもの
で、流量表示の方法として前述した第1実施例の様に流
路内に羽根車を設けたものと異なり、弁棒1の頭部に流
量表示を設ける様にしたものである。図に於て、第1実
施例と同一構造の部分については同一番号を付し、その
説明を省略する。1は弁棒で、その下端部には弁座4が
軸着され、該弁棒1を上下させるハンドル車12を回転
させることにより、弁体6と弁座5間が開閉し、流体の
開閉調整をなしている。そして、この弁棒1には、該弁
棒1が、弁の開度により流体が流れる流路内に位置する
部分に、その軸方向と直角方向に貫通する穴1cを穿設
し、この穴1cと連通する案内溝1aを該弁棒1の中心
部に、頭部まで穿設すると共に、弁棒1の頭部付近は、
前記案内溝1aより大きい径の表示用穴1bを段差をつ
けて穿設されている。そして、この表示用穴1bの上部
には、ネジ溝が切ってあり透明円板23の窓を中央部に
設けたハンドル車12固着用ネジ22と螺着される。2
0は、この表示用穴1bに遊嵌に挿入された表示体で、
基部がフランジ形状をした略T字形状をしており、前記
固着用ネジ22と表示体20との間に圧縮バネ21が挿
嵌されている。したがって、前記表示体20は、常時
は、即ち弁閉止時は該圧縮バネ21により図4に示す位
置におさまっているが、弁が開くと、流体が案内溝1a
まで充満し、圧縮バネ21を圧縮し該表示体20を図3
に示す位置まで上昇させるため、ハンドル車12を固着
する固着用ネジ22の窓23を見れば、弁の開閉による
流動状態を目視することが出来る。尚、この表示体20
の頭部に蛍光塗料を塗っておけば、その表示機能をより
鮮明にさせることが出来る。
【0010】次に、図5は第3実施例を示すもので、第
1実施例と同一部分については、同一番号を付してその
説明を省略する。図において、弁の流体入口部及び出口
部にそれぞれ圧力感知用の導管30を設け圧力比較器3
1に接続する。この場合、流体は該弁の設置場所の雰囲
気圧力(弁の出口側)と圧力差があるものが望ましい。
流体が通過していない場合は、圧力比較器31は、それ
ぞれ異なった圧力を表示するが、流体が通過すると同じ
値を示すので、流体の通過を判別することができる。
【0011】
【発明の効果】以上、詳述した様に本発明による弁を用
いることにより、流体の流動状態を容易に知ることがで
きる。また、指針の回転量により、流体の通過量の程度
も判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す弁の断面図である。
【図2】第2の実施例を示す弁の断面図である。
【図3】図2の弁開状態時の表示体の拡大断面図であ
る。
【図4】図2の弁閉状態時の表示体の拡大断面図であ
る。
【図5】第3の実施例の弁の説明断面図である。
【符号の説明】
1 弁棒 2 蓋 3 羽根車 4 弁体 6 弁座 7a,7b 永久磁石 8 弁箱 9 指針 12 ハンドル車 23 窓 30 導管 31 圧力比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁棒の回動操作により弁の開閉をなす非
    磁性材料からなる流体弁に於て、該流体弁の内部に設け
    られ、弁の開操作によって流入する流体により回転する
    前記弁棒を中心に回転自在に挿嵌された少くとも一部に
    永久磁石を有する羽根車と、流体弁外部の弁棒ハウジン
    グ部を中心に回動自在に設けられ、前記羽根車の永久磁
    石と対向する位置に永久磁石を備えた指針とから構成さ
    れることを特徴とする流動状態表示機能を備えた弁。
JP5522393A 1993-02-19 1993-02-19 流動状態表示機能を備えた弁 Pending JPH06241347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5522393A JPH06241347A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 流動状態表示機能を備えた弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5522393A JPH06241347A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 流動状態表示機能を備えた弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06241347A true JPH06241347A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12992615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5522393A Pending JPH06241347A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 流動状態表示機能を備えた弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06241347A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031861A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 弁の故障検知装置
JP2015010562A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社エッチ・ケー・エス エンジンの吸気系洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031861A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 弁の故障検知装置
JP2015010562A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社エッチ・ケー・エス エンジンの吸気系洗浄装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2387226C (en) Plug valve having seal segments with booster springs
KR101879569B1 (ko) 누액 차단 밸브
CA1115258A (en) Magnetically actuated stopper valve
EP2423560B1 (en) Pipeline apparatus and method
JPH0364749B2 (ja)
US4223697A (en) Check valve
US9939069B2 (en) Sensor-enabled gate valve
JPH06241347A (ja) 流動状態表示機能を備えた弁
JP3773791B2 (ja) 制御弁内のピストン用封入インジケータ
KR20170121824A (ko) 마그네틱 유량계를 구비한 볼 밸브
US9915352B2 (en) Butterfly valve utilizing spring for consistent disk placement
EP0489296A1 (en) Ball valve assembly with flow regulating mechanism
KR20230032849A (ko) 전자 팽창 밸브 및 이의 냉동 시스템
KR101848858B1 (ko) 누설방지용 밸브 구동조립체
US6276393B1 (en) Position sensing system for butterfly valves
US4568061A (en) Flow control assembly
US8132786B2 (en) Stemless ball valve
JP2000205447A (ja) 開度表示機能付き逆止弁
KR102197790B1 (ko) 사이트 글라스 밸브
JPH065113B2 (ja) 空気作動弁
JP5988635B2 (ja)
CN216555400U (zh) 蝶阀限位机构
CN206419491U (zh) 一种带传感器的快装蝶阀
JP3108402B2 (ja) バタフライ弁装置
KR19990024652A (ko) 눈금이 있는 밸브