JPH06240962A - ブラインド操作装置 - Google Patents

ブラインド操作装置

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Publication number
JPH06240962A
JPH06240962A JP4855393A JP4855393A JPH06240962A JP H06240962 A JPH06240962 A JP H06240962A JP 4855393 A JP4855393 A JP 4855393A JP 4855393 A JP4855393 A JP 4855393A JP H06240962 A JPH06240962 A JP H06240962A
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JP
Japan
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shaft
rotation
blind
fitted
coil spring
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Application number
JP4855393A
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English (en)
Inventor
Arubaato Kuroozenburinku Heraado
アルバート クローゼンブリンク ヘラード
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Nichibei Co Ltd
Original Assignee
Nichibei Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06240962A publication Critical patent/JPH06240962A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/166Controlling or regulating processes or operations for mould oscillation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラインドを昇降可能な昇降コードを巻取る
際の、回転ドラムのトルクを調整可能にする。 【構成】 回転ドラム20を常時ブラインド12を昇降
可能な昇降コード18巻取り方向に付勢するコイルばね
30の一端30bが、回転軸28に一体回転可能に連結
される。コイルばね30には、トルク調整装置32が取
り付けられる。トルク調整装置32は、ヘッドボックス
に固定されているケース106と、クラッチばね102
によりケース106に固定可能であり、回転軸28にこ
れの周方向へ回転自在にはめ合わされる駆動軸98と、
駆動軸98に一体回転可能に取り付けられる調整ダイヤ
ル88と、コイルばね30の他端30aが一体回転可能
に連結されるとともに回転軸28にこれの周方向へ回転
自在にはめ合わされる出力軸90と、を有する。出力軸
90は、クラッチばね102によりケース106に固定
可能であるとともに駆動軸98の回転により回転可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラインド操作装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラインド操作装置として、実公
昭63−29115号公報に示されるものがある。これ
に示されるブラインド操作装置は、ブラインドを昇降可
能な昇降テープの上端が巻取り及び巻解き可能に連結さ
れている巻取筒体に、これを常時昇降テープ巻取り方向
に付勢するばねが設けられる。巻取筒体には、これと同
軸にクラッチドラム受けが固定され、これに一定角度回
動可能に支持されたクラッチドラムがはめ合わされる。
クラッチドラムの壁には、これの突出位置でクラッチド
ラムとクラッチドラム受けを一体に連結する止子を出入
り自在に配置される。クラッチドラムの中には、一定角
度左右に回動可能であり回動により止子を突出又は引込
位置に動かすクラッチ軸と、クラッチ軸と一体に形成さ
れた第1クラッチホイールと、クラッチ軸にはめ合わさ
れクラッチドラムに対して軸方向に移動可能な第2クラ
ッチホイールと、第1及び第2クラッチホイールを常に
弾力的に押し付けるスプリングとが設けられる。第1ク
ラッチホイール及び固定部分の接触面には第1クラッチ
ホイールのブラインド引き下げ方向への回転のみを許す
複数のクラッチ爪が、また第1及び第2クラッチホイー
ルの接触面には第2クラッチホイールのブラインド引下
げ方向への回転のみを第1クラッチホイールに伝達する
同数のクラッチ爪がそれぞれ形成される。止子は、ブラ
インド引下げ時に、またブラインド引上げ時にブライン
ドの下板を引くことにより引っ込み巻取筒体の回転を自
由にし、ブラインド停止時に突出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラインド操作装置では、使用にともなってばねの
弾性力が低下してしまうため、ブランドの引き上げ速度
が遅くなったり、引き上げの途中で巻取筒体の回転が停
止して、ブラインドが途中までしか引き上げられなくな
ったりするという問題がある。本発明は、このような課
題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ドラムを
昇降コード巻取り方向に常に付勢しているコイルばねに
これの弾性力を調整可能なトルク調整装置を設けること
により上記課題を解決する。すなわち、本発明のブライ
ンド操作装置は、ブラインド(12)を昇降可能な昇降
コード(18)の一端が巻取り及び巻解き可能に連結さ
れる回転ドラム(20)、回転ドラム(20)に一体回
転可能に連結されている回転軸(28)、一端(30
b)が回転軸(28)に一体回転可能に連結されている
とともに回転ドラム(20)を常時昇降コード(18)
巻取り方向に付勢するコイルばね(30)、回転ドラム
(20)の昇降コード(18)巻取り方向への回転を拘
束可能なストッパ装置(26)、がヘッドボックス(1
0)内に配置されている、ものにおいて、コイルばね
(30)の初期設定力を調節可能なトルク調整装置(3
2)が設けられていることを特徴とする。トルク調整装
置(32)は、ヘッドボックス(10)に固定されてい
るケース(106)と、回転軸にこれの周方向へ回転自
在にはめ合わされてケース(106)内に配置されてい
るとともに外周にクラッチばね(102)がはめ合わさ
れて所定方向への回転が拘束されている駆動軸(98)
と、駆動軸(98)に一体回転可能に取り付けられてい
る調整ダイヤル(88)と、コイルばね(30)の他端
(30a)が一体回転可能に連結されているとともに回
転軸(28)にこれの周方向へ回転自在にはめ合わされ
ている出力軸(90)と、を有しており、出力軸(9
0)は、クラッチばね(102)によりケース(10
6)に固定可能であるとともに駆動軸(98)の回転に
より回転可能である、ものとすることができる。また、
駆動軸(98)と出力軸(90)との間に減速歯車機構
が設けられているもとのすることもできる。トルク調整
装置(32)は、コイルばね(30)の他端(30a)
が一体回転可能に連結されているとともに回転軸(2
8)にこれの周方向へ回転自在にはめ合わされている出
力軸(90)と、出力軸(90)にこれを回転可能に連
結されているとともに回転軸(28)にこれの周方向へ
回転自在にはめ合わされているウォームホイール(13
2)と、ウォームホイール(132)にかみ合わされて
これを回転可能なウォームギア(134)と、ウォーム
ギア(134)に設けられてこれの回転を操作可能な操
作部(136)と、を有するものとすることもできる。
【0005】
【作用】調整ダイヤルを回転させて駆動軸を回転させ
る。駆動軸が回転するとクラッチばねが緩むため、出力
軸が回転する。これにより、一端が回転軸に固定されて
いるコイルばねの他端が出力軸と一体に回転する。この
ため、コイルばねの弾性力が変化する。したがって、調
整ダイヤルの回転量を調整することにより、コイルばね
の弾性力を調整することができるため、回転ドラムの昇
降コードを巻取るトルクを調整することができる。
【0006】
【実施例】図1に本発明を適用したプリーツブラインド
13の全体図を示す。ヘッドボックス10の下端に形成
されているスクリーン取付レール11にプリーツスクリ
ーン12(ブラインド)の上端部が取り付けられてい
る。プリーツスクリーン12の下端部にはボトムレール
14が取り付けられている。プリーツスクリーン12は
上下方向所定寸法ごとにプリーツを設けて折りたたみ可
能、すなわち上下方向に伸縮可能としたものであり、各
プリーツ部分ごとに設けた貫通穴16を昇降コード18
が貫通している。昇降コード18は、プリーツスクリー
ン12の幅方向に所定間隔をあけて複数設けられてい
る。それぞれの昇降コード18の一端はボトムレール1
4に連結されている。それぞれの昇降コード18の他端
は、図2に示すように、ヘッドボックス10内に配置さ
れている昇降回転機構19の回転ドラム20に巻取り及
び巻解き可能に連結されている。昇降コード18を回転
ドラム20に巻取り及び巻解くことにより、プリーツス
クリーン12は上下方向に伸縮する。ボトムレール14
の下端には、先端につまみ22を有するプルコード24
が取り付けられている。
【0007】図2及び図3にヘッドボックス内部を示
す。図2はプリーツスクリーン12全開時の状態であ
り、図3はプリーツスクリーン12全閉時の状態であ
る。ヘッドボックス10の図中左側端部には昇降回転機
構19の回転ドラム20の回転を停止可能なストッパ装
置26が設けられている。ストッパ装置26には回転軸
28が連結されている。回転軸28には昇降回転機構1
9の回転ドラム20が一体回転可能にかつ軸方向に移動
可能に連結されている。図中左端部の昇降回転機構19
と、これと所定間隔をあけて設けられている昇降回転機
構19との間の回転軸28には、常時回転ドラム20に
昇降コード18巻取り方向に回転させる力を付与するコ
イルばね30が設けられている。コイルばね30の図中
右側端部には、後述するトルク調整装置32が設けられ
る。トルク調整装置32とこれの右隣の昇降回転機構1
9とは、回転ドラム20の移動を拘束しない程度の間隔
が設けられている。
【0008】図4にストッパ装置26の分解斜視図を示
す。ストッパ装置26は、ヘッドボックスキャップ3
3、固定軸34、ストッパケース36、溝付ドラム3
8、クラッチスプリング40、ストッパケースキャップ
42、ストッパカバー44、回転軸28などから構成さ
れている。ヘッドボックスキャップ33は、方形状をし
ており、中央にねじ46を挿通可能な挿通孔48及び直
方体の空間部50が連通して形成されている。固定軸3
4には、これの一端にこれよりも大径のサイドプレート
52が設けられている。サイドプレート52の中心に
は、内部にめねじ穴54が形成されているとともに、ヘ
ッドボックスキャップ33の空間部50にはめ込み可能
な連結部56が形成されている。固定軸34の外周には
ベアリング58が設けられている。ストッパケース36
は、これの内径部に固定軸34をはめ合わせ可能であ
り、ベアリング58を介して固定軸34の周方向に回転
自在である。ストッパケース36の外径部には、所定間
隔をあけて軸方向に3つの溝部60及び62(1つは図
示せず)が設けられている。溝付ドラム38は、これの
内径部に固定軸34をはめ合わせ可能である。溝付ドラ
ム38の外周面には、周方向の連続溝64、この連続溝
64に対する迂回路としてのバイパス溝66及びこれら
を連通するU字状溝65が形成されており、これらの溝
64、65及び66を移動可能なボール68が設けられ
ている。クラッチスプリング40は、これの内径部に固
定軸34を一体回転可能にはめ合わせ可能である。スト
ッパケースキャップ42はストッパケース36の一端に
はめ合わされて固定軸34、溝付ドラム38及びクラッ
チスプリング40の軸方向の移動を拘束する。また、ス
トッパケースキャップ42の中心には固定軸34を挿通
可能な空間部43が形成されている。ストッパカバー4
4の内径部には、所定間隔をあけて3か所に軸方向に突
条70、72及び74が形成されており、これらにスト
ッパケース36の溝部60及び62をはめ合わせ可能で
ある。ストッパカバー44の図4中右側端部の側壁75
の中心には、回転軸28が一体回転可能に連結される連
結孔73が形成されている。
【0009】図5に昇降回転機構19付近の分解斜視図
を示す。昇降回転機構19は、断面略コの字形のドラム
受け76と、ドラム受け76に回転可能に支持されてい
る回転ドラム20とを有する。ドラム受け76の互いに
対向する壁面76a及び76bには、これらの長手方向
全面に渡ってめねじ部78及び80がそれぞれ形成され
ている。ドラム受け76の図5中右側端部の壁76cに
は、回転軸28を回転自在に支持する挿通孔82が形成
されている。回転ドラム20の図5中右側端部には、ド
ラム受け76のめねじ部78及び80とかみ合わされる
おねじ部84が形成されている。回転ドラム20のおね
じ部84とは反対側の端部には、これにはめ合わされる
キャップ86が設けられている。キャップ86には昇降
コード18の端部が連結されている。回転ドラム20の
内部には、回転軸28が一体回転可能に挿通される。昇
降回転機構19の図5中左側端部側にはトルク調整装置
32が配置される。トルク調整装置32は、昇降回転機
構19側端部に調整ダイヤル88が、これとは反対側の
端部に出力軸90が設けられている。出力軸90の外径
部には、コイルばね30の一方の端部30aを連結可能
な連結穴92が形成されている。出力軸90の中心を通
って回転軸28を挿通する挿通孔94が形成されてい
る。コイルばね30の他方の端部30bは、内部に回転
軸28を一体回転可能に挿通する連結具96に連結され
ている。
【0010】図6にストッパ装置26及びトルク調整装
置32付近の断面図を示す。まず、ストッパ装置26に
ついて説明する。ヘッドボックス10の端部にヘッドボ
ックスキャップ33がはめ合わされている。ヘッドボッ
クスキャップ33の空間部50には固定軸34の連結部
56がはめ込まれており、ヘッドボックスキャップ33
の挿通孔48に外部から挿入されたねじ46が、連結部
56のめねじ穴54にねじ込まれている。固定軸34の
外径部には、ベアリング58を介してストッパケース3
6の内径部が相対回転可能にはめ合わされている。固定
軸34の外径部とストッパケース36の内径部との間に
は溝付ドラム38がはめ込まれている。溝付ドラム38
は、これの一端がストッパケース36に接触しており、
これの他端が固定軸34の外径部にはめ合わされている
クラッチスプリング40の一端と連結されている。これ
により、溝付ドラム38は、昇降コード18の巻解き方
向にはクラッチスプリング40が緩み勝手となって回転
が許容され、昇降コード18の巻取り方向にはクラッチ
スプリング40の締め付け方向となって回転が拘束され
る。溝付ドラム38は、ボール68がU字状溝65の底
部63及びU字状溝65のバイパス溝66との連結側端
部61に位置したときに、ストッパケース36の溝付ド
ラム38との相対回転を拘束する。ストッパケース36
の端部には、空間部43に固定軸34を挿通させてスト
ッパケースキャップ42が取り付けられている。ストッ
パケース36の外径部には、溝部60及び62に突条7
0及び72をそれぞれはめ合わせてストッパカバー44
が相対回転不可能にはめ合わされている。ストッパカバ
ー44の連結孔73には、回転軸28が一体回転可能に
連結されている。
【0011】次に、図6及び図6の7−7断面図である
図7に示されるトルク調整装置32について説明する。
調整ダイヤル88の内径部には、駆動軸98が一体回転
可能に連結されている。駆動軸98は駆動歯車軸100
に相対回転可能にはめ合わされている。駆動軸98及び
駆動歯車軸100の外周には、クラッチばね102がは
め合わされている。クラッチばね102の両端は、駆動
軸98と駆動歯車軸100との間に配置されている。ク
ラッチばね102の外周にはリング103がはめ合わさ
れている。駆動歯車軸100は、出力軸90とかみ合っ
ており、これの回転を出力軸90に伝達可能である。出
力軸90の連結穴92にはコイルばね30の端部30a
がはめ込まれている。出力軸90の外径部には複数の中
間歯車104が回転自在に取り付けられており、これが
駆動歯車軸100の歯車及びケース106の内径部に形
成されている歯車108とかみ合い、遊星歯車機構を構
成している。ケース106は、これの外径部から突出す
る突出部110、脚部112a及び112bが、ヘッド
ボックス10の底面10aと接触しており、これの外周
面の一部に形成される固定片114a及び114bが、
ヘッドボックス10の側面10b及び10cと接触して
回転不可能に固定されている。駆動軸98、駆動歯車軸
100及び出力軸90はこれらの軸心を貫通している回
転軸28の周方向に回転自在である。なお、上記実施例
では、調整ダイヤル88を小さい力で回転することがで
きるように、駆動軸98と出力軸90との間に遊星歯車
機構を設けたが、これに限るものではなく、駆動軸98
と出力軸90とを一体に形成してもよい。
【0012】本実施例の動作について説明する。図2の
状態からプリーツスクリーン12を下降させる場合は、
つまみ22を持ってプルコード24を引き下ろす。これ
により、昇降コード18が下方に引っ張られるため、回
転ドラム20が回転して昇降コード18が回転ドラム2
0から巻解かれていく。このとき、回転ドラム20は、
おねじ部84がかみ合っているめねじ部78及び80に
案内されて図2中右方向に移動していく。また、このと
き、ストッパ装置26は、溝付ドラム38の固定軸34
に対する昇降コード18巻解き方向への回転が許容され
ているため、回転軸28を回転自在にしている。プリー
ツスクリーン12を所望の位置まで下降させて手を離す
と、回転軸28はコイルばね30の弾性力により昇降コ
ード18を巻取る方向に回転しようとする。これによ
り、ストッパ装置26のストッパケース36も回転軸2
8と一体に回転するため、ボール68が溝付ドラム38
に対して逆方向に回転して底部63に位置する。このた
め、ストッパケース36が溝付ドラム38に固定されて
回転不可能となるため、回転軸28の回転が拘束され
る。
【0013】次に、プリーツスクリーン12を上昇させ
る場合は、つまみ22を持ってプルコード24をわずか
に引き下ろす。これにより、昇降コード18に引き下ろ
す方向への力が加えられるため、回転ドラム20がわず
かに回転し、これに伴って回転軸28が昇降コード18
巻解き方向に回転する。これにより、ストッパ装置26
のストッパケース36も回転軸28と一体に昇降コード
18巻解き方向に回転するため、ボール68が底部63
から連続溝64に移動し、ストッパケース36が溝付ド
ラム38に対して相対回転可能となる。このため、つま
み22から手を離すと、コイルばね30の弾性により回
転軸28が昇降コード18を巻取る方向に回転する。回
転ドラム20は回転軸28と一体に回転するため、昇降
コード18は回転ドラム20に巻取られる。これによ
り、プリーツスクリーン12が上昇する。このとき、回
転ドラム20は、これのおねじ部84がめねじ部78及
び80に案内されて図2中左方向に移動する。これによ
り、昇降コード18は回転ドラム20に一重に巻取られ
る。これにより、回転ドラム20の昇降コード18を巻
取る径が常時等しいため、昇降コード18を一定のトル
クで巻取ることができる。
【0014】回転ドラム20が昇降コード18を巻取る
速度は、トルク調整装置32によって調整することがで
きる。すなわち、トルク調整装置32の調整ダイヤル8
8を図7中左方向に回転させると、これと一体に駆動軸
98が回転する。駆動軸98が回転することによってク
ラッチばね102が緩み、これにより駆動歯車軸100
が回転する。駆動歯車軸100の回転は、中間歯車10
4を介してこれとかみ合っている出力軸90に伝達され
る。これにより、出力軸90に端部30aが連結されて
いるコイルばね30は、他方の端部30bが回転軸28
に固定されたまま一方の端部30aだけ回転するため、
これの弾性力が大きくなる方向に変化する。これによ
り、回転ドラム20の昇降コード18巻取り時の回転ト
ルクを大きくすることができる。また、上記とは逆に、
調整ダイヤル88を図7中右方向に回転させて、コイル
ばね30の弾性力を小さくなる方向に変化させることに
より、回転ドラム20の回転トルクを小さくすることも
できる。上記動作により、回転ドラム20の昇降コード
18巻取り時のトルクを調整することができる。
【0015】図8にトルク調整装置130の第2実施例
を示す。図示していない出力軸を回転可能にウォームホ
イール132が連結されている。出力軸には図示してい
ないコイルばねの一端が一体回転可能に連結されてい
る。ウォームホイール132は回転軸28にこれの周方
向に回転自在にはめ合わされている。ウォームホイール
132は、ウォームギア134とかみ合っている。ウォ
ームギア134は、これの図8中上部に上方に伸びる操
作部136が形成されている。操作部136の上端に
は、ドライバー(図示せず)を差し込み可能な操作溝1
38が形成されている。このトルク調整装置130によ
るトルクの調整は、操作部136の操作溝138にドラ
イバーを差し込み、これを回転させて、ウォームギアを
回転させる。ウォームギアが回転することとにより、出
力軸が回転し、コイルばねの一端が回転する。これによ
り、コイルばねの弾性力を調整することができるため、
回転ドラム20のトルクを調整することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、トルク調整装置によっ
てコイルばねの弾性力を調整することができるため、回
転ドラムの昇降コードを巻取るトルクを調整することが
できる。したがって、長期間の使用によってコイルばね
の弾性力が低下し、回転ドラムのトルクが小さくなって
も、トルク調整装置を操作するだけで、簡単にコイルば
ねの弾性力を大きくし、トルクを大きくすることができ
る。これにより、ブラインドの上昇速度が遅くなり過ぎ
たり、上昇の途中で止まってしまったりすることがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したプリーツブラインドの全体図
である。
【図2】プリーツスクリーン全閉時の図である。
【図3】プリーツスクリーン全開時の図である。
【図4】ストッパ装置の分解斜視図である。
【図5】昇降回転機構付近の分解斜視図である。
【図6】ストッパ装置及びトルク調整装置付近の断面図
である。
【図7】図6の7−7断面図である。
【図8】第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 ヘッドボックス 12 プリーツスクリーン 18 昇降コード 20 回転ドラム 26 ストッパ装置 28 回転軸 30 コイルばね 32 トルク調整装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインド(12)を昇降可能な昇降コ
    ード(18)の一端が巻取り及び巻解き可能に連結され
    る回転ドラム(20)、 回転ドラム(20)に一体回転可能に連結されている回
    転軸(28)、 一端(30b)が回転軸(28)に一体回転可能に連結
    されているとともに回転ドラム(20)を常時昇降コー
    ド(18)巻取り方向に付勢するコイルばね(30)、 回転ドラム(20)の昇降コード(18)巻取り方向へ
    の回転を拘束可能なストッパ装置(26)、 がヘッドボックス(10)内に配置されている、 ブラインド操作装置において、 コイルばね(30)の初期設定力を調節可能なトルク調
    整装置(32)が設けられていることを特徴とするブラ
    インド操作装置。
  2. 【請求項2】 トルク調整装置(32)は、 ヘッドボックス(10)に固定されているケース(10
    6)と、 回転軸にこれの周方向へ回転自在にはめ合わされてケー
    ス(106)内に配置されているとともに外周にクラッ
    チばね(102)がはめ合わされて所定方向への回転が
    拘束されている駆動軸(98)と、 駆動軸(98)に一体回転可能に取り付けられている調
    整ダイヤル(88)と、 コイルばね(30)の他端(30a)が一体回転可能に
    連結されているとともに回転軸(28)にこれの周方向
    へ回転自在にはめ合わされている出力軸(90)と、 を有しており、 出力軸(90)は、クラッチばね(102)によりケー
    ス(106)に固定可能であるとともに駆動軸(98)
    の回転により回転可能である、 請求項1記載のブラインド操作装置。
  3. 【請求項3】 駆動軸(98)と出力軸(90)との間
    に減速歯車機構が設けられている、 請求項2記載のブラインド操作装置。
  4. 【請求項4】 トルク調整装置(32)は、 コイルばね(30)の他端(30a)が一体回転可能に
    連結されているとともに回転軸(28)にこれの周方向
    へ回転自在にはめ合わされている出力軸(90)と、 出力軸(90)にこれを回転可能に連結されているとと
    もに回転軸(28)にこれの周方向へ回転自在にはめ合
    わされているウォームホイール(132)と、 ウォームホイール(132)にかみ合わされてこれを回
    転可能なウォームギア(134)と、 ウォームギア(134)に設けられてこれの回転を操作
    可能な操作部(136)と、 を有する請求項1記載のブラインド操作装置。
JP4855393A 1993-02-15 1993-02-15 ブラインド操作装置 Pending JPH06240962A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089573A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 トーソー株式会社 遮蔽材の昇降装置
JP2019108719A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 立川ブラインド工業株式会社 遮蔽装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016089573A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 トーソー株式会社 遮蔽材の昇降装置
JP2019108719A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 立川ブラインド工業株式会社 遮蔽装置

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