JPH06240853A

JPH06240853A - 乾式二重床の床暖房装置

Info

Publication number: JPH06240853A
Application number: JP3062793A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Masuoka; 信雄増岡; Yoshiyuki Funahara; 美就船原; Yasuo Sato; 保夫佐藤
Original assignee: Hitachi Cable Ltd; Hitachi Industrial Rubber Products Co Ltd
Current assignee: Hitachi Cable Ltd; Hitachi Industrial Rubber Products Co Ltd
Priority date: 1993-02-19
Filing date: 1993-02-19
Publication date: 1994-08-30

Abstract

(57)【要約】【目的】乾式二重床の床パネルに床暖房装置の床暖房
パネルユニットの取り付けを容易にすると共に、床パネ
ルの解放を容易にした乾式二重床の床暖房装置を提供す
るものである。【構成】コンクリート製等の基礎床１上に所定の高さ
を有する支持脚２を起立させると共に、支持脚２にその
裏面部を支持させて床パネル３を敷設してなる乾式二重
床構造において、上記床パネル３の裏面部に、上記支持
脚２に支持させて床暖房パネルユニット２０を重ね合わ
せて設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、乾式二重床の床暖房装
置に係り、特に、コンクリート製の基礎床上に、実質的
に室内床を形成する床パネルを支持脚を介して形成した
乾式二重床に暖房ユニットを組み合わせた床暖房装置に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、快適でクリーンで且つ熱効率の良
い暖房装置として床暖房装置が多用されるに至ってい
る。この床暖房装置としては熱源としてコントロールが
容易で且つメンテナンスが比較的かからない電熱ヒータ
が採用されている。この電熱ヒータを用いた電気式床暖
房装置として深夜電力を利用して蓄熱体を加熱して蓄熱
し、昼間にこの蓄熱体からの放熱により暖房する蓄熱暖
房方式、適応時間の制約のない一般電力を利用して直接
床パネルを加温する非蓄熱方式とに分かれている。

【０００３】一方、乾式二重床は鉄筋コンクリート製の
集合住宅等で採用されており、図６に示す構成が用いら
れている。図示するように、コンクリート製の基礎床１
上には所定の高さを有する支持脚２が設けられ、この支
持脚２上に床パネル３が支持されて乾式二重床４が構成
されている。また、床パネル３は木製の合板が採用さ
れ、且つ各床パネル３の大きさは縦横が４５〜１８０ｃ
ｍの範囲内の矩形状を呈するものが採用されている。

【０００４】また、支持脚２の下部には所定の厚さを有
するゴムクッション５がそれぞれ取り付けられている。
集合住宅に採用される乾式二重床４にあってはその表面
となる床パネル３上には隣り合う複数の床パネル３を一
体的に覆うようにフローリングやカーペット６が積層さ
れて表面仕上げが施されている。

【０００５】一方、オフィスビルにあってはアルミ、鋼
板或いは木製の４５〜６０ｃｍの正方形状の床パネル３
の下部にＯＡ機器用の配線が施されているため、この配
線をメンテナンスするために床パネル３を取り外して内
部を解放する必要があるため、各床パネル３の表面毎に
タイル状のカーペット６が積層されて表面処理が施され
ている。

【０００６】ところで、この種の乾式二重床においても
前述した床暖房装置が採用されるに至っている。図６に
示すように、床パネル３の裏面部には電熱ヒータを備え
た床暖房パネルユニット７が取り付けられている。図示
するように、従来の床暖房パネルユニット７は床パネル
３の裏面に臨む一側面が解放された箱状のハウジング８
と、このハウジング８内に内蔵された電熱ヒータ９と蓄
熱材１０とから主に構成されている。特に、従来の床暖
房パネルユニット７は床パネル３が比較的小さな表面積
を有しているにすぎないことから、複数の床パネル３の
裏面に沿って設けられると共に、その箱状のハウジング
８が床パネル３の裏面部にねじ等で一体的に取り付けら
れていた。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところで、図６に示す
ように、従来の乾式二重床に採用された床暖房装置とし
ても、床暖房パネルユニット７が複数の床パネル３にま
たがってその裏面に一体的に取り付けられていることか
ら、床暖房パネルユニット７が取り付けられた床パネル
３を取り外して解放することが不可能であり、オフィス
用の二重床では床パネル３下に配線されたＯＡ機器用配
線のメンテナンス等の作業ができない問題があった。

【０００８】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、乾式二重床の床パネルに床暖房装置としての床暖房
パネルユニットの取り付けを容易にすると共に、床パネ
ルの解放を容易にした乾式二重床の床暖房装置を提供す
るものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンクリート製等の基礎床上に所定の高さ
を有する支持脚を起立させると共に、該支持脚にその裏
面部を支持させて床パネルを敷設してなる乾式二重床構
造において、上記床パネルの裏面部に、上記支持脚に支
持させて床暖房パネルユニットを重ね合わせて設けて構
成される。また、上記床暖房パネルユニットが上記床パ
ネルの裏面部に臨んで上面が解放されると共に、断熱材
層で被覆され且つ上記支持脚に脱着自在に取り付けられ
るハウジングと、該ハウジング内に設けられハウジング
開口部より上記床パネルを加温するための電熱ヒータと
を備えて構成される。また、上記床暖房パネルユニット
が上記床パネルの裏面部に臨んで上面部が解放されると
共に、断熱材層で被覆され且つ上記支持脚に脱着自在に
取り付けられるハウジングと、該ハウジング内に設けら
れハウジング開口部より上記床パネルを加温するための
電熱ヒータと、該ハウジング内に設けられた蓄熱材とを
備えて構成される。

【００１０】また本発明は、コンクリート製等の基礎床
上に所定の高さを有する支持脚を起立させると共に、該
支持脚にその裏面部を支持させて床パネルを敷設してな
る乾式二重床構造において、内部が中空の金属製パネル
で上記床パネルを形成すると共に、該床パネル内に蓄熱
材を充填し、該床パネルの裏面部に上記支持脚に支持さ
せて床パネル及び蓄熱材を加温する電熱ヒータパネルを
重ね合わせて設けて構成される。

【００１１】

【作用】上記構成により、床パネルの裏面部に、支持脚
に支持させて床暖房パネルユニットを重ね合わせて設け
ることにより、床パネルと床暖房パネルユニットとが別
々に支持され、支持脚から床パネルのみを取り外して解
放することができる。また、床暖房パネルユニットが床
パネルの裏面部に臨んで上面が解放されると共に、断熱
材層で被覆され且つ支持脚に脱着自在に取り付けられる
ハウジングと、ハウジング内に設けられハウジング開口
部より床パネルを加温するための電熱ヒータとを備える
ことにより、床パネルの裏面部から床パネルを電熱ヒー
タで加温することができる。また床暖房パネルユニット
内に蓄熱材と電熱ヒータが設けられることにより、電熱
ヒータからの熱を蓄熱材に蓄熱できると共に、この蓄熱
材からの放熱により床パネルを加熱及び加温することが
できる。

【００１２】また、内部が中空の金属製パネルで床パネ
ルを形成すると共に、床パネル内に蓄熱材を充填し、床
パネルの裏面部に支持脚に支持させて床パネル及び蓄熱
材を加温する電熱ヒータパネルを重ね合わせて設けるこ
とにより、床パネルが床暖房パネルユニットの一部とし
て機能させることができると共に、床パネル内に蓄熱材
を充填させることにより床パネルの防音、防振効果を高
めることができる。

【００１３】

【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。

【００１４】図１に示すように、コンクリート製基礎床
１上には所定の高さを有する支持脚２が所定の間隔を隔
てて設けられている。これら支持脚２の頂部には水平な
面を有する座板１１が設けられており、これら座板１１
上に床パネル３の端縁部が載置されて、支持脚２上に床
パネル３が支持されることにより乾式二重床４が形成さ
れる。

【００１５】支持脚２は、図１及び図２に示すように、
その下部に所定の厚さを有するゴムクッション５を有す
ると共に、そのゴムクッション５上に支持座１２が重ね
られて設けられている。この支持座１２上には長ナット
１３が植設され、この長ナット１３に一端部が螺合され
て起立するスタッドボルト１４が設けられている。また
このスタッドボルト１４の下部には、ロックナット１５
が螺合されて支持座１２上にスタッドボルト１４を垂直
方向に支持固定している。スタッドボルト１４の上部に
はロックナット１５が固定されて取り付けられ、このロ
ックナット１５上には所定の長さを有する長ナット１６
がスタッドボルト１４に螺合されて設けられ、この長ナ
ット１６の上部には前述した座板１１が水平に取り付け
られている。また、長ナット１６はスタッドボルト１４
の頂部よりも所定の長さ高く設定され、図３に示すよう
に、スタッドボルト１４の頂部に螺合溝１７が形成され
ている。従って、長ナット１６上に取り付けられる座板
１１には、上記螺合溝１７に符合する開口孔１８が形成
されている。図示するように、支持脚２を構成するスタ
ッドボルト１４の頂部に設けられた座板１１上には、隣
り合う床パネル３の端縁部をそれぞれ載置し、締付ねじ
１９が螺合溝１７に螺合されることにより、双方の床パ
ネル３は座板１１上に固定されることになる。

【００１６】このように、支持脚２によって支持された
床パネル３の裏面部には、支持脚２に支持されて床暖房
パネルユニット２０が重ね合わされて設けられている。
この床暖房パネルユニット２０は、図１及び図２に示す
ように、床パネル３の裏面に臨んで上面が解放された箱
状のハウジング２１と、そのハウジング２１内に設けら
れた電熱ヒータ２２とから主に構成されている。箱状の
ハウジング２１は金属板で横断面がコ状に成型されると
共に、一つの床暖房パネルユニット２０で複数の床パネ
ル３を直接加熱ないし加温するように上部断面が矩形状
に形成されている。またこのハウジング２１の内壁には
所定の厚さを有する断熱材層２３が積層されている。こ
の断熱材層２３によって区画形成された溝２４内には、
電熱ヒータ２２が設けられている。この電熱ヒータ２２
は、床パネル３の裏面を加熱するようにハウジング２１
に設けられている。

【００１７】ハウジング２１の両側壁には外方に延出さ
れた継手フランジ２５が設けられている。この継手フラ
ンジ２５は、図２に示す例にあっては、ハウジング２１
を形成する金属板を切り欠いて折り返してハウジング２
１に一体的に形成されている。

【００１８】一方、支持脚２には上記継手フランジ２５
に係合して床暖房パネルユニット２０を支持するための
支持金具２６が取り付けられている。この支持金具２６
は、図２に示すように、水平の金属板によって成型さ
れ、その中央にはスタッドボルト１４を貫通する貫通孔
２７が形成されている。従って、この支持金具２６はス
タッドボルト１４の上部に固定されたロックナット１５
と長ナット１６との間に介設されて、スタッドボルト１
４に挿通されて支持されている。また、支持金具２６に
は係合スリット２８が設けられ、この係合スリット２８
には継手フランジ２５に設けられた係合片２９が係合す
るように構成されている。図示するように、床暖房パネ
ルユニット２０を区画するハウジング２１に設けられた
継手フランジ２５には、下向きに折り返された係合片２
９が設けられており、この係合片２９を係合スリット２
８に係合させながら支持金具２６上に重ね合わせること
により、支持脚２に床暖房パネルユニット２０を取り付
けることができる。また、図２に示すように、ハウジン
グ２１には電熱ヒータ２２のリード線を引き出すための
引出孔３０が設けられている。また、ハウジング２１に
は支持脚２に相応させて継手フランジ２５が複数個設け
られることになる。支持脚２に取り付けられる支持金具
２６には、隣り合う床パネル３下に設けられる床暖房パ
ネルユニット２０を支持するための係合スリット２８が
相対向して設けられている。

【００１９】次に本実施例の作用を述べる。

【００２０】床暖房パネルユニット２０が床パネル３の
裏面に重ね合わされて支持脚２から支持されて据え付け
られていることから、床パネル３と独立して支持脚２に
支持されていることになり、床パネル３を取り外すこと
が容易になると共に、夫々別々に支持脚２から取り外す
ことができるので、床パネル３下に配線されたＯＡ機器
用配線のメンテナンス等が容易になし得る。また床暖房
パネルユニット２０を据え付けるに際して、床暖房パネ
ルユニット２０を分離して支持脚２に取り付けた後、床
パネル３を床暖房パネルユニット２０上に重ねて支持脚
２に支持させることで達成でき、その据え付け作業を容
易になし得ると共に、床暖房パネルユニット２０のメン
テナンスも容易になし得る。

【００２１】また、本実施例に採用される床暖房パネル
ユニット２０にあっては、床パネル３を電熱ヒータ２２
で加熱ないし加温することになる。従って、床暖房パネ
ルユニット２０上に支持される床パネル３は熱伝導性の
高い、例えばアルミ製のものや鋼板製のものが採用され
ることになる。なお、図１及び図３にあっては、床パネ
ル３上にはこれを覆うようにカーペット６が積層されて
いる。

【００２２】次に、変形実施例について図４にしたがっ
て説明する。

【００２３】この実施例は、床暖房パネルユニット２０
は前記実施例同様に箱状のハウジング２１にその外殻が
区画されると共に、支持脚２に取り付けるための継手フ
ランジ２５がハウジング２１に取り付けられている。特
に、断熱材層２３によって被覆されたハウジング２１内
部には電熱ヒータ２２とその電熱ヒータ２２上に蓄熱材
３１が設けられている。この蓄熱材３１上にはこれを覆
う均熱用の金属製カバー部材３２が設けられている。こ
の蓄熱材３１は硫酸ナトリウム１０水塩が採用されてお
りプラスチック等のケースに密封されている。従って、
この床暖房パネルユニット２０にあっては、あらかじめ
電熱ヒータ２２で蓄熱材３１を加熱しておけば、この蓄
熱材３１から放熱することで床パネル３を加温すること
ができ、深夜電力を利用できる等の利点がある。

【００２４】図５はさらに別の実施例を示すものであ
る。

【００２５】この実施例にあっては、図示するように、
乾式二重床４を構成する床パネル３を床暖房パネルユニ
ット３３の一部として利用したものである。床パネル３
は熱伝導率の比較的高い金属材料、例えば鋼板あるいは
アルミ板によって内部が中空のパネルによって形成され
ている。また、この床パネル３の裏面部は所定の間隔を
隔てて凹状に窪ませて補強して形成されている。この床
パネル３の中空部には硫酸ナトリウム１０水塩等の蓄熱
材３４が充填されている。

【００２６】一方、この床パネル３の裏面部には電熱ヒ
ータ２２を備えた電熱ヒータパネル３５が、前記実施例
同様に支持脚２に支持されて取り付けられている。電熱
ヒータパネル３５は上面が解放された箱状のハウジング
２１によって区画され、このハウジング２１内には断熱
材層２３が設けられ、この断熱材層２３上に電熱ヒータ
２２が載置されている。また、ハウジング２１の側壁に
は継手フランジ２５が設けられ、この継手フランジ２５
が支持脚２に設けられた支持金具２６に係合することに
より、電熱ヒータパネル３５は支持脚２に支持される。

【００２７】次に、この実施例の作用について述べる。

【００２８】床パネル３内に蓄熱材３４を充填して床暖
房装置を構成することは、蓄熱型の床暖房装置の構成を
コンパクト化できる。また、床パネル３内に硫酸ナトリ
ウム１０水塩の如き蓄熱材３４を充填することにより、
床パネル３の空洞反響感を低減することができ、防音、
防振効果を高めることができる。また、硫酸ナトリウム
１０水塩を蓄熱材として採用することは、この蓄熱材が
所定温度以上に加熱すれば液状になり中空の床パネル３
への注入が容易であると共に、３２℃程度の加熱で蓄熱
した場合にあっては半固体状態であり、３０℃以下では
固体状態に維持されることから床パネル３から蓄熱材が
洩れることがなく、その取扱が容易である。

【００２９】上記いずれの実施例にあっても、支持脚２
に取り付けられる支持金具２６に形成される係合スリッ
ト２８は所定の幅を有し、床暖房パネルユニット２０或
いは電熱ヒータパネル３５の熱伸縮を充分に許容するよ
うに構成されている。

【００３０】また、床暖房パネルユニット２０は床パネ
ル面積に応じて複数設けられ、それぞれの床暖房パネル
ユニット２０は複数の床パネル３下に設けられ、これら
を加熱加温するように構成されている。

【００３１】

【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。

【００３２】（１）床パネルの裏面部に、床暖房装置
としての床暖房パネルユニットを設けても床パネルを独
立させて取り外しができることから、床パネル下に配線
されたＯＡ機器用配線のメンテナンス等が容易になし得
る。

【００３３】（２）床暖房パネルユニットを据え付け
るに際して、床暖房パネルユニットを分離して支持脚に
取り付けた後、床パネルを床暖房パネルユニット上に重
ねて支持脚に支持させることで達成でき、その据え付け
作業を容易になし得ると共に、床暖房パネルユニットの
メンテナンスも容易になし得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す側断面図である。

【図２】本発明に採用される床暖房パネルユニットと支
持脚とを示す分解斜視図である。

【図３】本発明の一実施例を示す要部拡大側断面図であ
る。

【図４】本発明の変形実施例を示す側断面図である。

【図５】本発明の別の実施例を示す側断面図である。

【図６】従来例を示す図である。

【符号の説明】

２支持脚３床パネル４乾式二重床２０床暖房パネルユニット２１ハウジング２２電熱ヒータ２３断熱材層３１，３４蓄熱材３５電熱ヒータパネル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者佐藤保夫茨城県日立市日高町５丁目１番１号日立電線株式会社日高工場内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コンクリート製等の基礎床上に所定の高
さを有する支持脚を起立させると共に、該支持脚にその
裏面部を支持させて床パネルを敷設してなる乾式二重床
構造において、上記床パネルの裏面部に、上記支持脚に
支持させて床暖房パネルユニットを重ね合わせて設けた
ことを特徴とする乾式二重床の床暖房装置。
【請求項２】上記床暖房パネルユニットが上記床パネ
ルの裏面部に臨んで上面が解放されると共に、断熱材層
で被覆され且つ上記支持脚に脱着自在に取り付けられる
ハウジングと、該ハウジング内に設けられハウジング開
口部より上記床パネルを加温するための電熱ヒータとを
備えたことを特徴とする請求項１記載の乾式二重床の床
暖房装置。
【請求項３】上記床暖房パネルユニットが上記床パネ
ルの裏面部に臨んで上面部が解放されると共に、断熱材
層で被覆され且つ上記支持脚に脱着自在に取り付けられ
るハウジングと、該ハウジング内に設けられハウジング
開口部より上記床パネルを加温するための電熱ヒータ
と、該ハウジング内に設けられた蓄熱材とを備えたこと
を特徴とする請求項１記載の乾式二重床の床暖房装置。
【請求項４】コンクリート製等の基礎床上に所定の高
さを有する支持脚を起立させると共に、該支持脚にその
裏面部を支持させて床パネルを敷設してなる乾式二重床
構造において、内部が中空の金属製パネルで上記床パネ
ルを形成すると共に、該床パネル内に蓄熱材を充填し、
該床パネルの裏面部に上記支持脚に支持させて床パネル
及び蓄熱材を加温する電熱ヒータパネルを重ね合わせて
設けたことを特徴とする乾式二重床の床暖房装置。