JPH0624036Y2 - 記録担体装着装置 - Google Patents

記録担体装着装置

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JPH0624036Y2
JPH0624036Y2 JP1988032539U JP3253988U JPH0624036Y2 JP H0624036 Y2 JPH0624036 Y2 JP H0624036Y2 JP 1988032539 U JP1988032539 U JP 1988032539U JP 3253988 U JP3253988 U JP 3253988U JP H0624036 Y2 JPH0624036 Y2 JP H0624036Y2
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cartridge
pinion gear
holder
cartridge holder
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国男 沢井
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は記録担体であるコンパクトディスクをカートリ
ッジに内蔵すると共に、前記ディスクを装着するターン
テーブル、並びに情報を読取るレザーピックアップなど
を備えるプレーヤに前記カートリッジを出入させる記録
担体装着装置に関する。
「従来の技術」 従来、ディスクを内蔵したカートリッジをカートリッジ
ホルダに支持させ、該ホルダを出入機構により摺動させ
てセット位置又は取出位置に移動させる技術があった。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、カートリッジホルダにラックギヤを設
け、ピニオンギヤ及びモータなどで出入機構を構成する
場合、カートリッジホルダの摺動量に対しラックギヤを
略等しい長さ又は長く形成し、確実な噛合を得るにはラ
ックギヤをピニオンギヤに常時噛合させる必要があり、
一定間隔だけ手動でカートリッジホルダを摺動させた後
でラックギヤをピニオンギヤに噛合させる駆動構造を容
易に得られず、ラックギヤによるカートリッジホルダの
強制駆動区間の限定及び動作の簡略化などを容易に図り
得ない等の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、記録担体を内蔵させるカートリッジ
を支持するカートリッジホルダと、カートリッジホルダ
をセット位置又は取付位置に移動させるスライダと、ス
ライダに取付けるラックギヤと、ラックギヤに噛合せる
ピニオンギヤと、ピニオンギヤにウォーム及びウォーム
ホイルを含む歯車郡を介して駆動連結するモータとを備
えた記録担体装着装置において、モータの出力軸の回転
をピニオンギヤに伝える最終歯車と同軸上にピニオンギ
ヤを軸支し、最終歯車に一体的に設けるボスに当接させ
るストッパをピニオンギヤに一体的に設けると共に、ボ
スにストッパをカートリッジホルダ退出方向に一定角度
離反させるバネを最終歯車とピニオンギヤ間に張設し、
カートリッジホルダ挿入方向のラックギヤの移動でピニ
オンギヤを最終歯車に対し遊転させてラックギヤをピニ
オンギヤに噛合いさせ、またモータをカートリッジホル
ダ挿入方向に作動させるスイッチを設けると共に、ラッ
クギヤにスイッチの操作リブを設け、カートリッジホル
ダ挿入方向のラックギヤの移動でピニオンギヤを最終歯
車に対し遊転させてラックギヤをピニオンギヤに噛合い
後、操作リブによりスイッチをオン作動させるものであ
る。
「作用」 従って、カートリッジホルダを手動で挿入しても、ラッ
クギヤをピニオンギヤに噛合せた後でモータを回転させ
得、ピニオンギヤの空転動作によって確実に噛合開始さ
せ得、ギヤ鳴り又は変形損傷などを防いで安全に作動さ
せ得ると共に、ラックギヤによるカートリッジホルダの
強制駆動区間の限定並びに出入動作の簡略化及び時間短
縮など出入機能の向上を容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は平面図、第2図及び第3図は側面図、第4図は底面
図、第5図はカートリッジの平面図、第6図は拡大平面
図であり、第5図に示す如く、矩形箱型のカートリッジ
(1)上面に上蓋(2)を開閉自在に設け、情報を記録した記
録担体であるコンパクトディスク(3)をカートリッジ(1)
に内蔵すると共に、ディスク(3)上面に当接させるチャ
ック板(4)を上蓋(2)に遊嵌支持させる。またカートリッ
ジ(1)下面の開口(5)を開閉するシャッタ(6)を備え、該
シャッタ(6)を摺動自在にカートリッジ(1)に取付けると
共に、引込み穴(7)及び表裏逆入れ防止円弧部(8)をカー
トリッジ(1)の先端部側面に、また基準穴(9)をカートリ
ッジ(1)の後端部下面に夫々形成している。
さらに、第1図乃至第4図及び第20図に示す如く、固
定シャーシ(10)と、可動シャーシ(11)を備えると共に、
クッションゴム(12)及び連結板(13)及び枢支ビス(14)な
どを介して固定シャーシ(10)に可動シャーシ(11)を揺振
自在に取付けるもので、前面板(15)を設ける四角箱型の
外ケース(16)に固定シャーシ(10)を内設する。
また、第6図及び第7図にも示す如く、可動シャーシ(1
1)の両側上面に左右ガイド体(17)(18)を立設させ、前後
方向に長い前後ガイド溝(19)(20)を各ガイド体(17)(18)
に夫々形成すると共に、左右ガイド体(17)(18)の間に門
形のスライダ(21)を摺動及び昇降自在に嵌挿させ、前後
ローラ軸(22)(23)の一端を前記スライダ(21)両側に夫々
固定させ、そのローラ軸(22)(23)中間を前記ガイド溝(1
9)(20)に摺動自在に嵌合挿通させ、前記ローラ軸(22)(2
3)の他端に上下動防止ローラ(24)(25)を軸支させる。
そして、固定シャーシ(10)上端を折曲げて形成した上レ
ール(26)と、該シャーシ(10)の両側内面に固設した下レ
ール(27)との間に、前記ローラ(24)(25)を摺動自在に係
入させ、ローラ(24)(25)とレール(26)(27)の係合により
可動シャーシ(11)の上下動を阻止するように構成してい
る。
また、前記カートリッジ(1)を出入自在に摺動挿入させ
るカートリッジホルダ(28)を備え、該ホルダ(28)を摺動
及び昇降自在に前記スライダ(21)に嵌挿させると共に、
前後ガイド軸(29)(30)の一端を前記ホルダ(28)両側に夫
々固定させ、第7図の如くスライダ(21)に形成した前後
下降溝(31)(31)にガイド軸(29)(30)の中間を貫挿させ、
前記ガイド体(17)(18)の前後ガイド溝(19)(20)にガイド
軸(29)(30)の他端を摺動自在に係入させる。そして、第
8図乃至第13図にも示す如く、長尺水平部(32)、傾斜
部(33)、短尺水平部(34)、直下降部(35)を前記ガイド溝
(19)(20)に連続形成すると共に、ガイド軸(29)(30)を直
下降部(35)で下降案内してカートリッジホルダ(28)を挿
入終端で略真下に下降させるもので、第8図の状態でカ
ートリッジ(1)をホルダ(28)に手動挿入することによ
り、ガイド軸(29)(30)が短尺水平部(34)終端に至る第1
0図状態までスライダ(21)とホルダ(28)が一体的に摺動
すると共に、スライダ(21)だけがさらに摺動することに
より、第12図のようにホルダ(28)が略真下に降下し、
第13図のように傾斜部(33)の下降段差だけスライダ(2
1)が降下するように構成している。
さらに、第6図の如く、前記カートリッジ(1)に係脱自
在に係止させる引込み体である引込みボス(36)を備え、
該ボス(36)をカートリッジホルダ(28)一側面に出入自在
に取付けると共に、左ガイド体(17)のバネ室(37)に板バ
ネ(38)を設け、固定軸(39)でバネ(38)の一端を固定し、
前記ボス(36)にバネ(38)の他端を圧接させてボス(36)を
ホルダ(28)の一側面内側に突出保持する。
そして、カートリッジ(1)をホルダ(28)に手動挿入し、
ホルダ(28)に一体形成する押込ストッパ(40)にカートリ
ッジ(1)前端を当接させたとき、ボス(36)がカートリッ
ジ(1)側面に当ってバネ(38)に抗しホルダ(28)外側に向
って後退し、またバネ(38)によってボス(36)がホルダ(2
8)内側に突出してカートリッジ(1)の引込み穴(7)に係入
すると共に、カートリッジホルダ(28)の挿入動作(摺
動)によりボス(36)がバネ(38)から離れたとき、ボス(3
6)がガイド体(17)内側のスライダ(21)案内面に当接し、
ガイド体(17)との当接によってボス(36)がホルダ(28)外
側に向って後退するのを阻止してカートリッジ(1)との
係合を維持するように構成している。
また、第1図、第6図、第14図乃至第16図に示す如
く、前記可動シャーシ(11)に駆動フレーム(41)を固設
し、スライダ(21)及びカートリッジホルダ(28)を挿入及
び退出させる出入モータ(42)を前記フレーム(41)に取付
け、モータ(42)の出力軸(42a)にウォーム(43)を設け、
該ウォーム(43)にウォームホィール(44)を常時噛合さ
せ、該ホィール(44)と一体に減速ギヤ(45)を設けてフレ
ーム(41)の固定軸(46)に軸支させ、その減速ギヤ(45)に
駆動ギヤ(47)を常時噛合させ、駆動ギヤ(47)に一定角度
だけ遊転自在に連結させるピニオンギヤ(48)を設け、各
ギヤ(47)(48)を同軸上に配置してフレーム(41)の固定軸
(49)に軸支させると共に、前記ピニオンギヤ(48)に噛合
せるラックギヤ(50)をスライダ(21)に固設し、前記カー
トリッジホルダ(28)をセット位置に挿入又は取出位置に
退出させる出入機構(51)を構成している。
そして、第15図のようにピニオンギヤ(48)のストッパ
(52)を当接させるボス(53)を駆動ギヤ(47)に設けると共
に、駆動ギヤ(47)とピニオンギヤ(48)の間にリターンバ
ネ(54)を張設させ、該バネ(54)力によりボス(53)に対し
ストッパ(52)を離反支持するもので、前記ラックギヤ(5
0)がピニオンギヤ(48)に噛合い始めるとき、駆動ギヤ(4
7)に結合させるリターンバネ(54)に抗してピニオンギヤ
(48)が一定角度だけ空転するように構成している。
また、前記フレーム(41)にスイッチ(55)を設けると共
に、前記ラックギヤ(50)に操作リブ(56)を一体成形し、
前記スライダ(21)の挿入動作によりピニオンギヤ(48)が
空転して該ギヤ(48)にラックギヤ(50)が噛合した後、前
記リブ(56)によってスイッチ(55)をオン作動させ、モー
タ(42)を作動させてピニオンギヤ(48)を駆動し、スライ
ダ(21)を挿入させると自動引込み動作を行うように構成
している。
さらに、第1図乃び第6図に示す如く、カートリッジ
(1)取出方向に突出バネ(57)により弾圧支持する規制ア
ームであるシャッタオープナ(58)を備え、前記駆動フレ
ーム(41)に支点軸(59)を介してオープナ(58)の一端を揺
動自在に軸支させると共に、オープナ(58)の他端にガイ
ドピン(60)を設け、カートリッジ(1)取出状態でオープ
ナ(58)の突支い作用によりカートリッジホルダ(28)の挿
入孔を阻止すべく、オープナ(58)のガイドピン(60)をホ
ルダ(28)に当接させて、前記ホルダ(28)に挿入させるカ
ートリッジ(1)によってオープナ(58)を揺動させ、ホル
ダ(28)を挿入作動させるもので、ガイドピン(60)を設け
るオープナ(58)端部シャッタ開動アーム(61)を形成し、
前記ホルダ(28)に挿入させるカートリッジ(1)のシャッ
タ(6)一側端に前記アーム(61)を当接させ、オープナ(5
8)の揺動によってシャッタ(6)を開動させるように構成
している。
また、前記ガイドピン(60)を揺動自在に係入させる長孔
(62)をカートリッジホルダ(28)に開設すると共に、支点
軸(59)を中心とする円周の一部となる挿入阻止円弧部(6
3)と、シャッタ開動直線部(64)とを前記長孔(62)に形成
し、カートリッジ(1)の挿入によってガイドピン(60)が
円弧部(63)を移動しているとき、オープナ(58)の突支い
作用でカートリッジホルダ(28)が固定支持されるもの
で、カートリッジ(1)の引込み孔(7)に引込みボス(36)が
係入したとき、ガイドピン(60)が円弧部(63)から直線部
(64)に移行し、ホルダ(28)が挿入を開始するように構成
している。
さらに、第1図、第4図、第17図乃至第19図に示す
如く、前記ディスク(3)を載せるターンテーブル(65)を
備え、モータ(66)によって回転させる出力軸(67)にター
ンテーブル(65)を固定させると共に、可動シャーシ(11)
に固定した再生部シャーシ(68)に前記モータ(66)を固設
させる。一方、前記ディスク(3)の情報を読取るレザー
ピックアップ(69)をピックアップホルダ(70)に固設し、
該フレーム(70)をガイドレール(71)(71)を介して再生部
シャーシ(68)に摺動自在に支持させると共に、該ホルダ
(70)を往復摺動させるピックアップ駆動リニヤモータ(7
2)(73)を再生部シャーシ(68)に取付けている。
また、第18図及び第19図の如く、前記ディスク(3)
を固定支持するチャッキング用マグネット(74)を取付台
(75)上面に固設すると共に、ディスク(3)の中心孔(76)
に着脱自在に係入させる芯合せリング(77)を備え、前記
取付台(75)下面に突設する支脚(78)…を前記リング(77)
の開孔(79)…に遊嵌挿通させ、前記支脚(78)下端をター
ンテーブル(65)に固定し、ターンテーブル(65)と取付台
(75)の間にリング(77)を昇降自在に設ける。
そして、ビス(80)によりターンテーブル(65)を固定する
回転軸(67)上端部に芯合せリング(77)の中心孔(81)を軸
芯方向にだけ摺動自在に嵌着させると共に、芯合せリン
グを下降自在に上昇支持する嵌合バネ(82)を設けるもの
で、カートリッジ(1)に設けたチャック板(4)に磁性体(8
3)を固定させ、カートリッジホルダ(28)に挿入したカー
トリッジ(1)がターンテーブル(65)のセット位置に移動
したとき、マグネット(74)の磁力によってチャック板
(4)をターンテーブル(65)上面に吸着固定させ、芯合せ
リング(77)の昇降動作でディスク(3)の芯振れを補正し
乍ら、ディスク(3)の中心孔(76)に前記リング(77)を係
入させ、ディスク(3)をターンテーブル(65)上にチャッ
ク板(4)とで挟持するように構成している。
また、第1図に示す如く、カートリッジホルダ(28)に押
えバネ(84)(84)を設け、ホルダ(28)に挿入するカートリ
ッジ(1)をホルダ(28)の底部受け面(85)(85)に圧接させ
ると共に、第6図の如く、可動シャーシ(11)上面に基準
柱(86)(86)を立設させ、ターンテーブル(65)にディスク
(3)を載せるべくホルダ(28)が下降したとき、カートリ
ッジ(1)下面の基準穴(9)(9)に基準柱(86)(86)を係入さ
せ、カートリッジ(1)をセット位置に保持するように構
成している。
さらに、第1図、第4図、第6図に示す如く、可動シャ
ーシ(11)に支点軸(87)を介して前後動阻止レバー(88)を
揺動自在に設け、固定シャーシ(10)の固定軸(89)に係脱
自在に係合させる前後動阻止ノッチ(90)を前記レバー(8
8)に形成すると共に、前記スライダ(21)に一体形成した
操作アーム(91)のピン(92)を前記レバー(88)のカム溝(9
3)に係入させ、カートリッジ(1)を取出した状態で固定
軸(89)にノッチ(90)を係合させ、可動シャーシ(11)の前
後動を阻止する一方、カートリッジ(1)を挿入し、スラ
イダ(21)を挿入させたとき、その挿入動作と連動させて
前記レバー(88)を揺動させ、固定軸(89)からノッチ(90)
を離脱させるように構成している。
また、可動シャーシ(11)に取付フレーム(94)を介して停
止スイッチ(95)を設けると共に、スライダ(21)の操作ア
ーム(91)に操作片(96)を一体形成し、スライダ(21)の挿
入終端で操作片(96)により停止スイッチ(95)をオフ作動
し、モータ(42)を停止させてローディング動作を終了す
るように構成している。
また、第4図に示す如く、前記レザーピックアップ(69)
をターンテーブル(65)に最も近接させた状態で固定させ
るピックアップロックレバー(97)を備え、可動シャーシ
(11)下面側に支点軸(98)を介して前記レバー(97)中間を
揺動自在に軸支させると共に、ピン(99)及び長孔(100)
を介して前後動阻止レバー(88)にそのロックレバー(97)
の一端を連結させ、ピックアップホルダ(70)の突条(10
1)にロックレバー(97)他端の係合片(102)を係脱自在に
係止させ、固定軸(89)からノッチ(90)を離脱させる阻止
レバー(88)動作とロックレバー(97)が連動し、突条(10
1)から係合片(102)を離反させ、ピックアップ(69)動作
を行えるように構成している。
さらに、第20図に示す如く、前面板(15)の入口(15a)
に開閉自在なドア(103)を設け、カートリッジ(1)を挿入
したとき、カートリッジホルダ(28)の入口傾斜面(104)
上にドア(103)が当接し、前記ホルダ(28)にカートリッ
ジ(1)が挿入されると共に、固定シャーシ(10)と可動シ
ャーシ(11)の間に設けるクッションゴム(12)の中空部に
防振バネ(105)を内蔵させ、ガイド体(17)(18)のガイド
溝(19)(20)に形成する傾斜部(33)の下降段差により、可
動シャーシ(11)が固定状態でカートリッジホルダ(28)上
面を外ケース(16)上面に近接させても、可動シャーシ(1
1)が遊動状態のとき、外ケース(16)とホルダ(28)上面と
の間隔を大きく形成できるもので、防振バネ(105)によ
って支持する可動シャーシ(11)の上下方向の揺動量を大
きく設定でき、かつ外ケース(16)を低く形成できるよう
に構成している。
また、第1図に示す如く、前面板(15)に、イジェクトス
イッチ(106)とイジェクトボタン(107)を設けるもので、
カートリッジ(1)を装着している状態で、イジェクトボ
タン(107)を操作することにより、出入モータ(42)が逆
転してカートリッジホルダ(28)を取出位置に移動させ、
カートリッジ(1)の取出し動作を行うように構成してい
る。
さらに、第6図及び第21図に示す如く、カートリッジ
ホルダ(28)の底部受け面(85)に支持(108)を介して逆入
れ防止ストッパ(109)を揺動自在に設けると共に、カー
トリッジ(1)の挿入位置にばね(110)によりストッパ(10
9)を突出支持させるもので、表面を上にした正常姿勢で
カートリッジ(1)を挿入したとき、カートリッジ(1)の表
裏逆入れ防止円弧部(8)によりストッパ(109)が挿入経路
外に後退し、カートリッジ(1)をさらに挿入させる一
方、裏面を上にしてカートリッジ(1)を挿入したとき、
カートリッジ(1)前端にストッパ(109)が係合当接し、カ
ートリッジ(1)の挿入を阻止するように構成している。
本実施例は上記の如く構成するもので、第1図、第8
図、第20図に示す状態で、第5図のカートリッジ(1)
を、前面板(15)の入口(15a)からドア(103)を押開けてカ
ートリッジホルダ(28)内に挿入する。そしてホルダ(28)
内で押えバネ(84)により下方向にカートリッジ(1)が弾
圧されると共に、カートリッジ(1)が正常姿勢のとき、
第21図の如く、カートリッジ(1)前面の円弧部(8)によ
ってストッパ(109)を挿入経路外に後退させ、さらにカ
ートリッジ(1)を挿入させる。
また、第22図の如く、カートリッジ(1)の挿入によっ
てシャッタオープナ(58)の開動アーム(61)がシャッタ
(6)に係合され、シャッタ(6)を開動し乍らオープナ(58)
を揺動させる。このとき、ガイドピン(60)が長孔(62)の
円弧部(63)を移動するから、オープナ(58)の突支い作用
でカートリッジホルダ(28)は取出位置に停止している。
また、カートリッジ(1)先端がホルダ(28)のストッパ(4
0)に当接すると共に、カートリッジ(1)の引込み穴(7)に
引込みボス(36)が係入する。
さらに、カートリッジ(1)を挿入させると、ガイドピン
(60)が長孔(62)の直線部(64)を移動し、また引込みボス
(36)がガイド体(17)に当接して引込み穴(7)からの離脱
が阻止され、またピニオンギヤ(48)にラックギヤ(50)が
噛合するように、カートリッジホルダ(28)及びスライダ
(21)がカートリッジ(1)と一体的に挿入する。
そして、ピニオンギヤ(48)に対しラックギヤ(50)が噛合
い始めるホルダ(28)及びスライダ(21)の挿入位置ではま
だモータ(42)は作動せず、この位置からピニオンギヤ(4
8)を駆動ギヤ(47)に対して空転させ乍らさらにせホルダ
(28)及びスライダ(21)を挿入し、第23図の如く、ラッ
クギヤ(50)がピニオンギヤ(48)に完全に噛合うと、その
ラックギヤ(50)のリブ(56)によりスイッチ(55)がオン操
作され、この時点でモータ(42)が作動し、出力軸(42a)
が回転する。この出力軸(42a)の回転がウォーム(43)、
ウォームホイール(44)、減速ギヤ(45)、駆動ギヤ(47)を
介してピニオンギヤ(48)に伝達され、以後、スライダ(2
1)及びホルダ(28)はモータ(42)駆動で自動的に引込ま
れ、第9図の如く、ガイド軸(29)(30)がガイド溝(19)(2
0)の傾斜部(33)(33)に至ることにより、第23図のよう
に、ターンテーブル(65)の芯合せリング(77)の直径以上
にシャッタ(6)をオープナ(58)によって開動させる。ス
ライダ(21)及びホルダ(28)の自動引込み動作が開始され
たとき、カートリッジ(1)に外部から手で引抜く力が作
用しても、ボス(36)がカートリッジ(1)に係合している
ので、カートリッジ(1)の引抜きを防止できる。
さらに、カートリッジホルダ(28)の挿入動作が連続して
行われ、第10図の如く、ガイド軸(29)(30)がガイド溝
(19)(20)の直下降部(35)に至ることにより、上下動防止
ローラ(24)(25)がレール(26)(27)から脱出すると共に、
第24図の如く、オープナ(58)のガイドピン(60)がホル
ダ(28)に形成した長孔(62)の直線部(64)終端側に移動す
るもので、シャッタ(6)前端とガイドピン(60)との前後
間隔を設定することにより、引込みボス(36)と引込み穴
(7)とに嵌合誤差が生じても、基準柱(86)に対しカート
リッジ(1)の基準穴(9)を同一垂直線上に配置させること
ができる。
また、第10図の状態でスライダ(21)だけがさらに摺動
するから、スライダ(21)の下降溝(31)(31)の案内によ
り、第11図及び第12図の如く、ガイド溝(29)(30)が
ガイド軸(19)(20)の直下降部(35)を下降し、カートリッ
ジ(1)を下降させるもので、第18図の如く、ディスク
(3)がターンテーブル(65)上に降りて、チャック板(4)が
マグネット(74)によってターンテーブル(65)に吸着し、
ターンテーブル(65)とチャック板(4)によってディスク
(3)を挟持する。
さらに、スライダ(21)が摺動することにより、前後動阻
止レバー(88)を揺動させ、第25図及び第26図の如
く、レバー(88)のノッチ(90)を固定軸(89)から離脱さ
せ、可動シャーシ(11)を可揺動に支持すると共に、第1
3図のように、ローラ軸(22)(23)をガイド溝(19)(20)の
短尺水平部(34)(34)で支持させ、スライダ(21)の支持高
さを低くして外ケース(16)上面との間隔を大にするもの
で、可動シャーシ(11)の上下振動量を大きく設定でき、
かつ外ケース(16)の上下幅寸法を小さく形成できる。
また、固定軸(89)から阻止レバー(88)が外れることによ
り、第26図の如く、阻止レバー(88)と連動してロック
レバー(97)が揺動し、ロックレバー(97)の係合片(102)
がピックアップホルダ(70)の突条(101)から離反し、ピ
ックアップ(69)を移動自在とするもので、このとき、第
25図の如く、スライダ(21)の操作アーム(91)に形成さ
れた操作片(96)により停止スイッチ(95)がオフ操作さ
れ、この時点でモータ(42)が停止し、カートリッジ(1)
の装着動作を完了する。そして、第25図の状態でディ
スク(3)の駆動並びにピックアップ(69)による情報の読
取りが行われる。
さらに、イジェクトボタン(107)を押すことにより、ピ
ックアップ(69)がターンテーブル(65)に最接近して停止
すると共に、出入モータ(42)が逆回転してラックギヤ(5
0)を退出駆動するもので、前記と逆に、各レバー(88)(9
7)によって可動シャーシ(11)及びピックアップホルダ(7
0)が固定され、スライダ(21)の退出によって停止スイッ
チ(95)がオン復帰すると共に、カートリッジホルダ(28)
が上昇し、ディスク(3)がターンテーブル(65)上方に持
上げられると共に、スライダ(21)及びディスクホルダ(2
8)が一体となって退出し、スイッチ(55)をオフ復帰させ
てモータ(42)を停止後、ピニオンギヤ(48)からラックギ
ヤ(50)が外れ、バネ(57)によってオープナ(58)が退出し
て、ディスクホルダ(28)を取出位置に移動させ、前面板
(15)の入口(15a)からカートリッジ(1)を排出し、第1図
の状態に戻るものである。
なお、前記ガイド溝(19)(20)に傾斜部(33)(33)を設ける
ことにより、カートリッジ(1)装着状態でスライダ(21)
の支持位置を低くすることができたが、カートリッジホ
ルダ(28)を昇降させてディスク(3)をターンテーブル(6
5)上に昇降させるガイド溝(19)(20)の直下降部(35)(35)
の長さを、前記傾斜部(33)の段差だけ短くすることがで
きたから、スライダ(21)の同一摺動量でスライダ(21)の
下降溝(31)の傾斜角を小さくすることができ、スライダ
(21)の摺動負荷を軽減することができた。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、記録担体(3)
を内蔵させるカートリッジ(1)を支持するカートリッジ
ホルダ(28)と、カートリッジホルダ(28)をセット位置又
は取出位置に移動させるスライダ(21)と、スライダ(21)
に取付けるラックギヤ(50)と、ラックギヤ(50)に噛合せ
るピニオンギヤ(48)と、ピニオンギヤ(48)にウォーム(4
3)及びウォームホイル(44)を含む歯車郡を介して駆動連
結するモータ(42)とを備えた記録担体装着装置におい
て、モータ(42)の出力軸(42a)の回転をピニオンギヤ(4
8)に伝える最終歯車(47)と同軸(49)上にピニオンギヤ(4
8)を軸支し、最終歯車(47)に一体的に設けるボス(53)に
当接させるストッパ(52)をピニオンギヤ(48)に一体的に
設けると共に、ボス(53)にストッパ(52)をカートリッジ
ホルダ退出方向に一定角度離反させるバネ(54)に最終歯
車(47)とピニオンギヤ(48)間に張設し、カートリッジホ
ルダ挿入方向のラックギヤ(50)の移動でピニオンギヤ(4
8)を最終歯車(47)に対し遊転させてラックギヤ(50)をピ
ニオンギヤ(48)に噛合いさせ、またモータ(42)をカート
リッジホルダ挿入方向に作動させるスイッチ(55)を設け
ると共に、ラックギヤ(50)にスイッチ(55)の操作リブ(5
6)を設け、カートリッジホルダ挿入方向のラックギヤ(5
0)の移動でピニオンギヤ(48)を最終歯車(47)に対し遊転
させてラックギヤ(50)をピニオンギヤ(48)に噛合い後、
操作リブ(56)によりスイッチ(55)をオン作動させたもの
で、カートリッジホルダ(28)を手動で挿入しても、ラッ
クギヤ(50)をピニオンギヤ(48)に噛合せた後でモータ(4
2)を回転させることができ、ピニオンギヤ(48)の空転動
作によって確実に噛合開始させることができ、ギヤ鳴り
又は変形損傷などを防いで安全に作動させることができ
ると共に、ラックギヤ(50)によるカートリッジホルダ(2
8)の強制駆動区間の限定並びに出入動作の簡略化及び時
間短縮など出入機能の向上を容易に図ることができる等
の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図及び第3
図は側面図、第4図は底面図、第5図はカートリッジの
平面図、第6図は第1図の拡大説明図、第7図は側面分
解図、第8図乃至第13図は作動説明図、第14図乃至
第16図は出入機構の説明図、第17図は断面正面図、
第18図及び第19図はターンテーブルの説明図、第2
0図乃至第26図はカートリッジ装着動作説明図であ
る。 (1)……カートリッジ (3)……ディスク(記録担体) (21)……スライダ (28)……カートリッジホルダ (42)……出入モータ (42a)……出力軸 (43)……ウォーム (44)……ウォームホイル (47)……駆動ギヤ (48)……ピニオンギヤ (49)……軸 (50)……ラックギヤ (52)……ストッパ (53)……ボス (54)……リターンバネ (55)……スイッチ (56)……操作リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録担体(3)を内蔵させるカートリッジ(1)
    を支持するカートリッジホルダ(28)と、カートリッジホ
    ルダ(28)をセット位置又は取出位置に移動させるスライ
    ダ(21)と、スライダ(21)に取付けるラックギヤ(50)と、
    ラックギヤ(50)に噛合せるピニオンギヤ(48)と、ピニオ
    ンギヤ(48)にウォーム(43)及びウォームホイル(44)を含
    む歯車郡を介して駆動連結するモータ(42)とを備えた記
    録担体装着装置において、モータ(42)の出力軸(42a)の
    回転をピニオンギヤ(48)に伝える最終歯車(47)と同軸(4
    9)上にピニオンギヤ(48)を軸支し、最終歯車(47)に一体
    的に設けるボス(53)に当接させるストッパ(52)をピニオ
    ンギヤ(48)に一体的に設けると共に、ボス(53)にストッ
    パ(52)をカートリッジホルダ退出方向に一定角度離反さ
    せるバネ(54)を最終歯車(47)とピニオンギヤ(48)間に張
    設し、カートリッジホルダ挿入方向のラックギヤ(50)の
    移動でピニオンギヤ(48)を最終歯車(47)に対し遊転させ
    てラックギヤ(50)をピニオンギヤ(48)に噛合いさせ、ま
    たモータ(42)をカートリッジホルダ挿入方向に作動させ
    るスイッチ(55)を設けると共に、ラックギヤ(50)にスイ
    ッチ(55)の操作リブ(56)を設け、カートリッジホルダ挿
    入方向のラックギヤ(50)の移動でピニオンギヤ(48)を最
    終歯車(47)に対し遊転させてラックギヤ(50)をピニオン
    ギヤ(48)に噛合い後、操作リブ(56)によりスイッチ(55)
    をオン作動させることを特徴とする記録担体装着装置。
JP1988032539U 1988-03-10 1988-03-10 記録担体装着装置 Expired - Lifetime JPH0624036Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162861A (ja) * 1985-01-10 1986-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスクカセツト插入装置
JP2539785B2 (ja) * 1985-10-31 1996-10-02 三菱電機株式会社 カセツト式記録再生装置

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