JPH0623917Y2 - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
- Publication number
- JPH0623917Y2 JPH0623917Y2 JP1988097705U JP9770588U JPH0623917Y2 JP H0623917 Y2 JPH0623917 Y2 JP H0623917Y2 JP 1988097705 U JP1988097705 U JP 1988097705U JP 9770588 U JP9770588 U JP 9770588U JP H0623917 Y2 JPH0623917 Y2 JP H0623917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heated
- reflecting mirror
- heat
- far focus
- heating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、半田付け,溶融加熱,絶縁被覆除去等に使
用される加熱装置に関するものである。
用される加熱装置に関するものである。
従来、一般的な加熱装置として、光ビーム加熱装置、半
田ごて等がある。
田ごて等がある。
これらの加熱装置は、いずれも被加熱物に対して一方向
からの加熱である。したがって、被加熱物全体を加熱す
る場合は、被加熱物の熱伝導により行っている。
からの加熱である。したがって、被加熱物全体を加熱す
る場合は、被加熱物の熱伝導により行っている。
従来の加熱装置は、前記したように、被加熱物全体を加
熱する場合、被加熱物の熱伝導に頼っているため、被加
熱物の加熱装置から加熱を受けている側は発熱するが、
加熱を受けていない側は加熱を受けている側からの熱伝
導による発熱を待たなければならない。したがって、被
加熱物全体を加熱するためには、時間を要するという問
題があった。
熱する場合、被加熱物の熱伝導に頼っているため、被加
熱物の加熱装置から加熱を受けている側は発熱するが、
加熱を受けていない側は加熱を受けている側からの熱伝
導による発熱を待たなければならない。したがって、被
加熱物全体を加熱するためには、時間を要するという問
題があった。
また、被加熱物が絶縁物の場合、被加熱物全体を加熱す
るには、熱伝導による発熱を期待できない。このため、
被加熱物を回転させて加熱するという機構が必要にな
り、加熱装置の構造が複雑になるという問題があった。
るには、熱伝導による発熱を期待できない。このため、
被加熱物を回転させて加熱するという機構が必要にな
り、加熱装置の構造が複雑になるという問題があった。
したがって、この考案の目的は、簡単な構造で加熱時間
を短縮することができる加熱装置を提供することであ
る。
を短縮することができる加熱装置を提供することであ
る。
この考案の加熱装置は、2つの焦点を持つ楕円面反射鏡
と、この楕円面反射鏡の近焦点に配置した熱源と、前記
楕円反射鏡の遠焦点を挟んで前記楕円反射鏡に対向し前
記熱源から発して前記楕円反射鏡を反射しかつ前記遠焦
点を通過した熱源を前記遠焦点の近傍に反射集束する反
射鏡とを備えた構成としている。
と、この楕円面反射鏡の近焦点に配置した熱源と、前記
楕円反射鏡の遠焦点を挟んで前記楕円反射鏡に対向し前
記熱源から発して前記楕円反射鏡を反射しかつ前記遠焦
点を通過した熱源を前記遠焦点の近傍に反射集束する反
射鏡とを備えた構成としている。
この考案の構成によれば、2つの焦点を持つ楕円面反射
鏡の近焦点に熱源を配置し、楕円面反射鏡の遠焦点を挟
んで楕円面反射鏡に対向させた反射鏡により、遠焦点を
通過した熱源を遠焦点の近傍に反射集束させるようにし
たので、被加熱物を楕円面反射鏡の遠焦点位置の近傍の
反射鏡の集束位置に配置することにより、楕円面反射鏡
により被加熱物の楕円面反射鏡側を加熱し、さらに反射
鏡により被加熱物の楕円面反射鏡の反対側を加熱する。
したがって、被加熱物を相対する2方向から加熱するこ
とができる。
鏡の近焦点に熱源を配置し、楕円面反射鏡の遠焦点を挟
んで楕円面反射鏡に対向させた反射鏡により、遠焦点を
通過した熱源を遠焦点の近傍に反射集束させるようにし
たので、被加熱物を楕円面反射鏡の遠焦点位置の近傍の
反射鏡の集束位置に配置することにより、楕円面反射鏡
により被加熱物の楕円面反射鏡側を加熱し、さらに反射
鏡により被加熱物の楕円面反射鏡の反対側を加熱する。
したがって、被加熱物を相対する2方向から加熱するこ
とができる。
この考案の加熱装置の一実施例を第1図ないし第4図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
この加熱装置は、第1図および第2図に示すように、楕
円面反射鏡1と熱源2と球面状の反射鏡3とを備えてい
る。
円面反射鏡1と熱源2と球面状の反射鏡3とを備えてい
る。
楕円面反射鏡1は2つの焦点A,Bを持っている。ま
た、熱源2は楕円面反射鏡1の近焦点Aに配置されてい
る。反射鏡3は、楕円面反射鏡1の遠焦点Bを通過した
熱線8を遠焦点Bの近傍に反射集束する。
た、熱源2は楕円面反射鏡1の近焦点Aに配置されてい
る。反射鏡3は、楕円面反射鏡1の遠焦点Bを通過した
熱線8を遠焦点Bの近傍に反射集束する。
さらに、熱源2を上下,左右,前後に動かし、熱源2を
楕円面反射鏡1の近焦点Aに位置調整するための調整装
置4と、反射鏡3を上下,左右,前後に動かして位置調
整するための調整装置7とを備えている。
楕円面反射鏡1の近焦点Aに位置調整するための調整装
置4と、反射鏡3を上下,左右,前後に動かして位置調
整するための調整装置7とを備えている。
そして、楕円面反射鏡1の遠焦点Bの位置の近傍の反射
鏡3の集束位置に第1図および第2図のように被加熱物
6を配置するようにしている。5は楕円面反射鏡1を固
定するための受台を示している。
鏡3の集束位置に第1図および第2図のように被加熱物
6を配置するようにしている。5は楕円面反射鏡1を固
定するための受台を示している。
この加熱装置は、楕円面反射鏡1の近焦点Aに配置され
た熱源2から発せられた熱線8が、楕円面反射鏡1で反
射して遠焦点Bに集束される。これにより、遠焦点Bの
近傍の反射鏡3の集束位置に配置された被加熱物6が楕
円面反射鏡1側から遠焦点Bを通過する熱源の一部によ
って加熱される。また、楕円面反射鏡1により遠焦点B
に集束された熱線8のうち、被加熱物6の外側を通過し
た熱線8が反射鏡3に入射する。そして、この反射鏡3
に入射した熱線8が反射鏡3により遠焦点Bの近傍に配
置された被加熱物6に反射集束される。このとき、反射
鏡3は楕円面反射鏡1の遠焦点Bを挟んで楕円面反射鏡
1に対向するように配置されているため、反射鏡3によ
り反射された熱線8は被加熱物6の楕円面反射鏡1によ
り加熱される位置の反対側に集束される。また、反射鏡
3から反射される熱線8の集束位置を、被加熱物6の楕
円面反射鏡1により加熱される位置の反対側になるよう
に調整装置7により調整している。したがって、被加熱
物6は相対する2方向から直接加熱されることになる。
た熱源2から発せられた熱線8が、楕円面反射鏡1で反
射して遠焦点Bに集束される。これにより、遠焦点Bの
近傍の反射鏡3の集束位置に配置された被加熱物6が楕
円面反射鏡1側から遠焦点Bを通過する熱源の一部によ
って加熱される。また、楕円面反射鏡1により遠焦点B
に集束された熱線8のうち、被加熱物6の外側を通過し
た熱線8が反射鏡3に入射する。そして、この反射鏡3
に入射した熱線8が反射鏡3により遠焦点Bの近傍に配
置された被加熱物6に反射集束される。このとき、反射
鏡3は楕円面反射鏡1の遠焦点Bを挟んで楕円面反射鏡
1に対向するように配置されているため、反射鏡3によ
り反射された熱線8は被加熱物6の楕円面反射鏡1によ
り加熱される位置の反対側に集束される。また、反射鏡
3から反射される熱線8の集束位置を、被加熱物6の楕
円面反射鏡1により加熱される位置の反対側になるよう
に調整装置7により調整している。したがって、被加熱
物6は相対する2方向から直接加熱されることになる。
このように、この加熱装置は、被加熱物6全体を加熱す
る場合に、被加熱物6を相対する2方向から直接加熱す
ることができ、加熱時間を短縮することができる。
る場合に、被加熱物6を相対する2方向から直接加熱す
ることができ、加熱時間を短縮することができる。
また、特に被加熱物6が絶縁物のため被加熱物6の熱伝
導を期待できない場合でも、被加熱物6を相対する2方
向から直接加熱することができるので、被加熱物6を回
転させる必要がなくなり、簡単な構造で加熱時間を短縮
することができる。
導を期待できない場合でも、被加熱物6を相対する2方
向から直接加熱することができるので、被加熱物6を回
転させる必要がなくなり、簡単な構造で加熱時間を短縮
することができる。
また、この実施例の加熱装置は、熱源2の位置を上下,
左右,前後に調整できる調整装置4を備えているので、
加熱する被加熱物6に応じて多種の熱源2を使用するこ
とができる。
左右,前後に調整できる調整装置4を備えているので、
加熱する被加熱物6に応じて多種の熱源2を使用するこ
とができる。
さらに、反射鏡3を上下,左右,前後に位置調整できる
調整装置7を備えているので、反射鏡3から反射された
熱線8を被加熱物6の加熱位置に正確に集束することが
できる。
調整装置7を備えているので、反射鏡3から反射された
熱線8を被加熱物6の加熱位置に正確に集束することが
できる。
なお、第3図および第4図は簡易形の反射鏡3の変形例
を示している。第3図は円錐面状にしたものである。ま
た、第4図は半球面状にしたものである。また、熱線8
を被加熱物6に反射集束できるものであれば、これ以外
の形状のものでもよい。
を示している。第3図は円錐面状にしたものである。ま
た、第4図は半球面状にしたものである。また、熱線8
を被加熱物6に反射集束できるものであれば、これ以外
の形状のものでもよい。
この考案の加熱装置は、2つの焦点を持つ楕円面反射鏡
の近焦点に熱源を配置し、楕円面反射鏡の遠焦点を挟ん
で楕円面反射鏡に対向させた反射鏡により、遠焦点を通
過した熱線を遠焦点の近傍に反射集束させるようにした
ので、遠焦点位置の近傍の集束位置に被加熱物を配置す
ることにより、簡単な構造で非加熱物を相対する2方向
から加熱することができる。この結果、簡単な構造で加
熱時間を短縮することができる。
の近焦点に熱源を配置し、楕円面反射鏡の遠焦点を挟ん
で楕円面反射鏡に対向させた反射鏡により、遠焦点を通
過した熱線を遠焦点の近傍に反射集束させるようにした
ので、遠焦点位置の近傍の集束位置に被加熱物を配置す
ることにより、簡単な構造で非加熱物を相対する2方向
から加熱することができる。この結果、簡単な構造で加
熱時間を短縮することができる。
第1図はこの考案の一実施例の側面断面図、第2図は第
1図の正面図、第3図(a)は反射鏡の変形例を示す上面
図、同図(b)は同図(a)の正面図、同図(c)は同図(a)の右
側面図、第4図(a)は反射鏡の他の変形例を示す上面
図、同図(b)は同図(a)の正面図、同図(c)は同図(a)の右
側面図である。 1…楕円面反射鏡、2…熱源、3…反射鏡、8…熱線、
A…近焦点、B…遠焦点
1図の正面図、第3図(a)は反射鏡の変形例を示す上面
図、同図(b)は同図(a)の正面図、同図(c)は同図(a)の右
側面図、第4図(a)は反射鏡の他の変形例を示す上面
図、同図(b)は同図(a)の正面図、同図(c)は同図(a)の右
側面図である。 1…楕円面反射鏡、2…熱源、3…反射鏡、8…熱線、
A…近焦点、B…遠焦点
Claims (1)
- 【請求項1】2つの焦点を持つ楕円面反射鏡と、この楕
円面反射鏡の近焦点に配置した熱源と、前記楕円反射鏡
の遠焦点を挟んで、前記楕円反射鏡に対向し前記熱源か
ら発して前記楕円反射鏡を反射しかつ前記遠焦点を通過
した熱線を前記遠焦点の近傍に反射集束する反射鏡とを
備えた加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988097705U JPH0623917Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988097705U JPH0623917Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0220095U JPH0220095U (ja) | 1990-02-09 |
JPH0623917Y2 true JPH0623917Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31323350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988097705U Expired - Lifetime JPH0623917Y2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623917Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5928780B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2016-06-01 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 注射器溶融装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318000Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1988-05-20 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP1988097705U patent/JPH0623917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0220095U (ja) | 1990-02-09 |
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