JPH062386A - 梁の支持装置 - Google Patents

梁の支持装置

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Publication number
JPH062386A
JPH062386A JP18612992A JP18612992A JPH062386A JP H062386 A JPH062386 A JP H062386A JP 18612992 A JP18612992 A JP 18612992A JP 18612992 A JP18612992 A JP 18612992A JP H062386 A JPH062386 A JP H062386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pedestal
fixed
roof
roof frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP18612992A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitaka Sumida
招孝 隅田
Hirotaka Sakamoto
博孝 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP18612992A priority Critical patent/JPH062386A/ja
Publication of JPH062386A publication Critical patent/JPH062386A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁軸組に梁と屋根フレームの受台を取付ける
ものにおいて、施工工数を低減するとともに、梁の取付
け作業も容易に行うことができるようにする。 【構成】 梁(17)の端部に屋根フレーム(26)の受台
(11)を一体に突出させて、この受台(11)を軸組
(1)へ固定することによって、梁(17)をも固定す
る。また、梁(17)の端部に接合プレート(31)を一体
に取付けてその接合プレート(31)の水平片(33)を軸
組(1)上に固定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、梁の支持装置であっ
て、特に、軸組へ梁の端部と屋根フレームを取付けるた
めの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小屋裏収納部を設けるような建物におい
ては、その小屋裏収納部の空間を出来るだけ広く取るた
め、梁の高さを壁の軸組よりも高くすることなく、即
ち、梁の端部をその軸組上に設置しないで、その軸組の
側面に取付けて、その梁より上の空間部を広くすること
が必要となる。また、屋根の構造として、三角形トラス
を取付けてその上に母屋及び野地板を施工する構造に変
えて、屋根パネルのフレーム自体に屋根荷重を支持させ
る構造材としての機能を持たせ、その屋根フレームを直
接軸組上へ設置するものがある。この場合、屋根傾斜方
向の屋根フレームを軸組上へ固定するため、その軸組の
上にそのフレームと同方向に傾斜するような取付け部を
備えた取付け台を取付けることが必要となる。
【0003】図5は、そのような梁と取付け台の取付け
部の構造を示したものである。図において(1)(1)
は、溝型鋼からなる横方向部材(2)と、同じく溝型鋼
からなる縦方向部材(3)とからなる壁軸組であり、H
型鋼からなる梁(4)の端部を、その壁軸組(1)にお
ける縦方向部材(3)の側面にボルト(5)によって固
定している。他方、この梁(4)部分の上方に屋根フレ
ームが来る場合には、壁軸組(1)の上面に、図のよう
な屋根フレーム受台(6)を載せて、ボルト(7)によ
って固定し、この受台(6)上に、図示しない屋根フレ
ームを載せて固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の梁
(4)と屋根フレーム受台(6)の取付け構造において
は、それら梁(4)と受台(6)とが、共に別々に取付
けられるため、施工工数が増大するとともに、部品点数
も多くなるという欠点がある。また、梁(4)は、軸組
(1)の縦方向部材(3)側面に、水平方向に挿し込ん
だボルト(5)で接合するようにしているが、このよう
な構造では、梁(4)を常に吊下げ支持した状態でボル
トの締め付け作業を行わなければならず、その梁(4)
の取付け作業が極めて不安定な状態で行われるため、作
業が面倒でかつ梁(4)が落下する危険があるといった
問題があった。
【0005】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、壁軸組に梁と屋根フレームの受台を取付けるもの
において、施工工数を低減するとともに、梁の取付け作
業も容易に行うことができるようにした梁の支持装置を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この出願の請求項1の発明は、軸組間に架設する梁
の端部に、上記軸組の上部に取付ける屋根フレームの取
付け台を一体に突出させるとともに、この取付け台によ
って梁の端部を軸組へ固定することを特徴とする。
【0007】同じく、この出願の請求項2の発明は、軸
組間に架設する梁の端面に、垂直片とその垂直片上端の
水平片とからなる倒L字形の接合プレートを、前記垂直
片部において固着するとともに、水平片部を軸組上に設
置して固定することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記この発明の構成によれば、梁を取付けると
屋根フレームの受台も同時に取付けられることとなり、
それだけ施工工数が減少する。また、フレーム受台が梁
と一体となっているので、現場での取扱い部品数も減少
することになる。
【0009】加えて、この出願の請求項2の発明では、
梁端面に固着した接合プレートの水平片を、壁軸組上に
載せてボルト接合すれば良いから、梁を吊り下げ状態に
する必要なく安定してボルトの締め付け作業を行うこと
ができる。
【0010】
【実施例】図1は、この出願の請求項1の発明にしたが
って実施される実施例である。壁軸組(1)の構造は、
前記図5の従来例と全く同じであるので、同じ符号を用
いている。屋根フレーム受台(11)の構成を説明する
と、このフレーム受台(11)は、まず、壁軸組(1)上
に載置される水平載置部(12)の一端を、上方に垂直に
折曲した後、更にその上端を、屋根傾斜方向に沿うよう
斜め方向に折り返ししてフレーム受片(13)とし、水平
載置部(12)の他端側を、下方に垂直に折曲して、固着
部(14)としたものである。また、水平載置部(12)と
フレーム受片(13)との間には、その中央部分に跨がっ
てリブ板(16)が固着されている。そして、上記垂直な
固着片(15)が、H型鋼からなる梁(17)の端面に予め
一体に溶接されて、このようにフレーム受台(11)を梁
(17)に一体にした状態で、現場へ搬入されるようにし
ている。
【0011】そして、現場では、前記水平な載置部(1
2)を、前記壁軸組(1)(1)における縦方向部材
(3)の上部に載置して、ボルト(18)で締め付け固定
するものである。この縦方向部材(3)の上端部には、
予めボルト穴(19)を形成した方形の座金プレート(2
0)が溶接されており、この座金プレート(20)のボル
ト穴(19)と、載置部(12)のボルト穴(21)とを合致
させて、ボルト(18)を下方から挿し込むものである。
傾斜したフレーム受片(13)には、屋根フレームを固定
するためのボルト穴(22)が形成されている。
【0012】図3は、上記の受台(11)上に設置される
屋根の施工方法を示したもので、このように予め屋根棟
を挟んで逆方向に傾斜する屋根パネル(25)(25)を予
め一体にした状態で製作し、これを、クレーン等で吊り
上げて前記壁軸組(1)間に跨がって設置するものであ
る。そして、図4で示すように、屋根パネル(25)の、
傾斜した屋根フレーム(26)を、前記フレーム受片(1
3)上に載せて設置するようにしている。このフレーム
(26)は、H型鋼からなり、その下側のフランジ(27)
のボルト穴(28)と前記受片(13)のボルト穴(22)と
を合致させて、ボルト(29)を挿し込んで締め付け固定
するようにしている。
【0013】図2は、上記のように屋根フレーム(26)
を取り付けない場合の梁の取り付け部の構造を示してい
る。この図において、(31)が、この発明の接合プレー
トであって、概略逆台形状に形成された垂直片(32)と
その垂直片(32)の上端より水平方向に突出する左右一
対の水平片(33)(33)とからなり、垂直片(32)を、
前記と同じくH型鋼からなる梁(17)の端面に予め溶接
して一体に接合している。上記水平片(33)(33)に、
軸組への固定用ボルト穴(34)(34)が形成されてお
り、この水平片(33)(33)を、壁軸組(1)の横方向
部材(2)上面へ載置するとともに、その横方向部材
(2)に形成したボルト穴(35)と水平片(33)のボル
ト穴(34)とを合致させて、下方から挿し込んだボルト
(36)で締め付け固定するようにしている。この実施例
では、壁軸組(1)の縦方向部材(3)上端の座金プレ
ート(19)を避けて取り付けるため、上記のように水平
片(33)(33)を、その座金プレート(19)(19)の両
側に位置するようにして、左右に分かれて形成してい
る。
【0014】なお、図1及び図2において、(38)は、
何れも壁軸組(1)の外側面に取り付けられる外壁パネ
ルを示している。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、梁の
端部に屋根フレームの受台を予め一体に突出させて、こ
の受台を取り付けることによって梁をも固定するように
しているから、梁を取り付けることによって屋根フレー
ムの受台も同時に取り付けられることとなり、従来これ
らを別々に取り付けていたものに比較して、施工工数が
少なくなるとともに、現場での部品数が減少し、かつボ
ルト本数も少なくなり、低コストでかつ短時間で施工で
きるという効果がある。加えて、このように、受台を壁
軸組上部に載せてボルトの締め付け作業を行う場合にお
いて、梁を吊り下げた状態で締め付け作業を行う必要は
なく、安全にかつ安定して取り付け作業を行うことがで
きるという効果がある。また、この出願の請求項2の発
明においても、接合プレートの水平片を軸組上に載せて
締め付け固定するので、ボルトの締め付け作業も同様に
安定してかつ安全に作業できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋根フレーム受台を備えた梁の取り付け部の構
造を示す分解斜視図である。
【図2】接合プレートを備えた梁の取り付け部の構造を
示す分解斜視図である。
【図3】屋根パネルの取り付け方法を示す要部の斜視図
である。
【図4】屋根フレームの受台への固定構造を示す要部の
斜視図である。
【図5】従来の梁と屋根フレーム受台の取り付け構造を
示す要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 壁軸組 (11) 屋根フレーム受台 (17) 梁 (26) 屋根フレーム (31) 接合プレート (32) 垂直片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸組間に架設する梁の端部に、上記軸組
    の上部に取付ける屋根フレームの取付け台を一体に突出
    させるとともに、この取付け台によって梁の端部を軸組
    へ固定することを特徴とする梁の支持装置。
  2. 【請求項2】 軸組間に架設する梁の端面に、垂直片と
    その垂直片上端の水平片とからなる倒L字形の接合プレ
    ートを、前記垂直片部において固着するとともに、水平
    片部を軸組上に設置して固定することを特徴とする梁の
    支持装置。
JP18612992A 1992-06-19 1992-06-19 梁の支持装置 Pending JPH062386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18612992A JPH062386A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 梁の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18612992A JPH062386A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 梁の支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH062386A true JPH062386A (ja) 1994-01-11

Family

ID=16182880

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JP18612992A Pending JPH062386A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 梁の支持装置

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JP (1) JPH062386A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144196A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Natl House Ind Co Ltd 屋根支持構造
JP4493183B2 (ja) * 2000-08-25 2010-06-30 大和ハウス工業株式会社 鋼管端部と屋根下地材との接続構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09144196A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Natl House Ind Co Ltd 屋根支持構造
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