JPH06238546A - 工具保持装置 - Google Patents
工具保持装置Info
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- JPH06238546A JPH06238546A JP2268293A JP2268293A JPH06238546A JP H06238546 A JPH06238546 A JP H06238546A JP 2268293 A JP2268293 A JP 2268293A JP 2268293 A JP2268293 A JP 2268293A JP H06238546 A JPH06238546 A JP H06238546A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indexing
- tool
- adjusting means
- rotation
- worm
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- Pending
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- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具回転角度位置の割り出しを簡単にかつ正
確にする。 【構成】 工具回転角度位置の位置決め時に、係合ピン
16および複数個の割り出し孔15で略調整した後、ウ
ォーム25およびウォームホイール26で微調整するこ
とで、二段構えで位置決めする。工具の一の刃を位置決
めした後、他の刃を割り出す際、ウォーム25およびウ
ォームホイール26はそのままにし、回転保持部2を回
転して係合ピン16を他の割り出し孔15に入れ換える
だけで、正確に割り出すことができる。
確にする。 【構成】 工具回転角度位置の位置決め時に、係合ピン
16および複数個の割り出し孔15で略調整した後、ウ
ォーム25およびウォームホイール26で微調整するこ
とで、二段構えで位置決めする。工具の一の刃を位置決
めした後、他の刃を割り出す際、ウォーム25およびウ
ォームホイール26はそのままにし、回転保持部2を回
転して係合ピン16を他の割り出し孔15に入れ換える
だけで、正確に割り出すことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具研磨機や工作機械
等に用いられ、複数枚刃を有する工具を回転可能に保持
する工具保持装置に関する。
等に用いられ、複数枚刃を有する工具を回転可能に保持
する工具保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば工具研磨機にて工具を研
磨する場合、工具の刃数に応じてその回転角度位置を割
り出して位置決めし、割り出した回転角度位置ごとに研
磨する。すなわち、例えば二枚刃の工具の場合、割り出
し位置として互いに180°離れた二位置を設定し、各
回転角度位置ごとに研磨する。また、三枚刃の工具の場
合、割り出し位置は互いに120°離れた三位置に設定
し、各回転角度位置ごとに研磨する。
磨する場合、工具の刃数に応じてその回転角度位置を割
り出して位置決めし、割り出した回転角度位置ごとに研
磨する。すなわち、例えば二枚刃の工具の場合、割り出
し位置として互いに180°離れた二位置を設定し、各
回転角度位置ごとに研磨する。また、三枚刃の工具の場
合、割り出し位置は互いに120°離れた三位置に設定
し、各回転角度位置ごとに研磨する。
【0003】従来の工具研磨機においては、工具の回転
角度位置を割り出して位置決めする割り出し装置付の工
具保持装置が広く用いられている。このうち、最も一般
的な方法としては、目算で割り出した任意の割り出し位
置でナットを締め、ワークスピンドルの回転角度位置を
固定して使用するものがある(従来例1)。
角度位置を割り出して位置決めする割り出し装置付の工
具保持装置が広く用いられている。このうち、最も一般
的な方法としては、目算で割り出した任意の割り出し位
置でナットを締め、ワークスピンドルの回転角度位置を
固定して使用するものがある(従来例1)。
【0004】また、外部で工具の回転角度位置を保持具
と共に位置決めし、保持具を任意の位置で割り出し、固
定されたワークスピンドルに取り付ける方法がある(従
来例2)。
と共に位置決めし、保持具を任意の位置で割り出し、固
定されたワークスピンドルに取り付ける方法がある(従
来例2)。
【0005】さらに、割り出し装置の割り出しピンの保
持部の適正位置を、工具保持装置本体側に組つけられた
ガイド部の捻子等で割り出し、この位置を目印として保
持部を円板の接線方向と同一方向に移動調整する方法が
ある(従来例3)。
持部の適正位置を、工具保持装置本体側に組つけられた
ガイド部の捻子等で割り出し、この位置を目印として保
持部を円板の接線方向と同一方向に移動調整する方法が
ある(従来例3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1では、割
り出した任意の位置でワークスピンドルの回転角度位置
を固定して使用するため、例えばワークスピンドルに取
り付けられた工具の回転角度位置が適正でない場合、
ワークスピンドルと割り出し装置を固定しているナット
を緩め、指先でワークスピンドルを回転させて微調整
し、再度、前記ナットを締め付ける、といった三段階
の手順を必要としていたため、作業が煩雑となり熟練を
要する。
り出した任意の位置でワークスピンドルの回転角度位置
を固定して使用するため、例えばワークスピンドルに取
り付けられた工具の回転角度位置が適正でない場合、
ワークスピンドルと割り出し装置を固定しているナット
を緩め、指先でワークスピンドルを回転させて微調整
し、再度、前記ナットを締め付ける、といった三段階
の手順を必要としていたため、作業が煩雑となり熟練を
要する。
【0007】従来例2では、外部で工具の回転角度位置
を保持具と共に位置決めしてから、保持具を任意の位置
で割り出し、固定されたワークスピンドルに取り付ける
ため、事前の段取りが煩雑となる。
を保持具と共に位置決めしてから、保持具を任意の位置
で割り出し、固定されたワークスピンドルに取り付ける
ため、事前の段取りが煩雑となる。
【0008】従来例3では、機構的に僅かの回転角の調
整しかできず、その都度、割り出しピンの保持部をクラ
ンプする必要がある。また、調整可能な回転角を大とす
るためにクランプをゆるめると、がたつきが生じるた
め、微妙なワークスピンドルの回転角の調整はできな
い。
整しかできず、その都度、割り出しピンの保持部をクラ
ンプする必要がある。また、調整可能な回転角を大とす
るためにクランプをゆるめると、がたつきが生じるた
め、微妙なワークスピンドルの回転角の調整はできな
い。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み、作業または事
前の段取りが簡単となり、調整可能角度が大きく、かつ
正確に割り出し作業を行うことのできる工具保持装置の
提供を目的とする。
前の段取りが簡単となり、調整可能角度が大きく、かつ
正確に割り出し作業を行うことのできる工具保持装置の
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1,2の如く、工具保持装置本体1
と、該工具保持装置本体1に対し回転中心軸X1周りに
回転自在とされ工具を保持するための回転保持部2と、
該回転保持部2の回転角度位置を工具の刃数で割り出し
て位置決めする割り出し機構3とを備えた工具保持装置
において、該割り出し機構3は、工具の刃数に基づいて
大まかな回転角度位置を略調整する略調整手段12と、
該略調整手段12で略調整された回転角度位置からさら
に回転中心軸X1周りに回転させて微小角度の調整を行
う微小角度調整手段13とから構成されたものである。
題解決手段は、図1,2の如く、工具保持装置本体1
と、該工具保持装置本体1に対し回転中心軸X1周りに
回転自在とされ工具を保持するための回転保持部2と、
該回転保持部2の回転角度位置を工具の刃数で割り出し
て位置決めする割り出し機構3とを備えた工具保持装置
において、該割り出し機構3は、工具の刃数に基づいて
大まかな回転角度位置を略調整する略調整手段12と、
該略調整手段12で略調整された回転角度位置からさら
に回転中心軸X1周りに回転させて微小角度の調整を行
う微小角度調整手段13とから構成されたものである。
【0011】本発明請求項2による課題解決手段は、請
求項1記載の微小角度調整手段13は、工具保持装置本
体1に支持されたウォーム25と、該ウォーム25によ
り回転中心軸X1周りの回転角度位置が微調整されるウ
ォームホイール26とから構成され、請求項1記載の略
調整手段12は、前記微小角度調整手段13のウォーム
ホイール26および請求項1記載の回転保持部2のうち
いずれか一方に支持された係合ピン16と、前記ウォー
ムホイール26および回転保持部2のうち他方に固定さ
れた割り出し板14と、該割り出し板14の外周面に等
距離間隔ごとに形成された複数個の割り出し孔15とを
備え、前記係合ピン16は、前記一の割り出し孔15に
向けて前記割り出し板14の回転中心軸X1に直交する
方向に移動自在とされ、該係合ピン16を前記一の割り
出し孔15に挿脱自在に移動させる挿脱切換器24が設
けられたものである。
求項1記載の微小角度調整手段13は、工具保持装置本
体1に支持されたウォーム25と、該ウォーム25によ
り回転中心軸X1周りの回転角度位置が微調整されるウ
ォームホイール26とから構成され、請求項1記載の略
調整手段12は、前記微小角度調整手段13のウォーム
ホイール26および請求項1記載の回転保持部2のうち
いずれか一方に支持された係合ピン16と、前記ウォー
ムホイール26および回転保持部2のうち他方に固定さ
れた割り出し板14と、該割り出し板14の外周面に等
距離間隔ごとに形成された複数個の割り出し孔15とを
備え、前記係合ピン16は、前記一の割り出し孔15に
向けて前記割り出し板14の回転中心軸X1に直交する
方向に移動自在とされ、該係合ピン16を前記一の割り
出し孔15に挿脱自在に移動させる挿脱切換器24が設
けられたものである。
【0012】本発明請求項3による課題解決手段は、請
求項1記載の略調整手段12は、工具保持装置本体1に
回転中心軸X1周りに回転自在とされた回転板14と、
該回転板14および工具保持装置本体1のうちいずれか
一方に支持された係合ピン16と、回転板14および工
具保持装置本体1のうち他方の外周面に等距離間隔ごと
に形成された複数個の割り出し孔15とを備え、前記係
合ピン16は、前記一の割り出し孔15に向かって前記
回転中心軸X1に直交する方向に移動自在とされ、該係
合ピン16を前記一の割り出し孔15に挿脱自在に移動
させる挿脱切換器24が設けられ、請求項1記載の微小
角度調整手段13は、前記回転板14に支持されたウォ
ーム25と、該ウォーム25により回転中心軸X1周り
の回転角度位置が微調整されるウォームホイール26と
を有し、該ウォームホイール26は請求項1記載の回転
保持部2に固定されたものである。
求項1記載の略調整手段12は、工具保持装置本体1に
回転中心軸X1周りに回転自在とされた回転板14と、
該回転板14および工具保持装置本体1のうちいずれか
一方に支持された係合ピン16と、回転板14および工
具保持装置本体1のうち他方の外周面に等距離間隔ごと
に形成された複数個の割り出し孔15とを備え、前記係
合ピン16は、前記一の割り出し孔15に向かって前記
回転中心軸X1に直交する方向に移動自在とされ、該係
合ピン16を前記一の割り出し孔15に挿脱自在に移動
させる挿脱切換器24が設けられ、請求項1記載の微小
角度調整手段13は、前記回転板14に支持されたウォ
ーム25と、該ウォーム25により回転中心軸X1周り
の回転角度位置が微調整されるウォームホイール26と
を有し、該ウォームホイール26は請求項1記載の回転
保持部2に固定されたものである。
【0013】
【作用】上記請求項1〜3による課題解決手段におい
て、回転保持部2に適当に工具を保持し、回転保持部2
を略調整手段12にて所定の位置に固定する。このよう
に、略調整手段12にて調整角度範囲を大きな範囲で選
択できる。
て、回転保持部2に適当に工具を保持し、回転保持部2
を略調整手段12にて所定の位置に固定する。このよう
に、略調整手段12にて調整角度範囲を大きな範囲で選
択できる。
【0014】この時点で、例えば工具の回転角度位置が
適正でない場合、略調整手段12の係合ピン16を一の
割り出し孔15に挿入したまま、さらに微小角度調整手
段13で微調整することができる。特に、この微調整は
ウォーム25とウォームホイール26により行うため、
正確に設定できる。
適正でない場合、略調整手段12の係合ピン16を一の
割り出し孔15に挿入したまま、さらに微小角度調整手
段13で微調整することができる。特に、この微調整は
ウォーム25とウォームホイール26により行うため、
正確に設定できる。
【0015】そのため、工具研磨に要する作業性は格段
に改善され、未熟練工でも正確に工具研磨ができる。
に改善され、未熟練工でも正確に工具研磨ができる。
【0016】
【実施例】本発明一実施例は、工具研磨機の一構成装置
としての工具保持装置であって、図1,2の如く、工具
保持装置本体1(以下、ワークヘッドと称す)と、該ワ
ークヘッド1に対して中心軸X1周りに回転自在とされ
工具(以下、ワークと称す)を保持するための回転保持
部2(以下、ワークスピンドルと称す)と、該ワークス
ピンドル2の回転角度位置をワークの刃数で割り出して
位置決めする割り出し機構3とを備えたものである。
としての工具保持装置であって、図1,2の如く、工具
保持装置本体1(以下、ワークヘッドと称す)と、該ワ
ークヘッド1に対して中心軸X1周りに回転自在とされ
工具(以下、ワークと称す)を保持するための回転保持
部2(以下、ワークスピンドルと称す)と、該ワークス
ピンドル2の回転角度位置をワークの刃数で割り出して
位置決めする割り出し機構3とを備えたものである。
【0017】前記ワークヘッド1は、図示しないワーク
研磨機本体に軸4周りに回動自在に支持され、図示しな
い回転砥石に対して様々な角度で当接可能とされる。該
ワークヘッド1の中央部には、図1の如く、ワークスピ
ンドル2を挿入する挿入洞5が形成されている。
研磨機本体に軸4周りに回動自在に支持され、図示しな
い回転砥石に対して様々な角度で当接可能とされる。該
ワークヘッド1の中央部には、図1の如く、ワークスピ
ンドル2を挿入する挿入洞5が形成されている。
【0018】前記ワークスピンドル2は、図示しないベ
アリングにより、前記ワークヘッド1の挿入洞5に回転
自在に組付けられる。該ワークスピンドル2の前端部に
は、図1の如く、ワークを挿入する挿入孔6と、該挿入
孔6内のワークを締め付けて固定するナット7とが設け
られている。また、該ワークスピンドル2の前端部の外
周面には、キー8を介して環具9,11が固定されてい
る。
アリングにより、前記ワークヘッド1の挿入洞5に回転
自在に組付けられる。該ワークスピンドル2の前端部に
は、図1の如く、ワークを挿入する挿入孔6と、該挿入
孔6内のワークを締め付けて固定するナット7とが設け
られている。また、該ワークスピンドル2の前端部の外
周面には、キー8を介して環具9,11が固定されてい
る。
【0019】前記割り出し機構3は、図1,2の如く、
ワークの刃数に基づいて大まかな回転角度位置を略調整
する略調整手段12と、該略調整手段12で略調整され
た回転角度位置からさらに回転中心軸X1周りに回転さ
せて微小角度の調整を行う微小角度調整手段13とから
構成されている。
ワークの刃数に基づいて大まかな回転角度位置を略調整
する略調整手段12と、該略調整手段12で略調整され
た回転角度位置からさらに回転中心軸X1周りに回転さ
せて微小角度の調整を行う微小角度調整手段13とから
構成されている。
【0020】前記略調整手段12は、図1,2の如く、
前記ワークスピンドル2の回転中心軸X1周りの回転に
連動する割り出し板14と、該割り出し板14の外周面
に等距離間隔ごとに形成された複数個の割り出し孔15
と、該複数の割り出し孔15のいずれかに係合して割り
出し板14の回転を規制する係合ピン16とを備えてい
る。
前記ワークスピンドル2の回転中心軸X1周りの回転に
連動する割り出し板14と、該割り出し板14の外周面
に等距離間隔ごとに形成された複数個の割り出し孔15
と、該複数の割り出し孔15のいずれかに係合して割り
出し板14の回転を規制する係合ピン16とを備えてい
る。
【0021】前記割り出し板14は、所定の厚みを有す
る円板であって、前記ワークスピンドル2の環具11
に、ナット17の締め付けにより固定される。該割り出
し板14は、係合ピン16が割り出し孔15に挿入され
ない限り、ワークスピンドル2に対して自由に回転可能
とされる。
る円板であって、前記ワークスピンドル2の環具11
に、ナット17の締め付けにより固定される。該割り出
し板14は、係合ピン16が割り出し孔15に挿入され
ない限り、ワークスピンドル2に対して自由に回転可能
とされる。
【0022】前記割り出し孔15は、割り出し板14の
外周面に、その円周方向に沿って30°づつ離間して等
分に配置され、その個数は12個とされる。
外周面に、その円周方向に沿って30°づつ離間して等
分に配置され、その個数は12個とされる。
【0023】ここで、該割り出し孔15の個数を12個
とするのは、次の理由による。
とするのは、次の理由による。
【0024】例えば、ワークの刃数が二個の場合、12
個の割り出し孔15のうち、互いに対角関係にある二個
の孔を選択し、各孔ごとに係合ピン16を係合させて割
り出し位置決めすればよい。また、刃数が三個の場合、
12個の割り出し孔15のうち、互いに360°/3=
120°離間した三個の孔を選択し、各孔ごとに係合ピ
ン16を係合させて割り出し位置決めすればよい。刃数
が四個の場合、12個の割り出し孔15のうち、互いに
360°/4=90°離間した四個の孔を選択し、各孔
ごとに係合ピン16を係合させて割り出し位置決めすれ
ばよい。刃数が六個の場合、12個の割り出し孔15の
うち、互いに360°/6=60°離間した六個の孔を
選択し、各孔ごとに係合ピン16を係合させて割り出し
位置決めすればよい。さらに、刃数が十二個の場合、1
2個の割り出し孔15のすべてに係合ピン16を係合さ
せて割り出し位置決めすればよい。このように、12と
いう数は、2,3,4,6,12と約数が多く、故にワ
ークの刃数が二個、三個、四個、六個、十二個の5通り
の場合に対応できるため、汎用性を向上できる。なお、
例えば24個のようにさらに多くの個数を設けてもよ
い。
個の割り出し孔15のうち、互いに対角関係にある二個
の孔を選択し、各孔ごとに係合ピン16を係合させて割
り出し位置決めすればよい。また、刃数が三個の場合、
12個の割り出し孔15のうち、互いに360°/3=
120°離間した三個の孔を選択し、各孔ごとに係合ピ
ン16を係合させて割り出し位置決めすればよい。刃数
が四個の場合、12個の割り出し孔15のうち、互いに
360°/4=90°離間した四個の孔を選択し、各孔
ごとに係合ピン16を係合させて割り出し位置決めすれ
ばよい。刃数が六個の場合、12個の割り出し孔15の
うち、互いに360°/6=60°離間した六個の孔を
選択し、各孔ごとに係合ピン16を係合させて割り出し
位置決めすればよい。さらに、刃数が十二個の場合、1
2個の割り出し孔15のすべてに係合ピン16を係合さ
せて割り出し位置決めすればよい。このように、12と
いう数は、2,3,4,6,12と約数が多く、故にワ
ークの刃数が二個、三個、四個、六個、十二個の5通り
の場合に対応できるため、汎用性を向上できる。なお、
例えば24個のようにさらに多くの個数を設けてもよ
い。
【0025】前記係合ピン16の外側端部には、ノブ1
8が取り付けられており、案内筒19内を前記割り出し
孔15に向けて前記割り出し板14の回転中心軸X1に
直交する方向に移動自在とされている。
8が取り付けられており、案内筒19内を前記割り出し
孔15に向けて前記割り出し板14の回転中心軸X1に
直交する方向に移動自在とされている。
【0026】前記案内筒19は、図2の如く、後述の微
小角度調整手段13のウォームホイール26に、リング
21および固定具22を介して固定されている。なお、
固定具22とウォームホイール26とは、ネジ等にて互
いに固定すればよい。
小角度調整手段13のウォームホイール26に、リング
21および固定具22を介して固定されている。なお、
固定具22とウォームホイール26とは、ネジ等にて互
いに固定すればよい。
【0027】そして、該案内筒19の内部には、図1の
如く、その内壁から内側に突設された規制壁23が形成
され、規制壁23の前記回転中心軸X1側には、前記係
合ピン16を回転中心軸X1に向けて付勢し、前記割り
出し孔15に挿入する方向に移動させる挿脱切換器とし
ての伸縮バネ24が設けられている。
如く、その内壁から内側に突設された規制壁23が形成
され、規制壁23の前記回転中心軸X1側には、前記係
合ピン16を回転中心軸X1に向けて付勢し、前記割り
出し孔15に挿入する方向に移動させる挿脱切換器とし
ての伸縮バネ24が設けられている。
【0028】前記微小角度調整手段13は、図1,2の
如く、ワークヘッド1に支持されたウォーム25と、該
ウォーム25により回転中心軸X1周りの回転角度位置
が微調整されるウォームホイール26とから構成されて
いる。
如く、ワークヘッド1に支持されたウォーム25と、該
ウォーム25により回転中心軸X1周りの回転角度位置
が微調整されるウォームホイール26とから構成されて
いる。
【0029】前記ウォーム25は、端部にノブ27が取
り付けられており、軸受け部28により軸X2周りに回
転自在に支持される。該軸受け部28は、前記ワークヘ
ッド1の支持部29にネジ31にて固定される。該ウォ
ーム25のウォームホイール26への当たり強さは、軸
受け部28に当接するネジ32にて調整可能とされる。
り付けられており、軸受け部28により軸X2周りに回
転自在に支持される。該軸受け部28は、前記ワークヘ
ッド1の支持部29にネジ31にて固定される。該ウォ
ーム25のウォームホイール26への当たり強さは、軸
受け部28に当接するネジ32にて調整可能とされる。
【0030】前記ウォームホイール26は、前記ワーク
ヘッド1およびワークスピンドル2のいずれに対しても
回転中心軸X1周りに回転自在とされるものであるが、
ただし、前記ワークヘッド1に対しては前記ウォーム2
5と係合することで回転が規制され、前記ワークスピン
ドル2に対しては前記係合ピン16がいずれかの割り出
し孔15に係合することで回転が規制される。
ヘッド1およびワークスピンドル2のいずれに対しても
回転中心軸X1周りに回転自在とされるものであるが、
ただし、前記ワークヘッド1に対しては前記ウォーム2
5と係合することで回転が規制され、前記ワークスピン
ドル2に対しては前記係合ピン16がいずれかの割り出
し孔15に係合することで回転が規制される。
【0031】上記構成において、始めに、ワークの複数
の刃のうち、一の刃を選択して研磨する。この際、まず
ワークスピンドル2の挿入孔6にワークを挿入し、ナッ
ト7で締め付けて固定する。このとき、ワークのワーク
スピンドル2に対する回転角度位置は、作業者が大体の
目算で適当に行う。
の刃のうち、一の刃を選択して研磨する。この際、まず
ワークスピンドル2の挿入孔6にワークを挿入し、ナッ
ト7で締め付けて固定する。このとき、ワークのワーク
スピンドル2に対する回転角度位置は、作業者が大体の
目算で適当に行う。
【0032】次に、略調整手段12の係合ピン16のノ
ブ18を、伸縮バネ24の付勢力に抗して外側へ引っ張
りながら、ワークスピンドル2を回転中心軸X1周りに
回転させる。そして、ワークの回転角度位置がおおよそ
作業者が望む位置に近ければ、ノブ18を解放する。そ
うすると、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16が割
り出し板14の外周に当たる。そして、係合ピン16
が、その回転角度位置に最も近い割り出し孔15に挿入
されるまで、ワークスピンドル2を少しだけ回転させ
る。いずれかの割り出し孔15が係合ピン16の位置に
来たら、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16がその
割り出し孔15に挿入される。なお、この間、ウォーム
25とウォームホイール26は動かさない。
ブ18を、伸縮バネ24の付勢力に抗して外側へ引っ張
りながら、ワークスピンドル2を回転中心軸X1周りに
回転させる。そして、ワークの回転角度位置がおおよそ
作業者が望む位置に近ければ、ノブ18を解放する。そ
うすると、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16が割
り出し板14の外周に当たる。そして、係合ピン16
が、その回転角度位置に最も近い割り出し孔15に挿入
されるまで、ワークスピンドル2を少しだけ回転させ
る。いずれかの割り出し孔15が係合ピン16の位置に
来たら、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16がその
割り出し孔15に挿入される。なお、この間、ウォーム
25とウォームホイール26は動かさない。
【0033】この状態で、ワークの回転角度位置が適正
であれば、このままの状態で、ワークの先端部を図示し
ない砥石にて研磨する。
であれば、このままの状態で、ワークの先端部を図示し
ない砥石にて研磨する。
【0034】一方、この時点でワークの回転角度位置が
適正でないならば、微小角度調整手段13にてさらに微
調整する。すなわち、ノブ27をひねってウォーム25
を軸受け部28に対して軸X2周りに回転させ、これに
係合したウォームホイール26を少しづつ回転させる。
そうすると、ワークの回転角度位置を熟練を要さずに正
確に行うことができる。
適正でないならば、微小角度調整手段13にてさらに微
調整する。すなわち、ノブ27をひねってウォーム25
を軸受け部28に対して軸X2周りに回転させ、これに
係合したウォームホイール26を少しづつ回転させる。
そうすると、ワークの回転角度位置を熟練を要さずに正
確に行うことができる。
【0035】次に、ワークの複数の刃のうち他の刃につ
いて研磨する。
いて研磨する。
【0036】まず、係合ピン16のノブ18を外側へ引
っ張りながら、ワークスピンドル2を回転中心軸X1周
りに回転させる。
っ張りながら、ワークスピンドル2を回転中心軸X1周
りに回転させる。
【0037】ここで、例えば、ワークの刃数が二個の場
合、先に係合ピン16を挿入した割り出し孔15から3
60°/2=180°離間した孔が係合ピン16に対向
するまで、ワークスピンドル2を回転させる。
合、先に係合ピン16を挿入した割り出し孔15から3
60°/2=180°離間した孔が係合ピン16に対向
するまで、ワークスピンドル2を回転させる。
【0038】また、ワークの刃数が三個の場合、先に係
合ピン16を挿入した割り出し孔15から360°/3
=120°離間した孔が係合ピン16に対向するまで、
ワークスピンドル2を回転させる。
合ピン16を挿入した割り出し孔15から360°/3
=120°離間した孔が係合ピン16に対向するまで、
ワークスピンドル2を回転させる。
【0039】ワークの刃数が四個の場合、先に係合ピン
16を挿入した割り出し孔15から360°/4=90
°離間した孔が係合ピン16に対向するまで、ワークス
ピンドル2を回転させる。
16を挿入した割り出し孔15から360°/4=90
°離間した孔が係合ピン16に対向するまで、ワークス
ピンドル2を回転させる。
【0040】ワークの刃数が6個の場合、先に係合ピン
16を挿入した割り出し孔15から360°/6=60
°離間した孔が係合ピン16に対向するまで、ワークス
ピンドル2を回転させる。
16を挿入した割り出し孔15から360°/6=60
°離間した孔が係合ピン16に対向するまで、ワークス
ピンドル2を回転させる。
【0041】さらに、ワークの刃数が12個の場合、先
に係合ピン16を挿入した割り出し孔15から360°
/12=30°離間した孔が係合ピン16に対向するま
で、ワークスピンドル2を回転させればよい。
に係合ピン16を挿入した割り出し孔15から360°
/12=30°離間した孔が係合ピン16に対向するま
で、ワークスピンドル2を回転させればよい。
【0042】そして、ワークの回転角度位置がおおよそ
作業者が望む位置に近ければ、ノブ18を解放する。そ
うすると、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16が割
り出し板14の外周に当たる。そして、係合ピン16
が、その回転角度位置に最も近い割り出し孔15に挿入
されるまで、ワークスピンドル2を少しだけ回転させ
る。いずれかの割り出し孔15が係合ピン16の位置に
来たら、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16がその
割り出し孔15に自然に挿入される。なお、この間、ウ
ォーム25とウォームホイール26は動かさない。そう
すると、先に研磨した回転角度位置からの離間角度距離
(180°,120°,90°,60°,30°)を、
極めて簡単にかつ正確に割り出すことができ、作業を簡
素化でき、かつ位置決め精度を向上できる。したがっ
て、誰が作業を行っても、研磨作業時の失敗を防止でき
る。
作業者が望む位置に近ければ、ノブ18を解放する。そ
うすると、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16が割
り出し板14の外周に当たる。そして、係合ピン16
が、その回転角度位置に最も近い割り出し孔15に挿入
されるまで、ワークスピンドル2を少しだけ回転させ
る。いずれかの割り出し孔15が係合ピン16の位置に
来たら、伸縮バネ24の付勢力にて係合ピン16がその
割り出し孔15に自然に挿入される。なお、この間、ウ
ォーム25とウォームホイール26は動かさない。そう
すると、先に研磨した回転角度位置からの離間角度距離
(180°,120°,90°,60°,30°)を、
極めて簡単にかつ正確に割り出すことができ、作業を簡
素化でき、かつ位置決め精度を向上できる。したがっ
て、誰が作業を行っても、研磨作業時の失敗を防止でき
る。
【0043】また、ワークをその回転方向に研磨する必
要がある場合、すなわち、研磨切り込み軸がワークの円
周方向である場合、ノブ27をひねりながらウォーム2
5およびウォームホイール26を回転させ、正確な微小
回転量で少しづつ研磨すれば、仕上げ精度を大幅に向上
できる。
要がある場合、すなわち、研磨切り込み軸がワークの円
周方向である場合、ノブ27をひねりながらウォーム2
5およびウォームホイール26を回転させ、正確な微小
回転量で少しづつ研磨すれば、仕上げ精度を大幅に向上
できる。
【0044】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0045】例えば、上記実施例では、工具研磨機の一
構成装置として工具保持装置を説明したが、それ以外の
機械、例えば工作機械の回転テーブル等に用いてもよ
い。
構成装置として工具保持装置を説明したが、それ以外の
機械、例えば工作機械の回転テーブル等に用いてもよ
い。
【0046】また、上記実施例では、ウォーム25とウ
ォームホイール26との当たり強さをネジ32にて調整
していたが、ネジ32と軸受け部28の間に例えばバネ
を利用して当たり強さを調整してもよい。
ォームホイール26との当たり強さをネジ32にて調整
していたが、ネジ32と軸受け部28の間に例えばバネ
を利用して当たり強さを調整してもよい。
【0047】さらに、上記実施例では、ウォーム25を
ワークヘッド1で支持し、係合ピン16をウォームホイ
ール26で支持していたが、例えば、係合ピン16をワ
ークスピンドル2で支持し、割り出し板14をウォーム
ホイール26に固定してもよい。
ワークヘッド1で支持し、係合ピン16をウォームホイ
ール26で支持していたが、例えば、係合ピン16をワ
ークスピンドル2で支持し、割り出し板14をウォーム
ホイール26に固定してもよい。
【0048】あるいは、係合ピン16をワークヘッド1
にて支持し、これに回転自在とされた回転板としての割
り出し板14でウォーム25を支持し、ウォームホイー
ル26をワークスピンドル2に固定してもよい。
にて支持し、これに回転自在とされた回転板としての割
り出し板14でウォーム25を支持し、ウォームホイー
ル26をワークスピンドル2に固定してもよい。
【0049】あるいは、ワークヘッド1に直接複数の割
り出し孔15を形成し、係合ピン16をワークヘッド1
に対して回転自在な回転板14で支持し、回転板14で
ウォーム25を支持し、ウォームホイール26をワーク
スピンドル2に固定してもよい。
り出し孔15を形成し、係合ピン16をワークヘッド1
に対して回転自在な回転板14で支持し、回転板14で
ウォーム25を支持し、ウォームホイール26をワーク
スピンドル2に固定してもよい。
【0050】さらに、略調整手段12は、係合ピン16
や割り出し孔15を備えたものに限るものではなく、ま
た、微小角度調整手段13も、ウォーム25およびウォ
ームホイール26を備えたものに限るものではない。
や割り出し孔15を備えたものに限るものではなく、ま
た、微小角度調整手段13も、ウォーム25およびウォ
ームホイール26を備えたものに限るものではない。
【0051】さらにまた、上記実施例では、案内筒19
および固定具22は二個の別部品に分けられているが、
単体のものとして一体形成されてもよい。また、リング
21はウォームホイール26と別部材のものとして組付
けられていたが、これも一体物であってもよい。
および固定具22は二個の別部品に分けられているが、
単体のものとして一体形成されてもよい。また、リング
21はウォームホイール26と別部材のものとして組付
けられていたが、これも一体物であってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、割り出し機構を、係合ピンおよび複数個の割り
出し孔を有する略調整手段と、ウォームおよびウォーム
ホイールからなる微小角度調整手段の二段構えで構成し
ているので、回転保持部を略調整手段にて所定の位置に
固定した後に工具の回転角度位置が適正でない場合、略
調整手段の係合ピンを一の割り出し孔に挿入したまま、
さらに微小角度調整手段で微調整することができる。し
たがって、略調整手段にて調整角度範囲を大きくとるこ
とができ、かつ、微調整をウォームとウォームホイール
にて正確に行うことができる。
よると、割り出し機構を、係合ピンおよび複数個の割り
出し孔を有する略調整手段と、ウォームおよびウォーム
ホイールからなる微小角度調整手段の二段構えで構成し
ているので、回転保持部を略調整手段にて所定の位置に
固定した後に工具の回転角度位置が適正でない場合、略
調整手段の係合ピンを一の割り出し孔に挿入したまま、
さらに微小角度調整手段で微調整することができる。し
たがって、略調整手段にて調整角度範囲を大きくとるこ
とができ、かつ、微調整をウォームとウォームホイール
にて正確に行うことができる。
【0053】そのため、工具研磨に要する作業性は格段
に改善され、作業者が未熟練であっても正確に工具研磨
ができるといった優れた効果がある。
に改善され、作業者が未熟練であっても正確に工具研磨
ができるといった優れた効果がある。
【図1】本発明一実施例の工具保持装置の側面視断面図
【図2】本発明一実施例の工具保持装置の正面視断面図
1 工具保持装置本体 2 回転保持部 3 割り出し機構 12 略調整手段 13 微小角度調整手段 14 割り出し板 15 割り出し孔 16 係合ピン 24 挿脱切換器 25 ウォーム 26 ウォームホイール X1 回転中心軸
Claims (3)
- 【請求項1】 工具保持装置本体と、該工具保持装置本
体に対し回転中心軸周りに回転自在とされ工具を保持す
るための回転保持部と、該回転保持部の回転角度位置を
工具の刃数で割り出して位置決めする割り出し機構とを
備えた工具保持装置において、該割り出し機構は、工具
の刃数に基づいて大まかな回転角度位置を略調整する略
調整手段と、該略調整手段で略調整された回転角度位置
からさらに回転中心軸周りに回転させて微小角度の調整
を行う微小角度調整手段とから構成されたことを特徴と
する工具保持装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の微小角度調整手段は、工
具保持装置本体に支持されたウォームと、該ウォームに
より回転中心軸周りの回転角度位置が微調整されるウォ
ームホイールとから構成され、請求項1記載の略調整手
段は、前記微小角度調整手段のウォームホイールおよび
請求項1記載の回転保持部のうちいずれか一方に支持さ
れた係合ピンと、前記ウォームホイールおよび回転保持
部のうち他方に固定された割り出し板と、該割り出し板
の外周面に等距離間隔ごとに形成された複数個の割り出
し孔とを備え、前記係合ピンは、前記一の割り出し孔に
向けて前記割り出し板の回転中心軸に直交する方向に移
動自在とされ、該係合ピンを前記一の割り出し孔に挿脱
自在に移動させる挿脱切換器が設けられたことを特徴と
する工具保持装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の略調整手段は、工具保持
装置本体に回転中心軸周りに回転自在とされた回転板
と、該回転板および工具保持装置本体のうちいずれか一
方に支持された係合ピンと、回転板および工具保持装置
本体のうち他方の外周面に等距離間隔ごとに形成された
複数個の割り出し孔とを備え、前記係合ピンは、前記一
の割り出し孔に向かって前記回転中心軸に直交する方向
に移動自在とされ、該係合ピンを前記一の割り出し孔に
挿脱自在に移動させる挿脱切換器が設けられ、請求項1
記載の微小角度調整手段は、前記回転板に支持されたウ
ォームと、該ウォームにより回転中心軸周りの回転角度
位置が微調整されるウォームホイールとを有し、該ウォ
ームホイールは請求項1記載の回転保持部に固定された
ことを特徴とする工具保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2268293A JPH06238546A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 工具保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2268293A JPH06238546A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 工具保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06238546A true JPH06238546A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12089638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2268293A Pending JPH06238546A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 工具保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06238546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109176144A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-01-11 | 天津中嘉盛君精密机械有限公司 | 一种具有微调定位结构的分度盘 |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP2268293A patent/JPH06238546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109176144A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-01-11 | 天津中嘉盛君精密机械有限公司 | 一种具有微调定位结构的分度盘 |
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