JPH06238432A - 積層型熱交換器コアの製造方法 - Google Patents
積層型熱交換器コアの製造方法Info
- Publication number
- JPH06238432A JPH06238432A JP5512293A JP5512293A JPH06238432A JP H06238432 A JPH06238432 A JP H06238432A JP 5512293 A JP5512293 A JP 5512293A JP 5512293 A JP5512293 A JP 5512293A JP H06238432 A JPH06238432 A JP H06238432A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- side wall
- heat exchanger
- hollow cubic
- fin
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0062—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性が高くて漏れの惧れのない積層型熱交
換器コアの製造方法を提供することにある。 【構成】 矩形状プレート２の左右両側縁部２ａにそ
れぞれ中空角筒状側壁材５を載置し、左右中空角筒状側
壁材５で挟まれたプレート２の上面にニッケル基アモル
ファスろう付け箔の如きシート状ろう材７を載せてか
ら、さらにその上方に該中空角筒状側壁材５と平行に条
溝を指向させたコルゲートフィン３を載置し、該コルゲ
ートフィン３の上方にシート状ろう材７を載せてから他
のプレート２を載置し、２枚目のプレート２の上方に、
コルゲートフィン３および中空角筒状側壁材５と向きを
直角に変えてコルゲートフィン４および中空角筒状側壁
材６を配設し、このような作業を複数回繰返し、中空角
筒状側壁材５、中空角筒状側壁材６の端部とプレート２
の接触部とに溶接を施し、プレート２とコルゲートフィ
ン３、４およびプレート２と中空角筒状側壁材５、６に
ろう接を行なって積層型熱交換器コア１を製造する
換器コアの製造方法を提供することにある。 【構成】 矩形状プレート２の左右両側縁部２ａにそ
れぞれ中空角筒状側壁材５を載置し、左右中空角筒状側
壁材５で挟まれたプレート２の上面にニッケル基アモル
ファスろう付け箔の如きシート状ろう材７を載せてか
ら、さらにその上方に該中空角筒状側壁材５と平行に条
溝を指向させたコルゲートフィン３を載置し、該コルゲ
ートフィン３の上方にシート状ろう材７を載せてから他
のプレート２を載置し、２枚目のプレート２の上方に、
コルゲートフィン３および中空角筒状側壁材５と向きを
直角に変えてコルゲートフィン４および中空角筒状側壁
材６を配設し、このような作業を複数回繰返し、中空角
筒状側壁材５、中空角筒状側壁材６の端部とプレート２
の接触部とに溶接を施し、プレート２とコルゲートフィ
ン３、４およびプレート２と中空角筒状側壁材５、６に
ろう接を行なって積層型熱交換器コア１を製造する
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプレートとフィ
ンおよび該フィンの両側縁に隣接した側壁材とを交互に
積層してなる積層型熱交換器コアの製造方法に関するも
のである。
ンおよび該フィンの両側縁に隣接した側壁材とを交互に
積層してなる積層型熱交換器コアの製造方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来技術】従来の積層型熱交換器コアを製造するのに
は、図４に図示するように、プレート０１の上面に全面
に亘りシーと状ろう材０２を載せ、その上にコルゲート
フィン０３とその側縁に隣接して断面が矩形状をしたバ
ーと称せられる中空角筒状側壁材０４とを載せ、その上
面にシート状ろう材０２およびプレート０１を重ね、こ
れを複数層積層した後真空雰囲気または不活性ガス雰囲
気下にてこれら積層物をろう溶融温度以上に加熱するこ
とにより、ろう接を行なうようにしていた。
は、図４に図示するように、プレート０１の上面に全面
に亘りシーと状ろう材０２を載せ、その上にコルゲート
フィン０３とその側縁に隣接して断面が矩形状をしたバ
ーと称せられる中空角筒状側壁材０４とを載せ、その上
面にシート状ろう材０２およびプレート０１を重ね、こ
れを複数層積層した後真空雰囲気または不活性ガス雰囲
気下にてこれら積層物をろう溶融温度以上に加熱するこ
とにより、ろう接を行なうようにしていた。
【０００３】
【解決しようとする課題】図４に図示したような方法で
積層型熱交換器コアを製造する場合に、積層物を締結具
等で拘束するか、あるいは適宜の押圧方法で積層物の各
平面の密着させた状態のもとで一体ろう付けを行うもの
であるが、ろう接の際に、中空角筒状側壁材０４とプレ
ート０１がずれたりして、ろう接を終えた積層型熱交換
器コアはゆがんで所定の正確な形状に保持し難く、さら
に、該積層型熱交換器コアにタンクを溶接する際に、前
記ろう接部のろうが溶融したり、あるいは正確な形状を
保つことも難しく、従って歪が発生して剥離を起し、プ
レート０１と中空角筒状側壁材０４とに生じた隙間から
の流体漏れの発生などを伴った。
積層型熱交換器コアを製造する場合に、積層物を締結具
等で拘束するか、あるいは適宜の押圧方法で積層物の各
平面の密着させた状態のもとで一体ろう付けを行うもの
であるが、ろう接の際に、中空角筒状側壁材０４とプレ
ート０１がずれたりして、ろう接を終えた積層型熱交換
器コアはゆがんで所定の正確な形状に保持し難く、さら
に、該積層型熱交換器コアにタンクを溶接する際に、前
記ろう接部のろうが溶融したり、あるいは正確な形状を
保つことも難しく、従って歪が発生して剥離を起し、プ
レート０１と中空角筒状側壁材０４とに生じた隙間から
の流体漏れの発生などを伴った。
【０００４】
【課題を解決するための手段および作用効果】本発明
は、このような難点を克服した積層型熱交換器その製造
方法の改良に係り、プレートとフィンとの間にシート状
ろう材を介在させるとともに、該フィンの両側縁に側壁
材を隣接させ、該複数のプレートとフィンおよび側壁材
とを交互に積層し、両最外面プレートに押付け力を加え
た状態で、前記プレートと側壁材とを溶接した後、前記
プレートと側壁材との間の接合部に外面から粉末状ろう
材を塗布し、真空雰囲気または不活性ガス雰囲気下にて
前記プレート、フィンおよび側壁材よりなる積層物を加
熱してろう接したことを特徴とするものである。
は、このような難点を克服した積層型熱交換器その製造
方法の改良に係り、プレートとフィンとの間にシート状
ろう材を介在させるとともに、該フィンの両側縁に側壁
材を隣接させ、該複数のプレートとフィンおよび側壁材
とを交互に積層し、両最外面プレートに押付け力を加え
た状態で、前記プレートと側壁材とを溶接した後、前記
プレートと側壁材との間の接合部に外面から粉末状ろう
材を塗布し、真空雰囲気または不活性ガス雰囲気下にて
前記プレート、フィンおよび側壁材よりなる積層物を加
熱してろう接したことを特徴とするものである。
【０００５】本発明では、比較的変形し易いフィンとプ
レートとにシート状ろう材を介在させるとともに、比較
的剛性の高い側壁材とプレートとの間にはシート状ろう
材を介在させず、これらを交互に多層に積層し、両最外
面プレートに押付け力を加えた状態で、前記プレートと
側壁材とを溶接した後、該プレートと側壁材との間の接
合部に外面から粉末状ろう材を塗布し、真空雰囲気また
は不活性ガス雰囲気下にてこれらを加熱してろう接した
ため、前記フィンと側壁材との高さが同一寸法であって
も、シート状ろう材の厚み分程度は前記フィンが容易に
弾性変形して、その厚み分を吸収できるので、シートと
フィンおよび側壁材との間に間隙をつくらずに緊密に接
合部が密接した状態で一体的に接合することができ、そ
の結果、歪みのない所要の形状の熱交換器コアを正確に
製造することができる。
レートとにシート状ろう材を介在させるとともに、比較
的剛性の高い側壁材とプレートとの間にはシート状ろう
材を介在させず、これらを交互に多層に積層し、両最外
面プレートに押付け力を加えた状態で、前記プレートと
側壁材とを溶接した後、該プレートと側壁材との間の接
合部に外面から粉末状ろう材を塗布し、真空雰囲気また
は不活性ガス雰囲気下にてこれらを加熱してろう接した
ため、前記フィンと側壁材との高さが同一寸法であって
も、シート状ろう材の厚み分程度は前記フィンが容易に
弾性変形して、その厚み分を吸収できるので、シートと
フィンおよび側壁材との間に間隙をつくらずに緊密に接
合部が密接した状態で一体的に接合することができ、そ
の結果、歪みのない所要の形状の熱交換器コアを正確に
製造することができる。
【０００６】また本発明により製造された積層型熱交換
器コアにおいては、コアにタンクを溶接する場合に、該
コアの接合部を剥離しようとする力が働いても、前記プ
レートと側壁材との溶接部にてこの剥離力を負担させ
て、ろう接部には作用させないようにすることができる
ので、前記コアの接合部の剥離を未然に阻止することが
できる。
器コアにおいては、コアにタンクを溶接する場合に、該
コアの接合部を剥離しようとする力が働いても、前記プ
レートと側壁材との溶接部にてこの剥離力を負担させ
て、ろう接部には作用させないようにすることができる
ので、前記コアの接合部の剥離を未然に阻止することが
できる。
【０００７】こらに前記プレートと側壁材との間にはシ
ート状ろう材を介在させず、両者の間の接合部に外面か
ら粉末状ろうを塗布してから、これら積層部に熱を加え
てろう接を行なうようにしたため、前記プレートと側壁
材とを緊密に密接させて接合することができ、またプレ
ートおよび側壁材接合部にはシート状ろう材を介在させ
ないので密着性がよく、さらに該接合部には高い融点の
ろう材を塗布するようにしたので、熱交換器コアを確実
に液密に密閉することができ、後工程でタンクを溶接す
る際に、ろう材を融かして水溶性を阻害することがな
い。
ート状ろう材を介在させず、両者の間の接合部に外面か
ら粉末状ろうを塗布してから、これら積層部に熱を加え
てろう接を行なうようにしたため、前記プレートと側壁
材とを緊密に密接させて接合することができ、またプレ
ートおよび側壁材接合部にはシート状ろう材を介在させ
ないので密着性がよく、さらに該接合部には高い融点の
ろう材を塗布するようにしたので、熱交換器コアを確実
に液密に密閉することができ、後工程でタンクを溶接す
る際に、ろう材を融かして水溶性を阻害することがな
い。
【０００８】
【実施例】以下図１ないし図３に図示した本発明の一実
施例について説明する。積層型熱交換器コア１は、複数
の金属製プレート２と金属製コルゲートフィン３、４お
よび、該コルゲートフィン３、４の両側縁に隣接したバ
ーと称せられる矩形断面状側壁材５、６とよりなり、下
記のような製造方法により、これらを多総に積総して構
成される。
施例について説明する。積層型熱交換器コア１は、複数
の金属製プレート２と金属製コルゲートフィン３、４お
よび、該コルゲートフィン３、４の両側縁に隣接したバ
ーと称せられる矩形断面状側壁材５、６とよりなり、下
記のような製造方法により、これらを多総に積総して構
成される。
【０００９】矩形状プレート２の左右両側縁部２ａにそ
れぞれ矩形断面状側壁材５を載置し、左右矩形断面状側
壁材５で挟まれたプレート２の上面にニッケル基アモル
ファスろう付け箔の如きシート状ろう材７を載せてか
ら、さらにその上方に該矩形断面状側壁材５と平行に条
溝を指向させたコルゲートフィン３を載置し、該コルゲ
ートフィン３の上方にシート状ろう材７を載せてから他
のプレート２を載置する。
れぞれ矩形断面状側壁材５を載置し、左右矩形断面状側
壁材５で挟まれたプレート２の上面にニッケル基アモル
ファスろう付け箔の如きシート状ろう材７を載せてか
ら、さらにその上方に該矩形断面状側壁材５と平行に条
溝を指向させたコルゲートフィン３を載置し、該コルゲ
ートフィン３の上方にシート状ろう材７を載せてから他
のプレート２を載置する。
【００１０】そして２枚目のプレート２の上方に、コル
ゲートフィン３および矩形断面状側壁材５の向きを直角
に変えてコルゲートフィン４および矩形断面状側壁材６
を配設する。すなわち２枚目のプレート２の前後両側縁
部２ｂにそれぞれ矩形断面状側壁材６を装置し、前後矩
形断面状側壁材６で挟まれたプレート２の上面にシート
状ろう材７を載せてから、さらにその上方に該矩形断面
状側壁材６と平行に条溝を指向させたコルゲートフィン
４の載置し、該コルゲートフィン４の上方にシート状ろ
う材７を載せてからさらに他のプレート２を載置する。
ゲートフィン３および矩形断面状側壁材５の向きを直角
に変えてコルゲートフィン４および矩形断面状側壁材６
を配設する。すなわち２枚目のプレート２の前後両側縁
部２ｂにそれぞれ矩形断面状側壁材６を装置し、前後矩
形断面状側壁材６で挟まれたプレート２の上面にシート
状ろう材７を載せてから、さらにその上方に該矩形断面
状側壁材６と平行に条溝を指向させたコルゲートフィン
４の載置し、該コルゲートフィン４の上方にシート状ろ
う材７を載せてからさらに他のプレート２を載置する。
【００１１】前記した作業を複数回繰返してから、上下
のプレート２の角部を万力等で挟圧した状態において、
図２に図示するように、前記矩形断面状側壁材５、６と
これに接触するプレート２の接触部とに被覆アーク棒を
用いて被覆アーク溶接（その他ティグ溶接、ミグ溶接、
ガス溶接等）を施す。
のプレート２の角部を万力等で挟圧した状態において、
図２に図示するように、前記矩形断面状側壁材５、６と
これに接触するプレート２の接触部とに被覆アーク棒を
用いて被覆アーク溶接（その他ティグ溶接、ミグ溶接、
ガス溶接等）を施す。
【００１２】次に図３に図示するようにプレート２と矩
形断面状側壁材５、６とを接合した隙間部に、ＪＩＳＺ
３２６５のニッケルろうの如き粉末状ろう材８を塗布
し、窒素ガス雰囲気または真空雰囲気の基で積層型熱交
換器コア１をシート状ろう材７、粉末状ろう材８の溶融
温度以上に加熱すると、プレート２とコルゲートフィン
３、４との間にはシート状ろう材７が溶融してろう接が
施されるとともに、プレート２と矩形断面状側壁材５、
６との間には粉末状ろう材８が溶融してろう接が施され
る。
形断面状側壁材５、６とを接合した隙間部に、ＪＩＳＺ
３２６５のニッケルろうの如き粉末状ろう材８を塗布
し、窒素ガス雰囲気または真空雰囲気の基で積層型熱交
換器コア１をシート状ろう材７、粉末状ろう材８の溶融
温度以上に加熱すると、プレート２とコルゲートフィン
３、４との間にはシート状ろう材７が溶融してろう接が
施されるとともに、プレート２と矩形断面状側壁材５、
６との間には粉末状ろう材８が溶融してろう接が施され
る。
【００１３】図１ないし図３に図示の実施例では、プレ
ート２、コルゲートフィン３、４、矩形断面状側壁材
５、６を積層してプレート２と矩形断面状側壁材５、６
とに被覆アーク溶接を施す際には、プレート２と矩形断
面状側壁材５、６との間にはシート状ろう材７が介在し
ないため、ろう接の熱でもってプレート２と矩形断面状
側壁材５、６間でろう材が溶融することがなく、積層型
熱交換器コア１の上下寸法に変化が生ぜず、積層型熱交
換器コア１が歪むこともない。
ート２、コルゲートフィン３、４、矩形断面状側壁材
５、６を積層してプレート２と矩形断面状側壁材５、６
とに被覆アーク溶接を施す際には、プレート２と矩形断
面状側壁材５、６との間にはシート状ろう材７が介在し
ないため、ろう接の熱でもってプレート２と矩形断面状
側壁材５、６間でろう材が溶融することがなく、積層型
熱交換器コア１の上下寸法に変化が生ぜず、積層型熱交
換器コア１が歪むこともない。
【００１４】また矩形断面状側壁材５、６の端部とこれ
に接触するプレート２の接触部とに被覆アーク溶接を施
して、積層型熱交換器コア１を一体化した後で、積層型
熱交換器コア１を加熱したために、プレート２、コルゲ
ートフィン３、４との接合部を相互に密接に接合させる
とともに、プレート２と矩形断面状側壁材５、６との接
合部を相互に密接に接合させた状態で、これらを隙間な
く強固にろう接することができ、液密な積層型熱交換器
コア１を構成することができる。
に接触するプレート２の接触部とに被覆アーク溶接を施
して、積層型熱交換器コア１を一体化した後で、積層型
熱交換器コア１を加熱したために、プレート２、コルゲ
ートフィン３、４との接合部を相互に密接に接合させる
とともに、プレート２と矩形断面状側壁材５、６との接
合部を相互に密接に接合させた状態で、これらを隙間な
く強固にろう接することができ、液密な積層型熱交換器
コア１を構成することができる。
【００１５】さらに積層型熱交換器コア１に加わる外力
をプレート２と矩形断面状側壁材５、６との溶接部分を
負担させ、プレート２、コルゲートフィン３、４との間
およびプレート２と矩形断面状側壁材５、６との間のろ
う接部分には加えないようにしたため、積層型熱交換器
コア１の前後端部および積層型熱交換器コア１の左右端
部にタンクを溶接する場合に、これらの溶接部に熱が加
えられても、前記ろう接部分が剥離を起すことがなく、
漏れの発生が未然に阻止される。
をプレート２と矩形断面状側壁材５、６との溶接部分を
負担させ、プレート２、コルゲートフィン３、４との間
およびプレート２と矩形断面状側壁材５、６との間のろ
う接部分には加えないようにしたため、積層型熱交換器
コア１の前後端部および積層型熱交換器コア１の左右端
部にタンクを溶接する場合に、これらの溶接部に熱が加
えられても、前記ろう接部分が剥離を起すことがなく、
漏れの発生が未然に阻止される。
【００１６】
【図１】本発明に係る積層型熱交換器コアの製造方法の
一実施例を図示した第１段階の斜視説明図である。
一実施例を図示した第１段階の斜視説明図である。
【図２】図１に図示の実施例の第２段階の斜視説明図で
ある。
ある。
【図３】図１に図示の実施例の第３段階の斜視説明図で
ある。
ある。
【図４】従来の積層型熱交換器コアの製造方法を図示し
た斜視説明図である。
た斜視説明図である。
１…積層型熱交換器コア、２…プレート、３…コルゲー
トフィン、４…コルゲートフィン、５，６…矩形断面状
側壁材、７…シート状ろう材、８…粉末状ろう材。
トフィン、４…コルゲートフィン、５，６…矩形断面状
側壁材、７…シート状ろう材、８…粉末状ろう材。
【手続補正書】
【提出日】平成５年７月２８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】さらに前記プレートと側壁材との間にはシ
ート状ろう材を介在させず、両者の間の接合部に外面か
ら粉末状ろうを塗布してから、これら積層部に熱を加え
てろう接を行なうようにしたため、前記プレートと側壁
材とを緊密に密接させて接合することができ、またプレ
ートおよび側壁材接合部にはシート状ろう材を介在させ
ないので密着性がよく、さらに該接合部には高い融点の
ろう材を塗布するようにしたので、熱交換器コアを確実
に液密に密閉することができ、後工程でタンクを溶接す
る際に、ろう材を融かして水溶性を阻害することがな
い。
ート状ろう材を介在させず、両者の間の接合部に外面か
ら粉末状ろうを塗布してから、これら積層部に熱を加え
てろう接を行なうようにしたため、前記プレートと側壁
材とを緊密に密接させて接合することができ、またプレ
ートおよび側壁材接合部にはシート状ろう材を介在させ
ないので密着性がよく、さらに該接合部には高い融点の
ろう材を塗布するようにしたので、熱交換器コアを確実
に液密に密閉することができ、後工程でタンクを溶接す
る際に、ろう材を融かして水溶性を阻害することがな
い。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】そして２枚目のプレート２の上方に、コル
ゲートフィン３および矩形断面状側壁材５の向きを直角
に変えてコルゲートフィン４および矩形断面状側壁材６
を配設する。すなわち２枚目のプレート２の前後両側縁
部２ｂにそれぞれ矩形断面状側壁材６を装置し、前後矩
形断面状側壁材６で挟まれたプレート２の上面にシート
状ろう材７を載せてから、さらにその上方に該矩形断面
状側壁材６と平行に条溝を指向させたコルゲートフィン
４を載置し、該コルゲートフィン４の上方にシート状ろ
う材７を載せてからさらに他のプレート２を載置する。
ゲートフィン３および矩形断面状側壁材５の向きを直角
に変えてコルゲートフィン４および矩形断面状側壁材６
を配設する。すなわち２枚目のプレート２の前後両側縁
部２ｂにそれぞれ矩形断面状側壁材６を装置し、前後矩
形断面状側壁材６で挟まれたプレート２の上面にシート
状ろう材７を載せてから、さらにその上方に該矩形断面
状側壁材６と平行に条溝を指向させたコルゲートフィン
４を載置し、該コルゲートフィン４の上方にシート状ろ
う材７を載せてからさらに他のプレート２を載置する。
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
Claims (1)
- 【請求項１】 プレートとフィンとの間にシート状ろう
材を介在させるとともに、該フィンの両側縁に側壁材を
隣接させ、該複数のプレートとフィンおよび側壁材とを
交互に積層し、両最外面プレートに押付け力を加えた状
態で、前記プレートと側壁材とを溶接した後、前記プレ
ートと側壁材との間の接合部に外面から粉末状ろう材を
塗布し、真空雰囲気または不活性ガス雰囲気下にて前記
プレート、フィンおよび側壁材よりなる積層物を加熱し
てろう接したことを特徴とする積層型熱交換器コアの製
造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5512293A JPH06238432A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 積層型熱交換器コアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5512293A JPH06238432A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 積層型熱交換器コアの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238432A true JPH06238432A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12989961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5512293A Pending JPH06238432A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 積層型熱交換器コアの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06238432A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001048432A1 (fr) * | 1999-12-27 | 2001-07-05 | Sumitomo Precision Products Co., Ltd. | Echangeur thermique haute temperature a ailette plate |
| JP2005098617A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Japan Atom Energy Res Inst | 二層ろう接による積層構造強化法 |
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