JPH0623833A - 樹脂板成型装置 - Google Patents
樹脂板成型装置Info
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- JPH0623833A JPH0623833A JP17850792A JP17850792A JPH0623833A JP H0623833 A JPH0623833 A JP H0623833A JP 17850792 A JP17850792 A JP 17850792A JP 17850792 A JP17850792 A JP 17850792A JP H0623833 A JPH0623833 A JP H0623833A
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
樹脂である素板1の上端部をクリップ36で挾持し、こ
の状態で加熱炉26に入れてヒ−タ27で板厚中心が約
154゜Cになる迄加熱し、そして加熱後の素板1を搬
送手段で型締め部の両型3の間に挿入する。所定の成形
位置にある素板1を押え板19と型とで挾持するととも
に型3の凸部5の面が押し込んで成形する。
Description
成形する樹脂板成型装置に関する。
た縦型の型締め構成としている。
手段では素板の広幅の面が縦方向に位置するので、垂れ
が起り易く、その為に不良品を多発することがある。
発生が少ない樹脂板成型装置を提供するものであって、
つぎの技術的手段を講じた。すなわち、広幅の面を横方
向に位置した熱可塑性の樹脂板である素板1を加熱する
加熱手段と、加熱した素板1を搬送する搬送手段と、搬
送されてきた素板1の広幅の面を圧し且つ横方向から押
込んで成形する型締め手段とを有する樹脂板成型装置の
構成とした。
する型3,4を横方向に間隔を置いて設け、該一方の型
3には素板側に突出する凸部5を設け、他方の型4には
この凸部5よりも大きな孔6を設け、横方向における凸
部5の幅hが孔6の幅Hよりも小さくした型締め手段と
してなる請求項1に記載の樹脂板成型装置とした。そし
て、素板1を圧する型の面に樹脂板7を設けてなる請求
項1又は請求項2に記載の樹脂板成型装置とした。
方向に位置した状態で加熱手段により加熱される。そし
て、加熱を終えると、搬送手段は素板1を型締め手段の
所定位置に搬送する。つづいて、型締め手段は素板1の
広幅の面を圧するとともに横方向に押込んで成形する。
熱によって軟化しても成形面側の垂れ下がりがなく、型
締め手段による型締め時には型3の凸部5で押込まれた
所の素材部が他方の型4の孔6の内面に接触しないので
傷がつかず良品の生産効率を高め得る。
明する。まず、その構成について説明すると、型締め装
置を構成する成型装置の本体8は広幅の面を横方向に位
置し所定間隔を置いて対向して設けた矩形状の固定板9
と、該両固定板9の各角部を連結する軸10と、中間部
を略90度に折り曲げてL型に形成し且つ一壁の内面を
固定板9の側面に取り付けるとともに他壁の内面を固定
板9の上面に取り付けて両固定板9を連結した横固定板
11等を枠組構成している。
方向に位置して各角部を各軸10に軸芯方向に移動可能
に設けている。そして、該可動板12の内壁に矩形の外
板13を着脱自在に取り付けている。型3は素板1を圧
する面2を有する金型であって、正面視において矩形の
板14の中央部に横方向に適宜の幅hを有する凸部5を
設けている。そして、該凸部5とは反対側における型3
の壁と前記外板13の壁はタ−ンバックル15を介して
一体可能に設けている。また、外板13と板14の空間
部に、一端部を外板13に取り付けるとともに他端部を
板14に取り付けたエアシリンダ16を設けている。な
お、該エアシリンダ16はタ−ンバックル15を挟んで
横方向において略対称の位置に設けている。
摺動可能に内装したピストンであって、中央部に前記型
3の凸部5が出入するL18を設けた矩形の押え板19
を着脱自在に取り付けている。また、前記エアシリンダ
16はピストン17の移動方向の両端部にエアを給・排
気可能なエアパイプ20・21を接続し連通し得る構成
としている。
9の内壁には、中央部に矩形の孔6を設けた素板1を圧
する面を有する正面視矩形の型4を着脱自在に取り付け
ている。なお、該型4は金型又は木型の何れでもよく、
また孔6と前記孔18は略同じ大きさに設けていると共
に型3よりも略々素板1の板厚t×2分大きく設けてい
る。そして、凸部5の横方向の幅hは型4の孔の幅(深
さ)Hよりも小さく設けている。
(実施例では成形材料をポリカ−ボネイトを使用)であ
る。樹脂板7は前記素板1と熱変形温度が略同じか又は
高いもの(例えば、ポリアセタ−ル、ナイロン、フェノ
−ル等が望ましい)を使用しており、型4に対向する押
え板19の面及び押え板19に対向する型4の面に各々
ねじ21で着脱自在に取り付けている。なお、該樹脂板
7を取り付ける型4の孔6の角部はア−ル状に形成して
いなくてもよい。また、各樹脂板7には孔6,18と略
々同じ大きさの孔22,22を設けている。23は成形
品である。
在に設けたシリンダ(空気圧,油圧何れでもよい)であ
って、この固定板9を挿通し且つ先端部を前記可動板1
2の後壁に着脱自在に取り付けたピストン25を内装し
ている。素板1を内装し得る高さ及び幅に設けて上面を
開放した加熱炉26、該加熱炉26に所定間隔を置いて
対向し且つ複数並列して内装したヒ−タ(実施例では石
英管形赤外ランプ)27等で加熱装置を構成している。
−ム28、該横フレ−ム28に横方向に軸芯を有するべ
く位置して取り付けたロッドレスシリンダ29等を備え
てなる横搬送手段と、平面視逆U字状に形成した縦フレ
−ム30、該縦フレ−ム30に縦方向に軸芯を有するべ
く位置して取り付けたロッドレスシリンダ31等を備え
ている縦搬送手段等で構成している。
いて型3と型4の中間部で且つ軸10に略直交させて位
置し前記上側の両固定板11,11の上面に着脱自在に
取り付けていると共に一端部を前記加熱炉26の中央部
上方に位置している。また、本体側におけるロッドレス
シリンダ29の一端部にはエア供給部32を設けると共
に加熱炉側の端部にはエア供給部32からのエアの供給
によってロッドレスシリンダ29の軸芯方向に移動停止
可能な縦フレ−ム取付体33を設けている。
して略直交させて基部を縦フレ−ム取付体33に着脱自
在に取り付けている。そして、該縦フレ−ム30に取り
付けたロッドレスシリンダ31の上端部にエア供給部3
4を設けており、またロッドレスシリンダ31にはこの
エア供給部34から供給されるエアによって軸芯方向に
移動停止可能なクリップ取付体35を設けている。そし
て、該クリップ取付体35に横方向に所定間隔を置いて
設けたクリップ36を有するクリップ支持体37を着脱
自在に取り付けている。
前記型4の外周面上に180度置いて対向して設けたマ
グネットチャックである。そして、該マグネットチャッ
ク38に対向する押え板19の外面にこのマグネットチ
ャック38によって引っ付けられる引き付け体39を設
けている。40はエアシリンダ16に設けたセンサ−で
あって、押え板19が負荷を受けてピストン17が所定
長さ可動板側に移動した時に感知してマグネットチャッ
ク38に通電して励磁する構成としている。
の絞り込み部の角部は素板1の板厚の約3倍の面取り4
1をしている。そして、該型4の上面に型4及び押え板
19と略同じ大きさの矩形のガイドプレ−ト42を設け
ている。なお、該ガイドプレ−ト42は素板1と略同じ
板厚であって耐熱性、剛性、靭性を有する素材(例えば
ポリアセタ−ル)で形成している。また、該ガイドプレ
−ト42の中央部には凸部5よりも若干大きな孔43を
設けている。44は絞り加工品である。
る。まず、予め平板に成形した素板1の上端部を各クリ
ップ36で挾持してからエアをエア供給部34から供給
すると、これに関連してクリップ取付体35はロッドレ
スシリンダ31を下降して素板1を加熱炉内に入れる。
そして、該素板1が加熱炉26の所定位置に達した時に
エアの供給を停止するとクリップ取付体35は下降を停
止してその位置を保っている。そして、該素板1は加熱
炉内でヒ−タ27によって板厚の中心で約154゜Cま
で加熱される。
供給部から供給すると、クリップ取付体35はロッドレ
スシリンダ31を上昇するので、これに関連してクリッ
プ支持体37及びクリップ36を介して素板1も上昇す
る。そして、クリップ取付体35が所定位置に達した時
にエアの供給を停止すると、素板1の上昇を停止する。
ると、縦フレ−ム取付板33はロッドレスシリンダ29
を横方向に移動する。従って、この縦フレ−ム取付板3
3に取り付けている縦フレ−ム30はそれと同方向に移
動するので、これに関連してクリップ36で挾持してい
る加熱済の素板1も縦フレ−ム30と同方向に移動す
る。そして、縦フレ−ム取付板33が所定位置に達した
時にエアの供給を停止すると、縦フレ−ム取付板33も
移動を停止する。つぎに、エアをエア供給部34から供
給すると、クリップ取付板35はロッドレスシリンダ3
1を下降して素板1を両型3,4の間に入れる。そし
て、該素板1が所定位置に達した時にエアの供給を停止
するとクリップ取付体35は下降を停止してその位置で
待機している。
と、ピストン25は約0.5〜2m/secの速さで移
動しで可動板12を型4に向けて移動するので、これに
関連して型3、押え板19等をそれと同方向に移動す
る。所定時間後、押え板19及び型3の面2は素板1に
当って他方の型側に押す。その後、素板1の端部を押え
板19と型4の面2とが挾持するが、型3は可動板12
を介してさらに型4に向けて移動し孔22を通って型4
の孔6に侵入して成形する。なお、ピストン17はエア
シリンダ16を摺動するので成形作業に支障を生じるこ
とがない。また、型締め圧力は成形品の投影単位面積2
〜10ton/m2としている。
プで保持し略垂直に支えているので、加熱により軟かく
なった素板1を成形しても広幅側の面のふくらみやへこ
みが無い。そして、型締めが開始されるまでの間に加熱
された素板1が型3,4に接触しないので、広幅の面に
傷がつかず良品を成形し得る。そして、加熱炉26から
の素板1の取り出しから型締めまでの時間を短縮できる
ので素板1の温度低下が少くなる。これにより、加工温
度を一定とすれば加熱温度を低く設定できるので、素板
1を予備乾燥させなくても発泡の発生を防止できる。
が孔6の幅(深さ)Hよりも小さくし、型4の孔6の形
状を幅方向において略同一形状にし、孔6の大きさを型
3の外径よりも素板1の板厚分の約2倍大きく設けてい
るので、型4の加工が容易になる。そして、素板1が型
4の孔6の内面と接触しないので、型4の孔部6の内面
における加工を高精度に仕上げる必要もない。
る押し板19及び型4の各面に樹脂板7を取り付けるこ
とによって、成形品23のフランジ部から側面への流れ
込みを良くするので形状精度を高め得る。そして、該樹
脂板7は熱伝達率が低いので加熱された素板1の温度の
低下を少なくし加工を容易にする。また、樹脂板7は角
部をア−ル状に形成しておけば型4の角部をア−ル形状
に設ける必要がなく、その上木材で構成できるので、型
の製作を容易にする。
4によってクランプされた時に、押え板19の後退(逃
げ)を防止すべくマグネットチャック38を設けること
によって、図10に示すように、素板1に凸部5が押し
込む際に成形品のフランジ部が大きな反力で起き上がろ
うとして押え板19を後退させる問題点を改善した。す
なわち、成形品の底面のふくらみやフランジ部の波うち
を防止して良品を成形出来る。
ダ16のシリンダケ−スで連結することにより、圧縮荷
重をこのシリンダケ−スで受けることが出来る。従っ
て、型締め工程の初期、即ち加熱した素板1を押え板1
9と型4とでクランプ(挾持)した時に大きなしわ押え
力を得ることが出来るので、成形品の中央部分のふくら
みを防止出来るとともに外板13と板14との間に別の
スペ−サブロックを設けなくてもよい。なお、該外板1
3と板14の中央部にタ−ンバックル15のような支え
具を設けることによって圧縮荷重に対するたわみを防止
出来る。
30(深さ)×3(板厚)mmの長方形で実験した場合
(予熱温度160゜C,しわ押え力30kg,絞り力3
00kg,ブランク形状180×210mm)、ガイド
プレ−ト無しでは深さ15mmまでしか絞り込むことが
できなかったが、図11の構成により30mmの深さま
で絞り込むことができた。
図である。
る。
ある。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 広幅の面を横方向に位置した熱可塑性の
樹脂板である素板1を加熱する加熱手段と、加熱した素
板1を搬送する搬送手段と、搬送されてきた素板1の広
幅の面を圧し且つ横方向から押込んで成形する型締め手
段とを有する樹脂板成型装置。 - 【請求項2】 素板1を圧する面2を有する型3,4を
横方向に間隔を置いて設け、該一方の型3には素板側に
突出する凸部5を設け、他方の型4にはこの凸部5より
も大きな孔6を設け、横方向における凸部5の幅hが孔
6の幅Hよりも小さくした型締め手段としてなる請求項
1記載の樹脂板成型装置。 - 【請求項3】 素板1を圧する型の面に樹脂板7を設け
てなる請求項1又は請求項2記載の樹脂板成型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17850792A JP3489124B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 樹脂板成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17850792A JP3489124B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 樹脂板成型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623833A true JPH0623833A (ja) | 1994-02-01 |
JP3489124B2 JP3489124B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=16049679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17850792A Expired - Lifetime JP3489124B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 樹脂板成型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489124B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002059477A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 樹脂パネルおよびその成形方法 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17850792A patent/JP3489124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002059477A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 樹脂パネルおよびその成形方法 |
JP4509334B2 (ja) * | 2000-08-22 | 2010-07-21 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂パネルの成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3489124B2 (ja) | 2004-01-19 |
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