JPH06237979A - 室内環境改善物質 - Google Patents

室内環境改善物質

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JPH06237979A
JPH06237979A JP50A JP5311093A JPH06237979A JP H06237979 A JPH06237979 A JP H06237979A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 5311093 A JP5311093 A JP 5311093A JP H06237979 A JPH06237979 A JP H06237979A
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JP
Japan
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oil
sample
mite
tannic acid
environment improving
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JP50A
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English (en)
Inventor
Toshioki Kawakami
敏興 川上
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MATSUDAIRA TENNENBUTSU KENKYUS
MATSUDAIRA TENNENBUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
MATSUDAIRA TENNENBUTSU KENKYUS
MATSUDAIRA TENNENBUTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダニ由来のアレルギー或いは微生物等の増殖
を抑制することができる室内環境改善物質を提供するこ
と。 【構成】 ヒノキ油,ユーカリ油の一方又は双方からな
る木精油と,タンニン酸とを混合してなる。木精油に対
するタンニン酸の比率は5〜40wt%が好ましい。室
内環境改善物質は,通常,含水エタノール溶液又は水等
の溶媒中に溶解させて,溶液として用いられる。溶媒
中,タンニン酸は0.05〜10wt%,木精油は0.
01〜1wt%溶解していることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ダニ,バクテリア等の
生息防止効果を有する室内環境改善物質に関する。
【0002】
【従来技術】近年,アトピー性皮膚炎,気管支喘息等の
即時型アレルギーは顕著な増加傾向を示し,昭和40年
代の学会報告では数パーセントとされていた患者人口
は,今や報告によっては20パーセント台とされてい
る。
【0003】著増の原因については,大気汚染,加工食
品の多用等の要素が指摘されているが,最大の原因とさ
れているのが住宅構造の変化に伴う機密性の向上により
温度,湿度の安定性が保たれ,これにより室内がダニに
とって好適な生息環境になり,ダニが増殖したことであ
る。室内塵中のダニは,即時型アレルギー疾患の主要ア
レルゲンであり,無作為に抽出した即時型アレルギー患
者の60%強がダニ抗原に対して陽性を示した。
【0004】従って,室内塵中のダニの駆除及びダニ抗
原の不活化は,即時型アレルギーの予防に不可欠であ
る。ここで特に強調すべきことは,ダニ抗原の特性であ
る。即ち,ダニ抗原とは,ダニの虫体そのものである場
合はまれで,多くはダニの糞,死骸の細片などの細かい
粒子である。従ってダニを単に殺虫剤等で殺しても虫体
が残存していては,アレルゲン活性は減弱しないのであ
り,ダニの駆除とダニ抗原の除去は同時に実施してこそ
有効なのである。
【0005】また,上記のごとく,近年の住宅は,ダニ
の他に,バクテリア,カビなどの微生物,チャタテムシ
等の昆虫等にとっても,最適生息環境である。そのた
め,これらが増殖し,室内が不衛生となるおそれがあ
る。そこで,従来,ダニ,微生物等を駆除するために,
有機リン酸やピレスロイド系の駆除剤,塩素系殺菌剤が
用いられてきた。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記駆除剤等
は,人体に与える影響が大きい。特に,気道過敏症や皮
膚過敏症が亢進している患者に対しては,気道,皮膚等
に対して強い刺激を与える。本発明はかかる問題点に鑑
み,ダニ由来のアレルギー或いは微生物(バクテリ
ア),昆虫等の増殖を抑制することができる室内環境改
善物質を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,ヒノキ油,ユーカリ油の
一方又は双方からなる木精油と,タンニン酸とを混合し
てなることを特徴とする室内環境改善物質にある。本発
明において,上記木精油は,ヒノキ油,ユーカリ油のい
ずれか一方又は双方を用いる。
【0008】上記木精油に対するタンニン酸の比率は,
5〜40wt%(以下,特記しない限り%という。)で
あることが好ましい。5%未満の場合には,ダニ抗原を
忌避することが困難となる。40%を越える場合には,
それに見合う効果は得られない。
【0009】本発明において,上記室内環境改善物質
は,通常,含水エタノール溶液又は水等の溶媒と共に用
いられる。該溶媒中,タンニン酸は0.05〜10%,
木精油は0.01〜1%溶解していることが好ましい。
タンニン酸が0.05%未満,又は木精油が0.01%
未満の場合にはダニ由来のアレルギー又は微生物等の増
殖を抑制することが困難である。タンニン酸が10%を
越える場合,又は木精油が1%を越える場合にはそれに
見合う効果は得られない。
【0010】
【作用及び効果】本発明の室内環境改善物質は,木精油
及びタンニン酸からなる。上記木精油は,ダニを忌避さ
せる効果を有する。また,タンニン酸は,ダニの糞,死
骸等の中にある蛋白質を非特異的に変性させることによ
り,アレルゲン活性を減弱させる効果を有する。そし
て,上記木精油及びタンニン酸を別々に用いるよりも,
両者共に用いるほうが,各々の効果をより効率的に発揮
させることができる。
【0011】そのため,ダニ由来のアレルギーの発生
を,相乗効果的に抑制することができる。また,例えダ
ニ抗原が生成されても,人に対するアレルギー活性を低
減させることができる。また,タンニン酸や木精油は,
バクテリア,真菌等の微生物に対しても,増殖抑制効果
を有する。従って,本発明によれば,ダニ由来のアレル
ギー,或いは微生物の増殖を抑制することができる室内
環境改善物質を提供することができる。
【0012】
【実施例】
実施例1 本例の室内環境改善物質は,3%タンニン酸,0.05
%ユーカリ油,及び0.1%ヒノキ油からなり,これら
は溶媒中に溶解している。溶媒としては75vol.
(容量)%エタノール水溶液を用いた。
【0013】上記ヒノキ油,ユーカリ油は,ヒノキ,ユ
ーカリから抽出,精製された油であり,ダニを忌避する
効果を有する。タンニン酸は,ダニ抗原等を減弱させる
効果を有する。上記室内環境改善物質は,例えばスプレ
ーにより,室内に散布して用いる。これにより,室内に
浮遊しているバクテリア,真菌等の微生物を減少させる
ことができる。また,微生物の増殖を抑制することがで
きる。
【0014】実施例2 本例においては,室内環境改善物質のアレルギー抑制効
果について評価した。上記室内環境改善物質は,3%タ
ンニン酸,0.05%ユーカリ油,及び0.1%ヒノキ
油からなり,これらは溶媒中に溶解している。溶媒とし
ては75vol.(容量)%エタノール水溶液を用い
た。これを試料E1とする。また,比較のために,0.
05%ユーカリ油(試料C1),0.1%ヒノキ油(試
料C2),3%タンニン酸(試料C3)についても同様
に評価した。試料C1〜C3は,試料E1と同様の溶媒
に溶解している。
【0015】次に,評価方法について説明する。まず,
直径8.5cmのシャーレに,栄養寒天培地(Difc
o社製)を作成する。一方,電気掃除機により室内塵を
採取する。そして,60メッシュの篩で,この室内塵か
ら,繊維性の塵を取り除いた。次いで,メッシュ通過の
細塵を1gづつ8枚のシャーレに分注し,これをできる
だけ均一に広げた。
【0016】次いで,プッシュ式スプレーにより,上記
細塵に上記試料を各0.42g(3プッシュ)ずつ噴霧
した。噴霧はシャーレの20cm上から行った。そし
て,半数のシャーレについて,噴霧10分後のダニ抗原
量を測定した。これを培養前のダニ抗原量とした。
【0017】また,その他のシャーレについては,直ち
に蓋を閉じ,飽和食塩水で約70%の相対湿度に保った
デシケータ中に静置し,28℃にて30日培養した。そ
して,30日培養後の細塵中のダニ抗原量を測定し,上
記培養前のダニ抗原量と比較した。また,対照実験(対
照B1)として,試料を噴霧しない細塵の中のダニ抗原
について,その培養前後のダニ抗原量について測定し
た。
【0018】ダニ抗原量の測定では,ヒョウヒダニ特異
モノクローナル抗体による2抗体サンドイッチELIS
A法(enzyme−linked immunoso
rebent assay)を用いた。上記測定結果を
表1に示す。同表において,抗原量は,細塵1g当たり
のダニ抗原量を示す。
【0019】また,残存率は,上記噴霧10分後の培養
前において,対照B1のダニ抗原量を100%としたと
きの,各試料のダニ抗原量の比率を示し,この値が小さ
い程,ダニ抗原活性が減弱する。同表中,抗原活性増加
率とは,上記30日培養後において,対照B1のダニ抗
原量を100%としたときの各試料のダニ抗原量の比率
を示す。尚,表中の数値は4枚のシャーレの平均値であ
る。
【0020】同表より知られるように,培養前のダニ抗
原量は,室内環境改善物質(試料E1),タンニン酸
(試料C3)の噴霧により,約60%の残存率を示し
た。ヒノキ油,ユーカリ油(試料C1,試料C2)の噴
霧では,ダニ抗原量の減少は,認められなかった。
【0021】一方,培養後では,ヒノキ油,ユーカリ
油,及びタンニン酸からなる,本発明の混合物投与群
(試料E1)は,対照サンプル(対照B1)に比べて,
35%という非常に低い抗原量であった。一方,タンニ
ン酸単独(試料C3)では80%,ユーカリ油単独(試
料C1),ヒノキ油単独(試料C2)では70%前後で
あり,試料E1に比べて増殖抑制効果は低かった。この
結果より,タンニン酸,ヒノキ油,及びユーカリ油から
なる室内環境改善物質(試料E1)は,顕著な抑制効果
を示し,相乗的な効果が示された。
【0022】
【表1】
【0023】実施例3 本例においては,室内環境改善物質の室内微生物の忌避
効果について評価した。評価法を以下に示す。一般住居
における3つの部屋(A,B,C)を選択する。各部屋
は,他の部屋と遮断されている。また,各部屋には,エ
アコンディショナーが設置されている。そして,各部屋
における,エアコンディショナーの運転時(温度22
℃)と停止時(温度18℃)について,以下の実験をお
こなった。
【0024】まず,上記各部屋に,実施例2で用いたシ
ャーレを静置し,蓋を開けて15分間放置した。これに
より,シャーレ内に微生物を回収した。次に,上記部屋
に,1m2 当たり1.4gの室内環境改善物質溶液を均
一に噴霧した。そして,10分後に,上記と同様に,別
のシャーレ内に微生物を回収した。
【0025】次に,上記試料を噴霧する前後で回収した
微生物を,適度な培養条件下で培養した。これにより,
微生物に含まれるバクテリア類及び真菌を出現させた。
バクテリア類の培養条件は37℃,48時間であり,真
菌では25℃,96時間である。上記実験結果を表2に
示す。表中の数値は4枚のシャーレの平均値である。
【0026】同表より知られるように,部屋A,B,
C,及びエアコンディショナーの運転の有無にかかわら
ず,すべてにおいて,室内環境改善物質の噴霧後には,
バクテリア類及び真菌が減少していた。このことから,
本発明にかかる室内環境改善物質は,室内の微生物に対
しても増殖抑制効果を有することがわかった。
【0027】
【表2】
【0028】実施例4 本例においては,ダニアレルギー患者の皮内反応に対す
る,室内環境改善物質(試料E2)の抑制効果について
評価した。試料E2は,3%タンニン酸,0.05%ユ
ーカリ油,及び0.1%ヒノキ油からなり,これらは溶
媒中に溶解している。溶媒としては75vol.(容
量)%エタノール水溶液を用いた。
【0029】また,比較のために,3%タンニン酸を含
む75vol.%エタノール水溶液を,試料C4として
同時評価した。また,対照実験として,室内環境改善物
質を用いない場合についてもおこなった(対照B2)。
【0030】尚,ダニアレルギー患者とは,ダニ抗原に
対して,発疹など,即時アレルギー反応を示す者をい
う。また,患者には,喘息既往暦があり,ダニ抗原に対
する特異的IgE抗体を保有していた。上記測定方法に
ついて説明する。
【0031】まず,ダニアレルギー患者の皮膚に,下記
のダニ抗原液を一定量塗布した。そして,感染者の皮膚
を注射針で引っ掻いた。15分後に,皮膚に出現した発
赤と膨疹の数を計測した。上記ダニ抗原液は,ダニ抽出
物を,生理食塩水により5000〜10万倍に適宜希釈
したものである。その結果を表3に示す。
【0032】上記測定結果より,試料E2及び試料C4
では,対照B2に対して,発赤,及び膨疹(カッコ内に
示す)を抑制する効果が見られた。従って,本発明の室
内環境改善物質は,ダニアレルギー反応を著しく減弱さ
せるものであることが確認された。
【0033】
【表3】
【0034】実施例5 本例においては,好塩基性白血球及びアレルギー性脱顆
粒反応に対する,室内環境改善物質(試料E3)の抑制
効果について評価した。試料E3は,3%タンニン酸,
0.05%ユーカリ油,及び0.1%ヒノキ油からな
り,これらは溶媒中に溶解している。溶媒としては75
vol.(容量)%エタノール水溶液を用いた。また,
比較のために,3wt%タンニン酸を含む75vol.
%エタノール水溶液を試料C5として,同時評価した。
【0035】上記測定方法について説明する。まず,実
施例4にかかるダニアレルギー患者のヘパリン加静脈血
を採取し,これをシリコンコートしたスピッツ管に,
1.0mlずつ分注した。次いで,ダニ抗原を含むダニ
抽出物を,生理食塩水により5000〜10万倍に適宜
希釈して,ダニ抗原液を得た。次いで,このダニ抗原液
と上記試料とを等量混合し,10分間放置した。次いで
これを適宜希釈し,混合液を得た。
【0036】次に,該混合液0.01mlを,上記ヘパ
リン加静脈血に添加した。次いで,これを37℃,15
分間保温した。その後,白血球用メランジュウルによ
り,トルイジンブルー染色液を加えて,ヘパリン加静脈
血中の残留好塩基球を染色した。残留好塩基球数及び脱
顆粒率は,フックス─ローゼンタール氏血球計算盤を用
いて光学顕微鏡(×400)で計測した。この残留好塩
基球数は,アレルギー反応を示すもので,この値が小さ
い程アレルギー反応が強いことを示す。
【0037】また,対照実験として,ダニ抗原のみを添
加した場合(対照B4,5),ダニ抗原液及び試料を添
加する代わりに生理食塩水を添加した場合(対照B3)
についても上記実験と同時におこなった。上記測定結果
を表4に示す。
【0038】同表より知られるごとく,残留好塩基球数
について,本発明にかかる試料E3,C5は,ダニ抗原
添加によるダニアレルギー患者の好塩基球脱顆粒反応を
明らかに抑制した。残留好塩基球は,組織肥満細胞と共
に即時型アレルギー反応を惹起させる化学伝導物質を含
有する細胞である。そして,その発症機序は,脱顆粒反
応による。
【0039】このことにより本発明の室内環境改善物質
(試料E3)は,即時型アレルギー反応の原因抗原に対
し活性を減弱させることが認められる。そして,喘息ア
トピー性皮膚炎等の即時型アレルギー疾患の予防に有効
であることが明らかとなった。
【0040】
【表4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒノキ油,ユーカリ油の一方又は双方か
    らなる木精油と,タンニン酸とを混合してなることを特
    徴とする室内環境改善物質。
JP50A 1993-02-18 1993-02-18 室内環境改善物質 Pending JPH06237979A (ja)

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JP50A JPH06237979A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 室内環境改善物質

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JP50A JPH06237979A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 室内環境改善物質

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