JPH06237968A - 鎮静化浴室装置 - Google Patents

鎮静化浴室装置

Info

Publication number
JPH06237968A
JPH06237968A JP2580493A JP2580493A JPH06237968A JP H06237968 A JPH06237968 A JP H06237968A JP 2580493 A JP2580493 A JP 2580493A JP 2580493 A JP2580493 A JP 2580493A JP H06237968 A JPH06237968 A JP H06237968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathing
heart rate
bathing method
state
sedative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2580493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2854769B2 (ja
Inventor
Yuko Matsumura
祐子 松村
Kayo Nishino
香葉 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2580493A priority Critical patent/JP2854769B2/ja
Publication of JPH06237968A publication Critical patent/JPH06237968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854769B2 publication Critical patent/JP2854769B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】休憩前や睡眠前に、入浴者がスムーズに休憩や
睡眠に移行できるように、入浴者の鎮静化状態を心拍数
から検出し、その結果を入浴方法へフィードバックさせ
ることで、確実に鎮静化できるようにした鎮静化浴室装
置を提供する。 【構成】入浴者の入浴前の心拍数を検出する生理状態検
出手段1と、入浴者が入浴前の状態から鎮静化するため
の入浴方法を決定する入浴方法決定手段2と、入浴者の
鎮静化状態を心拍数で確認し、鎮静化状態に到達してい
ないときは鎮静化するまで入浴方法へフィードバックす
る入浴方法フィードバック手段3とを有する。 【効果】入浴者が確実に鎮静化でき、スムーズに睡眠や
休憩に移行できるような入浴が行えるという効果があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、休憩前や睡眠前に、入
浴者がスムーズに休憩や睡眠に移行できるように、入浴
者の鎮静化状態を心拍数で検出し、鎮静化状態に到達し
ていないときは鎮静化するまで入浴方法へフィードバッ
クすることにより確実に鎮静化できるようにした鎮静化
浴室装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、入浴の効用として、温熱によ
る血行促進効果、保温効果、筋肉疲労回復効果、精神の
鎮静化・活性化効果等が挙げられている。通常、家庭で
の入浴は、睡眠前に1日の疲れをとったり、温まるため
に行われるが、日本人の一般的な入浴温度は42℃と高
温であり、これでは交感神経が亢進して目が醒めてしま
い、睡眠へスムーズに移行できない状態となってしま
う。また、浴室装置のなかには、浴槽に微細気泡を発生
させる微細気泡発生装置や、浴槽に炭酸ガスを供給する
炭酸ガス供給装置、あるいはジェット噴流を発生させる
ジェット噴流発生装置等が知られているが、これらの入
浴装置は、使い慣れていない人にとってはもちろん、使
い慣れている人にとっても、使用方法や湯温の調整によ
っては、睡眠や休憩へスムーズに移行できない状態を招
くおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、入浴者の次の活動を考慮に入れずに入浴していたの
で、次は休憩や睡眠に移行したい場合に、高温の湯や大
きな気泡が発生するような刺激の強い風呂に入浴する
と、血圧の上昇や心拍数の増加が起こり、交感神経が亢
進し目が醒める状態に陥ってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、休憩前や睡眠前
に、入浴者がスムーズに休憩や睡眠に移行できるよう
に、入浴者の鎮静化状態を心拍数から検出し、その結果
を入浴方法へフィードバックさせることで、確実に鎮静
化できるようにした鎮静化浴室装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鎮静化浴室装置
では、上記の課題を解決するために、図1に示すよう
に、入浴者の入浴前の心拍数を検出する生理状態検出手
段1と、入浴者が入浴前の状態から鎮静化するための入
浴方法を決定する入浴方法決定手段2と、入浴者の鎮静
化状態を心拍数で確認し、鎮静化状態に到達していない
ときは鎮静化するまで入浴方法へフィードバックする入
浴方法フィードバック手段3とを有することを特徴とす
るものである。
【0006】ここで、前記生理状態検出手段1は、入浴
者の入浴前の心拍数を検出する心拍数検出部11を備
え、前記入浴方法決定手段2は、鎮静化するための心拍
数の条件を設定する鎮静化条件設定部21と、心拍数検
出部11で検出された心拍数と鎮静化条件を比較する心
拍数比較部22と、心拍数比較部22の比較結果に基づ
いて入浴方法を決定する入浴方法決定部23と、決定し
た入浴方法を作動させる浴槽機器コントロール部24と
を備え、入浴方法フィードバック手段3は、再び入浴者
の心拍数を検出する心拍数検出部31と、鎮静化状態を
確認する鎮静化状態確認部32と、その結果から鎮静化
していないときは確実に鎮静化するように入浴方法を決
定し、その入浴方法を作動させるようにフィードバック
をかける入浴方法フィードバック部33とを備えること
が好ましい。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、入浴前の入浴者の鎮静化
状態を心拍数から検出し、入浴者が入浴前の状態から鎮
静化するための入浴方法を行い、鎮静化状態を心拍数で
確認し、鎮静化状態に到達していないときは鎮静化する
まで入浴方法へフィードバックするようにしたので、入
浴者が確実に鎮静化でき、スムーズに睡眠や休憩に移行
できるような入浴が行える。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は生理状態検出手段であ
り、心拍数を検出する心拍数検出部11を備えている。
心拍数検出部11には、手指で心拍数を計測可能な心電
計が組み込まれている。計測された心拍数の値は、入浴
方法決定手段2で、予め設定された鎮静化するための心
拍数の条件と比較し、その比較結果に基づいて入浴方法
を決定する。入浴方法決定手段2は、心拍数の鎮静化条
件を予め設定する鎮静化条件設定部21と、心拍数検出
部11で検出された心拍数と鎮静化条件を比較する心拍
数比較部22と、心拍数比較部22の比較結果に基づい
て入浴方法を決定する入浴方法決定部23と、決定した
入浴方法を作動させる浴槽機器コントロール部24とを
備え、入浴方法フィードバック手段3は、再び入浴者の
心拍数を検出する心拍数検出部31と、鎮静化状態を確
認する鎮静化状態確認部32と、その結果から鎮静化し
ていないときは確実に鎮静化するように入浴方法を決定
し、その入浴方法を作動させるようにフィードバックを
かける入浴方法フィードバック部33とを備えるもので
ある。
【0009】以下、鎮静化の条件と入浴方法について記
述する。まず、鎮静化の条件であるが、入浴方法決定手
段2での鎮静化条件設定部21では、通常安静状態にお
ける心拍数である60〜70回/分を基準としている。
その結果、心拍数が非常に多い状態であれば、心拍数
が、通常安静状態における心拍数である60〜70回/
分に減少するように、ぬるめの湯(36〜38℃)に1
0分〜30分間入浴するように入浴方法決定部23で決
定し、この入浴方法が直接、浴槽機器コントロール部2
4でコントロールされる。次に、鎮静化状態確認部32
では、再び、心拍数検出部31を用いて検出した入浴者
の心拍数が入浴前の心拍数から5%程度減少したかどう
かを鎮静化の基準としている。ここで、十分に鎮静化し
ていれば入浴を終了し、鎮静化が不十分であれば、さら
にぬるめの湯や、リラックスできる微細気泡浴や、ぬる
くても温かく感じリラックスできる微細炭酸泉等に、1
0分程度入浴するように、入浴方法フィードバック部3
3でコントロールする。微細気泡浴や微細炭酸泉浴につ
いては、例えば、特願昭63−32271号あるいは特
願平2−245701号に記載されている。
【0010】上記実施例では、心拍数検出部11と31
を個別に設けているが、当然1つで兼ねてもよい。ま
た、入浴方法決定手段2や入浴方法フィードバック手段
3で入浴方法を決定してコントロールしているが、直接
コントロールする方法に代えて、入浴者にモニターで入
浴方法を表示する方法をとっても構わない。
【0011】
【発明の効果】本発明の鎮静化浴室装置によれば、上述
のように、入浴前の入浴者の鎮静化状態を心拍数から検
出し、入浴者が入浴前の状態から鎮静化するための入浴
方法を行い、鎮静化状態を心拍数で確認し、鎮静化状態
に到達していないときは鎮静化するまで入浴方法へフィ
ードバックするようにしたので、入浴者が確実に鎮静化
でき、スムーズに睡眠や休憩に移行できるような入浴が
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 生理状態検出手段 2 入浴方法決定手段 3 入浴方法フィードバック手段 11 心拍数検出部 21 鎮静化条件設定部 22 心拍数比較部 23 入浴方法決定部 24 浴槽機器コントロール部 31 心拍数検出部 32 鎮静化状態確認部 33 入浴方法フィードバック部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入浴者の入浴前の心拍数を検出する生
    理状態検出手段と、入浴者が入浴前の状態から鎮静化す
    るための入浴方法を決定する入浴方法決定手段と、入浴
    者の鎮静化状態を心拍数で確認し、鎮静化状態に到達し
    ていないときは鎮静化するまで入浴方法へフィードバッ
    クする入浴方法フィードバック手段とを有することを特
    徴とする鎮静化浴室装置。
  2. 【請求項2】 前記生理状態検出手段は、入浴者の入
    浴前の心拍数を検出する心拍数検出部を備え、前記入浴
    方法決定手段は、鎮静化するための心拍数の条件を設定
    する鎮静化条件設定部と、心拍数検出部で検出された心
    拍数と鎮静化条件を比較する心拍数比較部と、心拍数比
    較部の比較結果に基づいて入浴方法を決定する入浴方法
    決定部と、決定した入浴方法を作動させる浴槽機器コン
    トロール部とを備え、入浴方法フィードバック手段は、
    再び入浴者の心拍数を検出する心拍数検出部と、鎮静化
    状態を確認する鎮静化状態確認部と、その結果から鎮静
    化していないときは確実に鎮静化するように入浴方法を
    決定し、その入浴方法を作動させるようにフィードバッ
    クをかける入浴方法フィードバック部とを備えることを
    特徴とする請求項1記載の鎮静化浴室装置。
JP2580493A 1993-02-15 1993-02-15 鎮静化浴室装置 Expired - Lifetime JP2854769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2580493A JP2854769B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 鎮静化浴室装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2580493A JP2854769B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 鎮静化浴室装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06237968A true JPH06237968A (ja) 1994-08-30
JP2854769B2 JP2854769B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=12176054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2580493A Expired - Lifetime JP2854769B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 鎮静化浴室装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854769B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2854769B2 (ja) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2340365C2 (ru) Устройство управления сном и способы управления сном
Graham et al. Physiological response to the suggestion of attitudes specific for hives and hypertension
KR101897103B1 (ko) 사용자의 숙면 및 개운한 기상을 가능하게 하는 스마트 안마의자 및 그 제어방법
US20100249613A1 (en) Massage apparatus and massage program
Randall et al. Responses of patients with high spinal transection to high ambient temperatures.
Ditto et al. Carotid baroreflex sensitivity at rest and during psychological stress in offspring of hypertensives and non-twin sibling pairs.
US5580350A (en) Periodic pulsed heat technique for inducing analgesic effects
KR100456730B1 (ko) 취침유도기 및 수면유도방법
JPH06237968A (ja) 鎮静化浴室装置
JP2002191668A (ja) 健康・安全管理機能付き入浴システム
Erickson Hypnotic techniques for the therapy of acute psychiatric disturbances in war
JP2768200B2 (ja) 活性化浴室装置
JP2000084030A (ja) 全身シャワー浴装置
JPH10277122A (ja) 湯水制御装置及びそれを用いた入浴装置
JPH04285559A (ja) 入浴方法判定報知装置
JP2000070169A (ja) シャワー装置と入浴装置
JPH04126148A (ja) 気泡発生浴槽
JP4269662B2 (ja) マッサージ機
JPH0549664A (ja) ブローバスシステム
JP3724022B2 (ja) シャワー装置
JPH08131501A (ja) シャワーシステム
KR102490176B1 (ko) 거동이 불편한 입욕자용 목욕장치
JP2005224299A (ja) 浴室管理システムおよび浴室管理プログラム
KR200193506Y1 (ko) 수중분만 장치
CN118634404A (zh) 辅助睡眠设备