JPH04285559A - 入浴方法判定報知装置 - Google Patents

入浴方法判定報知装置

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Publication number
JPH04285559A
JPH04285559A JP3051624A JP5162491A JPH04285559A JP H04285559 A JPH04285559 A JP H04285559A JP 3051624 A JP3051624 A JP 3051624A JP 5162491 A JP5162491 A JP 5162491A JP H04285559 A JPH04285559 A JP H04285559A
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JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
bathing
blood flow
bathing method
blood
Prior art date
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Pending
Application number
JP3051624A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Shimada
島田 祐子
Ryoko Okano
岡野 良子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH04285559A publication Critical patent/JPH04285559A/ja
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入浴者の入浴前の血圧
と前腕皮膚血流量を検出し、予め設定した基準値と比較
することによって、より安全で健康的な入浴方法を入浴
者に報知できるようにした入浴方法判定報知装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽に微細気泡を発生させる微細
気泡発生装置や、浴槽に炭酸ガスを供給する炭酸ガス供
給装置、あるいはジェット噴流を発生させるジェット噴
流発生装置等が知られている。これらの入浴装置は、入
浴者の血行促進効果が十分に得られるように微細気泡の
大きさや発生量、炭酸ガスの濃度、ジェット噴流の強さ
等を調整して使用される。しかしながら、使い慣れてい
ない人にとっては、どのように調整すれば良いのか分か
らなかった。また、使い慣れている人であっても、入浴
時の生理状態、特に血圧や血流量に応じて装置を調整し
てはいなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
、入浴者の血圧や血流量を考慮に入れずに入浴していた
ので、例えば、血圧の高い状態で高温の湯や大きな気泡
が発生するような刺激の強い風呂に入浴すると、更に血
圧が上昇して危険な状態を引き起こし兼ねないという問
題があった。また、血流量が少ない状態で短時間で入浴
を終了すると、十分な血行促進効果が得られないという
問題があった。さらに、身体が冷えきった状態で高温の
風呂に入浴すると、刺激が強すぎて血管が収縮し、血圧
が上昇したり、血管が収縮したままで血流量が増加せず
、身体が十分温まらずに入浴を終了してしまうという問
題があった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、入浴者の入浴前
の血圧や前腕皮膚血流量を検出し、予め設定した基準値
と比較することによって、より安全で健康的な入浴方法
を判定し、これを入浴者に報知できるようにした入浴方
法判定報知装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の入浴方法判定報
知装置では、上記の課題を解決するために、図1に示す
ように、入浴者の入浴前の血圧と前腕皮膚血流量を検出
する生理状態検出手段1と、血圧が予め設定した基準血
圧より高いときは血圧の上昇を抑制し、前腕皮膚血流量
が予め設定した基準血流量より少ないときは素早く血流
量が増加するような入浴方法を決定する入浴方法判定手
段2と、気泡の発生状態と炭酸ガス濃度の組合せによっ
て入浴方法を入浴者に報知する入浴方法報知手段3とを
有することを特徴とするものである。
【0006】ここで、生理状態検出手段1は、入浴者の
入浴前の血圧を検出する血圧検出部11と、前腕皮膚血
流量を検出する前腕皮膚血流量検出部12とを備え、入
浴方法判定手段2は、基準血圧を予め設定するための基
準血圧設定部21と、基準血流量を予め設定する基準血
流量設定部22と、血圧検出部11で検出された血圧を
基準血圧設定部21で設定された基準血圧と比較する血
圧比較部23と、前腕皮膚血流量検出部12で検出され
た前腕皮膚血流量を基準血流量設定部22で設定された
基準血流量と比較する血流量比較部24と、上記各比較
部23,24の比較結果に基づいて入浴方法を決定する
入浴方法決定部25とを備える。
【0007】また、基準血圧より高いと判定される血圧
は、最大血圧で140mmHg以上又は最低血圧で90
mmHg以上であり、基準血流量より少ないと判定され
る血流量は、レーザードップラー血流計の計測値で1m
l/min/100cc以下とすることが望ましい。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、入浴者の入浴前の生理状
態、特に、入浴者の入浴前の血圧や血流量を検出し、血
圧が予め設定した基準血圧より高いときは血圧の上昇を
抑制し、前腕皮膚血流量が予め設定した基準血流量より
少ないときは素早く血流量が増加するような入浴方法を
決定するようにしたので、入浴者の生理状態に適した入
浴方法が決定され、入浴者に報知されるため、入浴者に
とって、より安全で健康的な入浴が行える。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図である
。図において、1は生理状態検出手段であり、血圧を検
出する血圧検出部11と、前腕皮膚血流量を検出する前
腕皮膚血流量検出部12を備えている。血圧検出部11
には手指で血圧を計測可能な血圧計が組み込まれ、前腕
皮膚血流量検出部12にはレーザードップラー血流計が
組み込まれている。生理状態検出手段1での計測は、約
1乃至2分を要し、計測された血圧と前腕皮膚血流量の
値は、入浴方法判定手段2で予め設定された基準値と比
較し、その比較結果に基づいて入浴方法を判定する。 入浴方法判定手段2は、基準血圧を予め設定するための
基準血圧設定部21と、基準血流量を予め設定する基準
血流量設定部22と、血圧検出部11で検出された血圧
を基準血圧設定部21で設定された基準血圧と比較する
血圧比較部23と、前腕皮膚血流量検出部12で検出さ
れた前腕皮膚血流量を基準血流量設定部22で設定され
た基準血流量と比較する血流量比較部24と、上記各比
較部23,24の比較結果に基づいて入浴方法を決定す
る入浴方法決定部25とを備える。入浴方法決定部25
の判定結果を入浴方法報知手段3で入浴者に報知するも
のである。
【0010】表1はWHO(世界保健機関)の血圧判定
基準を示している。この血圧判定基準では、最大血圧が
140ミリ未満で最小血圧が90ミリ未満のとき正常血
圧と判定し、最大血圧が160ミリ以上又は最小血圧が
95ミリ以上のときに高血圧と判定し、その他の場合に
は境界域高血圧と判定する。基準血圧設定部21では、
最大血圧として140ミリ、最小血圧として90ミリを
基準血圧と設定し、血圧比較部23では、血圧検出部1
1で検出された血圧が基準血圧よりも高いとき、つまり
、境界域高血圧であれば、血圧が高いと判定する。この
場合、入浴方法決定部25では血圧を高くしないように
、入浴方法を決定する。
【0011】
【表1】
【0012】また、基準血流量設定部22で設定される
基準血流量は、レーザードップラー血流計の計測値で1
ml/min/100ccと設定されている。そして、
血流量比較部24では、前腕皮膚血流量検出部12で検
出された前腕皮膚血流量を基準血流量と比較し、基準血
流量よりも少ないときは、入浴者の血流量が少ないと判
定する。この場合、入浴方法決定部25では、素早く血
流量が増加するように、入浴方法を決定する。
【0013】入浴方法判定手段2の入浴方法決定部25
で決定された入浴方法は、入浴方法報知手段3により入
浴者に報知される。本実施例では、入浴方法報知手段3
にモニターが組み込まれており、このモニターでの表示
により入浴方法を報知できるようになっている。入浴方
法には、以下の4つの方法がある。
【0014】(A)血圧と前腕皮膚血流量が共に基準値
以上の場合、血圧の上昇を抑えるような入浴方法として
、微細気泡浴(微細気泡とは直径10ミクロン程度の微
小な気泡で、入浴者の皮膚表面に付着し、断熱層を形成
することによって熱の強い刺激を防ぐため、血圧の上昇
を抑えることができる。)が選択される。入浴方法報知
手段3でのモニター表示は、例えば「微細気泡浴10分
間」とする。
【0015】(B)血圧が基準値以上で前腕皮膚血流量
が基準値未満の場合、入浴開始当初は血圧の上昇を抑え
、入浴後半に血行を促進させるような入浴方法として、
入浴開始から5分間は微細気泡浴とし、5分以降は皮膚
血管拡張作用を有する炭酸ガスを加えた微細炭酸泉に切
り替える。このときの炭酸ガス濃度は250ppm以上
(温泉法で温泉と認められる濃度)とすることが望まし
い。入浴方法報知手段3でのモニター表示は、例えば「
入浴開始から5分間は微細気泡浴、5分以降は炭酸ガス
250ppm以上の微細炭酸泉を3乃至5分間」とする
。これは、血流量が増加するのは入浴開始後5分以降で
あり、5分未満では血行促進効果は得られないという事
実に基づいている。
【0016】(C)血圧が基準値未満で前腕皮膚血流量
が基準値以上の場合、マッサージ効果のある入浴方法と
して、入浴開始当初は血圧上昇を抑える微細気泡浴で、
血圧の変動が収まる2分後に、マッサージ効果と血行促
進効果の大きいジェット噴流浴を2乃至3分の短時間行
えばよい。入浴方法報知手段3でのモニター表示は、例
えば「入浴開始から2分間は微細気泡浴、2分以降はジ
ェット噴流浴を2乃至3分間」とする。
【0017】(D)血圧・前腕皮膚血流量が共に基準値
未満の場合、血行を促進させるような入浴方法として、
微細気泡に炭酸ガスを加えた微細炭酸泉を選択する。微
細炭酸泉では、微細気泡で血圧上昇を抑え、炭酸ガスで
血行促進効果が得られる。このときの炭酸ガス濃度は入
浴開始当初から250ppm以上とする。入浴方法報知
手段3でのモニター表示は、例えば「炭酸ガス濃度25
0ppm以上の微細炭酸泉10分間」とする。
【0018】上記の実施例では、入浴方法報知手段3に
おいて、モニターにより入浴方法を表示し、入浴者に知
らせているが、このような表示に代えて、微細気泡発生
装置、炭酸ガス供給・濃度調整装置、ジェット噴流発生
装置等の制御を、入浴方法判定手段3から直接行うこと
によって報知しても構わない。微細気泡発生装置や炭酸
ガス供給・濃度調整装置の具体的な構成については、例
えば、特願昭63−32271号あるいは特願平2−2
45701号に記載されている。
【0019】また、何日分かの記録を入浴者別に登録し
ておいて、これを入浴者がモニターできるようにしても
良い。さらに、このような記録と最新の測定値とから入
浴方法を決定するように構成しても良い。例えば、前日
の入浴時の血流量と入浴直前の血流量に基づいて入浴方
法を決定するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明の入浴方法判定報知装置によれば
、上述のように、入浴者の入浴前の血圧と前腕皮膚血流
量を検出し、これを基準値を比較することによって、入
浴者に適した入浴方法を決定し、入浴者に報知するよう
にしたので、入浴者にとって、より安全で健康的な入浴
が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1      生理状態検出手段 2      入浴方法判定手段 3      入浴方法報知手段 11    血圧検出部 12    前腕皮膚血流量検出部 21    基準血圧設定部 22    基準血流量設定部 23    血圧比較部 24    血流量比較部 25    入浴方法決定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入浴者の入浴前の血圧と前腕皮膚血流
    量を検出する生理状態検出手段と、血圧が予め設定した
    基準血圧より高いときは血圧の上昇を抑制し、前腕皮膚
    血流量が予め設定した基準血流量より少ないときは素早
    く血流量が増加するような入浴方法を決定する入浴方法
    判定手段と、気泡の発生状態と炭酸ガス濃度の組合せに
    よって入浴方法を入浴者に報知する入浴方法報知手段と
    を有することを特徴とする入浴方法判定報知装置。
  2. 【請求項2】  生理状態検出手段は、入浴者の入浴前
    の血圧を検出する血圧検出部と、前腕皮膚血流量を検出
    する前腕皮膚血流量検出部とを備え、入浴方法判定手段
    は、基準血圧を予め設定するための基準血圧設定部と、
    基準血流量を予め設定する基準血流量設定部と、血圧検
    出部で検出された血圧を基準血圧設定部で設定された基
    準血圧と比較する血圧比較部と、前腕皮膚血流量検出部
    で検出された前腕皮膚血流量を基準血流量設定部で設定
    された基準血流量と比較する血流量比較部と、上記各比
    較部の比較結果に基づいて入浴方法を決定する入浴方法
    決定部とを備えることを特徴とする請求項1記載の入浴
    方法判定報知装置。
  3. 【請求項3】  基準血圧より高いと判定される血圧は
    、最大血圧で140mmHg以上又は最低血圧で90m
    mHg以上であり、基準血流量より少ないと判定される
    血流量は、レーザードップラー血流計の計測値で1ml
    /min/100cc以下であることを特徴とする請求
    項1記載の入浴方法判定報知装置。
JP3051624A 1991-03-15 1991-03-15 入浴方法判定報知装置 Pending JPH04285559A (ja)

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JPH04285559A true JPH04285559A (ja) 1992-10-09

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JP (1) JPH04285559A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277122A (ja) * 1997-04-09 1998-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 湯水制御装置及びそれを用いた入浴装置
CN108732945A (zh) * 2017-04-21 2018-11-02 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 浴室系统、浴室镜及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277122A (ja) * 1997-04-09 1998-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 湯水制御装置及びそれを用いた入浴装置
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