JPH06237802A - 回転閉鎖装置 - Google Patents

回転閉鎖装置

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JPH06237802A
JPH06237802A JP6008669A JP866994A JPH06237802A JP H06237802 A JPH06237802 A JP H06237802A JP 6008669 A JP6008669 A JP 6008669A JP 866994 A JP866994 A JP 866994A JP H06237802 A JPH06237802 A JP H06237802A
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JP
Japan
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winding pulley
rotary
tow
hub
winding
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JP6008669A
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English (en)
Inventor
Robert Schoch
ショッホ ロベルト
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HAINTSU EGORUFU
Original Assignee
HAINTSU EGORUFU
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like
    • A43C11/165Fastenings secured by wire, bolts, or the like characterised by a spool, reel or pulley for winding up cables, laces or straps by rotation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポーツ靴等に使用して好適な回転閉鎖装置
を提供することを目的とする。 【構成】 互いに引き締め合うことが可能な2つの閉鎖
要素を調節可能に且つ弛めることが可能に共に引っ張る
ことができるように構成された回転閉鎖装置において、
2つの閉鎖要素の1つと共働し且つそれに巻かれること
ができる牽引紐(3)を含む。牽引紐(3)の特に好ま
しい装置及びその案内は、巻きプーリ(2)の外側円周
部の周りを延在する少なくとも1つの牽引紐受入れ溝
(21、21a)の面内にて、牽引紐(3)の両端の間
の長手部分(3a3b)が緩く挿通されるための直径方
向に横断するハブ孔(22、22c)を設けることによ
って達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の請求
項1のプレアンブル部に記載されているように、互いに
相対的に締め付け合うことが可能な2つの閉鎖要素を一
緒に引っ張るための、更に、調節可能な且つ解除可能な
回転閉鎖装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】特許請求の範囲の請求項1のプレアンブ
ル部に記載された形式の回転閉鎖装置は欧州特許EP−
B−393380及びEP−A−412290によって
既知である。これらの既知の回転閉鎖装置は特にスポー
ツ靴について使用するように構成されている。スポーツ
靴の閉鎖フラップ部は巻きプーリに牽引紐を巻くことに
よって共に引っ張られ、又は巻きプーリより牽引紐を解
くことによって弛められ、斯かる巻きプーリはハウジン
グ内に回転可能に装着されており、従って、この巻きプ
ーリは牽引紐を受け入れるための溝を有し、斯かる溝内
に牽引紐の少なくとも一端が固定されている。
【0003】対応するスポーツ靴が使用者の足に適合す
ることが可能なように、これらの回転閉鎖装置は正確に
調節される。そのために、解除可能なロック装置又はラ
チェット装置が、回転作動軸を作動する回転ノブと巻き
プーリとの間に配置されている。更に、回転作動軸はハ
ウジングの中心部に回転可能に装着されており、歯車装
置例えば遊星歯車装置によって巻きプーリに駆動可能に
接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特許
請求の範囲の請求項1のプレアンブル部に記載された形
式の回転閉鎖装置を更に改良することにあり、特に、牽
引紐を案内するための好ましい装置を特徴としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、特許請
求の範囲の請求項1の特徴部に記載された特徴によって
達成される。
【0006】本発明によれば、互いに引き締め付け合う
ことが可能な2つの閉鎖要素を調節可能に且つ解除可能
に共に引っ張ることができるように構成された回転閉鎖
装置において、上記2つの閉鎖要素の1つと共働し且つ
それに巻かれることができる牽引紐(3)と、上記牽引
紐(3)がハウジング(1)の円周壁(1a)の孔
(4、5)に挿通されるように、上記牽引紐(3)を巻
き又は解くために上記ハウジング(1)内に回転可能に
装着された巻きプーリ(2)と、上記ハウジング(1)
の実質的に中心部にて回転可能に装着され且つ歯車装置
(7)によって上記巻きプーリに駆動可能に接続された
回転作動軸(6)と、上記回転作動軸(6)及び上記巻
きプーリ(2)を上記回転閉鎖装置の設定位置に固定す
るための解除可能なラチェット装置(20)と、を有
し、上記巻きプーリ(2)の外側円周部の周りを延在す
る少なくとも1つの環状の牽引紐受入れ溝(21、21
a)の面内にて、上記巻きプーリ(2)の中央のバブ領
域を直径方向に横断するハブ孔(22、22c)が設け
られ、該ハブ孔(22、22c)に、上記牽引紐(3)
の両端の間の長手部分(3a3b)が緩く挿通されてい
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の既知の構造では、牽引紐はその一端又は
両端が単一の牽引紐受入れ溝にて固定されているが、本
発明によると、巻きプーリの外側円周部に延在する少な
くとも1つの牽引紐受入れ溝の平面内に又は高さに、ハ
ブ孔が設けられており、斯かるハブ孔はこの巻きプーリ
の中央ハブ領域を直径方向に横断し、斯かるハブ孔に牽
引紐の両端の間の長手部分が緩く挿通されている。斯く
して、牽引紐は互いに相対的に締め付けられる2つの閉
鎖要素と共に作動し、更に、対応する牽引紐受入れ溝内
に確実に保持され且つ案内されることができる。しかし
ながら、特に好ましい態様では、対応するハブ孔、受入
れ溝及びハウジングの壁の対応する牽引紐用の孔内に
て、少なくとも牽引紐の引っ張り又は閉鎖動作の開始時
に、この牽引紐が長手方向に自由に移動することが確保
される。牽引紐の引っ張り又は閉鎖動作の開始時に、牽
引紐が長手方向に自由に移動することによって、巻きプ
ーリの領域にて極めて良好に牽引紐の心だし(自動心だ
し)がなされる。それによって共に引っ張られることが
できる閉鎖要素は、各閉鎖要素に極めて良好に適合され
る態様にて、互いに他に対して締め付けられることがで
きる。
【0008】本発明の1つの特別に好ましい例は次のよ
うな事実に見られる。即ち、巻きプーリのハブ孔の2つ
の外側の口部は半径方向外方に向かって徐々に増加する
ように広がっており、巻きプーリの平面図にて且つ巻き
プーリの巻き方向より考察すると、斯かる巻きプーリの
ハブ孔の2つの外側の口部は、溝の幅が一定の状態のま
ま後方に湾曲するように延在している。斯かる構造の結
果、牽引紐を対応する巻きプーリの牽引紐受入れ溝内に
て巻く間に、ハブ孔からこのハブの外側円周壁まで、即
ち、環状の牽引紐受入れ溝の内側円周領域まで、略滑ら
かな遷移が形成される。斯くして、牽引紐の対応する部
分は顕著な座屈応力を生成することなく牽引紐受入れ溝
内に撓むことができる。
【0009】牽引紐の装填又は取り替えに関して説明す
ると、本発明による斯かる構成によって、対応する牽引
紐は、この目的のために回転閉鎖装置が取り除かれるこ
となく、外側からハウジングの円周壁の対応する牽引紐
用の孔を通って及び対応するハブ孔を通って容易に挿通
させることができることが容易に想像されよう。
【0010】本発明による回転閉鎖装置において、巻き
プーリの外側円周部にただ1つの単一の牽引紐受入れ溝
を設けることが可能であり、従って、牽引紐の2つの自
由端は各々2つの閉鎖要素の一方に固定され、斯かる2
つの閉鎖要素は互いに他に対して相対的に締め付けられ
ることができ、一方、牽引紐の中央長手部分はハブ孔を
通って緩く挿通されることができる。
【0011】本発明による更に他の好ましい例による
と、巻きプーリはその外側円周部の周りに延在する2つ
の牽引紐受入れ溝を有することが可能であり、斯かる2
つの牽引紐受入れ溝は互いに軸線方向に隔置され且つ平
行な2つの面内にて、巻きプーリの外側円周面内に機械
加工されている。この場合、少なくとも1つの牽引紐受
入れ溝に対して、牽引紐の中央長手部分が挿通されるた
めの直径方向のハブ孔が設けられており、ハウジングの
壁の直径方向両側の2つの牽引紐用の孔は、2つの牽引
紐受入れ溝と共働する。斯かる構造によって、互いに平
行な2つの牽引紐受入れ溝内に少なくとも1つの牽引紐
のための装置及び案内が可能となり、それによって、1
つの単一の牽引紐受入れ溝だけしか有さない1つの巻き
プーリと比較して、この巻きプーリは最大2倍の量の牽
引紐を巻き取ることができる。こうして、共に引き出さ
れ且つ再び互いに他に対して弛められることができる閉
鎖要素の相互的な締め付け領域がかなり増加する。
【0012】本明細書の導入部に記載された既知の構造
では、特にスポーツ靴に関する使用例が提供されたが、
本発明による回転閉鎖装置の構成は広範囲な使用に適し
ており、スポーツ靴に限定されるのではなく他の多くの
好適な使用例も可能であり、例えば、服飾の様々な要素
(例えば、手袋、特に野球又は他のスポーツ用のグロー
ブ、ベルト、外套)、安全ヘルメット、バッグ、ケー
ス、自転車に取り付けた容器又は他の部品を閉めるため
の迅速閉鎖装置等に適用されよう。各場合にて、本発明
による回転閉鎖装置(回転引っ張り閉鎖装置)を使用し
て、互いに他に対して締め付けられる閉鎖要素は、迅速
に締め付けられ、斯かる締め付けは再び迅速に弛めるこ
とができる。
【0013】本発明による回転閉鎖装置は図面に示され
た例を参照して以下に詳細に説明する。
【0014】
【実施例】本発明による回転閉鎖装置の第1の例の全体
的な構造を図1を参照して説明する。
【0015】回転閉鎖装置は基本部品である巻きプーリ
2を含み、斯かる巻きプーリ2はハウジング1内に回転
可能に装着されており、斯かる巻きプーリ2に、本例で
は好ましくは、1つの単一の牽引紐3が巻かれ又はそれ
より解かれる。牽引紐は牽引紐用の穴又は孔4に挿通さ
れており、斯かる孔4はハウジング1の円周壁1aに設
けられている。牽引紐3は2つの閉鎖要素と共同して作
動し、斯かる2つの閉鎖要素は、図1には詳細に示され
ていないが、調節可能しかし解除可能なように、回転閉
鎖装置によって、共に引っ張られ、互いに他に対して締
め付けられることができる。
【0016】回転閉鎖装置は回転作動軸6を含み、斯か
る回転閉鎖作動軸6はハウジング1の中心部に回転可能
に装着され、また、歯車装置によって、好ましくは、太
陽ホイール8、衛星ホイール9及び内側歯車リング10
を有する遊星歯車7によって巻きプーリ2に回転駆動可
能に接続されている。斯かる場合、もしそれ自身既知の
態様にて、回転作動軸6が継ぎ手11に含まれる遮断可
能な継ぎ手要素11aを担持すると都合がよい。即ち、
斯かる継ぎ手11は、上述のように回転駆動可能に接続
されており且つ回転作動軸の軸線方向の圧力を付与する
ことによって(矢印13)遮断されることができる。斯
かる圧力は圧縮ばね12の力に抗して付与される。斯か
る遮断状態にて、巻きプーリ2は自由に回転移動するこ
とが可能となり、斯くして巻かれている牽引紐3を迅速
に解くことがより容易になり、それによって閉鎖要素の
締め付けを迅速に弛めることができる。回転作動軸6の
下端6aは、その上に担持された継ぎ手要素11aと共
に、巻きプーリの中央のハブ15に形成された中心軸線
方向の孔14内に軸線方向に突出している。
【0017】本明細書の導入部にて説明した欧州特許E
P−B−393380及びEP−A−412290によ
る構造よりそれ自体既知であるが、巻きプーリ2の回転
駆動は次のような態様にて起きる。回転作動軸6は回転
ノブ16によって所望の方向に回転し、斯かる回転ノブ
16はハウジング1に対して相対的に回転可能であり且
つ例えばキャップの如きハウジング1をその上側面の上
より覆っており、それによって継ぎ手11は中心の太陽
ホイール8を回転させ、斯かる太陽ホイール8は数個の
遊星ホイール9に噛み合っており、斯かる遊星ホイール
9は静止した内側の歯車リング10に噛み合っており且
つトラニオン18の上で自由に回転可能なように案内さ
れ、斯かるトラニオン18は巻きプーリ2の上側の第1
の外面2aの上に固定されるように構成されている。
【0018】更に、欧州特許EP−B−393380に
よる既知の構造では、少なくとも1つの停止要素、例え
ば1つの停止腕17又は2つの停止腕17が、ハウジン
グ1内にて、巻きプーリ2に関して同軸的に且つ継ぎ手
11と反対側に、この巻きプーリ2の下側の第2の外面
2bの上に、回転可能に装着されている。巻きプーリ2
が少なくとも2回転すると、この停止要素(停止腕1
7)はハウジング1の上に乗るようになり、それに応答
して、巻きプーリ2の回転運動は制限され牽引紐3の過
度な歪みが防止される。
【0019】好ましくは円柱状の巻きプーリ2は、図1
に示すように、ハウジング1の対応する部分に収容され
且つ案内される。更に、もし停止要素17のトラニオン
17aが下方より巻きプーリの下側の第2の外面2bか
ら僅かの距離だけ巻きプーリのハブ15の軸線方向の孔
14内に突出していると、都合がよい。斯かる場合に
は、1つの停止要素17又は2つの停止要素17の一方
は第2のトラニオン17bを有し、斯かる第2のトラニ
オン17bはその反対側に且つ軸線方向の孔14内に突
出している第1のトラニオンと同軸的に配置され、且つ
ハウジング1のベース壁1bに適当に設けられた軸受け
孔19に係合している。
【0020】最後に、回転閉鎖装置の全体的な構造につ
いて説明すると、上述の2つの既知の構造のように、閉
鎖装置は解除可能なラチェット装置20を含み、斯かる
ラチェット装置20は、回転閉鎖装置を調節するとき
に、回転作動軸6及び巻きプーリ2を固定するように構
成されている。
【0021】環状の牽引紐受入れ溝21は巻きプーリ2
の外側円周部の周りに機械加工によって形成されてお
り、斯かる溝21の軸線方向の寸法(幅)は牽引紐3の
径より僅か大きく、その半径方向の寸法は、牽引紐2の
長手部分を充分大きく巻き取ることができるように、充
分大きい。
【0022】本発明の重要な考えは次の部分に適用され
ている。即ち、巻きプーリ2の中央ハブ領域(ハブ1
5)を直径方向に横断しているハブ孔22は、この環状
の牽引紐受入れ溝21の面内又は高さに配置されてい
る。牽引紐3はその両端の間の長手部分、即ち、中央長
手部分3aによってハブ孔22に緩く挿通されている、
即ち、ハブ孔22の径は、従って、牽引紐3の径より僅
かに大きく、しかし、好ましくは、牽引紐受入れ溝21
の軸線方向の幅より僅かに小さい(図1に示すよう
に)。斯かる状態は図2及び図3の水平断面図にも示さ
れている。
【0023】図2及び図3に示すように、ハブ孔22の
2つの外側の口部22a、22bは半径方向に徐々に広
くなっており、巻きプーリ2の平面図(図2及び図3)
にて巻き方向(矢印23)に考察すると、斯かる2つの
外側の口部22a、22bは溝の幅(巻きプーリ2の軸
線方向の寸法)が一定の状態で、後方に湾曲するように
延在している。これは特に図2の参照符号22a’、2
2b’によって明らかである。これによって、ハブ孔2
2からハブ15の外側円周壁までの遷移領域にて、牽引
紐3の中央長手部分3aが比較的滑らかに巻かれること
が許される。これは、図2の巻きプーリ2の開始位置と
図3の巻きプーリ2の位置との間で比較すると明らかで
ある。図3にて、巻きプーリ2は開始位置の後に最初に
部分的に回転されている。
【0024】図1〜図3に示す例において、ハウジング
の円周壁1aに形成された2つの牽引紐用の孔4、5
は、牽引紐受入れ溝21及びハブ孔22と同一面に配置
されており、これらは略互いに直径方向両側に配置され
ている。斯かる構造は本発明による回転閉鎖装置の可能
な変形例に対して好適である。
【0025】上述の構造の1つの変形例を図4に示す。
この例によると、2つの牽引紐用の孔4’、5’は牽引
紐受入れ溝21及びハブ孔22と同一面に配置されてお
り、これらは互いに直径方向両側に配置されていない
が、互いに180°より小さい角度、好ましくは略90
°の円周方向の間隔UAを有する。斯かる構成は特にス
ポーツ靴の場合に好都合であり、特にスキー靴の場合
に、回転閉鎖装置が、例えば、所謂スポイラーに固定さ
れることができる場合には好都合である。
【0026】上述の回転閉鎖装置の例において、ただ1
つの単一の牽引紐受入れ溝21が巻きプーリ2の外側円
周部に設けられており、牽引紐3の2つの自由端は各々
2つの閉鎖要素の一方に固定されており、斯かる閉鎖要
素は互いに他に対して締め付けられることが可能であ
り、詳細には図示されていないが、牽引紐3の中央長手
部分3aはハブ孔22を緩く挿通されている。
【0027】図5及び図6を参照して回転閉鎖装置の更
に他の例を説明する。この例の全体的な構造は、主要部
分において、図1を参照して詳細に説明した全体的な構
造に対応しており、同一の部分は同一の参照符号を付す
ることによって識別されよう。従って、それについて繰
り返しの説明は不要である。斯くして、図5及び図6に
よる例の回転閉鎖装置は、ハウジング1と、斯かるハウ
ジング1内に回転可能に装着され好ましくは単一の牽引
紐3を巻き及び解くための巻きプーリ2と、ハウジング
1の中央部に回転可能に装着された回転作動軸6と、巻
きプーリ2を駆動するための歯車装置、好ましくは、遊
星歯車装置7と、回転作動軸6と遊星歯車装置7との間
の継ぎ手11と、ラチェット装置20と、巻きプーリ2
の回転運動を制限するための少なくとも1つの停止腕1
7と、を含む。
【0028】図5及び図6に示されており、更に図7及
図8を補助的に参照してもよいが、この回転閉鎖装置の
例の特別な特徴は特に次の事実によって明らかである。
巻きプーリ2は、その外側円周部の周りを延在する2つ
の環状の牽引紐受入れ溝を有し、斯かる溝は実質的に同
一の寸法を有するように且つ図1を参照して説明した態
様にて構成されている。これらの2つの牽引紐受入れ溝
21、21a(例えば図5及び図7)は、互いに軸線方
向に隔置され且つ平行な2つの面内にて、巻きプーリ2
の(外側円周面より)内側に機械加工によって形成され
ている。図5及び図6による構造では、2つの牽引紐受
入れ溝21、21aの各々に対して、対応する1つの直
径方向のハブ孔22又は22cが設けられている。斯か
る場合、牽引紐3の中央長手部分3a又は3bは2つの
ハブ孔22、22cに挿通されており、図9に示されて
いるように、一方では、牽引紐3の2つの端部3c、3
dは回転閉鎖装置の外側に配置され、他方では、牽引紐
の外側ループ部3eはハウジング1の外側に配置された
牽引紐の長手部分によって形成され、両者は閉鎖要素と
緊密に係合している。図1〜図3を参照して説明した第
1の例(ただ1つの牽引紐受入れ溝21を有する)と比
較すると、図5及び図7の例(2つの牽引紐受入れ溝2
1、21aを有する)による巻きプーリ2は略2倍の長
さの牽引紐3を巻き取ることができる、即ち、2つの牽
引紐受入れ溝を有する巻きプーリ2は図1の例と比較し
て2倍の牽引紐の受入れ能力を有する。
【0029】斯くして、図5及び図6に示した例では、
牽引紐3の中央長手部分3a、3bは対応するハブ孔2
2、22cに緩く挿通されており、一方では、ハブ孔2
2、22cと同様に牽引紐受入れ溝21、21aと同一
の平面内に又は同一の高さに配置され、他方では、2つ
の牽引紐用の孔4、5はハウジングの円周壁1aの互い
に直径方向両側に形成されており、しかしながら、斯か
る直径方向両側の孔4、5は略垂直に延在するスロット
として設けられており、互いに重って延在する牽引紐の
2つの長手部分3a、3bは1つのスロットに共に挿通
されている。斯かる状態は図7及び図8の例にも適当に
適用される。
【0030】一方の図5及び図6の例と他方の図7及び
図8の例の間の実質的な差は、次の事実によって明らか
である。図7及び図8によると、牽引紐の中央長手部分
3aを緩く挿通するための直径方向のハブ孔22は、1
つの下側の牽引紐受入れ溝21に対してのみに設けられ
ており、一方、牽引紐3の2つの端部3c、3dは、上
側の第2の牽引紐受入れ溝21の面内に又はそれと同一
高さにて、巻きプーリのハブ15内に固定されている。
【0031】斯かる固定は、例えば、対応する盲孔及び
貫通孔を設けることによって達成されることができる。
図8に示されているように、斯かる盲孔及び貫通孔は巻
きプーリのハブ15に設けられ、牽引紐の2つの端部3
c、3dの最端部を受け入れる。それによって斯かる最
端部は、対応するハブ孔内のハブ15上に固定される。
これは、特に、牽引紐3が対応するプラスチックス紐で
あり、巻きプーリ2又はそのハブ15が対応するプラス
チックス部品である場合に、好ましくは超音波溶接によ
って、即ち、極めて簡単な方法によってなされる。
【0032】図7及び図8より理解されるように、ここ
に選択された構造では、ハウジング1の外側に牽引紐の
2つの外側ループ部3e、3fが形成されており、斯か
るループは図11に示すように、対応する閉鎖要素に係
合しており、斯かる係合点は参照符号24、25によっ
て指示されている。(閉鎖要素の同様な係合点24、2
5は図9にも示されている。)
【0033】図5〜図8の例による巻きプーリ2に設け
られたハブ孔の形状は、図2及び図3を参照して詳細に
説明したのと同様の態様に形成されることができる。
【0034】図5〜図8による例にて、牽引紐の長手部
分(対応する両端を含む。)は2つの牽引紐受入れ溝2
1、21aに挿入されており、斯かる2つの牽引紐受入
れ溝は巻きプーリの開始位置にて互いに上下に且つ平行
に延在しており(図2参照)、図9〜図11による例で
は、牽引紐の長手部分(例えば図10にて中央長手部分
3a、3b)は2つの牽引紐受入れ溝21、21aに挿
入されており、斯かる2つの牽引紐受入れ溝は巻きプー
リの開始位置にて互いに上下に且つ交って延在してお
り、好ましくは互いに直交している。斯かる場合、図9
及び図10による構造は実質的に図5及び図6による例
に適応され、図11による構造は実質的に図7及び図8
による例に適応される。
【0035】図5及び図6による一方の例と図7及び図
8による他方の例の2つの例を再び参照して説明する。
【0036】先ず、図5及び図7、更に図1に示されて
いるように、回転作動軸6の下端6aと遊星歯車7との
間の動力伝達可能な接続部における継ぎ手11について
考察すると、回転作動軸6の下端6aに設けられた遮断
可能な継ぎ手要素(例えば、噛み合い継ぎ手部)11a
は、巻きプーリ2の上側の外面2aより巻きプーリのハ
ブ15の軸線方向の孔14の上端部内に僅かに突出して
いる。継ぎ手要素11aの下側面と斯かる継ぎ手要素1
1aに近接した牽引紐3の長手部分(図1及び図7にて
参照符号3a、図5にて参照符号3b)との間に、軸線
方向の孔14の中にて軸線方向の間隙(図5にて参照符
号s)が存在する必要があり、斯かる間隙の大きさは、
継ぎ手要素11aと共に回転作動軸6の下端6aが軸線
方向の孔14内に軸線方向下方に、必要なら所望の方法
にて継ぎ手11を解除することができるように充分離れ
るように、押し込まれることができるために充分な値で
ある。
【0037】軸線方向の孔14の軸線方向の端部は、図
5の矢印13に従って、回転作動軸6の下端6a及び継
ぎ手要素11aを、巻きプーリ2の対応する外側面2a
から最も近接したハブ孔22、22cまで、受け入れる
から、従って、斯かる軸線方向の孔14の端部の軸線方
向の長さは、少なくとも、(間隙sに対応した)圧力作
動経路の最大値プラス少なくとも継ぎ手要素11a又は
その厚さに対応していなければならない。
【0038】図5及び図6による例では2つの中央長手
部分3a、3bは巻きプーリのハブを横断しており、図
7及び図8による例ではただ1つの中央長手部分3aが
巻きプーリのハブ15を横断しており、図7及び図8に
よる例では巻きプーリ2の軸線方向の寸法又は厚さは図
5及び図6による例の場合より小さいが、これは図5及
び図7の断面図と比較すると明らかである。
【0039】この点に関して、次の事実を参照された
い。停止要素17のトラニオン17aは巻きプーリのハ
ブ15の軸線方向の孔14内に突出しているが、この孔
内に突き出ているだけであり、各場合において、その近
くのハブ孔22又は下側のハブ孔22は開放されてい
る。
【0040】牽引紐用の孔4、5の構造に関して説明す
ると、図2にて参照符号4a、5aに示されているよう
に、斯かる孔はハブ孔の口部22a、22b(図2及び
図3)と同様に湾曲した部分を有することが可能であ
り、それによって巻き動作中に牽引紐3は、キンクなし
に、湾曲した孔部分4a、5aに沿って大きく案内され
又は変形することができる。
【0041】上述の例より演繹されるように、この回転
閉鎖装置又は回転引っ張り閉鎖装置では、ただ1つの単
一の牽引紐を使用することが特に好ましい。しかしなが
ら、上述の例にて、同様な方法にて少なくとも2つの牽
引紐を備えることも等しく可能である。例えば、2つの
牽引紐受入れ溝を備える場合に、巻きプーリの斯かる2
つの牽引紐受入れ溝の各々に対して1つの牽引紐が調整
されることができる。
【0042】本発明によるこの回転閉鎖装置はどのよう
な適当な材料によっても製造されることができる。斯く
して少なくとも回転閉鎖装置の主要部品は金属、好まし
くは、比較的耐磨耗性のある軽金属より作られる。しか
しながら、特に好ましい構造では、回転閉鎖装置の少な
くとも主要部品はプラスチックス材、好ましくは、耐衝
撃性の且つ耐磨耗性のプラスチックス材より作られる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、各場合にて、回転閉鎖
装置は変形例に特に良く適応されることが可能であり、
特に平坦な且つコンパクトな構成に特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転閉鎖装置の第1の例の(図2の線
I−Iに沿った)垂直断面図である。
【図2】本発明の回転閉鎖装置の第1の例の(図1の線
II−IIに沿った)簡略された水平断面図である。
【図3】図2と同様の本発明の回転閉鎖装置の第1の例
の水平断面図である。
【図4】本発明の回転閉鎖装置の第1の例の変形例の水
平断面図である。
【図5】本発明の回転閉鎖装置の第2の例の(図6の線
V−Vに沿った)水平断面図である。
【図6】本発明の回転閉鎖装置の第2の例の(図5の線
VI−VIに沿った)簡略された水平断面図である。
【図7】図5と同様の本発明の回転閉鎖装置の第2の例
の変形例の(図8の線VII−VIIに沿った)水平断
面図である。
【図8】本発明の回転閉鎖装置の第2の例の変形例の
(図7の線VIII−VIIIに沿った)水平断面図で
ある。
【図9】巻きプーリの変形例の概略の平面図である。
【図10】図9の線X−Xに沿った巻きプーリの側面図
である。
【図11】巻きプーリの変形例の概略の平面図である。
【符号の説明】
1、1a ハウジング 1a、1b 壁 2 巻きプーリ 2a、2b 外面 3 牽引紐 3a、3b 中央長手部分 3c、3d 端部 3e、3f ループ部 4、4’、5、5’ 孔 6 回転作動軸 6a 下端 7 遊星歯車 8 太陽ホイール 9 遊星ホイール 10 内側歯車リング 11 継ぎ手 11a 継ぎ手要素 12 圧縮ばね 14 孔 15 ハブ 16 回転ノブ 17 停止腕、停止要素 17a、17b、18 トラニオン 19 孔 20 ラチェット装置 21、21b 溝 22 ハブ孔 22a、22b、22a’、22b’ 外側口部 22c 孔 24、25 閉鎖要素の係合点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに引き締め付け合うことが可能な2
    つの閉鎖要素を調節可能に且つ解除可能に共に引っ張る
    ことができるように構成された回転閉鎖装置において、 上記2つの閉鎖要素の1つと共働し且つそれに巻かれる
    ことができる牽引紐(3)と、 上記牽引紐(3)がハウジング(1)の円周壁(1a)
    の孔(4、5)に挿通されるように、上記牽引紐(3)
    を巻き又は解くために上記ハウジング(1)内に回転可
    能に装着された巻きプーリ(2)と、 上記ハウジング(1)の実質的に中心部にて回転可能に
    装着され且つ歯車装置(7)によって上記巻きプーリに
    駆動可能に接続された回転作動軸(6)と、 上記回転作動軸(6)及び上記巻きプーリ(2)を上記
    回転閉鎖装置の設定位置に固定するための解除可能なラ
    チェット装置(20)と、を有し、 上記巻きプーリ(2)の外側円周部の周りを延在する少
    なくとも1つの環状の牽引紐受入れ溝(21、21a)
    の面内にて、上記巻きプーリ(2)の中央のバブ領域を
    直径方向に横断するハブ孔(22、22c)が設けら
    れ、該ハブ孔(22、22c)に、上記牽引紐(3)の
    両端の間の長手部分(3a3b)が緩く挿通されている
    ことを特徴とする回転閉鎖装置。
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