JPH06237718A - 発芽玄米製造装置及び発芽玄米の製造方法 - Google Patents

発芽玄米製造装置及び発芽玄米の製造方法

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JPH06237718A
JPH06237718A JP50A JP2424093A JPH06237718A JP H06237718 A JPH06237718 A JP H06237718A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2424093 A JP2424093 A JP 2424093A JP H06237718 A JPH06237718 A JP H06237718A
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germination
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HISHIYOUSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は玄米から発芽する玄米もやしの育成
時間を短縮するとともに水の使用量を減らすようにした
発芽玄米製造装置及び発芽玄米の製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 発芽玄米製造装置5は、玄米を所定速度で搬
送するネットコンベヤ24と、ネットコンベヤ24に一
定量の玄米を連続的に供給するホッパ15と、ネットコ
ンベヤ24の搬送過程で発芽し玄米もやしを育成するよ
う玄米に水分を供給するスプレ29と、搬送過程で発芽
した玄米もやしの育成を促進するよう調整された改質ガ
スを玄米に供給する改質ガス供給ユニット7Aと、ネッ
トコンベヤ24のによる搬送過程で発芽した玄米を取り
入れるロータリバルブ32と、よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発芽玄米製造装置及び発
芽玄米の製造方法に係り、特に玄米から発芽する玄米も
やしの育成時間を短縮するとともに水の使用量を減らす
ようにした発芽玄米製造装置及び発芽玄米の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】元来、米は良質の植物性タンパク質であ
るため主食として長年食されており、その食べ方は粒状
のごはんにして食べることが主流であった。ところが、
食生活の多様化とともに米の消費量が減少傾向になり、
特に米は硬いのでそのままでは消化されにくく利用法が
ごはんに限られていた。そこで、玄米を発芽させて玄米
もやしを育成させ、この発芽玄米を製粉して発芽玄米粉
に加工することが考えられている。
【0003】この発芽玄米とは、モミ殻を取り去った玄
米を発芽させてもやしを育成したものであるが、発芽に
伴って玄米の硬さがなくなるとともに玄米の中に含まれ
ている炭水化物が還元糖になったり、タンパク質がアミ
ノ酸に分解されたり、その他にも繊維やビタミン類が作
り出される。従って、発芽玄米を製粉することにより、
発芽玄米粉が小麦粉と同じような多目的な食品として使
用できる。
【0004】しかるに、玄米を発芽させる際、玄米が、
微生物により水中で腐敗したり、あるいは発芽してもも
やしが不揃いであったりして発芽玄米を製造することが
難しかった。
【0005】従来の発芽玄米製造方法としては、特公昭
58−25419号公報に見られるような製造方法が知
られている。この公報の製造方法では、玄米を殿粉又は
寒天が溶解されたゼリー状液に浸し、玄米の表面にゼリ
ー状の被膜を形成する。そして、ゼリー状で被膜された
玄米が15〜20℃の殺菌水に浸され、且つ水温を20
〜25℃に保温することにより玄米もやしが生育され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
製造方法では、玄米の腐敗するのを防止するため、玄米
の表面をゼリー状液で被覆しなければならず、そのため
にかなり労力を要するばかりか、大量の発芽玄米を生産
する際、すべての玄米を均一の膜圧で被覆することが難
しく、膜圧の薄い部分があるとそこから腐敗してしまう
おそれがあった。
【0007】さらに、従来は殺菌水を使用しているが、
上記のように玄米の表面をゼリー状液で被覆した上殺菌
水を15〜20℃に保つようにしているため、発芽の生
育に時間(例えば1週間程度)がかかり、特に量産する
場合に生産効率が大幅に低下するおそれがある。又、従
来は、発芽生育に時間がかかる分殺菌水の交換回数が多
くなり、水使用量が増大するといった課題もある。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決した発芽
玄米製造装置及び発芽玄米の製造方法を提供することを
目的とする
【0009】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
玄米を所定速度で搬送する搬送手段と、該搬送手段の始
点近傍に設けられ、前記搬送手段に一定量の玄米を連続
的に供給する玄米供給手段と、前記搬送手段により搬送
される玄米が搬送過程で発芽し玄米もやしを育成するよ
う前記搬送手段に搬送される玄米に水分を供給する加湿
手段と、前記搬送過程で発芽した玄米もやしの育成を促
進するよう調整された改質ガスを前記搬送手段に搬送さ
れる玄米に供給する改質ガス供給手段と、前記搬送手段
の終点近傍に設けられ、前記搬送手段による搬送過程で
発芽した玄米を取り入れる取り入れ部と、よりなること
を特徴とする。
【0010】又、請求項2の発明は、密閉された空間を
有する本体と、該本体内に設けられ、玄米を所定速度で
搬送する搬送手段と、該搬送手段の始点近傍に設けら
れ、前記搬送手段に一定量の玄米を連続的に供給する玄
米供給手段と、前記搬送手段により搬送される玄米が搬
送過程で発芽し玄米もやしを育成するよう前記搬送手段
に搬送される玄米に水分を供給する加湿手段と、前記搬
送過程で発芽した玄米もやしの育成を促進するよう調整
された改質ガスを前記搬送手段に搬送される玄米に供給
する改質ガス供給手段と、前記搬送過程で発芽した玄米
もやしの育成を促進するよう前記本体内の温度を所定温
度に保つ温度調整手段と、前記搬送手段の終点近傍に設
けられ、前記搬送手段による搬送過程で発芽した玄米を
取り入れる取り入れ部と、よりなることを特徴とする。
【0011】又、請求項3の発明は、前記搬送手段が、
複数のコンベヤを有し、前段のコンベヤの終点が後段の
コンベヤの始点に連続するよう配設されたことを特徴と
する。
【0012】又、請求項4の発明は、前記複数のコンベ
ヤが、立体的に設けられ、前段のコンベヤの終点が後段
のコンベヤの始点の上方に位置するよう配設されたこと
を特徴とする。
【0013】又、請求項5の発明は、前記搬送手段が、
前記玄米を上方から供給され、重力により徐々に下方へ
移動させるよう構成されたことを特徴とする。
【0014】又、請求項6の発明は、前記加湿手段が、
前記搬送装置に載置された玄米に霧化された水を吹き付
けるスプレを有してなることを特徴とする。
【0015】又、請求項7の発明は、前記加湿手段は、
前記玄米もやしの育成を促進するとともに雑菌を消滅さ
せる薬剤が添加された水を供給することを特徴とする。
【0016】又、請求項8の発明は、搬送手段により玄
米を所定速度で搬送させながら水分、及び所定のガスが
組成された改質ガスを供給して前記搬送手段により搬送
される玄米が搬送過程でもやしを発芽させ、且つ発芽玄
米を育成させた後、前記搬送手段の終点で発芽した玄米
を取り入れることを特徴とする。
【0017】
【作用】搬送手段により玄米を所定速度で搬送させなが
ら玄米もやしの育成を促進するよう調整された改質ガス
及び水分を供給して搬送手段により搬送される玄米が搬
送過程でもやしを発芽させ、且つ玄米もやしを育成さ
せ、搬送手段の終点で発芽した玄米を取り入れることが
できるので、玄米の発芽を促進して収穫までの時間を短
縮化すると共に上記搬送過程で連続的に発芽玄米を製造
することができ、発芽玄米の量産化が可能になる。さら
に、搬送される玄米に水分を供給するため、水槽を使用
する場合よりも水使用量を減らして水を節約できる。
【0018】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる発芽玄米製造装
置及び発芽玄米の製造方法の一実施例を示す。尚、図1
は発芽玄米製造装置を使用して発芽玄米を製造するシス
テム構成図で、図2,図3は発芽玄米製造装置の全体の
構成図である。
【0019】各図中、先ずシステム全体構成について説
明し、その後発芽玄米製造装置について説明する。
【0020】精選された玄米は、浸漬槽1において一定
温度に調整された温水に浸された状態で約24時間静置
される。従って、玄米は浸漬槽1内で水を吸収し、柔ら
かくなった状態になる。
【0021】次に、浸漬槽1内で静置された玄米はコン
ベヤ2により水切装置3に搬送され、玄米表面に吸収さ
れた過剰な水分及び玄米表面に付着した夾雑物を除去さ
れる。この水切装置3としては、例えば玄米が搬送され
るベルトを振動させる振動コンベヤ方式の装置、又はコ
ンベヤにより搬送される玄米に圧縮空気を吹き付けるエ
アジェット方式の装置等が用いられる。
【0022】上記水切装置3を通過した玄米は、コンベ
ヤ4により発芽玄米製造装置5の発芽装置本体6に供給
される。発芽装置本体6には空気改質ユニット(改質ガ
ス供給手段)7Aにより生成された所定濃度及び所定湿
度を有する組成ガス、及び温水供給装置(加湿手段)7
Bより所定温度の温水が供給されている。そのため、発
芽装置本体6内は後述するように発芽しやすく、且つ玄
米もやしが育成しやすい雰囲気に設定されており、本体
6内を通過する間に成長した玄米もやしを有する発芽玄
米が得られる。
【0023】つまり、発芽装置本体6内では、所定のガ
ス組成と所定の温度の下で所定時間滞留し、胚芽の部分
を発芽させる。尚、発芽長さは、浸漬時の温度、時間、
発芽時に温度、時間及び玄米の粒度によって決まる。
又、発根長さは、上記発芽長さの条件に加えて酸素分圧
によって決まる。従って、発芽装置本体6においては、
これらの条件に基づいて装置の製作及び運転条件が決定
される。
【0024】そして、玄米もやしが一定の長さの成長し
た段階で発芽玄米は、コンベヤ8により洗浄装置9に搬
送され、洗浄装置9内において搬送されながら新鮮な水
が吹き付けられて洗浄される。このようにして洗浄され
た発芽玄米は、コンベヤ10により蒸煮装置11に搬送
され蒸気を吹き付けられて高温にさらされる。即ち、蒸
煮装置11では、発芽時に機能していた酵素群を熱によ
り失活させる。そして、蒸煮された発芽玄米は冷却され
て製品となる。
【0025】さらに、製品化された発芽玄米は、冷凍、
乾燥などの処理を施して加工食品用原料として利用する
ことができる。
【0026】次に、上記発芽玄米製造装置5の構成につ
いて説明する。
【0027】図2,図3に示すように発芽玄米製造装置
5は、発芽装置本体6と,空気改質ユニット7Aと,温
水供給装置7Bよりなり、発芽装置本体6には空気改質
ユニット7Aにより酸素濃度(改質ガスの組成)、圧力
などが調整された改質ガスが供給され、温水供給装置7
Bにより所定の温度,湿度となるように温水が供給され
る構成である。
【0028】発芽装置本体6は内部に密閉された発芽室
12を有しており、発芽室12内には温度、湿度を計測
する温度センサ12a,湿度センサ12bが設けられて
いる。従って、温水供給装置7Bは上記温度センサ12
a,湿度センサ12bからの検出信号に応じて温水の温
度及び流量を制御する。
【0029】発芽装置本体6の前面には発芽室12内を
視認できるように透明ガラス13がはめ込まれた窓14
を有する。尚、発芽室12の内部が良く見えるように、
発芽室12の上部には照明器具(図示せず)が設けら
れ、透明ガラス13にはワイパ(図示せず)が設けられ
ている。又、発芽装置本体6の側面は、内部清掃及びメ
ンテナンスを行うため取り外し可能に設けられている。
さらに、発芽装置本体6の壁面には発芽室12の熱効率
を高めるために断熱材(図示せず)が設けられており、
発芽室12は保温構造となっている。
【0030】15はホッパで、上記水切装置3を通過し
た浸漬玄米がコンベヤ4により搬送されて上部開口15
aより投入される。ホッパ15は下部がテーパ状に絞ら
れており、上部開口15aより狭い下部開口15bを有
する。又、ホッパ15の下部開口15bには、図4に示
すような入口側のロータリバルブ16が設けられてい
る。
【0031】ホッパ15とロータリバルブ16とにより
玄米供給手段が構成されている。ロータリバルブ16
は、六角形の軸17に台形状に折曲された6個の溝形成
部材18がボルト19とナット20により固着されてい
る。この溝形成部材18はといのように発芽装置本体6
の横方向に延在し、台形状の溝21を有する。
【0032】ホッパ15内の玄米はロータリバルブ16
の回転とともに下方に移動して台形状の溝21に流入す
る。上記軸17はロータリバルブ駆動用モータ(図示せ
ず)により一定速度で回転駆動されるため、ロータリバ
ルブ16の回転数に応じて台形状の溝21に流入した一
定量の玄米が下部開口15bより送出される。従って、
玄米供給量はロータリバルブ16の回転数によって決ま
り、ロータリバルブ駆動用モータの回転数は後述するネ
ットコンベヤ24の搬送速度に応じて可変される。
【0033】又、溝形成部材18の縁部18aは、軸1
7より放射状に突出しているため、ホッパ15の下部開
口15bの内壁に近接し、ホッパ15と発芽室12との
間を遮断し、発芽室12内の改質ガスが流出することが
防止される。尚、ロータリバルブ16には、1箇所だけ
円弧状に湾曲した突出部22が設けられている。この突
出部22は、ホッパ15内の玄米を攪拌するものであ
り、例えばゴム製であるので下部開口15bの内壁に当
接する際は弾性変形して回転を妨げないようになってい
る。
【0034】発芽室12には、上記ロータリバルブ16
の回転によって供給された一定量の玄米を搬送する搬送
機構(搬送手段)23が設けられている。この搬送機構
23は発芽装置本体6の大きさに合わせて複数のネット
コンベヤ24(24a〜24e)を多段に重ねた構成で
あり、本実施例では、搬送距離の異なる5台のネットコ
ンベヤ24a〜24eを重ねた構成となっている。その
ため、装置全体がコンパクトになり、狭いスペースにも
設置することができる。
【0035】ネットコンベヤ24a〜24eは、最上段
のネットコンベヤ24aが最も短く,二段目,三段目,
四段目,五段目と下がるにつれて長くなり、前段に対し
て後段の両端部分がはみ出るように重ねられている。
又、最上段のネットコンベヤ24aは始点24a1 が上
記ホッパ15の下部開口15bの下方に位置している。
そして、ネットコンベヤ24aの終点24a2 は二段目
のネットコンベヤ24bの始点24a1 の上方に位置し
ている。このように各ネットコンベヤ24a〜24e
は、下段のネットコンベヤの始点が上段のネットコンベ
ヤの終点の下方に位置するように設けられている。
【0036】又、各ネットコンベヤ24a〜24eは、
終点側に設けられた駆動ローラ25(25a〜25e)
と、従動ローラ26(26a〜26e)と、駆動ローラ
25と従動ローラ26との間に張設されたネット状のベ
ルト27(27a〜27e)とよりなる。各従動ローラ
26(26a〜26e)は伝達ベルト28により駆動モ
ータ(図示せず)からの駆動力が伝達されており、夫々
同一速度で回転する。従って、各ベルト27(27a〜
27e)は夫々同一速度で走行する。尚、各ベルト27
(27a〜27e)の走行速度、つまり玄米の搬送速度
は、玄米の発芽時間及び発芽した玄米もやしの育成に応
じて設定される。
【0037】上記ベルト27は玄米が落下しない大きさ
の孔(例えば0.5〜2mm程度の孔)が網目状に多数穿
設されている。発芽装置本体6の天板6cの下面及び各
ベルト27(27a〜27e)の内側には複数のスプレ
ノズル29が配設されている。このスプレノズル29は
夫々管路30を介して前述した温水供給装置7Bに接続
されている。従って、ベルト27に落下した玄米層に
は、スプレノズル29から噴射された温水が霧化されて
吹き付けられ、玄米層は発芽しやすい湿度(例えば、7
5%以上)、温度(例えば30〜36°C)に保たれ
る。
【0038】又、各ネットコンベヤ24a〜24eの終
点近傍には、エアスリット31が設けられている。この
エアスリット31は空気改質ユニット7Aにより生成さ
れた所定濃度及び所定湿度を有する組成ガスをベルト2
7の内側から下方に吹き付けて発芽室12内の酸素濃度
を所定濃度に調整するとともに、ベルト27に付着した
玄米を下段のネットコンベヤに落下させる。
【0039】32は出口側のロータリバルブで、発芽装
置本体6の底部に設けられた取り出し口33に設けられ
ている。このロータリバルブ32は上記ネットコンベヤ
24a〜24eの搬送速度に応じた回転数で回転し、取
り出し口33からの空気流出を防止しながら最下段のネ
ットコンベヤ24dより落下した発芽玄米を発芽装置本
体6の外部に取り出す。尚、ロータリバルブ32は前述
した入口側のロータリバルブ16と同一構成であるの
で、その説明を省略する。
【0040】34a〜34dは処理水バッフルで、各ネ
ットコンベヤ24a〜24dの間に横架され、上段のネ
ットコンベヤ24a〜24dから滴下した水滴が下段の
ネットコンベヤ24b〜24eに落下しないように回収
する。
【0041】35は循環用のファンで、発芽装置本体6
の傾斜部6aに設けられ、発芽室12に供給された改質
ガスが滞留しないように攪拌して発芽室12内の改質ガ
スが一様となるように平均化する。
【0042】又、発芽装置本体6の底部6bは、円錐状
に形成されおり、その下端に排水口36は設けられてい
る。排水口36は大径な排水トラップ37に挿入され、
排水トラップ37の周りにはより大径な再利用の回収ト
ラップ38が設けられている。排水トラップ37は排水
管路39に接続され、回収トラップ38は回収管路40
に接続されている。
【0043】排水トラップ37はウォータシール構造で
あり、回収された水に含まれた夾雑物を沈殿させる。従
って、回収管路40には夾雑物が含まれない水が排水ト
ラップ37へ流出する。又、排水管路39には排水バル
ブ41が配設され、回収管路40には回収バルブ42が
配設されている。通常、回収バルブ42が開弁されて水
再処理装置43に排水される。そして、水再処理装置4
3により浄化された水は、温水供給装置7Bに供給され
て再利用される。
【0044】排水バルブ41は通常閉弁されているが、
定期的に開弁されて排水管路39に沈殿した夾雑物を排
出する。
【0045】空気改質ユニット7Aは、コンプレッサ4
4と、空気組成改質装置45と、空気組成改質装置45
により生成された改質ガスを清浄にするエアフィルタ4
6とよりなる。空気組成改質装置45はPSA( Pressu
re Swing Adsorption ) 方式の圧力変動型窒素製造装置
でコンプレッサ44からの圧縮空気を原料気体として所
定濃度の窒素(N2 )又は酸素(O2 )の組成を有する
改質ガスを生成する。
【0046】本実施例では、玄米の発芽を促進するとと
もに発根を防止するため酸素濃度5〜10%の改質ガス
を生成し、この改質ガスの圧力を50〜180 kpaに設
定する。従って、空気組成改質装置45では上記のよう
に設定された改質ガスが生成され、この改質ガスは管路
47を介して発芽装置本体6内に供給される。
【0047】温水供給装置7Bは、ポンプ48により温
水を温水ボイラ49に圧送して加熱させ、高温に加熱さ
れた温水を熱交換器50に供給する。熱交換器50は清
浄な水が供給されており、温水ボイラ49からの高温水
により清浄な水を所定温度(例えば30〜40°C程
度)の温水にする。又、熱交換器50には回収管路40
により回収された水が供給されており、再び加熱されて
再利用される。熱交換器50により加熱された温水は温
度センサ51により温度が計測されて発芽装置本体6内
に供給される。
【0048】ここで、上記構成になる発芽玄米製造装置
5の動作について図5を併せ参照して説明する。
【0049】図5中、洗米工程K1では、原料としての
精選された玄米を水により洗浄する。尚、洗浄に使用さ
れた水は排水トラップ37、回収トラップ38、回収管
路40を介して水再処理装置43(ゴミフィルタ52、
除菌フィルタ53、殺菌灯54を有する)により浄化さ
れて再利用される。
【0050】次の水切工程K2では、洗浄された玄米を
水切装置3に搬送して洗浄水を除去する。
【0051】浸漬工程K3では、水切りされた玄米を前
述した浸漬槽1に移し、浸漬槽1において一定温度(例
えば、約20°C)に調整された温水に浸された状態で
約24時間静置される。そのため、玄米は浸漬槽1内で
水を吸収し、柔らかくなった状態になる。尚、水切工程
K2及び浸漬工程K3で回収された温水は、加熱装置5
5により加熱されて除菌フィルタ53に送られて再利用
される。又、水切工程K2から浸漬工程K3に移る過程
で酸素が添加される。
【0052】次の水切工程K4では、上記浸漬槽1内で
静置された玄米をコンベヤ2により水切装置3に搬送
し、玄米表面に吸収された過剰な水分及び玄米表面に付
着した夾雑物を除去する。
【0053】次の発芽工程K5では、上記水切装置3を
通過した玄米が、コンベヤ4により発芽玄米製造装置5
のホッパ15に供給される。ホッパ15内の玄米はロー
タリバルブ16の回転により一定量ずつ最上段のネット
コンベヤ24aに供給される。ネット状のベルト27a
上に載置された玄米層には、ベルト27aの下方及び上
方に設けられたスプレ29より霧化された温水(約30
〜40°C)が吹き付けられる。温水供給装置7Bによ
り所定温度に加温された温水は、上記フィルタ52によ
り異物を除去された後、フィルタ53により除菌され、
さらに殺菌灯54により殺菌されてスプレ29に供給さ
れる。
【0054】又、発芽室12内は、空気改質ユニット7
Aにより生成された所定濃度及び所定湿度を有する組成
ガスがエアスリット31より玄米層に吹き付けられてい
るので、発根が防止されるとともに発芽が促進される。
本実施例では、空気組成改質装置45により玄米の発芽
を促進するとともに発根を防止するため酸素濃度5〜1
0%の改質ガスが生成され、この改質ガスの圧力が50
〜180 kpaに設定されている。
【0055】そして、ネットコンベヤ24aの右端(終
点)に搬送された玄米は、2段目のネットコンベヤ24
bの右端(始点)に落下し、再びスプレ29から温水
(約30〜40°C)を吹き付けられながら搬送され
る。そのため、発芽室12内の温度は30〜36°C、
湿度は75%以上に保たれる。ネットコンベヤ24bの
左端(終点)に搬送された玄米は、3段目のネットコン
ベヤ24cの左端(始点)に落下し再びスプレ29から
温水を吹き付けられながら搬送される。
【0056】このようにして玄米はネットコンベヤ24
a〜24eに搬送されて発芽装置本体6の底部6bへ移
動する。従って、玄米は、発芽しやすい環境に保たれた
ままネットコンベヤ24a〜24eに搬送されて移動す
る間に発芽して玄米もやしが育成する。
【0057】つまり、発芽装置本体6内では、上記所定
のガス組成と所定の温度の下で所定時間滞留し、胚芽の
部分を発芽させる。そして、玄米もやしが一定の長さの
成長した段階で発芽玄米は、ロータリコンベヤ32の回
転により取り出される。
【0058】次の洗米工程K6では、発芽装置本体6内
で発芽した発芽玄米が、コンベヤ8により洗浄装置9に
搬送され、洗浄装置9内において搬送されながら新鮮な
水が吹き付けられて洗浄される。
【0059】続いて、水切工程K7に移り、上記発芽玄
米を水切装置3に搬送し、玄米表面の過剰な水分及び玄
米表面に付着した夾雑物を除去する。尚、上記発芽工程
K5,洗米工程K6,水切工程K7で使用された水は、
排水トラップ37、回収トラップ38、回収管路40を
介して水再処理装置43(ゴミフィルタ52、除菌フィ
ルタ53、殺菌灯54を有する)により浄化されて再利
用される。
【0060】次の蒸煮工程K8では、洗浄された発芽玄
米をコンベヤ10により蒸煮装置11に搬送し、蒸気を
吹き付けて高温にさらす。即ち、蒸煮装置11では、発
芽時に機能していた酵素群を熱により失活させる。
【0061】そして、蒸煮工程K8が済んだ発芽玄米
は、製品として搬送され使用目的に応じて凍結工程K
9,乾燥工程K10,乾燥・粉砕工程K11,磨砕工程
K12に移る。
【0062】このように、上記搬送機構23により玄米
を搬送させながら水分を供給してもやしを発芽させ、且
つ玄米もやしを育成させ、搬送機構23の終点で発芽玄
米を取り入れることができるので、玄米の発芽を促進し
て収穫までの時間を短縮化すると共に上記搬送過程で連
続的に発芽玄米を製造することができ、発芽玄米の量産
化が可能になる。さらに、スプレ29より搬送される玄
米に水分を供給し、さらに使用した温水を回収して再処
理するため、水槽を使用して発芽玄米を生産する場合よ
りも水使用量を減らして水を節約できる。
【0063】図6に本発明の変形例を示す。
【0064】同図中、発芽玄米製造装置は、発芽槽61
と、空気改質ユニット62と、発芽槽61内の発芽玄米
を下方に搬送させるロータリバルブ63,64とよりな
る。
【0065】発芽槽61は円筒状に形成され、内部に発
芽室65を有し、発芽室65の外周に空気改質ユニット
62からの改質ガスが供給される空気室66が設けられ
ている。又、発芽槽61の壁面には、複数列の通気孔6
7が穿設されている。尚、本実施例では、複数の通気孔
67が4列設けられているが、4列以上設けてもよい。
下から第1,3列目の通気孔67a,67cは空気室6
6に連通する吸気孔であり、第2,4列目の通気孔67
b,67dは発芽槽61の外壁に開口し、排気孔として
機能する。
【0066】第1,3列目の通気孔67a,67cと第
2,4列目の通気孔67b,67dとの間隔Hは、接近
すぎると改質ガスが無駄に排気されるため、例えば20
cm以上に設定する必要がある。発芽槽61の底部には、
一対の取り出し口68,69が設けられている。
【0067】上記ロータリバルブ63,64は一対の取
り出し口68,69に設けられており、ロータリバルブ
63,64の回転により回転数に応じた量の発芽玄米が
取り出される。
【0068】浸漬槽1内で静置された玄米はコンベヤ2
により水切装置3に搬送された後、発芽槽61の上部開
口61aから発芽室65内に投入される。発芽室65内
には玄米が充填された状態となり、第1,3列目の通気
孔67a,67cより空気改質ユニット62からの改質
ガスが発芽室65内に供給される。さらに、発芽室65
内に供給された改質ガスは玄米の間を通過して上方に流
れ第2,4列目の通気孔67b,67dより外部に排気
される。尚、通気孔67には発芽室65内の玄米が空気
室66に流出しないように流出防止用ネット(図示せ
ず)が設けられている。
【0069】発芽室65内に投入された玄米は、ロータ
リバルブ63,64の回転により徐々に下降し、やがて
取り出し口68,69に到る。又、発芽室65内の玄米
は、周囲の通気孔67a,67cより供給された改質ガ
スにより発根が防止され、且つ発芽しやすい温度、湿
度、酸素濃度の雰囲気中にあるため、発芽室65を下降
する過程で発芽し、玄米もやしの育成が促進される。
【0070】この発芽玄米製造装置の構成では、取り出
し口68,69近傍に到るとかなりの重量が玄米に作用
するため発芽玄米の形状が変形する場合があるが、発芽
玄米の形状に拘わらず多量の発芽玄米を連続的に製造す
るのに適している。
【0071】図7に本発明の別の変形例を示す。
【0072】同図中、発芽玄米製造装置は、発芽槽71
と、空気改質ユニット72と、発芽槽71内の発芽玄米
を下方に搬送させるロータリバルブ73,74とよりな
る。
【0073】発芽槽71は円筒状に形成され、内部に発
芽室75を有し、発芽室75の中央に空気改質ユニット
72からの改質ガスが供給される空気室76が設けられ
ている。
【0074】発芽槽71及び空気室76を画成する円錐
状の壁部77は、多数の小孔71a,76aが穿設され
たパンチングボードにより形成されている。尚、小孔7
1a,76aには玄米が通過できないようにネット等の
防止対策が施されている。
【0075】上記ロータリバルブ73,74は取り出し
口78に連通する通路79,80に設けられており、ロ
ータリバルブ73,74の回転により回転数に応じた量
の発芽玄米が取り出し口78より取り出される。
【0076】上記の場合と同様、浸漬槽1内で静置され
た玄米はコンベヤ2により水切装置3に搬送された後、
発芽槽71の上部開口71bから発芽室75内に投入さ
れる。発芽室75内には玄米が充填された状態となり、
多数の小孔76aより空気改質ユニット72からの改質
ガスが発芽室75内に供給される。発芽室75内に供給
された改質ガスは、発芽室75内に充填された玄米の隙
間を通過して発芽槽71に穿設された多数の小孔71a
より外部に排気される。
【0077】発芽室75内に投入された玄米は、ロータ
リバルブ73,74の回転により円錐状の壁部77に沿
って徐々に下降し、やがて取り出し口78に到る。又、
発芽室75内の玄米は、空気改質ユニット72より供給
された改質ガスにより発根が防止され、且つ発芽しやす
い温度、湿度、酸素濃度の雰囲気中にあるため、発芽室
75を下降する過程で発芽し、玄米もやしの育成が促進
される。
【0078】尚、上記実施例では、複数のネットコンベ
ヤ24又は重力を利用した構成を一例として挙げたが、
これに限らず、例えば螺旋状に形成されたコンベヤを搬
送手段として用いても良い。
【0079】又、上記実施例では、複数のネットコンベ
ヤを立体的に配設したが、これに限らず、十分な設置ス
ペースがあれば、複数のネットコンベヤを平面的に配設
しても良い。
【0080】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる発芽玄米製造
装置及び発芽玄米の製造方法によれば、搬送手段により
玄米を所定速度で搬送させながら玄米もやしの育成を促
進するよう調整された改質ガス及び水分を供給して搬送
過程でもやしを発芽させ、且つ玄米もやしを育成させこ
とができるため、玄米の発芽を促進して収穫までの時間
を短縮化すると共に上記搬送過程で連続的に発芽玄米を
製造することができ、発芽玄米の量産化が可能になる。
さらに、搬送される玄米に水分を供給するため、水槽を
使用する場合よりも水使用量を減らして水を節約でき
る。
【0081】又、搬送手段として、複数のコンベヤを立
体的に配設することにより、装置がコンパトにでき、狭
いスペースにも設置することができる等の特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる発芽玄米製造装置の一実施例を使
用して発芽玄米を製造するシステム構成図である。
【図2】本発明になる発芽玄米製造装置の一実施例の斜
視図である。
【図3】発芽玄米製造装置の縦断面図である。
【図4】ロータリバルブの縦断面図である。
【図5】発芽玄米製造装置を使用した製造工程を説明す
るための工程図である。
【図6】本発明の変形例の縦断面図である。
【図7】本発明の別の変形例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 浸漬槽 3 水切装置 5 発芽玄米製造装置 6 発芽装置本体 7A 空気改質ユニット7A 7B 温水供給装置 9 洗浄装置 11 蒸煮装置 12 発芽室 15 ホッパ 16,32 ロータリバルブ 23 搬送機構 24(24a〜24e) ネットコンベヤ 27(27a〜27e) ベルト 29 スプレノズル 31 エアスリット 35 ファン 36 排水口 38 回収トラップ 43 水再処理装置 45 空気組成改質装置 49 温水ボイラ 61,71 発芽槽 62,72 空気改質ユニット 63,64,73,74 ロータリバルブ 65,75 発芽室 66,76 空気室 67 通気孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米を所定速度で搬送する搬送手段と、 該搬送手段の始点近傍に設けられ、前記搬送手段に一定
    量の玄米を連続的に供給する玄米供給手段と、 前記搬送手段により搬送される玄米が搬送過程で発芽し
    玄米もやしを育成するよう前記搬送手段に搬送される玄
    米に水分を供給する加湿手段と、 前記搬送過程で発芽した玄米もやしの育成を促進するよ
    う調整された改質ガスを前記搬送手段に搬送される玄米
    に供給する改質ガス供給手段と、 前記搬送手段の終点近傍に設けられ、前記搬送手段によ
    る搬送過程で発芽した玄米を取り入れる取り入れ部と、 よりなることを特徴とする発芽玄米製造装置。
  2. 【請求項2】 密閉された空間を有する本体と、 該本体内に設けられ、玄米を所定速度で搬送する搬送手
    段と、 該搬送手段の始点近傍に設けられ、前記搬送手段に一定
    量の玄米を連続的に供給する玄米供給手段と、 前記搬送手段により搬送される玄米が搬送過程で発芽し
    玄米もやしを育成するよう前記搬送手段に搬送される玄
    米に水分を供給する加湿手段と、 前記搬送過程で発芽した玄米もやしの育成を促進するよ
    う調整された改質ガスを前記搬送手段に搬送される玄米
    に供給する改質ガス供給手段と、 前記搬送過程で発芽した玄米もやしの育成を促進するよ
    う前記本体内の温度を所定温度に保つ温度調整手段と、 前記搬送手段の終点近傍に設けられ、前記搬送過程で発
    芽した玄米を取り入れる取り入れ部と、 よりなることを特徴とする発芽玄米製造装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、複数のコンベヤを有
    し、前段のコンベヤの終点が後段のコンベヤの始点に連
    続するよう配設されたことを特徴とする請求項1又は2
    の発芽玄米製造装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のコンベヤは、立体的に設けら
    れ、前段のコンベヤの終点が後段のコンベヤの始点の上
    方に位置するよう配設されたことを特徴とする請求項3
    の発芽玄米製造装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、前記玄米を上方から供
    給され、重力により徐々に下方へ移動させるよう構成さ
    れたことを特徴とする請求項1又は2の発芽玄米製造装
    置。
  6. 【請求項6】 前記加湿手段は、前記搬送装置に載置さ
    れた玄米に霧化された水を吹き付けるスプレを有してな
    ることを特徴とする請求項1又は2の発芽玄米製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記加湿手段は、前記発芽玄米の育成を
    促進するとともに雑菌を消滅させる薬剤が添加された水
    を供給することを特徴とする請求項1又は2の発芽玄米
    製造装置。
  8. 【請求項8】 搬送手段により玄米を一定速度で搬送さ
    せながら水分、及び所定のガスが組成された改質ガスを
    供給して前記搬送手段により搬送される玄米が搬送過程
    でもやしを発芽させ、且つ発芽玄米を育成させた後、前
    記搬送手段の終点で発芽した玄米を取り入れることを特
    徴とする発芽玄米製造方法。
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