JPH0623562A - 電動機駆動による点溶接ガンの加圧力制御装置 - Google Patents

電動機駆動による点溶接ガンの加圧力制御装置

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JPH0623562A
JPH0623562A JP4201827A JP20182792A JPH0623562A JP H0623562 A JPH0623562 A JP H0623562A JP 4201827 A JP4201827 A JP 4201827A JP 20182792 A JP20182792 A JP 20182792A JP H0623562 A JPH0623562 A JP H0623562A
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JP
Japan
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electric motor
spot welding
welding gun
lead screw
movable arm
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Application number
JP4201827A
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English (en)
Inventor
Teruzo Yamaguchi
照三 山口
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Ohara Inc
Original Assignee
Ohara Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧機構部に撓み部分を設けることにより加
圧力の制御が容易に且つ正確に得られるような電動機駆
動による点溶接ガンの加圧力制御装置を提供しようとす
るものである。 【構成】 電動機1によって駆動される点溶接ガンにお
いて、電動機1の回転に連動して往復動又は回転される
リ―ドスクリュ―7と可動ア―ム10の後端の滑走体1
1との間に弾性体12を介在させると共に固定ア―ム1
3又は可動ア―ム10に取付けられた圧力センサ―16
により前記電動機1が制御されるようにした電動機駆動
による点溶接ガンの加圧力制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機により駆動され
る点溶接ガンの溶接時における加圧力を制御する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機により駆動される点溶接ガ
ンとしては図4に示すようなものがある。即ち、図4に
おいて、31はシリンダ32の後端に設置された電動機
であり、該電動機の回転軸33には小歯車34が取付け
られ、これと噛み合う大歯車35にリ―ドスクリュ―3
6が固着されている。また、先端に電極37が取付けら
れ後端に前記リ―ドスクリュ―36のねじと螺合するナ
ット38を固定した可動ア―ム39は、前記シリンダ3
2に回転不能で前後進可能に配設されている。40は一
端に電極41が取付けられ他端が前記シリンダ32に固
定された固定ア―ムである。
【0003】上記のものにおいて、電動機31の回転は
小歯車34と大歯車35を介して減速されてリ―ドスク
リュ―36を回転させ、該リ―ドスクリュ―36と螺合
するナット38を介して可動ア―ム39を前後進させ
る。そして、電極41,37のそれぞれがワ―ク42に
当接した状態から加圧動作に入り、ワ―ク42を加圧状
態にしてから溶接電流を供給して溶接を行うものであ
る。
【0004】ところで、前述の如く前記ワ―ク42を電
極41,37間で溶接する場合に両電極41,37によ
る加圧力を所定の値に維持しながら溶接を行う必要があ
る。そして、この加圧力はア―ムに取付けられる圧力セ
ンサ―43により測定し、その値が前記所定の値になる
ように該測定値を制御装置44にフィ―ドバックして電
動機31を制御することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の場合に上記のような加圧力の制御を行うには、電動機
31から電極37までの加圧機構が単なる剛直体の機械
的な機構であるため、電動機31によるリ―ドスクリュ
―36の回転量に対して加圧力Pの変化が図3のA1線
で示すように立上りが急であることから、僅かなリ―ド
スクリュ―36の移動量の変化が加圧力の変化に大きく
影響し、加圧力を値P1に維持するには、リ―ドスクリ
ュ―36の回転量をL1を中心にきわめて高感度且つ安
定した制御を行うことが困難となり、所望の精度が得ら
れない、という問題がある。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、加圧機構部に撓み部分を設けることにより加圧
力の制御が容易に且つ正確に得られるような電動機駆動
による点溶接ガンの加圧力制御装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における電動機駆動による点溶接ガンの加圧
力制御装置は、電動機の回転に連動して往復動するリ―
ドスクリュ―と可動ア―ムの後端の滑走体との間に弾性
体を介在させると共に固定ア―ム又は可動ア―ムに取付
けた圧力センサ―により前記電動機を制御するようにし
たことを特徴とするものである。
【0008】また、電動機の回転に連動して回転運動す
るリ―ドスクリュ―の前部にナットを螺合し、該ナット
を可動ア―ムの後端の滑走体に回転不能で摺動可能に配
置し、前記ナットと滑走体との間に弾性体を介在させる
と共に固定ア―ム又は可動ア―ムに取付けた圧力センサ
―により前記電動機を制御するようにしたことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された点溶接ガンの加圧力制
御装置において、電動機の回転によりリ―ドスクリュ―
が前進又は回転し、この前進又は回転により可動ア―ム
は前進して両電極がワ―クに当接する。さらにリ―ドス
クリュ―が前進又は回転することにより弾性体は圧縮さ
れてその反力が可動ア―ムに伝達されワ―クは両電極に
より加圧される。
【0010】そして、圧力センサ―により前記加圧力が
所定の値になると制御装置が作動して電動機の駆動を停
止させる。
【0011】
【実施例】図1を参照してこの発明の第1の実施例につ
いて説明をする。図において、1はシリンダ2の後端に
設置された電動機であり、該電動機1の回転軸3には小
歯車4が取付けられており、これと外周が噛み合う大歯
車5の中心部孔にはねじ6が形成され、このねじ6はリ
―ドスクリュ―7に噛み合っており、該大歯車5は回転
はするが前後進はできないようにシリンダ2によって規
制されているので、大歯車5の回転によりリ―ドスクリ
ュ―7は前後進するようになっている。また前記リ―ド
スクリュ―7の前部先端にはスプリング保持部材8が固
着されている。そして、先端に電極9を取付けた可動ア
―ム10の後端には滑走体11が前記シリンダ2内を滑
走するが回転できないように取付けられている。この滑
走体11の内部には弾性体であるスプリング12が配置
され、該スプリング12の一端は前記スプリング保持部
材8に固着され他端は滑走体11に固着されている。
【0012】また、13は先端に電極14を取付けた固
定ア―ムであり、15はワ―クであって、固定ア―ム1
3には圧力センサ―16が取付けられており、該圧力セ
ンサ―16からの信号はリ―ド線17を介して制御装置
18に送られ電動機1を制御するようになっている。
【0013】上記のような点溶接ガンにおいて、電動機
1の回転は小歯車4と大歯車5を介して減速されてリ―
ドスクリュ―7を前後進させる。このリ―ドスクリュ―
7の前進により可動ア―ム10も前進して両電極9,1
4がワ―ク15に当接する。さらにリ―ドスクリュ―7
が前進することにより弾性体であるスプリング12は圧
縮されてその反力が可動ア―ム10に伝達されワ―ク1
5は両電極9,14により加圧される。そしてこのスプ
リング12の圧縮により滑走体11とスプリング保持部
材8の位置関係は短くなる。前記両電極9,14による
加圧力が所定の値P1になると圧力センサ―16がその
信号を制御装置18に伝達し、電動機1の回転は停止さ
れて溶接作業が行われるのである。
【0014】ところで、上記実施例においては、電動機
1から電極9までの加圧機構のなかに、撓みを発生させ
るスプリング12を介在させる機構であるため、電動機
1によるリ―ドスクリュ―7の回転量に対して加圧力P
の変化が図3のA2線で示すように立上りがゆるやかで
あることから、リ―ドスクリュ―7の回転量の変化に対
する加圧力の変化が前記A1の場合より小さいので、制
御が楽であり、ハンティング等を起す心配がなく、加圧
力を所定の値P1に維持することが簡単・容易であり所
望の精度が確実に得られる。
【0015】図2は第2の実施例であり、上記第1実施
例とは、リ―ドスクリュ―22が大歯車5に固着されて
いてリ―ドスクリュ―22は回転運動して往復動しない
ことおよび該リ―ドスクリュ―22にナット23が螺合
され、該ナット23は滑走体11内に形成された角孔2
4内に配置されているため、電動機1を駆動しリ―ドス
クリュ―22を回転させるとワ―ク15に両電極9,1
4が当接するまでは滑走体11がナット23を伴って前
進し、ワ―ク15に両電極9,14が当接するとその後
はナット23が滑走体11内を摺動前進して滑走体11
とナット23の位置関係は短くする。そして、この実施
例では、圧力センサ―16が可動ア―ム10に取付けら
れており、該圧力センサ―16からの信号はリ―ド線1
7を介して制御装置18に送られ電動機1を制御するよ
うになっている。また、その余の構成は前記第1の実施
例と実質的に同一であるのでその要部のみを説明したも
のである。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、電動機から電極まで
の加圧機構のなかに撓みを発生させる弾性体を介在させ
たため、電動機によるリ―ドスクリュ―の回転量に対し
て加圧力の変化がゆるやかであることから、電動機を制
御して加圧力を所定の値に維持することが簡単・容易で
あり所望の精度が確実に得られるばかりでなくハンティ
ング等を起す心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機駆動による点溶接ガンの加
圧力制御装置の一部断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る電動機駆動による点
溶接ガンの加圧力制御装置の一部断面図である。
【図3】本発明及び従来例のリ―ドスクリュ―の回転量
に対して加圧力の変化の線図である。
【図4】従来例の電動機駆動による点溶接ガンの断面図
である。
【符号の説明】
1 電動機 7,22 リ―ドスクリュ― 10 可動ア―ム 11 滑走体 12 弾性体(スプリング) 13 固定ア―ム 16 圧力センサ― 23 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機によって駆動される点溶接ガンに
    おいて、電動機の回転に連動して往復動するリ―ドスク
    リュ―と可動ア―ムの後端の滑走体との間に弾性体を介
    在させると共に固定ア―ム又は可動ア―ムに取付けた圧
    力センサ―により前記電動機を制御するようにしたこと
    を特徴とする電動機駆動による点溶接ガンの加圧力制御
    装置。
  2. 【請求項2】 電動機によって駆動される点溶接ガンに
    おいて、電動機の回転に連動して回転運動するリ―ドス
    クリュ―の前部にナットを螺合し、該ナットを可動ア―
    ムの後端の滑走体に回転不能で摺動可能に配置し、前記
    ナットと滑走体との間に弾性体を介在させると共に固定
    ア―ム又は可動ア―ムに取付けた圧力センサ―により前
    記電動機を制御するようにしたことを特徴とする電動機
    駆動による点溶接ガンの加圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体がコイルスプリングから構成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の電動機駆動による点溶接ガンの加圧力制御装置。
JP4201827A 1992-07-07 1992-07-07 電動機駆動による点溶接ガンの加圧力制御装置 Pending JPH0623562A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000010767A1 (fr) * 1998-08-20 2000-03-02 Seiwa Manufacturing Co., Ltd. Dispositif de soudage a resistance
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CN104551300A (zh) * 2014-12-25 2015-04-29 中利腾晖光伏科技有限公司 一种传感型焊接机及其使用方法
US20150177730A1 (en) * 2013-12-20 2015-06-25 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Robot, robot control method and robot control program

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