JPH06235590A - 電気アーク炉のスラグ除去用ドア - Google Patents

電気アーク炉のスラグ除去用ドア

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JPH06235590A
JPH06235590A JP25108793A JP25108793A JPH06235590A JP H06235590 A JPH06235590 A JP H06235590A JP 25108793 A JP25108793 A JP 25108793A JP 25108793 A JP25108793 A JP 25108793A JP H06235590 A JPH06235590 A JP H06235590A
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JP
Japan
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door
tube
air
cooling
orifice
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JP25108793A
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Thierry Bernet
ベルネ ティエリ
Jacques Blum
ブルム ジャック
Goff Jacques Le
ル ゴフ ジャック
Daniel Pernet
ペルネ ダニエル
Dominique Rocchi
ロッシ ドミニク
Claude Suger
スジェー クロード
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UNIMETALL SA
YUNIMETARU SA
Original Assignee
UNIMETALL SA
YUNIMETARU SA
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
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    • F27B3/10Details, accessories, or equipment peculiar to hearth-type furnaces
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27D3/15Tapping equipment; Equipment for removing or retaining slag
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉のスラグ除去用開口部(2) の前を垂直に摺
動する冷却パネル(11)を有する電気アーク炉のスラグ除
去用ドア(10)。 【構成】 このドア(10)はドアの敷居(4) の方向に向か
ってドアの幅のほぼ全体にわたってエアーカーテンを形
成する手段(20)を有する。 【効果】 ドア(10)の閉鎖時と部分的な開放時とにドア
の底部を密閉することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気アーク炉、例えば冶
金装置で鉄のスクラップを溶解するための炉のスラグ除
去用ドアまたはスキミング(skimming)ドアに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在使用されている冶金用電気炉では、
炉のスキミング用開口部すなわち「トンネル」の正面に
垂直にスライドするドアが設けられている。このドアは
スキミング用開口部の両側で炉の外壁に固定された垂直
ガイド内を摺動する。スキミング (垢取り) 時またはス
ラグ除去時すなわちスキミング用開口部を通してスラグ
を除去する際には、スラグがこのドアの敷居上に堆積・
固着する。そのため、再びドアを閉じようとする場合、
これらの堆積物が障害となって敷居とそれに対応するド
アの下部との間に十分な密閉性または機密性が得られな
くなる。密閉性が不十分になると、炉内に空気が侵入し
て例えば金属浴が好ましくない大量の酸素や窒素を吸収
したり、反対に煙霧や煙が外部に逃げる危険がある。ま
た、注入ノズルや採取プローブを挿入するためにドアを
開放した際にも炉内に多量の空気が侵入してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこれら
の欠点を無くした構造のスキミング用ドアを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は炉のスラグ除去
用開口部の前を垂直に摺動する冷却パネルを有する電気
アーク炉のスラグ除去用ドアにおいて、ドアの閉鎖時お
よびドアが部分的に開放された時にドアの底部を密閉す
るために、ドアの敷居の方向へ向かってドアの幅のほぼ
全体にわたってエアーカーテンを形成する手段がドアに
設けられており、このエアーカーテン形成手段は圧縮空
気供給手段に接続されたエアーチューブと、ドアの下側
に設けられた少なくとも1本の水平冷却チューブとで構
成され、エアーチューブにはドアの敷居の方向へ向けら
れたオリフィスが形成されていることを特徴とするスラ
グ除去用ドアを提供する。
【0005】
【作用】本発明の上記以外の特徴としては以下の点が挙
げられる:エアーチューブが冷却チューブと一体で、エ
アーチューブのオリフィスが冷却チューブの外部と連絡
している。エアーチューブのオリフィスが冷却チューブ
の底部に形成した長手方向のスロットを通じて冷却チュ
ーブの外部と連絡し、エアーチューブと冷却チューブと
の間に密閉手段が設けられている。エアーチューブが冷
却チューブと同軸で、密閉手段がエアーチューブとスロ
ットの長手方向の端縁部とを連結するオリフィスの両側
に設置された2つのデフレクタで構成されている。エア
ーチューブがスロットの長手方向の端縁部に支持され、
オリフィスを有するエアーチューブの外側表面の母線が
冷却チューブの外側表面と正接し、密閉手段がエアーチ
ューブの外壁とスロットの端縁部との間に設置された2
つの長手方向の溶接ビードによって構成されている。エ
アーチューブがドアの外側面に対抗して設置された箱型
構造物で構成され、エアの出口であるオリフィスが冷却
チューブ群の下側の冷却チューブとこの冷却チューブに
平行でほぼ同じ高さにある追加のチューブとの間に位置
している。
【0006】箱型構造物は冷却チューブ群に溶接された
水平な壁と追加チューブに溶接された垂直な壁とで構成
されている。箱型構造物がU字型に折り曲げられた金属
シートで構成され、U字型の羽根の一方は下側に向かっ
て延びて、その下端は追加のチューブに溶接され、U字
型の羽根の他方の羽根は追加のチューブの高さまで下側
に向かって延びて追加のチューブと共にエアの出口であ
るオリフィスを区画している。オリフィスは少なくとも
1列のスロットで構成されている。1列のスロットの末
端のスロットがL字型をしている。エアーチューブが少
なくともその一端で圧縮空気供給手段に連結されてお
り、エアーチューブの内部にエアの流れをその長手方向
全体に分配するためのそらせ板が設けられている。以
下、本発明の実施例を説明するが、本発明が以下の実施
例に限定されるものではない。
【0007】図1に概念的に示した電気アーク炉の外壁
1には、炉のスキミング用開口部2の正面で垂直にスラ
イドするドア10が取付けられている。このドア10はスキ
ミング開口部2の両側で炉の外壁1に固定された垂直ガ
イド内を摺動する。ドア10の摺動運動を制御する昇降手
段(図示せず)は、ドア10を部分的に開けて注入ノズル
や金属採集プローブをスキミング開口部2から挿入でき
るようにするために、例えば複動式ジャッキで構成され
ている。ドア10のパネル11には冷却チューブ群12(図
2)が収容され、冷却チューブ群12には一般に例えば水
等の流体が循環される。冷却チューブ群12はドアのほぼ
幅全体にわたって水平かつ平行に延びている。ドア10を
開けてスキミングやスラグの除去を行うと、金属堆積物
とスラグとがドアの敷居4に付着し、固着する。その結
果、ドアを完全に閉じることができなくなる。従って、
これらの堆積物は敷居4とドア10の下部とを十分に密閉
する上での障害となる。また、ドアを部分的に開放して
注入ノズルや採取用プローブをスキミング開口部2から
導入する場合にも同様のことが起こる。本発明では、こ
の問題を克服するために、ドア10の敷居4の方向に向か
ってほぼドアの幅全体にわたって延びたエアーカーテン
を作り出す手段20をドア10に設けて、ドアが閉鎖してい
る間と部分的に開放されている時とにドアの底部を密閉
する。エアーカーテンの有効高さは50センチメートル程
度にする。
【0008】図1、図2に示す第1実施例では、エアー
カーテンを形成するための手段20はドア10の下部に固定
されたほぼ平行六面体のエアーチューブ21を構成する箱
型構造をしている。このエアーチューブ21は圧縮空気供
給手段(図示せず)に接続されており、ドア10の敷居4
と対抗する位置にあるその壁面上には、敷居4の方向を
向いたオリフィスが形成されている。エアーチューブ21
は耐火材料で保護されている。また、耐火材料製の板24
を炉の内側でエアーチューブ21に固定して、炉の放熱か
らチューブを保護することもできる。また、エアーチュ
ーブ21をパネル11の下部に直接固定したり、ドア10に冷
却チューブ群を有する場合には、冷却チューブ群の下側
の冷却チューブ12に固定することもできる。
【0009】図3、図4に示す第2実施例では、ほぼ平
行六面体形のエアーチューブ21が冷却チューブ23を構成
するケースの内部に設置され、冷却チューブ23の内部に
は冷却流体が流されている。オリフィス22が形成された
エアーチューブ21の壁面が冷却チューブ23の底部を構成
している。冷却チューブ23はパネル11の下部または冷却
チューブ群12の下側の冷却チューブに直接固定すること
ができる。オリフィス22は少なくとも1列のスロット22
aで構成され、列の末端のスロット22bはL字型をして
おり(図4)、その曲がった部分(羽根) は炉壁へ向か
って延びて、側面の密閉性を向上させるエアーカーテン
を作っている。
【0010】図5〜図8に示す別の2つの実施例では、
エアーカーテンを形成する手段20がドア10の下側の水平
冷却チューブ13と一体になったエアーチューブ30で構成
されている。このエアーチューブ30は圧縮空気供給手段
(図示せず)に連結されている。水平冷却チューブ13
は、ユニットの組立および分解を容易にするために、ド
ア10の下側に固定した独立のチューブにすることができ
るが、図5〜8に示すように、冷却チューブ群12の下側
の部分で構成することもできる。
【0011】図5、図6では、エアーチューブ30が冷却
チューブ13と同軸で、ドア10の敷居4の方に向かって開
いたオリフィス31を有している。このオリフィス31は冷
却チューブ13の底部に形成された長手方向スロット32を
介して冷却チューブ13の外部と連絡している。エアーチ
ューブ30と冷却チューブ12との間には密閉手段が設けら
れている。この密閉手段はオリフィス31の両側に配置さ
れた2枚のデフレクタ33で構成され、各デフレクタ33は
エアーチューブ30とスロット32の長手方向端部とを連結
している。デフレクタ33の高さと間隙距離は、オリフィ
ス31からエアージェットを導いて均一なエアーカーテン
が得られるような値にする。チューブ30に両端から圧縮
空気を供給してエアーカーテンの均一性を高めることも
できる。
【0012】図7、図8に示す第4実施例では、エアー
チューブ30がスロット32の長手方向端縁部で支持され、
オリフィス31が形成されたエアーチューブ30の外側表面
の母線が冷却チューブ13の外側表面に対して正接してい
る。この場合には、密閉手段はエアーチューブ30の外側
表面とスロット32の端縁部との間に形成した長手方向の
2つの溶接ビード34によって構成される。
【0013】図9、図10に示す第5実施例および第6実
施例ではドアの外面に対抗して設置された箱型構造物が
採用されている。この箱型構造物41には、冷却チューブ
群12の下側の冷却チューブ43と平行でほぼ同じ高さにあ
る追加の冷却チューブ44が設けられている。この箱型構
造物41には圧縮空気が供給され、追加のチューブ44との
間に形成されたオリフィス42からエアーが吹き出され
る。図9に示す実施例では、箱型構造物41は冷却チュー
ブ群12に溶接された水平壁45と追加のチューブ44に溶接
されたほぼ垂直な壁46とで構成されている。図10に示す
実施例では、箱型構造物41はU字型に曲げられて両側の
羽根部分が下へ向かって延びた金属板47によって形成さ
れている。U字型の一方の羽根48の下端に追加のチュー
ブ44が溶接されており、他方の羽根49は追加のチューブ
44の高さまで下向きに延びてチューブ44と共にエアーの
出口であるオリフィス42を区画している。箱型構造物は
ドアの外側に着脱自在な状態で固定されている。最後に
述べた2つの実施例では、追加のチューブ44を冷却チュ
ーブ群12に直接接続するか、独立して水を供給してもよ
い。これらの2つの実施例は既存のドアに大幅な改変を
加えずに設置することができるという利点がある。図10
の第6の実施例では、箱型構造物は、場合によって必要
になる再コンディショニング時には容易に取外すことが
できる。
【0014】エアーチューブ21、30または41はその一端
または両端で圧縮空気供給手段に接続することができ
る。エアーチューブがその一端から供給を受ける場合に
は、エアの流れの分配がチューブの長さ方向で均一にな
らず、空気供給手段に接続された端部と反対の端部とで
より強くなる。エアーチューブに両端から供給すると、
オリフィスから出てくるエアの流れはチューブの両端の
オリフィスよりも中心のオリフィスでより強くなる。こ
うした欠点を無くすために、図11に示すようにエアーチ
ューブ21の内部にそらせ板50を設けて、エアーチューブ
の長手方向のほぼ全体において均一なエアーカーテンを
得るようにすることができる。このそらせ板50は空気供
給源に近い区域を加圧状態にして、エアージェットを弱
くする役目をしている。炉のドアの幅とエアーカーテン
に要求される均一性に応じて、チューブの内部に複数の
そらせ板50を設置することも可能である。例えば、ドア
の幅が 800 mm である場合には、チューブ21の空気供給
源に接続された端部から150 mmの位置にそらせ板50を設
置するか、図11に示すように両端が空気供給源に接続さ
れている場合には、両端から150 mmの位置に設置する。
【0015】エアの出口であるオリフィスは不連続なス
ロットにするのが好ましい。この場合には熱の影響でエ
アーチューブが変形してスロットが拡大するのを防止す
ることができる。事実、スロットの幅が一定であると、
エアーの流れが平均化し、エアーカーテンの均一性が維
持される。
【0016】本発明によってドアの底部に形成されるエ
アーカーテンは、例えドアが敷居まで下がらない場合あ
るいは意図的にドアを一部開放して注入ノズルや採取プ
ローブを炉に導入する場合、さらにはスキミング時で
も、密閉性を維持することができる。例として、スキミ
ング用開口の幅に相当する長さ 800 mm に渡って不連続
的に延びた幅1mmのスロットでオリフィスを形成したも
ので本発明装置を試験した。エアー流が 300N. m3
時、供給圧が 1.1バールの時に 300 mm 以上の高さで有
効なエアーカーテンが得られ、炉のエンクロージャは約
−30Paの減圧下で、オリフィスからのエア放出速度は50
m/秒以上である。炉のドアを部分的に開放した場合の
高さ300 mm以上でエアーカーテンが有効になるようにす
るためには、オリフィス出口におけるエアの放出速度は
50m/秒以上にするのが好ましい。
【0017】空気供給流は炉の運転段階に応じて調節す
る。例えば、炉のドアが閉鎖されている状態では空気供
給流は100 m3 /時である。酸素注入ランスを通過させ
るためまたは例えば装填物の溶解中に石炭を添加するた
めに炉のドアを200 mmまで開放する場合、さらには精製
またはスキミング時にドアをスラグの上部 300mmまで開
放する場合には、この流れを300 m3 /時にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例における垢取り用ドアの
概念的正面図。
【図2】 図1の線2−2での断面図。
【図3】 スキミング用ドアの第2実施例の概念的断面
図。
【図4】 図3の線4−4における部分断面図。
【図5】 スキミング用ドアの3実施例の縦方向の概念
的断面図。
【図6】 図5の線6−6での断面図。
【図7】 スキミング用ドアの4実施例の縦方向の概念
的断面図。
【図8】 図7の線8−8での断面図。
【図9】 第5実施例のスキミング用ドアの底部断面
図。
【図10】 第6実施例のスキミング用ドアの底部の断
面図。
【図11】 本発明のスキミング用ドアに設けたエアー
チューブの概念的な縦方向断面図。
【符号の説明】
1 外壁 2 スキミング用
開口部 3 垂直ガイド 4 敷居 10 ドア 11 パネル 12、13、23、43 冷却チューブ 20 エアーカーテ
ン形成手段 21、31、42 オリフィス 22a、22b、32
スロット 33 デフレクタ 34 溶接ビード 41 箱型構造物 44 追加の冷却チ
ューブ 50 そらせ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック ブルム フランス国 57640 アルガンシー プラ ース ドゥ ラ メリ 5 (72)発明者 ジャック ル ゴフ フランス国 57420 ルーヴィニー リュ ドゥラ ヴィニョット 3 (72)発明者 ダニエル ペルネ フランス国 57070 メッツ リュ ドゥ ガスコーニュ 8 (72)発明者 ドミニク ロッシ フランス国 54150 マンス ルゥト ド ゥ ブリエイ 2 (72)発明者 クロード スジェー フランス国 54550 バンヴィル スュル マドン リュ ジャック キャロ 4

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉のスラグ除去用開口部の前を垂直に摺
    動する冷却パネルを有する電気アーク炉のスラグ除去用
    ドアにおいて、 ドアの閉鎖時およびドアが部分的に開放された時にドア
    の底部を密閉するために、ドアの敷居の方向へ向かって
    ドアの幅のほぼ全体にわたってエアーカーテンを形成す
    る手段がドアに設けられており、このエアーカーテン形
    成手段は圧縮空気供給手段に接続されたエアーチューブ
    と、ドアの下側に設けられた少なくとも1本の水平冷却
    チューブとで構成され、エアーチューブにはドアの敷居
    の方向へ向けられたオリフィスが形成されていることを
    特徴とするスラグ除去用ドア。
  2. 【請求項2】 エアーチューブが冷却チューブと一体
    で、エアーチューブのオリフィスが冷却チューブの外部
    と連絡している請求項1に記載のドア。
  3. 【請求項3】 エアーチューブのオリフィスが冷却チュ
    ーブの底部に設けられた長手方向のスロットを通じて冷
    却チューブの外部と連絡しており、エアーチューブと冷
    却チューブとの間に密閉手段が備えられている請求項1
    または2に記載のドア。
  4. 【請求項4】 エアーチューブが冷却チューブと同軸
    で、密閉手段がエアーチューブをスロットの長手方向の
    端縁部へ結合するオリフィスの両側に設けられた2つの
    デフレクタで構成されている請求項3に記載のドア。
  5. 【請求項5】 エアーチューブがスロットの長手方向端
    縁部に支持されて、オリフィスを有するエアーチューブ
    の外側表面の母線が冷却チューブの外側表面と正接して
    おり、密閉手段がエアーチューブの外壁とスロットの端
    縁部との間に設置された2つの長手方向の溶接ビードに
    よって構成されている請求項3に記載のドア。
  6. 【請求項6】 冷却チューブがドアの下部に固定されて
    いる請求項3〜5のいずれか一項に記載のドア。
  7. 【請求項7】 パネルが水平で平行でドアの幅のほぼ全
    体にわたって延びた冷却チューブ群を有し、この冷却チ
    ューブ群の下側の一部が前記の冷却チューブを構成する
    請求項3〜5のいずれか一項に記載のドア。
  8. 【請求項8】 エアーチューブがドアの外側面に対抗し
    て設置された箱型構造物によって構成され、エアーの出
    口であるオリフィスが冷却チューブ群の下側のチューブ
    とこの冷却チューブに平行でほぼ同じ高さにある追加チ
    ューブとの間に位置している請求項1に記載のドア。
  9. 【請求項9】 箱型構造物がチューブ群に溶接された水
    平の壁と追加チューブに溶接されたほぼ垂直な壁とによ
    って構成されている請求項8に記載のドア。
  10. 【請求項10】 箱型構造物がU字型に折り曲げられた
    金属板によって形成され、このU字型の羽根の一方は下
    側に向かって延びて追加のチューブに溶接されており、
    U字型の羽根の他方の羽根は追加チューブの高さまで下
    側へ向かって延びて追加チューブと共にエアーの出口で
    あるオリフィスを区画している請求項8に記載のドア。
  11. 【請求項11】 オリフィスが少なくとも1列のスロッ
    トで構成されている請求項1〜10のいずれか一項に記載
    のドア。
  12. 【請求項12】 1列のスロットの末端のスロットがL
    字型である請求項11に記載のドア。
  13. 【請求項13】 エアーチューブが少なくともその一端
    で圧縮空気供給手段に連結され、エアーチューブの内部
    にエアの流れをその長手方向全体に分配するためのそら
    せ板を有する請求項1〜12のいずれか一項に記載のド
    ア。
JP25108793A 1992-09-11 1993-09-13 電気アーク炉のスラグ除去用ドア Withdrawn JPH06235590A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9210867 1992-09-11
FR9210867A FR2695715B1 (fr) 1992-09-11 1992-09-11 Porte de décrassage d'un four électrique à arc.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06235590A true JPH06235590A (ja) 1994-08-23

Family

ID=9433426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25108793A Withdrawn JPH06235590A (ja) 1992-09-11 1993-09-13 電気アーク炉のスラグ除去用ドア

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0587518A1 (ja)
JP (1) JPH06235590A (ja)
CN (1) CN1084631A (ja)
CZ (1) CZ186593A3 (ja)
FR (1) FR2695715B1 (ja)
SK (1) SK96793A3 (ja)

Cited By (6)

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