JPH06234670A - 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンの安定化方法 - Google Patents
1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンの安定化方法Info
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- JPH06234670A JPH06234670A JP5022634A JP2263493A JPH06234670A JP H06234670 A JPH06234670 A JP H06234670A JP 5022634 A JP5022634 A JP 5022634A JP 2263493 A JP2263493 A JP 2263493A JP H06234670 A JPH06234670 A JP H06234670A
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- dichloro
- fluoroethane
- isocyanurate foam
- diisocyanate
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンを発
泡剤として製造したイソシアヌレートフォームの気泡中
に残存した1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンを安
定化する。 【構成】 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンをイ
ソシアヌレートフォームを製造する際に、いずれかの工
程、いずれかの成分にアセチル基またはベンゾイル基を
有する化合物を添加する。
泡剤として製造したイソシアヌレートフォームの気泡中
に残存した1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンを安
定化する。 【構成】 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンをイ
ソシアヌレートフォームを製造する際に、いずれかの工
程、いずれかの成分にアセチル基またはベンゾイル基を
有する化合物を添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,1−ジクロロ−1
−フルオロエタン(以下HCFC−141bという。)
を発泡剤として用いて発泡生成したイソシアヌレートフ
ォームの中に存在するHCFC−141bの分解を抑制
する方法に関するものである。
−フルオロエタン(以下HCFC−141bという。)
を発泡剤として用いて発泡生成したイソシアヌレートフ
ォームの中に存在するHCFC−141bの分解を抑制
する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】イソシアヌレートフォームはポ
リオール、発泡剤、触媒、整泡剤等を配合したプレミッ
クスにポリイソシアネートを加えて製造されるのが一般
的である。
リオール、発泡剤、触媒、整泡剤等を配合したプレミッ
クスにポリイソシアネートを加えて製造されるのが一般
的である。
【0003】発泡剤としては、クロロフルオロカーボン
(以下CFCという。)が使用されてきたが、オゾン層
の破壊及び地球温暖化等の環境問題の原因物質として使
用量の削減計画が実行されつつある。
(以下CFCという。)が使用されてきたが、オゾン層
の破壊及び地球温暖化等の環境問題の原因物質として使
用量の削減計画が実行されつつある。
【0004】そこで、これをHCFC−141bや2,
2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタンなどの
ハイドロクロロフルオロカーボン類で代替する方法が検
討され、例えば、ハイドロクロロフルオロカーボン類自
体の毒性、貯蔵安定性、プレミックスの状態での貯蔵安
定性、イソシアヌレートフォームの物性などについて詳
細な試験が行われ、いずれの点に対しても解決策が提案
されている。特に、断熱性においてトリクロロフルオロ
メタンを使用した製品に近い性能を示すことから、イソ
シアヌレートフォーム製造においてはハイドロクロロフ
ルオロカーボン類による代替が期待されている。
2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタンなどの
ハイドロクロロフルオロカーボン類で代替する方法が検
討され、例えば、ハイドロクロロフルオロカーボン類自
体の毒性、貯蔵安定性、プレミックスの状態での貯蔵安
定性、イソシアヌレートフォームの物性などについて詳
細な試験が行われ、いずれの点に対しても解決策が提案
されている。特に、断熱性においてトリクロロフルオロ
メタンを使用した製品に近い性能を示すことから、イソ
シアヌレートフォーム製造においてはハイドロクロロフ
ルオロカーボン類による代替が期待されている。
【0005】ハイドロクロロフルオロカーボン類は大気
中で分解され易く、オゾン層まで到達しにくいためにト
リクロロフルオロメタンと比較して1/10程度しかオ
ゾン層への影響がないといわれ、環境問題の点からその
使用は好ましい。
中で分解され易く、オゾン層まで到達しにくいためにト
リクロロフルオロメタンと比較して1/10程度しかオ
ゾン層への影響がないといわれ、環境問題の点からその
使用は好ましい。
【0006】その反面、ハイドロクロロフルオロカーボ
ン類によるイソシアヌレートフォーム製品の点から見る
と、ハイドロクロロフルオロカーボン類の分解し易さ
は、イソシアヌレートフォームの長期安定性を損う要因
となることが危惧される。
ン類によるイソシアヌレートフォーム製品の点から見る
と、ハイドロクロロフルオロカーボン類の分解し易さ
は、イソシアヌレートフォームの長期安定性を損う要因
となることが危惧される。
【0007】CFCに比較して、ハイドロクロロフルオ
ロカーボン類は分子内に水素原子を有することから比較
的反応性に富み、脱ハロゲン化水素反応、還元反応を受
けることが知られている。また、発泡を行った後のイソ
シアヌレートフォーム中に残存する触媒や未反応ポリイ
ソシアネート等の活性残基は同様の反応を促進し、分解
生成物を生じることも充分予想される。
ロカーボン類は分子内に水素原子を有することから比較
的反応性に富み、脱ハロゲン化水素反応、還元反応を受
けることが知られている。また、発泡を行った後のイソ
シアヌレートフォーム中に残存する触媒や未反応ポリイ
ソシアネート等の活性残基は同様の反応を促進し、分解
生成物を生じることも充分予想される。
【0008】例えば、HCFC−141bは、高温かつ
塩基性の特殊条件の下では、脱塩化水素または、脱フッ
化水素反応を受け、1−クロロ−1−フルオロエチレン
または1,1−ジクロロエチレンに分解する。この様な
現象よりしてみれば、イソシアヌレートフォーム製品の
中においても同様の反応が起こり、有害な物質を生じる
のみならず、形状や断熱性などの基本的物性の劣化をき
たし、ひいては製品の応用分野の制限をもたらすことも
憂慮される。
塩基性の特殊条件の下では、脱塩化水素または、脱フッ
化水素反応を受け、1−クロロ−1−フルオロエチレン
または1,1−ジクロロエチレンに分解する。この様な
現象よりしてみれば、イソシアヌレートフォーム製品の
中においても同様の反応が起こり、有害な物質を生じる
のみならず、形状や断熱性などの基本的物性の劣化をき
たし、ひいては製品の応用分野の制限をもたらすことも
憂慮される。
【0009】
【発明の目的】本発明は、イソシアヌレートフォームの
発泡剤としてHCFC−141bを使用するに当たっ
て、イソシアヌレートフォームに残存したHCFC−1
41bが、分解反応を受けないようにする方法を提供す
ることを目的とする。
発泡剤としてHCFC−141bを使用するに当たっ
て、イソシアヌレートフォームに残存したHCFC−1
41bが、分解反応を受けないようにする方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、少なくとも主たる原料がポリオール類と
ポリイソシアネート類であるイソシアヌレートフォーム
の製造におけるHCFC−141bの反応性について検
討を加えた結果、イソシアヌレートフォームの生成反応
における活性残基である未反応ポリイソシアネートや触
媒がHCFC−141bと反応して分解生成物を生じせ
しめることが本問題点の原因であり、安定剤としてケト
ン類を加えることによりこれらの活性部位を不活性化し
てHCFC−141bとの反応を抑制できるため、HC
FC−141bの安定化効果が得られることを見出し、
本発明に到達したものである。
を解決すべく、少なくとも主たる原料がポリオール類と
ポリイソシアネート類であるイソシアヌレートフォーム
の製造におけるHCFC−141bの反応性について検
討を加えた結果、イソシアヌレートフォームの生成反応
における活性残基である未反応ポリイソシアネートや触
媒がHCFC−141bと反応して分解生成物を生じせ
しめることが本問題点の原因であり、安定剤としてケト
ン類を加えることによりこれらの活性部位を不活性化し
てHCFC−141bとの反応を抑制できるため、HC
FC−141bの安定化効果が得られることを見出し、
本発明に到達したものである。
【0011】すなわち、本発明は、少なくとも主たる原
料がポリオール類とポリイソシアネート類であり、発泡
剤として1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンを配合
してイソシアヌレートフォームを製造する際に、ケトン
類を添加することを特徴とする1,1−ジクロロ−1 −
フルオロエタンの安定化方法である。
料がポリオール類とポリイソシアネート類であり、発泡
剤として1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンを配合
してイソシアヌレートフォームを製造する際に、ケトン
類を添加することを特徴とする1,1−ジクロロ−1 −
フルオロエタンの安定化方法である。
【0012】また、本発明においては、ハロゲン化化合
物、ニトロ化合物類、フェノ−ル類、アミン類、エ−テ
ル類、アミレン類、有機ホスファイト類、エポキサイド
類、フラン類、アルコ−ル類、オキシム類、カテコール
類およびトリアゾ−ル類から選ばれる1種以上の化合物
を添加することも可能である。
物、ニトロ化合物類、フェノ−ル類、アミン類、エ−テ
ル類、アミレン類、有機ホスファイト類、エポキサイド
類、フラン類、アルコ−ル類、オキシム類、カテコール
類およびトリアゾ−ル類から選ばれる1種以上の化合物
を添加することも可能である。
【0013】本発明の方法においては、通常の条件下で
は添加した安定剤がイソシアヌレート環およびウレタン
結合を形成するための反応すなわちイソシアネートの三
量化およびポリオールとポリイソシアネートの反応を阻
害することはなく、かつ、それ自体またはその分解物が
経時的にイソシアヌレートフォームに対して悪影響を及
ぼすことはない。
は添加した安定剤がイソシアヌレート環およびウレタン
結合を形成するための反応すなわちイソシアネートの三
量化およびポリオールとポリイソシアネートの反応を阻
害することはなく、かつ、それ自体またはその分解物が
経時的にイソシアヌレートフォームに対して悪影響を及
ぼすことはない。
【0014】したがって、安定剤を添加したHCFC−
141bを発泡剤として使用してもイソシアヌレートフ
ォーム断熱体として重要な物理的性質、化学的性質を悪
化させることなく、優れた発泡断熱材が得られるもので
ある。
141bを発泡剤として使用してもイソシアヌレートフ
ォーム断熱体として重要な物理的性質、化学的性質を悪
化させることなく、優れた発泡断熱材が得られるもので
ある。
【0015】また、本発明の方法における安定剤は、イ
ソシアヌレートフォームの製造工程のいずれの箇所、い
ずれの成分に添加してもよいが、添加方法として具体的
には、ポリオール類に添加しておく方法、ポリイソシア
ネートに添加しておく方法、安定剤を発泡剤であるHC
FC−141bに予め添加しておく方法、プレミックス
調製時に添加する方法、発泡剤を添加せず調整したプレ
ミックスに添加する方法、プレミックスとイソシアネー
トを混合し発泡させる直前に添加する方法を例示でき
る。そのため、現行のイソシアヌレートフォームの製造
過程を大幅に変更せずに発泡断熱材を製造することがで
きる利点がある。
ソシアヌレートフォームの製造工程のいずれの箇所、い
ずれの成分に添加してもよいが、添加方法として具体的
には、ポリオール類に添加しておく方法、ポリイソシア
ネートに添加しておく方法、安定剤を発泡剤であるHC
FC−141bに予め添加しておく方法、プレミックス
調製時に添加する方法、発泡剤を添加せず調整したプレ
ミックスに添加する方法、プレミックスとイソシアネー
トを混合し発泡させる直前に添加する方法を例示でき
る。そのため、現行のイソシアヌレートフォームの製造
過程を大幅に変更せずに発泡断熱材を製造することがで
きる利点がある。
【0016】本発明の安定剤は、アセチル基またはベン
ゾイル基を有する化合物である。アセチル基を有する化
合物は、次式 CH3C(=O)−R (1式) (Rは炭素数1〜10の有機基であって、分岐を有する
こともあるアルキル基、分岐を有することもあるアルケ
ニル基、置換基を有することもあるフェニル基もしくは
シクロアルキル基である有機基を示す)で表される化合
物を始め、ベンザルアセトン、2−アセチルフラン、ア
セチルアセトン、ジアセトンアルコール、ジアセチル、
アセトチエノン、2−アセトナフトン、ベンジルメチル
ケトンを例示することができる。また、1式で表される
化合物を例示すれば、アセトフェノン、エチルメチルケ
トン、メチルイソプロピルケトン、メチルブチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、イソアミルメチルケト
ン、ピナコロン、ジエチルケトン、メチルノニルケト
ン、メチルビニルケトン、メシチルオキシド、メチルヘ
プテノンを挙げることができる。
ゾイル基を有する化合物である。アセチル基を有する化
合物は、次式 CH3C(=O)−R (1式) (Rは炭素数1〜10の有機基であって、分岐を有する
こともあるアルキル基、分岐を有することもあるアルケ
ニル基、置換基を有することもあるフェニル基もしくは
シクロアルキル基である有機基を示す)で表される化合
物を始め、ベンザルアセトン、2−アセチルフラン、ア
セチルアセトン、ジアセトンアルコール、ジアセチル、
アセトチエノン、2−アセトナフトン、ベンジルメチル
ケトンを例示することができる。また、1式で表される
化合物を例示すれば、アセトフェノン、エチルメチルケ
トン、メチルイソプロピルケトン、メチルブチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、イソアミルメチルケト
ン、ピナコロン、ジエチルケトン、メチルノニルケト
ン、メチルビニルケトン、メシチルオキシド、メチルヘ
プテノンを挙げることができる。
【0017】またベンゼン環に置換基を有することもあ
るベンゾイル基を有する化合物は、次式 Ph−C(=O)−R (2式) (Rは炭素数1〜10の有機基であって、分岐を有する
こともあるアルキル基、分岐を有することもあるアルケ
ニル基、置換基を有することもあるフェニル基もしくは
シクロアルキル基である有機基を、Phは置換基を有す
ることもあるフェニル基を示す。)で表される化合物で
あり、具体的に例示すれば、ベンゾフェノン、プロピオ
フェノン、フェニルn−プロピルケトン、バレロフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンを挙
げることができる。
るベンゾイル基を有する化合物は、次式 Ph−C(=O)−R (2式) (Rは炭素数1〜10の有機基であって、分岐を有する
こともあるアルキル基、分岐を有することもあるアルケ
ニル基、置換基を有することもあるフェニル基もしくは
シクロアルキル基である有機基を、Phは置換基を有す
ることもあるフェニル基を示す。)で表される化合物で
あり、具体的に例示すれば、ベンゾフェノン、プロピオ
フェノン、フェニルn−プロピルケトン、バレロフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンを挙
げることができる。
【0018】本発明の安定剤は、組合せて用いることも
できる。本発明において発泡剤に添加する安定剤の量
は、発泡剤に対し0.001〜10重量%、好ましくは
0.1〜5重量%である。添加量を0.001重量%よ
り少なくした場合安定化効果が認められなくなり、また
10重量%より多量に使用した場合にはかえって発泡剤
の特性を損うためいずれも好ましくない。
できる。本発明において発泡剤に添加する安定剤の量
は、発泡剤に対し0.001〜10重量%、好ましくは
0.1〜5重量%である。添加量を0.001重量%よ
り少なくした場合安定化効果が認められなくなり、また
10重量%より多量に使用した場合にはかえって発泡剤
の特性を損うためいずれも好ましくない。
【0019】本発明において使用するポリオール類は特
に限定されないが、例えば、ポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオールその他これらを変成して得られ
るポリマーポリオール、PHD(polyharnsstoff dispe
rsion)ポリエーテルポリオール、またポリエーテルポ
リオールをメラミン、ウレタン、アミン、シリコーン、
ε−カプロラクトンなどで変成したものもが挙げられ
る。
に限定されないが、例えば、ポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオールその他これらを変成して得られ
るポリマーポリオール、PHD(polyharnsstoff dispe
rsion)ポリエーテルポリオール、またポリエーテルポ
リオールをメラミン、ウレタン、アミン、シリコーン、
ε−カプロラクトンなどで変成したものもが挙げられ
る。
【0020】本発明において使用するポリエーテルポリ
オールは特に限定されないが、低分子量の多価アルコー
ル類、多価フェノール類、アミン類に、炭素数2〜6の
アルキレンオキシド(エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフランなどが
好ましい。)を付加させ、もしくは開環重合させること
で得られる。この用途に用いられるものものとしては、
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、シクロヘキシレングリコールなど
の2価のアルコール類、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリトリット、ソルビット、シュークロ
ース、ヘキサントリオール、ジグリセリンなどの多価ア
ルコール類、ハイドロキノン、カテコール、1,3,5
−トリス(4−ヒドロキシフェニル)ベンゼン、1,
1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5’−メチルベンジ
ル)−4−メチルフェノール、ビスフェノールA(また
はテトラメチルビスフェノール、1,1−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−イソブタン、1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、4,4’−
ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒド
ロキシジフェニル、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホンなど)などのフェノール類、トリエタノールア
ミン、N−メチルジエタノールアミン、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリレンジアミン、ジフェ
ニルメタンジアミンなどのアミン類が使用できる。
オールは特に限定されないが、低分子量の多価アルコー
ル類、多価フェノール類、アミン類に、炭素数2〜6の
アルキレンオキシド(エチレンオキシド、プロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフランなどが
好ましい。)を付加させ、もしくは開環重合させること
で得られる。この用途に用いられるものものとしては、
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、シクロヘキシレングリコールなど
の2価のアルコール類、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリトリット、ソルビット、シュークロ
ース、ヘキサントリオール、ジグリセリンなどの多価ア
ルコール類、ハイドロキノン、カテコール、1,3,5
−トリス(4−ヒドロキシフェニル)ベンゼン、1,
1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5’−メチルベンジ
ル)−4−メチルフェノール、ビスフェノールA(また
はテトラメチルビスフェノール、1,1−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−イソブタン、1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、4,4’−
ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒド
ロキシジフェニル、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホンなど)などのフェノール類、トリエタノールア
ミン、N−メチルジエタノールアミン、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリレンジアミン、ジフェ
ニルメタンジアミンなどのアミン類が使用できる。
【0021】さらに具体的には、低分子量ポリオール系
のポリエーテルポリオールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールおよびグリセリンのエチレン
オキシドまたはプロピレンオキシドの付加重合物または
エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのランダムま
たはブロック付加共重合物、アミン系のポリエーテルポ
リオールとしては、N,N,N’,N’−テトラキス
(2ーヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,
N,N’−トリス(2ーヒドロキシプロピル)ーN’−
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、N,N,
N’,N’’,N’’−ペンタキス(2ーヒドロキシプ
ロピル)ジエチレントリアミンなど、また、ポリ(オキ
シプロピレン)シュークロース、ポリ(オキシプロピレ
ン)ソルビトールなどが挙げられる。
のポリエーテルポリオールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールおよびグリセリンのエチレン
オキシドまたはプロピレンオキシドの付加重合物または
エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのランダムま
たはブロック付加共重合物、アミン系のポリエーテルポ
リオールとしては、N,N,N’,N’−テトラキス
(2ーヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N,
N,N’−トリス(2ーヒドロキシプロピル)ーN’−
(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、N,N,
N’,N’’,N’’−ペンタキス(2ーヒドロキシプ
ロピル)ジエチレントリアミンなど、また、ポリ(オキ
シプロピレン)シュークロース、ポリ(オキシプロピレ
ン)ソルビトールなどが挙げられる。
【0022】また、アジピン酸、フタル酸などとエチレ
ングリコール、プロピレングリコールなどとの反応、ε
−カプロラクタムの開環重合によるポリエステルポリオ
ールを挙げることができる。
ングリコール、プロピレングリコールなどとの反応、ε
−カプロラクタムの開環重合によるポリエステルポリオ
ールを挙げることができる。
【0023】一方、ポリイソシアネートには、例えば、
エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、
ドデカメチレンジイソシアネート、1,6,11−ウン
デカントリイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘ
キサンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメ
チルカプロエート、ビス(2−イソシアネートエチル)
フマレート、ビス(2−イソシアネートエチル)カーボ
ネート、2−イソシアネートエチル−2,6−ジイソシ
ネートヘキサノエート、イソホロンジイソシアネート
(IPDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート(水添MDI)、シクロヘキシレンジイソシアネ
ート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート(水添
TDI)、ビス(2−イソシアネートエチル)−4−シ
クロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、キシリレ
ンジイソシアネート、ジエチルベンゼンジイソシアネー
ト、トルエンジイソシアネート(TDI)、HDIの水
変成物、IPDIの3量化物などおよびこれらの粗製物
または2種以上の混合物が挙げられる。また、本発明に
おいては、ポリオール類、ポリイソシアネート類はこれ
らに代えてあるいはこれらと共に上記化合物よりなるヒ
ドロキシル基末端ウレタンプレポリマー、イソシアネー
ト基末端ウレタンプレポリマーを使用することもでき
る。
エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、
ドデカメチレンジイソシアネート、1,6,11−ウン
デカントリイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘ
キサンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメ
チルカプロエート、ビス(2−イソシアネートエチル)
フマレート、ビス(2−イソシアネートエチル)カーボ
ネート、2−イソシアネートエチル−2,6−ジイソシ
ネートヘキサノエート、イソホロンジイソシアネート
(IPDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート(水添MDI)、シクロヘキシレンジイソシアネ
ート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート(水添
TDI)、ビス(2−イソシアネートエチル)−4−シ
クロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、キシリレ
ンジイソシアネート、ジエチルベンゼンジイソシアネー
ト、トルエンジイソシアネート(TDI)、HDIの水
変成物、IPDIの3量化物などおよびこれらの粗製物
または2種以上の混合物が挙げられる。また、本発明に
おいては、ポリオール類、ポリイソシアネート類はこれ
らに代えてあるいはこれらと共に上記化合物よりなるヒ
ドロキシル基末端ウレタンプレポリマー、イソシアネー
ト基末端ウレタンプレポリマーを使用することもでき
る。
【0024】本発明において使用できるポリオール類は
特に限定されないが、アジピン酸、フタル酸などとエチ
レングリコール、プロピレングリコールなどとの反応に
よるポリエステルポリオールなどを挙げることができ
る。
特に限定されないが、アジピン酸、フタル酸などとエチ
レングリコール、プロピレングリコールなどとの反応に
よるポリエステルポリオールなどを挙げることができ
る。
【0025】一方、本発明において使用できるイソシア
ヌレート触媒としては特に限定されないが、2,4,6
−トリスジメチルアミノメチルフェノール、2,4,6
−トリス−ジエチルアミノメチルフェノール、N,
N’,N”−トリス−ジメチルアミノプロピル−sym
−ヘキサ−ヒドロトリアジンなどの有機共塩基性化合
物、オクチル酸カリウム、ヘキサン酸カリウム、安息香
酸カリウムなどのカルボン酸のアルカリ金属塩、2−エ
チルヘキサン酸N−メチルコリン塩などのカルボン酸の
第四アンモニウム塩が挙げられる。
ヌレート触媒としては特に限定されないが、2,4,6
−トリスジメチルアミノメチルフェノール、2,4,6
−トリス−ジエチルアミノメチルフェノール、N,
N’,N”−トリス−ジメチルアミノプロピル−sym
−ヘキサ−ヒドロトリアジンなどの有機共塩基性化合
物、オクチル酸カリウム、ヘキサン酸カリウム、安息香
酸カリウムなどのカルボン酸のアルカリ金属塩、2−エ
チルヘキサン酸N−メチルコリン塩などのカルボン酸の
第四アンモニウム塩が挙げられる。
【0026】本発明においては、その他にウレタンフォ
ーム製造において公知の鎖延長剤、架橋剤、界面活性
剤、難燃剤、充填剤、加水分解防止剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、防黴剤などを使用することができる。
ーム製造において公知の鎖延長剤、架橋剤、界面活性
剤、難燃剤、充填剤、加水分解防止剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、防黴剤などを使用することができる。
【0027】以下、本発明を実施例によりさらに具体的
に説明するが、本発明はこの実施例のみに限定されるも
のではない。
に説明するが、本発明はこの実施例のみに限定されるも
のではない。
【0028】
実施例1 無水フタル酸系ポリエステルポリオール(水酸基価24
0mgKOH/g)100重量部に、整泡剤として東レ
ダウコーニングシリコーン(株)製SH−193を1.
5重量部、触媒としてオクチル酸カリウムを2.5重量
部、N,N’,N”−トリス−ジメチルアミノプロピル
−sym−ヘキサ−ヒドロトリアジンを1.2重量部に
発泡剤としてHCFC−141b45重量部と安定剤と
してアセトフェノンを2.25重量部を加えプレミック
スを調整した。
0mgKOH/g)100重量部に、整泡剤として東レ
ダウコーニングシリコーン(株)製SH−193を1.
5重量部、触媒としてオクチル酸カリウムを2.5重量
部、N,N’,N”−トリス−ジメチルアミノプロピル
−sym−ヘキサ−ヒドロトリアジンを1.2重量部に
発泡剤としてHCFC−141b45重量部と安定剤と
してアセトフェノンを2.25重量部を加えプレミック
スを調整した。
【0029】200ml紙製容器に、10.0gのプレ
ミックスとジフェニルメタン−ジイソシアネートおよび
ポリフェニル−ポリメチレン−ポリイソシアネートから
なる粗製MDIの10.0gを混合し、3000rpm
の回転速度で5秒間攪拌して、イソシアヌレートフォー
ムを得た。
ミックスとジフェニルメタン−ジイソシアネートおよび
ポリフェニル−ポリメチレン−ポリイソシアネートから
なる粗製MDIの10.0gを混合し、3000rpm
の回転速度で5秒間攪拌して、イソシアヌレートフォー
ムを得た。
【0030】プレミックスと粗製MDIの混合後、発泡
容積が最大になった時間(ライズタイム)は35秒であ
り、安定剤を添加しないときと変わらなかった。発泡
後、開放したまま24時間放置し、その後、10mm×
10mm×1mmの大きさにイソシアヌレートフォーム
を切断して100mlのガラス製容器にいれ、ゴム栓で
密封して60℃で3日間HCFC−141bの安定性の
加速試験を行なった。
容積が最大になった時間(ライズタイム)は35秒であ
り、安定剤を添加しないときと変わらなかった。発泡
後、開放したまま24時間放置し、その後、10mm×
10mm×1mmの大きさにイソシアヌレートフォーム
を切断して100mlのガラス製容器にいれ、ゴム栓で
密封して60℃で3日間HCFC−141bの安定性の
加速試験を行なった。
【0031】ガラス容器の気相部をサンプリングしガス
クロマトグラフィーで分析することにより、ウレタンフ
ォームより放出されたガスの組成を求めた。表1におい
ては、分解生成物である1−クロロ−1−フルオロエチ
レンの生成量をHCFC−141bが100とした比率
で表した。この時の分解生成物(下式においてaとす
る。)と比較例1での分解生成物(下式においてbとす
る。)をもとに抑制率を下式 抑制率=100x(b−a)/b で求め、結果を表1に示した。
クロマトグラフィーで分析することにより、ウレタンフ
ォームより放出されたガスの組成を求めた。表1におい
ては、分解生成物である1−クロロ−1−フルオロエチ
レンの生成量をHCFC−141bが100とした比率
で表した。この時の分解生成物(下式においてaとす
る。)と比較例1での分解生成物(下式においてbとす
る。)をもとに抑制率を下式 抑制率=100x(b−a)/b で求め、結果を表1に示した。
【0032】実施例2〜8 アセトフェノンの代わりに表1に示した安定剤を用いた
以外は、実施例1と同一の実験を行った。結果を表1に
示す。
以外は、実施例1と同一の実験を行った。結果を表1に
示す。
【0033】参考例1 アセトフェノンの代わりにα−テトラロンを用いた以外
は、実施例1と同一の実験を行った。結果を表1に示
す。
は、実施例1と同一の実験を行った。結果を表1に示
す。
【0034】比較例1 同時に比較例として安定剤を添加しないで実施例1と同
一の実験を行った。結果を表1に示す。
一の実験を行った。結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】表1から明らかなように、ポリオール、
ポリイソシアネート、触媒および発泡剤を用いてイソシ
アヌレートフォームを製造する場合において、本発明の
方法にしたがいケトン類を原料に添加することにより、
発泡剤であるHCFC−141bの分解を抑制すること
ができた。
ポリイソシアネート、触媒および発泡剤を用いてイソシ
アヌレートフォームを製造する場合において、本発明の
方法にしたがいケトン類を原料に添加することにより、
発泡剤であるHCFC−141bの分解を抑制すること
ができた。
【0037】したがって、本発明の方法により製造され
たイソシアヌレートフォームは、長期間にわたって形状
の変化がなく、また断熱性においても初期の良好な特性
を保持しうるという、顕著な効果を示す。
たイソシアヌレートフォームは、長期間にわたって形状
の変化がなく、また断熱性においても初期の良好な特性
を保持しうるという、顕著な効果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 101:00) C08L 75:04
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも主たる原料がポリオール類とポ
リイソシアネート類であり、発泡剤として1,1−ジク
ロロ−1 −フルオロエタンを配合してイソシアヌレート
フォームを製造する際に、安定剤としてケトン類を使用
することを特徴とする1,1−ジクロロ−1 −フルオロ
エタンの安定化方法。 - 【請求項2】ケトン類が分子内にアセチル基を有する化
合物である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】ケトン類が、分子内に置換基を有すること
もあるベンゾイル基を有する化合物である請求項1記載
の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022634A JPH06234670A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンの安定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022634A JPH06234670A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンの安定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234670A true JPH06234670A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12088270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5022634A Pending JPH06234670A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 1,1−ジクロロ−1 −フルオロエタンの安定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06234670A (ja) |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP5022634A patent/JPH06234670A/ja active Pending
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