JPH0623449Y2 - 自動車の空調用ダクト - Google Patents

自動車の空調用ダクト

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JPH0623449Y2
JPH0623449Y2 JP14811785U JP14811785U JPH0623449Y2 JP H0623449 Y2 JPH0623449 Y2 JP H0623449Y2 JP 14811785 U JP14811785 U JP 14811785U JP 14811785 U JP14811785 U JP 14811785U JP H0623449 Y2 JPH0623449 Y2 JP H0623449Y2
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JP
Japan
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duct
air conditioning
conditioning duct
air
tip
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JP14811785U
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聖司 服部
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車体の中空骨格内に嵌挿,装着される自動車の
空調用ダクトに関するものである。
(従来の技術) 従来の1ボツクスタイプの自動車の空調用ダクトを第6
図により説明すると,(a)がボデーインナパネル,(b)が
ボデーアウタパネル,(c)が上記ボデーインナパネル(a)
の内面に取付けた補強パネル,(d)が同補強パネル(c)を
介して上記ボデーインナパネル(a)に取付けたシートベ
クトアンカボルト,(e)が同シートベクトアンカボルト
(d)に取付けたシートベクト,(f)が空調用ダクト,(f1)
が同空調用ダクト(f)の先端開口部(上端開口部)の周
りに設けたフランジで,同空調用ダクト(f)がボデーイ
ンナパネル(a)とボデーアウタパネル(b)との間に形成さ
れた空間部内に,ステツプ(I)→ステツプ(II)→ス
テツプ(III)のように嵌挿されて,空調用ダクト(f)の
先端開口部(上端開口部)の周りに設けたフランジ(f1)
がボデーインナパネル(a)にボルト(図示せず)を介し
固定されて,同空調用ダクト(f)が天井ダクト(g)に接続
され,室内スペースを確保する必要からシート下或いは
フロア下に配置された空調ユニツトから出たエアを空調
用ダクト(f)→天井ダクト(g)→天井エアアウトレツト
(図示せず)から車室内へ吹き出すようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第6図に示す自動車の空調用ダクトには,次の問題
があった。即ち,ボデーインナパネル(a)とボデーアウ
タパネル(b)との間に形成された空間部(例えばBピラ
ー)内に嵌挿,装着される空調用ダクト(f)の断面積
は,送風量を多くするために,なるべく大きくする必要
がある。一方,ボデーインナパネル(a)とボデーアウタ
パネル(b)との間に形成した空間部(例えばBピラー)
の厚さは,室内スペースを確保するために,なるべく薄
くする必要がある。ところがボデーインナパネル(a)の
内面には,シートベクトアンカボルト(d)やボデーリン
ホース等の部材が突出しており,空調用ダクト(f)のフ
ランジ(f1)がステツプ(I)のときに,ボデーリンホー
スに引っ掛かり,ステツプ(II)のときに,シートベク
トアンカボルト(d)に当接引っ掛かって,嵌挿が困難に
なるので,やむなくボデーインナパネル(a)とボデーア
ウタパネル(b)との間に形成した空間部(例えばBピラ
ー)の厚さを増大したり,空調用ダクト(f)の厚さを薄
くしたりしており,室内スペースと送風量の一方を犠牲
にしていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので,車体の中空骨
格内に嵌挿,装着される自動車の空調用ダクトにおい
て,ダクトの先端部を断面形状略山形にして,ダクトを
前記車体の中空骨格内に嵌挿するときに同中空骨格の内
面から内方に突出した部材に接触する斜面をダクトの先
端部に形成したことを特徴とする自動車の空調用ダクト
に係わり,その目的とする処は,室内スペース,送風量
を犠牲にせずに,空調用ダクトを車体の中空骨格内に円
滑に嵌挿することができる改良された自動車の空調用ダ
クトを供する点にある。
(作用) 本考案は前記のように車体の中空骨格内に嵌挿,装着さ
れる自動車の空調用ダクトにおいて,ダクトの先端部を
断面形状略山形にして,ダクトを前記車体の中空骨格内
に嵌挿するときに同中空骨格の内面から内方に突出した
部材に接触する斜面をダクトの先端部に形成しており,
ボデーインナパネルとボデーアウタパネルとの間に形成
した空間部(例えばBピラー)の厚さを増大したり,空
調用ダクトの厚さを薄くしたりせずに,空調用ダクトが
車体の中空骨格内に円滑に嵌挿される。
(実施例) 次に本考案の自動車の空調用ダクトを第1図乃至第5図
に示す一実施例により説明すると,第1,2図の(1)が
ボデーインナパネル,(2)がボデーアウタパネル,(3)が
上記ボデーインナパネル(1)の内面に取付けた補強パネ
ル,(4)が同補強パネル(3)を介して上記ボデーインナパ
ネル(1)に取付けたシートベクトアンカボルト,(5)が同
シートベクトアンカボルト(4)に取付けたシートベク
ト,(6)が空調用ダクト,(6a)が同空調用ダクト(6)の先
端部に設けた断面形状略山形状部で,同山形状部(6a)の
斜面(6a1)が室内側(シートベクトアンカボルト(4)側)
を向いている。また(6b)が上記空調用ダクト(6)の上端
部付近に設けた開口部,(6c)が同空調用ダクト(6)の背
面側に設けたエアガイド形成用凹部で,空調用ダクト
(6)の内面(開口部(6b)と対向する内面)に通風抵抗を
低減するための断面半円状エアガイドが形成されてい
る。また(7)が天井ダクト,(8)が上記ボデーインナパネ
ル(1)に設けたダクト挿入穴,(9)が空調用ダクト(6)固
定用ボルトである。また1ボツクスタイプの自動車を示
す第4,5図において、(7a)(7a)が上記天井ダクト(7)
の左右両端部から後方へ延びた分岐ダクト,(10)が上記
天井ダクト(7)に設けたエアアウトレツト,(11)が上記
各分岐ダクト(7a)(7a)に設けたエアアウトレツト,(12)
がシート(13)の下方に配置した空調ユニツトで,同空調
ユニツト(12)のエアが空調用ダクト(6)→天井ダクト(7)
→分岐ダクト(7a)(7a)に送られて,各エアアウトレツト
(10)(11)から車室内へ送出されるようになっている。
次に前記第1図乃至第5図に示す自動車の空調用ダクト
の作用を具体的に説明する。空調用ダクト(6)がボデー
インナパネル(1)のダクト挿入穴からボデーインナパネ
ル(1)とボデーアウタパネル(2)との間に形成された空間
部内に,第2図のステツプ(I)→ステツプ(II)→ス
テツプ(III)のように嵌挿されて,空調用ダクト(6)の
開口部(6b)の周りの部分がボルト(9)を介しボデーイン
ナパネル(1)に固定されて,同空調用ダクト(6)が天井ダ
クト(7)に接続される。が,ステツプ(I)のときに
は,空調用ダクト(6)の先端部に設けた断面形状略山形
状部(6a)の斜面(6a1)がリンホースに接触して,同リン
ホース部分を円滑に通過し,ステツプ(II)のときに
は,上記斜面(6a1)がシートベクトアンカボルト(4)部分
に接触して,同シートベクトアンカボルト(4)部分を円
滑に通過する。
(考案の効果) 本考案は前記のように車体の中空骨格内に嵌挿,装着さ
れる自動車の空調用ダクトにおいて,ダクトの先端部を
断面形状略山形にして,ダクトを前記車体の中空骨格内
に嵌挿するときに同中空骨格の内面から内方に突出した
部材に接触する斜面をダクトの先端部に形成しており,
ボデーインナパネルとボデーアウタパネルとの間に形成
した空間部(例えばBピラー)の厚さを増大したり,空
調用ダクトの厚さを薄くしたりせずに,空調用ダクトを
車体の中空骨格内に円滑に嵌挿できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる自動車の空調用ダクトの一実施
例を示す側面図,第2図は第1図の矢視A−A線に沿う
縦断正面図,第3図は第2図の矢印B部分の拡大縦断正
面図,第4図は空調用ダクトの配置例を示す平面図,第
5図はその側面図,第6図は従来の自動車の空調用ダク
トを示す縦断正面図である。 (1)(2)……車体の中空骨格,(6)……空調用ダクト,(6
a)……ダクト(6)先端の断面形状略山形状部,(6a1)……
斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の中空骨格内に嵌挿,装着される自動
    車の空調用ダクトにおいて,ダクトの先端部を断面形状
    略山形にして,ダクトを前記車体の中空骨格内に嵌挿す
    るときに同中空骨格の内面から内方に突出した部材に接
    触する斜面をダクトの先端部に形成したことを特徴とす
    る自動車の空調用ダクト。
JP14811785U 1985-09-30 1985-09-30 自動車の空調用ダクト Expired - Lifetime JPH0623449Y2 (ja)

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JPS6256307U JPS6256307U (ja) 1987-04-08
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