JPH06234239A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH06234239A
JPH06234239A JP2403193A JP2403193A JPH06234239A JP H06234239 A JPH06234239 A JP H06234239A JP 2403193 A JP2403193 A JP 2403193A JP 2403193 A JP2403193 A JP 2403193A JP H06234239 A JPH06234239 A JP H06234239A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学記録素子が主走査方向に沿って多数配列さ
れた光走査ヘッドによって感光媒体を露光して画像形成
を行う画像記録装置において、主走査方向に沿って発生
する感光媒体の露光エネルギのバラツキを抑え、それに
より副走査方向に沿って発生する縦筋状の画像濃度ムラ
を低減することが可能な画像記録装置を提供する。 【構成】主走査方向(矢線A方向)に沿って多数の光学
記録素子1が配列された光走査ヘッド2を備え、副走査
方向(紙面垂直方向)に移動する感光媒体3を画像デー
タに応じて適宜照明して画像形成を行う画像記録装置に
おいて、上記各光学記録素子1の発光に伴う感光媒体3
上の露光エネルギが均一となるように、上記各光学記録
素子1の光出力強度を補正する補正手段4を設けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機、プリン
タ、ファクシミリ等、電子写真法を用いて画像形成を行
う画像記録装置に係り、詳細には、光学記録素子が主走
査方向に配列された光走査ヘッドを用いて感光媒体に潜
像を形成するタイプの画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法を用いた画像記録装置
としては、例えば発光ダイオードアレイ(以下、LED
アレイと記す)や液晶シャッターアレイ(以下、LCS
アレイと記す)等のように、光学記録素子が主走査方向
に沿って配列された固体走査方式の光走査ヘッドを用い
て感光媒体を露光するものがある。このような画像記録
装置は上記各光学記録素子の点灯あるいは消灯に関する
2値情報に基づいて感光媒体上に静電潜像を形成してい
るので、主に文字や図形等の線画像の記録を行う目的に
適していると言える。しかし、近年の高度情報化に伴
い、文字や図形等の線画像ばかりではなく、写真画像の
ように階調性を有する所謂中間調画像の記録に対する要
請が高まってきている。
【0003】2値記録方式を採用した上記画像記録装置
においても、ディザ法や濃度パターン法等を採用するこ
とで中間調画像の記録に対応することはできるが、これ
らのディザ法や濃度パターン法では複数の画素を用いて
中間調を表現するため、高解像度の記録画像が得られな
いという問題点があった。特に、画像読取り装置、画像
処理装置及び画像記録装置の三者を組み合せた所謂デジ
タル複写機では、高品質な画像再現性を得る目的から解
像度を低下させることなく中間調画像を記録することが
要求されており、これらの中間調記録方法は光走査ヘッ
ドを備えたデジタル複写機に採用することができなかっ
た。
【0004】そこで、特開平2−9652号公報等に
は、1画素当たりn+1段階の階調レベルを有する1ラ
インの中間調イメージデータに対し、1ラインをn本の
サブラインに分割して記録する中間調画像の記録方法が
提案されている。この記録方法においては各サブライン
毎の露光時間幅が概ね均等になるように1ラインが分割
され、これらサブラインを順次重ねることによってn+
1段階の階調レベルが表現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光走査
ヘッドは各光学記録素子毎の出力バラツキが大きいた
め、階調表現のなされた中間調画像を記録すると、線画
では特に問題とならなかった各画素毎の微妙な露光量の
違いが画像の濃度ムラとなって顕在化され、人間の目に
はこれが副走査方向に沿った縦筋状の濃度ムラとなって
認識されてしまう。従って、上記光走査ヘッドを用いて
中間調画像を記録するためには、各光学記録素子毎の出
力バラツキが十分に補正されている必要がある。
【0006】光走査ヘッドの出力補正法としては、特開
平1−258965号公報に開示された方法が知られて
いる。この方法では、結像光学系を透過した各光学記録
素子の定常状態の光出力強度を測定すると共に、測定結
果に基づいて各光学記録素子の駆動電流を調整し、各光
学記録素子の定常状態における光出力強度の均一化を図
っている。
【0007】しかしながら、上記方法によって出力補正
を行った光走査ヘッドを用いて中間調画像の記録を行っ
た場合でも、低速記録及び低階調記録を除いて、出力補
正値からは予測できない広幅(数mm幅以上)で副走査
方向に沿った縦筋状の濃度ムラが発生し、上記問題点を
完全に排除することはできなかった。
【0008】この濃度ムラの主な原因は、光走査ヘッド
の各光学記録素子を駆動するドライバICの立ち上がり
及び/又は立ち下がりの過渡特性のバラツキに起因する
と考えられる。そこで、予め特開平1−258965号
公報に開示される方法によって定常状態の光出力強度が
補正されたLEDヘッドを用い、このLEDヘッドに配
列された各ドライバIC毎に光学記録素子の光出力を測
定した。尚、各ドライバICは連続した8個の光学記録
素子を点灯するように制御されている。図11(a)及
び(b)は、異なる二つのドライバICに夫々接続され
た光学記録素子の光出力の過渡特性波形を上記測定結果
に基づいて記録したものであり、図11(a)は光出力
の立ち下がりが速い場合の例を、また図11(b)は光
出力の立ち下がりの遅い場合の例を示している。これら
両者を比較した場合、前者に比較して後者の方が過渡特
性波形の積分値(各グラフにおける斜線領域の面積に相
当)、すなわち感光媒体表面での露光エネルギは大きく
なる。尚、図11(a)及び(b)共に、過渡特性波形
の下方に示す波形はLEDヘッドの点灯を制御するタイ
ミング信号である。
【0009】更に、図11と同一の条件で、概ね8mm
間隔で配列された各ドライバIC毎に光学記録素子の光
出力を測定し、各測定結果に基づいて得られた過渡特性
波形の積分値を算出した。その算出結果を図12に示
す。定常状態における各光学記録素子の光出力強度のバ
ラツキが±2%程度に抑えられているにも拘わらず、光
出力の積分値のバラツキはLEDヘッドの全長に亘って
±5%程度もあり、定常状態における各光学記録素子の
光出力強度を補正するだけでは感光媒体表面の露光エネ
ルギを均一化できないことが明らかとなった。
【0010】すなわち、定常状態における各光学記録素
子の光出力強度を補正しても、感光媒体表面の露光エネ
ルギを完全に均一にすることはできず、形成した画像に
は副走査方向に沿った縦筋状の濃度ムラが発生してしま
うのである。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、光学記録素子が
主走査方向に沿って多数配列された光走査ヘッドによっ
て感光媒体を露光して画像形成を行う画像記録装置にお
いて、主走査方向に沿って発生する感光媒体の露光エネ
ルギのバラツキを抑え、それにより副走査方向に沿って
発生する縦筋状の画像濃度ムラを低減することが可能な
画像記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像記録装置は、図1に示すように、主走
査方向(矢線A方向)に沿って多数の光学記録素子1が
配列された光走査ヘッド2を備え、副走査方向(紙面垂
直方向)に移動する感光媒体3を画像データに応じて適
宜照明して画像形成を行う画像記録装置において、上記
各光学記録素子1の発光に伴う感光媒体3上の露光エネ
ルギが均一となるように、上記各光学記録素子1の光出
力強度を補正する補正手段4を設けたことを特徴とする
ものである。
【0013】このうよな技術的手段においては、各光学
記録素子の一回の発光に伴う感光媒体上の露光エネルギ
が予め算出され、この算出結果に基づいて決定された各
光学記録素子の発光強度の補正データが上記補正手段に
保持される。そして、画像形成を行う際には、上記補正
データが画像データと共に光走査ヘッドに与えられ、各
光学記録素子は上記補正データによって定められた発光
強度で感光媒体を露光する。
【0014】上記露光エネルギの算出は予め各光学記録
素子の光出力を光センサーで測定した後に、その過渡特
性波形を積分することによって行われる。具体的な算出
方法としては、例えば、測定結果から得られた光出力の
過渡特性波形をデジタル変換し、これを計算機で積分し
て行うことができる。また、光センサーの出力電荷を積
分回路で直接に積分して算出しても良い。
【0015】また、各光学記録素子の光出力を光センサ
ーで測定するに当たっては、例えば特開平1−2589
65号公報に開示される方法によって、予め各光学記録
素子の定常状態の光出力強度が均一化されていることが
好ましい。光出力強度が均一化されていない場合、一連
の光学記録素子の相互間の光出力のバラツキは通常±3
0%程度あり、光出力が+30%の誤差を有している光
学記録素子に上記光センサーの測定レンジを合致させる
と、−30%の誤差を有している光学記録素子の光出力
の測定精度は約半分になってしまうからである。
【0016】更に、上記感光媒体としては、光学記録素
子が配列された主走査方向に直交する副走査方向に所定
の速度で送られるものであれば、例えば表面に光導電層
を備えた感光体ドラムや感光体ベルトであっても良い
し、ドラム等に担持されて副走査方向に搬送される感光
紙であっても良い。
【0017】更に、上記光走査ヘッドとしては、各画素
に対応して配列された光学記録素子により感光媒体の露
光の有無を制御し得るものであれば、例えばLEDアレ
イや蛍光体アレイ、あるいは電界発光素子アレイ等、適
宜選択して差し支えない。また、光源からの光を各画素
毎に遮光制御して感光媒体を露光するLCSアレイやP
LZTシャッターアレイであっても差し支えない。
【0018】
【作用】上記技術的手段によれば、光走査ヘッドを構成
する各光学記録素子の発光に伴う感光媒体上の露光エネ
ルギを基準として各光学記録素子の光出力強度を補正
し、それにより各光学記録素子の発光に伴う感光媒体上
の露光エネルギの均一化を図っているので、各光学記録
素子を駆動するドライバICの立ち上がり及び/又は立
ち下がりの過渡特性の違いが感光媒体上の露光エネルギ
に影響を及ぼすことがない。従って、副走査方向に沿っ
て発生する縦筋状の濃度ムラを低減することができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の画像記録
装置を詳細に説明する。図2は本発明を適用した画像記
録装置の一実施例を示すものである。符号10は感光体
ドラムであり、その表面には例えば負帯電極性を備えた
有機光導電層が形成されている。また、この感光体ドラ
ム10は図示外の駆動機構によって矢線B方向へ所定の
プロセススピード(例えば130mm/s)で回転す
る。更に、符号11は帯電器であり、後述の光走査ヘッ
ド12による画像露光に先立って感光体ドラム10の表
面を所定の電位(例えば約−650V)に一様に帯電す
る。
【0020】一様に帯電された感光体ドラム10は光走
査ヘッド12によって露光され、入力画像データに応じ
た静電潜像が感光体ドラム10上に形成される。このと
き、上記光走査ヘッド12は画像部のみを露光する所謂
イメージライティングによって静電潜像を形成する。
【0021】感光体ドラム10上に形成された静電潜像
は現像器13によって現像され、感光体ドラム10上に
はトナー像が形成される。本実施例では現像剤として二
成分現像剤を用い、現像ロールに−550Vの現像バイ
アス電位を与えながら上記静電潜像を反転現像した。ま
た、二成分現像剤のキャリアとしては直径が100μm
程度のポリマー系キャリアを用い、トナーとしては直径
10μm程度の負帯電極性の黒色トナーを用いた。
【0022】一方、記録用紙14はレジストローラ15
によって感光体ドラム10の回転に同期した所定のタイ
ミングで用紙カセット16から搬出され、転写帯電器1
7の配設された転写部に供給される。そして、この転写
部において感光体ドラム10上のトナー像は記録用紙1
4に転写される。この後、トナー像の転写された記録用
紙14に対しては定着器18によってトナー像の定着処
理がなされ、定着処理のなされた記録用紙14は用紙ス
タッカ19に排出される。
【0023】また、トナー像の転写が終了した感光体ド
ラム10は次の画像記録行程に備えるべく、ファーブラ
シを有するクリーナー20によって清掃されてその表面
から残留トナーや紙粉等が除去された後、イレーズラン
プ21によって露光されて残留電荷が消去される。
【0024】図3は本実施例に用いた光走査ヘッド12
の主走査方向の断面図を示すものである。符号30は多
数の発光ダイオードが主走査方向(紙面垂直方向)に沿
って配列されたLEDアレイであり、アルミニウム等の
絶縁基板31上に固着されている。また、符号32及び
33は夫々上記LEDアレイ30を駆動するためのドラ
イバICであり、LEDアレイ30の両側で上記絶縁基
盤31上に固着されると共に、ボンディングワイヤ34
によってLEDアレイ30の各発光ダイオードと互いに
電気的に接続されている。更に、符号35は上記LED
アレイ30と所定の距離をおいて対向するレンズアレイ
であり、LEDアレイ30からの照射光を感光体ドラム
10上に結像する。
【0025】次に、上記光走査ヘッド12の駆動系につ
いて説明する。図4は上記光走査ヘッド12へのデータ
入力を示すブロック図である。光走査ヘッド12の各ド
ライバIC32,33にはデータ処理手段40から画像
データが供給され、各ドライバIC32,33はLED
アレイ30の各発光ダイオード36を画像データに等し
いタイミングで点灯させる。また、各ドライバIC3
2,33には出力補正信号発生手段41から出力補正デ
ータが供給され、各ドライバICはこの出力補正データ
に基づいて各発光ダイオード36の発光出力を制御す
る。
【0026】また、図5は上記発光ダイオード36とド
ライバIC32,33の等価回路を示すものである。発
光ダイオード36は直線状に4736個が配列されてL
EDアレイ30を構成している。また、上記発光ダイオ
ード36の材料としては、GaAlAsが用いられ、そ
の発光波長は例えば720nmである。更に、上記LE
Dアレイ30の記録幅は300mmであり、その記録密
度は400dpiである。
【0027】直線状に配列された上記発光ダイオード3
6はその両側に配列されたドライバIC32,33に対
して1つずつ交互に接続されており、図示の左側より奇
数番目の発光ダイオード36が上側に位置するドライバ
IC32によって駆動される一方、偶数番目の発光ダイ
オード36は下側に位置する図示外のドライバIC33
によって駆動されるようになっている。また、1個のド
ライバICには64個の発光ダイオード36が接続され
ており、4736個の発光ダイオードに対して上下夫々
37個のドライバIC32,33が配列されている。以
下、図示されている上側のドライバIC32を用いてこ
の等価回路を説明する。
【0028】上記発光ダイオード36の一端は電源ライ
ンPVを介して電源回路(図示せず)に接続されてお
り、各発光ダイオード36の一端には5Vの電圧が順方
向に印加されている。また、上記発光ダイオード36の
他端には1つの発光ダイオード36に対して5組のゲー
ト回路50,50…が接続されており、いずれかのゲー
ト回路50が閉状態の時にグランドラインPGを介して
上記発光ダイオード36が接地される。従って、上記各
発光ダイオード36は対応する5組のゲート回路50,
50…の開閉に応じて点灯あるいは消灯するようになっ
ている。
【0029】また、上記各ゲート回路50は出力補正デ
ータ、画像データ及びドライバストロープDSTの論理
積を行うAND回路51によって夫々開閉される。5組
のゲート回路50は例えばその電流値の比が20、21
2、23、24に設定されており、これらゲート回路5
0の選択開閉によって発光ダイオード36に通電する電
流値を31段階に選択することができる。つまり、各ゲ
ート回路50に接続された5組のAND回路51に入力
する出力補正データによって発光ダイオード36の発光
出力が決定されるのである。
【0030】次に、画像データを上記AND回路51に
出力するシフトレジスタ回路52及びラッチ回路53、
出力補正データをAND回路51に出力する補正用シフ
トレジスタ回路54及び補正用ラッチ回路55について
説明する。上記シフトレジスタ回路52には図6に示す
ような画像データ、スタートパルスEI、クロックパル
スCLKの各信号が入力されている。シフトレジスタ回
路52に入力する画像データは16ビット画像データの
中の奇数番目の画像データであり、偶数番目の画像デー
タは図示外のドライバIC回路33のシフトレジスタ回
路に入力されている。ラッチ回路53は上記シフトレジ
スタ回路52から送られてくる画像データを夫々ラッチ
するものであり、このラッチ回路53にはラッチストロ
ープLSTが入力されている。
【0031】一方、補正用シフトレジスタ回路54には
出力補正データ及び補正クロックパルスCCLKの各信
号が入力されている。上記出力補正データは各発光ダイ
オード36に対して5ビットデータとして入力されるよ
うになっており、補正用シフトレジスタ回路54は補正
クロックパルスCCLKの入力に応じて出力補正データ
を5ビットずつ順に補正用ラッチ回路55に転送する。
また、補正用ラッチ回路55は上記補正用シフトレジス
タ回路54から送られてきた出力補正データをラッチす
るものであり、この補正用ラッチ回路55には補正ラッ
チストロープCLSTが入力されている。
【0032】また、上記出力補正データは、例えばRO
Mのデータとして上記出力補正信号発生手段41に保持
されている。出力補正データの設定は図6に示すような
タイミングで行われる画像データの転送に先立ち、電源
投入時に上記出力補正信号発生手段41で行われる。出
力補正信号発生手段41は電源投入と同時に補正クロッ
クパルスCCLKを発生し、ROMに保持された出力補
正データを順に読み出すためのアドレスを作成する。更
に、上記出力補正信号発生手段41は読み出された5ビ
ット出力補正データと補正クロックパルスCCLKを上
記補正シフトレジスタ回路54に対して発光ダイオード
36の個数分だけ出力した後、補正ラッチ回路55に対
して補正ラッチストロープCLSTを出力する。これに
より、上記AND回路51に対して出力補正データが設
定される。
【0033】次に、図7を参照しながら上記データ処理
手段40について説明する。この実施例において感光体
ドラム10上の1ラインは8回の露光走査(以下、サブ
ライン走査と記す)によって形成される。符号70はそ
のためのデータ変換回路であり、表1に示すように0〜
255の256階調で入力される画像データを階調毎に
8段階のビットパターンに分解する。表1のビットパタ
ーンでは「1」のデータが各サブライン走査において露
光が行われることを示す一方、「0」のデータが各サブ
ライン走査において露光が行われないことを示してい
る。このデータ変換回路70としては、例えばTTL・
ROMが用いられ、アドレス信号に基づくテーブル参照
によって8ビット信号が出力される。
【0034】
【表1】
【0035】上記データ変換回路70によって変換され
た画像データはラインバッファメモリ71,72に1ラ
イン毎に交互に記憶され、記憶された画像データは各ラ
インバッファメモリ71,72からデータセレクタ73
に対して交互に出力される。また、これらラインバッフ
ァメモリ71,72にはメモリ制御信号が入力されてい
る。上記データセレクタ73にはサブライン走査データ
選択信号が入力されており、ラインバッファメモリ7
1,72の画像データから各サブライン走査に対する画
像データを選択する。データセレクタ73から出力され
るサブライン走査毎の画像データは、ラッチ回路により
構成されるシリアル/パラレル変換回路74によって1
6ビット画像データに変換され、この画像データが光走
査ヘッド12のドライバIC32,33に対して出力さ
れる。
【0036】また、図中のDST、EI、CLK及びL
STは前述したドライバIC32,33の駆動タイミン
グ信号であり、これらの信号はタイミング発生回路75
から出力される。更に、このタイミング発生回路からは
入力データ制御信号が図示外の画像入力装置等に対して
出力されている。この入力データ制御信号は、画像入力
装置等から転送されてくる画像データを入力するための
クロックパルス信号、ラインシンク信号及びページシン
ク信号とから構成されている。
【0037】図8は上記ラインバッファメモリ71,7
2の回路構成を示すブロック図である。ラインバッファ
メモリはシフトレジスタ80、3ステートバッファ8
1、スタチックRAM82及び3ステートバッファ83
から構成される回路を8組備えており、図中においてこ
れら回路は各符号に添え文字a〜hを付して区別されて
いる。
【0038】上記シフトレジスタ80a〜80hには上
記データ変換回路70から対応するビットの画像データ
が夫々入力される。すなわち、8ビットでラインバッフ
ァメモリに入力される画像データのうち、最初のビット
データD1は1番目のシフトレジスタ80aに、2番目
のビットデータD2は2番目のシフトレジスタ80b
に、というように8番目のビットデータD8まで順次シ
フトレジスタ80a〜80hに入力される。また、これ
らのシフトレジスタ80にはシフトレジスタクロックが
入力されている。
【0039】上記シフトレジスタ80a〜80hによっ
て8ビットのシリアルデータに変換された各画素のデー
タは上記3ステートバッファ81a〜81hに夫々入力
される。この3ステートバッファ81では入力されたデ
ータが「H」レベル、「L」レベル、「Z」レベル(高
インピーダンスレベル)の3状態で保持され、リード/
ライト選択信号に応じて1ライン走査毎に交互に読み出
しと書き込みを行うように構成されている。
【0040】また、上記3ステートバッファ81a〜8
1hからの出力信号は夫々スタチックRAM82a〜8
2hに入力されて記憶される。このスタチックRAM8
2a〜82hにはメモリアドレス信号が入力されてい
る。そして、スタチックRAM2a〜82hからの出力
信号はリード/ライト選択信号が入力される3ステート
バッファ83a〜83hを介して上記データセレクタ7
3に出力される。
【0041】以下、本実施例のタイミングデータをまと
めて示す。 1ラインの走査周期 488.46(μs) 1サブラインの走査周期 61.06(μs) 画像データクロック(CLK) 5(MHz) 補正データクロック(CCLK) 1(MHz)
【0042】以上のように構成される上記データ処理手
段40において、8ビット、256階調の入力画像デー
タは以下のように処理されて上記ドライバIC32,3
3に供給される。先ず、図示外の画像処理装置やホスト
コンピュータ等から画像データが送られてくるが、この
画像データは図7に示す入力データ制御信号のページシ
ンク信号に応じて1ページ毎に入力される。この画像デ
ータは上記データ変換回路70により8回のサブライン
走査に対応した1ビット×8の画像データに変換され
る。
【0043】次に、この8ビットの画像データは1ライ
ン分の画像データ毎にラインバッファ71,72に交互
に入力されるのであるが、図8に示すように、各ライン
バッファ71,72ではビットデータD1〜D2が対応
するシフトレジスタ80a〜80hに順次入力され、各
ビットデータD1,D2,…,D8は各サブライン走査
の8画素分に対応した8ビットデータD11〜D18,
D21〜D28,…,D81〜D88に変換される。
【0044】次に、これら8ビットデータは3ステート
バッファ81a〜81hを通して各ビット毎にスタテッ
クRAM82a〜82hに書き込まれる。その結果、各
スタテックRAM82a,…にはサブラインに対応した
1ライン分の画像データが書き込まれる。これらスタテ
ックRAM82a〜82hに書き込まれた画像データは
3ステートバッファ83a〜83hを通してデータセレ
クタ73に出力されるが、その出力は次のライン走査に
関する画像データが他方のラインバッファメモリ71又
は72に書き込まれている間に行われ、その書き込みあ
るいは出力の制御はリード/ライト選択信号に基づいて
行われる。
【0045】上記データセレクタ73はサブライン走査
データ選択信号に応じて1回目のサブライン走査で記録
すべき各画素のデータ、すなわちシフトレジスタ80a
から出力された信号をスタテックRAM82aから順次
8個ずつ選択し、これらをシリアル/パラレル変換回路
74に出力する。このシリアル/パラレル変換回路74
ではデータセレクタ73から出力される8個ずつの信号
を2つ組み合せて16ビットの信号を形成し、ドライバ
IC31又は32に出力する。これは、本実施例の光走
査ヘッド12が16個のデータ入力端子を備えているた
めである。
【0046】ドライバIC31,32では、図5に示す
ように、シフトレジスタ回路52に16ビットの画像デ
ータが書き込まれる。このシフトレジスタ回路52にお
ける画像データの書き込みは、シフトレジスタ回路52
に入力されるクロックパルスCLKに同期して行われ
る。本実施例では光走査ヘッド12が16個のデータ入
力端子を有し、4736個の発光ダイオード36を備え
ているため、1サブライン走査におけるデータセットは
296個のクロクパルスCLKで終了する。
【0047】このようにしてシフトレジスタ回路52に
書き込まれた4736個の画像データはラッチストロー
プLSTでラッチ回路53にラッチされ、更にラッチ回
路53の出力信号はAND回路51に入力される。上記
AND回路51はドライバストロープDST、補正用ラ
ッチ回路55にラッチされている5ビットの出力補正デ
ータ及びラッチ回路53からの出力信号の三者の論理積
によりゲート回路50の開閉を行う。その結果、各発光
ダイオード36が出力補正データに対応した発光出力で
駆動され、最初のサブライン走査が行われる。
【0048】そして、上記行程が8回のサブライン走査
毎に繰り返され、1ラインの画像露光が終了する。本実
施例においては上記8回のサブライン走査における露光
時間、すなわちDST信号がアクティブの期間は同一に
設定されており、表1に示すような9階調の静電潜像が
感光体ドラム上に形成される。また、1ライン目の画像
露光が終了すると、他方のラインバッファメモリから次
のラインに関するビットデータがデータセレクタに出力
され、2ライン目の画像露光が引続き同様に行われる。
【0049】次に、上記出力補正信号発生手段41に保
持された出力補正データについて説明する。上記出力補
正データは上記サブライン走査において各画素毎の感光
体ドラム10上の露光エネルギが均一となるように、す
なわち各発光ダイオード36の光出力の過渡特性波形の
積分値が均一となるように決定され、予め光走査ヘッド
12の光出力強度やその過渡特性を各発光ダイオード3
6について測定することで算出される。図9はその算出
システムを示すものであり、LEDアレイ(発光ダイオ
ード列)30の出力光は先ず結像光学系90を介して光
センサ91へ入射され、光センサ91では入射した光出
力強度に応じた出力電流が発生する。光センサ91の出
力電流はセンサ信号増幅回路92によって光出力強度に
応じた電圧信号に変換され、デジタルメモリ93に入力
される。
【0050】図10は上記光センサ91及びセンサ信号
増幅回路92の具体的構成を示すものであり、符号10
0は光センサ91として機能する高速PINフォトダイ
オード、符号101はセンサ信号増幅回路92として機
能する高速オペアンプである。高速PINフォトダイオ
ード100からの出力電流Ishは高速オペアンプ101
を用いた増幅回路により、次式に出力電圧V0に変換さ
れる。
【0051】V0=Ish×RL×(R1+R2)/R1
【0052】尚、本実施例で用いた高速PINフォトダ
イオード100はシリコン系のPINフォトダイオード
であり、主要な特性としては、受光面サイズφ1.0m
m、分光感度320〜1000nm、カットオフ周波数
150MHzである。また、受光面サイズがφ1.0m
mであることから、本実施例で用いた400dpi(6
3.5μmピッチ)の光走査ヘッド12では約16画素
分、LEDアレイ30の片側に配設されたドライバIC
については約8画素分の発光ダイオード36が受光面に
含まれることになる。
【0053】図9において、センサ信号増幅回路92の
出力はデジタルメモリ93に入力されると共に、上記ド
ライバストロープDSPに同期してサンプリングされ、
上記デジタルメモリ93には発光ダイオード36の光出
力の過渡特性が記録される。本実施例で用いたデジタル
メモリ93のサンプリング周波数は50MHz、分解能
は8ビットである。デジタルメモリ93にサンプリング
された光出力の過渡特性データは計測用の標準インター
フェイスであるGP−IBを介して計算機94に出力さ
れる。この行程はLEDアレイ30に含まれる全ての発
光ダイオード36に付いて繰り返され、計算機94は得
られた光出力の過渡特性データから過渡特性波形の積分
値を演算し、その結果からこれら積分値が全ての発光ダ
イオード36について均一となるように5ビットの出力
補正データを作成する。
【0054】このような出力補正データの算出システム
によれば、算出システムのノイズが発光ダイオード1個
当たりの出力に対して十分に小さい場合、すなわちSN
比が十分に高い場合は直接1画素毎の出力補正データの
演算を行うことが可能であるが、本実施例では以下の手
順で算出した。先ず、光走査ヘッド12を実際の印字条
件とは異なる連続点灯で1画素毎に点灯し、定常状態の
光出力強度を測定する。これにより各発光ダイオード3
6の定常状態の光出力強度を均一とする一回目の出力補
正データを作成する。次に、一回目の出力補正データで
光出力強度が補正された光走査ヘッド12を実際の印字
条件の下、片側のドライバIC31,32毎に駆動し、
8画素単位で光出力の過渡特性をサンプリングする。そ
して、得られた過渡特性波形の積分値から、感光体ドラ
ム10上の露光エネルギを均一とする二回目の出力補正
データを作成し、最終的な出力補正データとした。
【0055】このようにして作成された出力補正データ
は上記計算機94に接続されているROMライター(図
示せず)によって上記出力補正信号発生手段41のRO
Mに記録される。そして、サブライン走査の際には5組
のゲート回路50に夫々接続されたAND回路に対して
上記ROMからこの出力補正データが与えられ、その結
果として各発光ダイオード36には31段階に設定され
たの通電値の中から最適な一つの通電値が個別に選択さ
れる。
【0056】従って、本実施例の画像記録装置によれ
ば、出力補正信号発生手段41から与えられる出力補正
データによって各発光ダイオード36への通電値が個別
に決定され、その結果として感光体ドラム10上の露光
エネルギはドライバIC31,32の立ち上がり及び/
又は立ち下がり特性に関係なく均一となるので、感光体
ドラム10上には画像データに対して適切に対応した静
電潜像を形成することができ、副走査方向に沿った縦筋
状の濃度ムラを低減して良好な中間調画像を得ることが
できるものである。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
記録装置によれば、光走査ヘッドを構成する各光学記録
素子の発光に伴う感光媒体上の露光エネルギを基準とし
て各光学記録素子の光出力強度を補正し、それにより各
光学記録素子の発光に伴う感光媒体上の露光エネルギの
均一化を図っているので、主走査方向に沿って発生する
感光媒体の露光エネルギのバラツキを抑えることがで
き、副走査方向に沿って発生する縦筋状の画像濃度ムラ
を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像記録装置の構成を示す概略図で
ある。
【図2】 本発明の画像記録装置の一実施例を示す概略
図である。
【図3】 実施例に係る光走査ヘッドを示す概略図であ
る。
【図4】 実施例に係る光走査ヘッドの駆動系を示すブ
ロック図である。
【図5】 実施例に係る光走査ヘッドを示す回路図であ
る。
【図6】 実施例に係る各種タイミング信号を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】 実施例に係るデータ処理手段を示すブロック
図である。
【図8】 実施例に係るラインバッファを示すブロック
図である。
【図9】 実施例に係る出力補正データの算出システム
を示すブロック図である。
【図10】 実施例に係る出力補正データの算出システ
ムの光センサ及びセンサ信号増幅手段を示す回路図であ
る。
【図11】 光学記録素子の発光出力の立ち上がり及び
立ち下がり特性のバラツキを例示するグラフである。
【図12】 光走査ヘッドにおける光出力積分値のドラ
イバIC毎のバラツキを示すグラフである。
【符号の説明】
1…光学記録素子、2…光走査ヘッド、3…感光媒体、
4…補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に沿って多数の光学記録素子
    が配列された光走査ヘッドを備え、副走査方向に移動す
    る感光媒体を画像データに応じて適宜照明して画像形成
    を行う画像記録装置において、 上記各光学記録素子の発光に伴う感光媒体上の露光エネ
    ルギが均一となるように、上記各光学記録素子の光出力
    強度を補正する補正手段を設けたことを特徴とする画像
    記録装置。
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