JPH06234167A - Frp棒の端末固定方法 - Google Patents

Frp棒の端末固定方法

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Publication number
JPH06234167A
JPH06234167A JP2282993A JP2282993A JPH06234167A JP H06234167 A JPH06234167 A JP H06234167A JP 2282993 A JP2282993 A JP 2282993A JP 2282993 A JP2282993 A JP 2282993A JP H06234167 A JPH06234167 A JP H06234167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frp
flat part
frp bar
frp rod
metal tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP2282993A
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English (en)
Inventor
Takeo Munakata
武男 宗像
Atsushi Kato
淳 加藤
Yutaka Matsuzaki
豊 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FRP棒が割れることなく、また容易にFR
P棒を固定できるFRP棒の端末固定方法を提供する。 【構成】 偏平部2を有するFRP棒1を端末金具の前
記偏平部2とほぼ同形状の挿入口に挿入した後、前記F
RP棒1を90度回転させ接着剤を注入して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリマ碍子等のテンシ
ョンメンバとして使用するFRP(ガラス繊維強化プラ
スチック)棒の端末固定方法に関する。
【0002】
【従来技術】最近、磁器製の碍子に対して軽くて壊れに
くいポリマ碍子が広く使用されるようになった。ポリマ
碍子はテンションメンバにFRP棒を用いこの外周に傘
状のヒレを付け漏洩距離を長く得るもので傘の材料とし
てはシリコンゴム等をモールドしたり熱収縮性の材料で
収縮固着させるもの等様々な方式のものが使用されてい
る。また、碍子としての機能を有するためには端末金具
をFRP棒と固定する必要がある。
【0003】従来、その代表的な固定方法として図4に
示すように、FRP棒7の外径よりもわずかに大きい穴
を端末金具6にあけFRP棒7を挿入し、端末金具6を
外部から圧縮して固定する方法が採られていた。また、
他の例として図5に示すようにテーパー状のみぞを端末
金具8に設け、一端からFRP棒7に楔型金具9を打ち
込んで割れ部を形成し、前記FRP棒7の巾を拡げて固
定する方法が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなFRPの端末固定方法では、圧縮の場合では端末
金具を強く圧縮するとFRP棒が割れてしまい、また弱
く圧縮するとFRP棒の把持力が弱くなりFRP棒の把
持が安定しなかった。また、固定に楔型金具を使用する
場合には、楔型金具打ち込みの際にFRP棒が割れるの
で、長期間の使用には不適であるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上述の事情に鑑み、FRP棒が
割れることなく、また容易にFRP棒を固定できるFR
P棒の端末固定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するため次のような方法としたものである。即ち、本
発明は、FRP棒を端末金具に固定するFRP棒の端末
固定方法において、前記FRPの端末をつぶして偏平部
を形成し、該偏平部とほぼ同形状の挿入口を有する端末
金具にFRP棒を挿入した後、該FRP棒を90度回転
させ接着剤で端末金具に固定することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は、FRPの端末をつぶして偏平部を形
成し、該偏平部とほぼ同形状の挿入口を有する端末金具
にFRP棒を挿入した後、該FRP棒を90度回転させ
接着剤で端末金具に固定するので、FRP棒が抜けるの
を防止できる。また、固定の際FRP棒が割れるような
ことがない。
【0008】
【実施例】本発明を図面により詳細に説明する。図1に
示される如く、本発明で使用するFRP棒1はその端末
がつぶされ偏平部2が形成されている。また、図2に示
される如く本発明で使用する端末金具3は前記偏平部2
とほぼ同形状の挿入口4を有する。挿入口4より内部は
図示しないが、例えば偏平部が90度回転できるように
くりぬかれている。
【0009】次に本発明の固定方法について説明する。
偏平部2を有するFRP棒1を端末金具3の前記偏平部
2とほぼ同形状の挿入口4に挿入した後、前記FRP棒
1を90度回転させ接着剤を注入して固定する。つぶさ
れて形成されたFRP棒1の偏平部2は端面が楕円形で
あるので端末金具3に挿入後90度回転させることによ
りFRP棒1の抜けが防止できる。
【0010】図3は本発明をポリマ碍子に適用した場合
を示す図で、前記のようにFRP棒1が偏平部2を利用
して固定された端末金具3にシリコンゴム、その他絶縁
高分子材料から成るポリマ碍子5を一体にモールドした
ものである。一般に碍子はFRP棒1が抜ける方向に荷
重を受けるが、こういう場合においても本発明ではFR
P棒1が容易に抜けたりすることがない。
【0011】
【発明の効果】以上説明のように、本発明はFRPの端
末をつぶして偏平部を形成し、該偏平部とほぼ同形状の
挿入口を有する端末金具にFRP棒を挿入した後、該F
RP棒を90度回転させ接着剤で端末金具に固定するの
で、FRP棒が抜けるのを確実に防止できる。また、固
定作業が容易となり、FRP棒を端末金具に固定する
際、FRP棒が割れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFRP棒を示す斜視図。
【図2】(イ)は本発明の端末金具を示す正面図。
(ロ)は本発明の端末金具を示す側面図。
【図3】本発明をポリマ碍子に適用した一部切り欠きを
有する略図。
【図4】従来の固定方法を示す断面図。
【図5】従来の他の固定方法を示す断面図。
【符号の説明】
1 FRP棒 2 偏平部 3 端末金具 4 挿入口 5 ポリマ碍子 6 端末金具 7 FRP棒 8 端末金具 9 楔型金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRP棒を端末金具に固定するFRP棒
    の端末固定方法において、前記FRPの端末をつぶして
    偏平部を形成し、該偏平部とほぼ同形状の挿入口を有す
    る端末金具にFRP棒を挿入した後、該FRP棒を90
    度回転させ接着剤で端末金具に固定することを特徴とす
    るFRP棒の端末固定方法。
JP2282993A 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法 Pending JPH06234167A (ja)

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JP2282993A JPH06234167A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法

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JPH06234167A true JPH06234167A (ja) 1994-08-23

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JP2282993A Pending JPH06234167A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030019752A (ko) * 2001-08-30 2003-03-07 엘지전선 주식회사 고분자 애자의 접속 구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030019752A (ko) * 2001-08-30 2003-03-07 엘지전선 주식회사 고분자 애자의 접속 구조

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