JPH06236716A - Frp棒の端末固定方法 - Google Patents

Frp棒の端末固定方法

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Publication number
JPH06236716A
JPH06236716A JP2283093A JP2283093A JPH06236716A JP H06236716 A JPH06236716 A JP H06236716A JP 2283093 A JP2283093 A JP 2283093A JP 2283093 A JP2283093 A JP 2283093A JP H06236716 A JPH06236716 A JP H06236716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frp rod
terminal fitting
cylindrical body
tapered cylindrical
frp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2283093A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Munakata
武男 宗像
Atsushi Kato
淳 加藤
Yutaka Matsuzaki
豊 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2283093A priority Critical patent/JPH06236716A/ja
Publication of JPH06236716A publication Critical patent/JPH06236716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FRP棒が割れることなく、また容易にFR
P棒を固定するFRP棒の端末固定方法を提供する。 【構成】 FRP棒1の端部にテーパー状筒体3を挿入
すると共に、テーパー状筒体3を端末金具2に挿入す
る。次に端末金具2に接着剤4を充填し、端末金具2の
口元を圧縮してテーパー状筒体3を固定する。この時、
同時にFRP棒1がテーパー状筒体3に強固に固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリマ碍子等のテンシ
ョンメンバとして使用するFRP(ガラス繊維強化プラ
スチック)棒の端末固定方法に関する。
【0002】
【従来技術】最近、磁器製の碍子に対して軽くて壊れに
くいポリマ碍子が広く使用されるようになった。ポリマ
碍子はテンションメンバにFRP棒を用いこの外周に傘
状のヒレを付け漏洩距離を長く得るもので傘の材料とし
てはシリコンゴム等をモールドしたり熱収縮性の材料で
収縮固着させるもの等様々な方式のものが使用されてい
る。また、碍子としての機能を有するためには端末金具
をFRP棒と固定する必要がある。
【0003】従来、その代表的な固定方法として図4に
示すように、FRP棒7の外径よりもわずかに大きい穴
を端末金具6にあけFRP棒7を挿入し、端末金具6を
外部から圧縮して固定する方法が採られていた。また、
他の例として図5に示すようにテーパー状のみぞを端末
金具8に設け、一端からFRP棒7に楔型金具9を打ち
込んで割れ部を形成し、前記FRP棒7の巾を拡げて固
定する方法が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなFRPの端末固定方法では、圧縮の場合では端末
金具を強く圧縮するとFRP棒が割れてしまい、また弱
く圧縮するとFRP棒の把持力が弱くなりFRP棒の把
持が安定しなかった。また、固定に楔型金具を使用する
場合には、楔型金具打ち込みの際にFRP棒が割れるの
で、長期間の使用には不適であるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上述の事情に鑑み、FRP棒が
割れることなく、容易にFRP棒を固定できるFRP棒
の端末固定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するため次のような方法としたものである。即ち、本
発明は、FRP棒を端末金具に固定するFRP棒の端末
固定方法において、前記FRP棒をテーパー状筒体に挿
入すると共に、該テーパー状筒体の径が大である端部を
挿入できる口元を有する端末金具にテーパー状筒体を挿
入した後、端末金具に接着剤を充填して端末金具の口元
を圧縮して固定することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は、FRP棒をテーパー状筒体に挿入す
ると共に、該テーパー状筒体の径が大である端部を挿入
できる口元を有する端末金具にテーパー状筒体を挿入し
た後、端末金具に接着剤を充填して端末金具の口元を圧
縮して固定するので、FRP棒が抜けるのを防止でき
る。また、固定の際FRP棒にテーパー状筒体が取り付
けられているため、従来の圧縮固定の時のようにFRP
棒が割れるようなことがない。
【0008】
【実施例】本発明を図面により詳細に説明する。図1に
示されるように、FRP棒1の端部にテーパー状筒体3
を挿入すると共に、テーパー状筒体3を端末金具2に挿
入する。次に端末金具2に接着剤4を充填し、図2に示
されるように端末金具2の口元を圧縮してテーパー状筒
体3を固定する。この時、同時にFRP棒1がテーパー
状筒体3に強固に固定される。FRP棒1はテーパー状
筒体3に挿入され強固に固定されているので、圧縮の際
FRP棒1が割れることがなく、また端末金具2から抜
けることもない。
【0009】次に本発明の他実施例について図3にを用
いて説明する。図示のように端末金具5の端部がテーパ
ー状筒体3の形状に合わせて肉厚に形成されている。従
って、上記と同様にテーパー状筒体3を端末金具5に挿
入後、接着剤4を充填して端末金具5の口元を圧縮する
際に、平行ダイスを利用して圧縮できる。なお、上記の
場合圧縮後に端末金具2表面がベル状となるが、この場
合圧縮後の端末金具5の形状はベル状とならず表面が平
行となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明のように、本発明はFRP棒を
テーパー状筒体に挿入すると共に、該テーパー状筒体の
径が大である端部を挿入できる口元を有する端末金具に
テーパー状筒体を挿入した後、端末金具に接着剤を充填
して端末金具の口元を圧縮して固定するので、FRP棒
を端末金具に容易に固定することができると共にFRP
棒が抜けるのを確実に防止でき、圧縮でFRP棒が割れ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面断面図。
【図2】本発明の端末金具圧縮後の状態を示す側面断面
図。
【図3】本発明の他実施例を示す側面断面図。
【図4】従来の固定方法を示す断面図。
【図5】従来の他の固定方法を示す断面図。
【符号の説明】
1 FRP棒 2 端末金具 3 テーパー状筒体 4 接着剤 5 端末金具 6 端末金具 7 FRP棒 8 端末金具 9 楔型金具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】本発明を図面により説明する。図1に示され
るように、FRP棒1の端部にテーパー状筒体3を挿入
すると共に、テーパー状筒体3を端末金具2に挿入す
る。次に端末金具2内に挿入されるFRP棒1の全周と
端末金具内周全体に亘るように接着剤4を充填し、図2
に示されるように端末金具2の口元を圧縮してテーパー
状筒体3を固定する。この時、同時にFRP棒1がテー
パー状筒体3に強固に固定される。FRP棒1はテーパ
ー状筒体3に挿入され強固に固定されているので、圧縮
の際FRP棒1が割れることがなく、また端末金具2か
ら抜けることもない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】次に本発明の他実施例について図3を用い
て説明する。図示のように端末金具5の端部がテーパー
状筒体3の形状に合わせて肉厚に形成されている。従っ
て、上記と同様にテーパー状筒体3を端末金具5に挿入
後、接着剤4を上記と同様に充填して端末金具5の口元
を圧縮する際に、平行ダイスを利用して圧縮できる。な
お、上記の場合圧縮後に端末金具2表面がベル状となる
が、この場合圧縮後の端末金具5の形状はベル状となら
ず表面が平行となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRP棒を端末金具に固定するFRP棒
    の端末固定方法において、前記FRP棒をテーパー状筒
    体に挿入すると共に、該テーパー状筒体の径が大である
    端部を挿入できる口元を有する端末金具にテーパー状筒
    体を挿入した後、端末金具に接着剤を充填して端末金具
    の口元を圧縮して固定することを特徴とするFRP棒の
    端末固定方法。
JP2283093A 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法 Pending JPH06236716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2283093A JPH06236716A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2283093A JPH06236716A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06236716A true JPH06236716A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12093619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2283093A Pending JPH06236716A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 Frp棒の端末固定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06236716A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7342176B2 (en) 2002-02-25 2008-03-11 Ngk Insulators, Ltd. Method for joining core member and gripper in polymer insulator, and polymer insulator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7342176B2 (en) 2002-02-25 2008-03-11 Ngk Insulators, Ltd. Method for joining core member and gripper in polymer insulator, and polymer insulator

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