JPH0623369A - 使用済水性アルミニウム液の廃棄方法 - Google Patents

使用済水性アルミニウム液の廃棄方法

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JPH0623369A JP5010713A JP1071393A JPH0623369A JP H0623369 A JPH0623369 A JP H0623369A JP 5010713 A JP5010713 A JP 5010713A JP 1071393 A JP1071393 A JP 1071393A JP H0623369 A JPH0623369 A JP H0623369A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済染料の廃棄方法を提供する。 【構成】 有機アニオン染料を含む使用済水性アルミニ
ウム染料槽もしくは洗浄槽を廃棄する方法であって、槽
に窒素を含みかつ塩基性もしくはカチオンである水溶性
有機ポリマーを単独でもしくは無機沈澱剤と共に加え、
得られる沈澱を沈降及び/又は濾過により分離すること
を含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、陽極酸化されたアルミニウムの
染色に用いられた使用済水性染料槽の廃棄方法及びアル
ミニウム染色工程後に繰り返し用いられた結果の着色し
た洗浄槽の廃棄方法に関する。通常用いられる有機染料
はアニオンであり、金属を含まないか又は金属錯体であ
る。好ましくは、このアニオン染料は、ニトロアリー
ル、アントラキノン、キノフタロン及び銅のアゾ染料
(1:1銅及び1:2クロムもしくは1:2コバルト錯
体を含む)又はニッケルフタロシアニン染料の群より選
ばれる。繊維の分野における染料加工産業と対照的に、
アルミニウムの染色に用いられ、廃棄される染料槽は、
新しく製造した染色液と同じ染料濃度を示す。これは、
アルミニウムの染色に固定槽(standing bath) が用いら
れ、1回だけでなく何度も用いられるからである。染色
工程を再現可能にするため、染料槽の条件、すなわち槽
の染料濃度及び染色能をモニターすべきである。消費さ
れた染料は置き換えねばならず、槽内の染料濃度を測定
することにより加えられる適当な量が確かめられる。
【0002】染色の間、多量の前記イオン及びアルミニ
ウムが染料槽に堆積し、これは電解液の陽極酸化(スル
フェートが特に望ましくない)、染色工程の間の酸化ア
ルミニウム層の部分溶解、pHの調整及び補充染料の添
加等を起因とする。従って、染色工程を妨げる前記物質
の堆積は避けられない。結果として、一定時間の後(条
件によって異なる)、低下した付着能は新しい染料の添
加によって補償されない。染色を妨げるに充分な前記物
質が堆積すると、染料液の完全な更新が必要である。し
かし、一部更新も可能であり、従って、使用時間を長く
することができる。
【0003】繰り返し用いられ、高濃度の染料及び金属
塩及び水酸化物を含む水性洗浄槽の廃棄は、生態に安全
な方法で行われるべきである。
【0004】現在まで、使用済水性アルミニウム染料槽
もしくはその一部の廃棄及び使用済洗浄槽の廃棄は、染
料の除去に用いられる活性炭もしくは無機凝集剤により
行われてきた。これらの物質は単独で用いられた場合、
不十分であり、完全な、すなわち生態上害がなく、脱色
する結果を与えない。従って、排水は、水への放出の間
に目に見える変色を起こす沈澱濾液の形状で得られる。
この変色は厳しい現代の生態の要求に応えない。公共下
水システムに廃棄するため、排水は実質上無色でなけれ
ばならず、変色を起こすことは許されない。
【0005】不完全な脱色の欠点は、脱色用に、水溶性
凝集剤を窒素含有塩基性もしくはカチオン有機ポリマー
の形状で、単独でもしくは好ましくは無機沈澱剤と共に
用いた場合に排除される。これらの有機ポリマーはアニ
オン染料用の沈澱剤として用いた場合にかなり有効であ
ることがわかった。こうして残っている残留染料濃度は
避けられる。
【0006】従って、本発明は、有機アニオン染料を含
む使用済水性アルミニウム染料槽もしくは洗浄槽を廃棄
する方法であって、槽に窒素を含みかつ塩基性もしくは
カチオンである水溶性有機ポリマーを単独でもしくは無
機沈澱剤と共に加え、得られる沈澱を沈降及び/又は濾
過により分離することを含む方法を提供する。
【0007】この方法は、好ましくは、まず、必要によ
り、無機沈澱剤を加え、次いで好ましくはpH6〜9、
特に8〜8.5 に達するまで適当な化学物質により混合物
を中和し、次いで有機ポリマー凝集剤を加えるようにし
て行われる。得られる沈澱は少なくとも10時間後、好ま
しくは16〜20時間後に分離される。
【0008】好ましくは、鉄(III) 塩、特に塩化鉄(II
I) 、又は使用済エッチング洗剤が無機沈澱剤として用
いられる。塩化鉄(III) は34.6%鉄を含む無水形状で、
20.7%鉄を含む結晶化形状(FeCl3・6H2O) で、又は13.8
%鉄を含む40%水溶液として用いられる。用いられるエ
ッチング洗剤は種々の量のアルミニウム塩及び水酸化ナ
トリウムを含む。
【0009】脱色される液体におけるpH6〜9、好ま
しくは8〜8.5 の達成は、好ましくは、所望により使用
済エッチング洗剤もしくは陽極酸化酸を含む、約25%の
Ca(OH)2 含量を有する石灰のミルクの形状で水酸化カル
シウム(石灰の水和物)又は酸化カルシウム(生石灰)
の添加による。使用済陽極酸化酸は主にアルミニウム塩
及び希硫酸溶液からなる。
【0010】塩基性である又は4級窒素化合物である好
適な窒素含有有機ポリマーは、1,000 〜1,000,000 、好
ましくは10,000〜500,000 の分子量を示すものである。
このポリマーの重要な特性はその水溶性であり、好適な
ポリマーはあらゆる比で水と混和しなければならない。
好ましいポリマーは、粘稠で、透明な、無色からわずか
に黄色の液体であり、活性成分の含量は30〜60%であ
る。好ましい有機ポリマーは以下のものである。アジピ
ン酸及びジエチレントリアミンをベースとする線状塩基
性もしくはカチオンポリアミドアミン;ジメチルアミン
及びエピクロロヒドリン(1:1比)をベースとする4
級オリゴマー;4級ポリイミダゾリン;カチオンポリメ
チレンもしくはポリアルキレングアニジン(ジシアンジ
アミドとホルムアルデヒドもしくはその同族体との反応
により得られる);カチオンポリアミン;及びジシアン
ジアミドとジエチレントリアミン(1:1比)、ジメチ
ロールジヒドロキシエチレンウレア、又はジエチレント
リアミン及びエピクロロヒドリンとの縮合生成物。
【0011】最も好ましくは、塩化アンモニウム及び塩
酸の存在下でのジシアンジアミドとホルムアルデヒドの
反応生成物であるカチオンポリグアニジンが用いられ
る。
【0012】沈澱剤の量は脱色する液体内に存在する染
料濃度により異なる。原則として、排水の2次汚染及び
経済的理由のため、過剰量の沈澱剤は避けるべきであ
る。従って、対応する槽液体の少量のサンプルによる前
実験(以下に記載の方法及び適当な量の以下の実験の表
に示したものと同じ沈澱剤を用いて)において個々の染
色もしくは洗浄液(その染料濃度は未知である)に対し
沈澱剤の最適の量を決定することが好ましい。この前テ
ストにおいて、濾液中の残留染料濃度は標準溶液との比
較により目視でもしくは比色計により決定される。
【0013】鉄(III) 塩に加えられる無機沈澱剤の量
(無水形状に関し)は好ましくは染料1gあたり0.05〜
0.5gであり、使用済エッチング洗剤の量は、そのアルミ
ニウム含量に関し、好ましくは染料1gあたり0.1 〜1.
0gのAlである。
【0014】好ましくは、加えられる有機ポリマーの経
験的量は染料1gあたり0.01〜2gのポリマー(100%活性
に関し)である。
【0015】有機ポリマーの最適の量は、pH7±1の
濾液が得られ、その濾液が事実上無色であり、公共下水
処理腐敗システムに放出された際に変色をまったく起こ
さないような量である。
【0016】液体の脱色方法に関し、以下の方法が好ま
しい。方法A−塩化鉄(III) /水酸化カルシウム/有機
ポリマーを以下の工程によって加える。塩化鉄(III) を
加え、均一な分散液が得られるまで攪拌する。激しく攪
拌しながらpH8〜8.5 に達するまで水酸化カルシウム
により中和する。激しく攪拌しながら有機凝集剤を加え
る。沈澱を分離し、沈澱/沈降の相に対し混合物を約16
時間保つ。
【0017】方法B−塩化鉄(III) /使用済エッチング
洗剤/有機ポリマーを以下の工程によって用いる。塩化
鉄(III) を加え、均一に分散するまで攪拌する。攪拌し
ながらpH8〜8.5 に達するまで使用済エッチング洗剤
により中和する。激しく攪拌しながら有機凝集剤を加え
る。約16時間後に沈澱を分離する。
【0018】方法C−使用済エッチング洗剤/使用済陽
極酸化酸/有機ポリマーを以下の工程によって用いる。
使用済エッチング洗剤を加え、均一な分散が得られるま
で攪拌する。攪拌しながらpH8〜8.5 に達するまで使
用済陽極酸化酸により中和する。激しく攪拌しながら有
機凝集剤を加える。約16時間後に沈澱を分離する。
【0019】方法A〜Cにおける中和工程は水酸化物の
形状で金属を完全に沈澱させる。染料は低溶解性塩の形
状で沈澱されるか又は水酸化物スラッジにより物理的に
吸着される。この沈澱に対し最適なpHは8〜8.5 であ
り、6位か及び9以上のpHは残留溶解性を著しく高め
る。
【0020】中和後も溶解しているアニオン染料は適当
量のカチオンポリマーにより凝集され沈澱される。
【0021】通常、中和混合物の沈降は約16時間後に終
了する。沈降後、スラッジをくみ出し、脱水することに
より厚いスラッジにしてもよい。この厚い形状におい
て、スラッジは投棄により廃棄される。特に適した沈降
スラッジの脱水はフィルタープレスである。
【0022】以下の実験において、特定の染料について
本発明に係る方法を説明する。異なる沈澱方法(方法A
〜C)について、用いられる沈澱剤の量を示し、得られ
る結果を比較により示す。
【0023】例において用いられる有機ポリマー(以後
生成物Aと呼ぶ)は、その化学特性により、カチオンポ
リグアニジンである。これは1モルのジシアンジアミド
を約0.9 モルの塩化アンモニウム、約0.3 モルの塩酸溶
液及び1.7 モルのホルムアルデヒドと反応させることに
より製造される。この反応生成物は透明な無色の粘稠な
液体であり、あらゆる比で水と混和する。活性ポリマー
の分子量は200,000 の範囲内であり、生成物Aは約55%
の活性物質を含んでいる。20℃での粘度は約20mPas(ブ
ルックフィールド粘度計 RVT, 100rpm, スピンドル1)
である。生成物Aの10%溶液のpHは5±1である。
【0024】脱色例(方法A) 33mlの40%塩化鉄(III) 溶液を、13.6g/l のアルミニウ
ム染料C.I.Mordant Black 77を含む1000mlの使用済水性
染料槽に攪拌しながら加える。5分間激しく攪拌し、そ
の後pH8〜8.5 に達するまで約39mlの25%水酸化カル
シウムのミルク39mlを加える。pHが一定になるまで攪
拌を続ける。必要により、より多くの水酸化カルシウム
のミルクを加えてよい。その後、41mlの生成物A(10%
水溶液として用いる)を加え、この混合物をさらに5分
間攪拌する。
【0025】約1時間後、沈澱を真空もしくは重力濾過
により分離する。濾液は以下の値を示す。 残留染料: <1mg/l 総鉄: <0.2 mg/l 総アルミニウム: <1mg/l 総クロム: <0.05 mg/l 塩化物: <1% スルフェート: <0.1 %
【0026】濾液のpHは7.0 ±1である。染料槽内の
染料濃度に対する染料減少率は>99.9%である。従っ
て、これは公共下水システムに安全に放出できる。
【0027】表1の各カラムは以下の意味を有する。 I 染料槽中の染料濃度(固体形状(標準化剤を含む)
又は他の市販形状の染料に関し)g/l II 染料1gあたりの40%水溶液としての塩化鉄(III)
の量ml/g III 染料1gあたりの10%水溶液としての生成物Aの量
ml/g IV 濾液中の残留染料の濃度、mg/l V 濾液中の残留重金属含量の濃度、mg/l VI 染料槽中の染料濃度に対する染料減少率、%
【0028】表1/沈澱法A (FeCl3 、Ca(OH)2 及び生成物Aの添加)
【表1】
【0029】濾液の鉄含量は0.2mg/l 未満である。水酸
化カルシウムの必要な量は、用いられる塩化鉄(III) の
量及び染料溶液のバッファー含量によって異なる。これ
は以下の関係によって決定される。2ml FeCl3 40 %は
約1.9ml Ca(OH)2 25%に相当する。
【0030】表2/沈澱法B (FeCl3 、使用済エッチング洗剤及び生成物Aの添加)
各カラムI〜VIは表1と同じ意味を有する。
【表2】
【0031】濾液の鉄含量は0.3mg/l 未満であり、アル
ミニウム含量は3mg/l未満である。中和に用いられる使
用済エッチング洗剤の組成は アルミニウム含量:約160g Al/l 水酸化ナトリウム含量:約90g NaOH/l であり、その密度は約1.44g/mlである。与えられた値は
ケースによって異なる。
【0032】エッチング洗剤の必要な量は、そのNaOH/
アルミニウム含量、加えられた塩化鉄(III) の量、及び
染料溶液のバッファー含量によって異なる。これはテス
トによって決定されるべきである。前記のエッチング洗
剤に対し、以下の関係が当てはまる。2ml FeCl3 40 %
は約1.6 〜1.8ml の使用済エッチング洗剤に相当する。
【0033】表3 / 沈澱法C (使用済エッチング洗剤、使用済陽極酸化酸及び生成物
Aの添加)カラムI及びIII 〜VIは表Iと同じ意味を有
する。カラムIIは表2に示した同じ含量を有する使用済
エッチング洗剤の量(ml/g)を示す。
【表3】
【0034】濾液のアルミニウム含量は3mg/l未満であ
る。中和に用いられる使用済陽極酸化酸の組成は アルミニウム含量:約15g Al/l 硫酸含量:約190g H2SO4/l であり、その密度は約1.18g/mlである。この値はケース
によって異なる。
【0035】陽極酸化酸の必要な量は、エッチング洗剤
の量及びそのNaOH/ アルミニウム含量、陽極酸化酸のH2
SO4/アルミニウム含量、及び染料溶液のバッファー含量
により異なる。適当な量は前実験において決定すべきで
ある。用いられる陽極酸化酸は以下の関係に当てはま
る。1mlのエッチング洗剤は約1.3 〜1.6ml の陽極酸化
酸に相当する。
【0036】以下の表4において、3つの沈澱法の比較
を示す。
【表4】
【0037】得られる濾液の塩化物含量は以下の通りで
ある。 方法A:最大1% Cl- 方法B:最大1% Cl- 方法C:最大0.2 %Cl-
【0038】濾液中の残留染料の濃度及び方法A、Bも
しくはCによる染料槽中の染料濃度に対する染料減少率
に関する表1〜3のIV及びVIの値を比較すると、ここで
用いた方法(すなわち塩化鉄(III) 又は硫酸アルミニウ
ムもしくは水酸化アルミニウムによる沈澱)の適用が以
下の結果を示す。カラムaにおいてはFeCl3 を用いた値
を、bにおいてはアルミニウム塩を用いた値を示す。
【0039】
【表5】
【0040】a及びbによる染料槽内の染料濃度に関す
る染料減少率%は以下の通りである。 1)a >50% 1)b >50% 2)a <50% 2)b >99% 3)a <50% 3)b >99% 4)a >95% 4)b >70%
【0041】上記表の値は、本発明に係る脱色法が著し
く優れていることを示している。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機アニオン染料を含む使用済水性アル
    ミニウム染料槽もしくは洗浄槽を廃棄する方法であっ
    て、槽に窒素を含みかつ塩基性もしくはカチオンである
    水溶性有機ポリマーを単独でもしくは無機沈澱剤と共に
    加え、得られる沈澱を沈降及び/又は濾過により分離す
    ることを含む方法。
  2. 【請求項2】 有機ポリマーの分子量が10,000〜500,00
    0 である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 有機ポリマーが、塩化アンモニウム及び
    30%塩酸溶液の存在下での1モルのジシアンジアミドと
    1.7 モルのホルムアルデヒドの反応生成物である、請求
    項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 無機沈澱剤として鉄(III) 塩又はアルミ
    ニウム塩が用いられる、請求項1〜3のいずれか記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 有機ポリマーによる染料の沈澱前に、染
    色液又は洗浄槽がpH6〜9、好ましくは8〜8.5 に中
    和されている、前記請求項のいずれか記載の方法。
  6. 【請求項6】 加えられる有機ポリマーの量が、染料1
    gあたり0.01〜2gのポリマー(100%活性に対し)であ
    る、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 加えられる鉄(III) 塩の量(その無水形
    状に関し)が、染料1gあたり0.05〜0.5gである、請求
    項1、4又は6記載の方法。
  8. 【請求項8】 加えられるアルミニウム塩の量(そのア
    ルミニウム含量に関し)が、染料1gあたり0.1 〜1.0g
    である、請求項1、4又は6記載の方法。
  9. 【請求項9】 窒素を含みかつ塩基性もしくはカチオン
    であり、有機アニオン染料を含む使用済水性アルミニウ
    ム染料槽もしくは洗浄槽の脱色剤として用いられる水溶
    性有機ポリマー。
  10. 【請求項10】 ジシアンジアミドとホルムアルデヒド
    の反応生成物である、請求項9記載の水溶性有機ポリマ
    ー。
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