JPH06233380A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

Info

Publication number
JPH06233380A
JPH06233380A JP1382493A JP1382493A JPH06233380A JP H06233380 A JPH06233380 A JP H06233380A JP 1382493 A JP1382493 A JP 1382493A JP 1382493 A JP1382493 A JP 1382493A JP H06233380 A JPH06233380 A JP H06233380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
plate
yoke
coil bobbin
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1382493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3168750B2 (ja
Inventor
Toshio Hirozawa
利雄 広沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP01382493A priority Critical patent/JP3168750B2/ja
Publication of JPH06233380A publication Critical patent/JPH06233380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168750B2 publication Critical patent/JP3168750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の磁気回路だけで複数の磁気回路を設け
た場合と同等の振動板の駆動が行えるスピーカ装置を提
供する。 【構成】 振動板9と、ボイスコイルが巻装され振動板
9が上部に連結されたコイルボビン25と、このコイル
ボビン25の近傍に配された磁気回路20とを有するス
ピーカ装置において、コイルボビン25の外周部に配さ
れた磁石21と、この磁石21の上部に配された第1の
プレート22と、磁石21の下部に配された第2のプレ
ート23と、コイルボビン25の内周部に配されたヨー
ク24とで、磁気回路20を構成し、ボイスコイルとし
て、第1のプレート22とヨーク24との間のコイルボ
ビン25に、第1のボイスコイル26を巻装させると共
に、第2のプレート23とヨーク24との間のコイルボ
ビン25に、第2のボイスコイル27を巻装させるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響信号(音声信号)
が供給されて音響再生を行うスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽などを再生するスピーカ装置
は、図9に示す如く構成されていた。即ち、図9におい
て、1は磁気回路を示し、この磁気回路1は磁石2,ヨ
ーク3,トッププレート4等から構成される。そして、
ヨーク3の中央部のセンタポール5とトッププレート4
との間に、ボイスコイル7が巻装されたコイルボビン6
を配置し、このコイルボビン6の上端にセンタドーム8
を固定する。そして、コイルボビン6の上端部に、コー
ン9の中央部を固定し、コーン9の周縁部をフレーム1
0に取付ける。また、コイルボビン6に、ダンパ11の
一端を接続し、このダンパ11の他端をフレーム10に
接続する。なお、このようにボイスコイル7の外周側に
磁石2が配された磁気回路1は、外磁型磁気回路と称さ
れる。
【0003】このように構成されることで、ボイスコイ
ル7に供給される駆動信号に応じてコイルボビン6が振
動し、このコイルボビン6によりコーン9が振動して、
ボイスコイル7に供給される音声信号に基づいた音声が
再生される。
【0004】なお、図示はしないが、ボイスコイルが巻
装されたコイルボビンの内周側に磁石が配された内磁型
磁気回路で構成されたスピーカも、原理は同じである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9に示す
ように単一の磁気回路でボイスコイルを駆動させる場合
よりも、複数の磁気回路やボイスコイルを設けて、この
複数のボイスコイルで1個の振動板を振動させた方が、
振動板の振動させる駆動力が強く、再生される音声の出
力レベルなどの点から有利である。ところが、単純に複
数の磁気回路を単一のスピーカユニットに設けると、磁
石などが複数存在することになり、スピーカユニットの
大きさや重量を増大させてしまう不都合があった。
【0006】また、単一のスピーカユニット内に、例え
ば同軸状に複数の振動板(高音用のホーンと低音用のコ
ーンなど)を配置し、このそれぞれの振動板を個別の磁
気回路で駆動させるようにして、周波数特性などを改善
するようにしたものがあるが、このようなスピーカも単
一のユニット内に複数の磁気回路が存在するので、大型
化すると共に重量も重くなってしまう不都合があった。
【0007】本発明はこれらの点に鑑み、単一の磁気回
路だけで複数の磁気回路を設けた場合と同等の振動板の
駆動が行えるスピーカ装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明(第1の実施
例に対応)は、例えば図1に示すように、振動板9と、
ボイスコイルが巻装され振動板9が上部に連結されたコ
イルボビン25と、このコイルボビン25の近傍に配さ
れた磁気回路20とを有するスピーカ装置において、コ
イルボビン25の外周部に配された磁石21と、この磁
石21の上部に配された第1のプレート22と、磁石2
1の下部に配された第2のプレート23と、コイルボビ
ン25の内周部に配されたヨーク24とで、磁気回路2
0を構成し、ボイスコイルとして、第1のプレート22
とヨーク24との間のコイルボビン25に、第1のボイ
スコイル26を巻装させると共に、第2のプレート23
とヨーク24との間のコイルボビン25に、第2のボイ
スコイル27を巻装させるようにしたものである。
【0009】また第2の発明(第2の実施例に対応)
は、例えば図3に示すように、振動板12と、ボイスコ
イルが巻装され振動板12が上部に連結されたコイルボ
ビン35と、このコイルボビン35の近傍に配された磁
気回路30とを有するスピーカ装置において、コイルボ
ビン35の内周部に配された磁石34と、この磁石34
の上部に配された第1のプレート32と、磁石34の下
部に配された第2のプレート33と、コイルボビン35
の外周部に配されたヨーク34とで、磁気回路30を構
成し、ボイスコイルとして、第1のプレート32とヨー
ク34との間のコイルボビン35に、第1のボイスコイ
ル36を巻装すると共に、第2のプレート33とヨーク
34との間のコイルボビン35に、第2のボイスコイル
37を巻装するようにしたものである。
【0010】また第3の発明(第3の実施例に対応)
は、例えば図5に示すように、第1及び第2の振動板1
2及び15と、ボイスコイルが巻装されそれぞれの振動
板が上部に連結された第1及び第2のコイルボビン35
及び41と、この第1及び第2のコイルボビン35及び
41の近傍に配された磁気回路30とを有するスピーカ
装置において、第1及び第2のコイルボビン35及び4
1の内周又は外周に配された磁石31と、この磁石31
の上部に配された第1のプレート32′と、磁石の下部
に配された第2のプレート33と、第1及び第2のコイ
ルボビン35及び41の外周又は内周に配されたヨーク
34′とで、磁気回路30を構成させ、第1の振動板1
2と連結された第1のコイルボビン35に、第2のプレ
ート33とヨーク34′との間に位置する第1のボイス
コイル37を巻装し、第2の振動板15と連結された第
2のコイルボビン41に、第1のプレート32′とヨー
ク34′との間に位置する第2のボイスコイル42を巻
装するようにしたものである。
【0011】また第4の発明(第4の実施例に対応)
は、例えば図6に示すように、第1及び第2の振動板1
2及び15と、ボイスコイルが巻装されそれぞれの振動
板が上部に連結された第1及び第2のコイルボビン35
及び41と、この第1及び第2のコイルボビン35及び
41の近傍に配された磁気回路30とを有するスピーカ
装置において、第1及び第2のコイルボビン35及び4
1の内周又は外周に配された磁石31と、この磁石31
の上部に配された第1のプレート32′と、磁石の下部
に配された第2のプレート33と、第1及び第2のコイ
ルボビン35及び41の外周又は内周に配されたヨーク
34とで、磁気回路30を構成し、第1の振動板12と
連結された第1のコイルボビン35に、第1のプレート
32′とヨーク34との間に位置する第1のボイスコイ
ル36と、第2のプレート33とヨーク34との間に位
置する第2のボイスコイル37とを巻装し、第2の振動
板15と連結された第2のコイルボビン41に、第1の
プレート32′とヨーク34との間に位置する第3のボ
イスコイル42を巻装するようにしたものである。
【0012】また第5の発明(第5の実施例に対応)
は、例えば図7に示すように、第1及び第2の振動板1
2及び17と、ボイスコイルが巻装されそれぞれの振動
板が上部に連結された第1及び第2のコイルボビン35
及び55と、この第1及び第2のコイルボビン35及び
55の近傍に配された磁気回路50とを有するスピーカ
装置において、第1のコイルボビン35の内周で第2の
コイルボビン55の外周に配された磁石51と、この磁
石51の上部に配された第1のプレート52と、磁石5
1の下部に配された第2のプレート53と、第1のコイ
ルボビン35の外周に配された第1のヨーク34と、第
2のコイルボビン55の内周に配された第2のヨーク5
4とで、磁気回路50を構成し、第1の振動板12と連
結された第1のコイルボビン35に、第1のプレート5
2と第1のヨーク34との間に位置する第1のボイスコ
イル36と、第2のプレート53と第1のヨーク34と
の間に位置する第2のボイスコイル37とを巻装し、第
2の振動板17と連結された第2のコイルボビン55
に、第1のプレート52と第2のヨーク54との間に位
置する第3のボイスコイル56と、第2のプレート53
と第2のヨーク54との間に位置する第4のボイスコイ
ル57とを巻装するようにしたものである。
【0013】
【作用】第1の発明によると、コイルボビンの外側に配
された磁石の上下のプレートとヨークとの間に2箇所の
磁気空隙が形成され、この2箇所の磁気空隙にそれぞれ
ボイスコイルが配されていることで、2個のボイスコイ
ルが単一の磁気回路により駆動され、それだけコイルボ
ビンに接続された振動板の駆動効率が高くなる。
【0014】また第2の発明によると、コイルボビンの
内側に配された磁石の上下のプレートとヨークとの間に
2箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁気空隙に
それぞれボイスコイルが配されていることで、2個のボ
イスコイルが単一の磁気回路により駆動され、それだけ
コイルボビンに接続された振動板の駆動効率が高くな
る。
【0015】また第3の発明によると、コイルボビンの
内側又は外側に配された磁石の上下のプレートとヨーク
との間に2箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁
気空隙にそれぞれ別の振動板と接続された別のボイスコ
イルが配されていることで、2枚の振動板の駆動が単一
の磁気回路により行われ、磁気回路を共用化できる。
【0016】また第4の発明によると、コイルボビンの
内側又は外側に配された磁石の上下のプレートとヨーク
との間に2箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁
気空隙に第1の振動板と接続された2個のボイスコイル
が配されていることで、この第1の振動板の駆動効率が
高くなると共に、第2の振動板と接続された1個のボイ
スコイルも一方の磁気空隙に配されていることで、この
第2の振動板も同時に駆動され磁気回路を共用化でき
る。
【0017】また第5の発明によると、磁気回路を構成
する磁石の上下のプレートの内側と外側とのそれぞれに
磁気空隙が形成され、それぞれの磁気空隙に別の振動板
と接続されたボイスコイルが配されていることで、2枚
の振動板の駆動が単一の磁気回路により行われ、磁気回
路を共用化できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1及び図2
を参照して説明する。この図1及び図2において、図9
に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省
略する。
【0019】図1は本例のスピーカ装置を断面で示す図
で、本例のスピーカ装置は外磁型磁気回路を使用したス
ピーカユニットとしたものである。即ち、図1において
20は磁気回路を示し、この磁気回路20の構成部品と
して、磁石21とこの磁石21の上下のプレート22,
23とを有する。この磁石21,プレート22,23は
コイルボビン25の周囲に環状に配されている。そし
て、コイルボビン25の内周側には、円筒形のヨーク2
4が配されている。そして、上部のプレート22とヨー
ク24との間のコイルボビン25に、第1のボイスコイ
ル26を巻装し、下部のプレート23とヨーク24との
間のコイルボビン25に、第2のボイスコイル27を巻
装する。このそれぞれのボイスコイル26,27は、コ
イルボビン25に巻装させる向きを互いに逆とし、同一
の音声信号を供給する。そして、磁気回路20の周囲を
カバー28で覆う。
【0020】そして、コイルボビン25の上端を振動板
であるコーン9の端部に接続し、センタドーム8をコイ
ルボビン25の上端に取付ける。また、コイルボビン2
5は、ダンパ11を介してフレーム10側に支持させ
る。
【0021】このように構成されるスピーカユニットの
磁気回路20によると、図2に示すように磁束が発生す
る。この図2はボイスコイルやコイルボビンは省略して
あり、例えば磁石21の上側がN極、下側がS極である
とすると、破線(磁石21→プレート22→ヨーク24
→プレート23→磁石21)で示す磁束が発生し、上部
のプレート22とヨーク24との間で磁気空隙が形成さ
れ、この間に磁束φ1が生じると共に、下部のプレート
23とヨーク24との間で磁気空隙が形成され、この間
に磁束φ2 が生じる。
【0022】そして、この磁束φ1 が生じる磁気空隙に
ボイスコイル26が配され、磁束φ 2 が生じる磁気空隙
にボイスコイル27が配されているので、両ボイスコイ
ル26,27に供給される音声信号に基づいてボイスコ
イル26,27が巻装されたコイルボビン25が振動
し、コイルボビン25に取付けられたコーン9が振動
し、振動に基づいた音声の出力が行われる。
【0023】このようにして行われるコーン9の駆動
は、磁束φ1 ,φ2 が生じる磁気空隙に配された2組の
ボイスコイル26,27に基づいたものであるので、1
組のボイスコイルだけによる駆動に比べ、効率の良い振
動板(コーン9)の駆動が行われる。そして本例におい
ては、1組の磁気回路20だけを設けた構成であるのに
2組のボイスコイル26,27が駆動され、磁気回路を
2組設ける必要がなく、それだけスピーカユニットを小
型且つ軽量に構成できる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例を、図3及び
図4を参照して説明する。
【0025】図3は本例のスピーカ装置を断面で示す図
で、本例のスピーカ装置は内磁型磁気回路を使用したス
ピーカユニットとしたものである。即ち、図3において
30は磁気回路を示し、この磁気回路30の構成部品と
して、磁石31とこの磁石31の上下のプレート32,
33とを有する。この磁石31,プレート32,33は
コイルボビン35の内部に円筒状に配されている。そし
て、コイルボビン35の外周側には、環状のヨーク34
が配されている。そして、上部のプレート32とヨーク
34との間のコイルボビン35に、第1のボイスコイル
36を巻装し、下部のプレート33とヨーク34との間
のコイルボビン35に、第2のボイスコイル37を巻装
する。このそれぞれのボイスコイル36,37は、コイ
ルボビン35に巻装させる向きを互いに逆とし、同一の
音声信号を供給する。そして、コイルボビン35を覆う
ヨーク34の周囲をカバー38で覆う。
【0026】そして、コイルボビン35の上端を振動板
であるコーン12の端部に接続し、センタドーム13を
コイルボビン35の上端に取付ける。また、コイルボビ
ン35は、ダンパ11を介してフレーム10側に支持さ
せる。
【0027】このように構成されるスピーカユニットの
磁気回路30によると、図4に示すように磁束が発生す
る。この図4はボイスコイルやコイルボビンは省略して
あり、例えば磁石31の上側がN極、下側がS極である
とすると、破線(磁石31→プレート32→ヨーク34
→プレート33→磁石31)で示す磁束が発生し、上部
のプレート32とヨーク34との間で磁気空隙が形成さ
れ、この間に磁束φ3が生じると共に、下部のプレート
33とヨーク34との間で磁気空隙が形成され、この間
に磁束φ4 が生じる。
【0028】そして、この磁束φ3 が生じる磁気空隙に
ボイスコイル36が配され、磁束φ 4 が生じる磁気空隙
にボイスコイル37が配されているので、両ボイスコイ
ル36,37に供給される音声信号に基づいてボイスコ
イル36,37が巻装されたコイルボビン35が振動
し、コイルボビン35に取付けられたコーン12が振動
し、振動に基づいた音声の出力が行われる。
【0029】このようにして行われるコーン12の駆動
は、磁束φ3 ,φ4 が生じる磁気空隙に配された2組の
ボイスコイル36,37に基づいたものであるので、図
1の例と同様に、1組のボイスコイルだけによる駆動に
比べ、効率の良い振動板(コーン12)の駆動が行われ
る。そして本例においては、1組の磁気回路30だけを
設けた構成であるのに2組のボイスコイル36,37が
駆動され、磁気回路を2組設ける必要がなく、それだけ
スピーカユニットを小型且つ軽量に構成できる。
【0030】次に、本発明の第3の実施例を、図5を参
照して説明する。この図5において、上述した第2の実
施例で説明した図3に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
【0031】図5は本例のスピーカ装置を断面で示す図
で、本例のスピーカ装置は1組の内磁型磁気回路を使用
して2個の振動板を駆動させるスピーカユニットとした
ものである。即ち、本例においてはコーン12よりなる
振動板の中央部に、ドーム15よりなる振動板を配置
し、コーン12の振動による音声再生とドーム15の振
動による音声再生とができるようにしたものである。こ
の場合、コーン12の中央部に連結されたセンタドーム
14として、メッシュ状の綿布などの音を通過させる材
質のものを使用し、ドーム15の振動による音声がスピ
ーカユニットの外に出力されるようにする。
【0032】そして、コーン12と接続されたコイルボ
ビン35の内部に磁気回路30を配置するが、本例の場
合には磁石31の下側のプレート33と近接したボイス
コイル37だけをコイルボビン35に巻装させ、上側の
プレート32′と近接したコイルボビン35にはボイス
コイルを巻装させない。そして、磁気回路30の上側の
プレート32′を、下側のプレート33よりも若干小径
とし、ドーム15と接続されコイルボビン35よりも若
干小径なコイルボビン41を、コイルボビン35の内周
に配置する。この場合、このコイルボビン41は上側の
プレート32′とヨーク34との間だけに配置し、下側
のプレート33と近接する位置までは延長されていな
い。そして、プレート32′とヨーク34との間のコイ
ルボビン41に、ボイスコイル42を巻装させる。ま
た、ドーム15は、ダンパ16を介してプレート32′
側に支持させる。
【0033】その他の部分は、図3に示した第2の実施
例と同様に構成する。
【0034】このように構成されるスピーカユニットに
よると、磁気回路30自体は第2の実施例と同じである
ので、図4に破線で示すように磁束が発生し、上部のプ
レート32(32′)とヨーク34との間で磁気空隙が
形成され、この間に磁束φ3が生じると共に、下部のプ
レート33とヨーク34との間で磁気空隙が形成され、
この間に磁束φ4 が生じる。
【0035】そして、磁束φ3 が生じる磁気空隙にボイ
スコイル42が配されているので、ボイスコイル42に
供給される音声信号に基づいてボイスコイル42が巻装
されたコイルボビン41が振動し、コイルボビン41に
取付けられたドーム15が振動し、振動に基づいた音声
の出力が行われる。さらに、磁束φ4 が生じる磁気空隙
にボイスコイル37が配されているので、ボイスコイル
37に供給される音声信号に基づいてボイスコイル37
が巻装されたコイルボビン35が振動し、コイルボビン
35に取付けられたコーン12が振動し、振動に基づい
た音声の出力が行われる。
【0036】ここで、例えばコーン12を振動させるボ
イスコイル37に、音声信号の低域成分を供給し、ドー
ム15を振動させるボイスコイル42に、音声信号の高
域成分を供給することで、コーン12の振動で低域音が
出力され、ドーム15の振動で高域音が出力され、いわ
ゆる2ウェイ型のスピーカとして構成される。
【0037】そして、この場合のコーン12及びドーム
15の駆動は、1組の磁気回路30によるものであるの
で、2組の磁気回路を設ける必要がなく、それだけスピ
ーカユニットを小型且つ軽量に構成できる。
【0038】次に、本発明の第4の実施例を、図6を参
照して説明する。この図6において、上述した第2の実
施例で説明した図3及び第3の実施例で説明した図5に
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略
する。
【0039】図6は本例のスピーカ装置を断面で示す図
で、本例のスピーカ装置は上述した第3の実施例と同様
に、1組の内磁型磁気回路を使用して2個の振動板を駆
動させるようにしたスピーカユニットである。即ち、コ
ーン12よりなる振動板の中央部に、ドーム15よりな
る振動板を配置し、コーン12の振動による音声再生と
ドーム15の振動による音声再生とができるようにした
ものである。
【0040】そして本例においては、コーン12と接続
されたコイルボビン35に、2組のボイスコイル36,
37を巻装させる。即ち、磁気回路30の上側のプレー
ト32′と近接した位置にボイスコイル36を巻装さ
せ、下側のプレート33と近接した位置にボイスコイル
37を巻装させる。この場合、両ボイスコイル36,3
7は巻装方向を互いに逆とし、同一の音声信号を供給す
る。そして、ドーム15と接続されたコイルボビン41
のプレート32′と近接した位置に、ボイスコイル42
を巻装させる。従って、上側のプレート32′とヨーク
34との間には、2組のボイスコイル36,42が配さ
れていることになる。
【0041】その他の部分は、図5に示した第3の実施
例と同様に構成する。
【0042】このように構成されるスピーカユニットに
よると、磁気回路30自体は第2の実施例と同じである
ので、図4に破線で示すように磁束し、上部のプレート
32(32′)とヨーク34との間で磁気空隙が形成さ
れ、この間に磁束φ3 が生じると共に、下部のプレート
33とヨーク34との間で磁気空隙が形成され、この間
に磁束φ4 が生じる。
【0043】そして、この磁束φ3 が生じる磁気空隙に
ボイスコイル36が配され、磁束φ 4 が生じる磁気空隙
にボイスコイル37が配されているので、両ボイスコイ
ル36,37に供給される音声信号に基づいてボイスコ
イル36,37が巻装されたコイルボビン35が振動
し、コイルボビン35に取付けられたコーン12が振動
し、振動に基づいた音声の出力が行われる。さらに、磁
束φ3 が生じる磁気空隙にボイスコイル42が配されて
いるので、ボイスコイル42に供給される音声信号に基
づいてボイスコイル42が巻装されたコイルボビン41
が振動し、コイルボビン41に取付けられたドーム15
が振動し、振動に基づいた音声の出力が行われる。
【0044】ここで、例えばコーン12を振動させるボ
イスコイル36,37に、音声信号の低域成分を供給
し、ドーム15を振動させるボイスコイル42に、音声
信号の高域成分を供給することで、コーン12の振動で
低域音が出力され、ドーム15の振動で高域音が出力さ
れ、いわゆる2ウェイ型のスピーカとして構成される。
【0045】そして、この場合のコーン12及びドーム
15の駆動は、1組の磁気回路30によるものであるの
で、2組の磁気回路を設ける必要がなく、それだけスピ
ーカユニットを小型且つ軽量に構成できる。また、この
第4の実施例の場合には、コーン12側の振動が2組の
ボイスコイル36,37に基づいたものであるので、効
率の良い振動板(コーン12)の駆動が行われる。
【0046】次に、本発明の第5の実施例を、図7及び
図8を参照して説明する。この図7及び図8において、
上述した第2の実施例で説明した図3に対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0047】図7は本例のスピーカ装置を断面で示す図
で、本例のスピーカ装置は1組の磁気回路を使用して2
個の振動板を駆動させるようにしたスピーカユニットで
ある。即ち、コーン12よりなる振動板の中央部に、ド
ーム17よりなる振動板を配置し、コーン12の振動に
よる音声再生とドーム17の振動による音声再生とがで
きるようにしたものである。
【0048】この構成について説明すると、コーン12
と接続されたコイルボビン35の内周部に、環状の磁石
51と、この磁石51の上下の環状のプレート52,5
3とで構成される磁気回路50を配置する。そして、プ
レート52とヨーク34との間のコイルボビン35にボ
イスコイル36を巻装させると共に、プレート53とヨ
ーク34との間のコイルボビン35にボイスコイル37
を巻装させる。
【0049】そして、環状に形成された磁気回路50の
中央部に、ドーム17と接続されたコイルボビン55を
配置する。この場合、ドーム17及びコイルボビン55
は、ダンパ18を介してプレート52側に支持させる。
そして、コイルボビン55の内周部に、円筒形のヨーク
54を配置する。そして、プレート52とヨーク54と
の間のコイルボビン55にボイスコイル56を巻装させ
ると共に、プレート53とヨーク54との間のコイルボ
ビン55にボイスコイル57を巻装させる。なお、ヨー
ク54や磁気回路50は、この付近全体を外側から覆う
カバー39により、その位置が固定される。また、コー
ン12の中央部に連結されたセンタドーム14として、
メッシュ状の綿布などの音を通過させる材質のものを使
用し、ドーム17の振動による音声がスピーカユニット
の外に出力されるようにする。
【0050】その他の部分は、図6に示した第4の実施
例と同様に構成する。
【0051】このように構成されるスピーカユニットの
磁気回路50によると、図8に示すように磁束が発生す
る。例えば磁石51の上側がN極、下側がS極であると
すると、外周のヨーク34との間では、破線(磁石51
→プレート52→ヨーク34→プレート53→磁石5
1)で示す磁束φ5 が発生し、上部のプレート52とヨ
ーク34との間で磁気空隙が形成されると共に、下部の
プレート53とヨーク34との間で磁気空隙が形成され
る。また、内周のヨーク54との間では、破線(磁石5
1→プレート52→ヨーク54→プレート53→磁石5
1)で示す磁束φ 6 が発生し、上部のプレート52とヨ
ーク54との間で磁気空隙が形成されると共に、下部の
プレート53とヨーク54との間で磁気空隙が形成され
る。
【0052】そして、外周側の磁束φ5 による磁気空隙
にボイスコイル36,37が配されているので、ボイス
コイル36,37に供給される音声信号に基づいてボイ
スコイル36,37が巻装されたコイルボビン35が振
動し、コイルボビン35に取付けられたコーン12が振
動し、振動に基づいた音声の出力が行われる。
【0053】また、内周側の磁束φ6 による磁気空隙に
ボイスコイル56,57が配されているので、ボイスコ
イル56,57に供給される音声信号に基づいてボイス
コイル56,57が巻装されたコイルボビン55が振動
し、コイルボビン55に取付けられたドーム17が振動
し、振動に基づいた音声の出力が行われる。
【0054】ここで、例えばコーン12を振動させるボ
イスコイル36,37に、音声信号の低域成分を供給
し、ドーム17を振動させるボイスコイル56,57
に、音声信号の高域成分を供給することで、コーン12
の振動で低域音が出力され、ドーム17の振動で高域音
が出力され、いわゆる2ウェイ型のスピーカとして構成
される。
【0055】そして、この場合のコーン12及びドーム
17の駆動は、1組の磁気回路50によるものであるの
で、2組の磁気回路を設ける必要がなく、それだけスピ
ーカユニットを小型且つ軽量に構成できる。さらに、こ
の第5の実施例の場合には、コーン12側の駆動とドー
ム17の駆動とが、それぞれ2組のボイスコイル36,
37及び56,57に基づいたものであるので、効率の
良い振動板(コーン12及びドーム17)の駆動が行わ
れる。
【0056】
【発明の効果】第1の発明によると、コイルボビンの外
側に配された磁石の上下のプレートとヨークとの間に2
箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁気空隙にそ
れぞれボイスコイルが配されていることで、2個のボイ
スコイルが単一の磁気回路により駆動され、それだけコ
イルボビンに接続された振動板の駆動効率が高くなる。
【0057】また第2の発明によると、コイルボビンの
内側に配された磁石の上下のプレートとヨークとの間に
2箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁気空隙に
それぞれボイスコイルが配されていることで、2個のボ
イスコイルが単一の磁気回路により駆動され、それだけ
コイルボビンに接続された振動板の駆動効率が高くな
る。
【0058】また第3の発明によると、コイルボビンの
内側又は外側に配された磁石の上下のプレートとヨーク
との間に2箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁
気空隙にそれぞれ別の振動板と接続された別のボイスコ
イルが配されていることで、2枚の振動板の駆動が単一
の磁気回路により行われ、磁気回路を共用化できる。
【0059】また第4の発明によると、コイルボビンの
内側又は外側に配された磁石の上下のプレートとヨーク
との間に2箇所の磁気空隙が形成され、この2箇所の磁
気空隙に第1の振動板と接続された2個のボイスコイル
が配されていることで、この第1の振動板の駆動効率が
高くなると共に、第2の振動板と接続された1個のボイ
スコイルも一方の磁気空隙に配されていることで、この
第2の振動板も同時に駆動され磁気回路を共用化でき
る。
【0060】また第5の発明によると、磁気回路を構成
する磁石の上下のプレートの内側と外側とのそれぞれに
磁気空隙が形成され、それぞれの磁気空隙に別の振動板
と接続されたボイスコイルが配されていることで、2枚
の振動板の駆動が単一の磁気回路により効率良く行わ
れ、磁気回路を共用化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】第1の実施例の磁束発生状態を示す要部の断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】第2の実施例の磁束発生状態を示す要部の断面
図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す断面図である。
【図8】第5の実施例の磁束発生状態を示す要部の断面
図である。
【図9】従来のスピーカ装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
9,12,15,17 振動板 20,30,50 磁気回路 21,31,51 磁石 22,23,32,33,52,53 プレート 24,34,54 ヨーク 25,35,41,55 コイルボビン 26,27,36,37,42,56,57 ボイスコ
イル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04R 1/24 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動板と、ボイスコイルが巻装され上記
    振動板が上部に連結されたコイルボビンと、該コイルボ
    ビンの近傍に配された磁気回路とを有するスピーカ装置
    において、 上記コイルボビンの外周部に配された磁石と、該磁石の
    上部に配された第1のプレートと、上記磁石の下部に配
    された第2のプレートと、上記コイルボビンの内周部に
    配されたヨークとで、上記磁気回路を構成し、 上記ボイスコイルとして、上記第1のプレートと上記ヨ
    ークとの間の上記コイルボビンに、第1のボイスコイル
    を巻装させると共に、上記第2のプレートと上記ヨーク
    との間の上記コイルボビンに、第2のボイスコイルを巻
    装させるようにしたスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 振動板と、ボイスコイルが巻装され上記
    振動板が上部に連結されたコイルボビンと、該コイルボ
    ビンの近傍に配された磁気回路とを有するスピーカ装置
    において、 上記コイルボビンの内周部に配された磁石と、該磁石の
    上部に配された第1のプレートと、上記磁石の下部に配
    された第2のプレートと、上記コイルボビンの外周部に
    配されたヨークとで、上記磁気回路を構成し、 上記ボイスコイルとして、上記第1のプレートと上記ヨ
    ークとの間の上記コイルボビンに、第1のボイスコイル
    を巻装すると共に、上記第2のプレートと上記ヨークと
    の間の上記コイルボビンに、第2のボイスコイルを巻装
    するようにしたスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の振動板と、ボイスコイル
    が巻装され上記それぞれの振動板が上部に連結された第
    1及び第2のコイルボビンと、該第1及び第2のコイル
    ボビンの近傍に配された磁気回路とを有するスピーカ装
    置において、 上記第1及び第2のコイルボビンの内周又は外周に配さ
    れた磁石と、該磁石の上部に配された第1のプレート
    と、上記磁石の下部に配された第2のプレートと、上記
    第1及び第2のコイルボビンの外周又は内周に配された
    ヨークとで、上記磁気回路を構成させ、 上記第1の振動板と連結された上記第1のコイルボビン
    に、上記第2のプレートと上記ヨークとの間に位置する
    第1のボイスコイルを巻装し、 上記第2の振動板と連結された上記第2のコイルボビン
    に、上記第1のプレートと上記ヨークとの間に位置する
    第2のボイスコイルを巻装するようにしたスピーカ装
    置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の振動板と、ボイスコイル
    が巻装され上記それぞれの振動板が上部に連結された第
    1及び第2のコイルボビンと、該第1及び第2のコイル
    ボビンの近傍に配された磁気回路とを有するスピーカ装
    置において、 上記第1及び第2のコイルボビンの内周又は外周に配さ
    れた磁石と、該磁石の上部に配された第1のプレート
    と、上記磁石の下部に配された第2のプレートと、上記
    第1及び第2のコイルボビンの外周又は内周に配された
    ヨークとで、上記磁気回路を構成し、 上記第1の振動板と連結された上記第1のコイルボビン
    に、上記第1のプレートと上記ヨークとの間に位置する
    第1のボイスコイルと、上記第2のプレートと上記ヨー
    クとの間に位置する第2のボイスコイルとを巻装し、 上記第2の振動板と連結された上記第2のコイルボビン
    に、上記第1のプレートと上記ヨークとの間に位置する
    第3のボイスコイルを巻装するようにしたスピーカ装
    置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の振動板と、ボイスコイル
    が巻装され上記それぞれの振動板が上部に連結された第
    1及び第2のコイルボビンと、該第1及び第2のコイル
    ボビンの近傍に配された磁気回路とを有するスピーカ装
    置において、 上記第1のコイルボビンの内周で上記第2のコイルボビ
    ンの外周に配された磁石と、該磁石の上部に配された第
    1のプレートと、上記磁石の下部に配された第2のプレ
    ートと、上記第1のコイルボビンの外周に配された第1
    のヨークと、上記第2のコイルボビンの内周に配された
    第2のヨークとで、上記磁気回路を構成し、 上記第1の振動板と連結された上記第1のコイルボビン
    に、上記第1のプレートと上記第1のヨークとの間に位
    置する第1のボイスコイルと、上記第2のプレートと上
    記第1のヨークとの間に位置する第2のボイスコイルと
    を巻装し、 上記第2の振動板と連結された上記第2のコイルボビン
    に、上記第1のプレートと上記第2のヨークとの間に位
    置する第3のボイスコイルと、上記第2のプレートと上
    記第2のヨークとの間に位置する第4のボイスコイルと
    を巻装するようにしたスピーカ装置。
JP01382493A 1993-01-29 1993-01-29 スピーカ装置 Expired - Fee Related JP3168750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01382493A JP3168750B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 スピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01382493A JP3168750B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 スピーカ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06233380A true JPH06233380A (ja) 1994-08-19
JP3168750B2 JP3168750B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=11844028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01382493A Expired - Fee Related JP3168750B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 スピーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168750B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0821861A1 (en) * 1995-04-18 1998-02-04 Harman International Industries Incorporated Dual coil drive with multipurpose housing
WO2001015493A1 (fr) * 1999-08-20 2001-03-01 Fan Zhang Transducteur a deux bobines et a deux entrefers magnetiques
WO2002037644A3 (en) * 2000-10-25 2003-03-27 Harman Int Ind Electromagnetic motor with flux stabilization ring, saturation tips, and radiator
WO2013013502A1 (zh) * 2011-07-25 2013-01-31 Zhang Fan 双磁铁双磁隙双线圈换能器的驱动器
JP5964485B1 (ja) * 2015-07-13 2016-08-03 Tsk株式会社 スピーカシステム
FR3129023A1 (fr) * 2021-11-05 2023-05-12 Devialet Enceinte acoustique, notamment pour casque audio, comprenant des haut-parleurs coaxiaux à moteur magnétique sans pièce polaire

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0821861A1 (en) * 1995-04-18 1998-02-04 Harman International Industries Incorporated Dual coil drive with multipurpose housing
US5748760A (en) * 1995-04-18 1998-05-05 Harman International Industries, Inc. Dual coil drive with multipurpose housing
EP0821861A4 (en) * 1995-04-18 2000-01-05 Harman Int Ind COIL PAIR DRIVE WITH MULTI-PURPOSE HOUSING
WO2001015493A1 (fr) * 1999-08-20 2001-03-01 Fan Zhang Transducteur a deux bobines et a deux entrefers magnetiques
US6795564B2 (en) 1999-08-20 2004-09-21 Fan Zhang Energy converter with two coils and two magnetic gaps
WO2002037644A3 (en) * 2000-10-25 2003-03-27 Harman Int Ind Electromagnetic motor with flux stabilization ring, saturation tips, and radiator
US6774510B1 (en) * 2000-10-25 2004-08-10 Harman International Industries, Inc. Electromagnetic motor with flux stabilization ring, saturation tips, and radiator
US7012345B2 (en) 2000-10-25 2006-03-14 Harman International Industries, Inc. Electromagnetic motor with flux stabilization ring, saturation tips, and radiator
US7057314B2 (en) 2000-10-25 2006-06-06 Harman International Industries, Inc. Electromagnetic motor system capable of removing heat away from its magnetic gap
WO2013013502A1 (zh) * 2011-07-25 2013-01-31 Zhang Fan 双磁铁双磁隙双线圈换能器的驱动器
JP5964485B1 (ja) * 2015-07-13 2016-08-03 Tsk株式会社 スピーカシステム
FR3129023A1 (fr) * 2021-11-05 2023-05-12 Devialet Enceinte acoustique, notamment pour casque audio, comprenant des haut-parleurs coaxiaux à moteur magnétique sans pièce polaire

Also Published As

Publication number Publication date
JP3168750B2 (ja) 2001-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100677953B1 (ko) 스피커장치
US4477699A (en) Mechanical two-way loudspeaker
US3649776A (en) Omnidirectional horn loudspeaker
US8611583B2 (en) Compact coaxial crossover-free loudspeaker
US6717305B2 (en) Apparatus having an electroacoustic transducer forming a sound reproducing means and a part of vibration generating means
JPH06233380A (ja) スピーカ装置
JPH10304493A (ja) 電気−音響変換装置及び音響−電気変換装置
JPS63279700A (ja) 複合型スピ−カ
US1932459A (en) Loud speaker
JP2002209296A (ja) スピーカ
JP2000138996A (ja) スピーカ装置
JPS6019419Y2 (ja) 複合型スピ−カ
JP2000278791A (ja) スピーカ
JPH043700A (ja) スピーカ及びスピーカの製造方法
JPH04364000A (ja) 動電形スピーカ
CN107682793A (zh) 一种发声装置
JPH10336790A (ja) スピーカ
JP2000138997A (ja) スピーカ装置
JPH1141685A (ja) スピーカ装置
JP2000308193A (ja) スピーカ装置
JPH07203589A (ja) 双方向輻射スピーカ
JP2591839Y2 (ja) スピーカユニット
JP2002300695A (ja) スピーカ
JPH09224299A (ja) 圧電型スピーカ
JPH11187485A (ja) スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees