JPH0623324A - 篩の洗浄装置 - Google Patents
篩の洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0623324A JPH0623324A JP22317592A JP22317592A JPH0623324A JP H0623324 A JPH0623324 A JP H0623324A JP 22317592 A JP22317592 A JP 22317592A JP 22317592 A JP22317592 A JP 22317592A JP H0623324 A JPH0623324 A JP H0623324A
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- JP
- Japan
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- sieve
- mesh
- cleaning
- pressure water
- sink
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- Pending
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 篩の網を損傷させず、極めて短い洗浄時間
で、かつ、目づまりの除去効果が高い工業用標準篩の洗
浄装置を提供することを目的とする。 【構成】 流し台に円筒状の篩洗浄筒を取りつける。こ
の篩洗浄筒は流し台と斜めの角度で取りつけることが好
ましい。篩洗浄筒の内壁には篩を載せる円筒状の篩受け
を取りつけ、この篩受けの上に洗浄すべき篩を載せる。
この篩の網面に向かって高圧水発生装置からの高圧水を
噴射するが、この高圧水を網面の中心部よりずらした位
置に篩面に９０°以下の角度で噴射すると、篩は篩受け
上を高速で回転する。 【効果】 このため網目を極めて均一に洗浄することが
できる。また、水圧は十分に高いため強固な目づまりも
極めて短時間で完全に除去することができる。さらに、
水圧の調整により篩の網を損傷させることもない。
で、かつ、目づまりの除去効果が高い工業用標準篩の洗
浄装置を提供することを目的とする。 【構成】 流し台に円筒状の篩洗浄筒を取りつける。こ
の篩洗浄筒は流し台と斜めの角度で取りつけることが好
ましい。篩洗浄筒の内壁には篩を載せる円筒状の篩受け
を取りつけ、この篩受けの上に洗浄すべき篩を載せる。
この篩の網面に向かって高圧水発生装置からの高圧水を
噴射するが、この高圧水を網面の中心部よりずらした位
置に篩面に９０°以下の角度で噴射すると、篩は篩受け
上を高速で回転する。 【効果】 このため網目を極めて均一に洗浄することが
できる。また、水圧は十分に高いため強固な目づまりも
極めて短時間で完全に除去することができる。さらに、
水圧の調整により篩の網を損傷させることもない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体の分級に用いられ
る工業用標準篩の洗浄装置に関するものである。
る工業用標準篩の洗浄装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】粉体の分級には一般的に工業用標準篩が
用いられる。標準篩は円筒状の枠の底に網が張られてお
り、この枠と網はステンレスや真ちゅうなどの金属が用
いられている。網は目の開きによって、Ｔｙｌｅｒ標準
篩で３メッシュから４００メッシュまで種々なメッシュ
に区分されている。
用いられる。標準篩は円筒状の枠の底に網が張られてお
り、この枠と網はステンレスや真ちゅうなどの金属が用
いられている。網は目の開きによって、Ｔｙｌｅｒ標準
篩で３メッシュから４００メッシュまで種々なメッシュ
に区分されている。
【０００３】この篩の篩面で粉体粒子の分離を行うため
には粒子と篩面間に面に平行な相対運動を与える。この
運動に加えて、粒子層内に粒子の上下の混乱運動を生ぜ
しめて、篩面全体にわたって多くの粒子が篩開孔部に接
近する機会を与えることが必要である。
には粒子と篩面間に面に平行な相対運動を与える。この
運動に加えて、粒子層内に粒子の上下の混乱運動を生ぜ
しめて、篩面全体にわたって多くの粒子が篩開孔部に接
近する機会を与えることが必要である。
【０００４】このような運動を与えると、一般に粒子は
粒子径の大きさに従って下層に微小粒、上層に粗大粒と
ほぼ層状に配列する傾向をもつので、篩の分級効果を上
げるのに役立つ。
粒子径の大きさに従って下層に微小粒、上層に粗大粒と
ほぼ層状に配列する傾向をもつので、篩の分級効果を上
げるのに役立つ。
【０００５】このように篩分けは、一定の大きさの開孔
を有する網、すなわち篩目を通過するか否かによって固
体粒子を大小部分に分離する操作である。完全にこの操
作が行われれば、目を通過した粒子の径はすべて篩の目
の大きさより小で、篩上の粒子はすべて篩の目より大き
いことが期待される。
を有する網、すなわち篩目を通過するか否かによって固
体粒子を大小部分に分離する操作である。完全にこの操
作が行われれば、目を通過した粒子の径はすべて篩の目
の大きさより小で、篩上の粒子はすべて篩の目より大き
いことが期待される。
【０００６】しかし、実際作業で多量の粉体を取扱う場
合には、相当量の小粒子が粗大粒子に付着して篩上に残
留するし、また、粗大粒に属すべき針状あるいは偏平粒
子が篩を通過して篩下に入ってくる。これは分離操作に
対する止むを得ない篩の本質的欠陥である。
合には、相当量の小粒子が粗大粒子に付着して篩上に残
留するし、また、粗大粒に属すべき針状あるいは偏平粒
子が篩を通過して篩下に入ってくる。これは分離操作に
対する止むを得ない篩の本質的欠陥である。
【０００７】さらに、篩による分級操作を継続している
と、次第に粒子が篩目に入り込み篩目を塞いだり、篩目
を狭めることによって分離精度を著しく低下させるよう
になる。この傾向は網目が小さい篩ほど著しい。この場
合は篩の使用を中止し、網目につまった粒子を除去する
洗浄を行って篩を正常な使用状態に戻さなければならな
い。
と、次第に粒子が篩目に入り込み篩目を塞いだり、篩目
を狭めることによって分離精度を著しく低下させるよう
になる。この傾向は網目が小さい篩ほど著しい。この場
合は篩の使用を中止し、網目につまった粒子を除去する
洗浄を行って篩を正常な使用状態に戻さなければならな
い。
【０００８】この目づまりを直す方法としては篩の網を
適当なブラシでこする方法がある。しかし、この方法は
目の荒い網は網を構成する金属線の線径が大きいため適
用できるが、目の細かい網は金属線の線径が小さいため
ブラシでこする圧力によって網が伸びてたるんでしまい
篩が使用できなくなる欠点がある。
適当なブラシでこする方法がある。しかし、この方法は
目の荒い網は網を構成する金属線の線径が大きいため適
用できるが、目の細かい網は金属線の線径が小さいため
ブラシでこする圧力によって網が伸びてたるんでしまい
篩が使用できなくなる欠点がある。
【０００９】また、つまった網目を適当な針でつついて
網目につまった粒子を除去する方法がある。しかし、こ
の方法は熟練を要し、針でつつき過ぎて網目を規格値よ
り大きくして篩を使用できなくしたり、また、能率的で
はない欠点がある。
網目につまった粒子を除去する方法がある。しかし、こ
の方法は熟練を要し、針でつつき過ぎて網目を規格値よ
り大きくして篩を使用できなくしたり、また、能率的で
はない欠点がある。
【００１０】上記二つの方法は、目づまりを直す工程
と、さらに水等による洗浄工程と２工程を必要とする欠
点がある。
と、さらに水等による洗浄工程と２工程を必要とする欠
点がある。
【００１１】また、超音波洗浄によって目づまりを直す
方法がある。この方法は網を損傷させないこと、１工程
ですむこと等の利点はあるが、強固な目づまりでは除去
効果が必ずしも十分ではないこと、洗浄に長時間を要す
ること等の欠点がある。
方法がある。この方法は網を損傷させないこと、１工程
ですむこと等の利点はあるが、強固な目づまりでは除去
効果が必ずしも十分ではないこと、洗浄に長時間を要す
ること等の欠点がある。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、篩の網を損
傷させず、極めて短い洗浄時間で、かつ、１工程の洗浄
工程で、さらに、目づまりの除去効果が高い篩の洗浄装
置を提供しようとするものである。
傷させず、極めて短い洗浄時間で、かつ、１工程の洗浄
工程で、さらに、目づまりの除去効果が高い篩の洗浄装
置を提供しようとするものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は、流し台上に設
置した円筒状の篩洗浄筒の内面に篩を載せる円筒状の篩
受けを設けた装置と高圧水発生装置とを用い、水圧で篩
受け上の篩を回転させる篩の洗浄装置である。
置した円筒状の篩洗浄筒の内面に篩を載せる円筒状の篩
受けを設けた装置と高圧水発生装置とを用い、水圧で篩
受け上の篩を回転させる篩の洗浄装置である。
【００１４】本発明において、高圧水発生装置にはプラ
ンジャーポンプでタンク中の水を圧縮してガンノズルあ
るいはジェットガンで水を高圧で噴射するような装置を
用いることができる。
ンジャーポンプでタンク中の水を圧縮してガンノズルあ
るいはジェットガンで水を高圧で噴射するような装置を
用いることができる。
【００１５】以下、本発明を図１にしたがって説明す
る。流し台１には円筒状の篩洗浄筒２が取りつけられて
いる。この篩洗浄筒は流し台と斜めの角度で取りつけら
れていることが好ましい。篩洗浄筒２の内壁には篩を載
せる円筒状の篩受け３が取りつけられている。この篩受
け３の上に洗浄すべき篩４を載せる。
る。流し台１には円筒状の篩洗浄筒２が取りつけられて
いる。この篩洗浄筒は流し台と斜めの角度で取りつけら
れていることが好ましい。篩洗浄筒２の内壁には篩を載
せる円筒状の篩受け３が取りつけられている。この篩受
け３の上に洗浄すべき篩４を載せる。
【００１６】この篩の網面に向かって高圧水６を噴射す
るが、この高圧水を網面の中心部よりずらした位置に篩
面に９０°以下の角度で噴射すると、篩は篩受け上を高
速で回転する。洗浄に用いた水は流し台１を経て排水口
Ａにドレインされる。
るが、この高圧水を網面の中心部よりずらした位置に篩
面に９０°以下の角度で噴射すると、篩は篩受け上を高
速で回転する。洗浄に用いた水は流し台１を経て排水口
Ａにドレインされる。
【００１７】上記のように、高圧水で篩を高速で回転さ
せながら洗浄できるため、網目を極めて均一に洗浄する
ことができる。また、水圧は十分に高いため強固な目づ
まりも完全に除去することができる。さらに、超音波洗
浄法に比較し、極めて短時間で洗浄することができる。
せながら洗浄できるため、網目を極めて均一に洗浄する
ことができる。また、水圧は十分に高いため強固な目づ
まりも完全に除去することができる。さらに、超音波洗
浄法に比較し、極めて短時間で洗浄することができる。
【００１８】水圧は４０〜８０Ｋｇ／ｃｍ２程度が好ま
しく、このときの篩の回転数は２００〜１０００回／ｍ
ｉｎ程度である。このような条件では篩の網を損傷する
ことは殆どない。
しく、このときの篩の回転数は２００〜１０００回／ｍ
ｉｎ程度である。このような条件では篩の網を損傷する
ことは殆どない。
【００１９】
【実施例】Ｓｉの粉末で十分に目づまりした３２５メッ
シュの篩と１００メッシュの篩を用意した。本発明にな
る洗浄装置を用いて、これらの篩を水圧５０Ｋｇ／ｃｍ
２，篩の回転数４００回／ｍｉｎで、前者の篩は１分
間、後者の篩は２０秒間洗浄した。高圧水発生装置には
有光工業（株）製ＡＵＴＯ高圧洗浄機を使用した。
シュの篩と１００メッシュの篩を用意した。本発明にな
る洗浄装置を用いて、これらの篩を水圧５０Ｋｇ／ｃｍ
２，篩の回転数４００回／ｍｉｎで、前者の篩は１分
間、後者の篩は２０秒間洗浄した。高圧水発生装置には
有光工業（株）製ＡＵＴＯ高圧洗浄機を使用した。
【００２０】洗浄後、篩の目づまり状況を検査した結
果、両方の篩とも目づまり箇所は１箇所もなく完全に洗
浄されていることがわかった。また、超音波洗浄法に比
較し、洗浄時間が極めて短くてすむことがわかった。
果、両方の篩とも目づまり箇所は１箇所もなく完全に洗
浄されていることがわかった。また、超音波洗浄法に比
較し、洗浄時間が極めて短くてすむことがわかった。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、高圧水と篩の回転との
組合せにより、篩の目づまりの高い除去効果と極めて均
一に洗浄できる特徴がある。また、篩の網を損傷させ
ず、極めて短い洗浄時間で洗浄できる特徴がある。さら
に、洗浄工程が１工程ですむ利点がある。
組合せにより、篩の目づまりの高い除去効果と極めて均
一に洗浄できる特徴がある。また、篩の網を損傷させ
ず、極めて短い洗浄時間で洗浄できる特徴がある。さら
に、洗浄工程が１工程ですむ利点がある。
【図１】本発明になる装置の断面図である。
１ 流し台 ２ 篩洗浄筒 ３ 篩受け ４ 篩 ５ ガンノズル ６ 高圧水 Ａ 排水口
Claims (1)
- 【請求項１】 流し台上に設置した円筒状の篩洗浄筒の
内面に篩を載せる円筒状の篩受けを設けた装置と高圧水
発生装置とを用い、水圧で篩受け上の篩を回転させるこ
とを特徴とする篩の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22317592A JPH0623324A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 篩の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22317592A JPH0623324A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 篩の洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623324A true JPH0623324A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16793985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22317592A Pending JPH0623324A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 篩の洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623324A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002292338A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Kurimoto Ltd | トロンメル |
| WO2010033039A1 (en) * | 2008-09-22 | 2010-03-25 | Optipro As | Method and apparatus for monitoring wear of shaker screens |
| WO2011115508A1 (en) * | 2010-03-19 | 2011-09-22 | Optipro As | Method and apparatus for monitoring wear of and repairing shaker screens |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP22317592A patent/JPH0623324A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002292338A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Kurimoto Ltd | トロンメル |
| WO2010033039A1 (en) * | 2008-09-22 | 2010-03-25 | Optipro As | Method and apparatus for monitoring wear of shaker screens |
| US9149840B2 (en) | 2008-09-22 | 2015-10-06 | Optipro As | Method and apparatus for monitoring wear of shaker screens |
| WO2011115508A1 (en) * | 2010-03-19 | 2011-09-22 | Optipro As | Method and apparatus for monitoring wear of and repairing shaker screens |
| US9498796B2 (en) | 2010-03-19 | 2016-11-22 | Optipro As | Method and apparatus for monitoring wear of and repairing shaker screens |
| EA025920B1 (ru) * | 2010-03-19 | 2017-02-28 | Оптипро Ас | Способ и устройство для мониторинга износа и ремонта вибрационных сит |
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