JPH06233227A - 速見映像を作成する方法および装置 - Google Patents

速見映像を作成する方法および装置

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JPH06233227A
JPH06233227A JP5015422A JP1542293A JPH06233227A JP H06233227 A JPH06233227 A JP H06233227A JP 5015422 A JP5015422 A JP 5015422A JP 1542293 A JP1542293 A JP 1542293A JP H06233227 A JPH06233227 A JP H06233227A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択可能な方法により映像を要約編集する速
見映像作成装置。 【構成】 入力装置2は、速見方法の条件設定、映像斜
め読み出し方法または映像探し読み出し方法を選択す
る。カット点記憶装置5は、映像のカット点の情報を記
憶する。速見制御装置3は、カット点の情報から各ショ
ットを検出し、映像斜め読み出し方法が選択された場合
には、入力装置からの速見時間長を速見区間の各ショッ
トに対し、定められた率で割り当て、割り当てたショッ
ト速見時間に対応するフレーム数で速見フレーム位置の
速見フレームを各ショットから抽出し、表示タイミング
の順に従って接続し表示器1に表示させ、映像探し読み
出し方法が選択された場合には、速見時間長を速見区間
の各ショットに対し、定められた率で割り当て、割り当
てたショット速見時間に対応するフレーム数の速見フレ
ームを各ショットから等間隔で抽出し、表示タイミング
順に接続し表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像の内容を短時間に把
握するための映像速見方法に関するものである。特に
は、映像の内容を短時間に把握するための映像内容圧縮
編集、表示処理方法に関し、さらに具体的に言えば、例
えば映画の宣伝の為の予告編や、映画内容把握の為のカ
タログ作成、自己録画した放送映像の概要把握や検索の
ような映像情報を要約する映像速見方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文章は、漢字などを飛ばし見ていくこと
で素早く内容を把握することがある程度可能である。ま
た、文章は要約することが、映像に比ベて容易である。
さらに文字情報は記号であって、コンピュータなどでの
検索処理などにかかりやすい。それに対し、動画映像は
速見をすることが難しい。そのため、従来の速見方法と
しては、再生速度を上げて再生時間を短縮する早送を行
なったり、見る人が再生速度をある程度変えられる可変
速再生を行なうしかなかった。また映像は、機械による
意味理解が困難で、要約も難しい。検索のためのキーを
付けにくいので、文字のように容易には検索処理が行な
えない。動画映像の場合は、人間が目印になる信号をあ
るフレームにあらかじめ付けておき、それをたよりに検
索する方法などが行なわれている。ビデオデイスク等で
は、予め映像を時間的に幾つかの部分に分割し、それに
検索可能な印を付けることで、検索の利便を図ってい
る。また、VTRの中には、検索のための信号を、録画
開始時に自動的にビデオテープに記録して、録画開始点
の検索を効率化するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】早送りによる動画の速
見は、実現が容易であり見る側の操作も簡単だが、映像
内容の如何にかかわらず高速に表示されるため、内容を
見落とすことが有る。また動きの激しい動画の場合は大
変見づらい表示になるため、観察者が疲れやすく長時間
の速見は実用的ではない。以上の問題を解決するために
は再生速度を下げなくてはならず、これは本来の早送り
の操作と矛盾することになる。また、これらの理由から
あまり再生速度を上げられず、表示時間の短縮が困難で
あった。
【0004】変速再生の場合には、動きの激しさや、興
味の度合いに応じて観察者が再生速度を調節することが
できたが、調整をすべて人間がやらなくてはならない。
これはまず操作自体面倒であるし、観察者は表示画面を
見て再生速度を決めなければならないので、その調節能
力は観察者の認識能力に左右される。観察者が見落とせ
ばそれを救う方法はない。見落としを無くすためには、
速度を遅めに調節するか、かなりの精神集中を行なうし
かなく、これは速見に要する時間を増加させ、また観察
者を疲労させることになる。さらに、観察者が認識して
から調節方法を判定し、実際に調節を行なうため、調節
は必ず遅れを生じ、頻繁に逆方向再生を行なう必要があ
る。このことは速見時間を増加させ、精神的にも観察者
をいらいらさせる原因となる。
【0005】また、検索のための信号を動画像にあらか
じめ付与する方法は、その信号を人間が付けなければな
らず、その処理が面倒であり、時間のかかるものであ
る。そのためこの方法は、映画などをVTRやLD(レ
ーザーディスク)など同じ動画映像を大量に作成する場
合、または個人的に頻繁に見る特定の動画映像を作成す
る場合以外では、ほとんど実用的ではない。また信号を
付ける場所が付ける人の主観に左右されるという問題も
ある。
【0006】上述したように、動画映像の中身を短時間
に把握したい場合、従来の方法では短時間に把握するの
が困難であり、これを解決する方法として、映像の変化
量に応じて再生速度を自動制御し、表示する方法につい
て提案したのが本出願人によって出願された特願平3−
20519号である。しかし、本発明者はさらに改善す
ることに想到し本願発明をなすに到った。すなわち、本
発明の目的は、映像において文章における一文に相当す
る各ショットの有する意味的な役割に注目して、速見に
よっても映像の内容理解があまり低下させられないよう
に改善された速見映像作成方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の速見映像作成方
法は、表示タイミングの順に接続された一連のフレーム
から構成され、カット点で区分された各ショットが、連
続されて形成された映像を、速見映像作成装置の表示器
上で速見する速見映像作成方法であって、映像斜め読み
出し方法および映像探し読み出し方法のうちのいずれか
の方法を選択する読み出し方法選択ステップと、映像斜
め読み出し方法が選択されたときは、速見をすべき区間
である速見区間、速見をすべき時間長である速見時間
長、速見をすべき区間の各ショットにおける速見をすべ
き部分を示す速見フレーム位置とを設定する条件設定ス
テップと、速見時間長を速見区間の各ショットに対し、
予め定められた率で割り当て、割り当てたショット速見
時間に対応するフレーム数であって、速見フレーム位置
にあるフレームを速見フレームとしてを各ショットから
抽出する速見フレーム抽出ステップと、抽出された速見
フレームを表示タイミングの順に従って接続し、表示器
に表示させる速見映像編集ステップとを有し、映像探し
読み出し方法が選択されたときは、速見をすべき区間で
ある速見区間と、速見をすべき時間長である速見時間長
とを設定する条件設定ステップと、速見時間長を速見区
間の各ショットに対し、予め定められた率で割り当て、
割り当てたショット速見時間に対応する数のフレームを
速見フレームとして各ショットから等間隔で抽出する速
見フレーム抽出ステップと、抽出された速見フレームを
表示タイミング順に接続し表示器に表示させる速見映像
編集ステップとを有する。また、本発明の速見映像作成
装置は、表示タイミングの順に接続された一連のフレー
ムから構成され、カット点で区分された各ショットが、
連続されて形成された映像を、表示器上で速見する速見
映像作成装置であって、速見をすべき区間である速見区
間、速見をすべき時間長である速見時間長、速見をすべ
き区間の各ショットにおける速見をすべき部分を示す速
見フレーム位置とを条件設定し、映像斜め読み出し方法
および映像探し読み出し方法のうちのいずれかの方法を
選択する入力装置と、記憶しているカット点の情報を出
力するカット点記憶装置と、カット点記憶装置からのカ
ット点の情報に基づいて各ショットを検出するととも
に、入力装置から映像斜め読み出し方法が選択された場
合には、入力装置からの速見時間長を速見区間の各ショ
ットに対し、予め定められた率で割り当て、割り当てた
ショット速見時間に対応するフレーム数であって、速見
フレーム位置(例えば、各ショットの先頭あるいは後尾
の位置等を選択する)にあるフレームを速見フレームと
して各ショットから抽出し、抽出した速見フレームを表
示タイミングの順に従って接続し、表示器に表示させ、
入力装置から映像探し読み出し方法が選択された場合に
は、入力装置からの速見時間長を速見区間の各ショット
に対し、予め定められた率で割り当て、割り当てたショ
ット速見時間に対応するフレーム数のフレームを速見フ
レームとして各ショットから等間隔で抽出し、抽出した
速見フレームを表示タイミング順に接続し、表示器に表
示させる速見制御装置とを有する。
【0008】
【作用】したがって、本発明は、対象映像の各ショット
の情報を用い、見る人の指定した速見時間に応じ、各シ
ヨット毎の代表映像を自動的に編集して要約映像を作成
する。この際、見る人の要求に応じて次のような編集が
可能である。
【0009】本を読む場合の斜め読みに相当する映像斜
め読み出し方法により映像の概要把握をしたい場合に
は、各シヨットから時間的に連続した代表区間のフレー
ムを取り出し、それをショットの順に標準再生速度で再
生する。対象区間の長さは、見る人の指定した速見時間
長と、対象映像の総ショット数から計算により自動的に
決定される。
【0010】また、特定の動作、場面を探すような取り
漏らしのない速見である映像探し読み出し方法を行いた
い場合には、1シヨツト当りの表示時間を例えば均一に
設定し、その時間内に表示できる代表画面を、各ショッ
トの中から時間的に均等に選択し、それらを時間順に再
生する。この際1ショット当りの表示時間は、見る人の
指定した速見時間と、対象映像の総ショット数から計算
により自動的に決定される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の速見映像作成装置の一実施
例を示すブロック図である。映像再生装置4は、制御信
号8に基づいて、映像信号を出力する。また、所望の速
見の度合に応じて高速映像出力可能にされている。表示
装置1は、映像再生装置4からの映像信号に基づいて映
像を表示する。カット点検出器9は、映像再生装置4か
らの映像信号および制御信号10に基づいて、通常複数
のフレームから構成され、文章における一文に相当する
ショットの始端と終端とを示すカット点を検出する。カ
ット検出器9の動作については、本出願人により出願さ
れた特願平3−192997号に詳細に記載してある
が、隣接するフレーム間の画素に閾値以上の相違がある
ことを検出することにより、カットを自動的に検出して
いる。
【0012】カット点記憶装置5は、カット点検出器9
が検出したカット点の情報7を、フレーム番号に対応さ
せて記憶する。入力装置2は、オペレータの指示に基づ
き、速見をすべき区間である速見区間と、速見をすべき
時間長である速見時間長および速見をすべき区間の各シ
ョットにおける速見をすべき部分に該当する速見フレー
ムとを条件設定するとともに、映像斜め読み出し方法お
よび映像探し読み出し方法のうちのいずれかの読み出し
方法を選択する制御信号6を出力する。
【0013】ここでいう映像斜め読み出し方法とは、本
を読む場合を例にすれば、斜め読みあるいは飛ばし読み
に相当するものであって、短時間に概要を把握したい場
合である。この場合には、見易さが優先され、大体の筋
が終えれば多少の見落としがあってもよいのである。ま
た、映像探し読み出し方法とは、本の速読や探し読みに
相当するものであって、短時間だが注意力を集中して読
まなければならない場合であり、より具体的に言えば、
短時間に可能な限りの情報を汲み取ろうとしたり、ある
特定の場面や出来事を見落としなく探そうという場合で
ある。この場合には、多少見ずらくなっても、見漏らし
のないことが要求される。
【0014】速見制御装置3は、入力装置2から上述の
条件および読み出し方法を指示する制御信号6を入力す
ると、以下に述べる(1)または(2)の処理および制
御を行なう。
【0015】(1)映像斜め読み出し方法が選択された
場合。カット点記憶装置5の記憶情報から速見すべき映
像の全ショット数をカウントする。速見時間長をカウン
トした数の全ショットに割り当てる。割り当てた時間に
対応し、指定された部分(例えば映画の場合にはショッ
トの終りの部分あるいはニュースの場合にはショットの
始めの部分)に該当するフレームを連続的に選択する。
選択した各ショットの各フレームを表示タイミングの早
い順に接続し表示装置1に表示するように、表示するフ
レームのフレーム番号を含む制御信号8を映像再生装置
4に出力する。 (2)映像探し読み出し方法が選択された場合。カット
点記憶装置5の記憶情報から速見すべき映像の全ショッ
ト数をカウントする。速見時間長を、カウントした数の
全ショットに割り当てる。割り当てた時間に対応する各
ショットにおける速見すべきフレーム数を算出する。各
ショットにおいて指定された間隔(例えば等間隔)毎の
フレームを、算出したフレーム数だけ抽出する。抽出し
た各ショットの各フレームを表示タイミングの早い順に
接続し表示装置1に表示するように、表示するフレーム
のフレーム番号を含む制御信号8を映像再生装置4に出
力する。
【0016】速見すべき映像のカット点の情報が、予め
検出されている場合には、カット点の情報は直接カット
点記憶装置5に与えられるので、速見映像作成装置は図
2に示されるような構成となる。
【0017】次に、図1の実施例の動作について図3を
参照して説明する。オペレータによる入力装置2の操作
により、速見対象となる映像の開始位置および終了位
置、速見に用いられるべき時間長である速見時間長
b、各ショットにおいて速見をすべき部分、速見のた
めの読み出し方法(映像斜め読み出し方法または映像探
し読み出し方法)が入力される(ステップS1)。
【0018】速見制御装置3は、映像の開始位置および
終了位置から速見をすべき映像を検出し、検出した映像
を映像再生装置4からカット点検出器9に出力させ、カ
ット点検出器9にカット点を検出するように指示し、指
示を受けたカット点検出器9は、映像再生装置4からの
映像のカット点を検出し、検出したカット点の情報をカ
ット点記憶装置5に収納し、収納されたカット点の情報
を速見制御装置3が読み出し、映像を各ショットに区分
するとともにショット数Nsをカウントする(ステップ
S2)。
【0019】速見制御部3は、割り込み中止が指示され
ない限り速見時間長Tbおよびショット数Nsから各ショ
ットにおいて速見に用いられる時間Th(Th=Tb
s)を求め(ステップS3)、速見方法は、映像斜め
読み出し方法および映像探し読み出し方法のうちいずれ
が選択されたか判断する(ステップS4)。
【0020】速見制御部3は、ステップS4で映像斜め
読み出し方法が選択されたと判断した場合には、各ショ
ットにおいて速見をすべき部分(例えば、先頭にある始
端部分あるいは終にある終端部分)である連続した所定
枚のフレームを選択し(ステップS5)、表示タイミン
グ順に接続し標準速度で再生するように映像再生装置4
に指示する(ステップS6)。例えば、「1時間のドキ
ュメンタリを6分間の映像斜め読み出し方法で見たい」
との要望があり、その旨の指示が入力装置2に行なわれ
たとする。また、そのドキュメンタリは600ショット
だったとすると、圧縮率は10であり、各ショットの表
示時間Thは、0.6秒である。標準再生速度は30フ
レーム/秒であるから各ショットから0.6×30=1
8枚のフレームが選択され、さらにそれらが接続されて
6分の映像となり表示装置1に表示される。
【0021】速見制御部3は、ステップS4で映像探し
読み出し方法が選択されたと判断した場合には、各ショ
ットにおいて時間Thで表示可能なフレーム数Nf(Nf
=Th/秒速表示フレーム数)を算出し(ステップS
7)、算出したフレーム数のフレームを指示(例えば、
等時間間隔に読み出す)に従って、所定枚のフレームを
選択し(ステップS8)、表示タイミング順に接続し標
準速度で再生するように映像再生装置4に指示する(ス
テップS9)。例えば、上記の例と同様に「1時間の動
画を6分間の映像探し読み出し方法で見たい」との要望
があり、その旨の指示が入力装置2に行なわれたとす
る。また、そのドキュメンタリは600ショットだった
とすると、各ショットの表示時間Thは0.6秒であ
る。したがって、あるショットが6秒(標準再生速度は
30フレーム/秒であるから6秒のショットは6×30
=180枚のフレームに相当する)であれば、そのショ
ットは180枚のフレームを含んでいることとなる。ま
た、表示時間Thが0.6秒であるから18枚(0.6
×30=18枚)のフレームに相当する。したがって、
このショットにおけるフレームの選択は10フレーム
(180/18=10)毎に選択される。選択されたフ
レームは、さらに接続されて6分の映像となり表示装置
1に表示される。再生中止、後戻りおよびTb、速見方
法の変更等のための割り込みが実行され(ステップS1
0)、実行中の処理の中止が指示されていると判断(ス
テップS11)された場合には、ステップS1に戻り新
たに処理を再開する。
【0022】なお、上述した実施例においては、予め設
定した再生時間である速見時間長および読み出し方法に
従って自動編集を行なったが、この場合の自動編集は、
逐次実時間で行なってもよく、予め行なってもよい。例
えば、指定したフレームを高速に表示できないビデオテ
ープのような媒体の場合には、予め編集しておいて後刻
再生する。これとは異なり、任意なフレームに高速にア
クセスできる映像媒体例えばビデオディスクの場合に
は、逐次編集して表示できる。この場合に見ている人は
随時再生時間および読み出し方法を変更することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、映像斜め
読み出し方法が選択された場合は、各シヨットもれな
く、その一部が標準速度で再生されるので、見やすく、
かつ粗筋の追える速見が可能となり、長時間映像をざっ
と見て概要を把握したいと言う要求に答えることができ
る。また、映像探し読み出し方法が選択された場合は、
短いシヨットも長いシヨットも洩れなく、またショット
内でも始めから終わりまでなるべく洩れなく見ることが
でき、どんな映像だったか洩れなく見たい、または何か
を探したいという要求に答えることができる。
【0024】このように、ショット単位に代表画面を選
択して表示することで、本のような斜め読みおよび探し
読みが、映像においても自動的に処理可能となる。速見
に使える時間に応じて、速見映像を自動編集でき、また
概要をざっと見るか、なにかを探しながら細かく見る
か、それぞれに適した方法を選択することも可能とな
り、より柔軟性の高い映像の取扱いが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の速見映像作成装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の速見映像作成装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図3】図1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 表示装置 2 入力装置 3 速見制御装置 4 映像再生装置 5 カット点記憶装置 6,8,10 制御信号 7 カット点の情報(フレーム番号) 9 カット点検出器 S1〜S11 ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示タイミングの順に接続された一連の
    フレームから構成され、カット点で区分された各ショッ
    トが、連続されて形成された映像を、速見映像作成装置
    の表示器上で速見する速見映像作成方法において、 速見をすべき区間である速見区間、速見をすべき時間長
    である速見時間長、速見をすべき区間の各ショットにお
    ける速見をすべき部分を示す速見フレーム位置とを設定
    する条件設定ステップと、 速見時間長を速見区間の各ショットに対し、予め定めら
    れた率で割り当て、割り当てたショット速見時間に対応
    するフレーム数であって、速見フレーム位置にあるフレ
    ームを速見フレームとして各ショットから抽出する速見
    フレーム抽出ステップと、 抽出された速見フレームを表示タイミングの順に従って
    接続し、表示器に表示させる速見映像編集ステップとを
    有することを特徴とする速見映像作成方法。
  2. 【請求項2】 表示タイミングの順に接続された一連の
    フレームから構成され、カット点で区分された各ショッ
    トが、連続されて形成された映像を、速見映像作成装置
    の表示器上で速見する速見映像作成方法において、 速見をすべき区間である速見区間と、速見をすべき時間
    長である速見時間長とを設定する条件設定ステップと、 速見時間長を速見区間の各ショットに対し、予め定めら
    れた率で割り当て、割り当てたショット速見時間に対応
    する数のフレームを速見フレームとして各ショットから
    等時間間隔で抽出する速見フレーム抽出ステップと、 抽出された速見フレームを表示タイミング順に接続し、
    表示器に表示させる速見映像編集ステップとを有するこ
    とを特徴とする速見映像作成方法。
  3. 【請求項3】 表示タイミングの順に接続された一連の
    フレームから構成され、カット点で区分された各ショッ
    トが、連続されて形成された映像を、速見映像作成装置
    の表示器上で速見する速見映像作成方法において、 映像斜め読み出し方法および映像探し読み出し方法のう
    ちのいずれかの方法を選択する読み出し方法選択ステッ
    プと、 映像斜め読み出し方法が選択されたときは、速見をすべ
    き区間である速見区間、速見をすべき時間長である速見
    時間長、速見をすべき区間の各ショットにおける速見を
    すべき部分を示す速見フレーム位置とを設定する条件設
    定ステップと、 速見時間長を速見区間の各ショットに対し、予め定めら
    れた率で割り当て、割り当てたショット速見時間に対応
    するフレーム数であって、速見フレーム位置にあるフレ
    ームを速見フレームとしてを各ショットから抽出する速
    見フレーム抽出ステップと、 抽出された速見フレームを表示タイミングの順に従って
    接続し、表示器に表示させる速見映像編集ステップとを
    有し、 映像探し読み出し方法が選択されたときは、速見をすべ
    き区間である速見区間と、速見をすべき時間長である速
    見時間長とを設定する条件設定ステップと、 速見時間長を速見区間の各ショットに対し、予め定めら
    れた率で割り当て、割り当てたショット速見時間に対応
    する数のフレームを速見フレームとして各ショットから
    等間隔で抽出する速見フレーム抽出ステップと、 抽出された速見フレームを表示タイミング順に接続し、
    表示器に表示させる速見映像編集ステップとを有するこ
    とを特徴とする速見映像作成方法。
  4. 【請求項4】 前記速見フレーム抽出ステップは、速見
    時間長を速見区間の各ショットに対し、等分に割り当て
    る請求項1ないし3のいずれか1項記載の速見映像作成
    方法。
  5. 【請求項5】 表示タイミングの順に接続された一連の
    フレームから構成され、カット点で区分された各ショッ
    トが、連続されて形成された映像を、表示器上で速見す
    る速見映像作成装置において、 速見をすべき区間である速見区間、速見をすべき時間長
    である速見時間長、速見をすべき区間の各ショットにお
    ける速見をすべき部分を示す速見フレーム位置とを条件
    設定し、映像斜め読み出し方法および映像探し読み出し
    方法のうちのいずれかの方法を選択する入力装置と、 記憶しているカット点の情報を出力するカット点記憶装
    置と、 カット点記憶装置からのカット点の情報に基づいて各シ
    ョットを検出するとともに、入力装置から映像斜め読み
    出し方法が選択された場合には、入力装置からの速見時
    間長を速見区間の各ショットに対し、予め定められた率
    で割り当て、割り当てたショット速見時間に対応するフ
    レーム数であって、速見フレーム位置にあるフレームを
    速見フレームとして各ショットから抽出し、抽出した速
    見フレームを表示タイミングの順に従って接続し、表示
    器に表示させ、入力装置から映像探し読み出し方法が選
    択された場合には、入力装置からの速見時間長を速見区
    間の各ショットに対し、予め定められた率で割り当て、
    割り当てたショット速見時間に対応するフレーム数のフ
    レームを速見フレームとして各ショットから等間隔で抽
    出し、抽出した速見フレームを表示タイミング順に接続
    し、表示器に表示させる速見制御装置とを有することを
    特徴とする速見映像作成装置。
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