JPH06233155A - ディジタルガンマ補正回路 - Google Patents

ディジタルガンマ補正回路

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Publication number
JPH06233155A
JPH06233155A JP50A JP3254793A JPH06233155A JP H06233155 A JPH06233155 A JP H06233155A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 3254793 A JP3254793 A JP 3254793A JP H06233155 A JPH06233155 A JP H06233155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
reference voltage
circuit
digital
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Odagiri
賢次 小田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06233155A/ja
Publication of JPH06233155A publication Critical patent/JPH06233155A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 8ビットの信号処理において、安価なAD変
換器の使用を可能にするとともにROMを省略でき、信
号補正特性も容易に変更できる安価なディジタルガンマ
補正回路を提供する。 【構成】 撮像素子1からの入力データはAD変換器2
でディジタル信号に変換される。ディジタル信号は比較
回路5でγ特性の変曲点の電圧と比較され、入力電圧の
範囲が決定される。基準電圧制御部6は入力電圧の範囲
に対応した基準電圧をAD変換器に送出する。AD変換
器2は入力電圧の大きさに対応した特性にしたがったデ
ィジタル変換を行う。定数データ選択部4は入力電圧範
囲対応の定数データを選択して加算回路3に送出する。
加算回路3はAD変換器2からのディジタルデータに選
択された定数を加算し、γ補正されたディジタル信号を
信号処理部に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管の非線形
特性をディジタル処理によって補償するディジタルガン
マ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー受像管の発光輝度は、入力電圧
(被写体の明るさ)のγ乗に比例する特性を有してい
る。そのため、カラー受像管では、入力する画像信号が
予め1/γ乗変換されていなければ直線性の良好な画像
を得ることができない。従来、ディジタル信号を利用し
てγ補正を行う回路では、上記1/γ乗変換する場合、
すなわちγ補正する場合、ROMを用いている。
【0003】図6は従来のディジタルガンマ補正回路の
一例を示す回路図である。図示しない被写体からの入射
光は撮像素子10で電気信号に変換される。撮像素子1
0が出力する画像信号は、AD変換器11でディジタル
信号に変換される。ROM12には、ROM12に入力
するアドレスをx,出力をy,係数をkとすると、y=
k×x1/r で計算した表(1/γテーブル)が格納され
ている。AD変換器11のディジタル信号をアドレスと
してROM12にアクセスすると、ROM12より1/
γテーブルが読み出され、γ補正されたディジタル画像
信号が信号処理部13に送られる。信号処理部13は以
降の回路に必要な信号処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ディジ
タル回路において、信号処理部段階で8ビットの信号処
理を行い所定の解像度を得るためには、AD変換器は9
〜10ビット構成のディジタル信号にする必要がある。
そのため、高価な高速AD変換器を用いなければならな
い。また、ROMを用いているため、全く異なる特性の
γ補正を行う場合にはROMを交換しなければならず、
変更のための作業が煩雑になるという欠点があった。本
発明の目的は、上記欠点を解決するもので、8ビットの
信号処理において、安価なAD変換器の使用を可能にす
るとともにROMを省略でき、信号補正特性も容易に変
更できる安価なディジタルガンマ補正回路を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるディジタルガンマ補正回路は、入力アナ
ログ映像信号をnビットでディジタル信号に変換するた
めの基準電圧を入力する端子を持つAD変換器と、前記
AD変換器からのディジタル信号と複数の参照電圧とを
比較する比較回路と、前記参照電圧に対応の定数値を備
えており、前記比較回路の比較結果に基づき定数値を選
択出力する定数データ選択部と、前記比較回路の比較結
果に基づき基準電圧値を変化させ前記AD変換器の基準
電圧入力端子に入力する基準電圧制御部と、前記AD変
換器からのディジタル信号と前記定数データ選択部から
の出力を加算する加算回路とから構成されている。
【0006】
【作用】前記構成によれば、信号処理を8ビット構成に
した場合、9〜10ビットの高価なAD変換器にしなく
ても、8ビットのAD変換器で信号処理8ビット対応の
解像度のステップを確保できる。また、ROMも省略で
き、任意の特性の信号補正の変更を容易にできる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明によるディジタルガンマ補正回
路の実施例を示すブロック図である。撮像素子1から出
力される画像信号は、AD変換器2に入力される。AD
変換器2は、基準電圧制御部6からの基準電圧が入力さ
れ、これをフルスケールとして8ビット(256ステッ
プ)に分圧し撮像素子1からの画像信号の入力レベルを
判断する。そしてこの入力レベルを符号化して8ビット
のディジタル信号に変換する。AD変換器2のディジタ
ル信号は、比較回路5で所定のガンマ特性の変曲点の電
圧(V1,V2)と比較される。
【0008】基準電圧制御部6は、比較回路5からの比
較結果に基づいて基準電圧値を決定しAD変換器2に送
出する。また、定数データ選択部4もその比較結果によ
って予め設定してある定数値を選択して加算回路3に送
出する。加算回路3は、AD変換器からのディジタル信
号に定数データ選択部4の定数を加算する。信号処理部
7は加算ディジタル信号に対し以降の回路に必要な処理
を行う。
【0009】図2は比較回路の詳細を示す回路図であ
る。この例は、2か所の変曲点の参照電圧V1 ,V2
対し比較する回路例である。入力電圧Vi は比較素子5
aおよび5bで変曲点の電圧V1 およびV2 と比較され
る。入力電圧Vi が電圧V1 より小さいときは比較素子
5aおよび5bの出力は共にLレベル(0,0)とな
る。入力電圧Vi が電圧V1 より大きく電圧V2 より小
さいときはHレベルとLレベル(1,0)となる。入力
電圧Vi が電圧V2 より大きいときは共にHレベル
(1,1)となる。
【0010】図3は定数データ選択部の詳細を示す回路
図である。切替部4aによって定数C0 (=0V),C
1 ,C2 のいずれかが選択されて加算回路3に送出され
るように構成されている。(0,0)の信号が入力する
と、定数C0 に、(1,0)が入力すると、定数C
1 に、(1,1)が入力すると、定数C2 にそれぞれ切
り替えられる。
【0011】図4は基準電圧制御部およびAD変換器の
詳細を示す回路図である。基準電圧制御部6は(0,
0)の信号が入力すると、基準電圧値(フルスケール)
R として1/2Vref を、(1,0)が入力すると、
ref を、(1,1)が入力すると、2Vref をそれぞ
れ出力する。基準電圧値VR は256ステップに分割さ
れ、各分割電圧は256個の比較素子によってそれぞれ
比較される。これによって入力電圧Vi がいずれのレベ
ルであるかを判定できる。
【0012】図5はAD変換器でガンマ補正される方法
を説明するための図である。(a)は入力電圧範囲が0
≦Vi <V1 の場合で、かかる場合には基準電圧(フル
スケール)としてVref /2を入力し分解能を上げてい
る。この入力電圧範囲では入出力をx,yとするなら
ば、y=2xの特性となる。(b)はV1 ≦Vi <V2
の場合で、かかる場合には基準電圧(フルスケール)と
してVref を入力している。この入力電圧範囲ではy=
xの特性となる。(c)はV2 ≦Vi の場合で、かかる
場合には基準電圧(フルスケール)として2Vref を入
力し分解能を下げている。この入力電圧範囲ではy=
(1/2)xの特性となる。したがって、Vi の入力レ
ベルによって基準電圧のステップが変えられることによ
り、AD変換器2のディジタル信号変換時に傾きが変え
られ、加算回路3で入力レベル対応に定数C1 ,C2
加えることによってγ補正される。AD変換器2の出力
からは(d)に示す1/γ特性を有するディジタル信号
が出力されることになる。
【0013】以上の実施例では、変曲点電圧の数を2つ
にした場合を説明したが、2以上の変曲点を用いても良
い。また、変曲点の参照電圧を比較回路5内に設定した
場合を説明したが、定数データ選択部4側にあっても良
いことは勿論である。この実施例ではAD変換器の基準
電圧を入力に対応して制御する例について説明したが、
変形例としてAD変換器の前で行うアナログ信号のクラ
ンプ電圧を制御するように構成することができる。本発
明は、比較回路5内の参照電圧,定数データ選択部4内
の定数を外部よりマイコン等の制御によって容易に変え
ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、AD変
換器の出力データを所望のγ特性の変曲点に当たる参照
電圧と比較し、その結果によってAD変換器の基準電圧
を制御する構成にすることにより、ROMが不要とな
り、8ビットの信号処理を行うために8ビットのAD変
換器を用いることができ、安価なディジタルガンマ補正
回路を得ることができる。また、プリセットである変曲
点に係わる定数データを代えることにより、任意の特性
の信号補正が容易にできる。さらに、ディジタル回路で
あるので安定した結果を得ることができ、回路自体汎用
ディジタルICで構築できるため他の回路網を含めたブ
ロックのLSI化が容易にできシステム全体の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタルガンマ補正回路の一実
施例を示す回路ブロック図である。
【図2】比較回路の一実施例を示す回路略図である。
【図3】定数データ選択部の一実施例を示す回路略図で
ある。
【図4】基準電圧制御部およびAD変換器の詳細を示す
回路図である。
【図5】本発明のガンマ補正方法を説明するための図で
ある。
【図6】従来のガンマ補正回路を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,10…撮像素子 2,11…AD変換器 3…加算回路 4…定数データ選択部 5…比較回路 6…基準電圧制御部 7,13…信号処理部 12…ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アナログ映像信号をnビットでディ
    ジタル信号に変換するための基準電圧を入力する端子を
    持つAD変換器と、 前記AD変換器からのディジタル信号と複数の参照電圧
    とを比較する比較回路と、 前記参照電圧に対応の定数値を備えており、前記比較回
    路の比較結果に基づき定数値を選択出力する定数データ
    選択部と、 前記比較回路の比較結果に基づき基準電圧値を変化させ
    前記AD変換器の基準電圧入力端子に入力する基準電圧
    制御部と、 前記AD変換器からのディジタル信号と前記定数データ
    選択部からの出力を加算する加算回路と、 から構成したことを特徴とするディジタルガンマ補正回
    路。
JP50A 1993-01-29 1993-01-29 ディジタルガンマ補正回路 Pending JPH06233155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06233155A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ディジタルガンマ補正回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP50A JPH06233155A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ディジタルガンマ補正回路

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Publication Number Publication Date
JPH06233155A true JPH06233155A (ja) 1994-08-19

Family

ID=12361963

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JP50A Pending JPH06233155A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ディジタルガンマ補正回路

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JP (1) JPH06233155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072624A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Keyence Corp 光学読み取り装置及び画像データ圧縮方法

Cited By (1)

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