JPH0623298Y2 - 赤外線治療装置 - Google Patents

赤外線治療装置

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JPH0623298Y2
JPH0623298Y2 JP40410790U JP40410790U JPH0623298Y2 JP H0623298 Y2 JPH0623298 Y2 JP H0623298Y2 JP 40410790 U JP40410790 U JP 40410790U JP 40410790 U JP40410790 U JP 40410790U JP H0623298 Y2 JPH0623298 Y2 JP H0623298Y2
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JP
Japan
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circuit
handpiece
connector
temperature
infrared
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JP40410790U
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JPH0490361U (ja
Inventor
三男 常石
Original Assignee
株式会社エムディック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は赤外線治療装置の改良創
作に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線治療装置は赤外線を照射
し,これを間接的に皮ふに照射するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の赤外線間接
照射法では赤外線放射に高出力を要し,取扱上危険であ
り,また故障率も高く,更に赤外線をさけるための眼鏡
を使用するなど種々の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は,上記の課題
を解決するために次の手段を採用したものである。 すなわち,ハンドピースH部とこれを制御する回路とよ
りなり,ハンドピースHは温度により電気抵抗値を変化
するサーミスターよりなる温度センサー4を付着した赤
外線発光素子3を備え,制御回路のアウトプットコネク
ター10に差し込まれる接続コネクター1を線Lに取付
け,中途にはタッチセンサー2を組み込んでなる該コネ
クター1をアウトプットコネクター10に接続してなる
赤外線治療装置としたものであり、この制御装置は,A
C100V電源Eに接続される入力回路L1,これに接
続される低圧電源回路L2、これに接続される定電流回
路L3,これよりランプ入力線Lを経てアウトプットコ
ネクター10に接続してなる制御回路としたものであ
る。
【0005】
【実施例】この赤外線治療装置の実施例を図1及び2に
基づいて次の通り説明すると、全体をハンドピースH部
とこれを制御する回路部とにより構成してなる。ハンド
ピースHは赤外線発光素子3が装着され,これが一端に
コネクター1を取付けた線Lが接続され,中途にタッチ
スイッチ(タッチセンサ)2が組み込まれる。赤外線発
光素子3は特別に設計されたランプのガラス部表面にセ
ラヒートをプラズマコーティングして表面に温度により
電気抵抗値を変化するサーミスターよりなる温度センサ
4を付着し,温度センサ4は電気的にコネクター1に連
絡して構成される。
【0006】上記ハンドピースHを制御する回路は図1
のブロックダイヤグラムに示すように,AC100Vの
電源Eが入力回路L1に入力され、次に低圧電源回路L
2に入り,次に定電流回路L3に入り,これはランプ入
力回路の線Lを経てアウトプットコネクター10に入
る。次に時間設定回路L4はタイマー回路L5に入り,
これは定電流回路L3に入る。ON,OFFスイッチ1
1はタイマー回路L5とON,OFFランプ12に入
る。またON,OFFスイッチ11とタイマー回路L5
は警報ブザー13に入る。タッチセンサ回路L6はタイ
マー回路L5に入り、更にタッチセンサ回路L6はタッ
チセンサの線Lを経てアウトプットコネクター10に入
る。温度制御回路L7の一方は定電流回路L3に入る。
他方は温度センサの線を経てアウトプットコネクター1
0に入る。設定スイッチ摘み14は一方はバーグラフ表
示に,他方は温度制御回路L7に入る。断線検出回路L
8は警報ランプ16に入り,この断線検出回路L8はタ
イマー回路L5、定電流回路L3,温度制御回路L7,
タッチセンサ回路L6とそれぞれ連絡している。
【0007】上記の如く構成されたハンドピースHのコ
ネクター1は制御回路のアウトプットコネクター10に
接続して使用するものである。
【0008】上記回路の説明中,それぞれの回路特有の
配線器具がダイヤグラムでは説明していないので文をも
って次のとおり説明する。
【0009】入力回路L1には双極押釦スイッチ、ヒュ
ーズ、ノイズフィルターが組み込まれる。低圧電源回路
L2にはスイッチ及びレギュレーターが取付けられ,こ
れによりDC±12V,+5Vの電源を得る。タイマー
回路L5にはデジタル式タイマーが取付けられ,放射時
間の設定を行う。このスイッチ11によりタイマーのス
タート,ストップを行い,タイマー作動は警報ブザー音
により表示する。定電流回路L3は赤外線発光素子3の
内部ランプに供給する電流を制御するもので,これはフ
ィラメントのばらつきによる差を防止するために定電流
制御を行う。温度制御回路L7は赤外線発光素子3の表
面温度を検出し,温度センサ4の温度による電気抵抗値
の変化を捉え,ON,OFF制御をする。設定切換スイ
ッチ摘み14は温度設定の5段階切換とポテンショメー
ターで行う。設定値は目盛位置及びバーグラフで表示す
る。タッチスイッチ2はハンドピースHの手元でタイマ
ーをONにするスイッチで,タッチセンサ方式を採用し
ている。断線検出回路L8はフィラメントの断線を検出
して警報ランプ16で表示する。アウトプットコネクタ
ー10は各入力をハンドピースHに接続する。
【0010】上記構成よりなるこの赤外線治療装置の使
用に際しては,(一)電源Eとアース線を接続する。
(二)アウトプットコネクター10にハンドピースHの
コネクター1を接続する。(三)入力回路L1のメイン
スイッチをONにする。(四)温度制御回路L7で温度
設定する。(五)放射時間をタイマーで設定する。
(六)ハンドピースHの先端を患部に接触しタッチスイ
ッチ2をONにする。これにより治療装置は設定どおり
作動する。
【0011】尚,使用波長帯は7μ〜14μで,放射時
間は1sec〜99min(デジタル方式)、設定温度
調節範囲は約37℃〜60℃(5段階切り換えとポテン
ショメーター)で調節する。
【0012】
【作用】この考案は上記の如く構成されるから従来の赤
外線治療装置とは相違し,赤外線発光素子を直接患部の
皮ふに接触することが可能であるから低出力で集中的に
患部への加熱治療が可能となり,赤外線を無駄なく使用
できる作用を呈し,また放射エネルギーもハンドピース
及びこれを制御する制御回路により治療に好適な温度及
び治療時間を制御できる作用を呈するものである。更に
赤外線発光素子3の表面には温度により電気抵抗値を変
化するサーミスターよりなる温度センサ4を電気的に組
み込ませてあるから,治療に際し温度を一定にセットし
ておく場合には,接触温度が変化してもそれに伴い電気
抵抗値も変化するので,常に一定の治療温度を保つこと
ができる。
【0013】
【考案の効果】ハンドピースHの赤外線発光素子3より
所望波長の赤外線の放射が可能となり,従って患部にハ
ンドピースHを直接接触することにより放射された遠赤
外線は皮ふを通してその内部に深く浸透するので筋肉層
から血管,リンパ管,あるいは神経を始めあらゆる細胞
に作用し熱効果を及ぼす。この効果を別の支点から見る
と,細胞組織のマイクロマッサージと,振動的分子運動
の共鳴作用による細胞内の化学物質の活性化である。ま
た生体に対する反応としては,身体を内部から温めて毛
細管をはじめとする微細動静脈を拡張し,それによる全
身の血液循環の活性化,それに伴う新陳代謝の強化を生
ずる等のすぐれた治療効果を求めうることが可能であ
る。また装置としても非常に低い出力により極めて高い
治療効果を求めうるものであり,取扱簡単にして,しか
も危険のない器具であり、更に出力の低いために故障も
少ない等の効果を有する有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を示すブロックダイヤグラム図であ
る。
【図2】ハンドピースの一部切欠側面図である。
【符号の説明】
H ハンドピース 1 コネクター 2 タッチスイッチ(タッチセンサ) 3 赤外線発光素子 4 温度センサ E 電源 L1 入力回路 L2 低圧電流回路 L3 定電流回路 10 アウトプットコネクター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドピース(H)部とこれを制御する
    回路とよりなり、ハンドピース(H)は温度により電気
    抵抗値を変化するサーミスターよりなる温度センサー
    (4)を付着した赤外線発光素子(3)を備え,下記
    (イ)に記載する制御回路のアウトプットコネクター
    (10)に差し込まれる接続コネクター(1)を線
    (L)に取付け,中途にはタッチセンサー(2)を組み
    込んでなる該コネクター(1)を,アウトプットコネク
    ター(10)に接続してなる赤外線治療装置。(イ)
    AC100V電源(E)に接続される入力回路(L
    1),これに接続される低圧電源回路(L2),これに
    接続される定電流回路(L3),これよりランプ入力線
    (L)を経てアウトプットコネクター(10)に接続し
    てなる制御回路。
JP40410790U 1990-12-21 1990-12-21 赤外線治療装置 Expired - Lifetime JPH0623298Y2 (ja)

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JPH0490361U JPH0490361U (ja) 1992-08-06
JPH0623298Y2 true JPH0623298Y2 (ja) 1994-06-22

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JPH0490361U (ja) 1992-08-06

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