JPH06232672A - 帯域通過フィルタ - Google Patents
帯域通過フィルタInfo
- Publication number
- JPH06232672A JPH06232672A JP5017371A JP1737193A JPH06232672A JP H06232672 A JPH06232672 A JP H06232672A JP 5017371 A JP5017371 A JP 5017371A JP 1737193 A JP1737193 A JP 1737193A JP H06232672 A JPH06232672 A JP H06232672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- section
- resonance
- capacitive element
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯域通過フィルタにおいて、周波数特性を決
定する要素である容量性素子を最適な容量値に設定し、
周波数特性を良好とすることを目的とする。 【構成】 帯域通過フィルタにおいて、容量性素子とし
て、チップコンデンサとインターディジタルキャパシタ
を並列に接続し、さらにインターディジタルキャパシタ
に容量値の調整部分を設けたものである。 【効果】 最適な容量値が設定可能となり、良好な周波
数特性が得られる。
定する要素である容量性素子を最適な容量値に設定し、
周波数特性を良好とすることを目的とする。 【構成】 帯域通過フィルタにおいて、容量性素子とし
て、チップコンデンサとインターディジタルキャパシタ
を並列に接続し、さらにインターディジタルキャパシタ
に容量値の調整部分を設けたものである。 【効果】 最適な容量値が設定可能となり、良好な周波
数特性が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集中定数型素子を用
いたマイクロ波集積回路で構成される帯域通過フィルタ
に関するものである。
いたマイクロ波集積回路で構成される帯域通過フィルタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロ波集積回路で構成される
帯域通過フィルタにおいて、集中定数型の容量性素子を
用いた帯域通過フィルタでは、チップコンデンサやイン
タディジタルキャパシタを単独で用いた構成が知られて
いる。上述の帯域通過フィルタの一実施例を図4、図5
に示す。図4は帯域通過フィルタの構成図であり、図に
おいて、7は直列共振部、8は並列共振部、9は容量性
素子である。また、図5は容量性素子9の一実施例のイ
ンタディジタルキャパシタの実装図である。
帯域通過フィルタにおいて、集中定数型の容量性素子を
用いた帯域通過フィルタでは、チップコンデンサやイン
タディジタルキャパシタを単独で用いた構成が知られて
いる。上述の帯域通過フィルタの一実施例を図4、図5
に示す。図4は帯域通過フィルタの構成図であり、図に
おいて、7は直列共振部、8は並列共振部、9は容量性
素子である。また、図5は容量性素子9の一実施例のイ
ンタディジタルキャパシタの実装図である。
【0003】次に動作について説明する。直列共振部7
は共振周波数付近の信号に対しては低インピーダンスを
示し、その他の周波数に対しては高インピーダンスを示
す。また、並列共振部8は共振周波数付近の信号に対し
ては高インピーダンスを示し、その他の周波数に対して
は低インピーダンスを示すので、直列共振部7と並列共
振部8の共振周波数を合わせれば帯域通過フィルタの周
波数特性となる。
は共振周波数付近の信号に対しては低インピーダンスを
示し、その他の周波数に対しては高インピーダンスを示
す。また、並列共振部8は共振周波数付近の信号に対し
ては高インピーダンスを示し、その他の周波数に対して
は低インピーダンスを示すので、直列共振部7と並列共
振部8の共振周波数を合わせれば帯域通過フィルタの周
波数特性となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、周波
数特性を決定する要素である容量性素子にチップコンデ
ンサあるいはインターディジタルキャパシタを単独で用
いていた。この場合、チップコンデンサではある特定の
離散値しか選択することができない。また、インターデ
ィジタルキャパシタでは、容量値の小さい値しか選ぶこ
とができない。このため、最適な容量値を設定すること
が困難であるという課題があった。
数特性を決定する要素である容量性素子にチップコンデ
ンサあるいはインターディジタルキャパシタを単独で用
いていた。この場合、チップコンデンサではある特定の
離散値しか選択することができない。また、インターデ
ィジタルキャパシタでは、容量値の小さい値しか選ぶこ
とができない。このため、最適な容量値を設定すること
が困難であるという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、周波数特性を決定する要素である
容量性素子を最適な容量値に設定することができること
を目的とする。
めになされたもので、周波数特性を決定する要素である
容量性素子を最適な容量値に設定することができること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る帯域通過
フィルタは、容量性素子として、チップコンデンサとイ
ンターディジタルキャパシタを並列に接続し、さらにイ
ンターディジタルキャパシタに容量値の調整部分を設け
たものである。
フィルタは、容量性素子として、チップコンデンサとイ
ンターディジタルキャパシタを並列に接続し、さらにイ
ンターディジタルキャパシタに容量値の調整部分を設け
たものである。
【0007】
【作用】この発明における帯域通過フィルタは、容量性
素子として、チップコンデンサとインターディジタルキ
ャパシタを並列に接続し、さらにインターディジタルキ
ャパシタに調整部分を設けることにより、容量値を最適
化し、周波数特性を良好とする。
素子として、チップコンデンサとインターディジタルキ
ャパシタを並列に接続し、さらにインターディジタルキ
ャパシタに調整部分を設けることにより、容量値を最適
化し、周波数特性を良好とする。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1はチップコンデンサ
部、2はインタディジタルキャパシタ部であり、図1は
図4の容量性素子9の実施例であり、1と2が並列接続
であることを示す。また、図2はチップコンデンサ部の
実装図であり、3はチップコンデンサ、4は金ワイヤ、
5はマイクロストリップラインである。さらに、図3は
インタディジタル部の実装図であり、6は容量値の調整
部分である。
ついて説明する。図1において、1はチップコンデンサ
部、2はインタディジタルキャパシタ部であり、図1は
図4の容量性素子9の実施例であり、1と2が並列接続
であることを示す。また、図2はチップコンデンサ部の
実装図であり、3はチップコンデンサ、4は金ワイヤ、
5はマイクロストリップラインである。さらに、図3は
インタディジタル部の実装図であり、6は容量値の調整
部分である。
【0009】次に動作について説明する。直列共振部7
は共振周波数付近の信号に対しては低インピーダンスを
示し、その他の周波数に対しては、高インピーダンスを
示す。また、並列共振部8は共振周波数付近の信号に対
しては高インピーダンスを示し、その他の周波数に対し
ては低インピーダンスを示すので、直列共振部7と並列
共振部8の共振周波数を合わせれば、帯域通過フィルタ
の周波数特性となる点は従来の帯域通過フィルタと同一
である。しかし、この発明による帯域通過フィルタで
は、容量性素子9の部分を図1に示すようにチップコン
デンサ部とインターディジタルキャパシタ部を並列接続
し、さらに、第3図に示すように、インターディジタル
キャパシタ部に容量値の調整部分を設けている。このた
め、容量値を最適な値に設定することが可能となり、良
好な帯域通過フィルタの周波数特性を得ることができ
る。
は共振周波数付近の信号に対しては低インピーダンスを
示し、その他の周波数に対しては、高インピーダンスを
示す。また、並列共振部8は共振周波数付近の信号に対
しては高インピーダンスを示し、その他の周波数に対し
ては低インピーダンスを示すので、直列共振部7と並列
共振部8の共振周波数を合わせれば、帯域通過フィルタ
の周波数特性となる点は従来の帯域通過フィルタと同一
である。しかし、この発明による帯域通過フィルタで
は、容量性素子9の部分を図1に示すようにチップコン
デンサ部とインターディジタルキャパシタ部を並列接続
し、さらに、第3図に示すように、インターディジタル
キャパシタ部に容量値の調整部分を設けている。このた
め、容量値を最適な値に設定することが可能となり、良
好な帯域通過フィルタの周波数特性を得ることができ
る。
【0010】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、容量性
素子として、チップコンデンサとインターディジタルキ
ャパシタを並列に接続し、さらにインターディジタルキ
ャパシタに調整部分を設けることにより、最適な容量値
が設定可能となり、良好な周波数特性が得られる効果が
ある。
素子として、チップコンデンサとインターディジタルキ
ャパシタを並列に接続し、さらにインターディジタルキ
ャパシタに調整部分を設けることにより、最適な容量値
が設定可能となり、良好な周波数特性が得られる効果が
ある。
【図1】この発明の一実施例の特徴であるチップコンデ
ンサ部とインターディジタルキャパシタ部の並列接続を
示す図である。
ンサ部とインターディジタルキャパシタ部の並列接続を
示す図である。
【図2】チップコンデンサ部の実装図である。
【図3】容量値の調整部分を設けたインターディジタル
キャパシタの実装図である。
キャパシタの実装図である。
【図4】帯域通過フィルタの構成図である。
【図5】従来のインターディジタルキャパシタの実装図
である。
である。
1 チップコンデンサ部 2 インターディジタルキャパシタ部 3 チップコンデンサ 4 金ワイヤ 5 マイクロストリップライン 6 容量値調整部 7 直列共振部 8 並列共振部 9 容量性素子
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロ波集積回路で構成される帯域通
過フィルタにおいて、チップコンデンサとインターディ
ジタルキャパシタをハイブリッド構成とし、さらにイン
ターディジタルキャパシタには容量値の調整部分を設け
たことを特徴とする帯域通過フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5017371A JPH06232672A (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 帯域通過フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5017371A JPH06232672A (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 帯域通過フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06232672A true JPH06232672A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11942171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5017371A Pending JPH06232672A (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 帯域通過フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06232672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6903402B2 (en) | 2002-03-28 | 2005-06-07 | Fujitsu Quantum Devices, Ltd. | Interdigital capacitor having a cutting target portion |
JP2011082797A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波モジュール |
-
1993
- 1993-02-04 JP JP5017371A patent/JPH06232672A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6903402B2 (en) | 2002-03-28 | 2005-06-07 | Fujitsu Quantum Devices, Ltd. | Interdigital capacitor having a cutting target portion |
US7015109B2 (en) | 2002-03-28 | 2006-03-21 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Interdigital capacitor and method for adjusting the same |
JP2011082797A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波モジュール |
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