JPH0623126Y2 - 防雨ボックス - Google Patents

防雨ボックス

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JPH0623126Y2
JPH0623126Y2 JP1988135921U JP13592188U JPH0623126Y2 JP H0623126 Y2 JPH0623126 Y2 JP H0623126Y2 JP 1988135921 U JP1988135921 U JP 1988135921U JP 13592188 U JP13592188 U JP 13592188U JP H0623126 Y2 JPH0623126 Y2 JP H0623126Y2
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JP
Japan
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box
partition plate
outer flange
shaped case
shaped
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Inventor
競 高木
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河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ産業上の利用分野 本考案は、配電盤や分電盤等の電気機器用の収納ケース
として使用される防雨ボックスであって、特に屋内外で
兼用できるものの改良に関する。
ロ従来の技術 従来の電気機器収納用の防雨ボックスは、第5図示の如
く、箱状ケース20の前面開口縁の端側を、断面がコ字
状に且つその背が対向縁側へ向くように折り曲げて仕切
り板21を一体的に形成し、その外側端部21aに、開
口縁寄りの背面部位にパッキン22を備えた箱状カバー
23を当接させ、仕切り板21とパッキン22とにより
雨水の侵入を防ぐようになっている。
また、実開昭55−37268号公報に記載の下ボック
スを屋内外兼用としたものや実開昭54−181233
号公報に記載の化粧枠の高さを調整可能としたものがあ
る。
ハ考案が解決しようとする課題 上記従来の電気機器収納用の防雨ボックスは、埋め込み
用又は露出用として兼用されるものであるため、造営材
表面に露出させて取り付ける場合や、その一部を埋め込
んで取り付ける場合には、美感を損わないように箱状ケ
ースの露出する外側面Pを美麗に仕上げたり、又箱状ケ
ースと造営材との隙間9を、きれいに且つ全体がガタつ
かないように充填材等で埋めなければならないので、施
工時非常に手間がかかるという問題がある。また、実開
昭55−37268号公報に記載のものは、屋内外兼用
とするには下ボックス以外のものを総て交換しなければ
ならないし、造営材との隙間が露出するため、見栄えが
悪い。一方、実開昭54−181233号公報に記載の
ものは、屋内外兼用とすることができない。
ニ課題を解決するための手段 本考案は上記従来の電気機器用の防雨ボックスの問題点
に鑑み、簡単且つ合理的な構成により、着脱自在な仕切
り板を選択可能にして施工の融通性及び能率化を図るも
ので、その構成は、前面開放の箱状ケースとその開口面
を閉塞する箱状カバーとから成り、前記箱状ケースの開
口縁内周に内フランジを張り出し形成すると共に、その
内フランジ周縁へ箱状カバー方向に向く仕切り板を着脱
自在に周設し、前記箱状カバー内面がパッキンを介して
その仕切り板の端側に密着する箱体において、前記仕切
り板をその基端で折り返すとともに、その折り返し部の
基端から箱状ケースの外方へ先端にパッドが取付けられ
た外フランジを前記内フランジの張り出し部と平行に張
り出し形成し、更に前記仕切り板及び折り返し部から成
る重合部の所定部分に溝孔が刻設された外側フランジ付
き仕切り板と、前記外フランジ及び溝孔が形成されてい
ない仕切り板との何れかを選択して前記内フランジ周縁
へ着脱可能に装着したことにある。
ホ作用 外フランジ付き仕切り板を選択し、箱状ケースの埋め込
み深さに応じて、外フランジ付き仕切り板をその溝孔に
よりスライドさせ、その先端のパッキンが造営材に密着
し且つ仕切り板の端側が箱状カバー内面のパッキンに密
着するように、箱状ケースの開口縁内周に張り出し形成
された内フランジ周縁へ取り付けると、両パッキンと外
フランジ付き仕切り板とにより雨水の侵入が防止される
とともに、造営材との隙間を覆い隠すことができる埋め
込み専用の防雨ボックスとなる。又、外フランジが形成
されていない仕切り板を取り付けると、箱状カバー内面
のパッキンと仕切り板の端側とにより雨水の侵入が防止
される露出及び埋め込み兼用の防雨ボックスとなる。
ヘ実施例 本考案の防雨ボックスの実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、配電盤として使用される本考案にかかる防雨
ボックスの一実施例を示す外観図、第2図はその一部切
り欠き断面図である。第1図に示すように、当該防雨ボ
ックスは箱状ケース1の前面開口縁の外周面に箱状カバ
ー2の背面開口縁が当接する箱体Aを形成している。第
2図において、3は開口部の周縁端側に設けられた断面
が鈎状の内フランジとしての折曲部で、4Aは断面が鈎
状に且つ鈎基部が折り返し曲げられて周設された仕切り
板であり、4aはその折り返し曲げられた鈎基部であ
る。仕切り板4Aは止めネジ5によって前記折曲部3に
締着されている。箱状カバー2の開口縁寄りの背面部位
にはパッキン6が設けられており、箱状カバー2を閉じ
ると仕切り板4Aの端側としての鈎部4b上面にパッキ
ン6が密着し、仕切り板4Aとパッキン6とにより雨水
の侵入が防止され、露出及び埋め込み兼用の防雨ボック
スとなる。尚、止めネジ5をねじ戻して仕切り板4Aを
取り外し、他の仕切り板を取り付けることができるの
で、傷み易い仕切り板の交換や埋め込み専用の防雨ボッ
クスに使用変更ができる。又、仕切り板を取り外すこと
によって屋内用の電気機器用収納ケースとして使用する
こともできる。
第3図は、外フランジ付き仕切り板を取り付けた防雨ボ
ックスの外観図、第4図はその一部切り欠き断面図であ
る。外フランジ付き仕切り板4Bは、その鈎基部4aで
折り返されて折り返し体4eを形成するとともに、その
基部4fで内フランジ部3aと平行となるように箱状ケ
ース1の外方へ直角に折り曲げ形成されている。4gは
外フランジ部である。そして、その先端に断面が鈎状の
折曲部4cが形成されるとともに、その鈎部4d上面に
パッキン7が取付けられ、更に鈎基部4aの折り返し曲
げ部分に止めネジ5挿通用の細長い溝孔4a′が刻設さ
れている。そして、その止めネジ5と溝孔4a′とによ
り外フランジ付き仕切り板4Bの取り付け位置の調節が
可能となっている。その他の構成は第2図示の防雨ボッ
クスと同様であるので説明を省略する。このように構成
された防雨ボックスは、埋め込み専用のボックスとして
使用されるが、パッキン7を造営材8表面に密着させ、
且つ箱状カバー2を閉じた時、パッキン6が外フランジ
付き仕切り板4Bの鈎部4b上面に密着するように調節
して、外フランジ付き仕切り板4Bを折曲部3に止めネ
ジ5で締着すると、パッキン7、パッキン6、及び外フ
ランジ付き仕切り板4Bとによって雨水の侵入が防止さ
れる。この際、造営材の埋め込み穴の深さのバラツキに
より箱状ケース1の露出度にバラツキがあっても、鈎状
の折曲部4cの長さにパッキン7の厚みを加えた範囲
(第4図のh寸法)において、外フランジ付き仕切り板
4Bの溝孔4a′により外フランジ付き仕切り板4Bの
取り付け位置の調節が可能となるので、防雨ボックスの
埋め込み深さの調整が容易にできる。
又、箱状ケース1の外側面は外フランジ付き仕切り板4
Bによって覆い隠されるので、特別美麗に仕上げる必要
はなく、造営材8との隙間9はガタつかないように部分
的な埋めで済むので、施工が簡単になり能率向上が期待
できる。
更に、外フランジ付き仕切り板4Bの交換が簡単にでき
るので、外フランジ付き仕切り板4Bの修理・交換や各
種寸法の仕切り板使用による防雨ボックスの埋め込み深
さの調整が可能となる。そして、外フランジ付き仕切り
板4Bを取り外して前記の仕切り板4Aを取り付ける
と、露出用兼埋め込み用として使用できる。
このように構成された本考案の防雨ボックスは、外フラ
ンジが形成されていない仕切り板又は外フランジ付き仕
切り板のいずれでも簡単に取り変えられるので、製造時
に選択してセットすることは勿論のこと、施工現場にお
いても交換用の仕切り板を準備さえすれば、施工現場の
要求に応じ所要の仕切り板を選択し取り付けることがで
きるので、融通性のある施工が可能となる。
ト考案の効果 本考案の防雨ボックスは、仕切り板を着脱自在に設けて
いるので仕切り板の選択装着が可能となり、したがって
取り付ける仕切り板の外フランジの有無によって、露出
及び埋め込み兼用又は埋め込み専用の防雨ボックスとな
り、更に仕切り板を取り外すと屋内用として使用するこ
ともできる。特に、取り付け位置の調節が可能な外フラ
ンジ付き仕切り板を使用すると、防雨ボックスの埋め込
み深さの調整が可能になると共に、箱状ケースの外側面
を美麗に仕上げる必要もなくなる。しかも、造営材との
隙間も部分的な埋めで済むし、隙間への雨水の侵入を防
止することができる。
以上のように本考案によれば、施工の融通性が得られる
と共に作業能率が向上する等、その実益は大なるものが
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防雨ボックスの一実施例を示す斜視
図、第2図はその一部切り欠き断面図、第3図は本考案
の防雨ボックスの別実施例を示す斜視図、第4図はその
一部切り欠き断面図、第5図は従来の防雨ボックスの一
部切り欠き断面図である。 1……箱状ケース、2……箱状カバー、3,4c……折
曲部、3a……内フランジ部、4A……仕切り板、4B
……外フランジ付き仕切り板、4a……鈎基部、4a′
……溝孔、4b,4d……鈎部、4e……折り返し体、
4f……基部、4g……外フランジ部、5……止めネ
ジ、6,7,22……パッキン、8……造営材、9……
隙間、20……箱状ケース、21……仕切り板、21a
……外側端部、23……箱状カバー、A……箱体、P…
…露出する外側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面開放の箱状ケースとその開口面を閉塞
    する箱状カバーとから成り、前記箱状ケースの開口縁内
    周に内フランジを張り出し形成すると共に、その内フラ
    ンジ周縁へ箱状カバー方向に向く仕切り板を着脱自在に
    周設し、前記箱状カバー内面がパッキンを介してその仕
    切り板の端側に密着する箱体において、前記仕切り板を
    その基端で折り返すとともに、その折り返し体の基端か
    ら箱状ケースの外方へ先端にパッドが取付けられた外フ
    ランジを前記内フランジと平行に張り出し形成し、更に
    前記仕切り板及び折り返し体の重合部の所定部分に溝孔
    が刻設された外フランジ付き仕切り板と、前記外フラン
    ジ及び溝孔が形成されていない仕切り板との何れかを選
    択して前記内フランジ周縁へ着脱可能に装着したことを
    特徴とする防雨ボックス。
JP1988135921U 1988-10-18 1988-10-18 防雨ボックス Expired - Fee Related JPH0623126Y2 (ja)

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JP1988135921U JPH0623126Y2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 防雨ボックス

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JPH0257205U JPH0257205U (ja) 1990-04-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5619531Y2 (ja) * 1977-10-12 1981-05-09
JPS54181233U (ja) * 1978-06-13 1979-12-21
JPS5744716Y2 (ja) * 1978-08-31 1982-10-02

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JPH0257205U (ja) 1990-04-25

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