JPH062307A - 踏盤類敷設枠 - Google Patents

踏盤類敷設枠

Info

Publication number
JPH062307A
JPH062307A JP18450392A JP18450392A JPH062307A JP H062307 A JPH062307 A JP H062307A JP 18450392 A JP18450392 A JP 18450392A JP 18450392 A JP18450392 A JP 18450392A JP H062307 A JPH062307 A JP H062307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
walls
frame
laying
main connecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18450392A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hayashi
功生 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAYASHI PROD CORP
Original Assignee
HAYASHI PROD CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAYASHI PROD CORP filed Critical HAYASHI PROD CORP
Priority to JP18450392A priority Critical patent/JPH062307A/ja
Publication of JPH062307A publication Critical patent/JPH062307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷設枠について、隣接する相互をどの辺とで
も接続可能とし、かつ相互の辺を半分づつ対応させて結
合することも可能にすること。 【構成】 枠体1の四辺に周壁2、2…を、その内側に
それらと平行な区画主壁3、3…を、それぞれ立上げ、
区画主壁3、3…内に横区画壁4と縦区画壁5、5とを
配して正方形の保持区画6、6…を縦横に構成する。枠
体1の各辺の周壁2、2…には、主接続孔部10と主接
続舌片11とを左右対称に構成する。加えて上記各辺の
周壁2、2…に於いて、上記主接続舌片11を有する横
方向半分の周壁2内で上記主接続舌片11と左右対称と
なる位置に、前記主接続孔部10と同一構成の副接続孔
部12を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車場又は一般道の歩
道や公園内の歩道等の舗装に用いる木レンガ、木タイル
又は石材等の踏盤類を、これを保持した上で敷設すると
いう用法で使用する踏盤類敷設枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枠体を用い、木レンガその他の部材を保
持して舗装用に用いることとする技術は本件発明者の提
案してきたところである。なかでも代表的な出願は特願
昭63−173614号(優先権の基礎とした出願:P
CT/JP87/00534)である。この外、木レン
ガの他に芝生等の匍匐植物の植生をも可能とした構成も
提案している(特願平1−181317号)。
【0003】前者の概要は、枠体中に、複数の木レンガ
の保持区画を敷設時の木レンガの配列に対応させて配列
構成し、各保持区画中に木レンガの固着手段を設け、か
つ各保持区画の区画壁に、弾性を有する区画内方斜め下
向きの鍔片を張出した木レンガの敷設枠である。
【0004】後者の概要は、平面から見て四辺形の枠体
に、隣接する相互間に匍匐植物の保護区画を介在させ
て、木レンガを保持する平面から見て四辺形の複数の保
持区画を縦横に区画構成し、上記保持区画と保護区画と
の間を区画する各区隔壁に、保持区画の内方斜め下向き
の弾性を有する鍔片を張出し構成し、かつ上記各保持区
画と保護区画との間を区画する上記各区隔壁の両端付近
に、区画壁自体が下縁付近を軸中心として保持区画外方
に外開き可能に、上端から途中までのスリットを形成
し、上記各保持区画の下部には透水用開口をあけた底板
を構成し、更に上記保護区画内には、各区画壁の上記ス
リット間では、対面する区画壁相互を底部側で接続する
接続片を配設し、加えて、枠体の相互に隣接する二辺に
は各々接続雄部を、他の二辺には各々他の枠体の上記接
続雄部と接続し得る接続雌部を、隣接する枠体の上記接
続雄部と接続雌部とを接続した場合に、上記枠体相互間
に、上記保護区画の幅と同一の幅の空間が生じるように
構成した木レンガの敷設枠である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】踏盤類敷設枠は、それ
に保持させる木レンガ等の踏盤類の平面から見た形状が
正方形や円形以外の形状である場合、若しくは匍匐植物
等の保護区画の配置が対称でないような場合等には、敷
設時のそれらの向きにより種々の路面模様を構成するこ
とができる。更には敷設枠の敷設を縦横に並べるばかり
でなく隣接する相互の辺を半分づつ対応させることがで
きれば、一層興味深い路面模様を構成することができ
る。本発明では、敷設枠の上記のような配列を可能とす
るような、敷設枠の接続手段を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成の要旨とす
るところは、平面から見て四辺形の枠体の内側に少なく
とも踏盤類の保持区画を構成し、四辺の周壁にそれぞれ
主接続雄部と主接続雌部とを左右対称の位置に構成し、
更に、各辺の周壁に於いて、上記主接続雄部を有する横
方向半分の周壁内で上記主接続雄部と左右対称となる位
置に、上記主接続雌部と同一構成の副接続雌部を構成し
た踏盤類敷設枠である
【0007】上記保持区画の保持対象である踏盤類とし
ては、木レンガ、木タイル、板状の石材等、踏盤として
適するあらゆる部材を対象とすることができる。またこ
の敷設枠には、上記のような保持区画の他に、敷設後
に、芝生のような匍匐植物をその中に植生して保護する
匍匐植物保護区画、あるいは砂利又は砂などをそのなか
に投入充填する区画を別に構成するものとしても良い。
【0008】前記主接続雄部と主接続雌部とは、隣接す
る敷設枠相互の前者と後者とで結合し得る構成であれ
ば、具体的には、種々の構成が自由に採用され得る。前
記副接続雌部及び後記副接続雄部も、それぞれ主接続雌
部及び主接続雄部と同一の構成であるから、同様である
のは云うまでもない。もっとも前記した相互の位置関係
は確実に維持される必要がある。
【0009】なお各辺の周壁に於いては、前記主接続雌
部を有する横方向半分の周壁内で上記主接続雌部と左右
対称となる位置に上記主接続雄部と同一構成の副接続雄
部を構成することもできる。
【0010】前記枠体は、それに構成される全構成要素
も含めて、適当なプラスチックにより成形することがで
きる。耐候剤等を施したポリプロピレン等を用いるのが
適当である。
【0011】
【作用】しかして本発明の踏盤類敷設枠は、以上のよう
に構成したものであるから、次のように使用することが
できる。先ず必要数の敷設枠の保持区画に適当な踏盤類
を保持させ、こうした上で、なるべく砂利下地のような
透水性の下地上に順次配設することにより踏盤類による
舗装を完成させることができる。
【0012】上記砂利下地は、例えば、対象の領域を若
干掘り下げ、掘り下げた領域に砂利を投入して均し、更
に転圧して平坦にし、その表面に砂を施して不陸を調整
して構成する。
【0013】前記のように踏盤類を保持させた敷設枠
は、前記のように、各辺の周壁に左右対称に主接続雄部
と主接続雌部とを構成してあるので、隣接する敷設枠相
互は、どの辺とでも接続が可能である。しかして敷設枠
の平面から見た向きを自由に選択し得、保持している踏
盤類等による路盤模様を変化のある様々なものにするこ
とができる。
【0014】更に、各辺の周壁に於いて、上記主接続雄
部を有する横方向半分の周壁内で上記主接続雄部と左右
対称となる位置に副接続雌部を構成してあるので、隣接
する敷設枠相互を辺の半分で対応させて接続することも
できる。そのため一層変化のある路盤模様を構成するこ
とが可能になる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明
する。図1及び図2に示したように、平面正方形の枠体
1を構成し、上記枠体1の四辺に周壁2、2…を立ち上
げ、若干の隙間を置いてその内側に上記各周壁2、2…
と平行な区画主壁3、3…を立ち上げる。上記周壁2、
2…と上記区画主壁3、3…との間は、これらと直交す
る向きの複数の腕板で結合する。
【0016】上記区画主壁3、3…は、図2に示したよ
うに、前記周壁2、2…より高く構成し、図1に示した
ように、上記区画主壁3、3…により囲まれる正方形の
内部空間には、中央横方向の横区画壁4と中央縦方向の
縦区画壁5、5とを配して縦横の四個の正方形の保持区
画6、6…を構成する。もっとも上記横区画壁4は前記
区画主壁3、3…と同一高さに構成し、他方、上記縦区
画壁5、5はそれより低く構成して、横に並んだそれぞ
れ二個の上下の(図1中)保持区画6、6は長方形の木
レンガ7の保持区画をも兼ねることができるようにす
る。
【0017】上記各保持区画6、6…内では、図1に示
したように、底部にそれぞれクロス状に受台8を構成
し、前記区画主壁3、3…及び横区画壁4の内面に斜め
下向きの弾性鍔片9、9…を構成する。これらはそれぞ
れの保持区画6、6…に装入した平面正方形の木レンガ
の側部を弾力的に保持し、また上下の各一対の保持区画
6、6に一個づつ装入した平面長方形の木レンガ7、7
の側部を弾力的に保持するものである。
【0018】図1及び図2に示したように、更に枠体1
の各辺の周壁2、2…には、主接続孔部10と主接続舌
片11とを左右対称に構成する。加えて上記各辺の周壁
2、2…に於いて、上記主接続舌片11を有する横方向
半分の周壁2内で上記主接続舌片11と左右対称となる
位置に、前記主接続孔部10と同一構成の副接続孔部1
2を構成する。
【0019】上記主接続舌片11は、図1〜図6に示し
たように、各辺の周壁2の該当する位置から外方に突出
した本体11a と先端から垂下した係止部11b とで構
成したものである。他方主接続孔部10及び副接続孔部
12は、図1〜図4及び図6に示したように、各辺の周
壁2の該当する位置に穿設した孔10a 、12a とその
下部から内方に延長した係止底部10b 、12b とで構
成し、前記主接続舌片11を主接続孔部10又は副接続
孔部12の孔10a 、12a に装入すると、前記係止部
11b が前記係止底部10b 、12b の内端に係止して
相互の結合が固定されることとなるものである。
【0020】この実施例では、以上のように構成したの
で、次のように使用することができる。先ず敷設領域の
広さに応じて必要数の敷設枠を準備し、その上下に位置
する(図1中)左右一対の保持区画6、6毎に、図4に
示したように、平面長方形の木レンガ7を装入し、前記
弾性鍔片9、9…でその周側部を弾力的に保持させる。
なお上記レンガ7は、裏面中央に縦方向の溝を構成して
おくこととし、図5に示したように、前記縦区画壁5を
その溝に嵌合させることで、他の裏面が前記受台8、8
に当接することとなる。
【0021】一方敷設領域を若干掘り下げ、掘り下げた
領域に砂利を投入して均し、更に転圧して平坦にし、そ
の表面に砂を施して不陸を調整することにより、図5に
示したように、砂利下地13を構成する。そしてこのよ
うにして構成した砂利下地13上に、前記したように、
予め準備した木レンガ7、7の保持済の敷設枠を連設配
置する。この例では、図7に示したように、横方向に並
んだ敷設枠の枠体1、1相互は辺を完全に対応させて並
べ、縦方向に並んだ敷設枠の枠体1、1相互は辺を半分
づつ対応させて並べることとする。
【0022】前記のように、枠体1の各辺の周壁2、2
…には左右対称に主接続舌片11と主接続孔部10とを
構成してあるので、横方向に隣接する敷設枠の枠体1、
1相互は必ず一方の主接続舌片11と他方の主接続孔部
10とが対応して結合できるので、どの辺とでも接続が
可能であり、敷設枠の向きを自由に定めることができ
る。この場合には、保持した木レンガ7、7を縦向きに
するか横向きにするかを自由に定め得る。
【0023】また枠体1の各辺の周壁2、2…に於い
て、上記主接続舌片11を有する横方向半分の周壁2内
で上記主接続舌片11と左右対称となる位置に副接続孔
部12を構成してあるので、縦方向に隣接する敷設枠の
枠体1、1相互は一方の上記主接続舌片11と他方の副
接続孔部12とが結合することができることとなる。
【0024】前記主接続舌片11と主接続孔部10又は
副接続孔部12との結合は、図6に示したように、前者
の本体11a が後者の孔10a 、12a に挿入状態とな
り、前者の係止部11b が後者の係止底部10b 、12
b の内端に係止して得られるものである。
【0025】以上のようにして、木レンガ7、7を保持
させた敷設枠の敷設作業が完了した後、隣接する各々の
敷設枠の区画主壁3、3の間には、図5に示したよう
に、若干の土壌を投入し、適当な肥料を施して芝生14
を植え込むこととする。こうして芝生14に囲まれた木
レンガ7、7…による舗装が完成する。
【0026】
【発明の効果】本発明では、隣接する敷設枠を互いにど
の辺とでも接続可能としたので、敷設枠に保持されてい
る木レンガの平面の状態等により、敷設方向を様々に定
めることで、興味深い舗装路面模様を得ることができ
る。更には敷設枠の敷設を縦横に並べるばかりでなく隣
接する相互の辺を半分づつ対応させて相互に結合するこ
ともできるので、一層興味深い路面模様を構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の枠体の平面図。
【図2】一実施例の枠体の正面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】木レンガを保持した状態の枠体の平面図。
【図5】砂利下地に敷設した状態の枠体の断面図。
【図6】主接続舌片と主接続孔部との結合状態を示した
拡大断面図。
【図7】敷設枠の配列の状態を示した平面説明図。
【符号の説明】
1 枠体 2 周壁 3 区画主壁 4 横区画壁 5 縦区画壁 6 保持区画 7 木レンガ 8 受台 9 弾性鍔片 10 主接続孔部 10a 孔 10b 係止底部 11 主接続舌片 11a 本体 11b 係止部 12 副接続孔部 12a 孔 12b 係止底部 13 砂利下地 14 芝生

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面から見て四辺形の枠体の内側に少なく
    とも踏盤類の保持区画を構成し、 四辺の周壁にそれぞれ主接続雄部と主接続雌部とを左右
    対称の位置に構成し、 更に、各辺の周壁に於いて、上記主接続雄部を有する横
    方向半分の周壁内で上記主接続雄部と左右対称となる位
    置に、上記主接続雌部と同一構成の副接続雌部を構成し
    た踏盤類敷設枠。
  2. 【請求項2】各辺の周壁に於いて、前記主接続雌部を有
    する横方向半分の周壁内で上記主接続雌部と左右対称と
    なる位置に上記主接続雄部と同一構成の副接続雄部を構
    成した請求項1の踏盤類敷設枠。
JP18450392A 1992-06-18 1992-06-18 踏盤類敷設枠 Pending JPH062307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18450392A JPH062307A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 踏盤類敷設枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18450392A JPH062307A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 踏盤類敷設枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062307A true JPH062307A (ja) 1994-01-11

Family

ID=16154332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18450392A Pending JPH062307A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 踏盤類敷設枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062307A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332692A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Shinichiro Hayashi 枠体の継手およびそれを有する枠体
JP2017538882A (ja) * 2014-12-28 2017-12-28 プルス プラスチックス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 舗装用通水性地盤格子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332692A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Shinichiro Hayashi 枠体の継手およびそれを有する枠体
JP4625990B2 (ja) * 2006-06-16 2011-02-02 株式会社 林物産発明研究所 枠体の継手およびそれを有する枠体
JP2017538882A (ja) * 2014-12-28 2017-12-28 プルス プラスチックス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 舗装用通水性地盤格子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2445136C (en) Liftable turfing systems
US3557669A (en) Paving block and paving formed therewith
BRPI0710555A2 (pt) elemento de construção, estrutura de parede, sistema de elemento de construção, e, método para fazer paredes usando material de enchimento
US3421417A (en) Pavement
JPH062307A (ja) 踏盤類敷設枠
EP1079024A2 (en) Paving block and laying structure thereof
KR101989538B1 (ko) 잔디 모듈
CN212505705U (zh) 一种扁盒式人造草坪块
US3664241A (en) Methods for producing pavement-like sites
JPH0310825Y2 (ja)
CN201109895Y (zh) 人行步道砖固定装置
JPH0333304A (ja) 路面用敷設枠
JP3884357B2 (ja) 嵌め込み式舗石ブロック装置
JPH05219841A (ja) 木レンガ敷設枠
JPH0428842B2 (ja)
JPH0324641Y2 (ja)
JPH047207Y2 (ja)
JPH0330403Y2 (ja)
JPH047206Y2 (ja)
JPH0517905A (ja) 地盤整備材
JPH0291301A (ja) 踏板類の敷設枠
JP2004293175A (ja) 緑化路面用ベースプレート及びこれを用いた緑化路面形成方法
JPH0757928B2 (ja) 木レンガの敷設枠
JP2516811Y2 (ja) 天然石敷石
JP3118160B2 (ja) 舗装路