JPH0623071Y2 - 携帯形無線機における空中線取付構造 - Google Patents
携帯形無線機における空中線取付構造Info
- Publication number
- JPH0623071Y2 JPH0623071Y2 JP1987163163U JP16316387U JPH0623071Y2 JP H0623071 Y2 JPH0623071 Y2 JP H0623071Y2 JP 1987163163 U JP1987163163 U JP 1987163163U JP 16316387 U JP16316387 U JP 16316387U JP H0623071 Y2 JPH0623071 Y2 JP H0623071Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- coaxial connector
- mounting structure
- housing
- wireless device
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯形無線機における空中線の取付構造に関す
るものである。
るものである。
(従来の技術) 従来の携帯形無線機における空中線の取付構造には次の
3種類のものが多く用いられている。
3種類のものが多く用いられている。
(1)携帯形無線機の筐体の外面に設けられた同軸コネ
クタに空中線素子を取付け、この同軸コネクタと無線送
受信部とを同軸ケーブル等で接続する構成で、通常空中
線素子を同軸コネクタ部で着脱できるもの。
クタに空中線素子を取付け、この同軸コネクタと無線送
受信部とを同軸ケーブル等で接続する構成で、通常空中
線素子を同軸コネクタ部で着脱できるもの。
(2)空中線素子を携帯形無線機の筐体内に収容し、空
中線の給電点は筐体内に同軸ケーブル等で無線送受信部
に接続され、運用時には空中線素子を引出して使用する
構成のもの。
中線の給電点は筐体内に同軸ケーブル等で無線送受信部
に接続され、運用時には空中線素子を引出して使用する
構成のもの。
(3)携帯形無線機の筐体内に空中線素子を内蔵し、空
中線の給電点から同軸ケーブル等で無線送受信部に接続
され、運用時には内蔵のままで使用可能としたもの。
中線の給電点から同軸ケーブル等で無線送受信部に接続
され、運用時には内蔵のままで使用可能としたもの。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記3種類の空中線の構成ではそれぞれ
次のような問題点がある。携帯形無線機の外部から送信
機出力電力、受信感度等の無線送受信部の基本的な諸特
性を測定する場合には上記(1)の空中線の構成では筐
体の外面にある同軸コネクタから空中線素子を取外し、
同軸コネクタの端に測定器を接続することによって測定
が可能であるが、上記(2),(3)の空中線の構成で
は測定は困難であり、別に測定用端子を設けてこれに切
替えて測定するか、または筐体を開いて測定するか、特
殊な結合器を用いて測定する必要があり、正確な特性測
定ができないという問題点があった。また、無線送受信
部と空中線系との切分け試験や保全上の困難性がある。
次に、携帯形無線機の収納の場合には上記(2),
(3)の空中線の構成では問題はないが、上記(1)の
空中線の構成ではそれができない。また、実使用上の観
点から見ると、携帯形無線機は一般に送信電力が小電力
であるため、システムによっては使用できない地域、い
わゆる不感地帯が発生する場合がある。これを救済する
手段として高利得空中線の取付があるが上記(2),
(3)の空中線の構成ではコネクタが無いために使用で
きないという問題点がある。
次のような問題点がある。携帯形無線機の外部から送信
機出力電力、受信感度等の無線送受信部の基本的な諸特
性を測定する場合には上記(1)の空中線の構成では筐
体の外面にある同軸コネクタから空中線素子を取外し、
同軸コネクタの端に測定器を接続することによって測定
が可能であるが、上記(2),(3)の空中線の構成で
は測定は困難であり、別に測定用端子を設けてこれに切
替えて測定するか、または筐体を開いて測定するか、特
殊な結合器を用いて測定する必要があり、正確な特性測
定ができないという問題点があった。また、無線送受信
部と空中線系との切分け試験や保全上の困難性がある。
次に、携帯形無線機の収納の場合には上記(2),
(3)の空中線の構成では問題はないが、上記(1)の
空中線の構成ではそれができない。また、実使用上の観
点から見ると、携帯形無線機は一般に送信電力が小電力
であるため、システムによっては使用できない地域、い
わゆる不感地帯が発生する場合がある。これを救済する
手段として高利得空中線の取付があるが上記(2),
(3)の空中線の構成ではコネクタが無いために使用で
きないという問題点がある。
本考案は、以上述べた携帯形無線機の無線送受信部の基
本的な諸特性の測定の困難性、空中線系との切分け保全
性を改善し、かつ空中線の収納の問題を除去し、かつ高
利得空中線等の外付空中線を取付けることができる優れ
た携帯形無線機における空中線取付構造を提供すること
を目的とする。
本的な諸特性の測定の困難性、空中線系との切分け保全
性を改善し、かつ空中線の収納の問題を除去し、かつ高
利得空中線等の外付空中線を取付けることができる優れ
た携帯形無線機における空中線取付構造を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために携帯無線機におけ
る空中線の取付構造において、携帯無線機の筐体に設け
られる同軸コネクタと、該同軸コネクタと前記空中線を
接続させる同軸コネクタ部材とを具備したことに特徴が
ある。
る空中線の取付構造において、携帯無線機の筐体に設け
られる同軸コネクタと、該同軸コネクタと前記空中線を
接続させる同軸コネクタ部材とを具備したことに特徴が
ある。
(作用) 以上のような構成を有する本考案によれば、空中線を使
用する場合同軸コネクタ部材は空中線と同軸コネクタを
接続させる。また、空中線と別の外付空中線を使用する
場合同軸コネクタ部材は同軸コネクタから取り外して空
中線と同軸コネクタを離脱させる。そして同軸コネクタ
には空中線と別の外付空中線を取付けられる。
用する場合同軸コネクタ部材は空中線と同軸コネクタを
接続させる。また、空中線と別の外付空中線を使用する
場合同軸コネクタ部材は同軸コネクタから取り外して空
中線と同軸コネクタを離脱させる。そして同軸コネクタ
には空中線と別の外付空中線を取付けられる。
したがって、本考案は前記問題点を解決でき、携帯形無
線機の無線送受信部の基本的な諸特性の測定の困難性、
空中線系との切分け保全性を改善し、かつ空中線の収納
の問題を除去し、かつ高利得空中線等の外付空中線を取
付けることができる優れた携帯形無線機における空中線
取付構造を提供できる。
線機の無線送受信部の基本的な諸特性の測定の困難性、
空中線系との切分け保全性を改善し、かつ空中線の収納
の問題を除去し、かつ高利得空中線等の外付空中線を取
付けることができる優れた携帯形無線機における空中線
取付構造を提供できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a),(b)は本考案の一実施例の外観を示す斜視図
である。第1図(a),(b)において、1は携帯形無線機、
2は携帯形無線機1の筐体、3は空中線素子、4は空中
線素子3を後述する図示していない整合回路を含む同軸
コネクタ6及び図示していない同軸ケーブル等を介して
無線送受信部に接続するための同軸コネクタ部材、5は
空中線素子3の収納部である。第1図(a)に示すよう
に、本実施例の携帯形無線機は空中線素子3を収納部5
から引出して使用できる。また、第1図(b)に示すよう
に、本実施例の携帯形無線機は空中線素子3を収納部5
に収納した状態でも使用できる。
である。第1図(a),(b)において、1は携帯形無線機、
2は携帯形無線機1の筐体、3は空中線素子、4は空中
線素子3を後述する図示していない整合回路を含む同軸
コネクタ6及び図示していない同軸ケーブル等を介して
無線送受信部に接続するための同軸コネクタ部材、5は
空中線素子3の収納部である。第1図(a)に示すよう
に、本実施例の携帯形無線機は空中線素子3を収納部5
から引出して使用できる。また、第1図(b)に示すよう
に、本実施例の携帯形無線機は空中線素子3を収納部5
に収納した状態でも使用できる。
さらに、第1図(a),(b)の同軸コネクタ部材4は第2図
(a),(b)に示すように筐体2から取外すことができる。
すなわち、第2図(a)からわかるように収納部5を中心
に同軸コネクタ部材4を回転させて筐体2の頂部から離
脱させる。あるいは同軸コネクタ部4を空中線素子3と
ともに引き抜く。すると、第2図(a)に示す筐体2の頂
部に設けた同軸コネクタ6が現われる。そして、第2図
(b)からわかるように、その同軸コネクタ6に外付空中
線7を取付けることができる。
(a),(b)に示すように筐体2から取外すことができる。
すなわち、第2図(a)からわかるように収納部5を中心
に同軸コネクタ部材4を回転させて筐体2の頂部から離
脱させる。あるいは同軸コネクタ部4を空中線素子3と
ともに引き抜く。すると、第2図(a)に示す筐体2の頂
部に設けた同軸コネクタ6が現われる。そして、第2図
(b)からわかるように、その同軸コネクタ6に外付空中
線7を取付けることができる。
尚、本実施例の空中線素子3の収納部5は筐体2に一体
化して構成する場合と、分離して構成する場合がある
が、いずれの場合でも本実施例の効果は達成できる。
化して構成する場合と、分離して構成する場合がある
が、いずれの場合でも本実施例の効果は達成できる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案によれば、携帯形無
線機の空中線を同軸コネクタによって携帯無線機の筐体
に取付ける構造としたことにより、同軸コネクタを使用
して無線送受信部の基本的な諸特性の測定を容易にで
き、空中線の収納の利便性を維持しつつ、高利得空中線
等の外付空中線を容易に取付けられるのでシステムの状
況に応じた空中線が選択でき、実用性が大幅に改善され
た携帯形無線機を提供できる。
線機の空中線を同軸コネクタによって携帯無線機の筐体
に取付ける構造としたことにより、同軸コネクタを使用
して無線送受信部の基本的な諸特性の測定を容易にで
き、空中線の収納の利便性を維持しつつ、高利得空中線
等の外付空中線を容易に取付けられるのでシステムの状
況に応じた空中線が選択でき、実用性が大幅に改善され
た携帯形無線機を提供できる。
第1図(a),(b)は本考案の一実施例の外観を示す斜視
図、第2図(a),(b)は本実施例における外付空中線取付
け形態を示す斜視図である。 1……携帯形無線機、 2……筐体、 3……空中線素子、 4……同軸コネクタ部材、 5……収納部、 6……同軸コネクタ、 7……外付空中線。
図、第2図(a),(b)は本実施例における外付空中線取付
け形態を示す斜視図である。 1……携帯形無線機、 2……筐体、 3……空中線素子、 4……同軸コネクタ部材、 5……収納部、 6……同軸コネクタ、 7……外付空中線。
Claims (1)
- 【請求項1】携帯無線機における空中線の取付構造にお
いて、 前記携帯無線機の筐体に設けられる同軸コネクタと、 該同軸コネクタと前記空中線を接続させる同軸コネクタ
部材とを具備し、 前記空中線を使用する場合には前記同軸コネクタ部材を
介して前記同軸コネクタと前記空中線を接続させると同
時に前記同軸コネクタを覆い、 前記空中線と別の外付空中線を使用する場合には前記同
軸コネクタ部材を前記同軸コネクタから取り外して前記
同軸コネクタに前記外付空中線を接続させることを特徴
とする携帯形無線機における空中線取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987163163U JPH0623071Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 携帯形無線機における空中線取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987163163U JPH0623071Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 携帯形無線機における空中線取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0167838U JPH0167838U (ja) | 1989-05-01 |
JPH0623071Y2 true JPH0623071Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31447644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987163163U Expired - Lifetime JPH0623071Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | 携帯形無線機における空中線取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623071Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2526685B2 (ja) * | 1989-12-14 | 1996-08-21 | 日本電気株式会社 | 携帯無線電話装置 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP1987163163U patent/JPH0623071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0167838U (ja) | 1989-05-01 |
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