JPH0623051U - タックシ−ル型印画紙 - Google Patents

タックシ−ル型印画紙

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JPH0623051U
JPH0623051U JP2910691U JP2910691U JPH0623051U JP H0623051 U JPH0623051 U JP H0623051U JP 2910691 U JP2910691 U JP 2910691U JP 2910691 U JP2910691 U JP 2910691U JP H0623051 U JPH0623051 U JP H0623051U
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JP
Japan
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photographic paper
adhesive
release sheet
seal type
tack seal
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Pending
Application number
JP2910691U
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English (en)
Inventor
田 勝 己 奥
崎 淳 山
留 正 徳 百
井 靖 雄 椿
藤 日 出 海 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】静電気カブリ及び現像液の滲み込みによる汚れ
を防止したタックシール型印画紙を提供する。 【構成】剥離シートとして導電性のプラスチックフイル
ムを使用し、かつ剥離シートの接着剤として有機溶剤型
接着剤を使用したタックシール型写真印画紙。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印画紙の裏面に接着剤層と剥離シートを設けたタックシール型印画 紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
印画紙の裏面に接着剤層と剥離シートを設けたタックシール型印画紙は、例え ば実開昭60−41949号公報、実開昭60−41950号公報、実開昭60 −181747号公報等に記載されており、シールプリント、ステッカー、ラベ ル等に使用されている。タックシール型印画紙も一般の印画紙と同様に、露光、 現像処理が行われるが、その際、従来のタックシール型印画紙は、次のような問 題点があった。
【0003】 剥離シートの材質は、コストの面からも一般に紙が使用されるが、カラー印画 紙のように高温(35〜40℃)、長時間(5〜10分)現像においては、紙の 剥離シートは現像液の滲み込みによって裏面が汚染され使用に耐えないという問 題があった。また、耐水性の材質としてプラスチックフイルム等を使用した場合 、現像液の滲み込みの問題は解消されるが、スリット裁断時やプリンターによる 露光時に帯電しやすく、蓄積した静電気の放電によって印画紙に静電気カブリ( スタチックマーク)が発生するという問題があった。また、接着剤の種類によっ ては、例えばエマルジョンタイプや水溶性接着剤を使用した場合は、折角剥離シ −トに耐水性のプラスチックフイルム等を使用しても、接着剤部分からの現像液 の滲み込みが生じ印画紙を汚したり、また接着剤が現像液中へ溶け出し現像液を 汚染するという問題が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、スリット裁断時や、プリンター露光時における静電気カブリ 及び現像液の滲み込みによる汚れを防止し、更に現像液の汚染を防止したタック シール型印画紙を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、剥離シートとして導電性のプラスチックフイルムを使用 し、かつ剥離シートの接着剤として有機溶剤型接着剤を使用したことを特徴とす るタックシール型印画紙によって達成された。
【0006】 本考案における印画紙は、ハロゲン化銀カラー印画紙、ハロゲン化銀黒白印画 紙等があるが、一般的にはハロゲン化銀カラー印画紙が使用される。その支持体 としては、ポリエチレンラミネート紙が好ましい。印画紙の厚みは、特に限定さ れないが、シール、ステッカー、ラベル等としての用途上、100〜200μが 好ましい。
【0007】 本考案における剥離シートの材質は、現像液の滲み込みを防止するため、プラ スチックフイルムが用いられるが、その中でも印画紙との貼り合わせ加工の容易 性や実用性においてポリエステルフイルムが特に好ましい。ポリエステルフイル ムの厚みは、貼り合わせ加工及び実用性の面から20〜130μが好ましく、特 に30〜60μが好ましい。
【0008】 本考案の剥離シートに使用されるフイルムには、接着剤層側に接着剤層との剥 離性を良くするためにシリコン処理やフッ素樹脂(例えば商標名テフロン)加工 が施されており、その反対面は導電性が付与されている。この導電性を付与する には種々の加工が採用できる。導電性を持たせる手段としては、一般的には、例 えば界面活性剤(アニオン系、カチオン系、非イオン系)、親水性ポリマー(ポ リアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸など)、金属ハロゲン化物等を含む塗布 層を設けることが知られている。その他、例えば特公昭45−30298号公報 に記載のコロイダルシリカ、特公昭52−18020号公報に記載のコロイドア ルミナ、特公昭58−9408号公報に記載のカルボキシル基を有する種々の化 合物の使用等多くの技術が知られている。本考案における剥離シ−トへの導電性 付与はこれら何れの方法も採用でき、特に限定されない。
【0009】 本考案に使用される接着剤は、有機溶剤型であるが、かかる接着剤としては、 アクリル酸エステル(C2〜C12)を主体にし、アクリル酸、酢酸ビニル、スチ レン等のモノマーを共重合させた共重合体を主成分とし、必要に応じ架橋剤すな わち硬化剤を配合した感圧性接着剤組成物等である。接着剤層の接着剤の量は、 乾燥状態で1m2あたり1g〜50g、好ましくは10g〜40g程度である。
【0010】
【実施例】
次に実施例にて本考案を詳細に説明するが、本考案はこれに限定されない。
【0011】 実施例1 厚さ150μのポリエチレン樹脂被覆紙を支持体としたハロゲン化銀カラー印 画紙の裏面に接着剤層と剥離シートを設けた。接着剤と剥離シートは表1のよう に種類を変えた。巾89mm、長さ90mに製品裁断し、ロールの状態でプリンタ ー露光し、自動現像装置によって現像処理した。現像後、静電気カブリの状態及 び現像液の滲み込みによる汚れの状態を調べた。その結果を表1に示す。なお、 表1において、剥離シートのポリエステルフィルムの接着剤層と隣接しない方の 面に設けた帯電防止層の組成は次の通りであった。
【0012】 <帯電防止層> スチレン無水マレイン酸共重合体(商品名 マロンMS 大同工業) 2g/m2(固形分として) コロイダルシリカ(商品名 スノーテックスC 日産化学) 0.5g/m2(固形分として) アニオン界面活性剤(商品名 モノゲンGS、第一工業製薬) 0.1g/m2(固形分として)
【0013】
【表1】
【0014】 実施例1の溶剤型接着剤と帯電防止層を設けたポリエステルフィルムを使用し た本考案のタックシール型印画紙は、静電気カブリ及び現像液の滲み込みが全く なかった。これらのいずれかが欠けた場合は、比較例2〜5にみるごとく、静電 気カブリ及び現像液の滲み込みを共に満足することはできなかった。
【0015】
【考案の効果】
本考案のタックシール型印画紙は、剥離シ−トに導電性を付与した耐水性のプラ スチックフィルムを用い、且つ接着剤に有機溶剤型接着剤を用いたので、該印画 紙の裁断、露光、現像処理工程において、静電気ガフリを防止することができ、 また現像液の滲み込みが著しく改良されるため滲み込みにもとずく印画紙裏面の 汚れが防げ、更に接着剤が現像液に溶出しないので現像液の汚染が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタックシール型ハロゲン化銀写真印画
紙の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ポリエチレン被覆紙(支持体) 2 ハロゲン化銀写真乳剤層 3 有機溶剤型接着剤層 4 導電性ボリエステルフイルム(剥離シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山 崎 淳 大阪府大阪市平野区平野馬場一丁目3番33 号 大阪シ−リング印刷株式会社開発セン タ−内 (72)考案者 百 留 正 徳 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 三 菱製紙株式会社内 (72)考案者 椿 井 靖 雄 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 三 菱製紙株式会社内 (72)考案者 加 藤 日 出 海 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号 三 菱製紙株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印画紙の裏面に接着剤層と剥離シートを
    設けたタックシール型印画紙において、剥離シートが導
    電性のプラスチックフイルムであり、かつ接着剤が有機
    溶剤型接着剤であることを特徴とするタックシール型印
    画紙。
JP2910691U 1991-04-02 1991-04-02 タックシ−ル型印画紙 Pending JPH0623051U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006028469A (ja) * 2004-06-14 2006-02-02 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 帯電防止塗料、帯電防止シートおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63141053A (ja) * 1986-12-03 1988-06-13 Fuji Photo Film Co Ltd シ−ルプリントの作成方法

Patent Citations (1)

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