JPH06230293A - 内視鏡の光源装置 - Google Patents

内視鏡の光源装置

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JPH06230293A
JPH06230293A JP5032440A JP3244093A JPH06230293A JP H06230293 A JPH06230293 A JP H06230293A JP 5032440 A JP5032440 A JP 5032440A JP 3244093 A JP3244093 A JP 3244093A JP H06230293 A JPH06230293 A JP H06230293A
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JP
Japan
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light source
source device
casing
spacer
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5032440A
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English (en)
Inventor
Kaoru Arai
薫 荒井
Mitsuo Kondo
光夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光源装置を他の物体と近接させて配置して
も、通気孔が閉塞されないように保持できる。 【構成】 光源ランプ2や、その他の部材を内蔵した光
源装置のケーシング1の左右の側面部1b,1cには複
数の鎧板片14a,15aを備えたルーバ状の通気孔1
4,15が形成される。ケーシング1内に空気流を形成
するために、空気の排出口となる通気孔15の近傍には
ファン16が装着される。側面部1b,1cの通気孔1
4,15が形成されている部位の外側における4隅の位
置にスペーサ本体20aを有するスペーサ20が突設さ
れる。スペーサ20のスぺーサ本体20aは、略裁頭円
錐状となっており、その先端面は平坦な円環状に形成さ
れて、中央部分は凹状となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用や工業用等とし
て用いられる内視鏡の光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、通常、人体における体腔等の
暗所に挿入されて、検査や観察等を行う関係から、観察
対象部を照明する照明手段を備える構成となっている。
この照明手段としては、体腔等の内部に挿入される挿入
部の先端に照明窓を設け、この照明窓に光学繊維束から
なり、照明光を伝送するためのライトガイドの出射端を
対面させて設けるようにしている。ライトガイドは、挿
入部から本体操作部を経てライトガイド軟性部内に延在
されており、このライトガイド軟性部の先端部分は光源
ランプを備えた光源装置に着脱可能に接続される光源コ
ネクタとなっている。
【0003】ここで、光源装置に設けられる光源ランプ
としては、照明光量を大きくするために、キセノンラン
プやハロゲンランプ等のように高輝度ランプが使用され
る。このような高輝度ランプは発熱量が大きくなるの
で、光源装置のケーシング内部の温度が上昇して、ラン
プの寿命を縮めるだけでなく、この光源装置に内蔵され
ている電気回路等各種の部材にも悪影響を与えるにな
る。このために、光源装置のケーシング内には冷却機構
が設けられている。この冷却機構は、光源装置の内部に
ファンを内蔵すると共に、ケーシングにおける相対向す
る側面に通気孔を形成することにより構成される。そし
て、通気孔は、広い開口面積を確保し、かつ内部に設け
られている各部材の保護を図る等のためにルーバ状とっ
ており、その鎧板片が外方に突出した状態となってい
る。そして、一方の通気孔から外気を取り入れて、冷却
風をケーシングに内蔵されている光源ランプや、その他
光源装置内に設けられている各部材と接触させて、他方
の通気孔から排出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡は病院の診察室
や治療室等で用いられるものであって、限られたスペー
ス内に配置される。このように限られたスペースを有効
に利用するために、光源装置は壁際に設置されたり、各
種の機器や装置等に近接した位置等というように、狭所
に配置されることが多い。ここで、光源装置の前面部に
は、内視鏡の光源コネクタが着脱可能に接続されるコネ
クタ受け部が設けられることから、前面部は障害物がな
い状態としなければならない。
【0005】ところが、光源装置のケーシングにおける
左右の側面部は、このような規制を受けないことから、
スペースを節約する等のために壁や他の機器,装置等の
物体に近接した位置に配置されることがある。光源装置
のケーシングにおける側面部には通気孔が設けられてお
り、この通気孔が密閉されると、冷却風の取り込みや排
出が円滑に行われなくなってしまう。この結果、光源装
置における冷却機能が低下したり、甚だしい場合には冷
却機能が失われることになる。また、側面部を壁際等に
押し付けたりすると、ルーバを構成する鎧板片が変形し
たり、損傷するおそれもある。
【0006】本発明は以上のような従来技術の課題を解
決するためのものであって、その目的は、通気孔が閉塞
されないように保持できる構造の光源装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、少なくとも側面部には、それらと他
の物体との間に空気流通間隙を形成するためのスペーサ
を突設する構成としたことをその特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】光源装置を壁際等に寄せる等により、他の物体
に近接した位置に配置した時にも、通気孔が設けられて
いる側面部にスペーサが突設されているので、通気孔に
おける空気の流通路を確保した状態に保持される。この
結果、光源装置のケーシング内における冷却機能を確実
に発揮させることができる。また、通気孔を形成するル
ーバの鎧板片が外方に突出する状態に設けられても、ス
ぺーサによりこの鎧板片が他の物体に当るのを防止でき
ることから、鎧板片の変形や損傷を防止することもでき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1に光源装置の内部を上方からみ
た全体構成を、また図2にその側面図をそれぞれ示す。
図中において、1は光源装置のケーシングを示し、この
ケーシング1内には、キセノンランプやハロゲンランプ
等のように高輝度の光源ランプ2を設けたランプハウス
3と、この光源ランプ2の点灯装置4及びイグナイタ5
を備えている。これら以外にも、ノイズフィルタ6及び
トランス7が配置されており、また体腔内等に送気を行
うためのエアポンプ8と、その制御回路基板9及びリレ
ー回路10もケーシング1内に設けられている。
【0010】ケーシング1の前面部1aには、内視鏡の
光源コネクタ11が着脱可能に接続するコネクタ受け部
12が設けられており、このコネクタ受け部12に光源
コネクタ11を接続すると、そのライトガイド13の入
射端が光源ランプ2に近接した位置に臨ませることがで
きるようになっている。
【0011】また、ケーシング1の左右の側面部1b,
1cには通気孔14,15が形成されている。この通気
孔14,15は、側面部1b,1cに所定の範囲にわた
って切り込みを設けて、この切り込み部分を変形させる
ことによって、複数の鎧板片14a,15aを備えたル
ーバ状となっている。そして、これら各通気孔14,1
5のうち、トランス7が配置されている側の通気孔14
が外気の取り込み口であり、ランプハウス3が設けられ
ている側の通気孔15は内部の空気を排出する排出口と
なっており、そしてケーシング1内に空気流を形成する
ために、排出口となる通気孔15の近傍にはファン16
が装着されている。従って、冷却風の流れは図1に矢印
で示した方向となる。ここで、ケーシング1の内部に設
けられている各種の部材のうち、光源ランプ2は最も高
温となることから、前述した冷却風の最も下流側に光源
ランプ2を配置している。これによって、光源ランプ2
の熱が点灯装置4やエアポンプ8の制御回路9等の電気
回路機器に及んで、それらの温度が上昇することがない
ようにしている。
【0012】さらに、ケーシング1の後面部1dには、
電源コードが接続される電源コネクタ部17が外方に突
出する状態に設けられている。一方、左右の側面部1
b,1cの通気孔14,15が形成されている部位の外
側における4隅の位置にそれぞれスペーサ20が突設さ
れている。これらスペーサ20は、図3に示したよう
に、ゴム等の弾性部材からなるスペーサ本体20aを有
し、このスぺーサ本体20aはビス20bでケーシング
1に止着されるようになっている。ここで、スぺーサ本
体20aは、略裁頭円錐状となっており、その先端面は
平坦な円環状に形成されて、中央部分は凹状となってい
る。また、その突出長さは、鎧板片14a,15aの外
方への突出長さより長く、かつ壁等他の物体がこのスぺ
ーサ20に当接した状態でも、通気孔14,15を介し
ての空気の給排能力が損なわれない程度の間隙を持たせ
る長さ寸法となっている。さらに、底面部1eにはスぺ
ーサ20とほぼ同じ構造の脚部21が垂設されており、
光源装置を床面上に設置した時には、ケーシング1の底
面部1eは床面から浮いた状態に保持する構成となって
いる。
【0013】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、次にその作用について説明する。内視鏡を使用
する際においては、光源装置を点灯させて、光源ランプ
2を点灯させる。ここで、光源ランプ2はキセノンラン
プ等のように高輝度ランプであり、このために高熱を発
生することから、ケーシング1の内部の温度が上昇す
る。しかしながら、この光源装置のケーシング1におけ
る左右の側面部1b,1cには通気孔14,15を設
け、かつケーシング1内にファン16を設けることによ
り冷却機能を持たせている。従って、このファン16を
作動させると、通気孔14から外気がケーシング1内に
取り込まれて、ケーシング1内を流れて、通気孔15か
ら排出される。ここで、ケーシング1内には、冷却風の
流れの上流側にあまり発熱を起こさない部材が設けられ
ており、最も高い熱が発生する光源ランプ2を設けたラ
ンプハウス3が最下流側に位置しているから、ケーシン
グ1内に設けられている光源ランプ2や、それ以外の部
材が極めて円滑かつ効率的に冷却される。
【0014】ところで、ケーシング1内の冷却機能を十
分に発揮させるには、通気孔14,15による空気の給
排を効率的に、しかも円滑かつ確実に行う必要がある。
このためには、これら通気孔14,15が壁等、他の物
体によって閉塞されないようにしなければならない。然
るに、左右の側面部1b,1cにはスぺーサ20が設け
られており、これら側面部1bまたは1cを他の物体に
片寄せた状態に配置されたとしても、このスぺーサ20
により通気孔14,15が閉塞されない状態に保持され
るから、冷却風の流れを阻害するおそれはない。また、
鎧板片14a,15aが他の物体と接触することがない
ので、それらが変形したり、損傷したりすることもな
い。そして、この光源装置が狭所に配置された場合で
も、少なくとも左右においては、スぺーサ20により間
隙が確保されると共に、脚部21によって、床面とケー
シング1の底面1eとの間にも間隙が確保されることか
ら、外気からの給排に支障を来すおそれはない。
【0015】ところで、光源装置は、そのケーシング1
の底面1eを下方に向くように配置するのが一般的であ
るが、設置スペース等の関係から、それを立てた状態、
即ち左右の側面部1b,1cが上下方向となるように配
設する方が好ましい場合がある。側面部1b,1cには
スぺーサ20が設けられているので、このスぺーサ20
を脚部とすることによって、光源装置を立て置きにして
も、通気孔14,15が閉塞されることはなく、また鎧
板片14a,15aの変形等も生じることはない。しか
も、図3に示されているように、スぺーサ20をゴム等
の弾性変形する部材でその中央の部分を凹状に形成して
いるので、このスぺーサ20が吸盤の機能を発揮するこ
とから、光源装置を立て置きにした場合における安定性
が確保され、例えば光源コネクタ11の着脱時にも倒れ
たりするおそれがない。なお、立て置きにする場合に
は、外気の取り込みを行う通気孔14が下方に向くよう
に配置するのが、冷却風の流れを円滑にする上でより好
ましい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光源装
置のケーシングのうち、その側面部には、それらと他の
物体との間に空気流通間隙を形成するためのスペーサを
突設する構成としたので、この光源装置が狭所等のよう
に、壁や他の機器,装置等他の物体に近接した位置に配
置されたとしても、ケーシング内に冷却風の流通を確保
でき、光源ランプの発熱によっても、その寿命が短縮さ
れたり、また他の内蔵物、特に電気回路部品等に熱の影
響を与えるような事態は確実に防止され、光源装置内の
各部材の長寿命化が図られる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光源装置の内部構成図
である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】スぺーサの取り付け構造を示す断面図である。
【符号の説明】 1 ケーシング 1b.1c 側面部 2 光源ランプ 3 ランプハウス 14,15 通気孔 16 ファン 20 スぺーサ 20a スぺーサ本体 20b ビス 21 脚部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面部にルーバ状に形成した通気孔を設
    けたケーシングの内部に光源ランプが装着されて、内視
    鏡の光源コネクタが着脱可能に装着される光源装置にお
    いて、少なくとも前記側面部には、それらと他の物体と
    の間に空気流通間隙を保持するためのスペーサを突設す
    る構成としたことを特徴とする内視鏡の光源装置。
JP5032440A 1993-01-29 1993-01-29 内視鏡の光源装置 Pending JPH06230293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032440A JPH06230293A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 内視鏡の光源装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5032440A JPH06230293A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 内視鏡の光源装置

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JPH06230293A true JPH06230293A (ja) 1994-08-19

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ID=12359028

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JP5032440A Pending JPH06230293A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 内視鏡の光源装置

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JP (1) JPH06230293A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043271A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Pentax Corp 内視鏡光源用冷却装置
JP2006139245A (ja) * 2004-10-15 2006-06-01 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
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