JPH0623001Y2 - 絶縁信号伝達器 - Google Patents
絶縁信号伝達器Info
- Publication number
- JPH0623001Y2 JPH0623001Y2 JP17486887U JP17486887U JPH0623001Y2 JP H0623001 Y2 JPH0623001 Y2 JP H0623001Y2 JP 17486887 U JP17486887 U JP 17486887U JP 17486887 U JP17486887 U JP 17486887U JP H0623001 Y2 JPH0623001 Y2 JP H0623001Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- terminals
- output
- input
- signal transmitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ノイズ等による誤動作の起きにくい絶縁信
号伝達器に関するものである。
号伝達器に関するものである。
第4図は一般に使用されている絶縁信号伝達器であるフ
ォトカプラの外形図である。
ォトカプラの外形図である。
図において、(1)は入力側の発光ダイオードのアノー
ド、(2)は入力側の発光ダイオードのカソード、(3)は出
力側のフォトトランジスタのエミッター、(4)は出力側
のフォトトランジスタのコレクタ、(5)はプラスチック
モールドである。第5図に使用例を示す。
ド、(2)は入力側の発光ダイオードのカソード、(3)は出
力側のフォトトランジスタのエミッター、(4)は出力側
のフォトトランジスタのコレクタ、(5)はプラスチック
モールドである。第5図に使用例を示す。
従来の絶縁信号伝達器は上記のように構成され、第5図
に示す使用例では、入力に電圧を印加することにより発
光素子である発光ダイオードに電流IFが流れ、光を発
する。この光が受光素子であるフォトトランジスタに当
たると電流ICが流れ出力Voutが生じる。このよう
に、発光素子と受光素子を1つのパッケージに組込み、
光を媒体として電気信号を伝達しているので、入出力間
が電気的に完全に絶縁されている。
に示す使用例では、入力に電圧を印加することにより発
光素子である発光ダイオードに電流IFが流れ、光を発
する。この光が受光素子であるフォトトランジスタに当
たると電流ICが流れ出力Voutが生じる。このよう
に、発光素子と受光素子を1つのパッケージに組込み、
光を媒体として電気信号を伝達しているので、入出力間
が電気的に完全に絶縁されている。
上記のような従来の絶縁信号伝達器では、入出力間には
非常に小さいものの、若干の容量が存在する。このた
め、ノイズ等により入出力間に非常に急峻な電圧が印加
された場合には、第5図に示す等価回路のようになり、
この場合、RLを無視すると、 の電流が流れ、 の電圧降下が負荷抵抗に生じ、 の大きさによっては誤出力を生じるという問題点があっ
た。
非常に小さいものの、若干の容量が存在する。このた
め、ノイズ等により入出力間に非常に急峻な電圧が印加
された場合には、第5図に示す等価回路のようになり、
この場合、RLを無視すると、 の電流が流れ、 の電圧降下が負荷抵抗に生じ、 の大きさによっては誤出力を生じるという問題点があっ
た。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、ノイズ等により入出力間に非常に急峻な電圧が印
加された場合にも、誤動作をしない絶縁信号伝達器を得
ることを目的とする。
ので、ノイズ等により入出力間に非常に急峻な電圧が印
加された場合にも、誤動作をしない絶縁信号伝達器を得
ることを目的とする。
この考案に係わる絶縁信号伝達器は、入力側の1対の端
子と、上記入力側の1対の端子と電気的に絶縁された出
力側の1対の端子とを有し、入力側の1対の端子間に流
れる入力電流にもとづき内部で光を発生させこの光によ
り出力側の1対の端子間に流れる出力電流を変化させる
絶縁信号伝達器において、入力側の1対の端子の入力電
流の電流路がそれぞれ貫通するように入力側の1対の端
子が貫通する磁性体、または、出力側の1対の端子の出
力電流の電流路がそれぞれ貫通するように出力側の1対
の端子が貫通する磁性体を有するようにしたものであ
る。
子と、上記入力側の1対の端子と電気的に絶縁された出
力側の1対の端子とを有し、入力側の1対の端子間に流
れる入力電流にもとづき内部で光を発生させこの光によ
り出力側の1対の端子間に流れる出力電流を変化させる
絶縁信号伝達器において、入力側の1対の端子の入力電
流の電流路がそれぞれ貫通するように入力側の1対の端
子が貫通する磁性体、または、出力側の1対の端子の出
力電流の電流路がそれぞれ貫通するように出力側の1対
の端子が貫通する磁性体を有するようにしたものであ
る。
この考案における絶縁信号伝達器は、入力側の1対の導
体部が貫通する磁性体または出力側の1対の導体部が貫
通する磁性体が設けられ、入出力間容量にもとづく高周
波成分の誤伝達経路の形成が磁性体にもとづくインダク
タンスにより阻止される。
体部が貫通する磁性体または出力側の1対の導体部が貫
通する磁性体が設けられ、入出力間容量にもとづく高周
波成分の誤伝達経路の形成が磁性体にもとづくインダク
タンスにより阻止される。
第1図はこの考案の一実施例を示す外形図であり、(1)
〜(5)は上記従来品と全く同一のものである。(6)は入出
力端子にかぶせた磁性体である。第2図は、第1図の等
価回路である。第3図は入出力間に電圧が印加された時
の等価回路である。
〜(5)は上記従来品と全く同一のものである。(6)は入出
力端子にかぶせた磁性体である。第2図は、第1図の等
価回路である。第3図は入出力間に電圧が印加された時
の等価回路である。
上記のように構成された絶縁信号伝達器においては、端
子に取付けた磁性体(6)により、端子自身がインダクタ
ンス成分を持つことになる。したがって、入力端子から
入ってくるノイズ等による高周波成分はこのインダクタ
ンスによってカットされ、誤動作を防ぐ。また、入出力
間に非常に急峻な電圧が印加された場合には、第3図の
ような等価回路となり高周波成分はすべて、インダクタ
ンスによってカットされるので、急峻さはなくなり、入
出力間容量を通して流れる電流 が小さくなり、その電流による負荷抵抗の電圧降下も小
さくなるので誤出力が生じなくなる。
子に取付けた磁性体(6)により、端子自身がインダクタ
ンス成分を持つことになる。したがって、入力端子から
入ってくるノイズ等による高周波成分はこのインダクタ
ンスによってカットされ、誤動作を防ぐ。また、入出力
間に非常に急峻な電圧が印加された場合には、第3図の
ような等価回路となり高周波成分はすべて、インダクタ
ンスによってカットされるので、急峻さはなくなり、入
出力間容量を通して流れる電流 が小さくなり、その電流による負荷抵抗の電圧降下も小
さくなるので誤出力が生じなくなる。
なお、上記実施例では入出力端子のそれぞれに磁性体
(6)を設けたものとしたが、入力又は出力端子の少なく
ともいづれか一方に設ければ所期の目的を達成する。
(6)を設けたものとしたが、入力又は出力端子の少なく
ともいづれか一方に設ければ所期の目的を達成する。
この考案は以上に説明したように、入力側の1対の導体
部が貫通する磁性体または出力側の1対の導体部が貫通
する磁性体が設けられ、入出力間容量にもとづく高周波
成分の誤伝達経路の形成が磁性体にもとづくインダクタ
ンスにより阻止されるので、ノイズ等により入出力間に
急峻に変化する電圧が印加された場合にも誤動作を防止
できる効果がある。
部が貫通する磁性体または出力側の1対の導体部が貫通
する磁性体が設けられ、入出力間容量にもとづく高周波
成分の誤伝達経路の形成が磁性体にもとづくインダクタ
ンスにより阻止されるので、ノイズ等により入出力間に
急峻に変化する電圧が印加された場合にも誤動作を防止
できる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例による絶縁信号伝達器を示
す外形図、第2図はこの考案の実施例の等価回路図、第
3図は入出力間に電圧を印加した時の等価回路図、第4
図は従来の外形図、第5図はその使用例を示す図、第6
図は従来器の入出力間に電圧を印加した時の等価回路図
である。 図において、(1)はアノード、(2)はカソード、(3)はエ
ミッタ、(4)はコレクタ、(6)は磁性体である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
す外形図、第2図はこの考案の実施例の等価回路図、第
3図は入出力間に電圧を印加した時の等価回路図、第4
図は従来の外形図、第5図はその使用例を示す図、第6
図は従来器の入出力間に電圧を印加した時の等価回路図
である。 図において、(1)はアノード、(2)はカソード、(3)はエ
ミッタ、(4)はコレクタ、(6)は磁性体である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】入力側の1対の端子と、上記入力側の1対
の端子と電気的に絶縁された出力側の1対の端子とを有
し、上記入力側の1対の端子間に流れる入力電流にもと
づき内部で光を発生させこの光により上記出力側の1対
の端子間に流れる出力電流を変化させる絶縁信号伝達器
において、上記入力側の1対の端子の上記入力電流の電
流路がそれぞれ貫通するように上記入力側の1対の端子
が貫通する磁性体、または、上記出力側の1対の端子の
上記出力電流の電流路がそれぞれ貫通するように上記出
力側の1対の端子が貫通する磁性体を有することを特徴
とする絶縁信号伝達器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17486887U JPH0623001Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 絶縁信号伝達器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17486887U JPH0623001Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 絶縁信号伝達器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0179859U JPH0179859U (ja) | 1989-05-29 |
JPH0623001Y2 true JPH0623001Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31466700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17486887U Expired - Lifetime JPH0623001Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 絶縁信号伝達器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623001Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP17486887U patent/JPH0623001Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0179859U (ja) | 1989-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930011798B1 (ko) | 반도체장치 | |
US6967547B2 (en) | RF switch including diodes with intrinsic regions | |
KR830002454A (ko) | 이득제어 증폭기 및 여기에 사용하기 위한 pin 다이오드 | |
KR101186701B1 (ko) | 디지털 출력 회로 | |
JPH0623001Y2 (ja) | 絶縁信号伝達器 | |
US4658145A (en) | Solid state relay | |
US2922897A (en) | Transistor circuit | |
US5475327A (en) | Variable impedance circuit | |
US2916705A (en) | Electric circuit arrangement for generating substantially linear voltage changes | |
JPS5780829A (en) | Output protecting circuit device | |
JPH066640Y2 (ja) | 信号伝送回路 | |
US20190331527A1 (en) | Isolation amplifier | |
US3296457A (en) | Matched single pole single throw diode microwave switch | |
JPS6114202Y2 (ja) | ||
JPH0514161A (ja) | フオトカプラの出力回路及びフオトカプラ | |
JP2702197B2 (ja) | ダイオードスイッチ回路 | |
JP2702198B2 (ja) | ダイオードスイッチ回路 | |
JPH0290837A (ja) | 伝送回路 | |
JPS6019673B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPS61180558U (ja) | ||
JPS5848531A (ja) | 高周波スイツチ | |
JPH0141253Y2 (ja) | ||
JPS599819A (ja) | 固体継電器 | |
JPH039648B2 (ja) | ||
JPS601979B2 (ja) | ゼロクロスssr回路 |