JPH06229888A - 建材用耐震・耐風圧試験装置 - Google Patents

建材用耐震・耐風圧試験装置

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JPH06229888A
JPH06229888A JP5013341A JP1334193A JPH06229888A JP H06229888 A JPH06229888 A JP H06229888A JP 5013341 A JP5013341 A JP 5013341A JP 1334193 A JP1334193 A JP 1334193A JP H06229888 A JPH06229888 A JP H06229888A
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JP
Japan
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test piece
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vertical support
wind pressure
main frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5013341A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kuwasako
誠司 桑迫
Yasushi Mizoguchi
也寸志 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5013341A priority Critical patent/JPH06229888A/ja
Publication of JPH06229888A publication Critical patent/JPH06229888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物側壁(カーテンウォール)の耐震・耐風
圧強度試験装置において、十分な強度を確保するととも
に、試験体を複雑な形状に変形できるようにすること。 【構成】 垂直支持部材(4)を主枠体(1)の内部に
配し、これに仮想スラブ(6)を介して試験体(9)を
取付ける。また、垂直支持部材(4)を前後に複数列配
置し、前後を水平な連結部材(5)で回転自在に連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材(カーテンウォー
ル)の耐震・耐風圧強度に関する資料を得るための試験
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールの強度試験装置とし
て、例えば実公平2−8195号公報に開示されたもの
がある。これは、少なくとも1つの角部を有し固定され
た多角形状主体フレームの上端から外方へ支持部材を突
設し、該支持部材から下方へ柱を垂設するとともに柱に
横方向のスラブを取付けてなる建物側壁の性能試験装置
である。
【0003】また他の例として、特開平4−5535号
公報に開示されたものは、ほぼ直方体形状で、上部外方
へ突設した支承部を有する反力フレームと、上端がその
反力フレームの支承部に遊嵌状態で支承されるとともに
下端が前後方向・左右方向に移動可能に床面に支持さ
れ、かつ互いに離間して設けられた複数のスラブ縦柱
と、被試験体の高さとほぼ同間隔離間して上記スラブ縦
柱間に横設され、上記スラブ縦柱との結合部において全
方向に回動可能に支承された複数の仮想スラブとからな
る建物側壁の耐震試験装置である。そして、被試験体で
ある建物側壁(カーテンウォール)を仮想スラブに取付
け、スラブ縦柱および仮想スラブが形成する側壁取付け
面を油圧シリンダや油圧ジャッキで変形・振動させるこ
とによって、耐震性能等の試験を行なうものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の試験装置
は、支持部材(支承部)を主体フレーム(反力フレー
ム)の上端から外方へ突設させているので、試験体の着
脱が容易になる利点を有するものの、次のような問題が
あった。すなわち、外方へ突設した支持部材等に柱(ス
ラブ縦柱)を垂設(支承)し、その柱等にスラブ(仮想
スラブ)を取付けて、そのスラブ等に試験体を取付ける
ので、支持部材等にかかる力を十分考慮し、支持部材等
を撓ませない工夫が必要である。また、装置製作(組
立)時の作業性に問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、前面が門形に形成された主枠体
と、上記主枠体の枠内で左右方向に複数本配列され、上
端が上記主枠体に回転自在に支持された垂直支持部材
と、上記垂直支持部材の前方に上下に複数段配置され、
上記垂直支持部材に支持された仮想スラブと、上記垂直
支持部材の下端を水平方向に移動させる手段とを備えた
ことを特徴とする建材用耐震・耐風圧試験装置;ならび
に上記要件に加えて、左右方向に複数本配列された上記
垂直支持部材が前後方向に複数列配置されるとともに、
前後に位置した上記垂直支持部材がそれぞれ水平な連結
部材により回転自在に連結され、かつ上記仮想スラブが
上記連結部材の前端に固着されたことを特徴とする建材
用耐震・耐風圧試験装置を提案するものである。
【0006】
【作用】本発明においては、垂直支持部材を主枠体の枠
内に配列したので、従来のような主枠体から突設する部
材がなく、十分な強度が確保されて、仮想スラブに試験
体を取付け垂直支持部材下端を水平方向に移動させて行
なう各種試験に対応できる。
【0007】また、垂直支持部材を前後に複数列配置す
るとともに、前後を水平な連結部材で回転可能に連結
し、更にそれら連結部材の前端に仮想スラブを固着して
試験体を取付けた場合は、試験体にヘビのような複雑な
変形を与えることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例における主枠体を示
す斜視図、図2は同実施例における垂直支持部材を示す
正面図、図3は同じく側面図である。
【0009】まず図1において、(1)は前柱(1
a),中柱(1b),後柱(1c),前梁(1d),中
梁(1e),後梁(1f),天井フレーム(1g),
(1h)等によりほぼ直方体形状に構成された主枠体で
あって、前面が前柱(1a)と前梁(1d)によって門
形に形成されている。(2)は額縁形の圧力チャンバ取
付枠であって、その凵字部(2a)は、上記主枠体
(1)の前面に固着された取付枠支持部材(3)に固着
されており、上縁の水平部材(2b)は、上記取付枠支
持部材(3)に着脱自在に取付けられている。
【0010】次に図2および図3において、(4)は垂
直支持部材であって、主枠体(1)の枠内で左右方向に
複数本(図2では2本のみ示す)配列され、更に前後方
向に複数列(図3の例では2列)配置されている。これ
ら垂直支持部材(4)の上端は、天井フレーム(1
g),(1h)の交差部に回転自在に支持されている。
そして前後に位置した上記垂直支持部材(4)は、それ
ぞれ水平な連結部材(5)により回転自在に連結されて
いる。これら連結部材(5)の前端には垂直支持部材
(4)と交差して仮想スラブ(6)が固着されている。
仮想スラブ(6)は、実物建物の各階床部梁に相当する
スラブであって、図では3本の仮想スラブを図示してい
る。即ち1,2階分の建材(カーテンウォール)の強度
試験が可能な設備を表わしている。上記垂直支持部材
(4)の下端は、台盤(7)に回転自在に支持されてお
り、その台盤(7)は、平面図において直交するレール
(8a),(8b)に沿って移動できるようになってい
る。
【0011】このような装置において、仮想スラブ
(6)の前面に試験体(9)を取付ける。その際、圧力
チャンバ取付枠(2)の上縁水平部材(2b)を取外し
ておき、上部の取付枠支持部材(3)の間の位置に配し
たワイヤで試験体(9)を吊上げて、仮想スラブ(6)
の前面まで搬送し、試験体取付ピース(10)により仮
想スラブ(6)に固定する。
【0012】耐震試験は、垂直支持部材(4)下端の台
盤(7)を図示しない油圧シリンダで水平に往復移動さ
せることにより行なう。本実施例では、垂直支持部材
(4)を前後に複数列配置して前後の垂直支持部材
(4)を水平な連結部材(5)で回転自在に支持し、そ
の連結部材(5)の前端に仮想スラブ(6)を固着して
試験体(9)を取付けたので、図4(a)に示されるよ
うに、試験体(9)に対してヘビのような複雑な変形を
与えることができる。もし垂直支持部材(4)が1列だ
けならば、垂直支持部材(4)の下端を前後に移動させ
ても試験体は変形せず、仮に仮想スラブ(6)を垂直支
持部材(4)に対して相対運動させたとしても、図4
(b)に示されるような単純な変形しか与えることがで
きない。なお連結部材(5)を垂直支持部材(4)に沿
って上下に移動できるようにしておくと、仮想スラブ
(6)は上下の間隔を試験体に合わせて設定変更するこ
とができる。
【0013】次に耐風圧試験の場合は、圧力チャンバ取
付枠(2)の上縁水平部材(2b)を上部の取付枠支持
部材(3)に取付けるとともに、図5に示されるよう
に、圧力チャンバ(11)をフランジ(11a)によっ
て圧力チャンバ取付枠(2a),(2b)に取付け、更
に試験体(9)とフランジ(11a)との間をシール板
(12)によりシールする。そして、圧力チャンバ(1
1)内に正圧または負圧あるいは変動風圧を与えて試験
を行なう。また、散水ノズルを設けて雨水漏洩試験等を
行なうこともできる。
【0014】本実施例においては、垂直支持部材(4)
が主枠体(1)の枠内に設けられているので、十分な強
度が確保され、各種試験に対応できる。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、垂直支持部材を主枠
体の枠内に配列したので、十分な強度が確保され、各種
試験に対応することができる。また装置組立時の作業性
も向上する。
【0016】また、垂直支持部材を前後に複数列配置
し、前後を水平な連結部材で回転可能に連結した場合
は、試験体に対して複雑な変形を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例における主枠体を示す
斜視図である。
【図2】図2は上記実施例における垂直支持部材を示す
正面図である。
【図3】図3は同じく側面図である。
【図4】図4は上記実施例における試験体の変形状況を
示す側面図である。
【図5】図5は上記実施例における耐風圧試験状況を示
す側面図である。
【符号の説明】
(1) 主枠体 (1a) 前柱 (1b) 中柱 (1c) 後柱 (1d) 前梁 (1e) 中梁 (1f) 後梁 (1g),(1h) 天井フレーム (2) 圧力チャンバ取付枠 (2a) 凵字部 (2b) 上縁水平部材 (3) 取付枠支持部材 (4) 垂直支持部材 (5) 連結部材 (6) 仮想スラブ (7) 台盤 (8a),(8b) レール (9) 試験体 (10) 試験体取付ピース (11) 圧力チャンバ (11a) 圧力チャンバフランジ (12) シール板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が門形に形成された主枠体と、上記
    主枠体の枠内で左右方向に複数本配列され、上端が上記
    主枠体に回転自在に支持された垂直支持部材と、上記垂
    直支持部材の前方に上下に複数段配置され、上記垂直支
    持部材に支持された仮想スラブと、上記垂直支持部材の
    下端を水平方向に移動させる手段とを備えたことを特徴
    とする建材用耐震・耐風圧試験装置。
  2. 【請求項2】 左右方向に複数本配列された上記垂直支
    持部材が前後方向に複数列配置されるとともに、前後に
    位置した上記垂直支持部材がそれぞれ水平な連結部材に
    より回転自在に連結され、かつ上記仮想スラブが上記連
    結部材の前端に固着されたことを特徴とする請求項1記
    載の建材用耐震・耐風圧試験装置。
JP5013341A 1993-01-29 1993-01-29 建材用耐震・耐風圧試験装置 Withdrawn JPH06229888A (ja)

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JP5013341A JPH06229888A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 建材用耐震・耐風圧試験装置

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ID=11830425

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JP5013341A Withdrawn JPH06229888A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 建材用耐震・耐風圧試験装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102778348A (zh) * 2012-07-12 2012-11-14 苏州市中信节能与环境检测研究发展中心有限公司 建筑遮阳百叶帘抗风压试验设备及其测试方法
US8344284B2 (en) 2007-08-03 2013-01-01 Mitsubishi Electric Corporation Laser machining nozzle
CN106979864A (zh) * 2017-02-27 2017-07-25 百安力钢结构应用科技有限公司 金属屋面检测用试件框架
CN112683683A (zh) * 2020-12-24 2021-04-20 中国建材检验认证集团股份有限公司 石材幕墙抗风压性能检测单元及检测装置

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Effective date: 20000404