JPH0622970A - 補綴用閉塞材の経皮経管腔的前端装填式挿入および回収のための装置および方法 - Google Patents

補綴用閉塞材の経皮経管腔的前端装填式挿入および回収のための装置および方法

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JPH0622970A
JPH0622970A JP5027508A JP2750893A JPH0622970A JP H0622970 A JPH0622970 A JP H0622970A JP 5027508 A JP5027508 A JP 5027508A JP 2750893 A JP2750893 A JP 2750893A JP H0622970 A JPH0622970 A JP H0622970A
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percutaneous transluminal
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introducer sheath
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George Duval
デュバル ジョージ
Dennis Goodine
グッディン デニス
Gerry Uellette
ウェレット ジェリー
Gregory R Whittaker
アール、ウィタカー グレゴリー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 折り畳み可能な補綴用閉塞材を経皮経管腔的
に挿入および回収するための装置および方法を提供す
る。 【構成】 前端装填式の挿入装置12、調節アセンブリ
および導入器鞘および回収鞘アセンブリ16を含む。前
端装填式の挿入装置12は、テーパー付きの管路部分お
よび直径の小さい末端管路部分を含む。注入口がテーパ
ー付きの管路部分の末端の直ぐ隣で末端管路部分と連絡
する。弁アセンブリが折り畳まれた閉塞材200の基部
にある挿入装置12の管路を閉鎖する。前端装填式の挿
入装置12の末端が導入器鞘150および回収鞘アセン
ブリ16の基部端に挿入される。調節アセンブリ16
が、前端装填式の挿入装置10、導入器鞘および回収鞘
アセンブリ16を経て欠陥部位に前進する。回収鞘アセ
ンブリ16は導入鞘よりも可撓性が小さく、展開した閉
塞材200に対して後退する際、閉塞材200を裏返す
のに充分な硬さを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、補綴用閉塞材を経皮経管腔的
に挿入および回収するための装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】動脈間および室間の隔壁の湾曲吻合、開
存性動脈管および大動脈─肺窓のような心臓内欠陥を修
復するための種々の補綴用閉塞材が先行技術によって提
案されている。代表的なものは、キングらの米国特許第
3,874,388 号であり、これは欠陥を横切って伸びる中央
ハブのところで噛み合う一対の向き合った傘形の閉塞材
の素子を含む装置を開示している。
【0003】キングの特許は、挿入用錐体、カテーテル
および密閉器のガイド線を含む傘形の閉塞材の経皮経管
腔による挿入用のアセンブリを記載している。挿入用錐
体の末端は、カテーテルの基部端に挿入され、円錐形の
管路を含み、これは「前端装填式」という方法で挿入用
錐体からカテーテルの管路に進入するときに閉塞材を押
さえつける。密閉器のガイド線は、挿入用錐体とカテー
テルの管路を通って伸び末端チップのところで閉塞材に
ネジ止めされている。密閉器のガイド線の基部端(患者
の体外)の操作によって、折り畳まれた傘形の閉塞材は
隔壁または脈管の欠陥に経管腔的に逆行して進入する。
基部端を回して密閉器のガイド線の末端チップを弛める
と、展開された傘形の閉塞材が挿入装置から外れる。
【0004】補綴用閉塞材の挿入装置が、W.J.ラシ
ュキントらの「開存性動脈管の非外科的閉鎖:ラシュキ
ントPDA閉塞材装置の臨床的応用」循環、第75巻、第
3号、3月号、1987年、第583 〜 592頁に記載されてい
る。図1に示すラシュキントの後端装填式の挿入装置50
0 は挿入用アセンブリ501 および閉塞材を折り畳みつぎ
にその折り畳んだ閉塞材を挿入用アセンブリ501 に後端
装填するための別の装填装置502 を含んでいる。挿入用
アセンブリ501 は、長さ85cmの8フレンチ・カテー
テル504 、挿入用ワイヤ506 および固定用ワイヤ508 を
含んでいる。カテーテル504 の末端には、閉塞材を折り
畳んだ形に保持するように作った中央管路をもつ金属製
の鞘管510 がある。挿入用ワイヤ506 および固定用ワイ
ヤ508 は、カテーテル504 を通り鞘管510 を越えて伸び
ている。閉塞材から伸びている留め環512 は、固定用ワ
イヤ508 の末端にある半球形のナックル514 に嵌まるよ
うになっている。挿入用ワイヤ506 の末端にある金属ス
リーブ516 の管路は、ナックル514 と留め環512 が離れ
るのを防ぐような寸法になっている。挿入用ワイヤ506
と固定用ワイヤ508 は、ピストン−シリンダ調節ハンド
ル518 の操作で、相互にかつ金属製のスリーブ516 に対
して軸方向に動くようになっている。カテーテルの基部
端にある逆出血ガスケット・アセンブリ520 は、カテー
テル504 の全長に沿って鞘管510 を通して液体を注入
し、圧搾された閉塞材から気泡を吸い出すための側脚52
2 を含んでいる。
【0005】「後端装填式」として知られるラシュキン
トの閉塞材装填方法は、基部閉塞材素子524 を挿入アセ
ンブリ501 に接続することから始まる。ナックル514
は、調節ハンドル518 を閉じることによって金属スリー
ブ516 の端に進む。閉塞材524、526 がカテーテル504
の長軸に垂直になるようにして、留め環512 をナックル
514 の周りに置く。調節ハンドル518 を伸ばして、嵌め
合わせた留め環512 とナックル514 を金属スリーブ516
のなかに引っ張り込む。
【0006】装填装置502 を通って伸びる縫合糸528 に
かかる張力によって、末端閉塞材素子524 は円錐部分53
0 の中に畳み込まれる。縫合糸528 が装填装置502 を通
して引っ張られると、つぎの末端閉塞材素子526 が逆に
折り畳まれて円錐部分530 の中に引っ張り込まれる。閉
塞材はそれが末端部532 の中に完全に折り畳まれるま
で、装填装置502 を通して引っ張られる。鞘管510 は、
挿入用ワイヤ506 を越えて装填装置502 の中央部533 ま
で進む。縫合糸を切ったあと、挿入ワイヤは引き戻され
て、折り畳まれた閉塞材を完全に鞘管510 の中に引っ張
り込む。装填装置502 から鞘管510 を外した後、カテー
テル504 全体と鞘管510 を通じて側脚522から液体を注
入することによって、後端装填した折り畳まれた閉塞材
をフラッシュする。フラッシュされた挿入アセンブリ50
1 は、すでに設置された導入器の鞘の中に挿入され、つ
ぎに鞘管510 を欠陥に向かって経管腔的に前進させる。
【0007】ラシュキントの後端装填式装置には幾つか
の欠点がある。閉塞材を折り畳み、つぎに折り畳んだ閉
塞材を導入器の鞘の中に挿入するのに、別々の挿入用錐
体と挿入用アセンブリが要る。非常に長くて太い挿入用
カテーテルの取り扱いは厄介である。注入液は折り畳ん
だ閉塞材の85cm下手まで注入しなければならないの
で、閉塞材の吸引とフラッシングは不充分なことがわか
った。留め環とナックルの結合は、閉塞材を挿入装置に
連結するのに必要であるが、熟練を要し経験を積んだ医
師でも何回もやり直さねばならないことがある。そのう
え、金属鞘が硬いので欠陥部位の隣の血管の曲がりくね
った形に沿って挿入装置を進めることができず、そのた
め挿入装置が閉塞材を欠陥部位に運ぶのを妨げる。
【0008】従って、先行技術には補綴用閉塞材を折り
畳み、フラッシュし、つぎに欠陥部位に挿入するための
小型で効率の良い装置がない。
【0009】
【本発明の概要】本発明は、動脈間および室間の隔壁の
湾曲吻合、開存性動脈管および大動脈─肺窓を包含する
心臓またはその主要血管内の先天的および後天的欠陥
(吻合)を修復するために使用される補綴用閉塞材の経
皮経管腔挿入および回収のための装置である。経皮経管
腔の補綴用閉塞材の挿入および回収装置は、前端装填の
挿入装置、調節アセンブリおよび導入器および回収鞘ア
センブリを含んでいる。
【0010】前端装填の挿入装置は、導入器鞘の管路を
通して進入できる細長い形のなかに補填用閉塞材を折り
畳むための円錐形の管路を含んでいる。注入口を有する
側脚は、圧縮された閉塞材からの気泡の吸い出しのため
の管路への直接の通路を提供し、弁アセンブリが前端装
填の挿入装置を液の逆流から守る。前端装填の挿入装置
の長い末端は、予め配置された内在の導入器鞘の基部端
でハブに挿入される。導入器鞘は、欠陥に隣接する血管
の湾曲に一致する形に曲げることのできる可撓性の末端
を含んでいる。
【0011】調節アセンブリは、前端装填の挿入装置か
ら導入器鞘の管路を経て欠陥部位へ折り畳まれた閉塞材
を導く。調節アセンブリは、折り畳まれた閉塞材の延長
アームの球形の頭部チップと噛み合い得る球形の末端チ
ップを持った固定ワイヤを含んでいる。長い管状の軸が
固定ワイヤの周りを囲み、球形の頭部チップを一緒に保
持するための内部の形状を持つ末端金属スリーブを含ん
でおり、調節アセンブリと閉塞材が脱離するのを防止し
ている。金属スリーブから固定ワイヤの球形の頭部チッ
プを前進させると、展開された閉塞材が外れる。
【0012】導入器鞘の周りに同軸的に装着された回収
鞘は、導入器鞘の末端より可撓性の小さい末端を含んで
いる。展開されているが外されていない閉塞材は、回収
鞘管路を通して後退できる細い構造のなかへ、拡がった
閉塞材が外転するまで、可撓性の小さい回収鞘の末端に
対して導入器鞘と調節アセンブリを後退させることによ
って回収される。
【0013】本発明の一般的な目的の一つは、折り畳み
可能な閉塞材を導入器鞘の中に挿入するための前端装填
式の挿入装置を提供することである。
【0014】本発明のもう一つの目的は、折り畳まれた
閉塞材からの気泡の除去を促進するための前端装填式の
挿入用具を提供することである。
【0015】本発明のもう一つの目的は、閉塞材に外し
得るように固定するための安全機構を持った調節アセン
ブリを提供することである。
【0016】本発明の別の目的は、外科的介入を必要と
することなく、拡がった閉塞材を除去するためのアセン
ブリを提供することである。
【0017】本発明のその他の目的および特徴は、本発
明の多くの実施態様を開示する添付図面に関連づけるこ
とによって下記の詳細な説明から明らかになるであろ
う。図面は単に説明の目的のために設計されたものであ
って、本発明の範囲の定義を意図したものではないこと
を理解すべきである。本発明の前記のならびに他の目的
および長所は、下記の図面からさらに充分に評価される
であろう。
【0018】
【好ましい実施態様の説明】図2に示す補綴用閉塞材の
経皮経管腔的挿入および回収のための装置10は、前端装
填式挿入装置12、調節アセンブリ14、および導入器なら
びに回収鞘アセンブリ16を含んでいる。前端装填式挿入
装置12は、導入器および回収鞘アセンブリ16の管路の中
に装填するのに適した細い形状になるように閉塞材を圧
縮する。閉塞材が折り畳まれたあと、前端装填式挿入装
置12の末端18は、予め配置された内在する導入器鞘の基
部端にあるハブに挿入される。調節アセンブリ14の基部
端(患者の体外)は、閉塞材が開いた形に展開される欠
陥部位にそれが達するまで、閉塞材を挿入装置12から導
入器および回収鞘アセンブリ16内へ、更にそれを経て前
進するように操作される。その後、調節アセンブリ14を
稼動させると、展開された完全に拡がった閉塞材が外れ
る。
【0019】図3〜5に示す前端装填式挿入装置12は、
円錐状であるのが好ましい、テーパーの付いた管路部26
を持つ本体部分、および閉塞材を導入器鞘管路と共存で
きる予め決められた直径に閉塞材を圧縮する形を有す
る、均一な小さい直径の末端管路部28を含んでいる。開
口30は、テーパーの付いた管路部26のすぐ隣の、直径の
小さい末端管路部28内に開口している。開口30は、気泡
をそれから吸い出すために折り畳んだ閉塞材のなかへ直
接塩水または他の液体をフラッシュさせるための注入用
側脚または他の構造体を受け入れるようになっている。
好ましくは、開口30は直径の小さい末端管路部28の長軸
に垂直に配置されており、それによって注入液は折り畳
まれた閉塞材の軸に垂直な進路に沿って注入される。
【0020】注入液または血液の逆流に対して前端装填
式挿入装置12の管路を密閉する弁アセンブリ32は、本体
部分21の基部端に装着されている。弁アセンブリ32は、
ネジを切ったキャップ34および圧縮可能なパッキング押
え36を含んでいる。肩または軸方向の突出部38は、管状
の本体21のネジを切った部分にキャップ34のネジを切っ
た環状のリム40が締め付けられるときに、パッキング押
え36を押えつける。キャップ34は、固定ステップ突出部
48を含み、これはキャップが弛められたときに本体部分
21からキャップが外れるのを防止している。ネジを緩め
たキャップは、固定ステップ48が本体21の基部端で依存
する頸部壁49の下で弾性的にぱちんと音がするまでキャ
ップを引っ張ることによってのみ取り外すことができ
る。キャップのリブ付きの表面部分54は、医師によるキ
ャップの把握と回転をやり易くする。キャップには調節
アセンブリ14の長い軸が滑動して通るような形状にした
中央管路42が含まれている。キャップ管路42のテーパー
付きの基部44によって、長い軸の挿入が容易になる。
【0021】圧縮可能なパッキング押え36は円筒部56お
よび円錐部58を含んでいる。円筒部56はキャップ34と連
結されており、キャップの肩38内で環状の溝50と一致す
る環状の突出部52を含んでいる。別法として、環状の突
出部はキャップの肩からパッキング押え内の環状の溝に
伸びていても良い。円錐部58の基部壁60は、キャップ肩
38に対して弾性的に着座し、キャップ34が締めつけられ
たとき押しつけられる面である。円錐部58の形状は、圧
縮されない状態ではテーパー付きの管路部26の基部端の
形にぴったり一致する。圧縮可能なパッキング押え36は
中央管路39を含み、この中央管路は圧縮されていない状
態では長軸の周囲よりは長いが、完全に折り畳まれた閉
塞材の周囲よりは小さい直径を有する。組み立てられた
キャップ34とパッキング押え36で、それらを通る連続し
た管路62が決まる。
【0022】キャップとパッキング押えのアセンブリ
は、依存する壁49の下で固定ステップが弾性的に嵌合す
るまで本体部分21の基部端に挿入される。キャップ34を
締め付ける前に、パッキング押えの円錐部58がテーパー
付きの管路26の基部端を塞ぐ。キャップ34が本体部分21
にねじこまれるに従って、パッキング押え36の周囲部が
テーパー付きの管路26の空いた基部端を塞ぎ、パッキン
グ押えの管路の直径はどんどん小さくなっていく。
【0023】好ましくは、キャップ34および管体23は、
透明性もある硬質ポリカーボネート材料で成形され、こ
れにより、医師は挿入操作の間、補填装置全体を観察す
ることができる。別法として、均一な管径を持つ高密度
ポリエチレン管の基部端を、テーパー付きの管路を含む
ポリカーボネート製のハブの中へ挿入成形することによ
り、管体を形成しても良い。パッキング押え36は、シリ
コーンまたはラテックスのようなジュロメータ硬さの小
さい材料で成形することが好ましい。
【0024】代表的な実施態様において、8フレンチの
前端装填式挿入装置は長さ 1.522インチの末端および長
さ 0.823インチの基部端を持つ長さ 2.345インチの本体
を有する。管路のテーパー付きの部分は 0.320インチか
ら 0.128インチに減少する内径を有し、管路の末端部は
0.128インチの均一な直径を有する。本体部分の末端
は、0.122 インチの外径を有する。注入口は管路のテー
パー付きの部分から少し離れたところにあり、0.07イン
チの内径を有し、末端管路部と連結するところで0.04イ
ンチの内径に狭められている。キャップは長さ 0.637イ
ンチで、0.09インチの貫通管路径を有する。圧縮可能な
パッキング押えは長さ0.35インチで、非圧縮状態で0.08
インチの管路径を持つ。
【0025】調節アセンブリ100 は、図6に示すよう
に、プラスチック製のハンドル102 、固定ワイヤ104 お
よび長い管状軸106 を含む。ハンドル102 は、固定ワイ
ヤ104および長軸106 の相対的な動きを調節し、望遠鏡
のように配置されたポリカーボネート材料で成形された
シリンダ108 とピストン110 を含んでいる。固定ワイヤ
104 の基部端は、好ましくは当業者に自明の止めネジま
たは他の手段でシリンダ108 に固定し、長軸106 の基部
端はFDA−2エポキシのような接着剤でピストン110
に接合してもよい。固定ワイヤの末端は、固定部材を含
み、これは好ましくは固定ワイヤ104 の末端チップの球
状またはボール状の拡大部126 である。このボール状の
頭部126 は、固定ワイヤ104 の末端チップを形押しまた
はプレスして成形してもよい。別法として、当業者に自
明のように固定ワイヤの末端チップに別のボール状の部
材をハンダ付け、溶接または蝋付けしてもよい。
【0026】長軸106 は、皮下注射管107 および皮下注
射管107 を包む非トロンボゲン性のプラスチック製ジャ
ケット109 を含んでいる。皮下注射管107 は好ましくは
304型のステンレス鋼で成形し、非トロンボゲン性の
ジャケット109 は好ましくはアトケム社の販売するペバ
ックス7033のようなポリウレタンで成形する。ジャ
ケット109 の末端は、皮下注射管107 の末端チップを越
えて伸び、長軸106 の可撓性末端セグメント128 を形成
する。可撓性末端セグメント128 は、小さい金属スリー
ブ130 のような可撓性の小さい部材を含み、これはボー
ル状の頭部チップ126 と閉塞材延長アームのボール状の
頭部端が、以下に述べるようにして離れるのを防止す
る。ボール状の頭部チップ126 とボール状の頭部端が同
じ球の形と寸法を有していれば、小さい金属スリーブ13
0 は球状の拡大部126 の直径と球状の拡大部126 の直径
の2倍との間に入る内径を持ち、球状の拡大部126 の直
径の2倍より僅かに小さいのが好ましい。
【0027】円筒108 とピストン110 の望遠鏡のような
配置は、固定部材と金属スリーブの相対的な位置を調節
する。ハンドル102 を完全に閉じた位置では、球状の拡
大部126 は小さい金属スリーブ130 を越えて伸びる。後
退させた位置においては、球状の拡大部126 は小さい金
属スリーブ130 の中に位置する。ピストン110 から伸び
ている止め金112 とシリンダ108 上の長い溝114 とが共
同してハンドル102 の伸長を制限する。T字形のプラス
チック製のタブ116 の上のそれぞれの孔120 、122 は、
固定部材118 と選択的に係合可能で、ハンドル102 を後
退または閉鎖の位置に確保する。
【0028】代表的な実施態様では、皮下注射管は長さ
45.01インチ、内径 0.034インチ、外径 0.048インチで
ある。皮下注射管を包む非トロンボゲン性のプラスチッ
ク製ジャケット部は 0.064インチの外径を有し、可撓性
の末端部は外径 0.056インチ、内径 0.048インチ、長さ
5.9インチである。皮下注射管と非トロンボゲン性のプ
ラスチック製ジャケットは、FDA−2エポキシ接着剤
を塗った皮下注射管の上に押出成形のプラスチック製ジ
ャケットを滑らせることによって接合する。固定ワイヤ
は304型のステンレス鋼で成形し、長さ45.6インチ、
直径 0.014インチである。固定ワイヤの拡大末端は、直
径 0.025インチである。末端金属スリーブは、0.040 イ
ンチの管路径と 0.056インチの外径を有する。末端金属
スリーブの基部延長部は、外径 0.040インチ、長さ 0.0
25インチである。基部延長部はFDA−2エポキシ接着
剤を塗り、非トロンボゲン性のプラスチック製ジャケッ
トの末端に挿入して、金属スリーブを長軸に接合する。
【0029】図7に示す導入器および回収鞘アセンブリ
16は、閉塞材の欠陥部位への経管腔通路を提供し、長い
可撓性の導入器鞘150 と短い硬質の回収鞘152 とを含ん
でいる。この導入器鞘の末端は、欠陥に隣接する血管と
一致する形状に曲げることができる。例えば、開存性動
脈管の修復の場合の肺動脈および管路の曲線である。回
収鞘152 は、導入器鞘150 の末端部より可撓性が小さ
く、同じように曲げることはできない。導入器鞘150
は、好ましくはテフロンの内張りとアト・ケミカル社の
販売するペバックス6333のようなポリウレタン材料
で成形した外側ジャケットを持つ単一の管路管である。
導入器鞘150 は、心棒の上にテフロン製の円筒形のライ
ナーを支持し、その上にポリウレタン製のジャケットを
加熱収縮させて成形するのが好ましい。ライナーとジャ
ケットの間にFDA−2エポキシ接着剤の層を介在させ
て、更に素子同士の接合を確実にしてもよい。外側のジ
ャケットへの接合を良くするために、テフロンの表面処
理工程が必要となる場合がある。それには、例えばプラ
ズマ・エッチング法を使う分子の再構成技術またはW.
L.ゴア&アソシエーツ・インコーポレーテッド社の販
売するテトラ−エッチのようなエッチング剤を使う化学
処理などがある。心棒は、欠陥部位に隣接する身体管腔
の曲線に似た曲線を形成する性質を持った導入器鞘を熱
硬化するために、末端チップのところで曲げるのが好ま
しい。回収鞘は、ダウ・ケミカル社の販売するアイソプ
ラスト101のような硬質ポリウレタンで成形してもよ
い。
【0030】ハブ及びフランジのアセンブリ151 は、導
入器鞘と回収鞘150 、152 を着脱自在に結合する。ポリ
マー製の円錐形フランジ154 は、シェル・ケミカル・カ
ンパニー社の販売するクラトンで造ってもよく、好まし
くはFDA−2エポキシ接着剤で回収鞘152 に末端で接
合し、ハブ158 の可撓性の小さいテーパー付きの突出部
156 に可撓性の基部端で着脱自在に接続される。円錐形
フランジ154 は、一定の内径の末端部と可撓性の小さい
テーパー付きの基部を緊密に嵌合する雄/雌関係で受け
入れるようにしてある可撓性のテーパー付きの基部を含
んでいる。ハブ158 の末端は導入器鞘150 の基部端に挿
入成形される。
【0031】ハブ158 から伸びる側脚162 は、導入器鞘
をフラッシュするための注入器を受け入れるようになっ
ている。弁159 はハブ158 の基部端に接続されており、
キャップ164 及びハブ158 の中の弁室170 内に位置する
圧縮性の円筒形のパッキング押え168 を含んでいる。軸
方向に突き出している環状の肩172 はキャップ164 をハ
ブ158 に締めつけたときにパッキング押え168 を押さえ
つける。テフロン製のワッシャー174 をパッキング押え
168 の基部端と環状の肩172 の間に置いて、キャップ16
4 をハブ158 に締めつけたときにパッキング押えが回転
しないようにするのが好ましい。ハブの管路176 、パッ
キング押えの管路178 およびキャップの管路180 は、ハ
ブを経て導入器鞘の管路の基部端に到る連続的な通路を
形成し、前端装填の挿入装置の末端を受け入れるような
寸法になっている。
【0032】代表的な実施態様においては、8フレンチ
の導入器鞘は内径 0.108インチ、外径 0.130インチ、長
さ 33.46インチである。回収鞘は、内径 0.158インチ、
外径0.178インチ、長さ7.87インチである。円錐形のフ
ランジは長さ 1.120インチで、外径は 0.415インチから
0.240インチまでテーパーが付いている。フランジ管路
のテーパー部分は 0.400インチから 0.180インチであ
り、長さは 0.317インチである。
【0033】補填装置の装填および挿入を図8〜図11
に示す。本発明の操作は開存性の動脈管の修復に関連し
て説明するが、動脈および隔膜の欠陥の閉塞についても
類似の装填および挿入の手順が行える。補綴装置200
は、ジェームスE.ロック博士、ジョージ・ダボールお
よびラディ・デイビスの名で1991年、11月5日に出願さ
れた「心臓および血管の欠陥の修復の閉塞材および方
法」に関する共願に開示された閉塞材のような折り畳め
る閉塞材であり、本発明では、その出願の全開示事項が
参考文献として特に取り入れられている。典型的な閉塞
材は、中央ハブによって向かい合った形で連結された直
径方向に向かい合った傘形の素子を有する。閉塞材の枠
組みは折り畳むことができ、長い支柱に与えられた反発
の手段により自動的に開くことができる。布片(パッ
チ)材料が支柱の枠組みによって適所に保持され、吻合
欠陥を覆い、これによって閉塞する働きをする。閉塞材
の素子の少なくとも一つの支柱は、放射線不透過性の材
料で造られており、カテーテル化の処置の間、閉塞材を
蛍光透視的に見ることができる。閉塞材の素子の一つを
経て長い固定アームが中央ハブから伸びており、これは
その末端部にボール状の頭部202 を含んでいる。ボール
状の頭部202 は、固定ワイヤ104 の球形の拡大部126 と
ほぼ同じ形と大きさであるのが好ましい。縫合線204
は、パラシュートのような形で末端の閉塞材の素子の周
囲の支柱を連結しており、その結果、閉塞材は、前端装
填式の挿入装置12の円錐部分に引っ張り込まれることが
できる。
【0034】挿入の前に、閉塞材200 を普通の塩水に浸
ける。さらに注入器を使用してパッチ材料を塩水でフラ
ッシュし、閉塞材の表面から気泡を追い出す。キャップ
34および圧縮可能なパッキング押え36を長軸の上にネジ
込み、これらが固定スリーブ130 の基部に位置するよう
にする。閉塞材200 は、延長アームのボール状の頭部の
端202 が金属スリーブ130 の中に挿入され、ハンドルの
ピストン端を後退させることによって調節アセンブリ14
に確保され、その結果、拡大された球形の突出部126 が
スリーブ130 の中に逆に移動して、スリーブおよび球状
の頭部202 と隣接するようになる。スリーブ130 の内側
の周囲は、球状の頭部が相互に離れるのを防止する。T
字形のプラスチック製のタブはハンドルに固定され、こ
れにより閉塞材がしっかり調節アセンブリに保持され
る。
【0035】一人の人が調節アセンブリを持ち、もう一
人が前端装填式挿入装置12の管路を通して縫合線204 を
引っ張ると、末端の閉塞材素子206 が内側に折り畳まれ
る。折り畳まれた末端閉塞材素子200 は円錐形の管路部
26を通って進み、つぎに直径の小さい管路部分に引っ張
りこまれ、ここできつく圧縮される。基部の閉塞材素子
208 は、その脚が後ろに折り畳まれるまでテーパー付き
の管路部26の中を逆に進む。縫合線204 は、両方の閉塞
材素子206 、208 が管路の直径が一定な末端部28の中で
きつく圧縮されるまで、挿入装置12の末端を通して引っ
張られる。縫合糸204 は切断され、末端閉塞材素子206
から外され、つぎにキャップ34は挿入装置の本体に締め
つけられて、圧縮可能なパッキング押え36が長軸のとこ
ろで挿入装置の管路のテーパー付きの部分26を密封する
ようになる。注入器が側脚30に接続されて、塩水のよう
な液体が直径の小さい管路26へ、それから折り畳まれた
補綴装置の中へ注入され、捕捉されている気泡は管路の
末端部を通って強制的に排出される。充分に吸引される
と、アセンブリは導入器鞘に挿入する準備ができたこと
になる。
【0036】導入器鞘および回収鞘のアセンブリは、標
準の右心臓カテーテル挿入法に従って予め患者の体内に
設置される。簡単に言えば、その操作は8フレンチの導
入器鞘で右大腿静脈をカニューレ挿入し、つぎに右心
臓、肺動脈、脈管を通じて脈管の末端の下行大動脈内に
まで7フレンチの端孔血管カテーテルを操作することを
含む。血管心臓撮影を行って脈管の形状、寸法および構
造を確認してもよい。血管心臓撮影のあと、血管カテー
テルを7Fまたは8Fの端孔カテーテルに置き換えて、
これを脈管を通して下行大動脈内に再進入させる。交換
ガイドワイヤをカテーテルを経て下行大動脈内に通す。
脈管内に置いたガイドワイヤによって、端孔カテーテル
を導入器鞘および回収鞘のアセンブリに置き換え、これ
をガイドワイヤ上を右心臓、肺動脈および脈管を通して
進め、アセンブリのチップが脈管の大動脈端にあるよう
にする。アセンブリの操縦と操作を容易にするために、
導入器鞘の可撓性の末端は予め肺動脈と脈管の曲線に合
うように曲げておいてもよい。血管路を予備拡張するの
に交換ガイドワイヤおよび拡張器を使ったときは、これ
らを外し、導入器および回収アセンブリをフラッシュし
て空気や凝血を取り除く。
【0037】図9に示すように、前端装填式装置12の末
端をハブ158 の中へ挿入し、ハブを導入器鞘150 の基部
端に接続させる。キャップ164 を締めて挿入装置12を導
入器鞘および回収鞘のアセンブリ16に固定する。調節ア
センブリ(患者の体外)を前に動かすと、折り畳まれた
閉塞材200 が挿入装置12の末端管路部から導入器鞘管路
の中へ進入する。このとき、側脚162 から適当な溶液を
注入して導入器鞘150をフラッシュしてもよい。
【0038】図10に示すように、末端閉塞材素子206
の脚が下行大動脈内でパチンと開くまで、蛍光透視の下
で調節アセンブリをゆっくり慎重に前進させる。脈管の
末端脚および円錐形の端の屈曲が観察されるまで、調節
アセンブリと導入器鞘150 を一緒に後退させる。調節ア
センブリを保持したまま導入器鞘150 を引くと、基部閉
塞材素子208 の支柱が脈管の肺の側にパチンと開く。導
入器鞘150 を基部閉塞材素子208 に対して再前進させて
閉塞材200 を位置に置く。調節ハンドルを閉じると、図
11に示すように球形の拡大部126 が金属スリーブ130
の先まで進み、展開した閉塞材200 の球状の頭部の固定
部材202 が調節アセンブリ14から離れる。つぎに、導入
器鞘150 を通して調節アセンブリを外す。
【0039】展開のあと、脈管に隣接した下行大動脈の
血管心臓撮影を10ないし15分間行って、閉塞材への
血栓の内方成長に充分な時間を与える。閉塞材の設置と
操作がうまく行えたことを確認した後に、導入器鞘およ
び回収鞘のアセンブリを外してもよい。
【0040】閉塞材が損傷を受けたり、小さすぎて脈管
の欠陥を封鎖できないことが蛍光透視によって分かった
場合のような状況においては、拡がってはいるがまだ外
れていない閉塞材を回収する必要がある。導入器鞘の可
撓性の末端部は、肺動脈の曲線に近似した形状に曲げる
ことができるが、弾性的に拡張した閉塞材がそれに対し
て反転するスラスト軸受け面を与えるほど硬くはない。
閉塞材の取り外しは、図12に示すように、導入器鞘15
0 およびまだ閉塞材に連結されている調節アセンブリ
を、拡張している基部閉塞材素子208 が回収鞘152 の硬
い末端チップに接触するまで、回収鞘を通して後退させ
ることによって達成される。導入器鞘150および調節ア
センブリを繰り返し後退させると、結局、基部閉塞材素
子208 が裏返る。次に、折り畳まれた基部閉塞材素子20
8 は回収鞘管路の中に後退させられる。調節アセンブリ
および導入器鞘をさらに後退させると、末端閉塞材素子
206は、自然に回収鞘の方向に折り畳まれて、容易に回
収鞘管路の中に入り込む。
【0041】本発明は、従って補綴用閉塞材を経皮経管
腔的に挿入および回収するための装置および方法を提供
し、下記のような長所を確実に有する。一体になった前
端装填式装置は、閉塞材を細い形状に折り畳むのを容易
にし、これは装填装置の中へ直接フラッシュでき、次に
導入器鞘管路に挿入できる。調節アセンブリへの閉塞材
の連結は、調節ワイヤの末端チップのところにある細い
寸法の孔の範囲内で、閉塞材と固定ワイヤの適合する球
状の端部同士を分離することによって迅速かつ確実に行
うことができる。又、本発明では、外科的介入なしに、
拡張はしているが展開していない閉塞材を回収すること
が可能である。回収鞘の硬い末端チップに対して拡がっ
た閉塞材が後退することにより、閉塞材は、回収鞘管路
を通して後退できる形に最終的に外転させられる。
【0042】本発明の上記の説明は単にその例示を意図
したものであり、本発明の他の等価物、実施態様および
改変は当業者に自明であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術であるラシュキントの後端装填式挿入
装置の部分的な説明図である。
【図2】本発明による調節アセンブリ、前端装填式挿入
装置および導入器ならびに回収鞘アセンブリの部分的な
説明図である。
【図3】本発明による前端装填式挿入装置の断面図であ
る。
【図4】図3に示した前端装填式挿入装置の頭部の一部
ファントムの説明図である。
【図5】図3に示した前端装填式挿入装置の圧縮可能な
パッキング押えの一部断面の説明図である。
【図6】本発明による調節アセンブリの部分的な説明図
である。
【図7】本発明による導入器ならびに回収鞘アセンブリ
の部分的な説明図である。
【図8】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装填
および挿入の方法の図解による表示である。
【図9】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装填
および挿入の方法の図解による表示である。
【図10】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装
填および挿入の方法の図解による表示である。
【図11】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装
填および挿入の方法の図解による表示である。
【図12】本発明による展開された閉塞装置の回収の方
法の図解による表示である。
【符号の説明】
10 補綴用閉塞材の経皮経管腔的挿入および回収のため
の装置 12 前端装填式挿入装置 14 調節アセンブリ 16 導入器ならびに回収鞘アセンブリ 18 末端 30 開口 34 キャップ 106 長い管状軸 116 T字形のタブ 126 ボール状の頭部 130 金属スリーブ 150 導入器鞘 152 回収鞘 154 円錐形フランジ 158 ハブ 200 閉塞材 206、 208 閉塞材素子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 補綴用閉塞材の経皮経管腔的前端装填
式挿入および回収のための装置および方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の分野】本発明は、補綴用閉塞材を経皮経管腔的
前端装填式挿入および回収するための装置および方法
に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【本発明の概要】本発明は、動脈間および室間の隔壁の
湾曲吻合、開存性動脈管および大動脈−肺窓を包含する
心臓またはその主要血管内の先天的および後天的欠陥
(吻合)を修復するために使用される補綴用閉塞材の経
皮経管腔前端装填式挿入および回収のための装置であ
る。経皮経管腔の補綴用閉塞材の前端装填式挿入および
回収装置は、前端装填部、調節アセンブリおよび導入器
および回収鞘アセンブリを含んでいる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】前端装填部は、導入器鞘の管路を通して進
入できる細長い形のなかに補填用閉塞材を折り畳むため
の円錐形の管路を含んでいる。注入口を有する側脚は、
圧縮された閉塞材からの気泡の吸い出しのための管路へ
の直接の通路を提供し、弁アセンブリが前端装填部を液
の逆流から守る。前端装填部の長い末端は、予め配置さ
れた内在の導入器鞘の基部端でハブに挿入される。導入
器鞘は、欠陥に隣接する血管の湾曲に一致する形に曲げ
ることのできる可撓性の末端を含んでいる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】調節アセンブリは、前端装填部から導入器
鞘の管路を経て欠陥部位へ折り畳まれた閉塞材を導く。
調節アセンブリは、折り畳まれた閉塞材の延長アームの
球形の頭部チップと噛み合い得る球形の末端チップを持
った固定ワイヤを含んでいる。長い管状の軸が固定ワイ
ヤの周りを囲み、球形の頭部チップを一緒に保持するた
めの内部の形状を持つ末端金属スリーブを含んでおり、
調節アセンブリと閉塞材が脱離するのを防止している。
金属スリーブから固定ワイヤの球形の頭部チップを前進
させると、展開された閉塞材が外れる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の一般的な目的の一つは、折り畳み
可能な閉塞材を導入器鞘の中に挿入するための前端装填
部を有する前端装填式の挿入装置を提供することであ
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明のもう一つの目的は、折り畳まれた
閉塞材からの気泡の除去を促進するための前端装填部を
有する前端装填式の挿入装置を提供することである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【好ましい実施態様の説明】図2に示す補綴用閉塞材の
経皮経管腔的前端装填式挿入および回収のための装置1
0は、前端装填部12、調節アセンブリ14、および導
入器ならびに回収鞘アセンブリ16を含んでいる。前端
装填部12は、導入器および回収鞘アセンブリ16の管
路の中に装填するのに適した細い形状になるように閉塞
材を圧縮する。閉塞材が折り畳まれたあと、前端装填部
12の末端18は、予め配置された内在する導入器鞘の
基部端にあるハブに挿入される。調節アセンブリ14の
基部端(患者の体外)は、閉塞材が開いた形に展開され
る欠陥部位にそれが達するまで、閉塞材を前端装填部
2から導入器および回収鞘アセンブリ16内へ、更にそ
れを経て前進するように操作される。その後、調節アセ
ンブリ14を稼動させると、展開された完全に拡がった
閉塞材が外れる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図3〜5に示す前端装填部12は、円錐状
であるのが好ましい、テーパーの付いた管路部26を持
つ本体部分、および閉塞材を導入器鞘管路と共存できる
予め決められた直径に閉塞材を圧縮する形を有する、均
一な小さい直径の末端管路部28を含んでいる。開口3
0は、テーパーの付いた管路部26のすぐ隣の、直径の
小さい末端管路部28内に開口している。開口30は、
気泡をそれから吸い出すために折り畳んだ閉塞材のなか
へ直接塩水または他の液体をフラッシュさせるための注
入用側脚または他の構造体を受け入れるようになってい
る。好ましくは、開口30は直径の小さい末端管路部2
8の長軸に垂直に配置されており、それによって注入液
は折り畳まれた閉塞材の軸に垂直な進路に沿って注入さ
れる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】注入液または血液の逆流に対して前端装填
12の管路を密閉する弁アセンブリ32は、本体部分
21の基部端に装着されている。弁アセンブリ32は、
ネジを切ったキャップ34および圧縮可能なパッキング
押え36を含んでいる。肩または軸方向の突出部38
は、管状の本体21のネジを切った部分にキャップ34
のネジを切った環状のリム40が締め付けられるとき
に、パッキング押え36を押えつける。キャップ34
は、固定ステップ突出部48を含み、これはキャップが
弛められたときに本体部分21からキャップが外れるの
を防止している。ネジを緩めたキャップは、固定ステッ
プ48が本体21の基部端で依存する頸部壁49の下で
弾性的にぱちんと音がするまでキャップを引っ張ること
によってのみ取り外すことができる。キャップのリブ付
きの表面部分54は、医師によるキャップの把握と回転
をやり易くする。キャップには調節アセンブリ14の長
い軸が滑動して通るような形状にした中央管路42が含
まれている。キャップ管路42のテーパー付きの基部4
4によって、長い軸の挿入が容易になる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】代表的な実施態様において、8フレンチの
前端装填部は長さ1.522インチの末端および長さ
0.823インチの基部端を持つ長さ2.345インチ
の本体を有する。管路のテーパー付きの部分は0.32
0インチから0.128インチに減少する内径を有し、
管路の末端部は0.128インチの均一な直径を有す
る。本体部分の末端は、0.122インチの外径を有す
る。注入口は管路のテーパー付きの部分から少し離れた
ところにあり、0.07インチの内径を有し、末端管路
部と連結するところで0.04インチの内径に狭められ
ている。キャップは長さ0.637インチで、0.09
インチの貫通管路径を有する。圧縮可能なパッキング押
えは長さ0.35インチで、非圧縮状態で0.08イン
チの管路径を持つ。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】補填装置の装填および挿入を図8〜図11
に示す。本発明の操作は開存性の動脈管の修復に関連し
て説明するが、動脈および隔膜の欠陥の閉塞についても
類似の装填および挿入の手順が行える。補綴装置200
は、ジェームスE.ロック博士、ジョージ・ダボールお
よびラディ・デイビスの名で1991年、11月5日に
出願された「心臓および血管の欠陥の修復の閉塞材およ
び方法」に関する共願に開示された閉塞材のような折り
畳める閉塞材であり、本発明では、その出願の全開示事
項が参考文献として特に取り入れられている。典型的な
閉塞材は、中央ハブによって向かい合った形で連結され
た直径方向に向かい合った傘形の素子を有する。閉塞材
の枠組みは折り畳むことができ、長い支柱に与えられた
反発の手段により自動的に開くことができる。布片(パ
ッチ)材料が支柱の枠組みによって適所に保持され、吻
合欠陥を覆い、これによって閉塞する働きをする。閉塞
材の素子の少なくとも一つの支柱は、放射線不透過性の
材料で造られており、カテーテル化の処置の間、閉塞材
を蛍光透視的に見ることができる。閉塞材の素子の一つ
を経て長い固定アームが中央ハブから伸びており、これ
はその末端部にボール状の頭部202を含んでいる。ボ
ール状の頭部202は、固定ワイヤ104の球形の拡大
部126とほぼ同じ形と大きさであるのが好ましい。縫
合線204は、パラシュートのような形で末端の閉塞材
の素子の周囲の支柱を連結しており、その結果、閉塞材
は、前端装填部12の円錐部分に引っ張り込まれること
ができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】一人の人が調節アセンブリを持ち、もう一
人が前端装填部12の管路を通して縫合線204を引っ
張ると、末端の閉塞材素子206が内側に折り畳まれ
る。折り畳まれた末端閉塞材素子200は円錐形の管路
部26を通って進み、つぎに直径の小さい管路部分に引
っ張りこまれ、ここできつく圧縮される。基部の閉塞材
素子208は、その脚が後ろに折り畳まれるまでテーパ
ー付きの管路部26の中を逆に進む。縫合線204は、
両方の閉塞材素子206、208が管路の直径が一定な
末端部28の中できつく圧縮されるまで、前端装填部
2の末端を通して引っ張られる。縫合糸204は切断さ
れ、末端閉塞材素子206から外され、つぎにキャップ
34は前端装填部の本体に締めつけられて、圧縮可能な
パッキング押え36が長軸のところで前端装填部の管路
のテーパー付きの部分26を密封するようになる。注入
器が側脚30に接続されて、塩水のような液体が直径の
小さい管路26へ、それから折り畳まれた補綴装置の中
へ注入され、捕捉されている気泡は管路の末端部を通っ
て強制的に排出される。充分に吸引されると、アセンブ
リは導入器鞘に挿入する準備ができたことになる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】図9に示すように、前端装填部12の末端
をハブ158の中へ挿入し、ハブを導入器鞘150の基
部端に接続させる。キャップ164を締めて前端装填部
12を導入器鞘および回収鞘のアセンブリ16に固定す
る。調節アセンブリ(患者の体外)を前に動かすと、折
り畳まれた閉塞材200が前端装填部12の末端管路部
から導入器鞘管路の中へ進入する。このとき、側脚16
2から適当な溶液を注入して導入器鞘150をフラッシ
ュしてもよい。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】本発明は、従って補綴用閉塞材を経皮経管
腔的に挿入および回収するための装置および方法を提供
し、下記のような長所を確実に有する。一体になった
端装填部は、閉塞材を細い形状に折り畳むのを容易に
し、これは前端装填部の中へ直接フラッシュでき、次に
導入器鞘管路に挿入できる。調節アセンブリへの閉塞材
の連結は、調節ワイヤの末端チップのところにある細い
寸法の孔の範囲内で、閉塞材と固定ワイヤの適合する球
状の端部同士を分離することによって迅速かつ確実に行
うことができる。又、本発明では、外科的介入なしに、
拡張はしているが展開していない閉塞材を回収すること
が可能である。回収鞘の硬い末端チップに対して拡がっ
た閉塞材が後退することにより、閉塞材は、回収鞘管路
を通して後退できる形に最終的に外転させられる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術であるラシュキントの後端装填式挿入
装置の部分的な説明図である。
【図2】本発明による調節アセンブリ、前端装填部およ
び導入器ならびに回収鞘アセンブリの部分的な説明図で
ある。
【図3】本発明による前端装填部の断面図である。
【図4】図3に示した前端装填部の頭部の一部仮想の説
明図である。
【図5】図3に示した前端装填部の圧縮可能なパッキン
グ押えの一部断面の説明図である。
【図6】本発明による調節アセンブリの部分的な説明図
である。
【図7】本発明による導入器ならびに回収鞘アセンブリ
の部分的な説明図である。
【図8】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装填
および挿入の方法の図解による表示である。
【図9】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装填
および挿入の方法の図解による表示である。
【図10】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装
填および挿入の方法の図解による表示である。
【図11】開存性動脈管を修復するための閉塞装置の装
填および挿入の方法の図解による表示である。
【図12】本発明による展開された閉塞装置の回収の方
法の図解による表示である。
【符号の説明】 10 補綴用閉塞材の経皮経管腔的挿入および回収のた
めの装置 12 前端装填部 14 調節アセンブリ 16 導入器ならびに回収鞘アセンブリ 18 末端 30 開口 34 キャップ 106 長い管状軸 116 T字形のタブ 126 ボール状の頭部 130 金属スリーブ 150 導入器鞘 152 回収鞘 154 円錐形フランジ 158 ハブ 200 閉塞材 206、208 閉塞材素子
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ デュバル アメリカ合衆国、ニューヨーク州 12845、 レイク ジョージ、マッコーミック ドラ イブ 83 (72)発明者 デニス グッディン アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 01826、ドラカット、コンコード ロード 44 (72)発明者 ジェリー ウェレット アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 01701、ファーミンガム、ジェニバー サ ークル 51 (72)発明者 グレゴリー アール、ウィタカー アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 01803、バーリントン、マウンテン ロー ド 39

Claims (74)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み可能な補綴用閉塞材を経管腔的
    に挿入するための前端装填式挿入装置で、上記前端装填
    式挿入装置が、前端装填部、注入口、弁、及び調節アセ
    ンブリからなり、 前記前端装填部が本体を含み、前記本体が、末端、基部
    端およびそれを通して伸びる管路を有し、前記管路の一
    部が、直径の小さい末端部に向かって内側へテーパーが
    付いていること、 前記注入口が、前記本体を通して、かつ前記管路のその
    末端部と直接連絡して伸びていること、 前記弁が、前記の小さい直径の末端部の基部の、前記管
    路を閉鎖するためのものであること、及び前記調節アセ
    ンブリが、長軸、固定ワイヤを含み、 前記長軸が、基部端、可撓性の末端およびそれを貫通し
    て延びている管路を有していること、 前記固定ワイヤが、前記長軸の前記管路を通って伸び、
    基部端および、前記長軸の前記可撓性の末端を越えて伸
    び得る末端のところに固定部材を有していること、 前記長軸の前記可撓性末端の部分が、前記固定部材およ
    び前記折り畳み可能な補綴用閉塞材の固定部材を固定保
    持するのに適したものになっていることを特徴とする、
    折り畳み可能な補綴用閉塞材を経管腔的に挿入するため
    の前端装填式挿入装置。
  2. 【請求項2】 前記長軸が、さらに皮下注射管を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記皮下注射管が、非トロンボゲン性の
    ジャケットの中に包まれていることを特徴とする請求項
    2記載の前端装填式挿入装置。
  4. 【請求項4】 前記前端装填部の末端部が、導入器鞘管
    路の基部端にあるハブに挿入できるように構成され配置
    されていることを特徴とする請求項1記載の前端装填式
    挿入装置。
  5. 【請求項5】 前記注入口が、前記前端装填部の管路
    の、前記内側向きにテーパーを付けた部分に直接隣接し
    た前記前端装填部の管路の末端部の中に開口しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入装置。
  6. 【請求項6】 前記前端装填部の管路の前記末端部が、
    均一な直径を有することを特徴とする請求項1記載の前
    端装填式挿入装置。
  7. 【請求項7】 前記前端装填部本体が透明であることを
    特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入装置。
  8. 【請求項8】 前記弁が、前記管路の前記テーパー付き
    の基部端内で非圧縮の状態においてぴったり合うように
    構成され配置されたテーパー付きの外側部分を持つ圧縮
    可能なパッキング押えを含むことを特徴とする請求項1
    記載の前端装填式挿入装置。
  9. 【請求項9】 前記圧縮可能なパッキング押えがさらに
    そのテーパー付きの部分の基部に円筒形の部分を含むこ
    とを特徴とする請求項8記載の前端装填式挿入装置。
  10. 【請求項10】 前記弁がその本体のその基部端にネジ
    込めるように装着され、それを貫通する管路およびその
    キャップの管路と並んだ管路を持つ圧縮可能なパッキン
    グ押えを有するキャップを含むことを特徴とする請求項
    1記載の前端装填式挿入装置。
  11. 【請求項11】 前記キャップおよび前記パッキング押
    えの一つが環状の溝を有し、前記キャップおよび前記パ
    ッキング押えのもう一つがその溝の中に合う環状の突出
    部を有することを特徴とする請求項10記載の前端装填
    式挿入装置。
  12. 【請求項12】 前記キャップが内部にネジを付けてあ
    ることを特徴とする請求項10記載の前端装填式挿入装
    置。
  13. 【請求項13】 前記キャップがその内部のネジの末端
    に固定ステップの突出部を含むことを特徴とする請求項
    12記載の前端装填式挿入装置。
  14. 【請求項14】 非圧縮状態での前記キャップ管路およ
    び前記パッキング押えの管路の周囲が、前記折り畳み可
    能な補綴用装置の、折り畳まれた状態の周囲よりも小さ
    いことを特徴とする請求項10記載の前端装填式挿入装
    置。
  15. 【請求項15】 前記前端装填部の管路の、前記テーパ
    ー付きの部分が円錐形であることを特徴とする請求項1
    記載の前端装填式挿入装置。
  16. 【請求項16】 前記前端装填部の末端が硬質であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入装置。
  17. 【請求項17】 前記調節アセンブリの可撓性末端の前
    記部分が、前記長軸の末端チップを含むことを特徴とす
    る請求項1記載の前端装填式挿入装置。
  18. 【請求項18】 前記調節アセンブリの可撓性末端の前
    記部分の内側周囲が、前記固定部材および前記折り畳み
    可能な補綴用閉塞材の固定部材を固定保持するのに適し
    たものになっていることを特徴とする請求項1記載の前
    端装填式挿入装置。
  19. 【請求項19】 前記長軸の前記可撓性末端の前記部分
    が、前記可撓性末端の隣接部分より可撓性が小さいこと
    を特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入装置。
  20. 【請求項20】 前記可撓性末端がプラスチック材料で
    形成され、前記チップが金属材料でできていることを特
    徴とする請求項17記載の前端装填式挿入装置。
  21. 【請求項21】 前記チップが金属スリーブであること
    を特徴とする請求項20記載の前端装填式挿入装置。
  22. 【請求項22】 前記固定部材が、拡大された球状部分
    と前記固定ワイヤの末端を含み、前記金属スリーブが前
    記拡大された球状部分よりは大きいが、前記拡大された
    球状部分の直径の2倍よりは小さい内径を有することを
    特徴とする請求項21記載の前端装填式挿入装置。
  23. 【請求項23】 前記固定部材が、前記末端の拡大され
    た球状部分を含むことを特徴とする請求項1記載の前端
    装填式挿入装置。
  24. 【請求項24】 前記固定部材が、球根状に膨らんだ形
    であることを特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入
    装置。
  25. 【請求項25】 前記調節アセンブリが、前記長軸の前
    記基部端に連結されたハンドルを含み、前記軸の前記可
    撓性末端の前記部分に対して、前記固定部材を相互に前
    進後退させるために前記固定ワイヤの前記基部端に連結
    された可動の部材を含むことを特徴とする請求項1記載
    の前端装填式挿入装置。
  26. 【請求項26】 前記ハンドルが、望遠鏡のような末端
    部および基部および前記望遠鏡のような末端部および基
    部の移動を制限する止め金を含むことを特徴とする請求
    項25記載の前端装填式挿入装置。
  27. 【請求項27】 前記止め金が、前記望遠鏡のような末
    端部および基部の一方の表面を通って伸びる溝および、
    前記望遠鏡のような末端部および基部のそのもう一方か
    ら前記溝の中へ伸びる突出部を含むことを特徴とする請
    求項26記載の前端装填式挿入装置。
  28. 【請求項28】 前記ハンドルが、さらに前記望遠鏡の
    ような末端部および基部を相互に解除可能に固定する手
    段を含むことを特徴とする請求項25記載の前端装填式
    挿入装置。
  29. 【請求項29】 前記調節アセンブリの可撓性末端が、
    欠陥部位に隣接する身体の管腔の形に合うように曲がり
    得ることを特徴とする請求項1記載の前端装填式挿入装
    置。
  30. 【請求項30】 導入器鞘、回収鞘及び位置決め用ワイ
    ヤからなる、経皮経管腔の導入器鞘および回収鞘アセン
    ブリであって、 前記導入器鞘が、基部端、欠陥部位に隣接する身体の管
    腔の形に合うように曲げ得る可撓性の末端およびそれを
    貫通する管路を有すること、 前記回収鞘が、前記導入器鞘のまわりに着脱自在に装着
    され、前記導入器鞘を褶動可能な形で受けるようにして
    貫通する管路を有し、前記回収鞘の末端が、前記導入器
    鞘の前記可撓性末端より可撓性が小さいこと、 前記位置決め用ワイヤが、前記導入器鞘管路を通りかつ
    越えて伸びることができ、前記導入器鞘より大きい形状
    を持つ回収すべき物品に連結された末端チップを有する
    ことを特徴とする経皮経管腔の導入器鞘および回収鞘ア
    センブリ。
  31. 【請求項31】 前記着脱自在に装着された回収鞘の前
    記末端が、前記導入器鞘の前記可撓性の末端の基部に位
    置することを特徴とする請求項30記載の経皮経管腔の
    導入器鞘および回収鞘アセンブリ。
  32. 【請求項32】 前記着脱自在に装着された回収鞘の前
    記可撓性の小さい末端が前記導入器鞘の前記可撓性の末
    端および前記位置決めワイヤの前記末端チップの基部に
    ある第一の位置から、前記着脱自在に装着された回収鞘
    の前記可撓性の小さい末端が前記導入器鞘の前記可撓性
    の末端および前記位置決めワイヤの前記末端チップの末
    端にある第二の位置まで、前記着脱自在に装着された回
    収鞘が動き得ることを特徴とする請求項30記載の経皮
    経管腔の導入器鞘および回収鞘アセンブリ。
  33. 【請求項33】 さらに前記位置決めワイヤのところ
    で、前記導入器鞘の前記管路の前記基部端を閉鎖するた
    めの弁を含むことを特徴とする請求項30記載の経皮経
    管腔の導入器鞘および回収鞘アセンブリ。
  34. 【請求項34】 さらに前記着脱自在に装着された回収
    鞘の基部端に固定され、前記導入器鞘を褶動可能に受け
    るようにした貫通する管路を有するフランジを含むこと
    を特徴とする請求項30記載の経皮経管腔の導入器鞘お
    よび回収鞘アセンブリ。
  35. 【請求項35】 前記フランジが、前記末端チップに向
    けて内側にテーパーが付けられていることを特徴とする
    請求項34記載の経皮経管腔の導入器鞘および回収鞘ア
    センブリ。
  36. 【請求項36】 前記テーパー付きのフランジが円錐形
    であることを特徴とする請求項35記載の経皮経管腔の
    導入器鞘および回収鞘アセンブリ。
  37. 【請求項37】 前記フランジが前記導入器鞘の基部端
    によって支持された突出部に解除可能に連結されている
    ことを特徴とする請求項34記載の経皮経管腔の導入器
    鞘および回収鞘アセンブリ。
  38. 【請求項38】 前記突出部が前記末端チップに向けて
    内側にテーパーが付けられていることを特徴とする請求
    項37記載の経皮経管腔の導入器鞘および回収鞘アセン
    ブリ。
  39. 【請求項39】 前記フランジが解除可能にぴったり嵌
    まる関係で前記テーパー付きの突出部を受けるようにし
    た基部端を含むことを特徴とする請求項30記載の経皮
    経管腔の導入器鞘および回収鞘アセンブリ。
  40. 【請求項40】 前記フランジの前記基部端が前記突出
    部より可撓性が大きいことを特徴とする請求項30記載
    の経皮経管腔の導入器鞘および回収鞘アセンブリ。
  41. 【請求項41】 折り畳み可能な補綴用閉塞材を挿入す
    るための経皮経管腔の挿入アセンブリで、上記挿入アセ
    ンブリが、前端装填式装置、注入口、弁、導入器鞘、及
    び調節アセンブリからなり、 前記前端装填式装置が本体を含み、前記本体が、末端、
    基部端およびそれを通して伸びる管路を有し、前記管路
    の一部が、直径の小さい末端部に向かって内側へテーパ
    ーが付いていること、 前記注入口が、前記本体を通して、かつ前記管路のその
    末端部と直接連絡して伸びていること、 前記弁が、前記の小さい直径の末端部の基部の、前記管
    路を閉鎖するためのものであること、 前記導入器鞘が、可撓性の末端、基部端およびそれを貫
    通する管路を有し、前記挿入装置の前記末端が、前記導
    入器鞘の基部端にあるハブに着脱自在に装着可能である
    こと、 前記調節アセンブリが、前記前端装填式装置の前記管路
    および前記導入器鞘の前記管路を通して動き得ること、 前記調節アセンブリが、長軸、固定ワイヤを含み、 前記長軸が、基部端、可撓性の末端およびそれを貫通し
    て延びている管路を有していること、 前記固定ワイヤが、前記長軸の前記管路を通って伸び、
    基部端および、前記長軸の前記可撓性の末端を越えて伸
    び得る末端のところに固定部材を有していること、 前記長軸の前記可撓性末端の部分が、前記固定部材およ
    び前記折り畳み可能な補綴用閉塞材の固定部材を固定保
    持するのに適したものになっており、前記挿入装置の前
    記末端のところで前記導入器の管路の前記基部端を閉鎖
    するための弁を有することを特徴とする経皮経管腔の挿
    入アセンブリ。
  42. 【請求項42】 前記導入器鞘の管路を閉鎖するための
    弁が、前記導入器鞘にネジ込み可能に装着されたキャッ
    プ、圧縮可能なパッキング押えおよび前記キャップと前
    記圧縮可能なパッキング押えの間に置いたワッシャーを
    含むことを特徴とする請求項41記載の経皮経管腔の導
    入器アセンブリ。
  43. 【請求項43】 前端装填式装置の管路内で補綴装置を
    折り畳むこと、 前記前端装填式装置内に伸び、前記前端装填式装置の管
    路と連絡している開口を通して液体を注入し、折り畳ま
    れた補綴装置から気泡を除去すること、 前記前端装填式装置から導入器管路内へ補綴装置を前進
    させることから成る経皮経管腔の導入器鞘の管路内に補
    綴装置を挿入する方法。
  44. 【請求項44】 さらに前記注入段階の前に、前記前端
    装填式装置の管路の基部端を閉鎖する段階を含むことを
    特徴とする請求項43記載の経皮経管腔の導入器鞘に補
    綴装置を挿入する方法。
  45. 【請求項45】 前記注入段階が、補綴装置の軸に垂直
    な方向に前記前端装填式装置の管路内へ液体を注入する
    段階を含むことを特徴とする請求項44記載の経皮経管
    腔の導入器鞘に補綴装置を挿入する方法。
  46. 【請求項46】 前記補綴装置が傘形の閉塞材を含むこ
    とを特徴とする請求項43記載の経皮経管腔の導入器鞘
    に補綴装置を挿入する方法。
  47. 【請求項47】 可撓性の導入器鞘の管路より大きく可
    撓性の導入器鞘の末端に伸びる補綴装置を与えること、 可撓性の導入器鞘のところに可撓性の小さい回収鞘を与
    えること補綴装置が回収鞘の管路を通して外し得る形ま
    で折り畳まれるまで、可撓性の小さい回収鞘に対して導
    入器鞘および補綴装置を後退させることから成る補綴装
    置の経皮経管腔的な回収方法。
  48. 【請求項48】 前記皮下注射管が、非トロンボゲン性
    のジャケットの中に包まれていることを特徴とする請求
    項41記載の経皮経管腔挿入システム。
  49. 【請求項49】 前記前端装填部の末端部が、導入器鞘
    管路の基部端にあるハブに挿入できるように構成され配
    置されていることを特徴とする請求項41記載の経皮経
    管腔挿入システム。
  50. 【請求項50】 前記注入口が、前記前端装填部の管路
    の、前記内側向きにテーパーを付けた部分に直接隣接し
    た前記前端装填部の管路の末端部の中に開口しているこ
    とを特徴とする請求項41記載の経皮経管腔挿入システ
    ム。
  51. 【請求項51】 前記前端装填部の管路の前記末端部
    が、均一な直径を有することを特徴とする請求項41記
    載の経皮経管腔挿入システム。
  52. 【請求項52】 前記前端装填部本体が透明であること
    を特徴とする請求項41記載の経皮経管腔挿入システ
    ム。
  53. 【請求項53】 前記弁が、前記管路の前記テーパー付
    きの基部端内で非圧縮の状態においてぴったり合うよう
    に構成され配置されたテーパー付きの外側部分を持つ圧
    縮可能なパッキング押えを含むことを特徴とする請求項
    41記載の経皮経管腔挿入システム。
  54. 【請求項54】 前記圧縮可能なパッキング押えがさら
    にそのテーパー付きの部分の基部に円筒形の部分を含む
    ことを特徴とする請求項53記載の経皮経管腔挿入シス
    テム。
  55. 【請求項55】 前記弁がその本体のその基部端にネジ
    込めるように装着され、それを貫通する管路およびその
    キャップの管路と並んだ管路を持つ圧縮可能なパッキン
    グ押えを有するキャップを含むことを特徴とする請求項
    41記載の経皮経管腔挿入システム。
  56. 【請求項56】 前記キャップおよび前記パッキング押
    えの一つが環状の溝を有し、前記キャップおよび前記パ
    ッキング押えのもう一つがその溝の中に合う環状の突出
    部を有することを特徴とする請求項55記載の経皮経管
    腔挿入システム。
  57. 【請求項57】 前記キャップが内部にネジを付けてあ
    ることを特徴とする請求項55記載の経皮経管腔挿入シ
    ステム。
  58. 【請求項58】 前記キャップがその内部のネジの末端
    に固定ステップの突出部を含むことを特徴とする請求項
    57記載の経皮経管腔挿入システム。
  59. 【請求項59】 非圧縮状態での前記キャップ管路およ
    び前記パッキング押えの管路の周囲が、前記折り畳み可
    能な補綴用装置の、折り畳まれた状態の周囲よりも小さ
    いことを特徴とする請求項55記載の経皮経管腔挿入シ
    ステム。
  60. 【請求項60】 前記前端装填部の管路の、前記テーパ
    ー付きの部分が円錐形であることを特徴とする請求項4
    1記載の経皮経管腔挿入システム。
  61. 【請求項61】 前記前端装填部の末端が硬質であるこ
    とを特徴とする請求項41記載の経皮経管腔挿入システ
    ム。
  62. 【請求項62】 前記調節アセンブリの可撓性末端の前
    記部分が、前記長軸の末端チップを含むことを特徴とす
    る、請求項41記載の経皮経管腔挿入システム。
  63. 【請求項63】 前記調節アセンブリの可撓性末端の前
    記部分の内側周囲が、前記固定部材および前記折り畳み
    可能な補綴用閉塞材の固定部材を固定保持するのに適し
    たものになっていることを特徴とする請求項41記載の
    経皮経管腔挿入システム。
  64. 【請求項64】 前記長軸の前記可撓性末端の前記部分
    が、前記可撓性末端の隣接部分より可撓性が小さいこと
    を特徴とする請求項41記載の経皮経管腔挿入システ
    ム。
  65. 【請求項65】 前記可撓性末端がプラスチック材料で
    形成され、前記チップが金属材料でできていることを特
    徴とする請求項62記載の経皮経管腔挿入システム。
  66. 【請求項66】 前記チップが金属スリーブであること
    を特徴とする請求項65記載の経皮経管腔挿入システ
    ム。
  67. 【請求項67】 前記固定部材が、拡大された球状部分
    と前記固定ワイヤの末端を含み、前記金属スリーブが前
    記拡大された球状部分よりは大きいが、前記拡大された
    球状部分の直径の2倍よりは小さい内径を有することを
    特徴とする請求項66記載の経皮経管腔挿入システム。
  68. 【請求項68】 前記固定部材が、前記末端の拡大され
    た球状部分を含むことを特徴とする請求項41記載の経
    皮経管腔挿入システム。
  69. 【請求項69】 前記固定部材が、球根状に膨らんだ形
    であることを特徴とする請求項41記載の経皮経管腔挿
    入システム。
  70. 【請求項70】 前記調節アセンブリが、前記長軸の前
    記基部端に連結されたハンドルを含み、前記軸の前記可
    撓性末端の前記部分に対して、前記固定部材を相互に前
    進後退させるために前記固定ワイヤの前記基部端に連結
    された可動の部材を含むことを特徴とする請求項41記
    載の経皮経管腔挿入システム。
  71. 【請求項71】 前記ハンドルが、望遠鏡のような末端
    部および基部および前記望遠鏡のような末端部および基
    部の移動を制限する止め金を含むことを特徴とする請求
    項70記載の経皮経管腔挿入システム。
  72. 【請求項72】 前記止め金が、前記望遠鏡のような末
    端部および基部の一方の表面を通って伸びる溝および、
    前記望遠鏡のような末端部および基部のそのもう一方か
    ら前記溝の中へ伸びる突出部を含むことを特徴とする請
    求項71記載の経皮経管腔挿入システム。
  73. 【請求項73】 前記ハンドルが、さらに前記望遠鏡の
    ような末端部および基部を相互に解除可能に固定する手
    段を含むことを特徴とする請求項70記載の経皮経管腔
    挿入システム。
  74. 【請求項74】 前記調節アセンブリの可撓性末端が、
    欠陥部位に隣接する身体の管腔の形に合うように曲がり
    得ることを特徴とする請求項41記載の経皮経管腔挿入
    システム。
JP5027508A 1992-01-22 1993-01-22 補綴用閉塞材の経皮経管腔的前端装填式挿入および回収のための装置および方法 Pending JPH0622970A (ja)

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