JPH06229383A - スクリュー圧縮装置 - Google Patents

スクリュー圧縮装置

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JPH06229383A
JPH06229383A JP1510193A JP1510193A JPH06229383A JP H06229383 A JPH06229383 A JP H06229383A JP 1510193 A JP1510193 A JP 1510193A JP 1510193 A JP1510193 A JP 1510193A JP H06229383 A JPH06229383 A JP H06229383A
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JP
Japan
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pressure
oil
discharge passage
differential pressure
valve
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Withdrawn
Application number
JP1510193A
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English (en)
Inventor
Eisaku Shibuya
栄作 澁谷
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラインチラー等の低温用冷凍機や差圧駆動
式の四路切換弁をもつシステム等における低差圧条件下
での起動に際し、スライド弁3に作用する差圧駆動力を
早期に高めて該スライド弁3による迅速なロードアップ
を可能にする。 【構成】 吐出通路5の逆流を阻止する逆止弁体61
と、該弁体61を閉側に押す加圧室62と、高圧油溜7
から加圧室62への油の流入を許す油供給通路63と、
加圧室62から油溜7への油の流出を許す油排出通路6
4と、一側に高圧を他側に低圧及び差圧設定バネ65b
を作用させたピストン65cをもつ差圧駆動式の圧抜き
制御弁65とを設け、低差圧の起動時に加圧室62を閉
塞し、油圧力により逆止弁体61を閉じて吐出通路5を
閉鎖し、高圧の上昇を促進させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に冷凍機における冷
媒の圧縮用として使用され、いわゆる差圧駆動式のスラ
イド弁による容量制御機構を備えたスクリュー圧縮装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平2−11750号公報に開
示され且つ図3に示すように、ら旋状に沿う複数本のス
クリュー溝SをもつスクリューロータRと、該ロータR
の外周部を覆うケーシングDに切欠状に形成し、スクリ
ュー溝Sにおける圧縮過程部を低圧の空間Lに対して開
く一対の容量制御通路Mと、これら各通路Mの開度を調
節する一対のスライド弁Vと、該各スライド弁Vを開方
向に付勢する一対の付勢体Cとを備えている。更に、ス
クリューロータRの吐出側外方に、ピストンPを内装し
たシリンダNを設け、各スライド弁VをピストンPのロ
ッドTに操作ロッドI及び連結体Jを介して連結し、シ
リンダCのロッド側室A及びヘッド側室Bを、それぞれ
連通孔K,Oにより高圧の空間Hに連通させると共に、
シリンダCに複数の逃がし孔E,F,Gを設けて、これ
ら逃がし孔E,F,Gに、それぞれ電磁弁X,Y,Zを
もつ低圧連通路Q,U,Wを接続している。
【0003】こうして、全負荷時には、スライド弁Vの
一端側の低圧受圧面aに作用する低圧と、他端側の高圧
受圧面bに作用する高圧との差圧により、スライド弁V
を付勢体Cに抗して図示の位置に駆動し、容量制御通路
Mを閉じて100%容量で運転が行えるようにしてお
り、部分負荷時には、電磁弁X,Y,Zの一つを開き、
ピストンPをその開とした電動弁に対応する逃がし孔
E,F,Gを閉鎖する位置に位置決めすることにより、
スライド弁Vを図中右側に移動させ、容量制御通路Mの
開度を所定開度に調節して、例えば75%、50%、2
5%の容量で運転が行えるようにしている。
【0004】一方、起動時等で低圧と高圧との差圧が小
さい条件下では、スライド弁Vの高圧受圧面bに作用す
る差圧駆動力が付勢体Cの付勢力よりも小さく、付勢体
Cに抗してスライド弁Vを閉方向に駆動することができ
ないため、スライド弁Vを閉方向に駆動する作動室とな
る前記ロッド側室Aと、スクリューロータRにおける吐
出口近くの圧縮過程部であって吐出圧力よりも高いガス
圧が得られる部位dとの間を、電磁弁eをもつ連通路f
を介して接続し、起動当初に連通路fを開いてスライド
弁Vを閉方向に駆動できるようにし、ロードアップによ
る運転の早期立ち上げ等が行えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
差圧駆動式のスライド弁Vをもつものにおいて、吐出口
近くの圧縮過程部dからガス圧を取り出して導入する機
構を設けるものでは、低差圧条件下でのスライド弁Vの
駆動をある程度は改善できるものの、吐出口近くの圧縮
過程部dから取り出すガス圧は、起動当初には本来的に
あまり大きな値ではない点、並びに、該圧縮過程部dか
らロッド側室Aに導入するガス圧は、連通孔Kを通じて
外部の空間Hを経て吐出通路側に一部漏れること等か
ら、特に吸入側の低圧が低い運転条件下では不十分であ
り、例えばブラインチラー等の低温用冷凍機に使用した
場合には、低い低圧条件に引きずられて停止時の機内圧
力が3KG/平方センチメートル以下になり、吐出口近
くの圧縮過程部dから導入するガス圧では、スライド弁
Vを付勢体Cに抗して移動させることができない問題が
起こる。このような問題は、低圧の低い仕様をもつ冷凍
機で起こる他、差圧駆動式の四路切換弁をもつシステム
で、その切換え不良により吐出側と吸入側との間でバイ
パスが起こり、高圧と低圧との差圧がつき難くなる場合
にも発生する。
【0006】尚、このような低差圧条件下で起こる問題
に対し、吐出通路に一般的に介装される逆止弁を利用
し、この逆止弁のバネ力を強くして、スライド弁Vを駆
動し得る差圧がつくまで吐出側を閉鎖するようにするこ
とも考えられるが、このようにした場合には、逆止弁の
バネ力が定常運転時に吐出流体の圧力損失として常時働
くことになり、性能が低下してしまう問題が起こる。
【0007】本発明の主目的は、逆止弁のバネ力を強く
する場合のように吐出通路で大きな圧力損失を生じさせ
ることなく、低差圧条件下で確実にスライド弁を閉方向
に駆動でき、起動当初における迅速な運転の立ち上げ等
が行えるスクリュー圧縮装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、第一に、図1に示すように、スクリュー溝
10をもつスクリューロータ1と、前記スクリュー溝1
0における圧縮過程部を低圧の空間に対して開く容量制
御通路2と、この通路2の開度を調節するスライド弁3
と、このスライド弁3を開方向に付勢する付勢体4とを
備え、高圧と低圧との差圧により前記付勢体4に抗して
前記スライド弁3を閉方向に駆動するようにしたスクリ
ュー圧縮装置において、高圧の流体を取り出す吐出通路
5に、高圧と低圧との差圧が設定値を下回る低差圧時に
は通路を閉鎖し、高圧と低圧との差圧が設定値を上回る
高差圧時には通路の閉鎖を解除する弁手段6を設けた。
【0009】第二に、加えて、弁手段6が、定常運転時
には吐出通路5で生じる逆流を阻止する逆止弁として機
能できるようにするため、上記第一の手段において、弁
手段6が、吐出通路5を開閉して該吐出通路5で生じる
逆流を阻止する逆止弁体61と、この逆止弁体61の一
側に画成し、該逆止弁体61を閉側に押圧する力を発生
させる加圧室62と、高圧の油溜7から前記加圧室62
に向かう油の流入を許容する油供給通路63と、前記加
圧室62から油溜7に向かう油の流出を許容する油排出
通路64と、低差圧時には前記油排出通路64を閉じ、
高差圧時には前記油排出通路64を開く圧抜き制御弁6
5とを備える構成にした。
【0010】第三に、上記第二の手段において、特別に
電気的な制御を必要とすることなく圧縮装置の内部圧力
のみで加圧室62の油の給排が行えるようにするため、
圧抜き制御弁65が、一側に高圧を、他側に低圧及び差
圧設定バネ65bを各々作用させた差圧駆動式のピスト
ン65cを備え、このピストン65cの作動で油排出通
路64を開閉する機構をもつ構造にした。
【0011】第四に、上記第一の手段において、吐出通
路5の閉鎖及びその閉鎖の解除を、上記第二又は第三の
手段とは別の手段であってこれらの手段と同様に確実に
行わせるために、図2に示すように、弁手段6が、高圧
と低圧との差圧を検出する差圧検出器66と、この差圧
検出器66の出力で吐出通路5を開閉する電磁弁67と
を備える構成にした。
【0012】
【作用】上記第一の手段により、高圧と低圧との差圧が
設定値を下回る低差圧時、弁手段6により吐出通路5が
閉鎖される。これにより、高圧を早期に上昇させること
ができ、スライド弁3に作用する差圧駆動力を早期に高
めることができる。こうして、低差圧条件下でも、スラ
イド弁3を付勢体4に抗して閉側に移動させることがで
き、迅速なロードアップが行える。一方、高圧と低圧と
の差圧が設定値を上回る高差圧時には、弁手段6による
吐出通路5の閉鎖が解除され、吐出通路5から吐出流体
を取り出すことができる。そして、このように、低差圧
時には吐出通路5を閉鎖し、高差圧時にはその閉鎖を解
除するものであるから、逆止弁のバネ力を強くした場合
のように吐出通路5で大きな圧力損失を生じさせること
もなく、性能の低下も防止できる。
【0013】上記第二の手段により、低差圧時には、圧
抜き制御弁65により油排出通路64は閉じられ、油供
給通路63を介して、加圧室62には油溜7から油が流
入されるのみである。こうして、加圧室62の油は油溜
7に流出することはできず、逆止弁体61が開方向に移
動しようとしても、加圧室62で発生する油圧力により
この開方向の移動は妨げられ、逆止弁体61で吐出通路
5が閉鎖されている状態が維持される。一方、高差圧時
には、圧抜き制御弁65により油排出通路64が開か
れ、加圧室62と油溜7とは相互に連通されて、加圧室
62の油は油溜7に自由に流出することができ、加圧室
62の圧力は、油溜7や吐出通路5と同じく高圧に均圧
された状態になる。こうして、吐出通路5には、単に逆
止弁体61が介装されているだけの状態になり、吐出通
路5の取り出し方向に沿って流れる順方向の吐出流体は
自由に取り出すことができ、逆方向の流れに対してはこ
れを阻止する逆止弁として機能できることになる。この
ため、別途に逆止弁を設ける必要がなく、それだけ構成
を簡易化することができる。
【0014】上記第三の手段により、高圧と低圧との差
圧が差圧設定バネ65bの設定値を下回る低差圧時に
は、油排出通路64が閉じられ、高圧と低圧との差圧が
差圧設定バネ65bの設定値を上回る高差圧時には、油
排出通路64が開かれる。こうして、圧抜き制御弁65
に備えるピストン65cの作動で油排出通路64の開閉
が行え、逆止弁体61による吐出通路5の閉鎖とその解
除が自動的に行えるのであるから、特別に電気的な制御
を必要とすることもない。
【0015】上記第四の手段により、差圧検出器66で
低差圧が検出されたとき電磁弁67が閉じて吐出通路5
が閉鎖され、これにより、低差圧時に高圧を早期に上昇
させることができ、スライド弁3の閉方向への駆動が可
能になる。一方、差圧検出器66で高差圧が検出された
ときには、電磁弁67が開いて吐出通路5の閉鎖が解除
され、定常運転に移行することができる。こうして、差
圧検出器66と電磁弁67とを用いることにより、吐出
通路5の閉鎖及びその閉鎖の解除を確実に行うことがで
きる。
【0016】
【実施例】図1に示すものは、作動流体にフロン系のガ
スを用いたシングルスクリュー式の冷凍機用スクリュー
圧縮装置であって、圧縮機ケーシング8に、スクリュー
溝10をもつスクリューロータ1と、該ロータ1にシャ
フト81を介して連結するモータ82とを内装し、スク
リュー溝10に図示しない一対のゲートロータを係合さ
せて該スクリュー溝10内に圧縮空間を画成すると共
に、スクリュー溝10における圧縮過程部を低圧の空間
83に対して開く一対の容量制御通路2に、開度調節用
のスライド弁3を各々臨ませ、該各スライド弁3の一側
後方部に、各スライド弁3を開方向に付勢するコイルス
プリングから成る付勢体4と、図3と同様なシリンダ8
4及びピストン85をもつ容量制御機構とを設けて、ス
ライド弁3の後部及び前部に作用する高圧と低圧との差
圧により、該スライド弁3を付勢体4に抗して閉方向に
駆動させるようにしている。
【0017】スクリューロータ1で圧縮した高圧の吐出
流体は高圧通路86から油回収タンク87を経て吐出通
路5に取り出され、四路切換弁91、凝縮器92、膨張
機構93及び蒸発器94を通過した後、低圧の吸入流体
として吸入通路95から再び圧縮機ケーシング8の内部
に戻るようになっている。
【0018】以上の構成において、吐出通路5に、高圧
と低圧との差圧が設定値を下回る低差圧時には通路を閉
鎖し、高圧と低圧との差圧が設定値を上回る高差圧時に
は通路の閉鎖を解除する弁手段6を設ける。
【0019】具体的に、弁手段6は、弁箱60内におい
て吐出通路5を開閉して該吐出通路5で生じる逆流を阻
止する逆止弁体61と、この逆止弁体61の一側背方に
設ける操作ピストン61aを収容する収容シリンダ62
aの内部に画成し、逆止弁体61を閉側に押圧する力を
発生させる加圧室62と、油回収タンク87の底部に溜
める高圧の油溜7から加圧室62に向かう油の流入を許
容する逆止弁63aをもつ油供給通路63と、逆止弁6
3aと並列に接続し、加圧室62から油溜7に向かう油
の流出を許容する油排出通路64と、低差圧時には油排
出通路64を閉じ、高差圧時には油排出通路64を開く
圧抜き制御弁65とを備える。尚、逆止弁体61の背方
には、該逆止弁体61の作動を安定化させる弱いバネ力
をもつバネ体61bを付設している。
【0020】更に、圧抜き制御弁65は、差圧検出器と
電磁弁との組み合わせにより構成することも可能である
が、このものでは、弁箱65aの内部に、一側に油溜7
から導く高圧を、他側に圧縮機ケーシング8の低圧の空
間83から導く低圧及び差圧設定バネ65bを各々作用
させた差圧駆動式のピストン65cを備え、このピスト
ン65cの作動で油排出通路64を開閉する機構をもつ
構造にしている。
【0021】こうして、起動当初等の低差圧時には、圧
抜き制御弁65のピストン65cにより油排出通路64
は閉じられ、加圧室62の油は油溜7に戻ることはでき
ず、逆止弁体61は開方向に移動することなく、吐出通
路5は閉鎖される。これにより、高圧を早期に上昇させ
ることができ、スライド弁3に作用する差圧駆動力を早
期に高めることができ、スライド弁3を付勢体4に抗し
て閉側に移動させることができて、迅速なロードアップ
が行える。
【0022】そして、高圧が高まって低圧との差圧が大
きくなった高差圧時には、圧抜き制御弁65のピストン
65cにより油排出通路64が開かれ、加圧室62と油
溜7とが相互に連通されて加圧室62の油は油溜7に自
由に流出できることになる。こうして、吐出通路5に
は、単に逆止弁体61が介装されているだけの状態とな
り、逆流に対してはこれを阻止する逆止弁として機能で
きることになる。
【0023】ところで、上記実施例では、逆止弁体61
の背方に導入する油の給排により吐出通路5を閉鎖及び
その閉鎖の解除を行うようにしたが、図2に示すよう
に、弁手段6を、吐出通路5における高圧と吸入通路9
5における低圧との間の差圧を検出する差圧検出器66
と、この差圧検出器66の出力で吐出通路5を開閉する
電磁弁67とにより構成し、電磁弁67を、別に設ける
逆止弁50の前段部に介装するようにしてもよく、この
場合にも、上記実施例と同様に吐出通路5の閉鎖及びそ
の閉鎖の解除を確実に行うことができる。尚、この場
合、電磁弁67は、該電磁弁67が開く定常時に吐出通
路5に大きな通路抵抗を付与しないように、その口径が
十分に大きなものを採用するのが好ましい。
【0024】尚、上記各実施例において、図3で示した
吐出口近くの圧縮過程部dから圧力を取り出す連通路f
を、図1及び図2に示したピストン85のロッド側室8
5aに接続し、吐出通路5の閉鎖と連通路fによるガス
圧の導入とを併用して行うようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、逆
止弁のバネ力を強くした場合のように定常時に性能を低
下させてしまうことがなく、ブラインチラー等の低温用
冷凍機や差圧駆動式の四路切換弁をもつシステムにおけ
る低差圧条件下での起動等に際して、スライド弁3に作
用する差圧駆動力を早期に高めることができ、該スライ
ド弁3を付勢体4に抗して閉側に移動させることがで
き、迅速なロードアップにより運転の早期立ち上げ等が
可能になる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、逆止弁体6
1が、定常運転時に吐出通路5で生じる逆流を阻止する
逆止弁として機能できることになり、別途に逆止弁を介
装する必要性をなくせて、それだけ構成を簡易化するこ
とができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、特別に電気
的な制御を必要とすることなく圧縮装置の内部圧力のみ
で、逆止弁体61による吐出通路5の閉鎖とその解除と
が行え、一層の構成の簡易化が図れる。
【0028】請求項4記載の発明によれば、差圧検出器
66と電磁弁67とによっても、吐出通路5の閉鎖及び
その解除を同様に確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリュー圧縮装置の第一実施例
を示す断面図。
【図2】同第二実施例を示す断面図。
【図3】従来のスクリュー圧縮装置の断面図。
【符号の説明】
1;スクリューロータ、10;スクリュー溝、2;容量
制御通路、3;スライド弁、4;付勢体、5;吐出通
路、6;弁手段、61;逆止弁体、62;加圧室、6
3;油供給通路、64;油排出通路、65;圧抜き制御
弁、65b;差圧設定バネ、65c;ピストン、66;
差圧検出器、67;電磁弁、7;油溜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリュー溝10をもつスクリューロータ
    1と、前記スクリュー溝10における圧縮過程部を低圧
    の空間に対して開く容量制御通路2と、この通路2の開
    度を調節するスライド弁3と、このスライド弁3を開方
    向に付勢する付勢体4とを備え、高圧と低圧との差圧に
    より前記付勢体4に抗して前記スライド弁3を閉方向に
    駆動するようにしたスクリュー圧縮装置において、高圧
    の流体を取り出す吐出通路5に、高圧と低圧との差圧が
    設定値を下回る低差圧時には通路を閉鎖し、高圧と低圧
    との差圧が設定値を上回る高差圧時には通路の閉鎖を解
    除する弁手段6を設けていることを特徴とするスクリュ
    ー圧縮装置。
  2. 【請求項2】弁手段6が、吐出通路5を開閉して該吐出
    通路5で生じる逆流を阻止する逆止弁体61と、この逆
    止弁体61の一側に画成し、該逆止弁体61を閉側に押
    圧する力を発生させる加圧室62と、高圧の油溜7から
    前記加圧室62に向かう油の流入を許容する油供給通路
    63と、前記加圧室62から油溜7に向かう油の流出を
    許容する油排出通路64と、低差圧時には前記油排出通
    路64を閉じ、高差圧時には前記油排出通路64を開く
    圧抜き制御弁65とを備える請求項1記載のスクリュー
    圧縮装置。
  3. 【請求項3】圧抜き制御弁65が、一側に高圧を、他側
    に低圧及び差圧設定バネ65bを各々作用させた差圧駆
    動式のピストン65cを備え、このピストン65cの作
    動で油排出通路64を開閉する機構をもつ請求項2記載
    のスクリュー圧縮装置。
  4. 【請求項4】弁手段6が、高圧と低圧との差圧を検出す
    る差圧検出器66と、この差圧検出器66の出力で吐出
    通路5を開閉する電磁弁67とを備える請求項1記載の
    スクリュー圧縮装置。
JP1510193A 1993-02-02 1993-02-02 スクリュー圧縮装置 Withdrawn JPH06229383A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3489596A1 (en) * 2017-11-22 2019-05-29 Evolving Living Innovation Center E.L.I.C. S.r.l. Improved heat pump apparatus for air renewal in domestic rooms and the method of operation thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3489596A1 (en) * 2017-11-22 2019-05-29 Evolving Living Innovation Center E.L.I.C. S.r.l. Improved heat pump apparatus for air renewal in domestic rooms and the method of operation thereof

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