JPH06228955A - 杭圧入自動制御方法 - Google Patents

杭圧入自動制御方法

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JPH06228955A
JPH06228955A JP5456293A JP5456293A JPH06228955A JP H06228955 A JPH06228955 A JP H06228955A JP 5456293 A JP5456293 A JP 5456293A JP 5456293 A JP5456293 A JP 5456293A JP H06228955 A JPH06228955 A JP H06228955A
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fluid pressure
pressure cylinder
pile
press
pulse
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JP5456293A
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Morio Kitamura
北村  精男
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Giken Seisakusho Co Ltd
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Giken Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 杭圧入時にパルス流体圧シリンダを高速往復
作動させることでメイン流体圧シリンダの圧入力を増加
することなく硬質地盤での杭圧入を容易にする。 【構成】 杭圧入引抜機のサドル2と昇降体5(チャッ
ク本体7)との間に取付けられたメイン流体圧シリンダ
8と別にパルス流体圧シリンダ11を設け、メイン流体
圧シリンダ8及びパルス流体圧シリンダ11の圧入力値
を検出し、その検出値に基づいて各流体圧シリンダ8,
11の作動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杭圧入引抜機の杭挟持
体にメイン流体圧シリンダとパルス流体圧シリンダを備
え、各流体圧シリンダの圧入力を検出し、この検出値に
基づいて、互いの流体圧シリンダの作動を制御し杭を圧
入する杭圧入自動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の杭圧入引抜機の杭の圧入方
法を示したものであり、鋼矢板等の既設杭P列をサドル
に垂下されたクランプ1・・・で掴持する。このサドル
2にはスライドベース3が取付けられていて、その上部
には摺動レール6を設けたマスト4が立設されている。
このマスト4の摺動レール6に昇降体5が取付けられて
いる。チャック本体7は前記の昇降体5の先端に一体に
形成されている。そしてこの昇降体5の上下動は流体圧
シリンダ14の伸縮作動により行われ前記チャック本体
7に取付けられたチャック10の下降により新設杭15
を地盤に圧入し杭列を施工する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような杭の圧入に
際して、圧入現場の地盤が硬質の場合は、圧入杭の先端
抵抗や周面摩擦抵抗及びセクション抵抗が大きく、杭の
圧入が容易ではない。そのためチャックを下降作動させ
る流体圧シリンダの作動圧力を増加しなければならな
い。このため、杭圧入引抜機が大型のものとなつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、パルス流体圧シリンダの流体圧力及び流
体流量を検出し、その値が演算装置においてメイン流体
圧シリンダの設定圧入力以下と判断された場合は、メイ
ン流体圧シリンダを自動的に作動させて、その圧入力値
を最適値に制御することを特徴とし、メイン流体圧シリ
ンダの圧入力を検出し、その値が演算装置においてメイ
ン流体圧シリンダの設定圧入力値以上と判断された場合
は、パルス流体圧シリンダを自動的に作動させることを
特徴とし、また、パルス流体圧シリンダの上下動作を検
出し、上昇動作であることか判断された場合は、メイン
流体圧シリンダの下降を停止させることを特徴とする。
【0005】
【作用】パルス流体圧シリンダを高速往復作動させて硬
質地盤の土を粉砕しながら杭を圧入するため杭先端抵抗
や周面摩擦抵抗及びセクション抵抗が低減されて、パル
ス流体圧シリンダの流体圧及び流量値がメイン流体圧シ
リンダの設定圧入力値以下になるとメイン流体圧シリン
ダを作動させ、その圧入力値を最適値に制御しながら杭
を圧入する。またメイン流体圧シリンダが作動中に硬質
地盤に遭遇し、その圧入力値が設定圧入力値以上になる
とパルス流体圧シリンダを高速往復作動させて硬質地盤
の土を粉砕し杭先端抵抗や周面摩擦抵抗及びセクション
抵抗を低減させる。また、パルス流体圧シリンダが上昇
動作中はメイン流体圧シリンダは下降動作を停止させ、
下降動作時にはメイン流体圧シリンダも同時に下降させ
て圧入速度が増加するようにする。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図4に基づいて
説明する。既設杭P列を掴持するクランプ1が垂下され
たサドル2に摺動自在にスライドベース3を載置する。
このスライドベース3の上部にマスト4を立設し、この
マスト4の前部には昇降体5が上下動する摺動レール6
が取付けられている。前記昇降体5の先端にはチャック
本体7が一体に形成され、このチャック本体7を上下に
駆動するメイン流体圧シリンダ8をスライドベース3の
前部と昇降体5との間に垂直状態に取付ける。
【0007】前記チャック本体7の内側にはチャック回
転部16を介し、その内周面に形成された摺動レール兼
回転止突条9に案内されてチャック本体7内を上下動す
るチャック10が内装されている。そしてチャック本体
7とチャック10との間には前記チャック回転部16を
介しパルス流体圧シリンダ11が取付けられている。こ
の構成によりチャック10はメイン流体圧シリンダ8及
びパルス流体圧シリンダ11により別々に上下動するこ
とができ、また両流体圧シリンダ8、11により同時に
上下動することができる。チャック回転部16は回転機
構(図示なし)によりギア17に回転力が伝達されチャ
ック本体7内を回転することができる。この回転にとも
ないチャック10は摺動レール兼回転止突条9で係合さ
れているため同時に回転する。マスト4の後部とスライ
ドベース3との間に設けた反発シリンダ12は杭圧入引
抜機に押圧力を与えて杭圧入引抜機の傾斜を防止するた
めのものである。
【0008】次に本発明の実施例の動作を図5ないし図
8に基づいて説明する。杭圧入現場において地盤が硬
く、メイン流体圧シリンダ8の作動では杭が圧入できな
い場合は、最初はパルス流体圧シリンダ11を高速で往
復作動し、杭の先端部により硬い土を破砕し杭の先端抵
抗を低減しながら杭を土中に圧入する。
【0009】この際、図5及び図8に示すようにパルス
流体圧シリンダ11に取付けられている流体圧センサ及
び流体流量センサにより流体圧力及び流体流量を検出
し、その各検出値を演算装置13に入力し、演算装置1
3に予め格納されたメイン流体圧シリンダ8の作動する
設定された圧入力値及び流体流量値と比較して設定値以
下と判断された場合は、メイン流体圧シリンダ8を作動
し杭を圧入する。
【0010】次に、最初はメイン流体圧シリンダ8を作
動して、チャック10に保持した杭をチャック本体7と
共に、下降し杭を土中に圧入する。この場合、パルス流
体圧シリンダ11は圧流体の供給を停止しており、杭は
チャック本体7と共に下降し圧入される。図6及び図8
に示すようにメイン流体圧シリンダ8の作動時は常時そ
の圧入力値がセンサにより検出されて演算装置13に入
力され、演算装置13において格納されているメイン流
体圧シリンダ8の杭の圧入を実行する設定圧入力値と比
較されている。
【0011】杭をある深さに圧入したところで硬い地盤
に遭遇し、メイン流体圧シリンダ8の圧入力値が設定圧
入力値以上になったとが演算装置13により判断される
と、パルス流体圧シリンダ11が作動する。このパルス
流体圧シリンダ11によりチャック10が高速で往復作
動し、杭先端部の硬い土を破砕するので先端抵抗が低減
されると共に杭周面抵抗及びセクション抵抗も低減され
るため硬質の地盤でも容易に圧入することができる。
【0012】次に、上記メイン流体圧シリンダ8とパル
ス流体圧シリンダ11とを同時に作動することによりそ
れぞれの圧入力が相乗してチャック10及びチャック本
体7に作用するため杭の圧入スピードは増加する。この
場合図7及び図8に示すようにパルス流体圧シリンダ1
1の流体圧を検出してパルス流体圧シリンダが下降作動
中でないことが判断されるとメイン流体圧シリンダ8の
下降作動を停止させ、常時、両流体圧シリンダ8、11
を協動させることにより圧入スピードを増加するように
している。この様にして圧入作業時間を短縮することが
できるため、作業性が向上する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダ容量が小さく
圧入力の小さなメインシリンダを備えた小型杭圧入引抜
機でも、パルス流体圧シリンダを設け、このシリンダを
高速で往復運動させることにより杭の先端抵抗や周面摩
擦抵抗及びセクション抵抗を低減させることができるた
め、メインシリンダの圧入力値を上げることなく、硬質
の地盤でも容易に杭を圧入することができる。またメイ
ンシリンダとパルスシリンダの両方を同時に作動させる
ことにより圧入スピードを増加することができ、杭の圧
入作業時間が短縮されて作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御を行う杭圧入引抜機の側面図
【図2】図3のA−A線縦断側面図
【図3】図1のB−B線横断平面図
【図4】本発明の制御を行う杭圧入引抜機の平面図
【図5】本発明の一作用を示すフローチャート
【図6】本発明の一作用を示すフローチャート
【図7】本発明の一作用を示すフローチャート
【図8】本発明の制御系のブロック図
【図9】従来の杭圧入引抜機の側面図
【符号の説明】
1 クランプ 2 サドル 3 スライドベース 4 マスト 5 昇降機 6 摺動レール 7 チャック本体 8 メイン流体圧シリンダ 9 摺動レール兼回転止突条 10 チャック 11 パルス流体圧シリンダ 12 反発シリンダ 13 演算装置 14 流体圧シリンダ 15 新設杭 16 チャック回転部 17 ギア P 既設杭

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス流体圧シリンダの流体圧力及び流
    体流量を検出し、その値が演算装置においてメイン流体
    圧シリンダの設定圧入力値以下と判断された場合は、メ
    イン流体圧シリンダを自動的に作動させると共に、その
    杭圧入力値を最適値に制御する杭圧入自動制御方法。
  2. 【請求項2】 メイン流体圧シリンダの圧入力を検出
    し、その値が演算装置においてメイン流体圧シリンダの
    設定圧入力値以上と判断された場合は、パルス流体圧シ
    リンダを自動的に作動させる請求項1記載の杭圧入自動
    制御方法。
  3. 【請求項3】 パルス流体圧シリンダの上下動作を圧入
    力値により検出し、上昇動作であることが判断された場
    合は、メイン流体圧シリンダの下降を停止させる請求項
    1又は2記載の杭圧入自動制御方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543302A (en) * 1977-06-08 1979-01-11 Hazama Gumi Method of drilling hole with fixed aperture that use high pressure water jet
JPH0484434U (ja) * 1990-11-30 1992-07-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543302A (en) * 1977-06-08 1979-01-11 Hazama Gumi Method of drilling hole with fixed aperture that use high pressure water jet
JPH0484434U (ja) * 1990-11-30 1992-07-22

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