JPH06228925A - 溜水処理方法及び溜水処理ロボット - Google Patents

溜水処理方法及び溜水処理ロボット

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JPH06228925A
JPH06228925A JP5039497A JP3949793A JPH06228925A JP H06228925 A JPH06228925 A JP H06228925A JP 5039497 A JP5039497 A JP 5039497A JP 3949793 A JP3949793 A JP 3949793A JP H06228925 A JPH06228925 A JP H06228925A
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JP
Japan
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water
accumulated
base body
traveling
stagnant
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JP5039497A
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English (en)
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Shoji Sofue
昭治 祖父江
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 降雨後や散水後の地表等に溜った水を短時間
で効率よく除去することができる溜水処理方法及び溜水
処理ロボットを提供する。 【構成】 不整地1をくまなく巡回するように溜水処理
ロボット2を走行させ、不整地1の水たまり11を水検
知センサ24で検知し、油圧シリンダ26を伸長動作さ
せて水吸込口25を不整地1に接近させ、水たまり11
に溜った水を吸引ポンプ28で水吸込口25から水タン
ク223に吸い上げ、水タンク223に溜った水を水発
散器224の高周波振動子227で噴霧化して空気中に
発散させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地表に溜った雨水等の
除去に好適な溜水処理方法及び溜水処理ロボットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば屋外の建設現場では、導水用の素
堀り側溝を適宜形成して、降雨後や散水後に水たまりが
出来るのを避るようにしている。しかしながら、屋外の
建設現場は殆どが凹凸のある不整地であり、凹地に溜っ
た水は素堀り側溝に流れ込まずそのまま水たまりとなる
場合が多い。そして、前記凹地に水が溜ると従来は、蒸
発するか地中にしみ込んで自然に無くなるまで待ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、凹地に水が溜
ると、その水が自然に無くなるまで現場の作業を休止し
て待たなければならず、工期が延びてしまう等工程上の
不具合を生じていた。本発明は前記事情に鑑みてなされ
たものであり、降雨後や散水後の地表等に溜った水を短
時間で効率よく除去することができる溜水処理方法及び
溜水処理ロボットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は溜水処理方法に関するもの
で、水が溜った場所を検知しつつ走行体を走行させ、前
記水が溜った場所において前記走行体を停止させ、前記
走行体に搭載した吸引装置により前記溜った水を吸引
し、且つ、前記走行体に搭載した水発散手段により前記
吸引した水を噴霧化して空気中に発散するようにしたこ
とを特徴とする。
【0005】また、請求項2記載の本発明は溜水処理ロ
ボットに関するもので、走行手段と、前記走行手段に支
持された基体と、前記基体の近傍に配設された水検知手
段と、前記基体に支持された吸引装置と、前記吸引装置
に接続され、前記基体の近傍に配設された水吸込口と、
前記基体に支持され、前記吸引装置で吸引された水を貯
留する水タンクと、前記水タンク内の水を噴霧化して空
気中に発散する水発散手段とを備えることを特徴とす
る。さらに、請求項3記載の本発明は、前記水発散手段
は高周波振動子を含んで構成されているものとした。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による溜水処理ロボット
の概略構成を示す側面図である。
【0007】図1において1は不整地であり、この不整
地1には水たまり11ができている。また、図1におい
て2は不整地1上を走行する溜水処理ロボットである。
溜水処理ロボット2は図1に示すように一対のクローラ
21(走行手段、走行体に相当、図1中では一方のみ示
している)を備えており、クローラ21の回転により溜
水処理ロボット2が走行する。クローラ21の回転は、
溜水処理ロボット2に搭載された不図示の制御部により
制御される。また、クローラ21上には、加湿器の原理
を応用した噴霧機22が配設されている。
【0008】この噴霧機22は図2に示すように、クロ
ーラ21上に支持される基体221と、基体221のタ
ンク装着部222に装着される水タンク223と、基体
221内に組み込まれ、水タンク223内の水を噴霧化
して空気中に発散する水発散器224(水発散手段に相
当)とで構成されている。水タンク223と水発散器2
24とは、タンク装着部222の下方の基体221部分
に配設された給水管225により連通しており、水タン
ク223に貯留された水は給水管225を介して水発散
器224に給水される。
【0009】水発散器224には図2に示すように筒体
226が設けられており、給水管225を介して供給さ
れた水タンク223からの水は、この筒体226の底部
に導かれる。また、筒体226の底部には図3に示すよ
うに高周波振動子227と送風口228とが配設されて
いる。この高周波振動子227と送風口228とは前記
不図示の制御部の制御により作動し、高周波振動子22
7と送風口228とが作動すると、筒体226の底部に
導かれた水タンク223からの水が噴霧化され、その噴
霧が送風口228からの送風で筒体226内の上方に送
られて、筒体226の上端から空気中に発散される。
【0010】図1に示すように、基体221の前部には
アーム23の基端が接続され、その先端は前方へ水平に
延出されている。アーム23の先端には、不整地1上の
水が溜った場所を検知する水検知センサ24(水検知手
段に相当)が取着され、水検知センサ24は基体221
の近傍に配設されている。この水検知センサ24は前記
不図示の制御部に接続されており、水たまり11を水検
知センサ24が検知すると、不図示の制御部は前記クロ
ーラ21の回転を停止させ、その水たまり11に溜った
水が水検知センサ24で検知されなくなるまで、溜水処
理ロボット2を水たまり11のある場所に停止させる。
【0011】また、基体221の前方で該基体21や水
検知センサ24の近傍箇所には、水吸込口25が不整地
1に向けて配設されている。この水吸込口25は、前記
アーム23から垂下された油圧シリンダ26に支持され
ている。この油圧シリンダ26は、通常は縮小状態で水
吸込口25を不整地1から上方に離間させており、水検
知センサ24が水たまり11を検知して溜水処理ロボッ
ト2が停止したときに、前記不図示の制御部の制御によ
り伸長し水吸込口25を不整地1に接近させる。さら
に、水吸込口25の上部には吸引ホース27の一端が接
続され、その他端は図2に示すように、水タンク223
の側部上方に設けられた給水口229に接続されてい
る。
【0012】水吸込口25と吸引ホース27との間には
吸引ポンプ28が介設されている。この吸引ポンプ28
は、水検知センサ24が水たまり11を検知して溜水処
理ロボット2が停止したときに、前記不図示の制御部の
制御により作動し、吸引ポンプ28が作動すると、水吸
込口25が臨む不整地1から水が吸い上げられる。吸い
上げられた水は、吸引ホース27及び給水口229を介
して水タンク223内に貯留される。尚、本実施例で
は、吸引ホース27と吸引ポンプ28とで吸引装置が構
成されている。
【0013】従って、例えば前記不図示の制御部により
クローラ21の回転を制御して、溜水処理ロボット2を
あらかじめ定められた走行経路に沿い自動走行させる
等、不整地1をくまなく巡回するように溜水処理ロボッ
ト2を走行させ、不整地1の水たまり11を水検知セン
サ24で検知し、油圧シリンダ26の伸長動作により水
吸込口25を不整地1に接近させ、水たまり11に溜っ
た水を吸引ポンプ28で水吸込口25から水タンク22
3に吸い上げ、水タンク223に溜った水を水発散器2
24の高周波振動子227で噴霧化して空気中に発散さ
せることで、水たまり11に溜った水を短時間で効率よ
く除去することができる。
【0014】尚、本実施例では、水タンク223に溜っ
た水を水発散器224の高周波振動子227で噴霧化す
る場合について説明したが、水発散手段はこのような構
成に限定されず、例えば熱により蒸気化して水を空気中
に発散させるもの等、本実施例で示した方式以外の手段
によるものとしてもよい。また、溜水処理ロボット2
は、本実施例では溜水処理ロボット2をあらかじめ定め
られた走行経路に沿って自動走行させるものとしたが、
例えばリモートコントローラを用いて遠隔操作で走行さ
せてもよく、或は溜水処理ロボット2に搭乗したオペレ
ータの運転により走行させてもよい。
【0015】さらに、本実施例では、クローラ21を備
える溜水処理ロボット2について説明したが、クローラ
21に代えて例えばタイヤ等の車輪を用いてもよい。ま
た、本実施例では、水検知センサ24と水吸込口25と
を基体221の前方に配設したが、これらの配設位置は
基体221の前方に限定されず、基体221の下方で一
対のクローラ21間の箇所等であってもよい。さらに、
本発明の溜水処理方法を実施するために用いる装置類
は、実施例で示した構成の溜水処理ロボット2に限定さ
れない。
【0016】そして、本実施例では、不整地1の水たま
り11に溜った水を除去する場合について説明したが、
本発明の溜水処理方法及び溜水処理ロボットは、例えば
建築物の床面の水の除去等、屋外屋内を問わず種々の場
所に広く適用可能であることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
が溜った場所を検知しつつ走行体を走行させ、前記水が
溜った場所において前記走行体を停止させ、前記走行体
に搭載した吸引装置により前記溜った水を吸引し、且
つ、前記走行体に搭載した水発散手段により前記吸引し
た水を噴霧化して空気中に発散するようにしたので、降
雨後や散水後の地表等に溜った水を短時間で効率よく除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による溜水処理ロボットの概
略構成を示す側面図である。
【図2】図1に示す噴霧機の概略構成を示す拡大斜視図
である。
【図3】図2に示す噴霧機の要部構成を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
11 水たまり 2 溜水処理ロボット 21 クローラ(走行体、走行手段) 221 基体 223 水タンク 224 水発散器(水発散手段) 227 高周波振動子 24 水検知センサ(水検知手段) 25 水吸込口 27 吸引ホース(吸引装置) 28 吸引ポンプ(吸引装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が溜った場所を検知しつつ走行体を走
    行させ、 前記水が溜った場所において前記走行体を停止させ、 前記走行体に搭載した吸引装置により前記溜った水を吸
    引し、且つ、前記走行体に搭載した水発散手段により前
    記吸引した水を噴霧化して空気中に発散するようにし
    た、 ことを特徴とする溜水処理方法。
  2. 【請求項2】 走行手段と、 前記走行手段に支持された基体と、 前記基体の近傍に配設された水検知手段と、 前記基体に支持された吸引装置と、 前記吸引装置に接続され、前記基体の近傍に配設された
    水吸込口と、 前記基体に支持され、前記吸引装置で吸引された水を貯
    留する水タンクと、 前記水タンク内の水を噴霧化して空気中に発散する水発
    散手段と、 を備えることを特徴とする溜水処理ロボット。
  3. 【請求項3】 前記水発散手段は高周波振動子を含んで
    構成されている請求項2記載の溜水処理ロボット。
JP5039497A 1993-02-03 1993-02-03 溜水処理方法及び溜水処理ロボット Pending JPH06228925A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106473669A (zh) * 2015-08-27 2017-03-08 科沃斯机器人股份有限公司 水箱及其清洁机器人
CN108951513A (zh) * 2018-07-20 2018-12-07 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 一种收集积水和洒水的推车
CN110295563A (zh) * 2019-06-28 2019-10-01 张红宾 一种机场维护用飞机跑道高压吹气型清扫装置

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CN108951513B (zh) * 2018-07-20 2023-08-04 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 一种收集积水和洒水的推车
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